JP2003210687A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2003210687A
JP2003210687A JP2002015181A JP2002015181A JP2003210687A JP 2003210687 A JP2003210687 A JP 2003210687A JP 2002015181 A JP2002015181 A JP 2002015181A JP 2002015181 A JP2002015181 A JP 2002015181A JP 2003210687 A JP2003210687 A JP 2003210687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
ball
recessed chamber
chamber
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002015181A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Murayama
直樹 村山
Koichi Ikenotani
公一 池ノ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2002015181A priority Critical patent/JP2003210687A/ja
Publication of JP2003210687A publication Critical patent/JP2003210687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面枠部材を用いて斬新な演出を行うことに
より、遊技の面白さを向上させる。 【解決手段】 画像表示装置の画面周辺部を画面枠部材
で囲む。画面枠部材14は、遊技盤の後方へ向かって設
けた凹室を有する。凹室は、凹室枠43により形成さ
れ、その壁面の少なくとも一部は、透光性を有する透光
部32からなる。透光部32は、凹室の前後方向に湾曲
した湾曲面32aを有するとともに、凹室の前後方向に
延びる軸を有する複数のレンズ面32bが連設されてい
る。凹室の外部に、透光部32を介して凹室内を照明す
るための照明部材(例えば装飾用LED)を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤の表面に設
けた遊技部内に遊技球を弾発し、遊技球が複数の入賞口
のうちのいずれかに入賞すると遊技者に所定の利益を付
与する弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の弾球遊技機の代表例であるパチン
コ機は、遊技盤の表面に形成された遊技部内に、複数の
図柄を変動表示するための図柄表示装置(例えば液晶表
示装置等からなる画像表示装置)と、この図柄表示装置
の画面外周部を囲む画面枠部材とを備えている。このよ
うなパチンコ機では、図柄表示装置において複数の図柄
を変動表示するとともに、図柄の変動に関連してキャラ
クタを用いた演出画像が表示される。また、画面枠部材
には、演出効果を高めるために、複数のLED等が配設
されており、これらのLEDが遊技状況に応じて点滅す
るようになっている。
【0003】また、近年のパチンコ機では、表示される
演出画像の視認性を高めるために、図柄表示装置が大型
化する傾向にあり、遊技部における図柄表示装置が占有
する面積が増大している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、図柄表示
装置が大型化し、図柄表示装置の占有面積が増大するに
伴い、複雑な構造で趣向を凝らした演出を行うことがで
きる画面枠部材を設けることが困難となってきた。
【0005】しかしながら、画面枠部材は遊技部のほぼ
中央に設けられた部材であり、図柄表示装置とともに遊
技者の注目を集めるため、演出を行う上では重要な役目
を担っている。したがって、画面枠部材を用いてインパ
クトがある演出を行うことが、パチンコ機のデザインに
おいて重要な課題となっている。
【0006】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、画面枠部材を用いて斬新な演出を行うことによ
り、遊技の面白さを向上させることが可能な弾球遊技機
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る弾球遊技機
は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備え
