JP2001170269A - パチンコ遊技機の球通過検出部品 - Google Patents

パチンコ遊技機の球通過検出部品

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JP2001170269A
JP2001170269A JP36097299A JP36097299A JP2001170269A JP 2001170269 A JP2001170269 A JP 2001170269A JP 36097299 A JP36097299 A JP 36097299A JP 36097299 A JP36097299 A JP 36097299A JP 2001170269 A JP2001170269 A JP 2001170269A
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Toshio Tamagaki
利男 玉垣
Yasushi Ichikawa
靖 市川
Tatsuya Ito
達也 伊藤
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Newgin Co Ltd
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Newgin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型装飾部品と一体的に成形して製造コスト
低減を図ると共に、案内部材を設けて始動入賞口に対す
る入賞形態の多様化を図る球通過検出部品を提供する。 【解決手段】 普通図柄始動ゲート47は、遊技盤Jの
前側に設置されて始動入賞口20の上方かつ大型遊技装
置の前側に位置する大型装飾部品Mにおける本体30側
部に一体的に設けられる。そして、通過した遊技球を始
動入賞口20側へ向けて通出案内する案内部材49が設
けられている。これにより遊技盤Jの製造時では、該遊
技盤Jに対して大型装飾部品Mの組付けと同時に装着さ
れる。またパチンコゲーム時では、始動入賞口20に対
する入賞形態に新たな妙味が付与される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
の球通過検出部品に関し、更に詳細には、遊技盤の裏側
に大型遊技装置を取着すると共に、該遊技盤の前側に該
遊技装置の始動入賞条件を現出し得る入賞領域可変形態
の始動入賞口を設けたパチンコ遊技機において、前記遊
技盤の前面に取着されて遊技球の通過を検出することに
より、前記始動入賞口における入賞領域の拡開変動条件
を現出させ得るようにした球通過検出部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば、「フィーバータイプ」とも称され
ている第1種パチンコ遊技機、「ヒコーキタイプ」とも称
されている第2種パチンコ遊技機、「権利もの」とも称さ
れている第3種パチンコ遊技機においては、遊技盤の前
側における遊技領域の中央に大型の装飾部品が設置され
ていると共に、該遊技領域の所要位置に各種の入賞器具
(入賞口)や入賞装置、電飾具や装飾具等が配設され、ま
た遊技盤の裏側から装着した大型遊技装置(図柄表示装
置等)が前記装飾部品の透視窓部に臨むようになってい
る。一方、前記装飾部品の下方位置に特定の始動入賞口
が配設され、遊技領域へ打出した遊技球がこの始動入賞
口へ入賞することにより前記大型遊技装置の入賞始動条
件が成立するようになっている。
【0003】従って前記各種パチンコ遊技機では、前記
始動入賞口に対する遊技球の入賞条件、つまり始動入賞
条件の発生確率の設定が何よりも重要な事項の一つとさ
れている。それだけに所定のゲーム時間単位や特別遊技
成立中において、前記始動入賞条件が適正な割合で発生
するよう設定することが肝要とされ、このための様々な
工夫がなされている。例えば、前記始動入賞口に対する
遊技球の入賞確率を適宜高めるようにする技術として、
所謂「チューリップ」形態の揺動片を備えた入賞領域可変
形態の始動入賞口の設置を前提としたもとで、前記装飾
部品の適宜位置に普通図柄表示部を設けると共に、検出
手段(検出スイッチ)を備えた普通図柄始動ゲートを遊技
領域の適宜位置に設けたものがある。すなわち、遊技領
域内を落下する遊技球が前記普通図柄始動ゲートを通過
した際に前記普通図柄表示部の図柄(例えば0〜9の数
