JP2000061060A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2000061060A
JP2000061060A JP10235880A JP23588098A JP2000061060A JP 2000061060 A JP2000061060 A JP 2000061060A JP 10235880 A JP10235880 A JP 10235880A JP 23588098 A JP23588098 A JP 23588098A JP 2000061060 A JP2000061060 A JP 2000061060A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センター役物等の遊技装置にワープ機構が備
えられた場合であっても、当該遊技装置がそのことによ
って余計に大型化しないように構成されたパチンコ機を
提供すること。 【解決手段】 上記課題を解決する本発明のパチンコ機
は、遊技球Bを受け入れる導入口60a,60bと、該
導入口60a,60bに受け入れた遊技球Bを放出する
放出口62a,62bとが形成された大型遊技装置14
を遊技盤に備えており、その遊技装置14には遊技盤を
貫通する開口部が形成されており、その開口部の周壁部
54a,54b,54c,54dは、その少なくとも一
部が遊技盤の裏面側に突き出るようにして設けられてお
り、ここで該導入口60a,60bと放出口62a,6
2bとの間の球誘導路82a,82bの少なくとも一部
が、該周壁部54a,54b,54c,54dにおける
遊技盤裏面側に突き出た部分に接して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるパチンコ
機に関し、詳しくは、パチンコ機に備えられたワープ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ機におけるパチンコ遊技
の高度化・多様化に伴い、遊技盤面に配置される遊技装
置も大型化してきている。例えば、センター役物といわ
れる遊技盤面のほぼ中央に配置される遊技装置は、種々
の図柄を表示するための比較的大型の液晶ディスプレイ
を装備すると共にその周囲には遊技内容にマッチしたデ
ザインが施された合成樹脂製装飾部材等によって高度に
装飾化されてきており、大型化の傾向が著しい。その一
方で、パチンコ遊技の高度化により、種々の特定入賞口
(例えば所定の特別遊技状況を開始させる始動口)を遊
技盤面上に設ける必要も生じている。この種の入賞口
は、通常、センター役物の下方に相当する遊技領域に配
置される場合が多い。しかしながら、上述のようにセン
ター役物が大型化した結果、パチンコ機の発射装置より
遊技盤面上に射出されたパチンコ球(以下「遊技球」と
いう。)を当該センター役物を迂回させつつ上記領域に
ある入賞口に入賞させることは困難である。このため、
上記遊技領域に配置した入賞口に遊技球をある頻度で入
賞させるためには、センター役物の直下方向等に当該遊
技球を効率よく誘導し得る誘導手段を設ける必要があ
る。
【0003】そこで、上記目的のための誘導手段の一つ
として、いわゆるワープ機構といわれる球誘導機構がセ
ンター役物に備えられている。このワープ機構は、遊技
盤面上のある地点を流下する遊技球を専用の球誘導路を
介して遊技盤面上の他の地点に強制的に誘導する経路を
構成するものである。このようなワープ機構をセンター
役物に具備させることによって、当該センター役物の直
下方向に遊技球を誘導することが可能となる。すなわ
ち、センター役物に上記球誘導路を形成すると共に、そ
の誘導路に連通させたワープ入口(導入口)とワープ出
口(放出口)とを設けることによって、上記センター役
物に阻まれることなく、当該センター役物の下方に設け
られた入賞口方向に遊技球を積極的に誘導することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のワープ機構(即ち球誘導路)を、センター役
物等の遊技装置に形成(特にセンター役物等の遊技装置
の正面側に形成)することは、当該遊技装置のサイズを
さらに大きくする結果を招いていた。このため、当該遊
技装置を遊技盤に装着するために遊技盤に形成された穴
(以下「取付け穴」という。)もさらに大きくする必要
があった。しかしながら、センター役物のように元々大
きな遊技装置をさらに大きくすることは、遊技盤面上の
遊技領域をそれだけ狭めることとなり、当該遊技装置以
外の各種遊技装置や入賞口(役物)の配置あるいは遊技
釘の配置(ゲージ構成)が制限されてしまう。また、取
付け穴自体が大きくなることは、遊技盤そのものの耐久
性や強度を低下させる要因ともなり得るため好ましいこ
とではない。
【0005】本発明はパチンコ機におけるワープ機構に
関する上記従来の問題点を解決するものであり、その目
