JPH09276489A - 遊技部材、およびその遊技部材が設置されたパチンコ機 - Google Patents

遊技部材、およびその遊技部材が設置されたパチンコ機

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JPH09276489A
JPH09276489A JP9275996A JP9275996A JPH09276489A JP H09276489 A JPH09276489 A JP H09276489A JP 9275996 A JP9275996 A JP 9275996A JP 9275996 A JP9275996 A JP 9275996A JP H09276489 A JPH09276489 A JP H09276489A
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一茂 青木
Masahito Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】遊技球の流下態様がバラエティに富んでおり面
白く、遊技者がいつまでも興味を持って遊技を楽しむこ
とができるパチンコ機を提供する。 【構成】パチンコ機34は、遊技領域25の略中央に特別図
柄表示部26が設置されており、その周囲には遊技部材1
が付設されている。遊技部材1は、第1中空路および第
1ステージからなる第1通路と、第2中空路および第2
ステージからなる第2通路とを有しており、上方から内
部へ入った遊技球を第1通路あるいは第2通路に振り分
けるようになっている。なお、第1通路に振り分けられ
た遊技球は、広幅な第1排出口14から遊技部材1の外部
へ排出されるようになっており、第2通路に振り分けら
れた遊技球は、狭幅な第2排出口23を通過後に第1排出
口14から排出され、高い確率で特別図柄始動口33に入賞
するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、およ
びパチンコ機の遊技領域に設置される遊技部材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の一種として、遊技領
域に液晶画面からなる図柄表示装置が設けられており、
遊技領域に設置された図柄始動口に遊技球が入賞した場
合に、その図柄表示装置に表示された図柄が変動し、所
定時間後に停止表示となり、停止表示となった図柄が所
定の図柄である場合に、遊技者にとって有利な特定遊技
状態(いわゆる大当たり状態)が生起するパチンコ機が
知られている。かかるパチンコ機の図柄表示装置には、
装飾と遊技領域を流下する遊技球の流下態様を面白くす
る目的で、遊技部材が周設されることが多い。従来の遊
技部材としては、中央部分に図柄表示装置の液晶画面用
の開口部が設けられ、上部に遊技球の飛込口が設けら
れ、上側および両サイドに、飛込口と連通した通路が設
けられているとともに、図柄表示装置の液晶画面の下端
縁に沿って両サイドの通路を繋ぐように、平板状のステ
ージが設けられ、かつ、ステージの中央の僅かに低く形
成された部分に排出部が設けられたものが知られてい
る。また、かかる遊技部材が図柄表示装置に周設された
パチンコ機においては、通常、遊技部材の下側に、図柄
始動口が設けられ、飛込口から遊技部材内に入った遊技
球が、通路を通って流下した後にステージ上で左右に揺
動し、しかる後に排出部から遊技部材の外部に排出され
るようになっているとともに、排出された遊技球の一部
が、所定の割合で図柄始動口に入賞するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のパチンコ機は、遊技部材の内部に入った遊技球が通
路からステージ上へ流下しステージ上で左右に揺動した
後に外部に排出され、排出された遊技球の一部が図柄始
動口に入賞するだけであり、遊技球の流下態様が単純で
あるので、遊技者はいつまでも興味を持って遊技をし続
けることができなかった。
【0004】本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が
有する課題を解消し、遊技球の流下態様がバラエティに
富んでおり面白く、遊技者がいつまでも興味を持って遊
技を楽しむことができるパチンコ機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の内、第1
の発明の構成は、飛込口から内部へ入り込んだ遊技球を
飛込口と別に設けた排出部から排出する遊技部材であっ
て、第1排出部と第2排出部との2つの排出部が設けら
