JP2010179166A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技球通路部材に強い印象を与えるとともに、遊技球の多様な流下態様を味わうことができることにより、遊技の興趣性が向上する遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球通路部材1は、遊技球が揺動可能な遊技球揺動通路2と、該遊技球揺動通路2に設けられ、かつ前記遊技球揺動通路2に乗った遊技球を通過させる遊技球通過口4a、4b、4cと、該遊技球通過口4a、4b、4cを通過した遊技球を前方へ誘導するとともに、遊技盤の遊技領域に落下させる遊技球誘導通路5とを有し、遊技球誘導通路5を、遊技球揺動通路2の下方に設ける。
【選択図】図6

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に関する。
例えば、パチンコ機のような遊技機において、遊技盤の中央部に配置された複数列(例えば3列)の図柄から構成される識別情報を変動表示可能な表示装置を備えているものがある。そして、所定の確率に基づいて、表示装置に表示された各識別情報が、特賞図柄として、予め定められた表示態様(例えば「1、1、1」)が成立した場合に、特賞状態を生起させ、遊技者に所定の遊技価値を付与するようにしている。
このような遊技機においては、遊技盤面上の表示装置を包囲するように、遊技球通路部材が設けられている。この遊技球通路部材は、表示装置の左右両側に設けられた遊技球ワープ通路と、表示装置の下面に設けられ、該ワープ通路を通過した遊技球を案内する案内部とを有し、該案内部により、遊技球を遊技盤面上の入賞口へ落下させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−341289号公報
しかし、上記特許文献1に記載された遊技球通路部材は、ワープ通路から案内部に案内された遊技球が入賞口へ落下する際の遊技球の移動態様が単純であるため、遊技者としては、遊技球が案内部から遊技盤面上に落下するさまだけでなく、遊技球通路部材の中を移動するさまをも、楽しみたいという要求があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的は、遊技球通路部材によって、遊技球の多様な移動態様を実現させることによって、遊技の興趣性を向上させるようにした遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明においては、遊技領域に、当該遊技領域を流下する遊技球を誘導する遊技球通路部材を設けてなる遊技機において、前記遊技球通路部材は、遊技球が揺動可能な遊技球揺動通路と、該遊技球揺動通路に設けられ、かつ前記遊技球揺動通路に乗った遊技球を通過させる遊技球通過口と、該遊技球通過口を通過した遊技球を前方へ誘導するとともに、遊技盤の前記遊技領域に落下させる遊技球誘導通路とを有し、前記遊技球誘導通路を、前記遊技球揺動通路の下方に設ける。
これにより、遊技球が遊技球揺動通路上を揺動する楽しみと、遊技球が遊技球誘導通路により誘導される楽しみを、連続して味わうことができる。また、遊技球揺動通路の下方に遊技球誘導通路を設けたことにより、両通路をコンパクトに配置可能になる。さらには、遊技球揺動通路に設けた遊技球通過口から、遊技球を遊技領域に落下させることにより、遊技球通路部材での遊技球の滞留時間を長くして、遊技者に興趣感を持続させることができる。
さらに本発明においては、前記遊技球通過口を、複数形成するとともに、前記遊技球誘導通路に、前記複数の遊技球通過口に対応するように、前記遊技球誘導通路を区分けする仕切部を設け、前記仕切部は、遊技球の直径よりも低い高さに設定される。これにより、仕切部によって遊技球誘導通路が複数に区分けされ、遊技球の遊技領域への落下位置を多様化させることが可能となる。また、遊技球が仕切部を乗り越える可能性が残されているため、遊技球誘導通路内での遊技球の行方について、意外性を与えることが可能となる。
さらに本発明においては、前記遊技球通過口は、前記遊技球揺動通路の後方中央部に設けられ、前記遊技球揺動通路は、遊技球通過口の両脇において前方へ下り傾斜している急傾斜通路部を有する。これにより、遊技球揺動通路に乗った遊技球が、すぐに遊技球通過口方向に誘導されることが少なくなり、遊技球の揺動する楽しみを比較的長く味わうことができる。