的とするところは、遊技盤に装着されるセンター役物等
の遊技装置にワープ機構が備えられた場合であっても、
当該遊技装置がそのことによって余計に大型化しないよ
うに構成されたパチンコ機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するた
め、本発明においては、遊技球を受け入れる導入口と、
当該導入口に受け入れた遊技球を該導入口とは異なる位
置から放出する放出口とが形成された遊技装置を遊技盤
に備えたパチンコ機であって、その遊技装置には遊技盤
を貫通する開口部が形成されており、その開口部の周壁
部は、その少なくとも一部が遊技盤の裏面側に突き出る
ようにして設けられており、ここで当該導入口と放出口
との間の球誘導路の少なくとも一部が、当該周壁部にお
ける遊技盤裏面側に突き出た部分に接して形成されてい
るパチンコ機(以下「本発明の第一のパチンコ機」とい
う。)を提供する。
【0007】本発明の第一のパチンコ機では、上記ワー
プ機構を構成する球誘導路がセンター役物等の遊技装置
に設けられた開口部周壁部における遊技盤裏面側に突き
出た部分に接して形成されている。これにより、当該周
壁部の一部が球誘導路を構成する隔壁の一部を担うこと
となり、結果、当該球誘導路を余計なスペースを確保す
ることなくコンパクトに形成することができる。従っ
て、本発明の第一のパチンコ機によれば、センター役物
等の遊技装置が余計に大型化することや当該遊技装置用
の取付け穴が無用に大きくなることを防止しつつ上記ワ
ープ機構を具備することができる。そして、ワープ機構
を備えても、役物の配置やゲージ構成の制限を抑止する
ことができる。また、従来のワープ機構付きセンター役
物におけるような取付け穴自体の大型化を伴わない結
果、そのことによる遊技盤そのものの耐久性や強度の低
下を未然に防ぐことができる。
【0008】また、本発明は、上記本発明の第一のパチ
ンコ機において、上記周壁部における上記球誘導路に接
する部位の一部に、上記放出口が形成されているパチン
コ機(以下「本発明の第二のパチンコ機」という。)を
提供する。本発明の第二のパチンコ機では、放出口が上
記球誘導路に接する周壁部に設けられている結果、当該
球誘導路を通行してきた遊技球を遊技装置における上記
開口部内に放出することができる。これにより、ワープ
機構がよりコンパクトに形成され得るため、当該遊技装
置の大型化をさらに顕著に抑えつつ上記ワープ機構を具
備することができる。従って、本発明の第二のパチンコ
機によれば、上記ワープ機構を備えつつ、役物の配置や
ゲージ構成の制限をさらに効果的に抑止することができ
る。
【0009】さらにまた、本発明は、上記本発明の第一
または第二のパチンコ機において、上記周壁部における
球誘導路に接する部位が、透明または半透明な状態に形
成されているパチンコ機(以下「本発明の第三のパチン
コ機」という。)を提供する。本発明の第三のパチンコ
機では、上記周壁部の一部であって上記球誘導路を構成
する隔壁の一部が透明または半透明(内部の視認性が保
たれるレベルをいう)に形成されているため、遊技者は
パチンコ機(遊技盤)の正面側から開口部および当該透
明または半透明の周壁部を通して球誘導路内を目視する
ことができる。これにより、当該遊技装置を無用に大型
化することなく、球誘導路(即ちワープ経路)を通行し
ている遊技球を視認することができる。従って、本発明
の第三のパチンコ機によれば、遊技装置および取付け穴
を余計に大型化することなく、内部を通行する遊技球が
見えるワープ機構を具備することができる。而して、こ
のような「見えるワープ機構」が提供されることによっ
て、本発明の第三のパチンコ機によれば、本発明の第一
または第二のパチンコ機と同様に上記問題点を解決する
と同時に、さらに、球誘導路に受け入れられた遊技球の
行方が判らなくなることに起因するパチンコ遊技に対す
る不信感や焦燥感(苛立ち)を遊技者に生じさせ得ると
いう従来のワープ機構における他の問題点(課題)をも
解決することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明によって提供される
パチンコ機(上記本発明の第一、第二、第三のパチンコ
機を包含する。)の好適な実施形態を図面を参照しつつ
説明する。
【0011】なお、図1は、本実施形態に係るパチンコ
機10の正面図であり、種々の遊技装置が装着された遊
技盤を正面側から示すものである。なお、本パチンコ機
10においては、後述する本発明を特定するもの以外の
部分(金枠の具体的な形状、遊技球発射装置の仕組み、
賞球払出装置の配置場所、等)は、従来のパチンコ機に
おけるものと同様であればよく、なんら本発明を特徴付
けるものではないため、これらについての詳細な説明お
よび図示は省略する。
【0012】図1に示すように、このパチンコ機10
は、従来の一般的なパチンコ機と同様の外観を成してお
り、長方形枠状に成形された本体の前面に遊技盤12を