ている。
【0008】すなわち、本発明に係る弾球遊技機は、遊
技盤の表面に設けた遊技部内に遊技球を弾発し、該遊技
球が複数の入賞口のうちのいずれかに入賞すると遊技者
に所定の利益を付与する弾球遊技機において、前記遊技
部の略中央部に画像を表示するための画像表示装置を配
設するとともに、前記画像表示装置の画面周辺部を画面
枠部材で囲み、前記画面枠部材は、前記遊技盤の前方位
置に設けた枠部と、前記遊技盤の後方位置に設けた凹室
とを有し、前記凹室の壁面の少なくとも一部は、透光性
を有する透光部からなり、前記透光部は、前記凹室の前
後方向に湾曲した湾曲面を有するとともに、前記凹室の
前後方向に延びる軸を有する複数のレンズ面が連設され
ており、前記凹室の外部に、前記透光部を介して前記凹
室内を照明するための照明部材を配設したことを特徴と
するものである。
【0009】ここで、前記レンズ面は、前記透光部の後
面に形成されていることが好ましい。
【0010】また、前記透光部は、前記凹室の左右壁面
および上側壁面に形成されており、前記凹室の左右壁面
に形成された透光部と前記照明部材との間には、前記照
明部材からの光を拡散するための拡散部材を配設するこ
とが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明に
係る弾球遊技機の実施形態を説明する。なお、以下の説
明では、代表的な弾球遊技機としてパチンコ機を例にと
って説明を行う。図1は、本発明の実施形態に係るパチ
ンコ機に用いる遊技盤の正面図である。また、図2、図
3は、本発明の実施形態に係るパチンコ機に用いる遊技
盤に取り付ける画面枠部材を示すもので、図2は、画面
枠部材の斜視図、図3は、画面枠部材の正面図である。
【0012】<パチンコ機>本発明の実施形態に係るパ
チンコ機は、図示しないが、筐体の前面に開閉可能な前
面枠を取り付け、前面枠の上半部に設けた透明窓内に位
置するように遊技盤が配設されいる。また、前面枠の前
面には、透明窓の下方に位置するようにして遊技球を貯
留するための上皿および下皿を上下に並べて設け、下皿
の右側には遊技球を発射する発射装置を操作するための
操作ハンドルが設けられている。
【0013】図1に示すように、遊技盤1の表面には、
一対のガイドレール2で囲まれた略円形の遊技部3を備
えており、遊技部3内には、複数の障害釘4や風車5等
の障害部材を配設するとともに、複数の特別図柄画像や
演出画像を変動表示するための画像表示装置6と、普通
図柄を変動表示するための普通図柄表示装置7と、複数
の入賞口と、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球
を遊技部3内から排出するためのアウト口8とを備えて
いる。
【0014】<入賞口>入賞口は、その機能によって複
数種類に区分されており、遊技球が入賞したことを条件
として所定数の賞球を排出するための一般入賞口9と、
遊技球が通過したことを条件として、普通図柄表示装置
7における普通図柄の変動表示を開始させるための普通
図柄始動口10と、遊技球を受け入れ易い状態と、遊技
球を受け入れ難い状態との間で切換可能な変動部材(以
下、普通電動役物13と称す)を有し、遊技球が入賞し
たことを条件として画像表示装置6における特別図柄画
像の変動表示を開始させるための始動入賞口11と、遊
技球を受け入れ易い状態と、遊技球を受け入れ難い状態
との間で切換可能となっており、画像表示装置6におけ
る特別図柄画像の停止表示態様が所定の賞態様を構成し
た場合に、所定時間および所定回数だけ遊技球を受け入
れ易い状態に切り換えられる大入賞口12とからなる。
【0015】<普通図柄始動口>普通図柄始動口10
は、始動入賞口11の左下方に設けられており、通過す
る遊技球を検出するようになっている。この普通図柄始
動口10の通過球は、4個まで記憶可能となっており、
この入賞記憶に基づいて、普通図柄表示装置7における
図柄の変動表示が行われる。
【0016】<始動入賞口>始動入賞口11の上部に
は、遊技球を受け入れ易い状態と、遊技球を受け入れ難
い状態との間で切換可能ないわゆるチューリップ状の普
通電動役物13が設けられている。この普通電動役物1
3は、通常の状態では遊技球を受け入れ難い状態となっ
ており、普通図柄表示装置7において「当たり」となっ
た場合に、所定時間(例えば、0.3秒間)だけ遊技球
を受け入れ易い状態に切り換えられる。
【0017】また、始動入賞口11への入賞球は、4個
まで記憶可能となっており、この入賞記憶に基づいて、
画像表示装置6における特別図柄の変動表示が行われ
る。
【0018】<画像表示装置>画像表示装置6は、遊技