れているとともに、前記第1排出部に遊技球を導く第1
通路と、前記第2排出部に遊技球を導く第2通路とが設
けられていることにある。
【0006】第2の発明の構成は、遊技領域に、第1の
発明の遊技部材が設置されているパチンコ機にある。
【0007】第3の発明の構成は、遊技領域に、第1の
発明の遊技部材が設置されているとともに、その遊技部
材の下側に入賞領域が設けられており、前記遊技部材の
第2排出部から遊技球が排出された場合には、第1排出
部から遊技球が排出された場合よりも高い確率で入賞領
域に入賞するパチンコ機にある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技部材、および
遊技部材が設置されたパチンコ機の一実施形態を、図面
に基いて詳細に説明する。
【0009】図1は、遊技部材の正面および背面を示す
説明図、図2は、遊技部材の右側面を示す説明図、図3
は、図2におけるA−A線断面およびB−B線断面を示
す説明図、図4は、遊技部材の斜視説明図、図5は、遊
技部材を一部を切り欠いて示す説明図である。遊技部材
1は、合成樹脂製等の複数の部品が組み合わされて形成
されている。そして、前方から見ると、幅広の略長方形
状であり、中央に開口部37が設けられており、側方か
ら見ると、前方から後方にかけて略3層構造になってい
る(以下、前方の部分を前層部分aといい、中央の部分
を中層部分bといい、後方の部分を後層部分cとい
う)。
【0010】前層部分aは、横長で若干上向きに凸状の
水平部2の上面から入賞部3が上方に突出した形状を有
している。入賞部3は、内部が中空状になっており、上
側には入賞口4が設けられており、両サイドには、それ
ぞれ、飛込口5,5が設けられている。なお、入賞部3
の内部において、2つの飛込口5,5は連通している
が、入賞口4は、それらの飛込口5,5とは連通してい
ない。また、入賞部3内部の水平部2上面の略中央に
は、導球部6が浅い球面状に刻設されている(図5参
照)。さらに、水平部2前面の略中央には表示窓7が穿
設されており、その内部には小型表示装置8が内蔵され
ている。
【0011】一方、中層部分bは、上側および両サイド
に第1中空路9が形成されている。第1中空路9は、上
側の部分が前層部分aの輪郭と略合致しており、中央か
ら両端にかけて下向きに傾斜している。そして、第1中
空路9の中央下側の壁面は、屋根形状の第1振分部10
になっており、その屋根の稜線は導球部6の中心線と一
致している。
【0012】また、中層部分bの第1中空路9の両サイ
ドの下端縁同士は、平板状の第1ステージ11によって
繋がれた状態になっている(以下、第1中空路9と第1
ステージ11とを合わせて第1通路という)。第1ステ
ージ11は、中央部分が僅かに低く形成されており、最
も低い位置が浅く球面状に刻設されて第1排出部12に
なっている。さらに、第1ステージ11の前端縁には、
第1ガード13が垂設されており、その第1ガード13
の中央部分(すなわち、第1排出部12の前方)には、
第1排出口14が緩い曲率半径の円弧状に刻設されてい
る。なお、中層部分bの最上部には、第1案内体15が
設けられており、中層部分bの前面上方に穿設された通
過孔38を介して、前層部分aの入賞部3の入賞口4と
連通した状態になっている。加えて、中層部分bの前面
の上方および下方には、それぞれ2つずつ取付板16,
16・・が延設されており、それらの取付板16,16
・・には、それぞれネジ挿通孔17が穿設されている。
【0013】後層部分cも中層部分bと同様に、上側お
よび両サイドに第2中空路18が形成されており、上側
の部分は、中央から両端にかけて下向きに傾斜してい
る。そして、第2中空路18の中央下側の壁面は、屋根
形状を有する第2振分部19になっており、その屋根の
稜線は、導球部6の中心線および第1振分部10の稜線
と一致している。
【0014】後層部分cの第2中空路18の両サイドの
下端縁同士は、平板状の第2ステージ20によって繋が
れた状態になっている(以下、第2中空路18と第2ス
テージ20とを合わせて第2通路という)。第2ステー
ジ20は、第1ステージ11と同様に、中央が僅かに低
くなっており、最も低い位置が浅く球面状に刻設されて
第2排出部21になっている。その第2排出部21は、
遊技球略1個程度の幅に形成されており、第1排出部1
2の幅よりも狭くなっている。さらに、第2ステージ2
0の前端縁には、第2ガード22が垂設されており、そ
の第2ガード22の中央部分(すなわち、第2排出部2
1の前方)には、第2排出部21の幅よりも僅かに狭幅
な第2排出口23が設けられている。なお、第2ステー