透視し得るガラス板を嵌め込み装着した金枠18が開閉
可能に軸着されている。一方、金枠18の下部には、パ
チンコ球の受け皿である上皿38が取り付けられてい
る。この上皿38の内側には、スピーカ36が設置され
ており、遊技状況に応じた効果音等を発生させることが
できる。一方、上皿38の下方には、パチンコ球の受け
皿の一つである下皿32や灰皿34が備えられており、
その横にはパチンコ球を遊技盤12上に発射するための
発射装置(図示せず)に接続されるハンドル28が装着
されている。
【0013】本パチンコ機10に装着された遊技盤12
は、従来のパチンコ機に使用されるものと同様、フラッ
トな合板等で構成されている。この遊技盤12の表面に
は後述する種々の遊技用構造物・装置類が装着されてお
り、本パチンコ機10における遊技領域を形成してい
る。遊技領域の周囲(金枠18の内外)には装飾灯16
が配備されており、パチンコ遊技状況に応じて適宜点灯
するように制御されている。この遊技領域のほぼ中央部
分には、本発明を特徴付ける大型遊技装置14(以下
「センター役物14」という。)が組み込まれている。
このセンター役物14は後述する特別図柄および普通図
柄を表示するために構築された装置であってその中央部
分には液晶ディスプレイ表示部22(ここではモノカラ
ーの液晶タイプ)が備えられている。また、液晶ディス
プレイ表示部22の上方には、動物を象ったキャラクタ
装飾板44とともに普通図柄表示器(ここでは7セグメ
ントLED)19および計4個の保留表示ランプ20が
備えられている。なお、センター役物14の構造および
遊技盤12への取付けに関する詳細は後述する。
【0014】センター役物14の周囲には、遊技釘や一
般入賞口等とともに本パチンコ機10においていわゆる
第1種パチンコ遊技を行うための種々の遊技用構造物が
配置されている。すなわち、センター役物14の下方に
は、第1種始動口24に相当する入賞口が備えられてい
る。この第1種始動口24の両サイドには遊技球通過ゲ
ート25,43が備えられている。さらに、第1種始動
口24の下方には、大入賞口26aを構成する特別入賞
装置26(アタッカーともいう)が備えられている。大
入賞口26aには可動片26cが付設されており、ソレ
ノイド40によって開閉制御される。また、この大入賞
口26aの下方には上記第1種始動口24と同様の機能
を有する下部始動口26bが設けられている。なお、こ
の下部始動口26bにはソレノイドに接続された蓋(い
ずれも図示せず)が備えられている。而して、通常時は
この蓋によって下部始動口26bは閉鎖されている。
【0015】次に、本パチンコ機10で実施されるパチ
ンコ遊技の内容を簡単に説明する。本実施形態にかかる
遊技盤12は、いわゆる第1種パチンコ遊技を実施する
ために構成されたものであり、上述の各種遊技装置の動
作は、パチンコ機10本体(典型的には遊技盤12の裏
面側)に設けられた図示しない制御部によって遊技内容
およびその進行状況に応じて電気的に制御されている。
すなわち、本遊技盤12に射出された遊技球が遊技球通
過ゲート25,43を通行すると上記センター役物14
の普通図柄表示器19において図柄(ここでは7セグメ
ントLEDによる0〜9の数字)が変動する。而して、
普通図柄表示器19において普通図柄が所定時間(例え
ば20秒間)変動した後に所定の当たり図柄(例えば
7)が表示された場合、上記蓋が開き、下部始動口26
bが所定時間(ここでは1秒間)開放される。
【0016】一方、第1種始動口24または下部始動口
26bに遊技球が入球すると上記センター役物14にお
ける液晶ディスプレイ表示部22において特別図柄が変
動する。なお、この特別図柄変動時にさらに遊技球が第
1種始動口24または下部始動口26bに入球した場
合、4回まで変動機会が保留される。従って、特別図柄
変動時にさらに遊技球が第1種始動口24または下部始
動口26bに4個入球した場合、いわゆる特別図柄変動
についての保留満タン状態となり、それ以上の入球は無
視される。なお、保留されている回数は、4個の保留表
示ランプ20(図2参照)のうちの対応する個数だけの
点灯によって遊技者に認知される。而して、液晶ディス
プレイ表示部22に所定の当たり図柄(ここでは77
7)が表示された場合には、特別入賞装置26における
可動片26cが開き、大入賞口26aが所定の時間(典
型的には30秒間若しくは10個の遊技球が入賞するま
での間)開放する。そして、当該大入賞口26aより入
賞した遊技球が当該大入賞口26aの内部にある特別入
賞区域(Vゾーン)を通過した場合には、一旦閉じた大
入賞口26aが再び所定時間開放することとなる。この
反復動作は典型的には最大16回継続される。
【0017】上述のとおり、本パチンコ機10における
遊技ではセンター役物14の真下に配置されている第1
種始動口24に遊技球を効率的に誘導するのが望まし
く、そのことを実現するためにセンター役物14にワー
