JP2002085673A - 遊技部材及び遊技機 - Google Patents

遊技部材及び遊技機

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JP2002085673A JP2000275873A JP2000275873A JP2002085673A JP 2002085673 A JP2002085673 A JP 2002085673A JP 2000275873 A JP2000275873 A JP 2000275873A JP 2000275873 A JP2000275873 A JP 2000275873A JP 2002085673 A JP2002085673 A JP 2002085673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の遊技盤の表面に配設され、遊技球の
流下方向を変更することが可能な遊技部材及び遊技機を
提供する。 【解決手段】 遊技部材40の遊技球飛込口40cに入
球した遊技球88は、第一の通路40dを流下して、振
分部40fに到達し、転がりの勢いが良いときには、第
二の通路40eをそのまま転がって、第一の遊技球排出
口40lから排出される。遊技球88の転がりの勢いが
弱いときには、振分部40fの第一の開口部40gへ向
けた傾斜に従って振分部40fから第一の開口部40g
へ転がって、第一の開口部40gから案内箱40n内を
経て第二の開口部40iへ案内され、第二の開口部40
iから第三の通路40jへ排出されて、第二の遊技球排
出口40mから排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技部材及び遊技
機に関し、詳細には遊技機の遊技盤の表面に配設され、
遊技球の流下方向を変更することが可能な遊技部材及び
当該遊技部材を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機、例えばパチンコ機では、
遊技球が流下する遊技盤の中央に液晶表示装置等を備え
た図柄表示装置を設け、遊技球が図柄表示装置の直下に
設けられている始動口に入球したときに、その図柄表示
装置に表示されている数字等の図柄をスクロールして変
動表示し、ループカウンター等を用いた抽選結果により
大当たりを決定し、その結果に基づいて遊技者に大当た
りであることを報知する大当たり図柄や、確率変動や時
間短縮等の特別遊技状態が生起することを遊技者に報知
する特定大当たり図柄を図柄表示装置に表示するように
なっていた。近年は、図柄表示装置にアニメのキャラク
ター等の各種の図柄を表示することも多くなり、液晶表
示装置の画面を大きくするために図柄表示装置が大型化
する傾向にある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の遊技機では、図柄表示装置が大型化すると、遊技
盤の左右端に各々設けられているサイドランプと図柄表
示装置との間の遊技球の流下する領域が狭くなり、遊技
球の流下方向の変化が乏しくなるという問題点がある。
遊技球の流下方向の変化が乏しくなると遊技機本来の遊
技性が損なわれ遊技者の遊技意欲が低下するという問題
点がある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、遊技機の遊技盤の表面に配設され、遊
技球の流下方向を変更することが可能な遊技部材及び遊
技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明の遊技部材では、遊技球が流下
する遊技盤の表面に配設され、少なくとも一つ以上の遊
技球飛込口と、少なくとも二つ以上の遊技球排出口とが
設けられ、前記遊技球飛込口に入球した遊技球を、前記
遊技球排出口の何れかに、振分部により振り分けて案内
する遊技部材であって、前記遊技球飛込口から前記振分
部に遊技球を案内する第一の通路と、前記振分部から前
記少なくとも二つ以上の遊技球排出口の内の第一の排出
口へ遊技球を案内する第二の通路と、前記振分部から前
記少なくとも二つ以上の遊技球排出口の内の前記第一の
排出口とは異なる第二の排出口へ遊技球を案内する第三
の通路とを備え、前記振分部は、前記第二の通路と前記
第三の通路との分岐部において、前記第三の通路に向け
て所定角度の下り勾配面を設けたことにより構成したこ
とを特徴とする。
【0006】この構成の遊技部材では、遊技球飛込口に
入球した遊技球は、第一の通路により振分部に案内さ
れ、勢いの良い遊技球は、第二の通路により振分部から
前記第一の排出口へ案内され、勢いの弱い遊技球は、前
記振分部の下り勾配面を転がって、第三の通路に入球し
て第二の排出口へ案内される。
【0007】また、請求項2に係る発明の遊技機では、
請求項1に記載の発明の遊技部材の構成に加えて、前記
遊技球飛込口を前記遊技部材の上端部と上部側面とに各
々設けている。この構成の発明の遊技部材では、請求項
1に記載の遊技部材の作用に加え、遊技部材の上端部に
設けた遊技球飛込口に入球した遊技球は、流下の勢い良
く、第一の通路を流下して振分部に案内され、遊技部材
の上部側面に設けた遊技球飛込口に入球した遊技球は、
遊技部材の上端部に設けた遊技球飛込口に入球した遊技
球よりも流下の勢いが弱く案内される。
【0008】また、請求項3に係る発明の遊技部材で