ジ20の方が第1ステージ11よりも高くなっており、
第1排出口14の中心線の位置は、第2排出口23の中
心線の位置と一致している。また、後層部分cの最上部
にも、第2案内体24が設けられており、前層部分aの
入賞部3の入賞口4および中層部分bの第1案内体15
と連通した状態になっている。
【0015】遊技部材1が設置されたパチンコ機の一例
を図6に示す。パチンコ機34の中央上部には、略円形
を有する遊技領域25が設けられており、その遊技領域
25の略中央には、遊技部材1が設置されている。な
お、パチンコ機34は、遊技領域25の下方に突設され
た発射ハンドル35を回動操作することによって、上皿
36内の遊技球を遊技領域25に打ち込むことができる
ようになっている。
【0016】遊技部材1は、取付板16,16・・の裏
面を遊技盤面に当接させた状態でネジ孔17,17・・
の部分が螺着されることによって、遊技領域25に設置
されている。また、遊技部材1の中央の開口部37に
は、液晶画面からなる特別図柄表示部26が設置されて
おり、遊技部材1の第1排出口14の下方には、図柄始
動口である普通電動役物27が設置されている。さら
に、普通電動役物27の下側には、大入賞口28が設け
られており、その大入賞口28の下側には、普通図柄表
示部29が設けられている。一方、遊技部材1の両サイ
ドには、普通図柄始動ゲート30,30が設けられてい
る。
【0017】上記の如く構成されたパチンコ機34にお
いては、遊技領域25に打ち込まれた遊技球が、前層部
分aの入賞部3の飛込口5,5から入賞部3内に飛び込
むと、飛び込んだ遊技球の内の一部が、導球部6上まで
遡る。導球部6上まで遡った遊技球は、中層部分bの前
面に穿設された第1通過口31を通って、中層部分bの
第1振分部10上へ導かれ、第1中空路9の左右何れか
のサイドに振り分けられる。なお、第1振分部10は、
屋根形状をしているとともに、その屋根の稜線が導球部
6の中心線と一致しているので、第1振分部10上まで
導かれた遊技球は、第1中空路9の左サイドおよび右サ
イドに略同じ確率で振り分けられる。そして、第1中空
路9の左右何れかのサイドに振り分けられた遊技球は、
第1中空路9内を通って、第1ステージ11へと現出
し、第1ステージ11上を左右に揺動した後、第1排出
部12から第1排出口14を通って遊技部材1の外部へ
と排出される。
【0018】一方、中層部分bの第1振分部10上へ導
かれた遊技球が、第1振分部10の屋根の稜線付近を転
動し、後層部分cの前面に穿設された第2通過口32を
通って後層部分cの第2振分部19上へ導かれる場合も
ある(なお、パチンコ機34は、導球部6上の遊技球を
第1中空路9の左右何れかのサイドに振り分ける確率の
方が、第2振分部19上へ導く確率よりも大きくなるよ
うに設計されている)。第2振分部19上へ導かれた遊
技球は、第2中空路18の左右何れかのサイドに振り分
けられる。第2振分部19は、第1振分部10と同様に
屋根形状をしているとともに、その屋根の稜線が第1振
分部10の屋根の稜線と一致しているので、第2振分部
19上まで導かれた遊技球は、第2中空路18の左サイ
ドおよび右サイドに略同じ確率で振り分けられる。そし
て、第2中空路18の左右何れかのサイドに振り分けら
れた遊技球は、第2中空路18内を通って、第2ステー
ジ20へと現出し、第2ステージ20上を左右に揺動し
た後、第2排出部21から第2排出口23を通って下側
に位置した第1排出部12へと流下する。しかる後、第
1排出口14を通って遊技部材1の外部へと排出され
る。
【0019】第1排出部12から排出された遊技球は、
第1排出部12の下側に設置された特別図柄始動口33
に向かって流下し、その内の一部が、特別図柄始動口3
3の上方に立設された障害釘の間を通過して、特別図柄
始動口33に入賞する。なお、第1排出部12は幅広で
浅い球面状に形成されているため、第1ステージ11上
を揺動した後に第1排出部12から排出された遊技球
は、さほど高い確率で特別図柄始動口33に入賞しな
い。しかしながら、第2排出部21および第2排出口2
3は、遊技球略1個分の幅に形成されており、第2排出
口23を通過した遊技球は、第1排出部12上の略中心
を通過して排出されるため、きわめて高い確率で特別図
柄始動口33に入賞する。また、遊技部材1内を通過し
なかった遊技球も、低い確率ではあるが特別図柄始動口
33に入賞する。
【0020】特別図柄始動口33または普通電動役物2
7に遊技球が入賞した場合には、特別図柄表示部26に
表示された3つの図柄が変動を開始し、所定時間後に停