プ機構を具備させている。以下、本発明を特徴付けるセ
ンター役物14の詳細について説明する。なお、図2は
遊技盤12表面側に取付けられる本センター役物14本
体部14aの構造を模式的に示す正面図である。また、
図3は本センター役物14を構成するために遊技盤12
裏面側に取付けられる液晶取付け部材65の構造を模式
的に示す正面図(即ち遊技盤12方向からみた図)であ
る。また、図4は図3におけるIV−IV線断面図である。
また、図5は上記本体部14aおよび液晶取付け部材6
5から構成される本実施形態に係るワープ機構を模式的
に説明するための本センター役物14正面図である(但
し本図において遊技盤12は示していない。)。また、
図6、図7および図8は、それぞれ、図5におけるVI−
VI線断面図、VII −VII 線断面図およびVIII−VIII線断
面図である。
【0018】図2に示すように、本センター役物14
は、液晶ディスプレイ表示部22を遊技盤12の後方か
ら組み込み得る枠状に成形された合成樹脂製の本体部1
4aを主要構成部材としており、遊技盤12の中央部に
予め設けられた取付け穴13(俗にルータとも呼ばれて
いる貫通穴)を囲むようにして遊技盤12の表面側にビ
スvによって取り付けられている。この本体部14aの
上部には上述のキャラクタ装飾板44や普通図柄表示器
19(図1)を装着するための装着凹部52が形成され
ている。図7に示すように、装着凹部52の背面側に
は、複数のランプ48a,48b,48cを備えたラン
プ基板45が装着されている。このランプ基板45は上
記制御部に接続されており、遊技状況(例えば普通図柄
当たり時)に応じてランプ48a,48b,48cを点
灯させることができる。また、ランプ基板45の上面に
は当該ランプ基板45を保護するためのランプ基板保護
カバー46が装着されている。このランプ基板保護カバ
ー46の外面の所定の位置には後述する液晶取付け部材
65を正確に取付けるための位置決めボス47(計2
個)が突設されている。このことについては後述する。
一方、装着凹部52の下方には、パチンコ機10の正面
からみてほぼ方形状の開口部50(以下「中央開口部5
0」という。)が形成されている。図2に示すように、
この中央開口部50は取付け穴13の内側に配置される
ことから、その開口部分は遊技盤12を貫通した状態と
なっている。一方、この中央開口部50の周壁部54
a,54b,54c,54dは本体部14aと一体また
は別体(好ましくは合成樹脂製)に形成されており、そ
の先端部分は遊技盤12の裏面側に突き出ている(後述
の図7および図8参照)。なお、本実施形態において、
中央開口部50の両側壁に相当する周壁部54a,54
cは、透明な合成樹脂から成形されており、遊技者は、
中央開口部50を介して当該周壁部54a,54cの裏
面側を視認することができる。
【0019】一方、中央開口部50の両側方には遊技盤
12表面側に隆起した遊技球導入部56a,56bが設
けられている。この遊技球導入部56a,56bには本
実施形態に係る導入口60a,60bが形成されるとと
もに、その内部には遊技盤12を貫通する球通路53が
形成されている。これにより、図6に示すように、遊技
盤12上を流下してきた遊技球を導入口60a,60b
から遊技盤12裏面側に送り出すことができる。
【0020】次に、遊技盤12裏面側における本センタ
ー役物14の構成部材を説明する。遊技盤12の裏面側
には、図3および図4に示すような、液晶取付け部材6
5が取付けられる。この液晶取付け部材65は、液晶デ
ィスプレイ表示部22を有する液晶ディスプレイ本体2
3を装着し得るように方形枠状に形成された枠本体66
(典型的には合成樹脂製)から構成されており、その中
央には液晶ディスプレイ表示部22を素通しできる開口
部64が形成されている。この枠本体66には、ビス穴
を備えた取付け片63が四隅に設けられているととも
に、遊技盤12表面側に取付けられるセンター役物本体
部14aとの位置決めのための穴69a,69bや切り
欠き部69cが枠本体66の上辺部および下辺部に設け
られている。而して、これら位置決め穴69a,69b
を、センター役物14のランプ基板保護カバー46上に
予め設けられている上記位置決めボス47とそれぞれ係
合させる(図3、図7参照)とともに四隅の取付け片6
3をビス着することによって当該液晶取付け部材65を
センター役物本体部14aに対応した遊技盤12裏面の
所定の位置に正確に取付けることができる(図5参
照)。なお、この液晶取付け部材65への液晶ディスプ
レイ本体23および周辺部材(後述する偏光フィルタ9
0等)の取付けについては後述する。
【0021】一方、図3に示すように、枠本体66の両
サイド部には、フラットな形状の補助片68a,68b
が開口部64の内方に設けられている。これら一対の補
助片68a,68bは、その内辺部(内側のエッジ部)
がセンター役物14本体部14aを遊技盤12に装着し