は、請求項1又は2に記載の発明の遊技部材の構成に加
え、前記第一の排出口が、前記遊技部材の略中央部側面
に設けられ、前記第二の排出口が前記遊技部材の下部に
設けられていることを特徴とする構成となっている。こ
の構成の発明の遊技部材では、請求項1又は2に記載の
遊技部材の作用に加え、前記第一の排出口が、前記遊技
部材の略中央部側面に設けられ、前記第二の排出口が前
記遊技部材の下部に設けられているので、遊技球の流下
方向を異ならせることができる。
【0009】また、請求項4に係る発明の遊技部材で
は、請求項1乃至3の何れかに記載の発明の遊技部材の
構成に加え、前記遊技部材は、遊技盤の略中央に設けら
れ、図柄を変動表示する特別図柄表示装置であり、前記
第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央に設けら
れたステージに遊技球を排出する排出口であることを特
徴とする構成となっている。この構成の発明の遊技部材
では、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技部材の作用
に加え、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部
中央に設けられたステージに遊技球を排出するので、前
記第一の排出口から排出される遊技球は特別図柄表示装
置を始動させる始動口へ入球することができる。
【0010】また、請求項5に係る発明の遊技部材で
は、請求項1乃至4の何れかに記載の発明の遊技部材の
構成に加え、発光態様を変更可能な発光器を備えてい
る。この構成の発明の遊技部材では、請求項1乃至4の
何れかに記載の遊技部材の作用に加え、発光態様を変更
可能な発光器を点灯や点滅させることにより、臨場感を
高めることができる。
【0011】また、請求項6係る発明の遊技機では、遊
技球が流下する遊技盤の表面に配設され、少なくとも一
つ以上の遊技球飛込口と、少なくとも二つ以上の遊技球
排出口とが設けられ、前記遊技球飛込口に入球した遊技
球を、前記遊技球排出口の何れかに、振分部により振り
分けて案内する遊技部材を備えた遊技機であって、前記
遊技球飛込口から前記振分部に遊技球を案内する第一の
通路と、前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技
球排出口の内の第一の排出口へ遊技球を案内する第二の
通路と、前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技
球排出口の内の前記第一の排出口とは異なる第二の排出
口へ遊技球を案内する第三の通路とを備え、前記振分部
は、前記第二の通路と前記第三の通路との分岐部におい
て、前記第三の通路に向けて所定角度の下り勾配面を設
けたことにより構成した遊技部材を備えている。
【0012】この構成の遊技機では、遊技部材の遊技球
飛込口に入球した遊技球は、第一の通路により振分部に
案内され、勢いの良い遊技球は、第二の通路により振分
部から前記第一の排出口へ案内され、勢いの弱い遊技球
は、前記振分部の下り勾配面を転がって、第三の通路に
入球して第二の排出口へ案内される。
【0013】また、請求項7に係る発明の遊技機では、
請求項6に記載の発明の遊技機の構成に加えて、前記遊
技機の遊技部材の前記遊技球飛込口を前記遊技部材の上
端部と上部側面とに各々設けている。この構成の発明の
遊技機では、請求項6に記載の遊技機の作用に加え、遊
技部材の上端部に設けた遊技球飛込口に入球した遊技球
は、勢い良く、第一の通路を流下して振分部に案内さ
れ、遊技部材の上部側面に設けた遊技球飛込口に入球し
た遊技球は、遊技部材の上端部に設けた遊技球飛込口に
入球した遊技球よりも勢いが弱く案内される。
【0014】また、請求項8に係る発明の遊技機では、
請求項6又は7に記載の発明の遊技機の構成に加え、前
記遊技機の遊技部材の前記第一の排出口が、前記遊技部
材の略中央部側面に設けられ、前記第二の排出口が前記
遊技部材の下部に設けられていることを特徴とする構成
となっている。この構成の発明の遊技機では、請求項6
又は7に記載の遊技機の作用に加え、前記遊技部材の前
記第一の排出口が、前記遊技部材の略中央部側面に設け
られ、前記第二の排出口が前記遊技部材の下部に設けら
れているので、遊技球の流下方向を異ならせることがで
きる。
【0015】また、請求項9に係る発明の遊技機では、
請求項6乃至8の何れかに記載の発明の遊技機の構成に
加え、前記遊技部材は、遊技盤の遊技領域の側端部に設
けられた装飾部材であることを特徴とする構成となって
いる。この構成の遊技機では、請求項6乃至8の何れか
に記載の遊技機の作用に加え、遊技盤の遊技領域の側端
部に設けられた装飾部材である遊技部材に入球した遊技
球は、前記第一の排出口又は前記第二の排出口から排出
されるので、遊技領域の側端部において遊技球の流下方
向に変化を与えることができる。
【0016】また、請求項10に係る発明の遊技機で
は、請求項6乃至8の何れかに記載の発明の遊技機の構
成に加え、前記遊技機の遊技部材は、遊技盤の略中央に
設けられ、図柄を変動表示する特別図柄表示装置であ
り、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央
に設けられたステージに遊技球を排出する排出口である
ことを特徴とする構成となっている。この構成の発明の