止表示となる。そして、停止表示となった3つの図柄が
所定の組み合わせ(たとえば「7,7,7」等)である
場合には、大当たりが生起し、大入賞口28が所定回数
断続的に開成する。したがって、大当たりが生起した場
合には、遊技者はきわめて多くの賞品球を獲得すること
ができる。
【0021】なお、電源投入時からの大当たり生起の積
算回数が、前層部分aに内蔵された小型表示装置8によ
って表示窓7内に表示される。一方、遊技球が、遊技部
材1の前層部分aの上方の入賞口4に入賞した場合に
は、その入賞球は、第1案内体15および第2案内体2
4を通って、パチンコ機34の内部に設けられた入賞球
認識センサ(図示せず)まで導かれる。入賞球が入賞球
認識センサまで導かれると、その入賞が認識され、入賞
に応じた所定数の遊技球が賞品球として払い出される。
【0022】さらに、普通図柄始動ゲート30を遊技球
が通過した場合には、普通図柄表示部29に表示された
図柄が変動し、所定時間後に停止表示となる。そして、
停止表示となった図柄が所定の図柄(たとえば「7」)
である場合には、通常時は閉成している普通電動役物2
7が一定時間開成し、きわめて遊技球が入賞し易い状態
になる。なお、普通電動役物27は、閉成時には遊技球
が入賞しないようになっている。
【0023】パチンコ機34は上記の如く構成されてお
り、遊技部材1内に入った遊技球が第1通路と第2通路
との2つの通路に振り分けられ、さらに各通路において
左右何れかのサイドに振り分けられるとともに、第1通
路に振り分けられた場合には、第1ステージ11上で左
右に揺動するので、遊技球の流下態様が非常にバラエテ
ィーに富んでおり面白い。したがって、遊技者は、遊技
部材1内における遊技球の流下態様に関心を示しなが
ら、興味を持って遊技を楽しむことができる。
【0024】また、パチンコ機34は、遊技部材1内を
通過した遊技球が、遊技部材1内を通過しなかった遊技
球よりも高い確率で特別図柄始動口33に入賞するよう
に(すなわち、特別図柄の変動回数が多くなるように)
設計されているので、遊技者は、遊技部材1内に遊技球
が入るか否かに関心を示しながら、興味を持って遊技を
楽しむことができる。
【0025】さらに、遊技部材1内に入った遊技球が第
1通路に振り分けられた場合と第2通路に振り分けられ
た場合とで、遊技部材1の外部に排出された遊技球の特
別図柄始動口33への入賞確率が異なるように(すなわ
ち、特別図柄の変動回数が異なるように)設計されてい
るので、遊技者は、遊技部材1内に入った遊技球が第1
通路に導かれるのか、あるいは第2通路に導かれるの
か、ということに関心を示しながら、いつまでも興味を
持って遊技を楽しむことができる。
【0026】なお、本発明の遊技部材の構成は、上記し
た実施例に何ら限定されるものではなく、水平部、入賞
部、入賞口、飛込口、導球部、表示窓、小型表示装置、
第1・第2中空路、第1・第2振分部、第1・第2ステ
ージ、第1・第2排出部、第1・第2ガード、第1・第
2排出口、第1・第2案内体、取付板、ネジ孔、第1・
第2通路、第1・第2通過口、通過孔の形状・構造等の
構成を、必要に応じて適宜変更することができる。
【0027】たとえば、飛込口は2つに限定されるもの
ではなく、1つであっても良いし、逆に3つや4つであ
っても良い。また、表示窓、小型表示装置は、必ずしも
必要ではなく、場合によっては省略することもできる。
さらに、第2ステージ上の遊技球が第2排出口と第1排
出口とを通って遊技部材の外部に排出される構造とせ
ず、第1排出口と第2排出口とを完全に独立させても良
い。加えて、各通路にステージを設けず、各通路を中空
路のみから形成することも可能である。
【0028】一方、遊技部材が設置されるパチンコ機の
構成も、上記した実施例に何ら限定されるものではな
く、特別図柄表示部、特別図柄始動口、普通電動役物、
大入賞口、普通図柄表示部、普通図柄始動ゲートの形状
・構造、大当たり時における遊技内容等の構成を、必要
に応じて適宜変更することができる。
【0029】たとえば、特別図柄始動口、普通電動役
物、普通図柄始動ゲートの設置位置を変更することによ
り、遊技部材内を通過した遊技球が普通電動役物を通過
し易い構造とせず、遊技部材内を通過した遊技球が普通
図柄始動ゲートを通過し易い構造とすることも可能であ
る。また、第2排出口から排出された遊技球が入賞し易
い特別図柄始動口と第1排出口から排出された遊技球が
入賞し易い特別図柄始動口とを別々に設けても良い。
【0030】なお、上記実施例においては、いわゆる第
1種のパチンコ機に本発明の遊技部材を設置した例につ
いて説明したが、本発明のパチンコ機は、第1種のパチ