部3のほぼ中央に設けられた液晶表示装置からなり、画
像で表現される複数の特別図柄画像を変動表示するとと
もに、遊技状態に対応したアニメーション表示を行うこ
とにより、遊技演出を行うことができるようになってい
る。
【0019】また、この画像表示装置6の画面周辺を取
り囲むように、画面枠部材14が設けられている。
【0020】画像表示装置6に表示される特別図柄画像
は、例えば「0」「1」「2」・・・「9」「10」
「11」等の数字からなり、停止表示された数字の組み
合わせが「7」「7」「7」等のように同一の数字の組
み合わせとなった場合を「大当たり」として、一般遊技
と比較して遊技者に有利な特別遊技を行うことができ
る。この特別遊技とは、例えば大入賞口12を、所定時
間および所定回数だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り
換えて、一般遊技よりも多くの遊技球を入賞させること
により、多くの賞球を獲得することができるような遊技
である。
【0021】<普通図柄表示装置>普通図柄表示装置7
は、始動入賞口11の前方に配設された7セグメント表
示器からなり、普通図柄として「0」「1」「2」・・
・「7」「8」「9」等の数字を変動表示し、停止表示
された数字が「3」あるいは「7」となった場合を「当
たり」とする。そして、「当たり」が発生すると、始動
入賞口11に設けられた普通電動役物13を、所定時間
だけ遊技球を受け入れ易い状態に切り換えて、始動入賞
口11に遊技球を入賞させ易くする。
【0022】なお、普通図柄表示装置7は、上述した7
セグメント表示器により構成する他に、例えば画像表示
装置6の上方に設けられた緑色発光用の普通図柄表示L
EDと赤色発光用の普通図柄表示LEDにより構成する
ことができる。このような普通図柄表示装置7は、各色
の普通図柄表示LEDが交互に点滅するようになってお
り、これら普通図柄表示LEDの点滅期間が終了した時
点で緑色発光用の普通図柄表示LEDが点灯している場
合を「当たり」としている。
【0023】<画面枠部材>画面枠部材14は、図2、
図3に示すように、遊技盤1に取り付けるための取付基
板15と、取付基板15から遊技盤1の前方へ向かって
設けた枠部16と、取付基板15から遊技盤1の後方へ
向かって設けられた凹室17とからなる。
【0024】取付基板15は、その略中央部に画像表示
装置6の画面が臨む開口を備えており、開口から後方に
向かって凹室17が設けられている。また、取付基板1
5の上部には、枠部16の上方に位置するようにして突
出部18が設けられている。この突出部18により、枠
部16の上面が左右に二分されている。
【0025】また、取付基板15は、後述するステージ
19cに当接する当接部15aを有している。この当接
部15aには、その上面が前方ステージ19cの上面か
ら上方へ突出する突出壁15bが、当接部15aの左右
方向に対して略中央となるように形成されている。この
突出壁15bは、凹室17の前方から障害釘4(図1参
照)に弾かれた遊技球を、後述する落とし穴24へ導か
せるためのものである。つまり、障害釘4に衝突し、弾
かれた遊技球が前方ステージ19c上に載り、前方ステ
ージ19c上で転動しながら、突出壁15bに衝突し
て、落とし穴24へ落下するようになっている。
【0026】なお、当接部15aの突出壁15b以外の
部分は、その上面が前方ステージ19cの上面と同一面
となっている。この突出壁15b以外の部分では、障害
釘4に弾かれて前方ステージ19c上に載った遊技球
が、遊技部3内へ流下するようになっている。
【0027】凹室17の下面には、凹室17内に取り込
んだ遊技球を受け止めて、左右方向に遊技球を転動さ
せ、画面枠部材画面枠部材14の前方へ流下させるため
のステージ19a〜19cが設けられている。
【0028】枠部16は、取付基板15に設けた開口の
上部および左右側方を囲んで遊技部3内に向かって前方
へ突出するように設けられている。この枠部16の左右
側部には、遊技部3内を流下する遊技球を取り込んで流
下位置を変更するための通路部材20が設けられてい
る。
【0029】通路部材20は、枠部16の左右側面にそ
れぞれ設けた遊技球取込口21からステージ19a〜1
9c上に遊技球を流下させるための筒状のワープルート
で、枠部16の左右方向に湾曲するとともに、凹室17
の前後方向にも湾曲している。また、通路部材20の下
端部には、凹室17の前面側に位置するように、遊技球
を後方ステージ19a上へ排出するための遊技球排出口
22が設けられている。また、通路部材20は透光性を
有するプラスチックにより形成されており、通路部材2
