JP2002143422A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002143422A
JP2002143422A JP2000341650A JP2000341650A JP2002143422A JP 2002143422 A JP2002143422 A JP 2002143422A JP 2000341650 A JP2000341650 A JP 2000341650A JP 2000341650 A JP2000341650 A JP 2000341650A JP 2002143422 A JP2002143422 A JP 2002143422A
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Yasutaka Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 玉通路(ワープ通路)に関わる玉の流下経路
を複数通りに設定することで、遊技の興趣向上を招来す
ることができる弾球遊技機を提供する。 【構成】 遊技領域41内で玉を所定位置へ誘導する玉
通路171,172及びワープ通路173,174を備
え、前記ワープ通路173,174は、前記玉通路17
1,172の玉出口171b,172bから放出される
玉と、該玉通路171,172の玉出口171b,17
2b以外の経路から誘導される玉と、が流入可能である
ことを特徴とする。このように構成することにより、ワ
ープ通路173,174のワープ入口173a,174
aに誘導される玉の経路を複数通りに設定することがで
き、ひいては遊技の興趣向上を招来することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤に形成され
る遊技領域への玉の打ち込みによって遊技を行う弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機には、遊技領
域を流下する玉をワープ入口(玉入口)から受け入れ、
その玉を誘導してワープ出口(玉出口)から再度遊技領
域の所定位置に排出するワープ通路(玉通路)を備えた
ものが提案されていた。例えば、CRT等からなる大型
の可変表示器を遊技領域のほぼ中央に設けた弾球遊技機
では、打ち込んだ打玉が可変表示器に阻まれて、遊技領
域の中央部下側に流れ難いので、ワープ通路を設けて打
玉を遊技領域の中央部下側に誘導するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ワープ通路は、遊技領域に打ち込まれた打玉がそのまま
遊技領域を落下し、これがワープ入口に入るか否かの一
通りしかなかった。このため、ワープ入口から離れた位
置で落下する玉は、既にその時点でワープ入口に入る
(玉をワープ通路で誘導する)可能性がなくなってい
た。本発明は、上記した事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、玉通路(ワープ通路)に関わる
玉の流下経路を複数通りに設定することで、遊技の興趣
向上を招来することができる弾球遊技機を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、遊技盤に形成される遊
技領域への玉の打ち込みによって遊技を行う弾球遊技機
において、前記遊技領域内で玉を所定位置へ誘導する第
1玉通路及び第2玉通路を少なくとも含む複数の玉通路
を備え、前記第2玉通路は、前記第1玉通路の玉出口か
ら放出される玉と、該第1玉通路の玉出口以外の経路か
ら誘導される玉と、が流入可能であることを特徴とす
る。このように構成することにより、第2玉通路の玉入
口に誘導される玉の経路を複数通りに設定することがで
き、ひいては遊技の興趣向上を招来することができる。
【0005】また、請求項2の発明においては、遊技盤
に形成される遊技領域への玉の打ち込みによって遊技を
行う弾球遊技機において、前記遊技領域内で玉を所定位
置へ誘導する第1玉通路及び第2玉通路を少なくとも含
む複数の玉通路を備え、前記第1玉通路から放出される
玉は、前記第2玉通路の玉入口と、該第2玉通路の玉入
口以外となる前記遊技領域と、に流入可能であることを
特徴とする。このように構成することにより、第1玉通
路を通過した玉の流下経路を複数通りに設定することが
でき、ひいては遊技の興趣向上を招来することができ
る。
【0006】また、請求項3の発明においては、遊技盤
に形成される遊技領域への玉の打ち込みによって遊技を
行う弾球遊技機において、前記遊技領域内で玉を所定位
置へ誘導する第1玉通路及び第2玉通路を少なくとも含
む複数の玉通路を備え、前記第1玉通路及び前記第2玉
通路は、前記遊技盤に取り付けられ、前記第1玉通路を
通過した玉は、一旦前記遊技領域内の前記遊技盤表面に
放出され、その後前記第2玉通路の玉入口に流入可能で
あることを特徴とする。このように構成することによ
り、第1玉通路を通過した玉の流下経路を複数通りに設
定することができ、ひいては遊技の興趣向上を招来する
ことができる。
【0007】また、請求項4の発明においては、遊技盤
に設けられて可変表示を行い、表示結果を導出する可変
表示器と、該可変表示器の表示部の外周部分を装飾する
装飾部材と、を備え、少なくとも前記第2玉通路を前記
装飾部材に設けたことを特徴とする。このように構成す
ることにより、遊技者が最も注視する可変表示器におい
てその外周部分で第2玉通路による玉誘導を行う構成に
できるので、第2玉通路での玉の流れを分り易くでき
る。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記第
1玉通路を前記装飾部材に設けたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、第2玉通路と同様に、可
変表示器の外周部分で第1玉通路による玉誘導を行う構
成にできるので、第1玉通路での玉の流れを分り易くで
きる。また、この構成によれば、装飾部材を取り付ける
だけの作業で第1玉通路と第2玉通路の取り付けも同時
に行える。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記第
1玉通路を構成する両側壁のうち一方の側壁を前記装飾
部材で形成する一方、他方の側壁を前記装飾部材とは別
体の部材で形成したことを特徴とする。このように構成
することにより、装飾部材を取り換えることなく第1玉
通路の一側壁を形成する部材を取り換えるだけで簡単に
第1玉通路近傍の意匠を変更することができ、ひいては
可変表示器の表示部の外周部分における意匠にバリエー
ションを持たせることができる。
【0010】また、請求項7の発明においては、前記可
変表示器の表示動作を制御する表示制御基板と、前記遊
技盤の裏面に取り付けられる裏カバー体と、前記表示制
御基板を被覆する表示制御基板被覆体と、前記可変表示
器を取り付けるための表示器取付部材と、を備え、前記
可変表示器、前記表示制御基板、前記表示制御基板被覆
体、及び前記表示器取付部材を一体的に組み付けた可変
表示ユニットとして構成し、該可変表示ユニットを前記
裏カバー体の裏面側から取り付ける一方、前記装飾部材
を前記遊技盤の前面側から取り付ける構成としたことを
特徴とする。このように構成することにより、可変表示
器を取り外す場合でも、可変表示器、表示器取付部材、
表示制御基板被覆体、及び表示制御基板は、可変表示ユ
ニットとして一体的に裏カバー体に取り付けられるの
で、個々の部品を各々取り付ける構成と比べて組立作業
性が向上する。
【0011】また、請求項8の発明においては、前記装
飾部材は、前記可変表示器の下部側に設けられて玉を転
動させる玉転動部を備え、前記第2玉通路は、前記玉転
動部に玉を誘導することを特徴とする。このように構成
することにより、第2玉通路によって誘導された玉の流
れにおける興趣を向上することができる。
【0012】また、請求項9の発明においては、前記玉
転動部における玉排出部の下方には、玉の通過検出に基
づいて前記可変表示器の可変表示を許容する始動玉検出
器を設けたことを特徴とする。このように構成すること
により、玉転動部を転動した玉が始動玉検出器に誘導さ
れ易くなるので、第2玉通路によって誘導された玉の流
れにおける興趣をより一層向上することができる。
【0013】また、請求項10の発明においては、発光
体の光を透光するレンズ部材を備え、前記第1玉通路を
形成する両側壁のうち少なくとも一方の側壁を前記レン
ズ部材で構成したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、第1玉通路の近傍を光装飾することがで
き、ひいては意匠性を向上することができる。
【0014】また、請求項11の発明においては、前記
第1玉通路は、遊技者との対向側に通路壁が設けられて
いないことを特徴とする。このように構成することによ
り、第1玉通路を通過する玉の視認性を向上することが
できる。
【0015】また、請求項12の発明においては、前記
第2玉通路には、該第2玉通路内を通過する玉の速度を
減速するための減速手段を設けたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、第2玉通路を通過する玉
の勢いを弱めることができ、ひいては第2玉通路の耐久