遊技機では、請求項6乃至8の何れかに記載の遊技機の
作用に加え、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の
下部中央に設けられたステージに遊技球を排出するの
で、前記第一の排出口から排出される遊技球は特別図柄
表示装置を始動させる始動口へ入球することができる。
【0017】また、請求項11に係る発明の遊技機で
は、請求項6乃至10の何れかに記載の発明の遊技機の
構成に加え、前記遊技機の遊技部材は発光態様を変更可
能な発光器を備えている。この構成の発明の遊技機で
は、請求項6乃至10の何れかに記載の遊技機の作用に
加え、発光態様を変更可能な発光器を点灯や点滅させる
ことにより、臨場感を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一の実施の形態
について図面を参照して説明する。まず、本発明の第一
の実施の形態のパチンコ機1の機械的構成について図面
を参照して説明する。図1はパチンコ機1の正面図であ
る。図1に示すように、パチンコ機1の正面の上半分の
部分には、略正方形の遊技盤2が設けられ、遊技盤2に
は、後述するガイドレール3で囲まれた略円形の遊技領
域4が設けられている。パチンコ機1の遊技盤2の下方
部には、図示外の発射機に遊技球を供給し、且つ賞品球
を受ける上皿5が設けられ、上皿5の直下には、賞品球
を受ける下皿6が設けられ、下皿6の右横には発射ハン
ドル7が、下皿6の上にはスピーカー27が設けられて
いる。
【0019】次に、遊技盤2の機械的構造について図2
を参照して説明する。図2はパチンコ機1の遊技盤2の
正面図である。遊技盤2には、ステンレス製帯板から構
成されたガイドレール3を渦巻き状に配置して、当該ガ
イドレール3に囲まれた略円形の遊技領域4が設けられ
ている。遊技領域4の略中央には、液晶表示装置28を
備えた特別図柄表示装置8が設けられている。また、特
別図柄表示装置8の右上方には電飾風車9が設けられ、
左上方にも電飾風車10が設けられている。さらに、特
別図柄表示装置8の右側には普通図柄始動ゲート11が
設けられ、左側にも普通図柄始動ゲート12が設けられ
ている。
【0020】また、特別図柄表示装置8の下側には、特
別図柄始動電動役物15が設けられており、その特別図
柄始動電動役物15の下方には、大入賞口16が設けら
れている。さらに、普通図柄始動ゲート11の下方に
は、風車31が設けられ、風車31の下方には普通入賞
口19が設けられている。また、普通図柄始動ゲート1
2の下方には、風車32が設けられ、風車32の下方に
は普通入賞口20が設けられている。さらに、特別図柄
表示装置8の下部には遊技球を暫時載置可能にステージ
21が水平に設けられ、ステージ21に飛び乗った遊技
球は、ステージ21の直下に設けられている特別図柄始
動電動役物15に向かって落下するようになっている。
【0021】また、特別図柄表示装置8の上部には、普
通図柄表示装置24が設けられており、1桁の数字や1
文字のアルファベット等の図柄を表示できるようになっ
ている。さらに、特別図柄表示装置8の右下には風車3
3が設けられ、特別図柄表示装置8の左下には風車34
が設けられている。また、大入賞口16の右側には、普
通入賞口35が設けられ、大入賞口16の左側には、普
通入賞口36が設けられ、大入賞口16の下部には、入
賞しなかった遊技球を回収するアウト口37が設けられ
ている。
【0022】さらに、遊技盤2上の遊技領域4の右端部
には、ガイドレール3の内面に沿うように本発明の実施
の形態である遊技部材40が図示外の木ねじにより固定
されている。また、遊技盤2上の遊技領域4の左端部に
は、ガイドレール3の内面に沿うように本発明の実施の
形態である遊技部材50が図示外の木ねじにより固定さ
れている。尚、遊技部材50は、遊技部材40と左右対
称の構造となっている。さらに、遊技盤2上には、上記
以外に、種々の電飾ランプ、その他のLED、及び多数
の障害釘等が設けられている。
【0023】次に、図3乃至図7を参照して、遊技部材
40の構造について説明する。図3は遊技部材40の正
面図であり、図4は、図3に示す遊技部材40の左側面
図であり、図5は、遊技部材40の表面の蓋板42を剥
がした状態を示す断面図であり、図6は、図5に示す遊
技部材40を斜め上方向から見た斜視図であり、図7
は、図5に示す遊技部材40を裏面の斜め上方向から見
た斜視図である。
【0024】図3及び図4に示すように、遊技部材40
は、樹脂から構成され、遊技領域4の右側端部でガイド
レール3に沿うように右側面が円弧状に形成されてい
る。また、図3に示すハッチング部分が、基板41の表
面から略17mmの厚さとなっており、当該ハッチング
部分に凸部40a及び凸部40bとが形成され、凸部4
0a及び凸部40b上に透明な樹脂板から構成された蓋
板42が固定されている。さらに、図3及び図4に示す
ように、遊技部材40の左側面の上部には、遊技球88
が入球する遊技球飛込口40cが設けられ、遊技部材4
0の左側面の長手方向の真中に、遊技球88が排出され
る第一の遊技球排出口40lが設けられ、遊技部材40
の左側面の下部に、遊技球88が排出される第二の遊技
球排出口40mが設けられている。
【0025】次に、図5乃至図7を参照して遊技部材4
0内部構造について詳細に説明する。尚、図5乃至図7
