JP2010099120A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】報知部包囲枠体の側方領域の有効利用を図ることが可能な弾球遊技機を提供する。
【解決手段】本発明のパチンコ遊技機10は、ガイドレール12に囲まれた遊技領域R1内に表示枠体23を備え、その表示枠体23の下方領域に、中央大入賞口15と、中央大入賞口15に遊技球を案内するメイン誘導釘群11Uが備えられている。そして、遊技領域R1のうち表示枠体23の側方領域には、始動ゲート18と第2始動入賞口40Aと右側サイド誘導部材24Rとが上下に並べて配置されている。その右側サイド誘導部材24Rには、遊技球を案内するサブ誘導面24Vが備えられ、そのサブ誘導面24Vは、メイン誘導釘群11Uの配列方向より緩やかに傾斜している。またサイド始動入賞口40Aは、メイン誘導釘群11Uの配列方向の延長線L1上に配置されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技球が流下可能な略円形の遊技領域内に遊技の当否判定結果を報知可能な報知部と、その報知部を包囲する報知部包囲枠体とを設け、遊技領域のうち報知部包囲枠体の上方領域に遊技球を打ち込んで報知部包囲枠体の側方領域から下方領域へと流下可能とした弾球遊技機に関する。
従来、この種の弾球遊技機として、遊技領域のうち報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の中央にポケット形入賞口と、回動扉付きの可変入賞口とが備えられ、ポケット形入賞口に遊技球を案内するためのガイドとして誘導釘群が備えられていた。また、その誘導釘群は、報知部包囲枠体の側方領域の下端部から下方領域中央に向けて傾斜して下るように並べられていた。さらに、報知部包囲枠体の上方領域における左右の両端部と、報知部包囲枠体の両方の側方領域の下端寄り位置には、それぞれ遊技球の向きを変更するための進路変更部材(所謂、風車)が備えられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−336485号公報(第1図、第2図)
ところで、近年の弾球遊技機では、報知部(例えば、液晶画面)の大型化に伴ってその報知部を囲む報知部包囲枠体の側方領域が狭くなってきている。また、上記した従来の弾球遊技機では、誘導釘群が報知部包囲枠体の下方領域から側方領域に向かって連続して斜め上方に切れ込むように延びており、この点も報知部包囲枠体の側方領域を狭くする原因になっていた。このため、報知部包囲枠体の側方領域には、遊技球が通過可能なゲートや進路変更用の風車程度しか設けることができず、報知部包囲枠体の側方領域を有効に利用して遊技者を楽しませることができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、報知部包囲枠体の側方領域の有効利用を図ることが可能な弾球遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る弾球遊技機は、遊技球が流下可能な略円形の遊技領域を前面に備えた遊技板と、遊技板の前面から突出し、遊技領域を囲む区画壁と、遊技領域に配置され、遊技の当否判定結果を報知可能な報知部と、報知部を囲む報知部包囲枠体と、報知部包囲枠体に形成されて遊技板の前面から突出し、報知部の前面領域に遊技球が進入することを規制する進入規制突部と、報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の中央に配置され、遊技球が入球可能な中央メイン入賞口と、報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の端部から中央メイン入賞口に向かって傾斜して下るように配列されたメイン誘導釘群とを備え、遊技領域のうち報知部包囲枠体の上方領域に遊技球を打ち込んで、報知部包囲枠体の側方領域から下方領域へと流下可能とした弾球遊技機において、報知部包囲枠体の側方領域には、遊技球が内側を通過可能なサイド入球口と、通常は閉塞しかつ遊技球がサイド入球口の内側を通過したことを起因にして遊技球が入球可能となりかつメイン誘導釘群の配列方向の延長線上或いはその延長線より下方に配置された第1サイド可変入賞口と、遊技球をメイン誘導釘群へと誘導するサブ誘導面を有したサイド誘導部材とが上から順番に配置され、サイド誘導部材のサブ誘導面は、第1サイド可変入賞口に入球せずに通過した遊技球を受けて流下させると共に、メイン誘導釘群の上端部に向かってメイン誘導釘群の配列方向より緩やかに傾斜しているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の弾球遊技機において、進入規制突部には、サイド入球口と第1サイド可変入賞口との間のサイド中間領域に向かって開口し、遊技球が入球可能な第2サイド可変入賞口と、第2サイド可変入賞口の下端部を回動支点にしてサイド中間領域内で回動すると共に、通常は閉じられ、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを条件にして所定期間に亘って開かれる第2サイド可動扉とが設けられたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の弾球遊技機において、報知部包囲枠体の側方領域のうちサイド中間領域の側方には、開いた状態の第2サイド可動扉に向かって遊技球を案内するサイド誘導釘群が備えられたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機において、第1サイド可変入賞口は、遊技板の前面に開口し、第1サイド可変入賞口を開閉する第1サイド可動扉と、第1サイド可変入賞口の下面に沿って前後に進退する進退ガイド片とを設け、進退ガイド片は、第1サイド可動扉が閉じたときには、遊技板の前面より後方に退避し、第1サイド可動扉が開いたときには、遊技板の前面から前方に突出して遊技球を受け、その遊技球を第1サイド可変入賞口内に案内するところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の弾球遊技機において、サイド入球口の内側を遊技球が通過したことを起因に、第1サイド可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に第1サイド可動扉を所定期間に亘って開くところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項2乃至5の何れかに記載の弾球遊技機において、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、第2サイド可変入賞口の第2サイド可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に第2サイド可動扉を所定期間に亘って開くところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項2乃至6の何れかに記載の弾球遊技機において、中央メイン入賞口は、遊技板の前面に開口し、中央メイン入賞口の下縁部を中心に前後に回動して中央メイン入賞口を開閉する中央可動扉が設けられ、報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の中央には、中央メイン入賞口より上側に中央上部入賞口が設けられ、中央上部入