た際に上記周壁部54a,54cの遊技盤12裏面側に
突き出した部分にちょうど接するサイズとなるように内
方に延伸して形成されている(図5参照)。而して、図
3に示すように、これら補助片68a,68bの背面側
には通路形成部材71a,71bがビスvによってそれ
ぞれ取付けられている。図3および図4に示すように、
本実施形態に係る通路形成部材71a,71bは、ビス
取付け穴を有するボス75a,75b,76a,76b
を各々2つ備えた取付け板72a,72bと、当該取付
け板72a,72bに突設されるパチンコ機10正面側
からみてコの字状の立設部73a,73bと、遊技球B
が通行し得る空間を隔てて補助片68a,68bと対面
する状態に配置されるように当該立設部73a,73b
から折り曲がって延伸された天板部74a,74bと、
から構成される部材である。なお、図4に示すように、
取付け板72a,72bと天板部74a,74bとは同
一平面上に形成されており、上記ボス75a,75b,
76a,76bはあたかも橋脚のように突設された状態
で取付け板72a,72bの一方の面(即ち補助片68
a,68b方向)に配置されている。而して、上記ボス
75a,75b,76a,76bを介して取付け板72
a,72bをビスvによって補助片68a,68bに固
着した際には、当該補助片68a,68bの内辺部に沿
って縦長の筒状構造体が形成される。すなわち、図3に
示すように、これら通路形成部材71a,71bは、遊
技盤12の正面側からみて補助片68a,68bの上に
遊技球が通行し得る球受け開口部80a,80bが形成
されるようにして当該補助片68a,68bの背面側に
取付けられている。なお、図3および図4に示すよう
に、この立設部73a,73bがコの字状に形成されて
いる結果、上記筒状構造体の内側(即ち周壁部54a,
54c突出部分に接する側)には構造物は存在せず、開
放されている。
【0022】このようにして通路形成部材71a,71
bを枠本体66に設けた結果、本実施形態に係る球誘導
路82a,82bは、周壁部54a,54cの遊技盤1
2裏面側に突き出た部分に接した状態に形成されること
となる。すなわち、図5に示すように、センター役物1
4の本体部14aと液晶取付け部材65とをそれぞれ遊
技盤12の表面および裏面の所定位置に装着した際に
は、上記周壁部54a,54cの遊技盤12裏面側に突
き出た部分と、上記通路形成部材71a,71bおよび
補助片68a,68bからなる筒状構造体とが組み合わ
さって本実施形態に係る球誘導路82a,82bが形成
される。なぜなら、図6および図8に示すように、上記
筒状構造体の開放されている内側部分に、上記周壁部5
4a,54cの突出部分が接して配置される結果、補助
片68a,68bと通路形成部材71a,71b(即ち
立設部73a,73bと天板部74a,74b)と当該
周壁部54a,54c突出部分とによって四方を包囲さ
れた上下方向に延びた球誘導路82a,82b(図6)
が完成されるからである。
【0023】一方、本実施形態においては、センター役
物14の本体部14aと液晶取付け部材65を所定の位
置に装着した場合、図6に示すように、上記球受け開口
部80a,80bと上記球通路53とが遊技球を通行可
能な状態で連結されるように構成されている。これによ
り、上記導入口60a,60bから球誘導路82a,8
2bまでが遊技球Bを通行可能に接続されることとな
り、図5および図7に示すように、遊技盤12上から導
入口60a,60bに入った遊技球Bは、そのまま球通
路53および球受け開口部80a,80bを通過して球
誘導路82a,82bに受け入れられる。そして、当該
球誘導路82a,82b内をその底面まで落下すること
となる。
【0024】ここで、当該球誘導路82a,82bの底
面に近接する周壁部54a,54cには、図7に示すよ
うな放出口62a,62bが設けられている。これによ
り、球誘導路82a,82bを落下してきた遊技球B
は、当該放出口62a,62bからセンター役物14の
中央開口部50(即ち中央開口部50を底面を構成する
周壁部54dの上面)に送り出される(図5、図7参
照)。なお、図3および図5に示すように、遊技球Bが
球誘導路82a,82b底面から中央開口部50にスム
ーズに送り出されるように、球誘導路82a,82bの
底面(即ち立設部73a,73bの一部)は、放出口6
2a,62b方向に下がり傾斜が設けられている。一
方、図2および図5に示すように、中央開口部50の底
面を構成する周壁部54dはその両端側から中央に向か
って下がり傾斜が設けられており、結果、放出口62
a,62bから当該周壁部54d上面に送り出されてき
た遊技球Bを当該傾斜に沿って中央部に転動させること
ができる。なお、ここを転動する遊技球Bが不用意に遊
技盤12方向または液晶ディスプレイ表示部22方向に
転動・落下しないように、当該周壁部54dの前端部お
よび後端部にはそれぞれ球止め凸片55a,55bが形