性が向上できる。
【0016】また、請求項13の発明においては、前記
第1玉通路及び前記第2玉通路は、それぞれ玉1個分の
通路幅に形成されていることを特徴とする。このように
構成することにより、第1及び第2の各玉通路内を玉が
通過する場合、遊技者の視線をその1つの玉流れに集中
させることができる。
【0017】また、請求項14の発明においては、前記
第1玉通路の玉出口と前記第2玉通路の玉入口との間に
位置する前記遊技領域に、障害釘を設けたことを特徴と
する。このように構成することにより、障害釘の調整具
合に応じて第1玉通路の玉出口から排出された玉が第2
玉通路に流入する割合(第2玉通路への入球率)を調節
することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1乃至図4を参照
して実施形態に係る弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。弾球遊技機1は、図1及び図3に示すよう
に、縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠
2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要
構成部のほぼすべてが集約して設けられる前面枠3と、
該前面枠3の前面上部に開閉自在に設けられる前面開閉
枠4とから構成されている。また、前面枠3に設けられ
る主要構成部としては、上記した前面開閉枠4、遊技盤
40、上皿19、下皿27、灰皿29、操作ハンドル3
0、機構板100、玉発射装置87がある。また、図示
の実施形態では、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉
を貸し出すためのカードユニット装置31が付設されて
いる。
【0019】前面開閉枠4には、後述する遊技盤40の
遊技領域41をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されてい
る。また、前面開閉枠4の上側には、円形透視窓5の外
周に沿って、装飾ランプ6〜8,9’,10’が臨んで
いる。この装飾ランプ6〜8,9’,10’は、遊技状
態に応じて点灯又は点滅されるものであり、特別の遊技
状態の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の
雰囲気を盛り上げるものである。また、円形透視窓5の
外周には、払い出すべく賞球が不足したこと(後述する
玉切れスイッチ115が作動したとき)を報知する玉切
れランプ9や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の賞球
が払い出されたことを報知する賞球ランプ10(なお、
賞球未払出分がある場合に報知する方式でもよい)が設
けられ、更に、前面開閉枠4の上部左右に遊技の進行に
応じた効果音を発生するスピーカ12a,12bが設け
られている。なお、各ランプ6〜8,9,10,9’,
10’の前方は、それぞれ透光性を有する赤色、緑色等
のランプカバーで被覆されるようになっている。特に、
玉切れランプ9の点灯を赤色発光で行い、賞球ランプ1
0の点灯を緑色発光で行うことにより、遊技者に対して
状況を報知するようになっている。また、スピーカ12
a,12bの前面には、パンチメタル11が取り付けら
れてスピーカ12a,12bから発生される音声を通す
ようになっている。また、スピーカ12a,12bの近
傍(パンチメタル11の裏面側)には、それぞれ光装飾
用の装飾LED37,38が前面開閉枠4に取り付けら
れている。
【0020】次に、前面開閉枠4の下側に取り付けられ
る上皿19の構成について説明すると、上皿19は、複
数の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することに
より構成されている。上皿19の開放側の上方には、玉
抜き操作レバー21が設けられている。この玉抜き操作
レバー21は、左右方向に移動可能に設けられ、スプリ
ング(図示しない)の付勢力に抗して一方向に移動させ
ることにより、上皿19に貯留されていた玉を裏面側に
形成される玉抜き路(図示しない)を流下させて下皿2
7に誘導するものである。
【0021】上記した上皿19について、さらに詳細に
説明すると、上皿19は、その上流側に形成される賞玉
払出口20から払い出された賞球を一旦貯留した後、発
射位置に玉を供給するものである。また、上皿19に
は、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユニット
装置31を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作
部が設けられている。この操作部は、球貸スイッチ24
と返却スイッチ25(共に図4に符号のみを記載)と表
示LED(図示しない)が実装される残高表示基板23
からなり、該残高表示基板23が上皿19の上面に臨む
ように設けられている。また、上皿19の開放側には、
前面開閉枠4を前面枠3に対して施錠し且つ前面枠3を
外枠2に対して施錠する施錠装置84(図3参照)を操
作するためのシリンダー錠26が臨んでいる。
【0022】また、前面枠3の下部に取り付けられる下
皿27は、前記上皿19から溢れた賞球であって余剰球
通路(図示しない)を介して接続樋93(図3参照)か
ら排出される余剰の賞球を貯留するものであり、その下
皿27の前面壁には、玉抜き操作レバー28がスライド
可能に取り付けられるようになっている。この玉抜き操
作レバー28を操作することにより、下皿27に貯留さ
れていた賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に
移し替えることができる。また、下皿27の左側には、
灰皿29が設けられ、右側には、操作ハンドル30が設
けられている。操作ハンドル30は、図3に示す玉発射
装置87の発射装置電動機88(ステッピングモータ)
の駆動を一時的に停止させるための単発発射スイッチ9
1及び遊技者が操作ハンドル30を触れていることを検
知するタッチセンサ(図示しない)を内蔵していると共
に、弾発力を調節する指掛け部30a(図1参照)を備
えるものである。
【0023】一方、弾球遊技機1の背面には、図3に示
すように、入賞玉の発生に基づいて所定個数の賞球を払
い出すための各種の機構を装備した機構板100が設け
られると共に、前記操作ハンドル30に対応する裏面に
は、発射装置電動機88及び打球槌(図示しない)を有
する玉発射装置87が固着され、その玉発射装置87の
側方には、機構板100の余剰球通路から流下してきた
玉を前記下皿27に誘導する接続樋93が固着されてい
る。上記した構成のうち、玉発射装置87には、発射制
御基板90が付設されており、この発射制御基板90に
よって玉発射装置87が駆動制御されるようになってい
る。
【0024】以上で、弾球遊技機1の全体の概略構成を
説明したが、以下、弾球遊技機1を構成する要素のう
ち、遊技盤40と、機構板100の詳細な構成について
順次説明する。
【0025】まず、主に図2を参照して遊技盤40につ
いて説明する。遊技盤40は、前面枠3の裏面側に一体
的に形成される遊技盤収納枠部(図示しない)に収容固
定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、そ
の表面には、円形うず巻き状に誘導レール42が取り付
けられ、該誘導レール42の内側が遊技領域41とされ
て発射された打玉が落下するものである。遊技領域41
には、図示の場合、可変表示器44、特別可変入賞球装
置48、普通可変入賞球装置58等が設けられると共
に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の流下方向,速
度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、ま
た、遊技領域41の最下方には、いずれの入賞領域にも
入賞しない打玉が取り込まれるアウト口69が設けられ
ている。
【0026】遊技領域41の構成をその遊技動作に従っ
てより詳細に説明すると、遊技領域41の中央よりやや
上方の左右両側には、それぞれ通過玉検出器61,62
が設けられている。この通過玉検出器61,62は、遊
技領域41を落下する打玉の通過を検出すると、その検
出信号に基づいて可変表示器44の上部側に設けられる
左右一対のLEDからなる普通図柄表示器63を可変表
示(点灯移動)して表示結果を導出する(左右いずれか
一方のLEDのみを点灯表示する)。しかして、普通図
柄表示器63の表示結果が予め定められた当りLEDの
点灯である場合に、普通可変入賞球装置58が所定時間
開放される。なお、普通図柄表示器63の可変時間は、
通常確率モードのときに相対的に長く(例えば、30
秒)、確率変動モードのときに相対的に短く(例えば、
3〜5秒)設定されている。また、普通図柄表示器63
の上方には、普通図柄表示器63の可変表示中に通過玉
検出器61,62を通過した打玉数を記憶表示する普通
図柄記憶LED64(最高4個まで記憶表示する)が設
けられている。また、通過玉検出器61,62は、それ
ぞれ通過取付基板53,57を介して遊技盤40の表面