本発明によると、遊技球が遊技球揺動通路上を揺動する楽しみと、遊技球が遊技球誘導通路を誘導する楽しみを、連続して味わうことができ、遊技の面白味が向上し、遊技者に満喫感を与えることができる。
本発明における第1の実施形態を適用した遊技機の一部分を構成する遊技盤の正面図である。 遊技球通路部材の正面図である。 通路部材の上面図である。 通路部材の正面図である。 図4におけるV-V線に沿う縦断面図である。 遊技球通路部材の斜視図である。 本発明に係わる第2の実施形態における遊技球通路部材の正面図である。 第2の実施形態における通路部材の上面図である。 図7におけるIX-IX線に沿う要部の拡大縦断面図である。 図7におけるX-X線に沿う要部の拡大縦断面図である。 図7におけるXI-XI線に沿う要部の拡大縦断面図である。 第2の実施形態における遊技球通路部材の斜視図である。
以下、本発明の第1の実施形態を、図1〜図6に基づいて説明する。図1は、本発明の第1の実施形態における遊技機の一部分を構成する遊技盤10の正面図、図2は、遊技球通路部材1の正面図である。
遊技盤10は、外側ガイドレール11と内側ガイドレール12とによって包囲された円形状の遊技領域13を備え、遊技者の操作により、図外の発射装置から発射された遊技球が、遊技領域13を流下しつつ転動することにより、遊技が行われる。
遊技領域13には、遊技釘が多数配置され、遊技球は、遊技釘に当接することにより、転動することになるが、該遊技釘は、図面簡素化のため省略してある。
遊技領域13の中央部には、液晶からなる特別図柄表示装置14が配置されている。特別図柄表示装置14は、図示略のキャラクタに対して、「0」〜「9」の数字で構成される10種類の左、中、右3列の特別図柄(識別情報)等を表示可能に構成されている。
特別図柄表示装置14に確定表示された各特別図柄が、所定の確率に基づいて、予め定められた表示態様、例えば「4、4、4」のように同一の数字が表示された場合に、特賞状態を生起させて、後述の変動入賞装置18を、遊技者にとって有利な状態に変動させ、遊技者に所定の遊技価値を付与することになる。
また、特別図柄表示装置14に確定表示された各特別図柄が、「5、5、5」のように奇数で表示された場合には、さらに特賞状態が生起される確率を、特賞状態が所定回数(例えば1回)生起するまで向上させるようにしてある。
この確率向上期間中に、特別図柄表示装置14に確定表示された各特別図柄が、再び「7、7、7」のように奇数で表示された場合には、さらに確率向上期間は延長される。
特別図柄表示装置14の下方には、特別図柄始動口15が配置され、また特別図柄始動口15の両側方には、普通図柄作動ゲート16、16が配置されている。
遊技球が特別図柄始動口15に入賞すると、所定の確率に基づいて、図示略の判定制御手段をもって、特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果をもって、特別図柄表示装置14の特別図柄を変動させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。
特別図柄表示装置14の前面側には、遊技球が通過可能な遊技球通路部材1が、特別図柄表示装置14を包囲するようにして設けられている。
遊技球が普通図柄作動ゲート16を通過すると、所定の確率に基づいて、図示略の他の判定制御手段をもって、準特賞状態を生起するか否かが判定され、その判定の結果に基づいて、特別図柄表示装置14の上方に配置された普通図柄表示装置17を変動させ、その後に所定の図柄を確定表示させる。
普通図柄表示装置17は、それぞれLEDで構成される普通図柄表示領域17a、17bが交互に点滅表示を行い、所定の確率に基づいて、普通図柄表示領域17aが点灯表示された場合に、準特賞状態を生起させ、特別図柄始動口15の左右の可動片15a、15bを所定時間開放し、遊技球が特別図柄始動口15に入賞しやすくする。図1では、可動片15a、15bが開放した状態を示してある。
遊技領域13の下方には、変動入賞装置18が配置されている。変動入賞装置18は、特賞状態期間中に広幅の扉が前面側に開いて、遊技球を入賞可能な状態とする大入賞口19を備えている。