成されている(図2、図5)。而して、図7に示すよう
に、当該周壁部54dの中央部において、転動してきた
遊技球Bの一部が陥入し得る誘導溝57が前後方向に形
成されている。この誘導溝57には前方方向へ下がり傾
斜が設けられており、その前端部は球止め凸片55aが
存在しない開放状態に形成された球放出部59を構成し
ている(図2、図5)。
【0025】以上のようにしてワープ機構を備えた結
果、本センター役物14においては、遊技盤12面を流
下する遊技球Bが導入口60a,60bに入った場合、
球通路53および球受け開口部80a,80bを経て遊
技盤12裏面の球誘導路82a,82bに受け入れられ
る。そして、球誘導路82a,82bを落下した遊技球
Bは放出口62a,62bから中央開口部50側に送り
出され、上記誘導溝57先端の球放出部59から第1種
始動口24に向けて放出される。これにより、本パチン
コ機10においては、センター役物14の下方に配置し
た第1種始動口24に遊技球Bを積極的に誘導すること
ができる。
【0026】ところで、上述のワープ機構を備えた本セ
ンター役物14においては、従来のワープ機構を備えた
センター役物とは異なり、余計なスペースを確保するこ
となく球誘導路82a,82bをコンパクトに形成する
ことが実現されている。さらに、そのことによって、セ
ンター役物14自体がワープ機構を損なうことなくコン
パクトに構築されている。従って、本センター役物14
によれば、役物の配置やゲージ構成の制限を抑止するこ
とが可能であり、さらには、ワープ機構を設けたことに
付随する取付け穴13自体の大型化を招くおそれがな
い。以下、このことを説明する。
【0027】図2に示すように、本センター役物14で
は、遊技盤12への取付けに要する取付け穴13を小径
化することができる。すなわち、一典型例として図2に
おいて想像線で示すように、周壁部54a,54cに接
して球誘導路82a,82bを設ける代わりに従来のセ
ンター役物におけるように中央開口部(即ち周壁部)か
ら独立して球誘導路をセンター役物の両側部に別途設け
た場合、取付け穴13の横幅がその分だけ拡大する(符
号13a,13b参照)。ところが上述のとおり、本セ
ンター役物14では、周壁部54a,54cに接した状
態で球誘導路82a,82bを設け、さらには当該周壁
部54a,54cに放出口62a,62b(図7)を設
けて遊技球を中央開口部50内に誘導しているため、取
付け穴13を従来の同形状・サイズのセンター役物のそ
れよりも小さくすることができる。このため、取付け穴
の大径化に起因する遊技盤12そのものの耐久性や強度
の低下を未然に防ぐことができる。
【0028】また、本実施形態においては、上述のとお
り、中央開口部50の両側壁に相当する周壁部54a,
54cが透明な合成樹脂製であるため、遊技者は中央開
口部50および当該周壁部54a,54cを介してそれ
に接して形成されている球誘導路82a,82b内を目
視することができる。このため、当該球誘導路内を通行
する遊技球Bを外部(パチンコ機10正面側)から直接
視認することができる。このため、本パチンコ機10に
よれば、ワープ機構内における遊技球の存在や通行状況
を把握することができ、導入口60a,60bから球誘
導路82a,82bに受け入れられた遊技球Bの行方が
判らなくなることに起因したパチンコ遊技に対する不信
感や焦燥感(苛立ち)を遊技者に生じさせることがな
い。
【0029】次に、上記課題を解決する本発明を直接的
に特徴付けるものではないが、本パチンコ機10におけ
る液晶取付け部材65への液晶ディスプレイ本体23お
よび周辺部材の取付けに関して説明する。図3および図
4に示すように、液晶取付け部材65の枠本体66の上
辺部には液晶ディスプレイ本体23を取付けるための位
置決め凹部67が設けられており、枠本体66の下辺部
には液晶ディスプレイ本体23を取付けるための位置決
めボス70が設けられている。一方、液晶ディスプレイ
本体23の上端部には上記位置決め凹部67に対応する
上部係合片23a(図7参照)が設けられており、下端
部には上記位置決めボス70に対応する下部係合片23
b(図7参照)が設けられている。而して、位置決め凹
部67および位置決めボス70に上部係合片23aおよ
び下部係合片23bをそれぞれ係合してビス着すること
によって、液晶取付け部材65の枠本体66の所定位置
に液晶ディスプレイ本体23を取付けることができる
(図4)。このことによって、本センター役物の中央開
口部50の奥に液晶ディスプレイ表示部22が配置され
ることとなり、遊技者は本パチンコ機10の正面から液
晶ディスプレイ表示部22に映し出される特別図柄を見
ることができる。
【0030】ところで、本実施形態において使用される
液晶ディスプレイはいわゆるモノカラー(単色)液晶で
ある。一方、本実施形態においては、図7〜図9に示す
ように、周壁部54a,54b,54c,54dの後端