ンコ機に限定されるものではなく、いわゆる第3種のパ
チンコ機等、別の種類のパチンコ機であっても良い。
【0031】
【発明の効果】第1の発明の遊技部材は、第1排出部と
第2排出部との2つの排出部が設けられているととも
に、第1排出部に遊技球を導く第1通路と、第2排出部
に遊技球を導く第2通路とが設けられており、内部に入
った遊技球を第1通路と第2通路とに振り分けて流下さ
せた後に第1排出部あるいは第2排出部から排出するの
で、遊技球の流下態様をバラエティに富んだ面白いもの
にすることができる。
【0032】第2の発明のパチンコ機は、第1の発明の
遊技部材が設置されており、遊技部材内における遊技球
の流下態様がバラエティに富んでおり面白いので、遊技
者は興味を持って遊技を楽しむことができる。
【0033】第3の発明のパチンコ機は、第1の発明の
遊技部材が設置されているとともに、遊技部材の下側に
入賞領域が設けられており、遊技部材の第2排出部から
遊技球が排出された場合には、第1排出部から遊技球が
排出された場合よりも高い確率で入賞領域に入賞するの
で、遊技者は、遊技部材に入った遊技球が第1通路に導
かれるのか、あるいは第2通路に導かれるのか、という
ことに関心を示しながら、いつまでも興味を持って遊技
を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技部材の正面および背面を示す説明図であ
る。
【図2】遊技部材の右側面を示す説明図である。
【図3】図2におけるA−A線断面およびB−B線断面
を示す説明図である。
【図4】遊技部材を斜めから見た状態を示す説明図であ
る。
【図5】遊技部材を一部切り欠いて示す説明図である。
【図6】遊技部材を設置したパチンコ機を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1・・遊技部材、2・・水平部、3・・入賞部、4・・
入賞口、5・・飛込口、6・・導球部、7・・表示窓、
8・・小型表示装置、9・・第1中空路、10・・第1
振分部、11・・第1ステージ、12・・第1排出部、
13・・第1ガード、14・・第1排出口、15・・第
1案内体、16・・取付板、17・・ネジ孔、18・・
第2中空路、19・・第2振分体、20・・第2ステー
ジ、21・・第2排出部、22・・第2ガード、23・
・第2排出口、24・・第2案内体、25・・遊技領
域、26・・特別図柄表示部、27・・普通電動役物、
28・・大入賞口、29・・普通図柄表示部、30・・
普通図柄始動ゲート、31・・第1通過口、32・・第
2通過口、33・・特別図柄始動口、34・・パチンコ
機、35・・発射ハンドル、36・・上皿、37・・開
口部、38・・通過孔。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛込口から内部へ入り込んだ遊技球を飛
    込口と別に設けた排出部から排出する遊技部材であっ
    て、 第1排出部と第2排出部との2つの排出部が設けられて
    いるとともに、 前記第1排出部に遊技球を導く第1通路と、前記第2排
    出部に遊技球を導く第2通路とが設けられていることを
    特徴とする遊技部材。
  2. 【請求項2】 遊技領域に、請求項1に記載した遊技部
    材が設置されていることを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 遊技領域に、請求項1に記載した遊技部
    材が設置されているとともに、その遊技部材の下側に入
    賞領域が設けられており、 前記遊技部材の第2排出部から遊技球が排出された場合
    には、第1排出部から遊技球が排出された場合よりも高
    い確率で入賞領域に入賞することを特徴とするパチンコ
    機。
JP8092759A 1996-04-15 1996-04-15 パチンコ機 Expired - Lifetime JP3003572B2 (ja)

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JP8092759A JP3003572B2 (ja) 1996-04-15 1996-04-15 パチンコ機

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JP25786499A Division JP3319444B2 (ja) 1999-09-10 1999-09-10 パチンコ機

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