0内を通過する遊技球を視認できるようになっている。
【0030】凹室17内に設けられたステージ19a〜
19cは、前後方向に3段に区分されており、後方ステ
ージ19a、中間ステージ19b、前方ステージ19c
の順にその高さが低くなっている。また、各ステージ1
9a〜19cは、中央部と左右側部が高く、その中間部
が低くなった波形となっている。
【0031】中間ステージ19bの左右側部には、通路
部材20の遊技球排出口22から排出された遊技球を後
方ステージ19aへ導くための導入仕切板23が設けら
れている。また、遊技球を取り込むための落とし穴24
が設けられている。すなわち、落とし穴24は、ステー
ジ部19a〜19cの左右方向および前後方向のほぼ中
央に設けられており、後方ステージ19aへ落下した遊
技球のみではなく、中間ステージ19bあるいは前方ス
テージ19cへ落下した遊技球も取り込むことができる
ようになっている。
【0032】また、後方ステージ19aの中央部には、
中間ステージ19bに形成された落とし穴24へ向かっ
て遊技球を導くための第1の誘導溝25が設けられてい
る。この第1の誘導溝25は、後方ステージ19a上を
左右に転動している遊技球を落とし穴24へ導くよう
に、落とし穴24へ向かって下り勾配となっている。ま
た、中間ステージ19bの左右側部と前方ステージ19
aとの間には、中間ステージ19bと前方ステージ19
aとを仕切るための中間仕切板26が設けられている。
【0033】前方ステージ19cの中央部には、中間ス
テージ19bに形成された落とし穴24へ向かって遊技
球を導くための第2の誘導溝19dが設けられている。
この第2の誘導溝19dは、取付基板15の突出壁15
bに衝突した遊技球を落とし穴24へ導くように、落と
し穴24へ向かって下り勾配となっている。第2の誘導
溝19dの下り勾配は、第1の誘導溝25の下り勾配よ
りも緩やかとなっている。
【0034】さらに、中間ステージ19bおよび前方ス
テージ19aの中央部下側には、落とし穴24へ落下し
た遊技球を遊技盤1の表面へ導くための落下球誘導樋2
7が設けられている。この落下球誘導樋27は、取付基
板15の前面に開口した落下球排出口28と落とし穴2
4とを連通するためのものである。落下球誘導樋27
は、左右方向に幅広となっており、その下面の左右方向
のほぼ中央には、落下球を始動入賞口11の上方へ導く
ための第3の誘導溝29が設けられている。この第3の
誘導溝29は、落とし穴24から落下球誘導樋27へ落
下してきた遊技球を始動入賞口11の上方へ導くよう
に、落下球排出口28へ向かって下り勾配となってい
る。
【0035】上述した凹室17には、凹室17の前方か
ら遊技球が障害釘4に弾かれ飛び込むとともに、通路部
材20によりステージ19a〜19c上へ遊技球が取り
込まれるようになっている。ここで、後方ステージ19
aは、主として凹室17の側方から流入した遊技球を受
け止めるための段部であり、中間ステージ19bおよび
前方ステージ19cは、主として凹室17の前方から障
害釘4に弾かれて流入した遊技球を受け止めるための段
部である。
【0036】すなわち、遊技盤1の表面から凹室17内
へ飛び込んだ遊技球は、前後3段のいずれかのステージ
19a〜19c上へ落下し、ステージ19a〜19c上
を左右に転動しながら再び遊技部3内へ流下する。この
際、後方ステージ19a上へ落下した遊技球は、左右へ
転動しながら中間ステージ19bへ流下するか、あるい
は第1の誘導溝25により中間ステージ19bの落とし
穴24へ導かれる。また、中間ステージ19b上へ落下
した遊技球は、左右へ転動しながら前方ステージ19a
へ流下するか、あるいは落とし穴24へ落下する。ま
た、前方ステージ19aへ落下した遊技球は、左右へ転
動しながら遊技部3内へ流下するか、あるいは落とし穴
24へ落下する。また、落とし穴24へ落下した遊技球
は、落下球誘導樋27内へ導かれ、落下球排出口28を
経て遊技部3内へ導かれる。この際、第3の誘導溝29
により始動入賞口11の上方へ導かれる可能性が高くな
る。
【0037】また、通路部材20によりステージ19a
〜19c上へ取り込まれた遊技球は、導入仕切板23に
より後方ステージ19a上へ導かれ、中間ステージ19
bおよび前方ステージ19aを経て、あるいは落とし穴
24から落下球誘導樋27を経て遊技部3内へ流下す
る。
【0038】なお、画面枠部材14は、図4に示すよう
に、複数のパーツにより構成されており、大別して、取
付基板枠41、球通路部材枠42、凹室枠43、ステー
ジ部枠44、落下球誘導樋枠45、背面枠46、および
突出部枠47からなり、これらのパーツを組み合わせる