と液晶ディスプレイ本体23の先端との間に偏光フィル
タ90が配置されている。すなわち、図7に示すよう
に、遊技盤12の裏面側には専用のモータ94が装備さ
れており、その回転駆動軸には駆動歯車92が取り付け
られている。その駆動歯車92には、円盤状の偏光フィ
ルタ90が遊技盤12の正面側からみて液晶ディスプレ
イ表示部22の前方が当該偏光フィルタ90で覆われる
ようにして回転可能に噛合して取り付けられている。こ
のように取り付けることによって、所望する時期にモー
タ94を駆動させ、それに応じて偏光フィルタ90を回
転させることができる。ここでモータ94は、特別図柄
等の図柄変動や大入賞口26aの開閉制御等と同様、典
型的には遊技盤12裏面側に設けられた図示しない制御
部によってパチンコ遊技状況に応じて駆動制御されてい
る。なお、駆動歯車92と噛み合った状態の偏光フィル
タ90は、その円周部の一部が液晶取付け部材65の随
所に設けられた保持部95と係合することによって所定
の位置に安定して保持されている(図7)。このよう
に、モノカラー液晶ディスプレイ本体23と、モータ9
4の駆動によって回転する偏光フィルタ90とを組み合
わせた結果、液晶ディスプレイ表示部22に表示される
特別図柄および背景の色や輝度を所定の期間だけ反転さ
せることによって遊技者にインパクトを与えることがで
きる。以下、このことを図10を参照しつつ説明する。
【0031】図10(A)に示すように、通常の液晶デ
ィスプレイ表示部22に大当たりを示す図柄(ここでは
777)が表示された場合(若しくは表示されようとし
ている場合)、上記制御部からの信号に基づきモータ9
4が駆動する。而して、歯車92を介して偏光フィルタ
90をほぼ90度回転させる。これにより、偏光フィル
タ90を透過する偏光を異ならせ、結果、図10(B)
に示すように、液晶ディスプレイ表示部22における当
たり図柄(777)とその周囲の背景の色や輝度を図1
0(A)における通常時とは反転させて表示することが
できる。そして、当たり図柄が表示されなくなった場合
は、再びモータ94を駆動させて、図10(A)に示す
通常時の偏光透過状態に戻す。このように、当たり図柄
の表示の有無に応じて、偏光フィルタ90(モータ9
4)を作動させることにより、モノカラー液晶ディスプ
レイ表示部22の当たり図柄およびその背景色の反転を
実現することができる。従って、本パチンコ機10によ
れば、従来のモノカラー液晶ディスプレイにおける課題
であった図柄表示部における図柄表示の単調さや遊技者
に対する低インパクト性を改善し、当たり図柄のような
特別な状態を表示する際に遊技者に対して強いインパク
トや緊張感を与えることができる。
【0032】なお、本実施形態においては、図10に示
すような当たり図柄の際に偏光フィルタ90を回転させ
ているが、これに限定されるものではなく、遊技者に強
いインパクトを与えたほうが望ましい状況(例えば、リ
ーチ時、大当たり時、高確率期間、時短期間)の際に適
宜反転動作を行うことができる。また、特にインパクト
を与えたい場合には、例えば、モータ94を断続的に駆
動させ、断続的に反転させる(即ち図10における
(A)の状態と(B)の状態とを交互に繰り返す)こと
により、あたかも表示部22が点滅しているような印象
を遊技者に与えることができる。これにより、遊技者に
さらに強い緊張感や感興を起こさせることができる。
【0033】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、本発明はワープ機構における球誘導路の少なくとも
一部が、上記周壁部における遊技盤裏面側に突き出た部
分に接して形成されていることで特徴付けられるもので
あり、上記一実施形態に限定されない。例えば、上述の
パチンコ機10においては、球誘導路82a,82bを
周壁部54a,54cの外側に接して設けているがこれ
に限定されない。例えば、上述のような通路形成部材7
1a,71bを周壁部54a,54cの内側に設けるこ
とによって中央開口部50の内側に上記球通路53に連
通する球誘導路を形成してもよい。なお、この場合には
当該内側の球誘導路によって液晶ディスプレイ表示部2
2の前方が一部遮られることとなるが、当該球誘導路を
構成する部材を全て透明もしくは半透明化することによ
って液晶ディスプレイ表示部22の視認性が損なわれる
のを防ぐことができる。また、上述の実施形態において
は、遊技装置として可変表示装置を挙げたがこれに限定
されるものではなく、例えば第3種パチンコ遊技等に使
用されるキャラクターや回転体等が搭載された形態のセ
ンター役物でも上記実施形態のものと同様に構築し得、
同様の効果を得ることができる。さらにまた、上述の実
施形態においては、センター役物14の周壁部54a,
54cと液晶取付け部材65の一部とにより球誘導路8
2a,82bを形成したが、このような液晶取付け部材
に代えて、遊技盤の裏側に装着されるいわゆる裏誘導