(遊技領域41)に取り付けられるようになっており、
通過取付基板53,57の下側部には、それぞれ通過玉
検出器61,62を通過した玉を遊技領域41の中央側
に誘導する誘導通路53a,57aが形成されている。
【0027】普通可変入賞球装置58は、遊技領域41
のほぼ中央に配置される可変表示器44と遊技領域41
の前記アウト口69の上部に配置される特別可変入賞球
装置48との間に配置され、ソレノイド59によって開
閉駆動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置
である。そして、普通可変入賞球装置58には、始動玉
検出器60が内蔵され、開放中又は閉成中に受け入れた
入賞玉を検出するようになっている。しかして、打玉が
始動玉検出器60によって検出されると可変表示器44
が可変表示を開始する。なお、普通可変入賞球装置58
の開放時間は、通常確率モードのときに相対的に短く
(例えば、0.5秒)、確率変動モードのときに相対的
に長く(例えば、2秒)設定されている。また、普通可
変入賞球装置58が開放していない場合でも打玉を受け
入れるようになっている。
【0028】可変表示器44は、図2に示すように、左
・中・右の各特別図柄を可変表示する画像表示部44a
を有した液晶タイプの表示器であり、該画像表示部44
aの前方外周には、縦長形状の窓枠部161が開設され
た表示部飾り部材160が設けられる。そして、可変表
示器44の変動停止時における図柄の組合せが予め定め
た大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りライ
ンのいずれかに揃った場合)である場合に、特定遊技状
態となって特別可変入賞球装置48を次に説明する所定
の態様で開閉駆動するものである。ただし、大当り図柄
の組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、この
確率変動図柄で特定遊技状態となったときには、その特
定遊技状態終了後における前記普通図柄表示器63にお
ける当り(当りLEDの点灯)の出現確率や可変表示器
44における大当り図柄の出現確率が高くなる確率変動
モードとなるように設定されている。また、可変表示器
44には、前述したような普通図柄表示器63及び普通
図柄記憶LED64に加えて、画像表示部44aの外周
部分を光装飾する飾りLED45a,45bと、可変表
示器44の可変動作中に前記始動玉検出器60によって
検出された玉数を記憶表示する特別図柄始動記憶LED
46(最高4個まで記憶表示する)と、が設けられてい
る。なお、表示部飾り部材160の構成については後で
詳述するものである。
【0029】特定遊技状態となったときに駆動制御され
る特別可変入賞球装置48は、ソレノイド50によって
開閉駆動される開閉板49を有し、その開閉板49に受
け入れられた打玉を検出する入賞個数検出器52が設け
られている。また、特別可変入賞球装置48内(開閉板
49の内側)には、打玉の検出(V入賞検出)に伴って
特定遊技状態の継続権を成立させる特定玉検出器51が
設けられており、該特定玉検出器51の上方には、一旦
V入賞検出があると次に開閉板49を開放するまでは打
玉が特定玉検出器51を通過しないようにするVシャッ
ター(図示しない)が設けられている。このVシャッタ
ーは、ソレノイド43によって開閉駆動が行われる。し
かして、特定遊技状態となった場合には、一定時間(例
えば、28秒)が経過するまで又はその一定時間内に所
定個数(例えば、10個)の入賞玉が入賞するまで開閉
板49を開放(以下、この開放を開放サイクルという)
し、その開放サイクル中に受け入れられた打玉が特定玉
検出器51によって検出されたときに継続権が成立し
て、再度上記した開放サイクルが実行され、各開放サイ
クルにおいて継続権が成立していることを条件に最高1
6回の開放サイクルを繰り返すことができるようになっ
ている。
【0030】以上説明した本実施形態において、打球が
入賞する入賞口及び入賞装置には、入賞玉を検出するた
めの信号が導出される入賞玉検出器51,52,55
a,55b,65a,65bがすべて設けられている。
これは、これらの検出信号に基づいて所定個数の賞球を
払い出すために使用されるものである。しかして、これ
らの入賞玉検出器51,52,55a,55b,65
a,65bは、図4に示すように、主基板151に接続
されている。
【0031】遊技盤40の遊技領域41には、上記した
ようにスイッチやソレノイド、あるいは飾りランプや飾
りLED等の電気的部品が多数設けられるが、これら
は、主基板151や電飾制御基板80に接続されるよう
になっている。即ち、図4に示すように、遊技盤40に
設けられる各スイッチ51,52,55a,55b,6
5a,65b,61,62及び各ソレノイド43,5
0,59は、主基板151に接続され、遊技盤40に設
けられる飾りランプ56,67a、遊技盤40に設けら
れる飾りLED45a,45b、特別図柄始動記憶LE
D46、普通図柄始動記憶LED64は、電飾制御基板
80に接続されている。
【0032】一方、遊技盤40の裏面には、図3に示す
ように、前記可変表示器44(以下、これを特別図柄表
示器ともいう)の裏面が突出して設けられている。この
可変表示器44の裏面部分には、表示制御基板75が表
示制御基板カバー74に被覆されて取り付けられてい
る。表示制御基板75は、可変表示器44の可変表示動
作を主基板151からの情報信号の種類に応じて駆動制
御するものである。
【0033】また、上記した可変表示器44裏面の周囲
には、カバー体70が取り付けられ、このカバー体70
に連通するようにその下部に入賞玉誘導カバー体71が
取り付けられている。カバー体70には、その中央に前
記可変表示器44の裏面が貫通する窓孔72(図5参
照)が形成されると共に、情報端子基板78が取り付け
られている。なお、カバー体70は、窓孔72の外周部
分に穿設された取付穴153が遊技盤40の裏面にビス
止めされることで取り付けられる。情報端子基板78
は、弾球遊技機1の営業管理上必要な遊技情報(例え
ば、特定遊技状態中である旨を報知する大当り1情報、
確率変動図柄で特定遊技状態となり、その特定遊技状態
中及びその大当りによる確率変動中である旨を報知する
大当り2情報(特定遊技状態中と確率変動中に出力され
続ける信号)、確率変動図柄による特定遊技状態終了後
の確率変動中である旨を報知する確率変動情報、始動玉
検出器をONした打玉の数を報知する始動口情報、特別
図柄表示器44の可変動作回数を報知する図柄確定回数
1情報、普通可変表示装置の可変動作回数を報知する図
柄確定回数2情報、及び普通可変入賞球装置の開閉回数
を報知する役物回数情報)を遊技場に設置される管理コ
ンピュータに出力するための外部接続端子を有し、これ
らの情報が主基板151から与えられるようになってい
る。
【0034】また、入賞玉誘導カバー体71の後面側に
は、電飾制御基板80及び効果音制御基板82を収容す
る制御基板ボックス79と、が取り付けられている。電
飾制御基板80は、図4に示すように、遊技盤40の遊
技領域41(必ずしも遊技領域41の内部に設けられな
くてもよく、遊技盤40に設けられていれば良い)に設
けられる飾りランプや飾りLED、及び前面枠3や前面
開閉枠4に設けられる飾りランプや飾りLED等を主基
板151からの情報信号に応じて一括して駆動制御する
ものである。また、効果音制御基板82は、前記スピー
カ12a,12bを駆動制御するものであり、主基板1
51からの情報信号に応じて遊技内容に対応した効果音
を発生させるものである。また、効果音制御基板82に
は、音量を切り替える音切替スイッチ83が設けられて
いる。
【0035】次に、弾球遊技機1の背面に設けられる機
構板100の構成について図3を参照して説明する。図
3において、機構板100は、玉を貯留する貯留タンク
105と該貯留タンク105に貯留された賞球を下流側
に整列しながら誘導する玉整列レール部材108及びカ
ーブレール部材111と、カーブレール部材111から
の玉を誘導する玉通路114と、入賞に基づく賞球を払
い出す玉払出装置116と、主として遊技盤40に打ち
込まれた入賞玉を含む打玉を処理する処理機構と、が設
けられる。玉整列レール部材108の下流側上部には、
外部との信号線が接続される外部接続端子を有する情報
端子基板132が設けられる。情報端子基板132に設
けられる外部接続端子133からは、外部(例えば、管
理コンピュータ)へ貯留タンク105にて玉が不足して
いる旨の玉切れ情報と貸球情報と賞球情報とが出力され
る。
【0036】また、カーブレール部材111の下流側に
は、垂直状に玉通路部材が設けられる。具体的には、左
右2列の玉通路114から玉通路部材が構成され、該2
列の玉通路114には、それぞれ玉切れスイッチ115
が通路に臨むように設けられている。この玉切れスイッ
チ115は、図4に示すように、主基板151に接続さ
れ、玉切れスイッチ115が玉を検出しなくなったとき
には、玉払出装置116の作動を停止して玉の払出を不
能動化させるようになっている。玉払出装置116は、
ほぼ直方体形状をなすケースの内部に収納されて機構板
主体101の前面側に着脱自在に取り付けられるように
なっている。
【0037】また、機構板100の下部後面側には、電
圧の異なる複数の電源を生成する電源ユニット基板13