賞口に遊技球が入球したときに、中央メイン入賞口の中央可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に中央可動扉を所定期間に亘って開き、さらに、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、少なくとも第2サイド可変入賞口の第2サイド可動扉を開く第1の当たりか、中央メイン入賞口の中央可動扉を開く第2の当たりかの判定を行い、その判定結果に応じて第2サイド可動扉又は中央可動扉の何れかを開くところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項7に記載の弾球遊技機において、第2サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、中央メイン入賞口の中央可動扉を所定期間に亘って開くところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1乃至8の何れかに記載の弾球遊技機において、サイド入球口及び第1サイド可変入賞口は、報知部包囲枠体の左右の側方領域のうち一方の側方領域のみに設けられ、サイド誘導部材は、報知部包囲枠体の左右の両方の側方領域に設けられ、メイン誘導釘群は、中央メイン入賞口の両側に設けられたところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項1乃至9の何れかに記載の弾球遊技機において、サイド誘導部材は樹脂の成形品であるところに特徴を有する。
[請求項1,2,3の発明]
請求項1の弾球遊技機では、報知部包囲枠体の上方領域から側方領域へと流下した遊技球は、サイド入球口の内側を通過するか否かに分かれ、そのサイド入球口の下方で、第1サイド可変入賞口に入球するか否かに分かれる。そして、第1サイド可変入賞口に入球せずにサイド誘導部材の誘導面に到達すると、そのサイド誘導部材の誘導面から報知部包囲枠体の下方領域のメイン誘導釘群に移動し、中央メイン入賞口へと案内される。ここで、本発明では、サイド誘導部材の誘導面がメイン誘導釘群の上端部に向かってメイン誘導釘群の配列方向より緩やかに傾斜しているので、従来より、報知部包囲枠体の側方領域が上下方向に広くなる。これにより、報知部包囲枠体の側方領域に、サイド入球口と第1サイド可変入賞口とを上下に並べて設けることが可能になると共に、第1サイド可変入賞口をメイン誘導釘群の配列方向の延長線上或いはその延長線より下方に配置することで、サイド入球口と第1サイド可変入賞口との間を広くすることが可能となり、報知部包囲枠体の側方領域を有効に利用することが可能となる。
しかも、第1サイド可変入賞口は、通常は閉塞しており、遊技球がサイド入球口の内側を通過したことを起因にして遊技球が入球可能となるので、サイド入球口の内側を遊技球が通過するか否かに興味を持たせることができ、サイド入球口の内側を遊技球が通過した後は、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。このように本発明によれば、遊技領域のうち報知部包囲枠体の側方領域を有効に利用して遊技者を楽しませることができる。
また、上記の如く報知部包囲枠体の側方領域を従来より広くしたことで、請求項2の弾球遊技機のように、サイド入球口と第1サイド可変入賞口との間のサイド中間領域に向かって開口する第2サイド可変入賞口を、報知部包囲枠体の進入規制突部に設けかつ、サイド中間領域内で回動する第2サイド可動扉で第2サイド可変入賞口を開閉することが可能になる。そして、第2サイド可変入賞口の第2サイド可動扉も、通常は閉塞しており、遊技球が第1サイド可変入賞口に入球したことを起因にして遊技球が入球可能となるので、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができ、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球した後は、第2サイド可変入賞口に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。
さらに、上記の如く報知部包囲枠体の側方領域を従来より広くしたことで、請求項3の弾球遊技機のように、サイド中間領域の側方にサイド誘導釘群を設け、開いた状態の第2サイド可動扉へと遊技球を案内することもできる。
[請求項4の発明]
請求項4の弾球遊技機に備えた第1サイド可変入賞口は、遊技板の前面に開口している。また、その第1サイド可変入賞口を開閉する第1サイド可動扉が、第1サイド可変入賞口に設けられている。さらに、第1サイド可変入賞口の下面に沿って前後に進退する進退ガイド片が設けられている。そして、進退ガイド片は、第1サイド可動扉が閉じたときに、遊技板の前面より後方に退避し、第1サイド可動扉が開いたときに、遊技板の前面から前方に突出して遊技球を受け、その遊技球を第1サイド可変入賞口内に案内する。
[請求項5,6の発明]
請求項5の弾球遊技機では、サイド入球口の内側を遊技球が通過したことを起因に、単に第1サイド可変入賞口を開くのではなく、第1サイド可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に第1サイド可動扉を所定期間に亘って開くので、その当否判定によっても遊技者を楽しませることができる。同様に、請求項6の弾球遊技機では、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したときに、第2サイド可変入賞口の第2サイド可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に第2サイド可動扉を所定期間に亘って開くので、その当否判定によっても遊技者を楽しませることができる。
[請求項7の発明]
請求項7の弾球遊技機では、中央メイン入賞口は中央可動扉によって開閉されるように構成され、その中央メイン入賞口の上側に設けた中央上部入賞口に遊技球が入球した場合と、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球した場合を起因に、中央メイン入賞口の中央可動扉を開くか否かの当否判定を行い、何れかで当たりの場合に中央メイン入賞口の中央可動扉を所定期間に亘って開くので、それらの当否判定によっても遊技者を楽しませることができる。また、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球した場合には、それを起因に中央メイン入賞口の中央可動扉を開くか否かの判定だけをするのではなく、第2サイド可変入賞口の第2サイド可動扉を開くか否かの判定も行うので、さらに遊技者を楽しませることができる。
[請求項8の発明]
請求項8の弾球遊技機では、第2サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、中央メイン入賞口の中央可動扉を所定期間に亘って開くので、第2サイド可変入賞口に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができ、第2サイド可変入賞口に遊技球が入球した後は、中央上部入賞口に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。また、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球した場合には、それを起因に、単に中央メイン入賞口の中央可動扉を開くか否かの当否判定をするのではなく、第2サイド可変入賞口の第2サイド可動扉を開くか、或いは中央可動扉を開くかの判定を行い、「第1の当たり」の場合に第2サイド可動扉を所定期間に亘って開き、「第2の当たり」の場合に中央可動扉を所定期間に亘って開くので、その判定によっても遊技者を楽しませることができる。即ち、第1サイド可変入賞口に遊技球が入球した後は、中央メイン入賞口又は第2サイド可変入賞口に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。