大入賞口19の扉が開放されている状態や、開閉を繰り返している状態で、遊技球が入賞可能な状態を、遊技者にとって有利な第1状態という。この第1状態以外の状態、すなわち、大入賞口19の扉が閉鎖されて、遊技球が入賞不可能な状態を、遊技者にとって不利な第2状態という。
その他、遊技領域13には、遊技釘とともに遊技球の転動方向を変化させるランプ付き風車20、遊技球を遊技盤10の裏面に送るアウト口21、及びランプ表示装置22等が配置されている。なお、図外の遊技機本体、すなわち発射装置や賞球排出装置については、図面の簡素化のため、ここでは省略する。
図2は、遊技球通路部材1の正面図である。遊技球通路部材1は、左右非対称の形状で形成されるとともに、特別図柄表示装置14の前面側に設けられ、遊技球を後述のように誘導する機能の他に、裏面に設けられた特別図柄表示装置14を装飾し、保護する機能をも有している。
遊技球通路部材1は、主に、上面の左右方向中央部が左右両端より低くなるように湾曲した遊技球揺動通路2と、遊技球揺動通路2の後方中央部に設けられる3個の遊技球通過口4a、4b、4cと、遊技球揺動通路2の下方に設けられ、遊技球通過口4a、4b、4cを通過した遊技球を前方へ誘導する遊技球誘導通路5等から形成されている。
遊技球揺動通路2は、特別図柄表示装置14の前面下方に設けられ、かつその上面に乗った遊技球を左右方向に揺動させる。遊技球は、遊技球揺動通路2から、遊技球通過口4a、4b、4cのいずれかに入球する。
遊技球誘導通路5は、遊技球通過口4a、4b、4cを通過した遊技球を前方の遊技盤10面に誘導可能なように、前方に向かって下り傾斜状に形成されるとともに、前後方向を向く2本の仕切部3をもって、遊技球通過口4a、4b、4cに対応するように、3本の通路に区分されている。
図3〜図5は、前述の遊技球揺動通路2及び遊技球通過口4a、4b、4cを詳細に説明するための図である。図示するように、遊技球揺動通路2及び遊技球通過口4a、4b、4cは、遊技球通路部材1を構成する他の部材から独立した1つの通路部材2Aとして形成され、図示しないネジにより遊技球通路部材1に組み付けられる。
図3は、通路部材2Aの上面図、図4は、同じく正面図、図5は、図4におけるV-V線に沿う縦断面図である。遊技球揺動通路2は、遊技球を奥行方向(後方)に誘導するために、奥行方向に向かって下り傾斜し、その左側寄りには、上方に突出する第1規制壁7が、奥行方向(後方)に向かって立設されている。また、遊技球揺動通路2の前端には、遊技球が遊技盤10の遊技領域13内に落下しないように、第2規制壁8が左右方向に立設されている。
遊技球揺動通路2の奥行のほぼ中央位置には、左右に並ぶ遊技球通過口4a、4b、4cが設けられている。遊技球揺動通路2における遊技球通過口4a、4b、4cの両脇には、前方へ急激に下り傾斜する急傾斜通路部6が形成されている。急傾斜通路部6は、遊技球揺動通路2の奥行方向の下り傾斜角度よりも、大きな傾斜角度を有している。これにより、最奥に向かった遊技球を、前方に押し戻すことが可能となっている。
図6は、遊技球通路部材1の斜視図である。ここでは、遊技球の各種流下態様について説明する。なお、図示した遊技球(A1〜A5)は、矢印に従って移動するものとする。
まず、発射装置から発射された遊技球A1は、遊技領域13に配置された図示しない遊技釘によって転動し、遊技球通路部材1付近の図示しない遊技釘によって跳ね上がって、遊技球揺動通路2に飛入する。遊技球揺動通路2に飛入した遊技球A2は、第1規制壁7に当接することにより、奥行方向(後方)に誘導された後に、遊技球揺動通路2の中央に誘導される。なお、第1規制壁7は、遊技球を奥行方向へ誘導する機能と、遊技球が中央方向へ移動するときの速度を減速させる機能と、遊技球が中央部側に移動した後の遊技球の左右方向の揺動範囲を規制する機能とを有している。
このとき、遊技球揺動通路2の奥部に急傾斜通路部6があるため、遊技球は、遊技球通過口4a、4b、4cの方向に向かっても、遊技球揺動通路2の前方に移動させられ、遊技球通過口4a、4b、4cへの入球が阻害される。
また、遊技球揺動通路2の中央に移動した遊技球A3の動きに勢いがある場合には、遊技球A4のように、右方向に移動した後、左右方向に揺れ動く動作を繰り返す。
