JP4554052B2 - 遊技部材及び遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技部材及び遊技機に関し、詳細には遊技機の遊技盤の表面に配設され、遊技球の流下方向を変更することが可能な遊技部材及び当該遊技部材を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機、例えばパチンコ機では、遊技球が流下する遊技盤の中央に液晶表示装置等を備えた図柄表示装置を設け、遊技球が図柄表示装置の直下に設けられている始動口に入球したときに、その図柄表示装置に表示されている数字等の図柄をスクロールして変動表示し、ループカウンター等を用いた抽選結果により大当たりを決定し、その結果に基づいて遊技者に大当たりであることを報知する大当たり図柄や、確率変動や時間短縮等の特別遊技状態が生起することを遊技者に報知する特定大当たり図柄を図柄表示装置に表示するようになっていた。近年は、図柄表示装置にアニメのキャラクター等の各種の図柄を表示することも多くなり、液晶表示装置の画面を大きくするために図柄表示装置が大型化する傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の遊技機では、図柄表示装置が大型化すると、遊技盤の左右端に各々設けられているサイドランプと図柄表示装置との間の遊技球の流下する領域が狭くなり、遊技球の流下方向の変化が乏しくなるという問題点がある。遊技球の流下方向の変化が乏しくなると遊技機本来の遊技性が損なわれ遊技者の遊技意欲が低下するという問題点がある。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、遊技機の遊技盤の表面に配設され、遊技球の流下方向を変更することが可能な遊技部材及び遊技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明の遊技部材では、遊技球が流下する遊技盤の表面に遊技球を排出する少なくとも二つ以上の遊技球排出口と、遊技球が飛込む遊技球飛込口とが設けられ、前記遊技球飛込口に入球した遊技球を、前記遊技球排出口の何れかに、振分部により振り分けて案内する遊技部材であって、前記遊技部材は、前記遊技盤の遊技領域の略中央に設けられた図柄を変動表示する特別図柄表示装置の側面に設けられ、前記遊技球飛込口から前記振分部に遊技球を案内する第一の通路と、前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口の内の第一の排出口へ遊技球を案内する第二の通路と、前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口の内の前記第一の排出口とは異なる第二の排出口へ遊技球を案内する第三の通路とを備え、前記第一の通路と前記第二の通路との接続部に曲面が形成され、前記振分部は、前記曲面の最低部に形成され、前記第二の通路と前記第三の通路との分岐部において、前記第三の通路に遊技球を導く第一の開口部が設けられ、当該第一の開口部に向けて、前記第一の通路と前記第二の通路との連通方向と直交方向に所定角度の下り勾配面が設けられ、さらに、前記分岐部から第一の遊技球排出口に向けて登り勾配を有したことにより構成したことを特徴とする。
【0006】
【0007】
また、請求項2に係る発明の遊技部材では、請求項1に記載の発明の遊技部材の構成に加えて、前記第一の開口部に向けて、前記第一の通路と前記第二の通路との連通方向と直交方向に所定角度の下り勾配面が設けられたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に係る発明の遊技部材では、請求項1又は2に記載の発明の遊技部材の構成に加え、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央に設けられたステージ方向に遊技球を排出する排出口であることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に係る発明の遊技機では、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技部材を備えたことを特徴とする。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第一の実施の形態について図面を参照して説明する。まず、本発明の第一の実施の形態のパチンコ機1の機械的構成について図面を参照して説明する。図1はパチンコ機1の正面図である。図1に示すように、パチンコ機1の正面の上半分の部分には、略正方形の遊技盤2が設けられ、遊技盤2には、後述するガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。パチンコ機1の遊技盤2の下方部には、図示外の発射機に遊技球を供給し、且つ賞品球を受ける上皿5が設けられ、上皿5の直下には、賞品球を受ける下皿6が設けられ、下皿6の右横には発射ハンドル7が、下皿6の上にはスピーカー27が設けられている。