字)を変動開始させ、特定の図柄(例えば「7」)が停止表
示された場合には前記始動入賞口の揺動片が適宜時間
(例えば1秒)だけ傾動することで入賞領域を拡開変位さ
せ、これにより遊技球の入賞確立を高めるようになって
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の各種パ
チンコ遊技機では、前記大型装飾部品の左右側方の遊技
領域に前記普通図柄始動ゲートを設置する形態が多く、
この遊技領域を落下する遊技球の一部を該普通図柄始動
ゲート側へ案内するようになっている。しかるに、前記
大型装飾部品と前記普通図柄始動ゲートとは、夫々が隣
接して遊技盤に配設されるにも拘らず別部材として設計
・製作されており、遊技盤には別々に組付けられるよう
になっている。このため、遊技盤に取着される各部品の
製造工数および組付工数が増加するため、該遊技盤の製
造コストが嵩んでしまう難点があった。
【0005】また前記普通図柄始動ゲートは、遊技球を
単に通過させるだけであって入賞口としての機能を有し
ていないから、通過した遊技球は遊技領域内を落下する
ようになる。しかるに従来の普通図柄始動ゲートは、該
ゲートを通過した遊技球の通出方向を制御する機能は全
く付加されていなかった。すなわち、普通図柄始動ゲー
トを通過した遊技球は単に遊技領域内を自然落下するだ
けであって、前記始動入賞口側へ通出案内されて該始動
入賞口へ入賞することが殆どないから、始動入賞口に対
する遊技球の入球形態が単調で妙味に欠けるものとなっ
ていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、前述した従来の技術に内在し
ている前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであって、大型装飾部品に一体的に形成する
ことで部品点数および組付工数の削減による製造コスト
低減を可能とすると共に、案内部材を設けて通過した遊
技球を前記始動入賞口側へ通出案内させるようにするこ
とで、始動入賞口に対する入賞形態の多様化を図るよう
構成したパチンコ遊技機の球通過検出部品を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、裏側に大型遊技
装置を取着すると共に前側に該遊技装置の始動入賞条件
を現出し得る入賞領域可変形態の始動入賞口を設けた遊
技盤の前側に取着され、該遊技盤の前面を落下する遊技
球の通過を検出手段で検出したもとで、前記始動入賞口
における入賞領域の拡開変動条件を現出させ得るように
したパチンコ遊技機の球通過検出部品において、前記球
通過検出部品は、前記遊技盤の前側に設置されて前記始
動入賞口の上方かつ前記大型遊技装置の前側に位置する
大型装飾部品に対し、その本体の側部所要位置に一体的
に設けられると共に、前記検出手段の下方に、該検出手
段で検出された遊技球を前記始動入賞口側へ向けて通出
案内する案内部材を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】球通過検出部品は、遊技盤の前面に装着されて
始動入賞口の上方かつ大型遊技装置の前側に位置する大
型装飾部品に対し、その本体の側部所要位置に一体的に
設けられているので、当該大型装飾部品の設置作業と同
時に遊技盤に設置される。そして、実際のパチンコゲー
ムで遊技盤へ打出された遊技球において、前記大型装飾
部品の左右に飛翔された遊技球の一部が球通過検出部品
を通過するようになる。これにより、球通過検出部品で
の遊技球通過検出のもとで作動した普通図柄表示部で特
定の図柄が停止した場合には、入賞領域可変形態の前記
始動入賞口の入賞領域が拡開変位して該始動入賞口に対
する遊技球の入賞確立が高められ、これにより前記大型
遊技装置に対する始動入賞条件の発生確立が高まる。一
方、球通過検出部品には案内部材が設けられているの
で、該球通過検出部品を通過した遊技球は、前記案内部
材により前記始動入賞口側へ通出案内されるようにな
る。これにより、球通過検出部品を通過した遊技球が、
前記始動入賞口へ入賞する可能性も現出されるようにな
るから、当該始動入賞口に対する遊技球の入賞形態に新
たな妙味を付加することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るパチンコ遊技