7を収容する電源ユニットボックス136と、遊技盤4
0に設けられる可変表示器44や特別可変入賞球装置4
8等の遊技装置の動作を制御する主基板151を収容す
る主基板ボックス150と、前記玉払出装置116の動
作を制御する払出制御基板144を収容する払出制御基
板ボックス143が設けられる。電源ユニット基板(電
源生成基板)137は、DC30V、DC21V、DC
12V、DC5V、AC24Vの5種類の電圧を生成
し、各制御基板に所定の電源を供給する。
【0038】以上、弾球遊技機1の構成、遊技盤40の
構成、及び機構板100の構成について説明してきた
が、次に、配線接続される回路構成について、図4を参
照して説明する。主基板151には、遊技盤40に設け
られる各玉検出器(スイッチ)51,52,55a,5
5b,61,65a,65b及び始動玉検出器60、ま
た、満タンスイッチ129及び玉切れスイッチ115、
更に、払い出された賞球を検出する賞球カウントスイッ
チ120からの信号が入力されるものである。
【0039】また、主基板151は、遊技盤40に設け
られるソレノイド43,50,59を駆動制御すると共
に、外部情報端子78へ遊技情報を出力する。また、主
基板151は、電飾制御基板80、効果音制御基板8
2、表示制御基板75、払出制御基板144と接続さ
れ、制御信号を主基板151から各制御基板80,8
2,75,144への一方向通信によりそれぞれ出力す
る。電飾制御基板80は、主基板151から入力される
電飾制御信号に応じて、各種ランプ6〜10,47a,
47b,56,67a及び各種LED37,38,45
a,45bを表示駆動制御し、効果音制御基板82は、
主基板151から入力される効果音制御信号に応じてス
ピーカ12a,12bを駆動制御する。また、表示制御
基板75は、主基板151から入力される表示制御信号
に応じて特別図柄表示器44、普通図柄表示器63の表
示結果を導出するように制御する。払出制御基板144
は、主基板151から入力される払出制御信号に応じて
玉払出装置116を駆動制御すると共に、発射制御基板
90へ発射制御信号を出力する。また、払出制御基板1
44は、カードユニット装置31、残高表示基板23と
接続され、貸玉払出の制御を行う。発射制御基板90
は、払出制御基板144からの発射制御信号に応じて発
射装置87の制御を行う。また、外部情報出力基板13
2は、主基板151、払出制御基板144と接続され、
外部へ遊技情報を出力する。
【0040】次に、本実施形態の要部を構成する表示部
飾り部材160について図5及び図6を参照して説明す
る。表示部飾り部材160は、図5及び図6に示すよう
に、該表示部飾り部材160を遊技盤40の表面に取り
付ける取付基板162を備え、該取付基板162に複数
の部品が組み付けられて構成されている。取付基板16
2の裏面上部には、前記普通図柄表示器(2つのLE
D)63、特別図柄始動記憶LED46、普通図柄始動
記憶LED64、及び飾りLED45a,45bをそれ
ぞれ実装してなるLED基板(図示しない)が取り付け
られる。一方、取付基板162の表面上部には、各種L
ED63,46,45a,45bの光を透光可能に各種
LED63,46,45a,45bを被覆するレンズ部
材164〜167が取り付けられる。なお、各種LED
63,46,45a,45bは、それぞれ表示部飾り部
材160の中心線に対して左右対称位置に設けられる。
このため、レンズ部材164〜167もこれに応じて左
右対称のものが2個ずつ設けられる。また、普通図柄始
動記憶LED64の前方には、普通図柄始動記憶LED
64の光を前方に伝達する発光伝達突起(図示しない)
が設けられる。
【0041】また、表示部飾り部材160には、遊技領
域41を落下する打玉を所定位置へ誘導する玉誘導路が
設けられている。玉誘導路は、取付基板162の上側部
分に設けられる左右一対の玉通路171,172と、取
付基板162の左右両側部分に設けられる左右一対のワ
ープ通路173,174と、取付基板162の下側部分
に設けられる玉転動路175、から構成されている。玉
通路171,172は、それぞれ取付基板162の上側
中央部分に設けられる玉誘導突起部176と前記左右の
レンズ部材166とによって形成されてハの字状の玉通
路をなしている。具体的には、玉誘導突起部176の左
側の傾斜面177と左側のレンズ部材166の下壁面と
の間隙が左側に下り傾斜した玉通路171を形成し、玉
誘導突起部176の右側の傾斜面178と右側のレンズ
部材166の下壁面との間隙が右側に下り傾斜した玉通
路172を形成するようになっている。しかして、玉通
路171,172は、それぞれ遊技領域41を落下する
打玉を上部側の玉入口171a,172aから受け入
れ、これを外側へ誘導した後に各玉出口171b,17
2bから再び遊技領域41に排出するようになってい
る。
【0042】なお、玉誘導突起部176と左右のレンズ
部材166からなる玉通路171,172は、それぞれ
玉1個分の通路幅に形成されている。言いかえれば、玉
通路171,172は、同時に複数個の玉を誘導する構
成とはなっておらず、逐次玉を1個ずつ誘導するように
なっている。また、玉通路171,172は、その前方
部分が外部に露出して設けられており、これによって玉
通路171,172を通過する玉が遊技者から視認可能
になっている。但し、玉通路171,172の側壁をな
す玉誘導突起部176及びレンズ部材166の高さ寸法
(円形透視窓5に装着されるガラス板との間隙寸法)
は、一旦玉通路171,172内に入った玉を玉通路1
71,172からはみ出させない程度の高さ寸法に設定
されている。また、玉通路171,172の底壁を形成
する取付基板162の部分は、レンズ部材から形成さ
れ、その裏面側には玉通路171,172を光装飾する
LED(図示しない)が設けられている。
【0043】ワープ通路173,174は、それぞれ取
付基板162の左右両側部分に設けられるワープ通路形
成部材181,182によって形成されている。ワープ
通路形成部材181,182は、それぞれ左右対称形状
をなし、上部側には、前記玉通路171,172の各玉
出口171b,172bから遊技領域41に排出された
玉、及び玉通路171,172を通ることなく表示部飾
り部材160の左右側方を流下する玉を個々に受け入れ
得るワープ入口173a,174aが形成されている。
なお、玉出口171bとワープ入口173aとの間、及
び玉出口172bとワープ入口174aとの間に位置す
るそれぞれの遊技領域41には、それぞれ玉の流下方向
を換え得る障害釘183a〜183eが植立されている
(図5参照)。そして、玉出口171b,172bから
排出された玉及び表示部飾り部材160の左右側方を流
下する玉は、障害釘183a〜183eへの衝突によっ
て流下方向を換え、これによってワープ入口173a,
174aに導かれたり、あるいはワープ入口173a,
174aから逸れる方向に流れるようになっている。即
ち、玉通路171,172を通過した玉、及び玉通路1
71,172を通過することなくワープ入口173a,
174aの側方を流下した玉は、必ずしもワープ入口1
73a,174aに入るわけではなく、障害釘183a
〜183eの調整具合によってワープ入口173a,1
74aへの入球率が変化するようになっている。
【0044】上記した障害釘183a〜183eによる
玉の流下方向の変化について図5を参照して説明する。
なお、玉出口171bとワープ入口173aとの間の遊
技領域41に植立される障害釘183a〜183eと、
玉出口172bとワープ入口174aとの間の遊技領域
41に植立される障害釘183a〜183eとは、個々
に左右対称の位置に配置されるものであり、以下の説明
では、玉出口171bとワープ入口173aとの間の遊
技領域41に植立される障害釘183a〜183eにつ
いてのみ説明を行うものである。具体的に、玉がワープ
入口173aに入る場合、玉は、各障害釘183c,1
83d間を通過することでワープ入口173aに入る。
このため、各障害釘183c,183d間を広げる方向
に障害釘183c,183dを調整すれば玉がワープ入
口173aに入り易くなる一方、各障害釘183c,1
83d間を狭める方向に障害釘183c,183dを調
整すれば玉がワープ入口173aに入り難くなる。ま
た、玉がワープ入口173aから逸れる場合、玉は、各
障害釘183b,183c間を通過することでワープ入
口173aから逸れる。このため、各障害釘183b,
183c間を広げる方向に障害釘183b,183cを
調整すれば玉がワープ入口173aから逸れ易くなる一
方、各障害釘183b,183c間を狭める方向に障害
釘183b,183cを調整すれば玉がワープ入口17
3aから逸れ難くなる(ワープ入口173aに入り易く
なる)。
【0045】また、各障害釘183a,183c間は、
玉出口171bから排出された玉の通路となり、各障害
釘183a,183c間を通過した玉がそのまま真直ぐ
進めば、各障害釘183b,183d間を通過してワー
プ入口173aから逸れる。一方、各障害釘183a,
183c間を通過した玉が右下方に曲がれば、各障害釘
183c,183d間を通過してワープ入口173aに
入る。このため、玉がそのまま真直ぐ進み易いように各
障害釘183a,183cを調整すれば玉がワープ入口
173aから逸れ易くなる一方、玉が右下方に曲がり易