【0019】
次に、遊技盤2の機械的構造について図2を参照して説明する。図2はパチンコ機1の遊技盤2の正面図である。遊技盤2には、ステンレス製帯板から構成されたガイドレール3を渦巻き状に配置して、当該ガイドレール3に囲まれた略円形の遊技領域4が設けられている。遊技領域4の略中央には、液晶表示装置28を備えた特別図柄表示装置8が設けられている。また、特別図柄表示装置8の右上方には電飾風車9が設けられ、左上方にも電飾風車10が設けられている。さらに、特別図柄表示装置8の右側には普通図柄始動ゲート11が設けられ、左側にも普通図柄始動ゲート12が設けられている。
【0020】
また、特別図柄表示装置8の下側には、特別図柄始動電動役物15が設けられており、その特別図柄始動電動役物15の下方には、大入賞口16が設けられている。さらに、普通図柄始動ゲート11の下方には、風車31が設けられ、風車31の下方には普通入賞口19が設けられている。また、普通図柄始動ゲート12の下方には、風車32が設けられ、風車32の下方には普通入賞口20が設けられている。さらに、特別図柄表示装置8の下部には遊技球を暫時載置可能にステージ21が水平に設けられ、ステージ21に飛び乗った遊技球は、ステージ21の直下に設けられている特別図柄始動電動役物15に向かって落下するようになっている。
【0021】
また、特別図柄表示装置8の上部には、普通図柄表示装置24が設けられており、1桁の数字や1文字のアルファベット等の図柄を表示できるようになっている。さらに、特別図柄表示装置8の右下には風車33が設けられ、特別図柄表示装置8の左下には風車34が設けられている。また、大入賞口16の右側には、普通入賞口35が設けられ、大入賞口16の左側には、普通入賞口36が設けられ、大入賞口16の下部には、入賞しなかった遊技球を回収するアウト口37が設けられている。
【0022】
さらに、遊技盤2上の遊技領域4の右端部には、ガイドレール3の内面に沿うように本発明の実施の形態である遊技部材40が図示外の木ねじにより固定されている。また、遊技盤2上の遊技領域4の左端部には、ガイドレール3の内面に沿うように本発明の実施の形態である遊技部材50が図示外の木ねじにより固定されている。尚、遊技部材50は、遊技部材40と左右対称の構造となっている。さらに、遊技盤2上には、上記以外に、種々の電飾ランプ、その他のLED、及び多数の障害釘等が設けられている。
【0023】
次に、図3乃至図7を参照して、遊技部材40の構造について説明する。図3は遊技部材40の正面図であり、図4は、図3に示す遊技部材40の左側面図であり、図5は、遊技部材40の表面の蓋板42を剥がした状態を示す断面図であり、図6は、図5に示す遊技部材40を斜め上方向から見た斜視図であり、図7は、図5に示す遊技部材40を裏面の斜め上方向から見た斜視図である。
【0024】
図3及び図4に示すように、遊技部材40は、樹脂から構成され、遊技領域4の右側端部でガイドレール3に沿うように右側面が円弧状に形成されている。また、図3に示すハッチング部分が、基板41の表面から略17mmの厚さとなっており、当該ハッチング部分に凸部40a及び凸部40bとが形成され、凸部40a及び凸部40b上に透明な樹脂板から構成された蓋板42が固定されている。さらに、図3及び図4に示すように、遊技部材40の左側面の上部には、遊技球88が入球する遊技球飛込口40cが設けられ、遊技部材40の左側面の長手方向の真中に、遊技球88が排出される第一の遊技球排出口40lが設けられ、遊技部材40の左側面の下部に、遊技球88が排出される第二の遊技球排出口40mが設けられている。
【0025】
次に、図5乃至図7を参照して遊技部材40内部構造について詳細に説明する。尚、図5乃至図7では、遊技部材40の内部の通路の構造を分かり易くするために、遊技部材40の蓋板42を取り去った状態を示している。
【0026】
図5及び図6に示すように、遊技部材40では、平面状に形成された樹脂からなる基板41上に厚さ略17mmの凸部40aと凸部40bとが形成されており、凸部40aは遊技部材40の上部から下部まで長く形成されており、凸部40bは遊技部材40の上部左側に凸部40aと対向して設けられ、凸部40aと凸部40bとの間に、第一の通路40dと、振分部40fと、第二の通路40eとが形成され、また、上下方向に長く形成されている凸部40aの下端部から上に略四分の一の部分から下端部に亘って、第三の通路40jが形成されている。また、凸部40bの内部にはランプ60が設けられており、点滅及び点灯が可能となっており、凸部40aの下部の内部にもランプ61が設けられており、点滅及び点灯が可能となっている。さらに、基板41には、遊技部材40を遊技盤2に木ねじにより固定するためのねじ孔41a,41bが基板41の上端部及び下端部に各々設けられている。
【0027】