機の球通過検出部品につき、好適な実施例を挙げて添付
図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお本実施
例では、一般に「第1種パチンコ遊技機」とも称されてい
る型式、つまり始動入賞条件毎に図柄表示装置の図柄が
変動停止表示されて、所定図柄同士の組合わせの成立時
(大当たりともいう)に、大型電動式の入賞装置が設定開
放パターンで作動して特別遊技を現出し得るタイプのパ
チンコ機を例示する。但し本発明は、第1種パチンコ遊
技機のみならず、第2種パチンコ遊技機および第3種パ
チンコ遊技機等も対象とする。
【0010】(パチンコ機)そこで、先ず本実施例のパチ
ンコ機について、図1を参照して要約説明する。本実施
例のパチンコ機Pは、その基本的な概略構成として、外
枠Aの開口前面側に対して前枠Bが、連結支持手段およ
び施錠手段を利用して着脱および開放可能に組付けられ
ている。そして前枠Bの内外部分に、横開き式のガラス
扉Dを組付けた窓枠Cと、ガラス扉Dの下部において窓
枠Cに対して着脱および開放可能に組付けられる開閉セ
ット板の前側にセットされた上球皿Eおよび裏側にセッ
トされた電動式の球送り装置Gと、下段に位置する下球
皿Fおよび打球発射装置Hと、裏側に位置する機構セッ
ト盤(図示せず)等が夫々装備されている一方、前枠B裏
側の収容枠体の正面内部に所要の遊技領域19を構成し
た遊技盤Jが着脱交換可能にセットされている。
【0011】(前枠)前記前枠Bは、全体が合成樹脂成形
されたものを例とし、基本的には枠口の前面側に窓枠C
用の設置凹部を設けた枠体10と、この枠体10の開口
域裏側に位置して遊技盤J用のセット面域および取着部
を形成した収容枠体(図示せず)と、この収容枠体下部に
位置して遊技盤Jと整合される遊技補助盤12とが一体
に成形されている。そして、枠体10の前面上縁から前
面右縁にかけてランプ表示部13等が装備される一方、
遊技補助盤12の前面左右にスピーカ14と発射レール
15が夫々配設される。
【0012】(遊技盤)前記遊技盤Jは、図2に示すよう
に、略円形状に湾曲形成したレール18により囲まれた
遊技領域19の前側において、縦央やや下部に配設され
てセーフ球をスイッチで検出し得る始動入賞口20と、
この始動入賞口20の直上方に配置されて図柄透視並び
に遊技球案内をなす大型の装飾部品Mと、風車とも称さ
れて遊技球用の流下方向を任意に変向する電飾案内車2
2および普通案内車23と、始動入賞口20の直下方に
設置された前記大型電動式の入賞装置24と、遊技状態
に応じて照射パターンが変更制御される電飾装置25等
を備えている。また遊技盤Jの裏側には、図3に示すよ
うに、セーフ球案内部材Lが取着されていると共に、前
記装飾部品Mの透視窓部31の裏側に合わせて液晶式の
図柄表示装置(大型遊技装置)Kが取着される(図7,図
8)。なお前記普通案内車23は、前記装飾部品Mの前
面に配設されている。また、図2中の符号29はアウト
口を示す。
【0013】前記始動入賞口20は、所謂「チューリッ
プ」形態の揺動片21,21を備えて入賞領域を拡大・縮
小変位可能な入賞領域可変形態のものが例とされ、図2
では各揺動片21,21を傾動させて入賞領域を拡開す
ることで遊技球の入賞確率を高めた状態を示している。
また前記入賞装置24は、一般にアタッカー式の特別電
動役物とも呼ばれているもので、その基本的な構成とし
て、特別入賞口26に対設された扉状の開閉板27が、
裏側の電磁ソレノイドおよび開閉機構を利用して設定開
放パターンに基づいて開閉し得るようになっていると共
に、左右に普通入賞口28が設けられている。更に、特
別入賞口26の裏側内部にセーフ球用のカウントスイッ
チと、開放作動継続用の特別スイッチ(Vスイッチ)が組
み込まれている。
【0014】(装飾部品)そして、前記図柄表示装置Kの
前側に位置する大型の装飾部品Mは、その基本的な構成
として、該図柄表示装置Kの図柄変動状態を遊技者に目
視可能とする図柄透視部と、通常遊技状態および特別遊
技状態に応じて点灯・消灯(点滅)制御されるランプ類を
設けた電光装飾表示部と、遊技球の通入出案内を図る遊
技球通入出案内部等を一つに備えて、夫々の構成部に係
る機能・役割を好適に図り得るようにしたものである。
そこで次に、この装飾部品Mにつき詳細に説明する。
【0015】(図柄表示部および電光装飾表示部)図柄表