(即ち入賞球を誘導する部材)の一部とセンター役物1
4の周壁部54a,54cとで同様の球誘導路を形成し
てもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、遊技盤に装着されるセ
ンター役物等の遊技装置にワープ機構が備えられた場合
であっても、当該遊技装置がそのことによって余計に大
型化しないように構成されたパチンコ機が提供される。
すなわち、本発明の第一のパチンコ機によれば、周壁部
の一部が球誘導路を構成する隔壁の一部を担うこととな
るため、当該球誘導路を余計なスペースを確保すること
なくコンパクトに形成することができる。これにより、
本発明の第一のパチンコ機によれば、ワープ機構を備え
てもそれによって役物の配置やゲージ構成の制限を抑止
することができる。また、従来のワープ機構付きセンタ
ー役物におけるような取付け穴自体の大型化を伴わない
ので遊技盤そのものの耐久性や強度の低下を未然に防ぐ
ことができる。また、本発明の第二のパチンコ機では、
上記放出口が球誘導路に接する周壁部に設けられている
ので当該球誘導路を通行してきた遊技球を遊技装置にお
ける上記開口部内に放出することができる。これによ
り、本発明の第二のパチンコ機によれば、ワープ機構を
さらにコンパクトに形成し得、当該遊技装置自体の大型
化や取付け穴の無用な大型化をさらに顕著に抑えること
ができる。
【0035】また、本発明の第三のパチンコ機では、上
記周壁部の一部であって上記球誘導路を構成する隔壁の
一部が透明または半透明に形成されているので遊技者は
パチンコ機の正面側から球誘導路の内部を目視し得、球
誘導路内を通行している遊技球を視認することができ
る。このようないわゆる「見えるワープ機構」が提供さ
れることによって、本発明の第三のパチンコ機によれ
ば、本発明の第一または第二のパチンコ機が奏する効果
に加え、さらに、球誘導路に受け入れられた遊技球の行
方が判らなくなることに起因するパチンコ遊技に対する
不信感や焦燥感(苛立ち)を遊技者に生じさせ得るとい
う従来のワープ機構における他の問題点(課題)を解決
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る本発明のパチンコ機の表面構
成を示す正面図である。
【図2】一実施形態に係るセンター役物の表面構成を示
す正面図である。
【図3】一実施形態に係る液晶取付け部材を示す正面図
である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】一実施形態に係るセンター役物の構成を模式的
に示す正面図である。
【図6】図5におけるVI−VI線断面図である。
【図7】図5におけるVII −VII 線断面図である。
【図8】図5におけるVIII−VIII線断面図である。
【図9】一実施形態に係る偏光フィルタの配置状況を模
式的に示す正面図である。
【図10】一実施形態に係る偏光フィルタを用いた場合
の液晶ディスプレイの表示状態を説明する図であって、
(A)は通常時の表示状態を示し、(B)は大当たり時
の反転表示状態を示す。
【符号の説明】
10 パチンコ機 12 遊技盤 13 取付け穴 14 センター役物 22 液晶ディスプレイ表示部 23 液晶ディスプレイ本体 24 第1種始動口 50 中央開口部 54a,54b,54c,54d 周壁部 60a,60b 導入口 65 液晶取付け部材 62a,62b 放出口 71a,71b 通路形成部材 73a,73b 立設部 80a,80b 開口部 82a,82b 球誘導路 90 偏光フィルタ 94 モータ B 遊技球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を受け入れる導入口と、該導入口
    に受け入れた遊技球を該導入口とは異なる位置から放出
    する放出口とが形成された遊技装置を遊技盤に備えたパ
    チンコ機であって、 その遊技装置には遊技盤を貫通する開口部が形成されて
    おり、その開口部の周壁部は、その少なくとも一部が遊
    技盤の裏面側に突き出るようにして設けられており、 ここで、該導入口と放出口との間の球誘導路の少なくと
    も一部が、該周壁部における遊技盤裏面側に突き出た部
    分に接して形成されているパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記周壁部における前記球誘導路に接す
    る部位の一部に、前記放出口が形成されている請求項1
    に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記周壁部における前記球誘導路に接す
    る部位が、透明または半透明な状態に形成されている請
    求項1または2に記載のパチンコ機。
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