いように各障害釘183a,183cを調整すれば玉が
ワープ入口173aに入り易くなる。
【0046】また、各障害釘183a,183b間は、
表示部飾り部材160の左側方から流れ込む玉の通路と
なり、各障害釘183a,183b間を通過した玉がそ
のまま真直ぐ進めば、各障害釘183c,183d間を
通過してワープ入口173aに入る。一方、各障害釘1
83a,183b間を通過した玉が左下方に曲がれば、
各障害釘183b,183d間を通過してワープ入口1
73aから逸れる。このため、玉がそのまま真直ぐ進み
易いように各障害釘183a,183bを調整すれば玉
がワープ入口173aに入り易くなる一方、玉が左下方
に曲がり易いように各障害釘183a,183bを調整
すれば玉がワープ入口173aから逸れ易くなる。な
お、実施形態中では、上記したように玉出口171b,
172b(第1玉通路)とワープ入口173a,174
a(第2玉通路)との間に障害釘を設けることで第2玉
通路への入球率を調整可能にしているが、これに限ら
ず、第1玉通路と第2玉通路との間に風車を設けて第2
玉通路への入球率を調整可能にしてもよい。また、第1
玉通路と第2玉通路との間に何も設けずに第2玉通路へ
の入球率が調整できないようにしたものであってもよ
い。
【0047】また、ワープ通路形成部材181,182
には、それぞれワープ入口173a,174aから受け
入れた玉を後方に誘導する第一誘導通路184,185
と、該第一誘導通路184,185の後方(下流)端部
と連通して第一誘導通路184,185を通った玉を下
方に誘導する第二誘導通路186,187と、が形成さ
れている。第二誘導通路186,187は、図6に示す
ように、前後方向に蛇行した通路形状をなしており、こ
れによって下方に誘導する玉の流下速度を減速させるよ
うになっている。また、第二誘導通路186,187の
下方(下流)端部には、それぞれワープ出口173b,
174bが形成され、該ワープ出口173b,174b
から排出された玉は、それぞれ後述する左右の傾斜面1
91,192に流れるようになっている。なお、ワープ
通路形成部材181,182の外側部分には、図示しな
い合成樹脂製のカバー部材を取り付けるための位置決め
突起188が複数突設されている。
【0048】また、上記したワープ入口173a,17
4a、第一誘導通路184,185、及びワープ出口1
73b,174bが形成された第二誘導通路186,1
87からなるワープ通路173,174は、それぞれ左
右対称の通路形状をなし、同様の玉誘導を行う構造とな
っている。また、ワープ通路173,174は、前記玉
通路171,172と同様に、玉1個分の通路幅に形成
され、逐次玉を1個ずつ誘導するようになっている。ま
た、ワープ通路173,174を形成するワープ通路形
成部材181,182は、それぞれ透明合成樹脂からな
り、ワープ通路173,174内を通過する玉を外部か
ら視認可能にしている。但し、ワープ通路173,17
4内は、必ずしも視認可能にする必要はなく、視認でき
ないようにしてもいいし、あるいはワープ通路173,
174内の一部分だけを視認可能にしてもよい。
【0049】玉転動路175は、中央に向かって下り傾
斜し、前記ワープ出口173b,174bから排出され
た玉を個々に表示部飾り部材160の中央側に誘導する
左右の傾斜面191,192と、該各傾斜面191,1
92の間(表示部飾り部材160の下側中央)に設けら
れて傾斜面191,192を転動した玉を前方に誘導す
る誘導口193と、を備えている。また、誘導口193
の前方には、該誘導口193よりも広い横幅寸法でステ
ージ面194が設けられている。ステージ面194は、
前方に下り傾斜して形成され、その前端部分が玉を再度
遊技領域41に排出する玉排出口195となっている。
また、ステージ面194上には、該ステージ面194上
を流下する玉の方向を様々に換えるための障害突起19
6が複数突設されている。しかして、玉転動路175
は、左右のワープ出口173b,174bから受け入れ
た玉を傾斜面191,192を介して表示部飾り部材1
60の中央側に誘導し、これを誘導口193を通してス
テージ面194に送り込む。そして、ステージ面194
上を流下する玉は、複数の障害突起196によってその
流下方向を様々に換え、ステージ面194前端の玉排出
口195から再度遊技領域41に排出される。
【0050】なお、上記した玉排出口195は、表示部
飾り部材160を遊技盤40に取り付けた状態で前記普
通可変入賞球装置58の上方位置に配置されるようにな
っている。これにより、玉排出口195から排出された
玉は、普通可変入賞球装置58に入賞し易くなってい
る。但し、玉排出口195は、普通可変入賞球装置58
の入賞口に比べて横幅寸法がかなり広くとられている。
従って、ステージ面194上での玉流れ(障害突起19
6によって玉の流下方向が換えられる様子)が普通可変
入賞球装置58への入賞の是非を大きく左右し、これに
よってステージ面194上での玉流れにおける興趣を向
上するようになっている。また、玉転動路175及びそ
の左右両側方の部分は、レンズ部材から形成され、その
下面側には玉転動路175及びその左右両側方の部分を
光装飾するLED(図示しない)が設けられている。
【0051】しかして、上記した表示部飾り部材160
は、遊技盤40のほぼ中央部分に穿設された取付開口
(図示しない)を前方から挿通して取り付けられ、その
裏面側には、窓枠部161に画像表示部44aが臨設す
るように可変表示器44が取り付けられる。可変表示器
44の取り付けは、遊技盤40裏面のカバー体70に表
示器取付部材169(図3参照)を介して遊技盤40の
裏面に取り付けられる。また、可変表示器44の後方に
は、該可変表示器44の画像表示を制御するための前記
表示制御基板75が取り付けられる。該表示制御基板7
5は、表示器取付部材169に設けられた図示しない脚
部の先端にビス止めされることで可変表示器44の後方
位置に配置され、表示制御基板カバー74によってその
裏面側が被覆される。表示制御基板カバー74は、その
前端部に形成される係合爪(図示しない)が表示器取付
部材169に形成される図示しない係止部と係合するこ
とにより着脱可能に取り付けられる。即ち、可変表示器
44、表示制御基板75、表示制御基板カバー74、及
び表示器取付部材169は、一体的に組み付けた可変表
示ユニットとして構成され、該可変表示ユニットが前記
カバー体70の裏面側から取り付けられる。なお、表示
制御基板カバー74は、被覆する表示制御基板75が外
部から視認可能なように透明合成樹脂で形成されてい
る。このため、表示制御基板75に不正改造が行われた
場合でもその不正改造が外部から判別できるので、表示
制御基板75の不正防止を招来することができる。
【0052】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、遊技盤40に形成される遊技領域41への玉の打ち
込みによって遊技を行う弾球遊技機1において、前記遊
技領域41内で玉を所定位置へ誘導する第1玉通路とし
ての玉通路171,172及び第2玉通路としてのワー
プ通路173,174を少なくとも含む複数の玉通路を
備え、前記ワープ通路173,174は、前記玉通路1
71,172の玉出口171b,172bから放出され
る玉と、該玉通路171,172の玉出口171b,1
72b以外の経路から誘導される玉と、が流入可能であ
ることを特徴とする。このように構成することにより、
ワープ通路173,174のワープ入口173a,17
4aに誘導される玉の経路を複数通りに設定することが
でき、ひいては遊技の興趣向上を招来することができ
る。
【0053】また、前記玉通路171,172から放出
される玉は、前記ワープ通路173,174のワープ入
口173a,174aと、該ワープ通路173,174
のワープ入口173a,174a以外となる前記遊技領
域41と、に流入可能であることを特徴とする。このよ
うに構成することにより、玉通路171,172を通過
した玉の流下経路を複数通りに設定することができ、ひ
いては遊技の興趣向上を招来することができる。なお、
このように第1玉通路から放出される玉が第2玉通路の
玉入口以外となる遊技領域に流入可能な構成において、
第1玉通路の玉出口近傍に障害釘を設ける等して、第1
玉通路以外の経路からは第2玉通路の玉入口に玉が流入
できないようにしてもよい。
【0054】また、前記玉通路171,172及び前記
ワープ通路173,174は、前記遊技盤40に取り付
けられ、前記玉通路171,172を通過した玉は、一
旦前記遊技領域41内の前記遊技盤40表面に放出さ
れ、その後前記ワープ通路173,174のワープ入口
173a,174aに流入可能であることを特徴とす
る。このように構成することにより、玉通路171,1
72を通過した玉の流下経路を複数通りに設定すること
ができ、ひいては遊技の興趣向上を招来することができ
る。なお、このような構成において、第1玉通路の玉出
口と第2玉通路の玉入口の間の遊技盤面上に障害釘を設
ける等して、第1玉通路から放出される玉が第2玉通路
の玉入口以外となる遊技領域に流入できないようにして
もよい。また、この構成においても前記構成と同様に、
第1玉通路以外の経路からは第2玉通路の玉入口に玉が
流入できないようにしてもよい。また、第1玉通路と第