示部は、図4および図5に示すように、遊技盤Jにルー
タ加工により形成された装着孔17を介して前側から該
遊技盤Jに装着される本体30をベースにして、この本
体30の中央内部において前端面から後方へ延在する矩
形筒状の透視窓部31と、該透視窓部31の後方開口部
に取着整合された透明合成樹脂成形製の透視板32とを
主体に構成される。なお透視板32は、図柄用の透視窓
枠や入賞ライン(何れも図示せず)等の表示補助手段が予
め極薄フィルムに印刷されたものとして、該透視板32
のインモールド成形時に熱圧接着される。また電光装飾
表示部は、適宜キャラクターデザイン等が採用されて本
体30の前側上部で左右に延在する光拡散レンズ兼用の
ランプカバー33と、このカバー33の内側に装着され
る基板に配置されて遊技状態の視覚的効果を高めるため
のランプ類(何れも図示せず)とを主体に構成されてい
る。
【0016】(遊技球通入出案内部)遊技球通入出案内部
は、図7〜図9に示すように、前記本体30の縦央上端
部に形成された球通入部34と、前記透視窓部31の後
側下部に成形された横長樋状の球案内部35と、球案内
部35の前側中央に形成された球放出部36とを主体に
構成されている。前記球通入部34は、中央および左右
の合計3個の球受け口37,37,37と、夫々の球受け
口37に連通した球通出口38とを有している。また前
記球案内部35は、透視窓部31の下部で左右に延在し
た樋状を呈し、その左右中間部が適宜低くなっていると
共に、本体30の正面左側壁面に該球案内部35に整合
した球通入口39が開口形成されている。そして本体3
0の後側部には、図6に示すように、略コ字形に別体成
形された遊技球案内部材(遊技球案内通路)40が、前記
球通出口38と前記球通入口39とを連通接続するよう
に取着されている。この遊技球案内部材40は、遊技盤
Jに前側から装着した前記装飾部品Mに対して該遊技盤
Jの裏側から装着されるもので、前記球通入部34にお
ける各球受け口37,37,37の何れかに受け止められ
た遊技球を、球通入口39から球通出口40へ案内して
球案内部35へ案内するようになっている。なお、前記
本体30の前側両側に遊技球用の通入領域41,41が
形成され、装飾部品Mの左右側方を落下する遊技球の前
記球案内部35への通入を許容する構造となっている。
【0017】(球放出部)前記球放出部36は、図4およ
び図8に示すように、前記球案内部35の左右中央から
前側へ延出して平面矩形状に形成され、その上面に形成
されて前記球案内部35に連通する円形状の球旋回路4
2と、この球旋回路42の中心部に開口形成された球放
出口43とから構成されている。そして本体30の前面
下部には、前記球放出部36の球放出口43の真下にお
いて傾斜面に前後に延在する球案内溝44が形成されて
おり、この球案内溝44の前端部は、前記始動入賞口2
0の上方へ臨んでいる。すなわち、球案内部35から球
放出部36へ転動しながら移動する遊技球は、図4およ
び図9に示すように、その勢いで前記球旋回路42を適
宜回数旋回した後、中央の球放出口43を介して前記球
案内溝44へ落下して前記始動入賞口20の上方へ放出
され、該始動入賞口20へ高確率で入賞するようになっ
ている。従って遊技球は、球案内部35から即時に放出
落下されるのではなく、球放出部36において放出落下
が適宜時間だけ遅延される。
【0018】(保留ランプ)また本実施例の装飾部品Mで
は、前記透視窓部31における内側の左下隅角部(球案
内部35の前面左側)に、保留ランプ46が配設されて
いる。この保留ランプ46は、前記始動入賞口20で入
賞検出された入賞球(セーフ球)の有効保留数(最高4個
まで)を点灯表示するためのものである。すなわち保留
ランプ46が、前記球放出部36の左側に隣接して位置
していると共に前記始動入賞口20の近傍に位置に配設
してあるため、球放出部36から放出される遊技球の始
動入賞口20に対する入賞態様を目視しながら、殆ど視
線移動をすることなく保留ランプ46の点灯状態を確認
できるようになっている。
【0019】(普通図柄始動ゲート)更に本実施例の装飾
部品Mでは、前記本体30から左右側方へ一体的に延出
形成された支持板45,45に、検出スイッチ48を備
えた普通図柄始動ゲート(球通過検出部品)47,47が
配設されている。これら普通図柄始動ゲート47は、図
10および図11に示すように、遊技領域19内を落下