[請求項9の発明]
請求項9の弾球遊技機では、サイド誘導部材を、報知部包囲枠体の左右の両方の側方領域に設けたので、それら両方の側方領域を従来より広くすることができる。
[請求項10の発明]
請求項10の弾球遊技機では、サイド誘導部材は樹脂の成形品であるので、量産した際に安価に製造することができる。
なお、本願明細書において「入賞口」とは、遊技球が入球可能であると共に、遊技球の入球によって遊技者に利益が付与される部位をいう。また、本願明細書において、「入賞口に遊技球が入賞する」とは、「入賞口に遊技球が入球する」と同義である。
以下、本発明を適用したパチンコ遊技機10に係る一実施形態を、図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機10の遊技板11には、略円形の遊技領域R1が設けられている。遊技板11は、図2に示すように、全体が略四角形の木板であって、この遊技板11の前面(遊技者と対向する側の面)は樹脂でコーティングされている。遊技領域R1は周囲をガイドレール12(本発明に係る「区画壁」に相当する)によって囲まれている。ガイドレール12は、第1及び第2の板金レール12A,12Bとによって構成されている。また、各板金レール12A,12Bは、帯状の板金を円弧状に湾曲させてなり、その一側縁部を遊技板11の前面に宛がった状態に取り付けられている。
具体的には、板金レール12A,12Bの一側縁部の複数位置には図示しない取付釘が溶接され、それら取付釘を遊技板11に形成された図示しない孔に圧入して板金レール12A,12Bが遊技板11から前方に突出した状態に固定されている。そして、第1の板金レール12Aは、遊技領域R1の周縁部のうち上側の略1/4円周分ほどを除いた部分に沿わせて配置されている。また、第2の板金レール12Bの一端部は、第1の板金レール12Aの最下端部に対して左斜め下方(図2に向かって左下方。以下同様。)に配置される一方、第2の板金レール12Bの他端部は、第1の板金レール12Aの右側端部に対して、遊技球にして1〜2球分上方にオフセットした位置に配置されている。
第1の板金レール12Aの右側端部と第2の板金レール12Bの右側端部との間は、緩衝部12Cによって閉塞されている。緩衝部12Cは、遊技板11に固定された樹脂部材にゴム部材を取り付けてなり、そのゴム部材が第1と第2の板金レール12A,12Bの隙間から遊技領域R1内に臨んでいる。また、第1の板金レール12Aの左側端部と第2の板金レール12Bの途中部分との間は、遊技球の1〜2球分離され、ここが遊技球の進入口12Kになっている。また、第1の板金レール12Aの左端部には、進入口12Kを通って遊技球が遊技領域R1の外側に出ないようにするための可撓片12Hが備えられている。
図1に示すように、遊技板11は前側を前面枠10Zにて覆われ、その前面枠10Zには、遊技領域R1に対応した略円形のガラス窓10Wが設けられている。そして、そのガラス窓10Wを通して遊技領域R1が前方に臨んでいる。前面枠10Zのうちガラス窓10Wの上方には左右に1対のスピーカ25S,25Sが設けられ、ガラス窓10Wより下方には、上皿27A及び下皿27Bが上下2段にして設けられている。そして、前面枠10Zの右下角部に備えた操作ノブ28を回動操作すると、上皿27Aに収容された遊技球が、第2の板金レール12Bに沿って発射され、遊技領域R1へと送り込まれる。なお、上皿27Aに備えたボタン29を押すと上皿27Aに収容されていた遊技球が下皿27Bへと移動する。また、下皿27Bの下方に容器(所謂、ドル箱)を配置して下皿27Bに備えた遊技ボタン27Cを押すと下皿27Bに収容されていた遊技球が容器へと移動する。さらに、下皿27Bの左側には、操作ジョグ27Jが備えられ、遊技ボタン27Cの右側には、球貸し状態表示モニター27D及び球貸し操作ボタン27Eが設けられている。
遊技領域R1の中央には、表示窓34Wが貫通形成され、その表示窓34Wの奥部には液晶表示画面34(本発明の「報知部」に相当する)が備えられている。また、表示窓34Wの縁部には、遊技板11の前面側から表示枠体23(本発明の「報知部包囲枠体」に相当する)が装着されている。なお、表示枠体23は、樹脂の成形部品を複数組み合わせてなる。
図3及び図4に示すように、表示枠体23の側面からは、略全体に亘って取付壁23Fが張り出している。その取付壁23Fには、点在した複数位置にビス孔23Eが貫通形成されている。そして、遊技板11に形成された表示開口(図示せず)の開口縁に取付壁23Fを重ねた状態にして、ビス孔23Eに挿通したビスを遊技板11に締め付けて固定されている。なお、取付壁23Fの外縁部には傾斜面が形成され、遊技球が取付壁23Fにスムーズに乗り上がるようになっている。
表示枠体23のうち上辺部分及び両側辺部分には、取付壁23Fより前方に突出して遊技球が液晶表示画面34の前側を通過することを規制する進入規制突部23Aが備えられている。具体的には、表示枠体23の上辺部分には左右方向の中央に段差部23Dが設けられ、その段差部23Dより右側が高くなっている。
図2に示すように、表示枠体23の上辺部分のうち上記段差部23Dより左側部分においては、進入規制突部23Aの外側面が、左側方に向かって緩やかに傾斜しかつ、途中から湾曲しながら略鉛直下方に向かっている。一方、表示枠体23のうち段差部23Dより右側部分においては、進入規制突部23Aの外側面が、ガイドレール12との間に遊技球略1.5個分の間隔を開けて、そのガイドレール12と同心の略円弧を描いて延び、途中で鉛直下方に屈曲している。なお、進入規制突部23Aの外側面のうち上部と右側部との間の屈曲部分は、緩衝部12Cより若干上方に位置している。
表示枠体23の左辺部分における上下方向の中間部から下端寄り位置に亘る範囲には、ワープ樋39が設けられている。ワープ樋39の上端は、表示枠体23の外側面に開口した入球口39Aになっている。そして、入球口39Aに入球した遊技球は、表示枠体23を通過して次述するステージ23Sの上面に排出される。
表示枠体23の下辺部分の内側上面には、遊技球が転動可能なステージ23Sが設けられている。ステージ23Sは、表示枠体23の奥行き方向で2段になっており、前段部が後段部より低くなっている。また、ステージ23Sの前段部における左右方向の中央には誘導溝23Yが陥没形成され、ここに進入した遊技球は、中央始動入賞口14の真上で表示枠体23の外に排出される。
表示枠体23のうち右側部分の進入規制突部23Aの外側面には、上下方向の中間部分から下端寄り位置に亘る範囲に、入賞樋37が設けられている。入賞樋37の上端は、進入規制突部23Aの外側面に開口したサイド大入賞口37A(本発明に係る「第2サイド可変入賞口」に相当する)になっており、そのサイド大入賞口37Aは、通常は、サイドメイン可動扉37T(本発明の「第2サイド可動扉」に相当する)によって閉塞されている。そのサイドメイン可動扉37Tは、サイド大入賞口37Aの下端部を中心にして回動可能になっており、所定の条件が成立したときに、側方に倒れるように回動して傾斜姿勢になり、サイド大入賞口37Aを開放すると共にサイド大入賞口37Aに遊技球を案内する。