2玉通路をそれぞれ別体の取付基板を介して遊技盤表面
に取り付けると共にその間に障害釘を設けることで、第
1玉通路を通過した玉を第2玉通路の玉入口に流入可能
に構成してもよい。
【0055】また、実施形態中では、複数の玉通路を第
1玉通路(玉通路171,172)と第2玉通路(ワー
プ通路173,174)のみとしているが、これに限ら
ず、第3玉通路、第4玉通路…等を設け、これらの玉通
路の玉出口から誘導される玉を第2玉通路に流入可能な
構成としてもよい。また、玉通路の構成としては、玉通
路専用の部材で形成してもよい。また、ゲート部材(実
施形態の構成でいえば、通過取付基板53,57)やサ
イドレンズ部材(実施形態の構成でいえば、サイド飾り
67)に本発明における第1玉通路や第2玉通路の機能
を併合させるようにしてもよい。また、玉通路による玉
の誘導方向についても特に限定するものではない。例え
ば、第1玉通路から第2玉通路への玉の誘導方向とし
て、直線的に玉を誘導してもいいし、屈曲させて玉を誘
導してもいい。
【0056】また、遊技盤40に設けられて可変表示を
行い、表示結果を導出する可変表示器44と、該可変表
示器44の表示部としての画像表示部44aの外周部分
を装飾する装飾部材としての表示部飾り部材160と、
を備え、少なくとも前記ワープ通路173,174を前
記表示部飾り部材160に設けたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、遊技者が最も注視する可
変表示器44においてその外周部分でワープ通路17
3,174による玉誘導を行う構成にできるので、ワー
プ通路173,174での玉の流れを分り易くできる。
【0057】また、前記玉通路171,172を前記表
示部飾り部材160に設けたことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、ワープ通路173,174と
同様に、可変表示器44の外周部分で玉通路171,1
72による玉誘導を行う構成にできるので、玉通路17
1,172での玉の流れを分り易くできる。また、この
構成によれば、表示部飾り部材160を取り付けるだけ
の作業で玉通路171,172とワープ通路173,1
74の取り付けも同時に行える。なお、実施形態中で
は、可変表示器44の左右両側にそれぞれ第1玉通路及
び第2玉通路を1セットとして設けているが、これに限
らず、可変表示器44の片側にのみ第1玉通路及び第2
玉通路を1セット設けるようにしてもよい。また、第1
玉通路と第2玉通路を1セットとして考えた場合、必ず
しもそれぞれ1個ずつの玉通路で構成する必要はなく、
第1玉通路と第2玉通路を個々に複数設け、これを1セ
ットとしてもよい。
【0058】また、前記可変表示器44の表示動作を制
御する表示制御基板75と、前記遊技盤40の裏面に取
り付けられる裏カバー体としてのカバー体70と、前記
表示制御基板75を被覆する表示制御基板被覆体として
の表示制御基板カバー74と、前記可変表示器44を取
り付けるための表示器取付部材169と、を備え、前記
可変表示器44、前記表示制御基板75、前記表示制御
基板カバー74、及び前記表示器取付部材169を一体
的に組み付けた可変表示ユニットとして構成し、該可変
表示ユニットを前記カバー体70の裏面側から取り付け
る一方、前記表示部飾り部材160を前記遊技盤40の
前面側から取り付ける構成としたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、可変表示器44を取り外
す場合でも、可変表示器44、表示器取付部材169、
表示制御基板カバー74、及び表示制御基板75は、可
変表示ユニットとして一体的にカバー体70に取り付け
られるので、個々の部品を各々取り付ける構成と比べて
組立作業性が向上する。
【0059】また、前記表示部飾り部材160は、前記
可変表示器44の下部側に設けられて玉を転動させる玉
転動部としての玉転動路175を備え、前記ワープ通路
173,174は、前記玉転動路175に玉を誘導する
ことを特徴とする。このように構成することにより、ワ
ープ通路173,174によって誘導された玉の流れに
おける興趣を向上することができる。
【0060】また、前記玉転動路175における玉排出
部としての玉排出口195の下方には、玉の通過検出に
基づいて前記可変表示器44の可変表示を許容する始動
玉検出器60を設けたことを特徴とする。このように構
成することにより、玉転動路175を転動した玉が始動
玉検出器60に誘導され易くなるので、ワープ通路17
3,174によって誘導された玉の流れにおける興趣を
より一層向上することができる。
【0061】また、発光体としての飾りLED45aの
光を透光するレンズ部材166を備え、前記玉通路17
1,172を形成する両側壁のうち少なくとも一方の側
壁を前記レンズ部材166で構成したことを特徴とす
る。このように構成することにより、玉通路171,1
72の近傍を光装飾することができ、ひいては意匠性を
向上することができる。
【0062】また、前記玉通路171,172は、遊技
者との対向側に通路壁が設けられていないことを特徴と
する。このように構成することにより、玉通路171,
172を通過する玉の視認性を向上することができる。
【0063】また、前記ワープ通路173,174に
は、該ワープ通路173,174内を通過する玉の速度
を減速するための減速手段としての第二誘導通路18
6,187(蛇行した通路形状)を設けたことを特徴と
する。このように構成することにより、ワープ通路17
3,174を通過する玉の勢いを弱めることができ、ひ
いてはワープ通路173,174の耐久性が向上でき
る。但し、減速手段の構成は、蛇行した通路形状に限定
するものではない。例えば、玉通路内に障害突起を設
け、該障害突起への玉の衝突によって減速するようにし
てもよい。
【0064】また、前記玉通路171,172及び前記
ワープ通路173,174は、それぞれ玉1個分の通路
幅に形成されていることを特徴とする。このように構成
することにより、玉通路171,172及びワープ通路
173,174内を玉が通過する場合、遊技者の視線を
その1つの玉流れに集中させることができる。但し、玉
通路の通路幅は、玉1個分の通路幅に限らず、複数個の
玉が同時に通過し得る通路幅に形成してもよい。
【0065】また、前記玉通路171,172の玉出口
171b,172bと前記ワープ通路173,174の
玉入口としてのワープ入口173a,174aとの間に
位置する前記遊技領域41に、障害釘183a〜183
eを設けたことを特徴とする。このように構成すること
により、障害釘183a〜183eの調整具合に応じて
玉通路171,172の玉出口171b,172bから
排出された玉がワープ通路173,174に流入する割
合(ワープ通路173,174への入球率)を調節する
ことができる。
【0066】なお、上記した実施形態では、第1玉通路
(玉通路171,172)と第2玉通路(ワープ通路1
73,174)の構成部材を全て取付基板162に取り
付けることで、第1及び第2の玉通路を表示部飾り部材
160の一構成としているが、この構成に限定するもの
ではなく、例えば、図7に示す変形例の表示部飾り部材
160’の構成でもよい。図7は、表示部飾り部材16
0’(取付基板162’)と取付基板200を遊技盤の
表面(遊技領域)に取り付けた状態の正面図である。即
ち、表示部飾り部材160’のように、玉通路171,
172を形成する両側壁のうち一方の側壁のみを表示部
飾り部材160’の取付基板162’(玉誘導突起部1
76の傾斜面177,178)で形成し、他方の側壁を
表示部飾り部材160’とは別体の部材(レンズ部材1
66を取り付けた取付基板200)で形成するようにし
てもよい。そして、取付基板162’が取付穴201を
介して遊技盤にビス止めされ、これとは別に、取付基板
200が取付穴202を介して遊技盤にビス止めされ
る。
【0067】以上のように、変形例の構成によれば、前
記玉通路171,172を形成する両側壁のうち一方の
側壁を前記表示部飾り部材160’で形成する一方、他
方の側壁を前記表示部飾り部材160とは別体の部材
(レンズ部材166を取り付けた取付基板200)で形
成したことを特徴とする。このように構成することによ
り、表示部飾り部材160を取り換えることなく玉通路
171,172の一側壁を形成する取付基板200を取
り換えるだけで簡単に玉通路171,172近傍の意匠
を変更することができ、ひいては可変表示器44の画像
表示部44aの外周部分における意匠にバリエーション
を持たせることができる。
【0068】また、実施形態中では、第1玉通路(玉通
路171,172)に対して遊技者との対向側に通路壁
を設けない一方、第2玉通路(ワープ通路173,17
4)に対しては遊技者との対向側に通路壁を設けた構成
としているが、特にこの構成に限定するものではなく、
図8(A)〜(F)に示す変形例の構成としてもよい。
具体的には、図8(A)に示すように、第1玉通路を構
成する左右一対の玉通路301,302に対しては遊技
者との対向側に通路壁を設けない(図8(B)参照)一
方、第2玉通路を構成する左右一対の玉通路303,3
04に対しては遊技者との対向側に通路壁を設ける(図
8(C)参照)構成としてもよいし、あるいは図8
(D)に示すように、第1玉通路を構成する左右一対の