する遊技球がこれを通過したことを前記検出スイッチ4
8が検出すると、前記ランプカバー33の上部に設けた
普通図柄表示部50の図柄(0〜9の数字)が始動し、特
定の図柄(例えば「7」)が停止表示された場合には前記始
動入賞口20の各揺動片21,21が適宜時間(例えば1
秒)だけ傾動して、これにより入賞領域を拡開変位させ
て遊技球の入賞発生の確立を高めるようにするためのも
のである。なお普通図柄表示部50にも、各普通図柄始
動ゲート47,47で通過検出された遊技球の有効保留
数(最高4個まで)を点灯表示する保留ランプ51が設け
られている。
【0020】そして、正面右側に設けた普通図柄始動ゲ
ート47では、図10に示すように、下部49aが左側
へ湾曲形成された案内部材49が形成されており、当該
始動ゲート47を通過した遊技球を遊技領域19の中央
側へ変向させて、前記始動入賞口20および前記入賞装
置24の特別入賞口26側へ通出案内するようになって
いる。また、正面左側に設けた普通図柄始動ゲート47
では、下部49aが右側へ湾曲形成された案内部材49
が形成されており(図5)、当該始動ゲート47を通過し
た遊技球を遊技領域19の中央側へ変向させて、前記始
動入賞口20および前記入賞装置24の特別入賞口26
側へ通出案内するようになっている。
【0021】
【実施例の作用】次に、前述のように構成された本実施
例に係るパチンコ遊技機の球通過検出部品の作用につき
説明する。
【0022】(装飾部品の組付け)本実施例の各普通図柄
始動ゲート47,47は、前記装飾部品Mに一体的に設
けられる。すなわち、装飾部品Mにおける本体30の左
側部から左方へ一体的に延出形成した支持板45に、検
出スイッチ48を含む一方の普通図柄始動ゲート47が
一体的に形成されると共に、該本体30の右側部から右
方へ一体的に延出形成した支持板45に、検出スイッチ
48を含む他方の普通図柄始動ゲート47が一体的に形
成される。従って本実施例では、各普通図柄始動ゲート
47,47と前記装飾部品Mとが、単一のユニット部材
として取扱うことができ、遊技盤Jに対して前面側から
該装飾部品Mをセットすると同時に各普通図柄始動ゲー
ト47,47も該遊技盤Jに位置決めされる。なお装飾
部品Mは、本体30を装着孔17を介して該遊技盤Jの
裏側へ延出させた状態でビス固定される。
【0023】次いで、前記遊技盤Jの裏面側から装飾部
品Mにおける本体30に前記遊技球案内部材40をビス
着すると共に、前記セーフ球案内部材L等も組付固定す
る。更に、前記装飾部品Mや前記遊技球案内部材40お
よびセーフ球案内部材Lの組付けセットが完了したら、
該セーフ球案内部材Lを利用して前記図柄表示装置K等
を組付固定する。これにより、図柄表示装置Kの図柄表
示部は装飾部品Mの透視板32に近接し、透視窓部31
を介して遊技盤Jの前側から視認し得る。
【0024】(遊技球の通出態様について)このように構
成された本実施例のパチンコ機Pでは、在来のものと同
様の実施態様において、遊技操作に基づく球送り装置G
の球送り作動と打球発射装置Hにおける打球発射作動と
の協働により、遊技球が1球ずつ発射位置に送込まれて
遊技領域19内へ打出され、図2中の始動入賞口20,
入賞装置24の特別入賞口26および普通入賞口28に
入るセーフ球と、アウト口29に回収されるアウト球と
に区分されるパチンコゲームを行なうことができる。そ
して、前記各入賞口20,26,28へ入ったセーフ球
は、遊技盤Jの裏面に取着した前記セーフ球案内部材L
によって機構セット盤に配設したセーフ球処理装置へ通
出案内される。
【0025】(遊技部品における遊技球の通入出態様)ま
たパチンコゲームにおいて、装飾部品Mの前記球通入部
34における何れかの球受け口37に入った遊技球は、
球通出口38から遊技球案内部材40内へ通入し、遊技
領域19から一旦消えた状態となる。そして当該遊技球
は、遊技球案内部材40内を通過した後に球通入口39
を介して球案内部35へ通出され、再び遊技領域19内
へ戻ってくる。次いで当該遊技球は、球案内部35を右
方向へ転動した後に球放出部36の球旋回路42内へ移
動し、自体の勢いの度合いによって該球旋回路42を適
宜回数旋回した後、中央の球放出口43から球案内溝4
4へ落下すると共に該球案内溝44に沿って装飾部品M
の前側へ放出落下し、前記始動入賞口20へ高確率で入
球するようになる。また、遊技領域19の左側または右