では、遊技部材40の内部の通路の構造を分かり易くす
るために、遊技部材40の蓋板42を取り去った状態を
示している。
【0026】図5及び図6に示すように、遊技部材40
では、平面状に形成された樹脂からなる基板41上に厚
さ略17mmの凸部40aと凸部40bとが形成されて
おり、凸部40aは遊技部材40の上部から下部まで長
く形成されており、凸部40bは遊技部材40の上部左
側に凸部40aと対向して設けられ、凸部40aと凸部
40bとの間に、第一の通路40dと、振分部40f
と、第二の通路40eとが形成され、また、上下方向に
長く形成されている凸部40aの下端部から上に略四分
の一の部分から下端部に亘って、第三の通路40jが形
成されている。また、凸部40bの内部にはランプ60
が設けられており、点滅及び点灯が可能となっており、
凸部40aの下部の内部にもランプ61が設けられてお
り、点滅及び点灯が可能となっている。さらに、基板4
1には、遊技部材40を遊技盤2に木ねじにより固定す
るためのねじ孔41a,41bが基板41の上端部及び
下端部に各々設けられている。
【0027】次に、遊技球88を案内する各通路及び振
分部40fについて説明する。図5及び図6に示すよう
に、遊技部材40では、遊技球飛込口40cから、第一
の開口部40gが基板41に形成された振分部40fま
で、遊技球88を案内する第一の通路40dが形成され
ている。また、遊技部材40では、第一の開口部40g
が基板41に形成された振分部40fから第一の遊技球
排出口40lまで、遊技球88を案内する第二の通路4
0eが形成されている。第一の通路40dは、図5及び
図6に示すように、まず、遊技球飛込口40cから右斜
め下方向に一定角度で傾斜して所定長さ形成され、次い
で、略下方に向けて所定長さ形成され、その後、曲面4
0d1が所定長さ形成され、遊技球88を振分部40f
に案内するように形成されている。
【0028】振分部40fは、曲面40d1の延長上に
形成された曲面であるが、第一の開口部40gに向けて
所定の角度(例えば、5度乃至10度)傾斜した傾斜面
となっており、勢いの弱い遊技球88は、重力によりそ
の傾斜面に従って第一の開口部40gに向けて案内さ
れ、勢いの良い遊技球88は、慣性により第二の通路4
0eに向けて案内されるようになっている。
【0029】また、振分部40fから第一の遊技球排出
口40lまで、遊技球88を案内する第二の通路40e
は、曲面40d1から振分部40fを経て形成されてい
る曲面の延長上の曲面から構成された通路であるが、第
一の遊技球排出口40lに向けて登り勾配を有してい
る。従って、振分部40fは、遊技球飛込口40cから
第一の遊技球排出口40lを繋ぐ第一の通路40dと第
二の通路40eとの接続部である曲面の最低部に形成さ
れ、第一の通路40dと第二の通路40eの連通方向
(通路の長手方向)と略直交方向に所定角度(一例とし
て、5度乃至10度)の傾斜を有した傾斜面となってい
る。
【0030】さらに、図5及び図6に示すように、遊技
部材40の下部には、第三の通路40jが形成されてい
る。この第三の通路40jは、基板41の下端部から略
三分の一の所に形成された第二の開口部40iから、遊
技球88を第二の遊技球排出口40mに排出するために
設けられており、第二の開口部40iから略下方に向け
て所定長さ形成され、その後、第二の遊技球排出口40
mに向けて左斜め下方向への一定角度で勾配を有して所
定長さ形成されている。
【0031】また、図6及び図7に示すように、遊技部
材40では、基板41の裏側に、内部が空洞の案内箱4
0nが固着され、当該案内箱40nは第一の開口部40
g及び第二の開口部40iを覆っている。また、案内箱
40nの内部の底部には、第一の開口部40gから案内
箱40nに入った遊技球88を第二の開口部40iへ案
内するために第二の開口部40iへ向けて傾斜した所定
長さの凸部である傾斜突起40rが設けられている。従
って、基板41の第一の開口部40gから案内箱40n
内に入球した遊技球88は、案内箱40nの底部に落下
し、傾斜突起40rの上を転がって、第二の開口部40
iへ案内され、第二の開口部40iから第三の通路40
jへ排出されることになる。
【0032】尚、図2に示すように、遊技部材50は、
遊技部材40とは構造上左右対称となっているのみなの
で、内部構造も上記の遊技部材40と左右対称となって
おり、ここでの説明は省略する。
【0033】次に、上記の第一の実施の形態のパチンコ
機1及び遊技部材40の作用について説明する。図2に
示す遊技盤2上を流下する遊技球88が障害釘にはじか
れて、図5及び図6に示す遊技部材40の遊技球飛込口
40cに入球すると、遊技球88は第一の通路40dを
流下して、振分部40fに到達する。ここで、遊技球8
8の転がりの勢いが良いときには、遊技球88は、慣性
により振分部40fで、第一の開口部40gに振り分け
られずに第二の通路40eをそのまま転がって、第一の
遊技球排出口40lから排出される。第一の遊技球排出
口40lは、図2に示す遊技盤2上に設けられた普通図
柄始動ゲート11の右上に開口しているので、第一の遊
技球排出口40lから排出された遊技球88は、普通図
柄始動ゲート11を通過したり、また、普通図柄始動ゲ
ート11の上を飛び越えて、障害釘に案内されて、風車
33を経て、特別図柄始動電動役物15に入賞し易くな
る。
【0034】また、遊技部材40の遊技球飛込口40c