次に、遊技球88を案内する各通路及び振分部40fについて説明する。図5及び図6に示すように、遊技部材40では、遊技球飛込口40cから、第一の開口部40gが基板41に形成された振分部40fまで、遊技球88を案内する第一の通路40dが形成されている。また、遊技部材40では、第一の開口部40gが基板41に形成された振分部40fから第一の遊技球排出口40lまで、遊技球88を案内する第二の通路40eが形成されている。第一の通路40dは、図5及び図6に示すように、まず、遊技球飛込口40cから右斜め下方向に一定角度で傾斜して所定長さ形成され、次いで、略下方に向けて所定長さ形成され、その後、曲面40d1が所定長さ形成され、遊技球88を振分部40fに案内するように形成されている。
【0028】
振分部40fは、曲面40d1の延長上に形成された曲面であるが、第一の開口部40gに向けて所定の角度(例えば、5度乃至10度)傾斜した傾斜面となっており、勢いの弱い遊技球88は、重力によりその傾斜面に従って第一の開口部40gに向けて案内され、勢いの良い遊技球88は、慣性により第二の通路40eに向けて案内されるようになっている。
【0029】
また、振分部40fから第一の遊技球排出口40lまで、遊技球88を案内する第二の通路40eは、曲面40d1から振分部40fを経て形成されている曲面の延長上の曲面から構成された通路であるが、第一の遊技球排出口40lに向けて登り勾配を有している。従って、振分部40fは、遊技球飛込口40cから第一の遊技球排出口40lを繋ぐ第一の通路40dと第二の通路40eとの接続部である曲面の最低部に形成され、第一の通路40dと第二の通路40eの連通方向(通路の長手方向)と略直交方向に所定角度(一例として、5度乃至10度)の傾斜を有した傾斜面となっている。
【0030】
さらに、図5及び図6に示すように、遊技部材40の下部には、第三の通路40jが形成されている。この第三の通路40jは、基板41の下端部から略三分の一の所に形成された第二の開口部40iから、遊技球88を第二の遊技球排出口40mに排出するために設けられており、第二の開口部40iから略下方に向けて所定長さ形成され、その後、第二の遊技球排出口40mに向けて左斜め下方向への一定角度で勾配を有して所定長さ形成されている。
【0031】
また、図6及び図7に示すように、遊技部材40では、基板41の裏側に、内部が空洞の案内箱40nが固着され、当該案内箱40nは第一の開口部40g及び第二の開口部40iを覆っている。また、案内箱40nの内部の底部には、第一の開口部40gから案内箱40nに入った遊技球88を第二の開口部40iへ案内するために第二の開口部40iへ向けて傾斜した所定長さの凸部である傾斜突起40rが設けられている。従って、基板41の第一の開口部40gから案内箱40n内に入球した遊技球88は、案内箱40nの底部に落下し、傾斜突起40rの上を転がって、第二の開口部40iへ案内され、第二の開口部40iから第三の通路40jへ排出されることになる。
【0032】
尚、図2に示すように、遊技部材50は、遊技部材40とは構造上左右対称となっているのみなので、内部構造も上記の遊技部材40と左右対称となっており、ここでの説明は省略する。
【0033】
次に、上記の第一の実施の形態のパチンコ機1及び遊技部材40の作用について説明する。図2に示す遊技盤2上を流下する遊技球88が障害釘にはじかれて、図5及び図6に示す遊技部材40の遊技球飛込口40cに入球すると、遊技球88は第一の通路40dを流下して、振分部40fに到達する。ここで、遊技球88の転がりの勢いが良いときには、遊技球88は、慣性により振分部40fで、第一の開口部40gに振り分けられずに第二の通路40eをそのまま転がって、第一の遊技球排出口40lから排出される。第一の遊技球排出口40lは、図2に示す遊技盤2上に設けられた普通図柄始動ゲート11の右上に開口しているので、第一の遊技球排出口40lから排出された遊技球88は、普通図柄始動ゲート11を通過したり、また、普通図柄始動ゲート11の上を飛び越えて、障害釘に案内されて、風車33を経て、特別図柄始動電動役物15に入賞し易くなる。
【0034】
また、遊技部材40の遊技球飛込口40cに入球し、第一の通路40dを流下して、振分部40fに到達した遊技球88の転がりの勢いが弱いときには、遊技球88は、重力により振分部40fの第一の開口部40gへ向けた傾斜面に従って振分部40fから第一の開口部40gへ転がって、第一の開口部40gから図7に示す案内箱40n内に入球する。入球した遊技球88は、案内箱40nの底部に落下し、傾斜突起40rの上を転がって、第二の開口部40iへ案内され、第二の開口部40iから第三の通路40jへ排出されて、第二の遊技球排出口40mから排出され、図2に示す風車31方向へ流下することになる。従って、遊技部材40により、遊技球88の流下方向に変化を与えることができる。
【0035】