側を落下した遊技球の一部は、装飾部品M側へ飛翔して
前記通入領域41,41を介して前記球案内部35へ通
入するようになり、このような遊技球においても、球放
出部36の球旋回路42で適宜旋回した後に球放出口4
3から放出落下して始動入賞口20に高確率で入球する
ようになる。
【0026】このように本実施例の装飾部品Mでは、球
通入部34または通入領域41,41を介して球案内部
35へ至った遊技球は、球放出部36の球旋回路42で
旋回するようになるので、球放出口43から始動入賞口
20側への放出落下が適宜時間だけ遅延される。従っ
て、球案内部35に至った遊技球が始動入賞口20へ至
るまでに適宜時間を要することになるので、遊技者にお
いては、該始動入賞口20に対する当該遊技球の入球に
期待感を持ちながら遊技することが可能となる。
【0027】なお、始動入賞口20へ遊技球が入球した
ことを検知することにより、前記図柄表示装置Kの各液
晶図柄が変動開始すると共に、所要時間後(例えば10
秒後)に停止制御される。ここで本実施例の装飾部品M
では、遊技者にとって退屈とされる図柄変動開始→図柄
変動停止に要する時間において、球放出部36から始動
入賞口20に対する遊技球の放出落下がある場合には、
遊技者はこの通出態様を期待感をもって注視することが
可能となる。従って遊技者は、図柄表示装置Kの図柄停
止による特別遊技条件発生に対する期待感と、始動入賞
口20への遊技球の入賞発生に対する期待感との両方を
略連続的に持ちながら遊技を行なうことが可能となる。
なお、図柄表示装置Kの図柄停止により特別遊技条件
(大当たり)が成立した際には、前記入賞装置24の開閉
板27が回動変位して特別入賞口26が開放し、所要の
特別遊技が展開される。
【0028】また、前記始動入賞口20に対する先行遊
技球の入賞検出で前記図柄表示装置Kが図柄変動してい
る際に後行遊技球の入賞検出があった場合には、これを
有効保留として記憶し、前記保留ランプ46の1つが点
灯表示される。なお、有効保留数は最高4個までで、4
個以上の入賞球が連続的に発生したとしてもこの入賞分
は有効として見なされない。そして本実施例の装飾部品
Mでは、前記保留ランプ46が、前記球放出部36の左
側に位置していると共に前記始動入賞口20の近傍に位
置しているため、球放出部36から放出される遊技球の
始動入賞口20に対する入賞態様を目視しながら、殆ど
視線移動をすることなく保留ランプ46の点灯状況を確
認できる。このため遊技者は、始動入賞口20に対する
遊技球の入球態様と保留ランプ46の点灯状況を、最小
の視線移動のもとで確認することができるので、疲労が
軽減されると共にゲームに集中することができる。
【0029】更に、遊技盤Jに打出されて遊技領域19
の左側または右側を落下した遊技球が、左右何れかの普
通図柄始動ゲート47,47を通過した場合には、この
通過を検出スイッチ48が検知して普通図柄表示部50
の図柄が変動開始する。そして、特別の図柄(例えば
「7」)が停止表示された場合には、前記始動入賞口20
の各揺動片21,21が所要時間(例えば1秒)に亘って
傾動して入賞領域が拡開変位し、これにより該始動入賞
口20に対する遊技球の入賞確率が高められる。なお、
左右何れかの普通図柄始動ゲート47,47における先
行遊技球の通過検出で前記普通図柄表示部50が図柄変
動している際に、何れかの普通図柄始動ゲート47,4
7において後行遊技球の通過検出があった場合には、こ
れを有効保留として記憶し、前記保留ランプ51の1つ
が点灯表示される。なお、有効保留数は最高4個まで
で、4個以上の遊技球の通過検出が連続的に発生したと
してもこの検出分は有効として見なされない。
【0030】そして、左側の普通図柄始動ゲート47を
通過した遊技球は、該始動ゲート47に形成した案内部
材49により始動入賞口20や特別入賞口26側へ通出
され、このうちの一部はこれら入賞口20,26に入賞
して有効セーフ球となり得る。また、右側の普通図柄始
動ゲート47を通過した遊技球は、該始動ゲート47に
形成した案内部材49により始動入賞口20や特別入賞
口26側へ通出され、このうちの一部はこれら入賞口2
0,26に入賞して有効セーフ球となり得る。
【0031】このように本実施例の普通図柄始動ゲート
47は、装飾部品Mにおける本体30の左右側部に一体
的に形成されているので、遊技盤Jに対する該装飾部品