入賞樋37は、サイド大入賞口37Aから下方に延びかつ表示窓34Wの奥側に直角曲げされて透視ケース38に繋がっている。透視ケース38は、透明な樹脂で構成され、ステージ23Sにおける右側端部に配置されている。詳細には、透視ケース38は、ステージ23Sの前段部と後段部とを合わせた全体幅と同じ位の幅をなしてステージ23Sより上方に突出している。また、透視ケース38の内部は、図3に示すように、前後に分けられ、後側に相当する部分に装飾基板等を配置し、前側に相当する部分のみが遊技球1個分通過可能な幅の通過領域になっており、その遊技球の通過領域の下面に継続入賞口37Zと計数入賞口37Sを横並びにして備えている。
継続入賞口37Zは透視ケース38内の右側、計数入賞口37Sは透視ケース38内の左側に配置され、さらに、透視ケース38内の右側部分には、継続入賞口37Zより高い中段位置に中段壁38Nが備えられている。また、中段壁38Nの下面に重ねて規制片38Kが配置され、ソレノイドにより規制片38Kが左右方向に直動されるようになっている。そして、規制片38Kは、サイドメイン可動扉37Tが開いたときには、継続入賞口37Zから離れた位置に退避し、継続入賞口37Zへの遊技球の入球が可能になり、遊技球が1つ継続入賞口37Zに入球すると、規制片38Kが継続入賞口37Z側に出現し、継続入賞口37Zへの入球を禁止する。一方、計数入賞口37Sは常時開放されている。そして、入賞樋37に遊技球が入球するたびに、その遊技球が継続入賞口37Z及び計数入賞口37Sの何れかに入球し、継続入賞口37Z及び計数入賞口37Sの何れかに遊技球が1つ入球する度に、例えば、15個の遊技球が上皿27Aに払い出される。
遊技領域R1のうち表示枠体23の下方における左右方向の中央部には、図2に示すように、中央始動入賞口14(本発明の「中央上部入賞口」に相当する)、中央大入賞口15(本発明の「中央メイン入賞口」に相当する)及びアウト口16が上から順番に並べて設けられ、左右の両側部には、ガイドレール12に沿って一般入賞口20,21及びサイドランプ22がそれぞれ設けられている。そして、中央始動入賞口14、中央大入賞口15、一般入賞口20,21及びアウト口16に入球した遊技球は、遊技板11の裏側に取り込まれ、中央始動入賞口14、中央大入賞口15及び一般入賞口20,21の奥部に備えた図示しない検出スイッチによって、遊技球の入球が検出される。
中央大入賞口15は、横長矩形に形成されて、常には、中央可動扉15Tにて閉塞されている。そして、所定の条件が成立したときに中央可動扉15Tが下縁部を中心に回動して斜め前側に開き、その中央可動扉15Tを案内にして中央大入賞口15に多くの遊技球が入球可能となる。また、中央大入賞口15の内部には、計数入賞口(図示せず)が設けられている。中央可動扉15Tが開いたときには、計数入賞口で遊技球の通過を検出して中央大入賞口15に入球した遊技球数を計数している。また、計数入賞口に遊技球が1つ入球する度に、例えば、15個の遊技球が上皿27Aに払い出される。
中央始動入賞口14及び一般入賞口20,21は、所謂、ポケット構造をなし、遊技球が丁度1つ入球可能な大きさで上方に開口している。また、中央始動入賞口14及び一般入賞口20,21に遊技球が1つ入球する度に、例えば、4個の賞球が上皿27Aに払い出される。
図2に示すように、遊技領域R1のうち表示枠体23の右側の側方領域には、上端部に、進入規制突部23Aと緩衝部12Cとに挟まれた関所部R2が設けられている。関所部R2は、遊技球が1つ通過可能な幅になっている。また、表示枠体23の右側の側方領域は、関所部R2から上下方向の中間部までは、ガイドレール12の側方への膨出形状に従って下方に向かって徐々に横幅が広くなり、上下方向の中間部より下側が下方に向かって徐々に横幅が狭くなっている。そして、表示枠体23の右側の側方領域のうち上下方向で最も横幅が広くなった領域に臨むように前記したサイド大入賞口37Aが配置されている。
表示枠体23の右側の側方領域のうちサイド大入賞口37Aを開閉する前記サイドメイン可動扉37Tの回動範囲(本発明に係る「サイド中間領域」に相当する)と関所部R2との間には、始動ゲート18(本発明の「サイド入球口」に相当する)が設けられている。始動ゲート18は、内側を遊技球が通過可能な門形構造をなし、内側を通過した遊技球は始動ゲート18に内蔵されたゲートスイッチ(図示せず)によって検出される。
表示枠体23の右側の側方領域のうちサイドメイン可動扉37Tの回動領域より下方には、サイド始動入賞口40A(本発明に係る「第1サイド可変入賞口」に相当する)が設けられている。図5に示すように、サイド始動入賞口40Aは、遊技球1つ分上方にゲート部40Xを備えている。ゲート部40Xは、左右に並んだ1対のゲート支柱40G,40Gを有してなり、それら1対のゲート支柱40G,40Gは、遊技球が丁度1つ通過可能な間隔に配置されている。
サイド始動入賞口40Aは、遊技球が1つ入球可能な幅をなし、1対のゲート支柱40G,40Gに挟まれた部位の真下に位置して、前方に向かって遊技板11の前面に開口している。サイド始動入賞口40Aの内部には、サイド始動入賞口40Aを開閉するサイドサブ可動扉40T(図6参照。本発明の「第1サイド可動扉」に相当する)と、サイド始動入賞口40Aの下面に沿って前後に進退する進退ガイド片40Zが設けられている。また、そのサイドサブ可動扉40Tは通常はサイド始動入賞口40Aを閉塞し、進退ガイド片40Zは、通常は、サイド始動入賞口40A内、即ち、遊技板11の前面より後方に配置されている。そして、所定の条件が成立すると、サイドサブ可動扉40Tが開くと共に進退ガイド片40Zが遊技板11の前面より前方に突出し、ゲート支柱40G,40Gの内部を通過した遊技球をサイド始動入賞口40Aに取り込む。また、サイド始動入賞口40Aに遊技球が1つ入球する度に、例えば、4個の賞球が上皿27Aに払い出される。
図2に示すように、表示枠体23の右側の側方領域のうちサイド始動入賞口40Aより下方には、右側サイド誘導部材24Rが設けられている。右側サイド誘導部材24Rは、樹脂の成形品であって、図5に示すように、全体が略三角形になって遊技板11の前面から突出している。また、右側サイド誘導部材24Rには、上方を向くと共に遊技領域R1の左右方向の中央に向かって滑らかかつ緩やかな角度で傾斜したサブ誘導面24Vが備えられている。具体的には、サブ誘導面24Vは、水平面に対して例えば5度の傾斜角で遊技領域R1の左右方向の中央に向かって下るように傾斜している。また、サブ誘導面24Vの上端は、図6に示すように、ガイドレール12に隣接しており、右側サイド誘導部材24Rの上端部とガイドレール12との間に遊技球を通過しないようになっている。さらに、サブ誘導面24Vとサイド始動入賞口40Aの下端部との間は、遊技球1つ分だけ通過可能な間隔を開けて離れている。また、本実施例においては、サイド始動入賞口40Aと右側サイド誘導部材24とは一体的に構成され、一体的に構成された部材の遊技板11への取付ベース部と前記表示枠体23の遊技板11への取付ベース部(即ち、取付壁23F)とが緩衝しそうな位近傍に配置されている。そして、サイド始動入賞口40A及び右側サイド誘導部材24Rの前面は、透明なカバー24Kによって覆われている(図4参照)。