最終的に、左右方向に揺動した遊技球A3は、遊技球通過口4a、4b、4cのいずれかに入球する。入球した遊技球は、遊技球誘導通路5によって、前方に誘導されるとともに、遊技球A5のように、遊技盤10面の遊技領域13に落下させられる。また、遊技球通路部材1に遊技球が複数存在する場合には、遊技球同士が接触することで、さまざまな態様の移動を行う。
なお、図1に示すように、遊技球誘導通路5の下方、より具体的には、遊技球通過口4bに対応する遊技球誘導通路5の直下には、特別図柄始動口15が配置されている。これにより、特別図柄始動口15に入賞する可能性は、遊技球通過口4bに対応する遊技球誘導通路5を通過する場合がもっとも高い。
このように、特別図柄始動口15への入賞率が、遊技球通過口4a、4b、4cによって異なることになるので、遊技者は、いずれの遊技球通過口4a、4b、4cに入球するのかを注目することにより、興趣感を増すことができる。また、仕切部3の高さは、少なくとも遊技球の直径よりも低く設定されているため、遊技球が仕切部3を乗り越える可能性が残されている。
以上のように第1の実施形態によれば、遊技球通路部材1により、遊技球が遊技球揺動通路2を揺動する楽しみと、遊技球が遊技球誘導通路5に誘導される楽しみとを、連続して味わうことができ、遊技の面白味が向上する。
加えて、遊技球揺動通路2の下方に遊技球誘導通路5を設けたことにより、両通路をコンパクトに配置することができ、遊技盤10面における部材配置の自由度が広がる。さらに、遊技球揺動通路2の奥行中央位置に設けた遊技球通過口4a、4b、4cから遊技球を前方に誘導するとともに、誘導した遊技球を遊技盤10面上に落下させることにより、遊技球通路部材1での遊技球の滞留時間を長くして、遊技者に興趣感を持続させることができる。
さらに、遊技球通路部材1が、特別図柄表示装置14の前面に設けられているため、遊技者は、遊技球通路部材1から視線を大きくそらさずに、識別情報の変動表示を注目することができる。
図7〜図12は、本発明における第2の実施形態を示す。図7は、第2の実施形態における遊技球通路部材31の正面図、図8は、遊技球通路部材31の一部を構成する通路部材32Aの上面図、図9は、図7におけるIX-IX線に沿う要部の拡大縦断面図、図10は、図7におけるX-X線に沿う要部の拡大縦断面図、図11は、図7におけるXI-XI線に沿う要部の拡大縦断面図、図12は、遊技球通路部材31の斜視図である。
第2の実施形態における遊技球通路部材31は、第1の実施形態における遊技球通路部材1と外観形状が異なるものの、前記遊技球通路部材1と同様に、遊技球を誘導する機能と、特別図柄表示装置14を装飾し、保護する機能とを有している。
遊技球通路部材31は、主に、上面の左右方向中央部が左右両端より低くなるように下方へ湾曲するとともに、前後方向中央部が前後両端より低くなるように下方へ湾曲した遊技球揺動通路32と、遊技球揺動通路32の後方中央部に設けられる3個の遊技球通過口33a、33b、33cと、遊技球揺動通路32の下方に設けられ、遊技球通過口33a、33b、33cを通過した遊技球を前方へ誘導する3本の遊技球誘導通路34a、34b、34cと、遊技領域13を転動している遊技球を遊技球揺動通路32の上面へ案内し得るように遊技球揺動通路32に連絡された進入口35とから形成されている。
遊技球揺動通路(32)の左右方向中央部(遊技球通過口33a、33b、33cが設けられた部分)には、遊技球を奥行方向(後方)に誘導するために、奥行方向に向かって下り傾斜する下り傾斜部32aが設けられている。また、遊技球揺動通路32における遊技球通過口33a、33cの両脇には、前方へ向けて急激に下り傾斜する急傾斜通路部36が形成されている。
遊技球誘導通路34a、34b、34cは、遊技球通過口33a、33b、33cを通過した遊技球を前方の遊技盤10面に誘導可能なように、前方に向かって下り傾斜状に形成されるとともに、前後方向を向く2本の仕切部38、38をもって、遊技球通過口33a、33b、33cにそれぞれ対応するように区分されている。
次に、第2の実施形態における遊技球通路部材31に進入した遊技球の動きについて説明する。発射装置から発射された遊技球A6は、図12に示すように、遊技球通路部材31付近の遊技釘によって誘導されて進入口35に進入し、遊技通路部材31の裏面側に設けられたトンネル部37を通って遊技球揺動通路32に案内される。