玉通路401,402に対しては遊技者との対向側に通
路壁を設ける(図8(E)参照)一方、第2玉通路を構
成する左右一対の玉通路403,404に対しては遊技
者との対向側に通路壁を設けない(図8(F)参照)構
成としてもよい。
【0069】なお、図8(A)及び図8(D)は、通路
壁の有無を示すための玉通路の概念図である。このた
め、同図中には、第1玉通路と第2玉通路との間の障害
釘を図示することを省略している。また、図8(A)中
には、左右一対の玉通路301,302の玉入口305
を1つにして途中で左右に枝分かれした通路構成を示し
ており、このような通路構成を本発明の第1玉通路とし
てもよい。また、遊技者との対向側に通路壁を設けた構
成(玉通路を密閉した構成)において、玉通路の断面形
状は、図8(C)及び図8(E)に示すような四角形状
に限定せず、円形状等いずれの断面形状であってもよ
い。また、遊技者との対向側に通路壁を設けた構成で
は、この対向側の通路壁をレンズ部材で形成すること
で、通路内での玉通過の視認性をより一層向上するよう
にしてもよい。また、第1玉通路及び第2玉通路は、共
にレンズ部材で構成してもいいし、共に遊技者との対向
側に通路壁を設けないようにしてもよい。
【0070】また、上記した実施形態(変形例を含む)
では、可変表示器44を液晶タイプの表示器で構成して
いるが、特にこれに限定するものではなく、CRT、L
ED、VFD、EL、あるいはプラズマによる表示器
や、ドラム式又はリール式で構成することも可能であ
る。また、弾球遊技機の構成として、始動玉検出器の入
賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を
開始し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技
状態が発生して可変入賞球装置を開放する弾球遊技機
(これを俗に第1種という)を例示しているが、特にこ
れに限定するものではなく、始動玉検出器の入賞玉の検
出に伴って可変入賞球装置を開放し、該可変入賞球装置
内の特定領域への打玉の入賞により特定遊技状態を発生
する弾球遊技機(これを俗に第2種という)や、始動玉
検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情
報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となる
などして、特定領域に打玉が入賞すると特定遊技状態
(権利発生状態)が発生し、その特定遊技状態中に特定
の入賞口に入賞があると、可変入賞球装置を開放する弾
球遊技機(これを俗に第3種という)であってもよい。
また、遊技領域に打ち込まれる玉は、そのまま遊技機外
に排出してもいいし、循環利用して再度その玉を打ち込
むようにしてもよい。即ち、弾球遊技機は、玉排出式の
ものであってもいいし、玉封入式のものであってもよ
い。
【0071】また、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記第2玉通路は、玉入口から受け入れた玉を一
旦後方に誘導した後、下方に誘導して前記玉転動部に排
出することを特徴とする。このように構成することによ
り、第2玉通路から玉転動部に玉を誘導する構成におい
て、玉転動部の後端側に玉を排出することができるの
で、玉転動部での玉の転動動作を長くすることができ、
ひいては視覚的な興趣を向上することができる。 (2)前記第1玉通路の側壁は、玉1個分よりも高い寸
法に設定されていることを特徴とする。このように構成
することにより、第1玉通路の遊技者との対向側に通路
壁を設けない構成においても、第1玉通路によって玉を
確実に誘導することができる。 (3)前記第1玉通路は、前記遊技領域の中央寄りから
外寄りに玉を誘導することを特徴とする。このように構
成することにより、中央に打ち込まれた玉であっても第
2玉通路の入口上方へ誘導でき、第2玉通路の入口へよ
り一層玉を集めることができる。 (4)前記第2玉通路は、該第2玉通路内を通過する玉
が外部から視認可能な透明な部材で形成されていること
を特徴とする。このように構成することにより、第2玉
通路によって誘導される玉の流れが視認可能になり、ひ
いては視覚的な興趣を向上することができる。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、遊技盤に形成される遊
技領域への玉の打ち込みによって遊技を行う弾球遊技機
において、前記遊技領域内で玉を所定位置へ誘導する第
1玉通路及び第2玉通路を少なくとも含む複数の玉通路
を備え、前記第2玉通路は、前記第1玉通路の玉出口か
ら放出される玉と、該第1玉通路の玉出口以外の経路か
ら誘導される玉と、が流入可能であることを特徴とす
る。このように構成することにより、第2玉通路の玉入
口に誘導される玉の経路を複数通りに設定することがで
き、ひいては遊技の興趣向上を招来することができる。
【0073】また、請求項2の発明においては、遊技盤
に形成される遊技領域への玉の打ち込みによって遊技を
行う弾球遊技機において、前記遊技領域内で玉を所定位
置へ誘導する第1玉通路及び第2玉通路を少なくとも含
む複数の玉通路を備え、前記第1玉通路から放出される
玉は、前記第2玉通路の玉入口と、該第2玉通路の玉入
口以外となる前記遊技領域と、に流入可能であることを
特徴とする。このように構成することにより、第1玉通
路を通過した玉の流下経路を複数通りに設定することが
でき、ひいては遊技の興趣向上を招来することができ
る。
【0074】また、請求項3の発明においては、遊技盤
に形成される遊技領域への玉の打ち込みによって遊技を
行う弾球遊技機において、前記遊技領域内で玉を所定位
置へ誘導する第1玉通路及び第2玉通路を少なくとも含
む複数の玉通路を備え、前記第1玉通路及び前記第2玉
通路は、前記遊技盤に取り付けられ、前記第1玉通路を
通過した玉は、一旦前記遊技領域内の前記遊技盤表面に
放出され、その後前記第2玉通路の玉入口に流入可能で
あることを特徴とする。このように構成することによ
り、第1玉通路を通過した玉の流下経路を複数通りに設
定することができ、ひいては遊技の興趣向上を招来する
ことができる。
【0075】また、請求項4の発明においては、遊技盤
に設けられて可変表示を行い、表示結果を導出する可変
表示器と、該可変表示器の表示部の外周部分を装飾する
装飾部材と、を備え、少なくとも前記第2玉通路を前記
装飾部材に設けたことを特徴とする。このように構成す
ることにより、遊技者が最も注視する可変表示器におい
てその外周部分で第2玉通路による玉誘導を行う構成に
できるので、第2玉通路での玉の流れを分り易くでき
る。
【0076】また、請求項5の発明においては、前記第
1玉通路を前記装飾部材に設けたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、第2玉通路と同様に、可
変表示器の外周部分で第1玉通路による玉誘導を行う構
成にできるので、第1玉通路での玉の流れを分り易くで
きる。また、この構成によれば、装飾部材を取り付ける
だけの作業で第1玉通路と第2玉通路の取り付けも同時
に行える。
【0077】また、請求項6の発明においては、前記第
1玉通路を構成する両側壁のうち一方の側壁を前記装飾
部材で形成する一方、他方の側壁を前記装飾部材とは別
体の部材で形成したことを特徴とする。このように構成
することにより、装飾部材を取り換えることなく第1玉
通路の一側壁を形成する部材を取り換えるだけで簡単に
第1玉通路近傍の意匠を変更することができ、ひいては
可変表示器の表示部の外周部分における意匠にバリエー
ションを持たせることができる。
【0078】また、請求項7の発明においては、前記可
変表示器の表示動作を制御する表示制御基板と、前記遊
技盤の裏面に取り付けられる裏カバー体と、前記表示制
御基板を被覆する表示制御基板被覆体と、前記可変表示
器を取り付けるための表示器取付部材と、を備え、前記
可変表示器、前記表示制御基板、前記表示制御基板被覆
体、及び前記表示器取付部材を一体的に組み付けた可変
表示ユニットとして構成し、該可変表示ユニットを前記
裏カバー体の裏面側から取り付ける一方、前記装飾部材
を前記遊技盤の前面側から取り付ける構成としたことを
特徴とする。このように構成することにより、可変表示
器を取り外す場合でも、可変表示器、表示器取付部材、
表示制御基板被覆体、及び表示制御基板は、可変表示ユ
ニットとして一体的に裏カバー体に取り付けられるの
で、個々の部品を各々取り付ける構成と比べて組立作業
性が向上する。
【0079】また、請求項8の発明においては、前記装
飾部材は、前記可変表示器の下部側に設けられて玉を転
動させる玉転動部を備え、前記第2玉通路は、前記玉転
動部に玉を誘導することを特徴とする。このように構成
することにより、第2玉通路によって誘導された玉の流
れにおける興趣を向上することができる。
【0080】また、請求項9の発明においては、前記玉
転動部における玉排出部の下方には、玉の通過検出に基
づいて前記可変表示器の可変表示を許容する始動玉検出
器を設けたことを特徴とする。このように構成すること
により、玉転動部を転動した玉が始動玉検出器に誘導さ
れ易くなるので、第2玉通路によって誘導された玉の流
れにおける興趣をより一層向上することができる。