図2に示すように、遊技領域R1のうち表示枠体23の左側の側方領域には、下寄り位置に風車19が設けられている。風車19は、遊技板11から起立した支軸(図示せず)に回転可能に支持され、遊技球が衝突して自在に回転する。その風車19の下方には、左側サイド誘導部材24Lが設けられている。左側サイド誘導部材24Lも、右側サイド誘導部材24Rと同様に樹脂製であって、遊技領域R1の中央側に向かって緩やかに傾斜するサブ誘導面24Wを備えている。また、左側サイド誘導部材24Lの下方には、複数(例えば、10個)のLEDを有した保留数表示部36と7セグメントLEDで構成された普通図柄表示部36Fとが設けられている。なお、本実施形態では、左側サイド誘導部材24Lのサブ誘導面24Wと右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vとは、左右対称な形状になっている。
遊技領域R1には、表示枠体23の外側領域全体に亘って複数の釘11Nが起立している。釘11Nは、所々連なって、遊技球の流下方向を誘導する誘導釘群を構成している。その代表的な誘導釘群として、表示枠体23の下方領域には、遊技球を中央大入賞口15に案内するためのメイン誘導釘群11U,11Uが中央大入賞口15の左右に設けられている。それらメイン誘導釘群11U,11Uは、例えば左右各16本ずつの釘11Nによって、左右方向の端部から中央大入賞口15に向かって傾斜して下るように配列されている。そして、メイン誘導釘群11Uを構成する釘11Nの上面を、メイン誘導面11Vとして、そのメイン誘導面11V上を遊技球が転動して中央大入賞口15に案内される。
また、前記したサイド始動入賞口40Aは、右側のメイン誘導釘群11Uの配列方向の延長線L1上に配置されている。より具体的には、図6に示すように、遊技板11を前方から見たとき、右側のメイン誘導釘群11Uにおけるメイン誘導面11Vの延長線L1がサイド始動入賞口40Aの開口を横切るように配置されている。
さらに、右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vは、右側のメイン誘導釘群11Uの上端部に向かってメイン誘導釘群11Uの配列方向より緩やかに傾斜している。より具体的には、図6に示すように、遊技板11を前方から見たとき、右側のメイン誘導釘群11Uのメイン誘導面11Vにおける上端部とサブ誘導面24Vの下端部とが突き合わされ、サブ誘導面24Vがメイン誘導面11Vの上端部における傾斜(水平線に対して例えば傾斜角27度)より水平に近い緩やかな角度で傾斜してメイン誘導面11Vの上端部に向かって傾斜している。
ここで、メイン誘導面11Vの傾斜角について詳説する。図7及び図8に示すように、一般的に、遊技球の直径は11mm、釘11Nの直径は1.85mmとなっている。そして、釘11Nの頭部分や釘打ち機を考慮すると、釘間(釘11Nの中心から中心までの距離)が約5.3〜5.5mmは必要になる。図7には、釘11Nの頭部分が、2点鎖線で示されている。
ここで、例えば、釘間を5.5mmとし、傾斜角を25度、26度、27度とした場合について説明する。傾斜角を25度にすると、図7(A)に示すように、遊技球の重心が、その遊技球に接触する2つの釘11Nのうち下側の釘11Nの中心の真上よりも後側(傾斜に対して上方)に位置している。即ち、遊技球の重心が、釘間を構成する2つの釘11Nの間に位置することによって、釘間で遊技球が止まる可能性がある。
これに対し、傾斜角を26度にすると、図7(B)に示すように、遊技球の重心が、その遊技球に接触する2つの釘11Nのうち下側の釘11Nの中心の真上よりも前側(傾斜に対して下方)に位置している。即ち、遊技球の重心が、釘間を構成する2つの釘11Nの外側に位置することによって、釘間で遊技球が止まることなく、遊技球は常に下方に転がることになる。また、傾斜角を27度とすると、図8(A)に示すように、傾斜角26度よりも、遊技球の重心が、更に前側(傾斜に対して下方)に位置する。このことから、本実施形態では、確実に遊技球を流下させるために、メイン誘導面11V(メイン誘導釘群11U)の傾斜角を27度以上としている。
メイン誘導釘群11Uよりも上方の領域を確保するためには、メイン誘導面11Vの傾斜角は小さくする方が好ましい。しかしながら、誘導面を誘導釘だけで構成すると、最小限必要な27度の傾斜角にしたとしても、右側のメイン誘導釘群11Uにおけるメイン誘導面11Vの延長線L1上には、サイド始動入賞口40Aの開口が配置されているため、釘11Nを打つことができない。これに対して、本実施形態では、右側サイド誘導部材24Rに形成された連続して滑らかな面のサブ誘導面24Vによって誘導面を構成しているので、傾斜角を例えば5度まで緩やかにしても、遊技球をメイン誘導釘群11Uに向かって案内することができ、球詰まりを抑制することができる。なお、傾斜角を5度にすると、図8(B)に示すように、遊技球の重心が、その遊技球に接触する2つの釘11Nの中間位置に近くなり、釘間で遊技球が止まる可能性が高くなる。
また、図2に示すように、左側サイド誘導部材24Lのサブ誘導面24Wも、右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vと同様に、左側のメイン誘導釘群11Uの上端部に向かってメイン誘導釘群11Uの配列方向より緩やかに傾斜している。
図6に示すように、サイドメイン可動扉37Tの回動領域の右斜め上方には、サイド誘導釘群11Sが設けられている。サイド誘導釘群11Sは、例えば、6本の釘11Nによって構成され、開いた状態のサイドメイン可動扉37Tへと遊技球を案内するように配列されている。
なお、上記したメイン誘導釘群11U、サイド誘導釘群11S以外にも、例えば、サイド始動入賞口40Aの上方には、サイド始動入賞口40Aに向かって遊技球の流下方向を誘導する誘導釘群が設けられている。また、風車19の上方にも、風車19に向かって遊技球を誘導する誘導釘群が設けられている。
さて、本実施形態のパチンコ遊技機10では、上記した中央始動入賞口14、始動ゲート18、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球すると以下の3種類の抽選が行われ、遊技者を楽しませることができる。
具体的には、1種類目の抽選として、中央始動入賞口14に遊技球が入球する度に、「第1の大当たり遊技」を実行するか否かの当否判定が行われ、その当否判定の結果が、液晶表示画面34に表示される。液晶表示画面34には、通常、3つの左、中、右の特別図柄13A,13B,13Cが横並びに表示されている。これら各特別図柄13A,13B,13Cは、例えば、「0」〜「11」の数字を表記した複数種類のもので構成されており、通常は、各特別図柄13A,13B,13Cごと、所定の種類のものが停止表示されている。そして、中央始動入賞口14に遊技球が入球して当否判定が行われたときに、これら3つの特別図柄13A,13B,13Cが、上下方向にスクロール表示され、所定時間後に、例えば、左、右、中の順で各特別図柄13A,13B,13Cが停止表示される。このとき、遊技の当否判定の結果が「大当たり」であれば、例えば全ての特別図柄13A,13B,13Cが同じ図柄、即ち、ぞろ目になる。
また、左右の特別図柄13A,13Cが同じ図柄で停止表示し、中特別図柄13Bのみが変動表示したリーチ状態となると、液晶表示画面34には所定のリーチ演出画像(例えばキャラクタ画像)が表示される。なお、前面枠10Zの左下隅に備えた遊技ボタン27Cを押圧すると、液晶表示画面34で変動表示されている特別図柄13A,13B,13C以外の画像(例えば、キャラクタ画像)を、遊技者の任意のタイミングで停止させることができる。