ことにより、取付基板15、枠部16、および凹室17
等が形成される。
【0039】<落下球誘導樋>落下球誘導樋27の後方
側面は、透光性を有するプラスチックにより形成されて
いる。また、画面枠部材14の内部には、落下球誘導樋
27の後方側に位置するようにして、落下球誘導樋27
内を照明するための装飾用LED30が配設されてい
る。なお、落下球誘導樋27の全体を、透光性を有する
プラスチックにより形成して、画面枠部材14に配設し
た他の装飾用LED(例えば装飾用LED31等)によ
り、落下球誘導樋27内を照明するようにしてもよい。
【0040】<透光部>次に、図5、図6を用いて、凹
室17の左右壁面および上側壁面に形成した透光部につ
いて説明する。図5は、凹室枠43の斜視図、図6は、
凹室枠43の正面図である。
【0041】凹室17の一部を構成する凹室枠43の左
右壁面および上側壁面は、図5、図6に示すように、透
光性を有するプラスチックにより形成された透光部32
となっている。また、凹室枠43の裏面側には、図3に
示すように、透光部32を介して凹室17内を照明する
ための複数の装飾用LED31が配設されている。
【0042】透光部32は、図5、図6に示すように、
凹室17の前後方向に湾曲した湾曲面32aを有すると
ともに、凹室17の前後方向に延びる軸を有する複数の
レンズ面32bが連設されている。このレンズ面32b
は、例えば、凹室枠43の裏面側に凹室17の前後方向
に延びる凹凸を設けることにより形成することができ
る。また、凸面の断面形状は、例えば、円筒状あるいは
円錐状等とすることができる。
【0043】このように、透光部32に湾曲面32aを
設けるとともに、レンズ面32bを形成することによ
り、装飾用LED31からの光が屈折し、各装飾用LE
D31に対応して透光部32に幾何学模様(例えば、V
字状の光の帯)が生じる。この幾何学模様は、その一部
が重なりながら左右方向に一列に並ぶように発生するよ
うになっている。
【0044】なお、湾曲面32aおよびレンズ面32b
は、透光部32の全面にわたって設けてもよいが、その
一部にのみ設けてもよい。また、湾曲面32aは、凹室
17に向かって凸状であってもよいし、凹状であっても
よい。
【0045】また、凹室枠43の左右壁面に形成した透
光部32と、装飾用LED31との間には、図4に示す
ように、装飾用LEDからの光を拡散するための拡散部
材33が配設されている。この拡散部材33は、例え
ば、透明なプラスチック板の一側面に複数の凸部を設け
たり、この一側面を粗面とすることにより形成すること
ができる。
【0046】<パチンコ機における遊技>次に、上記パ
チンコ機における遊技を説明する。上述したパチンコ機
では、発射装置(図示せず)により遊技部3内に発射さ
れた遊技球が、一般入賞口9等に入賞すると、所定数
(例えば10個)の賞球を払い出す。
【0047】また、普通図柄始動入賞口10を遊技球が
通過したことを条件として、普通図柄表示装置7におけ
る普通図柄の変動表示を開始させる。そして、乱数を用
いた抽選により、普通図柄表示装置7における普通図柄
の停止表示態様を決定し、この決定に基づいて普通図柄
の変動表示を停止させる。ここで、普通図柄表示装置7
における普通図柄の停止表示態様が、「当たり」となる
と、始動入賞口11に設けられた普通電動役物13を所
定時間(例えば、0.3秒間)だけ遊技球を受け入れ易
い状態に切り換える。
【0048】また、始動入賞口11に遊技球が入賞した
ことを条件として、画像表示装置6における特別図柄画
像の変動表示を開始させる。そして、乱数を用いた抽選
により、画像表示装置6における特別図柄画像の停止表
示態様を決定し、この決定に基づいて特別図柄画像の変
動表示を停止させる。ここで、画像表示装置6における
特別図柄画像の停止表示態様が「大当たり」となると、
大入賞口12を所定時間(例えば30秒)あるいは所定
個数(例えば10個)の入賞球を受け入れるまで開放す
る。また、大入賞口12内には継続入賞口(図示せず)
が設けられており、大入賞口12内に入賞した遊技球が
継続入賞口にも入賞すると、上述した大入賞口12の開
放動作が、所定回数(例えば16回)に達するまで繰り
返される。
【0049】<他の実施形態>上述した実施形態では、
代表的な弾球遊技機としてパチンコ機を例にとって説明
を行ったが、本発明に係る弾球遊技機は、遊技球を弾発
して遊技を行う遊技機であればどのような遊技機にも適
用することができ、例えばアレンジボール遊技機に適用
することができる。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る弾球遊技機は、上述した構