に入球し、第一の通路40dを流下して、振分部40f
に到達した遊技球88の転がりの勢いが弱いときには、
遊技球88は、重力により振分部40fの第一の開口部
40gへ向けた傾斜面に従って振分部40fから第一の
開口部40gへ転がって、第一の開口部40gから図7
に示す案内箱40n内に入球する。入球した遊技球88
は、案内箱40nの底部に落下し、傾斜突起40rの上
を転がって、第二の開口部40iへ案内され、第二の開
口部40iから第三の通路40jへ排出されて、第二の
遊技球排出口40mから排出され、図2に示す風車31
方向へ流下することになる。従って、遊技部材40によ
り、遊技球88の流下方向に変化を与えることができ
る。
【0035】また、遊技部材40の蓋板42は、透明の
樹脂板により構成されて、第一の通路40d、第二の通
路40e、振分部40f、第三の通路40j等が見える
ようになっているので、振分部40fにより遊技球88
がどちらの通路に振り分けられるかを遊技者は観察する
ことができ、遊技の臨場感を高めることができる。尚、
遊技部材50も遊技部材40と同様の作用を奏すること
ができる。
【0036】次に、図8を参照して、本発明の第二の実
施の形態について説明する。図8は、遊技部材40の変
形例の遊技部材140を示す正面図である。第二の実施
の形態の遊技部材140は、上記第一の実施の形態の遊
技部材40の上部に、遊技球88が入球する第二の遊技
球飛込口40sを遊技球飛込口40cとは別に設けたも
のである。図8に示すように第二の遊技球飛込口40s
も第一の通路40dに接続され、その他の構造は遊技部
材40と同一となっているものである。
【0037】この第二の実施の形態では、第二の遊技球
飛込口40sから入球した遊技球88は、第二の遊技球
飛込口40sから第一の通路40dに沿ってほぼ落下す
ることになるために、遊技球88が勢い良く転がって振
分部40fに到達する。従って、遊技球88は、慣性に
より振分部40fで、第一の開口部40gに振り分けら
れずに第二の通路40eをそのまま転がって、第一の遊
技球排出口40lから排出される。第一の遊技球排出口
40lは、図2に示す遊技盤2上に設けられた普通図柄
始動ゲート11の右上に開口しているので、第一の遊技
球排出口40lから排出された遊技球88は、普通図柄
始動ゲート11を通過したり、また、普通図柄始動ゲー
ト11の上を飛び越えて、障害釘に案内されて、風車3
3を経て、特別図柄始動電動役物15に入賞し易くな
る。
【0038】また、遊技部材40の遊技球飛込口40c
に入球した遊技球88は、第一の通路40dを流下して
振分部40fに到達するが、遊技球88の転がりの勢い
は第二の遊技球飛込口40sから入球した遊技球88よ
り弱いので、遊技球88は重力により振分部40fの第
一の開口部40gへ向けた傾斜面に従って振分部40f
から第一の開口部40gへ転がって、第一の開口部40
gから図7に示す案内箱40n内に入球する。入球した
遊技球88は、案内箱40nの底部に落下し、傾斜突起
40rの上を転がって、第二の開口部40iへ案内さ
れ、第二の開口部40iから第三の通路40jへ排出さ
れて、第二の遊技球排出口40mから排出され、図2に
示す風車31方向へ流下することになる。従って、遊技
部材40により、遊技球88の流下方向に変化を与える
ことができる。なお、第二の実施の形態でも、遊技部材
50も上記遊技部材140と同様の構造にしても良い。
【0039】次に、図9乃至図12を参照して、本発明
の第三の実施の形態について説明する。図9は、第三の
実施の形態のパチンコ機の遊技盤202の正面図であ
り、図10は、第三の実施の形態の遊技部材240の正
面図であり、図11は、第三の実施の形態の遊技部材2
40を斜め上から見た斜視図であり、図12は、第三の
実施の形態の遊技部材240を裏から見た斜視図であ
る。第三の実施の形態では、遊技部材240をガイドレ
ール203で囲まれた遊技領域204の右側端部と特別
図柄表示装置208との略中間に設け、また、遊技部材
250を遊技領域204の左側端部と特別図柄表示装置
208との略中間に設けたものである。なお、遊技部材
240は、図10乃至図12に示すように上記遊技部材
40と同様の構造となっており、遊技部材250も上記
遊技部材50と同様の構造となっている。
【0040】この第三の実施の形態では、遊技部材24
0の遊技球飛込口240aに飛び込んだ遊技球88は、
遊技球88の勢いが良いと第一の遊技球排出口240b
から排出され、一列に並んだ障害釘201に案内されて
特別図柄始動電動役物215の上部入賞口215aに入
賞し易くなる。また、遊技部材240の遊技球飛込口2
40aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが
弱いと第二の遊技球排出口240cから排出され、一列
に並んだ障害釘202に案内されて特別図柄始動電動役
物215の下部入賞口215bに案内されるが、下部入
賞口215bは、一定タイミングで開閉されるために入
賞の機会は限られる。
【0041】また、遊技部材250の遊技球飛込口25
0aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢いが良
いと第一の遊技球排出口250bから排出され、一列に
並んだ障害釘203に案内されて特別図柄始動電動役物
215の上部入賞口215aに入賞し易くなる。また、