また、遊技部材40の蓋板42は、透明の樹脂板により構成されて、第一の通路40d、第二の通路40e、振分部40f、第三の通路40j等が見えるようになっているので、振分部40fにより遊技球88がどちらの通路に振り分けられるかを遊技者は観察することができ、遊技の臨場感を高めることができる。尚、遊技部材50も遊技部材40と同様の作用を奏することができる。
【0036】
次に、図8を参照して、本発明の第二の実施の形態について説明する。図8は、遊技部材40の変形例の遊技部材140を示す正面図である。第二の実施の形態の遊技部材140は、上記第一の実施の形態の遊技部材40の上部に、遊技球88が入球する第二の遊技球飛込口40sを遊技球飛込口40cとは別に設けたものである。図8に示すように第二の遊技球飛込口40sも第一の通路40dに接続され、その他の構造は遊技部材40と同一となっているものである。
【0037】
この第二の実施の形態では、第二の遊技球飛込口40sから入球した遊技球88は、第二の遊技球飛込口40sから第一の通路40dに沿ってほぼ落下することになるために、遊技球88が勢い良く転がって振分部40fに到達する。従って、遊技球88は、慣性により振分部40fで、第一の開口部40gに振り分けられずに第二の通路40eをそのまま転がって、第一の遊技球排出口40lから排出される。第一の遊技球排出口40lは、図2に示す遊技盤2上に設けられた普通図柄始動ゲート11の右上に開口しているので、第一の遊技球排出口40lから排出された遊技球88は、普通図柄始動ゲート11を通過したり、また、普通図柄始動ゲート11の上を飛び越えて、障害釘に案内されて、風車33を経て、特別図柄始動電動役物15に入賞し易くなる。
【0038】
また、遊技部材40の遊技球飛込口40cに入球した遊技球88は、第一の通路40dを流下して振分部40fに到達するが、遊技球88の転がりの勢いは第二の遊技球飛込口40sから入球した遊技球88より弱いので、遊技球88は重力により振分部40fの第一の開口部40gへ向けた傾斜面に従って振分部40fから第一の開口部40gへ転がって、第一の開口部40gから図7に示す案内箱40n内に入球する。入球した遊技球88は、案内箱40nの底部に落下し、傾斜突起40rの上を転がって、第二の開口部40iへ案内され、第二の開口部40iから第三の通路40jへ排出されて、第二の遊技球排出口40mから排出され、図2に示す風車31方向へ流下することになる。従って、遊技部材40により、遊技球88の流下方向に変化を与えることができる。なお、第二の実施の形態でも、遊技部材50も上記遊技部材140と同様の構造にしても良い。
【0039】
次に、図9乃至図12を参照して、本発明の第三の実施の形態について説明する。図9は、第三の実施の形態のパチンコ機の遊技盤202の正面図であり、図10は、第三の実施の形態の遊技部材240の正面図であり、図11は、第三の実施の形態の遊技部材240を斜め上から見た斜視図であり、図12は、第三の実施の形態の遊技部材240を裏から見た斜視図である。第三の実施の形態では、遊技部材240をガイドレール203で囲まれた遊技領域204の右側端部と特別図柄表示装置208との略中間に設け、また、遊技部材250を遊技領域204の左側端部と特別図柄表示装置208との略中間に設けたものである。なお、遊技部材240は、図10乃至図12に示すように上記遊技部材40と同様の構造となっており、遊技部材250も上記遊技部材50と同様の構造となっている。
【0040】
この第三の実施の形態では、遊技部材240の遊技球飛込口240aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが良いと第一の遊技球排出口240bから排出され、一列に並んだ障害釘201に案内されて特別図柄始動電動役物215の上部入賞口215aに入賞し易くなる。また、遊技部材240の遊技球飛込口240aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが弱いと第二の遊技球排出口240cから排出され、一列に並んだ障害釘202に案内されて特別図柄始動電動役物215の下部入賞口215bに案内されるが、下部入賞口215bは、一定タイミングで開閉されるために入賞の機会は限られる。
【0041】
また、遊技部材250の遊技球飛込口250aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが良いと第一の遊技球排出口250bから排出され、一列に並んだ障害釘203に案内されて特別図柄始動電動役物215の上部入賞口215aに入賞し易くなる。また、遊技部材250の遊技球飛込口250aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが弱いと第二の遊技球排出口250cから排出され、一列に並んだ障害釘204に案内されて特別図柄始動電動役物215の下部入賞口215bに案内されるが、下部入賞口215bは、一定タイミングで開閉されるために入賞の機会は限られる。
【0042】