Mの設置と同時に該遊技盤Jに設置されるようになる。
従って、遊技盤Jに取着される遊技部品の製造工数およ
び組付工数が削減されるから、これによる製造コストの
低減が可能となる。
【0032】また本実施例の普通図柄始動ゲート47は
案内部材49を有しているので、該普通図柄始動ゲート
47を通過した遊技球を前記始動入賞具20や特別入賞
口26側へ通出案内するようになる。これにより、普通
図柄始動ゲート47を通過した遊技球が、前記始動入賞
口20や特別入賞口26へ入賞する可能性も現出される
ようになるから、各入賞口20,26に対する遊技球の
入賞形態に新たな妙味を付加することが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るパチン
コ遊技機の球通過検出部品は、大型装飾部品の側部に一
体的に設けられているので、遊技盤に対する該装飾部品
の設置と同時に該遊技盤に設置されるようになる。従っ
て、遊技盤に取着される遊技部品の製造工数および組付
工数が削減されるから、これによる製造コストの低減が
可能となる利点がある。また、本発明に係る球通過検出
部品は案内部材を設けているので、該球通過検出部品を
通過した遊技球を始動入賞口側へ通出案内するようにな
る。これにより、球通過検出部品を通過した遊技球が、
始動入賞口へ入賞する可能性も現出されるようになるか
ら、該入賞口に対する遊技球の入賞形態に新たな妙味を
付加することが可能となる等の利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の普通図柄始動ゲートを一体的に形成
した装飾部品を実施したパチンコ機の概略正面図であ
る。
【図2】図1に示すパチンコ機における遊技盤の正面図
である。
【図3】図2に示す遊技盤の背面図である。
【図4】本実施例の普通図柄始動ゲートを一体的に形成
した装飾部品を示す斜視図である。
【図5】図4に示す装飾部品の正面図である。
【図6】図4に示す装飾部品の背面図である。
【図7】図4に示す装飾部品の平面図である。
【図8】装飾部品の平断面図である。
【図9】装飾部品の側断面図である。
【図10】装飾部品に一体的に形成した普通図柄始動ゲ
ートを示す部分拡大図である。
【図11】装飾部品に一体的に形成した普通図柄始動ゲ
ートを示す側面図である。
【符号の説明】
20 始動入賞口 30 本体 47 普通図柄始動ゲート(球通過検出部品) 48 検出スイッチ(検出手段) 49 案内部材 J 遊技盤 K 図柄表示装置(大型遊技装置) M 装飾部品(大型装飾部品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 達也 愛知県名古屋市中村区烏森町3丁目56番地 株式会社ニューギン内 Fターム(参考) 2C088 AA42 AA43 EB28 EB43 EB44 EB48 EB53

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏側に大型遊技装置(K)を取着すると共
    に前側に該遊技装置(K)の始動入賞条件を現出し得る入
    賞領域可変形態の始動入賞口(20)を設けた遊技盤(J)の
    前側に取着され、該遊技盤(J)の前面を落下する遊技球
    の通過を検出手段(48)で検出したもとで、前記始動入賞
    口(20)における入賞領域の拡開変動条件を現出させ得る
    ようにしたパチンコ遊技機の球通過検出部品(47)におい
    て、 前記球通過検出部品(47)は、 前記遊技盤(J)の前側に設置されて前記始動入賞口(20)
    の上方かつ前記大型遊技装置(K)の前側に位置する大型
    装飾部品(M)に対し、その本体(30)の側部所要位置に一
    体的に設けられると共に、 前記検出手段(48)の下方に、該検出手段(48)で検出され
    た遊技球を前記始動入賞口(20)側へ向けて通出案内する
    案内部材(49)を設けたことを特徴とするパチンコ遊技機
    の球通過検出部品。
  2. 【請求項2】 前記球通過検出部品(47)は、前記大型装
    飾部品(M)における本体(30)の左右側部に1個ずつ設け
    られる請求項1記載のパチンコ遊技機の球通過検出部
    品。
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