遊技部材250の遊技球飛込口250aに飛び込んだ遊
技球88は、遊技球88の勢いが弱いと第二の遊技球排
出口250cから排出され、一列に並んだ障害釘204
に案内されて特別図柄始動電動役物215の下部入賞口
215bに案内されるが、下部入賞口215bは、一定
タイミングで開閉されるために入賞の機会は限られる。
【0042】次に、図13を参照して、本発明の第四の
実施の形態について説明する。図13は、第四の実施の
形態のパチンコ機の遊技盤302の正面図である。第四
の実施の形態では、上記遊技部材40と同様の構造をも
つ遊技部材340を特別図柄表示装置308の右側面に
設け、また、上記遊技部材50と同様の構造をもつ遊技
部材350を特別図柄表示装置308の左側面に設け
て、各々、所謂ワープ通路として構成したものである。
【0043】図13に示すように、遊技部材350の遊
技球飛込口(ワープ口)350aに入球した遊技球88
は、遊技球88の勢いが良いと第一の遊技球排出口35
0bから排出され、ワープ通路310を通って、ワープ
出口311からステージ321に排出される。そして、
ステージ321から特別図柄始動電動役物315の上部
入賞口315aに向けて落下する。従って、遊技球88
の特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに
入賞し易くなる。また、遊技部材350の遊技球飛込口
(ワープ口)350aに飛び込んだ遊技球88は、遊技
球88の勢いが弱いと第二の遊技球排出口350cから
排出され、一列に並んだ障害釘303に案内されて特別
図柄始動電動役物315の上部入賞口315aに案内さ
れる。
【0044】また、遊技部材340の遊技球飛込口(ワ
ープ口)340aに入球した遊技球88は、遊技球88
の勢いが良いと第一の遊技球排出口340bから排出さ
れ、ワープ通路309を通って、ワープ出口312から
ステージ321に排出される。そして、ステージ321
から特別図柄始動電動役物315の上部入賞口315a
に向けて落下する。従って、遊技球88の特別図柄始動
電動役物315の上部入賞口315aに入賞し易くな
る。また、遊技部材340の遊技球飛込口(ワープ口)
340aに飛び込んだ遊技球88は、遊技球88の勢い
が弱いと第二の遊技球排出口340cから排出され、一
列に並んだ障害釘304に案内されて特別図柄始動電動
役物315の上部入賞口315aに案内される。
【0045】以上説明したように、本実施の形態のパチ
ンコ機では、特別図柄表示装置308のワープ通路とし
て、本発明を適用したので、遊技球88の勢いによっ
て、遊技球88をステージ321に排出されるか否かの
振り分けを行うことができ、遊技性を高めることができ
【0046】尚、本発明は、パチンコ機に限られず、パ
チコン機等の遊技機に適用可能なことは言うまでもな
い。また、本発明は各種の変形が可能であることは言う
までもない。例えば、電飾ランプ60、61は、電球に
限られず発光ダイオード等を用いても良い。また、電飾
ランプ60、61は必ずしも設けなくても良い。また、
第一の実施の形態では、遊技部材40は、蓋板42を設
けているが、必ずしも蓋板42を設ける必要はない。さ
らに、上記の実施の形態では、遊技球の排出口は2つ設
けられているが、必ずしも2つに限られず、3個、4個
等の任意の複数個設けても良い。例えば、第三の通路4
0jに分岐を設けて遊技球の排出口を増やしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の遊技部材では、遊技球飛込口に入球した遊技球は、
第一の通路により振分部に案内され、流下の勢いの良い
遊技球は、第二の通路により振分部から前記第一の排出
口へ案内され、流下の勢いの弱い遊技球は、前記振分部
の下り勾配面を転がって、第三の通路に入球して第二の
排出口へ案内される。従って、遊技球の流下の勢いによ
って、何れの排出口に遊技球を排出するのかの振り分け
を行うことができ、遊技球の流下に変化を持たせること
ができる。
【0048】また、請求項2に係る発明の遊技部材で
は、請求項1に記載の遊技部材の効果に加え、遊技部材
の上端部に設けた遊技球飛込口に入球した遊技球は、勢
い良く、第一の通路を流下して振分部に案内され、遊技
部材の上部側面に設けた遊技球飛込口に入球した遊技球
は、遊技部材の上端部に設けた遊技球飛込口に入球した
遊技球よりも勢いが弱く案内される。従って、何れの遊
技球飛込口に入球するかによって、遊技球の流下の勢い
が変わるので、何れの排出口に遊技球を排出するのかの
振り分けも異なり、遊技球の流下に変化を持たせること
ができる。
【0049】また、請求項3に係る発明の遊技部材で
は、請求項1又は2に記載の遊技部材の効果に加え、前
記第一の排出口が、前記遊技部材の略中央部側面に設け
られ、前記第二の排出口が前記遊技部材の下部に設けら
れているので、何れの排出口から遊技球が排出されるか
により遊技球の流下方向を異ならせることができる。
【0050】また、請求項4に係る発明の遊技部材で
は、請求項1乃至3の何れかに記載の遊技部材の効果に
加え、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中
央に設けられたステージに遊技球を排出するので、前記
第一の排出口から排出される遊技球は特別図柄表示装置
を始動させる始動口へ入球することができる。