次に、図13を参照して、本発明の第四の実施の形態について説明する。図13は、第四の実施の形態のパチンコ機の遊技盤302の正面図である。第四の実施の形態では、上記遊技部材40と同様の構造をもつ遊技部材340を特別図柄表示装置308の右側面に設け、また、上記遊技部材50と同様の構造をもつ遊技部材350を特別図柄表示装置308の左側面に設けて、各々、所謂ワープ通路として構成したものである。
【0043】
図13に示すように、遊技部材350の遊技球飛込口(ワープ口)350aに入球した遊技球88は、遊技球88の勢いが良いと第一の遊技球排出口350bから排出され、ワープ通路310を通って、ワープ出口311からステージ321に排出される。そして、ステージ321から特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに向けて落下する。従って、遊技球88の特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに入賞し易くなる。また、遊技部材350の遊技球飛込口(ワープ口)350aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが弱いと第二の遊技球排出口350cから排出され、一列に並んだ障害釘303に案内されて特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに案内される。
【0044】
また、遊技部材340の遊技球飛込口(ワープ口)340aに入球した遊技球88は、遊技球88の勢いが良いと第一の遊技球排出口340bから排出され、ワープ通路309を通って、ワープ出口312からステージ321に排出される。そして、ステージ321から特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに向けて落下する。従って、遊技球88の特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに入賞し易くなる。また、遊技部材340の遊技球飛込口(ワープ口)340aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが弱いと第二の遊技球排出口340cから排出され、一列に並んだ障害釘304に案内されて特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに案内される。
【0045】
以上説明したように、本実施の形態のパチンコ機では、特別図柄表示装置308のワープ通路として、本発明を適用したので、遊技球88の勢いによって、遊技球88をステージ321に排出されるか否かの振り分けを行うことができ、遊技性を高めることができる。
【0046】
尚、本発明は、パチンコ機に限られず、パチコン機等の遊技機に適用可能なことは言うまでもない。また、本発明は各種の変形が可能であることは言うまでもない。例えば、電飾ランプ60、61は、電球に限られず発光ダイオード等を用いても良い。また、電飾ランプ60、61は必ずしも設けなくても良い。また、第一の実施の形態では、遊技部材40は、蓋板42を設けているが、必ずしも蓋板42を設ける必要はない。さらに、上記の実施の形態では、遊技球の排出口は2つ設けられているが、必ずしも2つに限られず、3個、4個等の任意の複数個設けても良い。例えば、第三の通路40jに分岐を設けて遊技球の排出口を増やしても良い。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明の遊技部材では、遊技球飛込口に入球した遊技球は、第一の通路により振分部に案内され、流下の勢いの良い遊技球は、第二の通路により振分部から前記第一の排出口へ案内され、流下の勢いの弱い遊技球は、前記振分部の下り勾配面を転がって、第一の開口部に入り、第三の通路に入球して第二の排出口へ案内される。従って、遊技球の流下の勢いによって、何れの排出口に遊技球を排出するのかの振り分けを行うことができ、遊技球の流下に変化を持たせることができる。
【0048】
また、請求項2に係る発明の遊技部材では、請求項1に記載の遊技部材の効果に加え、前記第一の開口部に向けて、前記第一の通路と前記第二の通路との連通方向と直交方向に所定角度の下り勾配面が設けられているので、遊技球飛込口に入球した遊技球は、第一の通路により振分部に案内され、勢いの良い遊技球は、第二の通路により振分部から前記第一の排出口へ案内され、勢いの弱い遊技球は、前記振分部の下り勾配面を転がって、第一の開口部に入り、第三の通路に入球して第二の排出口へ案内される。
【0049】
【0050】
また、請求項3に係る発明の遊技部材では、請求項1又は2に記載の遊技部材の効果に加え、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央に設けられたステージ方向に遊技球を排出するので、前記第一の排出口から排出される遊技球は特別図柄表示装置を始動させる始動口へ入球することができる。
【0051】