液晶表示画面34において特別図柄13A,13B,13Cが変動表示又は「大当たり状態」の最中に中央始動入賞口14に入球した場合、その入賞球は保留球として最大で4個まで記憶され、その保留記憶数(保留球数)が、前記した保留数表示部36の上側半分のLEDを使用して表示される。そして、特別図柄13A,13B,13Cが停止表示又は「大当たり状態」が終了すると、その保留記憶数が1つ減らされて再び、特別図柄13A,13B,13Cが変動表示してから停止表示されて、遊技の当否判定結果が表示される。ここで、大当たりになる確率は例えば1/399に設定されている。なお、遊技の当否判定の結果が「大当たり」であれば、中央大入賞口15の中央可動扉15Tを所定期間に亘って開く。
このように、中央始動入賞口14に遊技球が入球したときに、単に中央大入賞口15を開くのではなく、中央大入賞口15を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に、中央可動扉15Tを開いて中央大入賞口15を所定期間に亘って開くので、その当否判定によって遊技者を楽しませることができる。そして、中央始動入賞口14に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができ、中央始動入賞口14に遊技球が入球した後は、中央大入賞口15に遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。
2種類目の抽選として、始動ゲート18の内側を遊技球が通過する度に、進退ガイド片40Zを作動させるか否かの予備当否判定が行われ、その予備当否判定の結果が、普通図柄表示部36Fに表示される。具体的には、始動ゲート18の内側を遊技球が通過すると、普通図柄表示部36Fに、「0」〜「9」までの数字からなる数字図柄が所定期間に亘って変動表示された後、所定の数字図柄が停止表示される。このとき停止表示された数字が奇数の場合には、「当たり」となり、偶数の場合には「外れ」になる。ここで、当たりになる確率は例えば99/100に設定されている。
そして、予備当否判定の結果が当たりになると、所定期間(例えば、0.088秒間)に亘ってサイドサブ可動扉40Tが開きかつ進退ガイド片40Zが前進して、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球可能になる。
なお、普通図柄表示部36Fにおいて数字図柄が変動表示又は「当たり状態」の最中に始動ゲート18の内側を遊技球が通過した場合、その入賞球は保留球として最大で4個まで記憶され、その保留記憶数(保留球数)が、前記した保留数表示部36の下側半分のLEDを使用して表示される。そして、数字図柄が停止表示又は「当たり状態」が終了すると、その保留記憶数が1つ減らされて再び、数字図柄が変動表示してから停止表示されて、予備当否判定結果が表示される。
このように、サイド始動入賞口40Aは、通常は閉塞しており、遊技球が始動ゲート18の内側を通過したことを起因にして遊技球が入球可能となるので、始動ゲート18の内側を遊技球が通過するか否かに興味を持たせることができ、始動ゲート18の内側を遊技球が通過した後は、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。しかも、始動ゲート18の内側を遊技球が通過したときに、単にサイド始動入賞口40Aを開くのではなく、サイド始動入賞口40Aを開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に、サイドサブ可動扉40Tを開き進退ガイド片40Zを突出させてサイド始動入賞口40Aを所定期間に亘って開くので、その当否判定によって遊技者を楽しませることができる。
3種類目の抽選として、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球する度に、「第2の大当たり遊技」を実行するか否かの判定が行われ、その判定の結果が、液晶表示画面34に表示される。液晶表示画面34における判定の表示方法は、上記した「第1の大当たり遊技」の当否判定結果の表示方法と同様であり、特別図柄13A,13B,13Cに対する装飾用の色彩、模様等や、液晶表示画面34における特別図柄13A,13B,13Cの背景画等は、「第1の大当たり遊技」の当否判定結果の場合と異なっている。ここで、大当たり(本発明の「第2の当たり」に相当する)になる確率は1/399、小当たり(本発明の「第1の当たり」に相当する)になる確率は、398/399に設定されている。即ち、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球すると、大当たりか小当たりが当たる。遊技の判定の結果が「大当たり」であれば、中央大入賞口15の中央可動扉15Tを所定期間に亘って開く。なお、液晶表示画面34において特別図柄13A,13B,13Cが変動表示又は「大当たり状態」の最中にサイド始動入賞口40Aに入球した場合、その入賞球は保留されない。
ここで、遊技の判定の結果が小当たりになると、サイド大入賞口37Aにおけるサイドメイン可動扉37Tが開放され、サイドメイン可動扉37Tの開放から約1秒後に規制片38Kが内部に退避して、継続入賞口37Zが0.388秒開放する。ここで、サイドメイン可動扉37Tが開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、1つのラウンドは、サイドメイン可動扉37Tの開放時間が1.6秒に達した場合に終了する。また、継続入賞口37Zに遊技球が入球した場合、ラウンド終了後に、連続して次のラウンドが実行される。また、「小当たり状態」(サイドメイン可動扉37Tの開放動作)は、最大で、例えば16ラウンドまで継続される。そして、「小当たり状態」終了後、25/50(時短中は41/50)の確率で「時短状態」になるように設定されている。なお、サイド大入賞口37Aに入球した遊技球が継続入賞口37Zに入球しなかった場合はその1回目のラウンドで終了し、継続入賞口37Zに入球した場合は次ぎのラウンドからサイドメイン可動扉37Tの開閉を行わずに「大当たり状態」となって中央大入賞口15の中央可動扉15Tを所定期間に亘って開閉して残りのラウンド(例えば15ラウンド)が実行される。
このように、サイド大入賞口37Aのサイドメイン可動扉37Tは、通常は閉塞しており、遊技球がサイド始動入賞口40Aに入球したことを起因にして遊技球が入球可能となるので、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。しかも、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球した場合には、サイド大入賞口37Aのサイドメイン可動扉37Tを開くか中央大入賞口15の中央可動扉15Tを開くかの判定を行い、小当たりの場合にサイドメイン可動扉37Tを所定期間に亘って開き、大当たりの場合に中央可動扉15Tを所定期間に亘って開くので、その判定によって遊技者を楽しませることができる。即ち、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球した後は、中央大入賞口15又はサイド大入賞口37Aに遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができる。