成を備えているため、以下に説明する効果を奏すること
ができる。すなわち、本発明に係る弾球遊技機では、画
面枠部材に設けた凹室の壁面の一部を透光部とし、この
透光部は、凹室の前後方向に湾曲した湾曲面を有すると
ともに、凹室の前後方向に延びる軸を有する複数のレン
ズ面が連設されており、凹室の外部に配設した照明部材
により透光部を介して凹室内を照明するようになってい
る。
【0051】したがって、照明部材からの光が、透光部
に設けた湾曲面およびレンズ面により屈折され、凹室の
壁面に、通常の照明では生じないような突飛な幾何学模
様が形成される。これにより、上述した幾何学模様の光
により凹室内が照明されるので、画像表示装置の表面積
が大きくとも、画面枠部材を用いて斬新な演出を行い、
遊技の面白さを向上させることができる。
【0052】また、透光部の後面にレンズ面を形成する
ことにより、凹室内に飛び込んだ遊技によりレンズ面が
傷ついたり汚れが付着することがない。
【0053】また、凹室の左右壁面および上側壁面に透
光部を形成し、凹室の左右壁面に形成された透光部と照
明部材との間に、照明部材からの光を拡散するための拡
散部材を配設することにより、凹室の左右壁面全体をま
んべんなく照明することがでできる。これにより、画像
表示装置の表面積が大きく、凹室の左右壁面の幅寸法が
小さくとも、遊技者にとって印象深い凹室内の光の演出
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機に用いる遊
技盤の正面図
【図2】画面枠部材の斜視図
【図3】画面枠部材の正面図
【図4】画面枠部材の分解斜視図
【図5】凹室枠の斜視図
【図6】凹室枠の正面図
【符号の説明】
1 遊技盤 2 ガイドレール 3 遊技部 4 障害釘 5 風車 6 画像表示装置 7 普通図柄表示装置 8 アウト口 9 一般入賞口 10 普通図柄始動入賞口 11 始動入賞口 12 大入賞口 13 普通電動役物 14 画面枠部材 15 取付基板 16 枠部 17 凹室 18 突出部 19a 後方ステージ 19b 中間ステージ 19c 前方ステージ 19d 第2の誘導溝 20 通路部材 21 遊技球取込口 22 遊技球排出口 23 導入仕切板 24 落とし穴 25 第1の誘導溝 26 中間仕切板 27 落下球誘導樋 28 落下球排出口 29 第3の誘導溝 30、31 装飾用LED 32 透光部 32a 湾曲面 32b レンズ面 33 拡散部材 41 取付基板枠 42 球通路部材枠 43 凹室枠 44 ステージ部枠 45 落下球誘導樋枠 46 背面枠 47 突出部枠 48 突起部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の表面に設けた遊技部内に遊技球
    を弾発し、該遊技球が複数の入賞口のうちのいずれかに
    入賞すると遊技者に所定の利益を付与する弾球遊技機に
    おいて、 前記遊技部の略中央部に画像を表示するための画像表示
    装置を配設するとともに、前記画像表示装置の画面周辺
    部を画面枠部材で囲み、 前記画面枠部材は、前記遊技盤の前方位置に設けた枠部
    と、前記遊技盤の後方位置に設けた凹室とを有し、 前記凹室の壁面の少なくとも一部は、透光性を有する透
    光部からなり、 前記透光部は、前記凹室の前後方向に湾曲した湾曲面を
    有するとともに、前記凹室の前後方向に延びる軸を有す
    る複数のレンズ面が連設されており、 前記凹室の外部に、前記透光部を介して前記凹室内を照
    明するための照明部材を配設したことを特徴とする弾球
    遊技機。
  2. 【請求項2】 前記レンズ面は、前記透光部の後面に形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記透光部は、前記凹室の左右壁面およ
    び上側壁面に形成されており、前記凹室の左右壁面に形
    成された透光部と前記照明部材との間には、前記照明部
    材からの光を拡散するための拡散部材が配設されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の記載の弾球遊
    技機。
JP2002015181A 2002-01-24 2002-01-24 弾球遊技機 Pending JP2003210687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002015181A JP2003210687A (ja) 2002-01-24 2002-01-24 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002015181A JP2003210687A (ja) 2002-01-24 2002-01-24 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003210687A true JP2003210687A (ja) 2003-07-29