遊技球揺動通路32に案内された遊技球A7は、A8に示すように、奥行方向に誘導された後、急傾斜通路部36に乗り上げ、A9に示すように遊技球揺動通路32の前方へ戻される。
これにより、遊技球揺動通路32の上面の中央部が、左右両端及び前後両端より低くなるように下方へ湾曲しているため、遊技球揺動通路32に乗った遊技球は、前後に揺動しながら左右方向の中央部に誘導されて、最終的に上面が後方へ下り傾斜している下り傾斜部32aに誘導されて、遊技球通過口33a、33b、33cのいずれかに入球する。入球した遊技球A10は、遊技球誘導通路34a、34b、34cのいずれかにより前方へ誘導されて遊技領域13に落下させられる。
上述の第2の実施形態においては、遊技球揺動通路32に乗った遊技球が、左右及び前後方向に揺動するので、遊技球揺動通路32での滞留時間がより長くなるとともに、変化に富んだ遊技球の動作を楽しむことができ、遊技の快味がさらに向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に種々の変形や変更を施すことが可能である。例えば、特別図柄表示装置14の左右に遊技球通過口を設けて、該通過口を通過した遊技球を遊技球揺動通路2に誘導させるようにすること、遊技球通過口4a,4b,4cまたは33a、33b、33cの数を3個以外にすること、遊技球誘導通路5または34a、34b、34cに仕切部7または38を設けないこと、仕切部7または38を遊技球が乗り越え不能な高さに設定すること、等が挙げられる。
また、複数列の図柄が予め定められた表示態様となった場合に、大入賞口19が開放する遊技機として説明したが、本発明は、図柄が予め定められた特定表示結果となることにより、所定の入賞口が開放して(遊技者にとって有利な遊技状態)、開放期間中の所定の入賞口に遊技球が入賞した場合に、特定の入賞装置が開放する契機となる遊技機に対しても、適用可能である。
1 遊技球通路部材
2 遊技球揺動通路
2A 通路部材
3 仕切部
4a、4b、4c 遊技球通過口
5 遊技球誘導通路
6 急傾斜通路部
7 第1規制壁
8 第2規制壁
10 遊技盤
11 外側ガイドレール
12 内側ガイドレール
13 遊技領域
14 特別図柄表示装置(表示装置)
15 特別図柄始動口
15a、15b 可動片
16 普通図柄作動ゲート
17 普通図柄表示装置
17a、17b 普通図柄表示領域
18 変動入賞装置
19 大入賞口
20 ランプ付き風車
21 アウト口
22 ランプ表示装置
31 遊技球通路部材
32 遊技球揺動通路
32A 通路部材
32a 下り傾斜部
33a、33b、33c 遊技球通過口
34a、34b、34c 遊技球誘導通路
35 進入口
36 急傾斜通路部
37 トンネル部
38 仕切部
A1〜A10 遊技球

Claims (3)

  1. 遊技領域に、当該遊技領域を流下する遊技球を誘導する遊技球通路部材を設けてなる遊技機において、
    前記遊技球通路部材は、遊技球が揺動可能な遊技球揺動通路と、該遊技球揺動通路に設けられ、かつ前記遊技球揺動通路に乗った遊技球を通過させる遊技球通過口と、該遊技球通過口を通過した遊技球を前方へ誘導するとともに、遊技盤の前記遊技領域に落下させる遊技球誘導通路とを有し、
    前記遊技球誘導通路を、前記遊技球揺動通路の下方に設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技球通過口を、複数形成するとともに、前記遊技球誘導通路に、前記複数の遊技球通過口に対応するように、前記遊技球誘導通路を区分けする仕切部を設け、
    前記仕切部は、遊技球の直径よりも低い高さに設定されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技球通過口は、前記遊技球揺動通路の後方中央部に設けられ、
    前記遊技球揺動通路は、前記遊技球通過口の両脇において前方へ下り傾斜している急傾斜通路部を有することを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
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