【0081】また、請求項10の発明においては、発光
体の光を透光するレンズ部材を備え、前記第1玉通路を
形成する両側壁のうち少なくとも一方の側壁を前記レン
ズ部材で構成したことを特徴とする。このように構成す
ることにより、第1玉通路の近傍を光装飾することがで
き、ひいては意匠性を向上することができる。
【0082】また、請求項11の発明においては、前記
第1玉通路は、遊技者との対向側に通路壁が設けられて
いないことを特徴とする。このように構成することによ
り、第1玉通路を通過する玉の視認性を向上することが
できる。
【0083】また、請求項12の発明においては、前記
第2玉通路には、該第2玉通路内を通過する玉の速度を
減速するための減速手段を設けたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、第2玉通路を通過する玉
の勢いを弱めることができ、ひいては第2玉通路の耐久
性が向上できる。
【0084】また、請求項13の発明においては、前記
第1玉通路及び前記第2玉通路は、それぞれ玉1個分の
通路幅に形成されていることを特徴とする。このように
構成することにより、第1及び第2の各玉通路内を玉が
通過する場合、遊技者の視線をその1つの玉流れに集中
させることができる。
【0085】また、請求項14の発明においては、前記
第1玉通路の玉出口と前記第2玉通路の玉入口との間に
位置する前記遊技領域に、障害釘を設けたことを特徴と
する。このように構成することにより、障害釘の調整具
合に応じて第1玉通路の玉出口から排出された玉が第2
玉通路に流入する割合(第2玉通路への入球率)を調節
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る弾球遊技機を示す正面図であ
る。
【図2】弾球遊技機に設けられる遊技盤を示す正面図で
ある。
【図3】弾球遊技機を示す背面図である。
【図4】主基板と各種制御基板及び電気部品との関係を
示すブロック図である。
【図5】遊技盤に取り付けられた可変表示器及び表示部
飾り部材を示す正面図である。
【図6】表示部飾り部材を示す斜視図である。
【図7】変形例における表示部飾り部材を示す正面図で
ある。
【図8】同図(A)〜(F)はそれぞれ変形例における
玉通路の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 40 遊技盤 41 遊技領域 44 可変表示器 44a 画像表示部(表示部) 45a 飾りLED(発光体) 46 特別図柄始動記憶LED 60 始動玉検出器 63 普通図柄表示器 64 普通図柄始動記憶LED 70 カバー体(裏カバー体) 74 表示制御基板カバー(表示制御基板被覆体) 75 表示制御基板 151 主基板 160 表示部飾り部材(装飾部材) 162 取付基板 166 レンズ部材 169 表示器取付部材 171,172 玉通路(第1玉通路) 171a,172a 玉入口 171b,172b 玉出口 173,174 ワープ通路(第2玉通路) 173a,174a ワープ入口 173b,174b ワープ出口 175 玉転動路(玉転動部) 176 玉誘導突起部 177,178 傾斜面 181,182 ワープ通路形成部材 183a〜183e 障害釘 184,185 第一誘導通路 186,187 第二誘導通路(減速手段) 194 ステージ面 195 玉排出口 196 障害突起 200 取付基板 301,302,401,402 玉通路(第1玉通
路) 303,304,403,404 玉通路(第2玉通
路)

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に形成される遊技領域への玉の打
    ち込みによって遊技を行う弾球遊技機において、 前記遊技領域内で玉を所定位置へ誘導する第1玉通路及
    び第2玉通路を少なくとも含む複数の玉通路を備え、前
    記第2玉通路は、前記第1玉通路の玉出口から放出され
    る玉と、該第1玉通路の玉出口以外の経路から誘導され
    る玉と、が流入可能であることを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 遊技盤に形成される遊技領域への玉の打
    ち込みによって遊技を行う弾球遊技機において、 前記遊技領域内で玉を所定位置へ誘導する第1玉通路及
    び第2玉通路を少なくとも含む複数の玉通路を備え、前
    記第1玉通路から放出される玉は、前記第2玉通路の玉
    入口と、該第2玉通路の玉入口以外となる前記遊技領域
    と、に流入可能であることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤に形成される遊技領域への玉の打
    ち込みによって遊技を行う弾球遊技機において、 前記遊技領域内で玉を所定位置へ誘導する第1玉通路及
    び第2玉通路を少なくとも含む複数の玉通路を備え、前
    記第1玉通路及び前記第2玉通路は、前記遊技盤に取り
    付けられ、前記第1玉通路を通過した玉は、一旦前記遊
    技領域内の前記遊技盤表面に放出され、その後前記第2
    玉通路の玉入口に流入可能であることを特徴とする弾球
    遊技機。
  4. 【請求項4】 遊技盤に設けられて可変表示を行い、表
    示結果を導出する可変表示器と、該可変表示器の表示部
    の外周部分を装飾する装飾部材と、を備え、少なくとも
    前記第2玉通路を前記装飾部材に設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の弾球遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記第1玉通路を前記装飾部材に設けた
    ことを特徴とする請求項4記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記第1玉通路を構成する両側壁のうち
    一方の側壁を前記装飾部材で形成する一方、他方の側壁
    を前記装飾部材とは別体の部材で形成したことを特徴と
    する請求項4記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記可変表示器の表示動作を制御する表
    示制御基板と、前記遊技盤の裏面に取り付けられる裏カ
    バー体と、前記表示制御基板を被覆する表示制御基板被
    覆体と、前記可変表示器を取り付けるための表示器取付
    部材と、を備え、 前記可変表示器、前記表示制御基板、前記表示制御基板
    被覆体、及び前記表示器取付部材を一体的に組み付けた
    可変表示ユニットとして構成し、該可変表示ユニットを
    前記裏カバー体の裏面側から取り付ける一方、前記装飾
    部材を前記遊技盤の前面側から取り付ける構成としたこ
    とを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載
    の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記装飾部材は、前記可変表示器の下部
    側に設けられて玉を転動させる玉転動部を備え、前記第
    2玉通路は、前記玉転動部に玉を誘導することを特徴と
    する請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の弾球遊技
    機。
  9. 【請求項9】 前記玉転動部における玉排出部の下方に
    は、玉の通過検出に基づいて前記可変表示器の可変表示
    を許容する始動玉検出器を設けたことを特徴とする請求
    項8記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】 発光体の光を透光するレンズ部材を備
    え、前記第1玉通路を形成する両側壁のうち少なくとも
    一方の側壁を前記レンズ部材で構成したことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の弾球遊技
    機。
  11. 【請求項11】 前記第1玉通路は、遊技者との対向側
    に通路壁が設けられていないことを特徴とする請求項1
    乃至請求項10のいずれかに記載の弾球遊技機。
  12. 【請求項12】 前記第2玉通路には、該第2玉通路内
    を通過する玉の速度を減速するための減速手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに
    記載の弾球遊技機。
  13. 【請求項13】 前記第1玉通路及び前記第2玉通路
    は、それぞれ玉1個分の通路幅に形成されていることを
    特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の
    弾球遊技機。
  14. 【請求項14】 前記第1玉通路の玉出口と前記第2玉
    通路の玉入口との間に位置する前記遊技領域に、障害釘
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のい
    ずれかに記載の弾球遊技機。
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