【0051】また、請求項5に係る発明の遊技部材で
は、請求項1乃至4の何れかに記載の遊技部材の効果に
加え、発光態様を変更可能な発光器を点灯や点滅させる
ことにより、臨場感を高めることができる。
【0052】また、請求項6係る発明の遊技機では、遊
技部材の遊技球飛込口に入球した遊技球は、第一の通路
により振分部に案内され、勢いの良い遊技球は、第二の
通路により振分部から前記第一の排出口へ案内され、勢
いの弱い遊技球は、前記振分部の下り勾配面を転がっ
て、第三の通路に入球して第二の排出口へ案内される。
従って、遊技球の流下の勢いによって、何れの排出口に
遊技球を排出するのかの振り分けを行うことができ、遊
技球の流下に変化を持たせることができる。
【0053】また、請求項7に係る発明の遊技機では、
請求項6に記載の遊技機の効果に加え、遊技部材の上端
部に設けた遊技球飛込口に入球した遊技球は、勢い良
く、第一の通路を流下して振分部に案内され、遊技部材
の上部側面に設けた遊技球飛込口に入球した遊技球は、
遊技部材の上端部に設けた遊技球飛込口に入球した遊技
球よりも勢いが弱く案内される。従って、何れの遊技球
飛込口に入球するかによって、遊技球の流下の勢いが変
わるので、何れの排出口に遊技球を排出するのかの振り
分けも異なり、遊技球の流下に変化を持たせることがで
きる。
【0054】また、請求項8に係る発明の遊技機では、
請求項6又は7に記載の遊技機の効果に加え、前記遊技
部材の前記第一の排出口が、前記遊技部材の略中央部側
面に設けられ、前記第二の排出口が前記遊技部材の下部
に設けられているので、遊技球の流下方向を異ならせる
ことができる。
【0055】また、請求項9に係る発明の遊技機では、
請求項6乃至8の何れかに記載の遊技機の効果に加え、
遊技盤の遊技領域の側端部に設けられた装飾部材である
遊技部材に入球した遊技球は、前記第一の排出口又は前
記第二の排出口から排出されるので、遊技領域の側端部
において遊技球の流下方向に変化を与えることができ
る。
【0056】また、請求項10に係る発明の遊技機で
は、請求項6乃至8の何れかに記載の遊技機の効果に加
え、前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央
に設けられたステージに遊技球を排出するので、前記第
一の排出口から排出される遊技球は特別図柄表示装置を
始動させる始動口へ入球することができる。
【0057】また、請求項11に係る発明の遊技機で
は、請求項6乃至10の何れかに記載の遊技機の効果に
加え、発光態様を変更可能な発光器を点灯や点滅させる
ことにより、臨場感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はパチンコ機1の正面図である。
【図2】図2はパチンコ機1の遊技盤2の正面図であ
る。
【図3】図3は遊技部材40の正面図である。
【図4】図4は、図3に示す遊技部材40の左側面図で
ある。
【図5】図5は、遊技部材40の表面の蓋板42を剥が
した状態を示す図である。
【図6】図6は、図5に示す遊技部材40を斜め上方向
から見た斜視図である。
【図7】図7は、図5に示す遊技部材40を裏面の斜め
上方向から見た斜視図である。
【図8】図8は、第二の実施の形態の遊技部材140を
示す正面図である。
【図9】図9は、第三の実施の形態の遊技盤202の正
面図である。
【図10】図10は、第三の実施の形態の遊技部材24
0の正面図である。
【図11】図11は、第三の実施の形態の遊技部材24
0を斜め上から見た斜視図である。
【図12】図12は、第三の実施の形態の遊技部材24
0を裏から見た斜視図である。
【図13】図13は、第四の実施の形態の遊技盤302
の正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 3 ガイドレール 4 遊技領域 8 特別図柄表示装置 11 普通図柄始動ゲート 12 普通図柄始動ゲート 15 特別図柄始動電動役物 16 大入賞口 21 ステージ 28 液晶表示装置 40 遊技部材 40a 凸部 40b 凸部 40c 遊技球飛込口 40d 第一の通路 40e 第二の通路 40f 振分部 40g 第一の開口部 40i 第二の開口部 40j 第三の通路 40l 第一の遊技球排出口 40m 第二の遊技球排出口 40n 案内箱 40r 傾斜突起 40s 第二の遊技球飛込口 41 基板 42 蓋板 50 遊技部材 60、61 電飾ランプ 88 遊技球 140 遊技部材 202 遊技盤 204 遊技領域 208 特別図柄表示装置 240 遊技部材 250 遊技部材 302 遊技盤 308 特別図柄表示装置 310 ワープ通路 311 ワープ出口 315 特別図柄始動電動役物 315a 上部入賞口 321 ステージ 340 遊技部材 340a 遊技球飛込口(ワープ口) 340b 第一の遊技球排出口 340c 第二の遊技球排出口 350 遊技部材 350a 遊技球飛込口(ワープ口) 350b 第一の遊技球排出口 350c 第二の遊技球排出口
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月28日(2000.9.2
8)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】以上説明したように、本実施の形態のパチ