さらには、サイド大入賞口37Aに遊技球が入球したことを起因に、中央大入賞口15の中央可動扉15Tを所定期間に亘って開くので、サイド大入賞口37Aに遊技球が入球するか否かに興味を持たせることができ、サイド大入賞口37Aに遊技球が入球した後は、入球した遊技球が継続入賞口37Zに入球するか否かに興味を持たせることができる。
上記したように、中央大入賞口15は、中央可動扉15Tによって開閉されるように構成され、中央大入賞口15の上側に設けた中央始動入賞口14に遊技球が入球してその当否判定が当たりとなった場合と、サイド始動入賞口40Aに遊技球が入球してその判定が大当たり(第2の当たり)となった場合に、中央大入賞口15の中央可動扉15Tが所定期間に亘って開放される。ここで、中央可動扉15Tが開放してから閉じるまでの間を「ラウンド」と称すると、例えば1つのラウンドは、中央可動扉15Tの開放時間が所定時間(30秒)に達したか、又は、中央大入賞口15に遊技球が所定個数(10個)入球したかの何れかの条件が先に満たされた場合に終了する。また、「大当たり状態」(中央可動扉15Tの開放動作)は、最大で、例えば15ラウンドまで継続される。そして、「大当たり状態」終了後、25/50(時短中は41/50)の確率で「時短状態」になるように設定されている。
「時短状態」になると、サイドサブ可動扉40Tの開放秒数及び進退ガイド片40Zの前進秒数が、例えば通常状態の0.088秒から1.7秒へと長くなり、それらの回数も1回から3回と増える遊技が行われる。「時短状態」である有利な状態が持続されることにより、「時短状態」中は、サイド始動入賞口40Aへ入球し易くなることから通常遊技状態よりも賞球を得やすくなり、持ち球の減りを抑制する状態になる。そして、持ち球を減らすことを抑制しつつ次の大当たりまで遊技を行うことができる。
本実施形態のパチンコ遊技機10の構成に関する説明は以上である。次に、本実施形態のパチンコ遊技機10の作用効果について説明する。操作ノブ28を操作して複数の遊技球を、順次、遊技領域R1に打ち込むと、それら遊技球の一部は遊技領域R1のうち表示枠体23の上方領域から左側の側方領域を流下する。そして、それら遊技球は、風車19や左側サイド誘導部材24Lのサブ誘導面24Wに案内されて下方領域へと流下し、別の遊技球の一部は、表示枠体23の左側の側方領域からワープ樋39を通過してステージ23Sを転動し、表示枠体23の下方領域へと流下する。この間、一部の遊技球は、中央始動入賞口14や一般入賞口20,21に入賞して賞球が上皿27Aに払い出される。また、中央始動入賞口14に入賞すると、中央可動扉15Tを開くか否かの抽選(当否判定)が行われ、その抽選結果が当たりであると、中央可動扉15Tが開き、表示枠体23の下方領域を流下する遊技球の多くが中央大入賞口15に入賞可能となる。
また、遊技領域R1に打ち込まれた遊技球の一部は、表示枠体23の上部右側部分とガイドレール12との間の狭い領域を1球ずつ通過して、表示枠体23の側方領域の上端部に到る。そして、関所部R2を通過して表示枠体23の側方領域を遊技球が1球ずつ流下する。そして、表示枠体23の右側の側方領域の上端部では、まず、遊技球が、始動ゲート18の内側を通過するか否かに分かれる。ここで、始動ゲート18の内側を遊技球が通過すると、サイド始動入賞口40Aに入賞可能とするか否かの抽選が行われ、その抽選結果が当たりであれば、所定期間(例えば、通常遊技状態では0.088秒間を1回、時短遊技状態では1.7秒を3回)に亘ってサイド始動入賞口40Aへの入賞が可能になる。そして、サイド始動入賞口40Aに入賞すると、サイドメイン可動扉37Tを開くか、中央可動扉15Tを開くか否かの抽選を行う。そして、サイドメイン可動扉37Tが開き継続入賞口37Zに入球してから中央可動扉15Tが開いたり、中央可動扉15Tが抽選により直接開くと、中央大入賞口15への大量に遊技球の入球が可能になり、多くの賞球を得ることができる。また、サイド始動入賞口40Aへの入賞に基づいて大当たり状態終了後に通常遊技状態にするか時短遊技状態にするかが決定され、継続入賞口37Zを起因にして大当たり状態終了後に決定された遊技状態(通常遊技状態又は時短遊技状態)に移行する構成の場合、通常遊技状態が決定された際に継続入賞口37Zに入賞しないように入賞タイミングを計っても、本実施例では、遊技板右側の発射から入賞までの距離が長い位置にサイドメイン可動扉37Tを設けていることによって、継続入賞口37Zへの入賞タイミングが計りにくい構成になっている。
そして、サイド大入賞口37Aが開放している場合、サイド誘導釘群11Sがサイド大入賞口37Aへ遊技球を入球させるための案内になる。また、サイド大入賞口37A、サイド始動入賞口40Aに入球しなかったほとんどの遊技球が、右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vで受け止められ、そのサブ誘導面24Vからメイン誘導釘群11Uのメイン誘導面11Vへと案内され、さらに、そのメイン誘導面11Vによって中央大入賞口15に案内される。このとき、中央可動扉15Tが開いていれば、右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vとメイン誘導釘群11Uのメイン誘導面11Vに案内された遊技球は、高い確率で中央大入賞口15への入賞が可能になる。
このように、本実施形態のパチンコ遊技機10では、遊技領域R1のうち表示枠体23の下方領域だけではなく表示枠体23の側方領域を有効に利用して、遊技者を楽しませることができる。また、遊技板11の側方領域を有効に利用することができたのは、右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vを、上記したようにメイン誘導釘群11Uの配列方向より緩やかに傾斜させて、表示枠体23の側方領域を下方に配置した上で、さらにサイド始動入賞口40Aをメイン誘導釘群11Uの配列方向の延長線L1上に配置したからである。
即ち、本実施形態のパチンコ遊技機10では、右側サイド誘導部材24Rのサブ誘導面24Vをメイン誘導釘群11Uの配列方向より緩やかに傾斜させたことで、表示枠体23の側方領域が従来より上下方向に広くすることができた。これにより、始動ゲート18とサイド始動入賞口40Aを上下に並べて配置することができる。そして、サイド始動入賞口40Aをメイン誘導釘群11Uの配列方向の延長線L1上に配置したことで、中央可動扉15Tのような横幅のある大入賞口を設けることが困難な横幅の領域であってもサイド大入賞口37Aを臨ませる領域を確保することができ、その領域内で回動するサイドメイン可動扉37Tでサイド大入賞口37Aを開閉することが可能になったので、表示枠体23の側方領域を有効に利用して、遊技者を楽しませることができる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では、パチンコ遊技機10に本発明を適用していたがアレンジボール等に本発明を適用してもよい。
(2)前記実施形態では、サイド始動入賞口40Aがメイン誘導釘群11Uの配列方向の延長線L1上に配置されていたが、その延長線L1より下方に配置してもよい。
(3)前記実施形態では、左側サイド誘導部材24L及び右側サイド誘導部材24R設けていたが、始動ゲート18と、サイド始動入賞口40A側の一方にだけ設けてもよい。