また、請求項4に係る発明の遊技機では、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技部材を備えているので、上記何れかの効果を奏することができる。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はパチンコ機1の正面図である。
【図2】 図2はパチンコ機1の遊技盤2の正面図である。
【図3】 図3は遊技部材40の正面図である。
【図4】 図4は、図3に示す遊技部材40の左側面図である。
【図5】 図5は、遊技部材40の表面の蓋板42を剥がした状態を示す図である。
【図6】 図6は、図5に示す遊技部材40を斜め上方向から見た斜視図である。
【図7】 図7は、図5に示す遊技部材40を裏面の斜め上方向から見た斜視図である。
【図8】 図8は、第二の実施の形態の遊技部材140を示す正面図である。
【図9】 図9は、第三の実施の形態の遊技盤202の正面図である。
【図10】 図10は、第三の実施の形態の遊技部材240の正面図である。
【図11】 図11は、第三の実施の形態の遊技部材240を斜め上から見た斜視図である。
【図12】 図12は、第三の実施の形態の遊技部材240を裏から見た斜視図である。
【図13】 図13は、第四の実施の形態の遊技盤302の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
3 ガイドレール
4 遊技領域
8 特別図柄表示装置
11 普通図柄始動ゲート
12 普通図柄始動ゲート
15 特別図柄始動電動役物
16 大入賞口
21 ステージ
28 液晶表示装置
40 遊技部材
40a 凸部
40b 凸部
40c 遊技球飛込口
40d 第一の通路
40e 第二の通路
40f 振分部
40g 第一の開口部
40i 第二の開口部
40j 第三の通路
40l 第一の遊技球排出口
40m 第二の遊技球排出口
40n 案内箱
40r 傾斜突起
40s 第二の遊技球飛込口
41 基板
42 蓋板
50 遊技部材
60、61 電飾ランプ
88 遊技球
140 遊技部材
202 遊技盤
204 遊技領域
208 特別図柄表示装置
240 遊技部材
250 遊技部材
302 遊技盤
308 特別図柄表示装置
310 ワープ通路
311 ワープ出口
315 特別図柄始動電動役物
315a 上部入賞口
321 ステージ
340 遊技部材
340a 遊技球飛込口(ワープ口)
340b 第一の遊技球排出口
340c 第二の遊技球排出口
350 遊技部材
350a 遊技球飛込口(ワープ口)
350b 第一の遊技球排出口
350c 第二の遊技球排出口

Claims (4)

  1. 遊技球が流下する遊技盤の表面に遊技球を排出する少なくとも二つ以上の遊技球排出口と、遊技球が飛込む遊技球飛込口とが設けられ、前記遊技球飛込口に入球した遊技球を、前記遊技球排出口の何れかに、振分部により振り分けて案内する遊技部材であって、
    前記遊技部材は、
    前記遊技盤の遊技領域の略中央に設けられた図柄を変動表示する特別図柄表示装置の側面に設けられ、
    前記遊技球飛込口から前記振分部に遊技球を案内する第一の通路と、
    前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口の内の第一の排出口へ遊技球を案内する第二の通路と、
    前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口の内の前記第一の排出口とは異なる第二の排出口へ遊技球を案内する第三の通路とを備え、
    前記第一の通路と前記第二の通路との接続部に曲面が形成され、
    前記振分部は、前記曲面の最低部に形成され、前記第二の通路と前記第三の通路との分岐部において、前記第三の通路に遊技球を導く第一の開口部が設けられ、当該第一の開口部に向けて、前記第一の通路と前記第二の通路との連通方向と直交方向に所定角度の下り勾配面が設けられ、さらに、前記分岐部から第一の遊技球排出口に向けて登り勾配を有したことにより構成したことを特徴とする遊技部材。
  2. 前記第一の開口部に向けて、前記第一の通路と前記第二の通路との連通方向と直交方向に所定角度の下り勾配面が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の遊技部材
  3. 前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央に設けられたステージ方向に遊技球を排出する排出口であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技部材
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の遊技部材を備えた遊技機。
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