ンコ機では、特別図柄表示装置308のワープ通路とし
て、本発明を適用したので、遊技球88の勢いによっ
て、遊技球88をステージ321に排出されるか否かの
振り分けを行うことができ、遊技性を高めることができ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 向井 弘一 愛知県名古屋市中村区長戸井町3丁目12番 地 豊丸産業株式会社内 Fターム(参考) 2C088 EB53 EB68

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球が流下する遊技盤の表面に配設さ
    れ、少なくとも一つ以上の遊技球飛込口と、少なくとも
    二つ以上の遊技球排出口とが設けられ、前記遊技球飛込
    口に入球した遊技球を、前記遊技球排出口の何れかに、
    振分部により振り分けて案内する遊技部材であって、 前記遊技球飛込口から前記振分部に遊技球を案内する第
    一の通路と、 前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口
    の内の第一の排出口へ遊技球を案内する第二の通路と、 前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口
    の内の前記第一の排出口とは異なる第二の排出口へ遊技
    球を案内する第三の通路とを備え、 前記振分部は、前記第二の通路と前記第三の通路との分
    岐部において、前記第三の通路に向けて所定角度の下り
    勾配面を設けたことにより構成したことを特徴とする遊
    技部材。
  2. 【請求項2】 前記遊技球飛込口を前記遊技部材の上端
    部と上部側面とに各々設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の遊技部材。
  3. 【請求項3】 前記第一の排出口が、前記遊技部材の略
    中央部側面に設けられ、前記第二の排出口が前記遊技部
    材の下部に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の遊技部材。
  4. 【請求項4】 前記遊技部材は、遊技盤の略中央に設け
    られ、図柄を変動表示する特別図柄表示装置であり、前
    記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央に設け
    られたステージに遊技球を排出する排出口であることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技部材。
  5. 【請求項5】 発光態様を変更可能な発光器を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の遊技部
    材。
  6. 【請求項6】 遊技球が流下する遊技盤の表面に配設さ
    れ、少なくとも一つ以上の遊技球飛込口と、少なくとも
    二つ以上の遊技球排出口とが設けられ、前記遊技球飛込
    口に入球した遊技球を、前記遊技球排出口の何れかに、
    振分部により振り分けて案内する遊技部材を備えた遊技
    機であって、 前記遊技球飛込口から前記振分部に遊技球を案内する第
    一の通路と、 前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口
    の内の第一の排出口へ遊技球を案内する第二の通路と、 前記振分部から前記少なくとも二つ以上の遊技球排出口
    の内の前記第一の排出口とは異なる第二の排出口へ遊技
    球を案内する第三の通路とを備え、 前記振分部は、前記第二の通路と前記第三の通路との分
    岐部において、前記第三の通路に向けて所定角度の下り
    勾配面を設けたことにより構成した遊技部材を備えたこ
    とを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 前記遊技部材は、前記遊技球飛込口を前
    記遊技部材の上端部と上部側面とに各々設けたことを特
    徴とする請求項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記遊技部材は、前記第一の排出口が、
    前記遊技部材の略中央部側面に設けられ、前記第二の排
    出口が前記遊技部材の下部に設けられていることを特徴
    とする請求項6又は7に記載の遊技機。
  9. 【請求項9】 前記遊技部材は、遊技盤の遊技領域の側
    端部に設けられた装飾部材であることを特徴とする請求
    項6乃至8の何れかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記遊技部材は、遊技盤の略中央に設
    けられ、図柄を変動表示する特別図柄表示装置であり、
    前記第一の排出口が、特別図柄表示装置の下部中央に設
    けられたステージに遊技球を排出する排出口であること
    を特徴とする請求項6乃至8の何れかに記載の遊技機。
  11. 【請求項11】 発光態様を変更可能な発光器を備えた
    ことを特徴とする請求項6乃至10の何れかに記載の遊
    技機。
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