(4)前記実施形態では、左側サイド誘導部材24L及び右側サイド誘導部材24Rを樹脂で成形していたが、金属で成形してもよい。ただし、樹脂で成形した場合には、量産した際に安価に製造することができる。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図 遊技板の正面図 表示枠体の斜視図 表示枠体の斜視図 右側サイド誘導部材の斜視図 遊技板の一部正面図 遊技球と釘の接触状態を示した正面図 遊技球と釘の接触状態を示した正面図
符号の説明
10 パチンコ遊技機(弾球遊技機)
11 遊技板
11N 釘
11S サイド誘導釘群
11U メイン誘導釘群
11V メイン誘導面
12 ガイドレール(区画壁)
14 中央始動入賞口(中央上部入賞口)
15 中央大入賞口(中央メイン入賞口)
15T 中央可動扉
18 始動ゲート(サイド入球口)
23 表示枠体(報知部包囲枠体)
23A 進入規制突部
24L 左側サイド誘導部材
24R 右側サイド誘導部材
24V,24W サブ誘導面
34 液晶表示画面(報知部)
37A サイド大入賞口(第2サイド可変入賞口)
37T サイドメイン可動扉(第2サイド可動扉)
40A サイド始動入賞口(第1サイド可変入賞口)
40T サイドサブ可動扉(第1サイド可動扉)
40Z 進退ガイド片
L1 延長線
R1 遊技領域
R2 関所部

Claims (10)

  1. 遊技球が流下可能な略円形の遊技領域を前面に備えた遊技板と、
    前記遊技板の前面から突出し、前記遊技領域を囲む区画壁と、
    前記遊技領域に配置され、遊技の当否判定結果を報知可能な報知部と、
    前記報知部を囲む報知部包囲枠体と、
    前記報知部包囲枠体に形成されて前記遊技板の前面から突出し、前記報知部の前面領域に遊技球が進入することを規制する進入規制突部と、
    前記報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の中央に配置され、遊技球が入球可能な中央メイン入賞口と、
    前記報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の端部から前記中央メイン入賞口に向かって傾斜して下るように配列されたメイン誘導釘群とを備え、
    前記遊技領域のうち前記報知部包囲枠体の上方領域に遊技球を打ち込んで、前記報知部包囲枠体の側方領域から下方領域へと流下可能とした弾球遊技機において、
    前記報知部包囲枠体の側方領域には、遊技球が内側を通過可能なサイド入球口と、通常は閉塞しかつ遊技球が前記サイド入球口の内側を通過したことを起因にして遊技球が入球可能となりかつ前記メイン誘導釘群の配列方向の延長線上或いはその延長線より下方に配置された第1サイド可変入賞口と、遊技球を前記メイン誘導釘群へと誘導するサブ誘導面を有したサイド誘導部材とが上から順番に配置され、
    前記サイド誘導部材の前記サブ誘導面は、前記第1サイド可変入賞口に入球せずに通過した遊技球を受けて流下させると共に、前記メイン誘導釘群の上端部に向かって前記メイン誘導釘群の配列方向より緩やかに傾斜していることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記進入規制突部には、前記サイド入球口と前記第1サイド可変入賞口との間のサイド中間領域に向かって開口し、遊技球が入球可能な第2サイド可変入賞口と、前記第2サイド可変入賞口の下端部を回動支点にして前記サイド中間領域内で回動すると共に、通常は閉じられ、前記第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを条件にして所定期間に亘って開かれる第2サイド可動扉とが設けられたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記報知部包囲枠体の側方領域のうち前記サイド中間領域の側方には、開いた状態の前記第2サイド可動扉に向かって遊技球を案内するサイド誘導釘群が備えられたことを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記第1サイド可変入賞口は、遊技板の前面に開口し、
    前記第1サイド可変入賞口を開閉する第1サイド可動扉と、前記第1サイド可変入賞口の下面に沿って前後に進退する進退ガイド片とを設け、
    前記進退ガイド片は、前記第1サイド可動扉が閉じたときには、前記遊技板の前面より後方に退避し、前記第1サイド可動扉が開いたときには、前記遊技板の前面から前方に突出して遊技球を受け、その遊技球を前記第1サイド可変入賞口内に案内することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記サイド入球口の内側を遊技球が通過したことを起因に、前記第1サイド可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に前記第1サイド可動扉を所定期間に亘って開くことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、前記第2サイド可変入賞口の前記第2サイド可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に前記第2サイド可動扉を所定期間に亘って開くことを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記中央メイン入賞口は、前記遊技板の前面に開口し、
    前記中央メイン入賞口の下縁部を中心に前後に回動して前記中央メイン入賞口を開閉する中央可動扉が設けられ、
    前記報知部包囲枠体の下方領域における左右方向の中央には、前記中央メイン入賞口より上側に中央上部入賞口が設けられ、前記中央上部入賞口に遊技球が入球したときに、前記中央メイン入賞口の前記中央可動扉を開くか否かの当否判定を行い、当たりの場合に前記中央可動扉を所定期間に亘って開き、
    さらに、前記第1サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、少なくとも前記第2サイド可変入賞口の前記第2サイド可動扉を開く第1の当たりか、前記中央メイン入賞口の前記中央可動扉を開く第2の当たりかの判定を行い、その判定結果に応じて前記第2サイド可動扉又は前記中央可動扉の何れかを開くことを特徴とする請求項2乃至6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 前記第2サイド可変入賞口に遊技球が入球したことを起因に、前記中央メイン入賞口の前記中央可動扉を所定期間に亘って開くことを特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機。
  9. 前記サイド入球口及び前記第1サイド可変入賞口は、前記報知部包囲枠体の左右の側方領域のうち一方の側方領域のみに設けられ、
    前記サイド誘導部材は、前記報知部包囲枠体の左右の両方の側方領域に設けられ、
    前記メイン誘導釘群は、前記中央メイン入賞口の両側に設けられたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の弾球遊技機。
  10. 前記サイド誘導部材は樹脂の成形品であることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の弾球遊技機。
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