Family

ID=27651656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002015181A Pending JP2003210687A (ja) 2002-01-24 2002-01-24 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003210687A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319182A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2008029600A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Newgin Corp 遊技機
JP2008161455A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Samii Kk 遊技機
JP2013185829A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Sysmex Corp 試料分析装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319182A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2008029600A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Newgin Corp 遊技機
JP2008161455A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Samii Kk 遊技機
JP2013185829A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Sysmex Corp 試料分析装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003236110A (ja) 弾球遊技機
JP2003210688A (ja) 遊技機
JP4554052B2 (ja) 遊技部材及び遊技機
JP5105515B2 (ja) 遊技機
JP2006122363A (ja) 遊技機
JP2000051448A (ja) 遊技機
JP2007301282A (ja) 遊技機
JP2007044365A (ja) 遊技機
JP2003169919A (ja) 遊技機
JP2003284827A (ja) 弾球遊技機
JP4201309B2 (ja) 弾球遊技機
JP2002369931A (ja) パチンコ機の入賞装置
JP4708777B2 (ja) パチンコ遊技機の表示装置
JP2003210687A (ja) 弾球遊技機
JP2006000249A (ja) 遊技機
JP5070612B2 (ja) 遊技機
JP6636713B2 (ja) 遊技機
JP2009078030A (ja) 遊技機
JP2003210696A (ja) 遊技機
JP2003236109A (ja) 弾球遊技機
JP2003210690A (ja) 遊技機
JP4338034B2 (ja) 遊技機
JP3640874B2 (ja) 遊技部材及び遊技機
JP2003210689A (ja) 遊技機
JP5241581B2 (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041021

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080229

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20080306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080428

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080529

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02