JP2002028302A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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- JP2002028302A JP2002028302A JP2000216761A JP2000216761A JP2002028302A JP 2002028302 A JP2002028302 A JP 2002028302A JP 2000216761 A JP2000216761 A JP 2000216761A JP 2000216761 A JP2000216761 A JP 2000216761A JP 2002028302 A JP2002028302 A JP 2002028302A
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- ball detector
- detector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 可変入賞装置を構成する玉検出器に対する不
正を防止すると共に、玉検出器での安定した玉検出を可
能にする弾球遊技機を提供する。 【構成】 普通可変入賞球装置58は、複数の部品が取
り付け可能な取付基板160と、左右一対の可動翼片
と、遊技盤の裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉
を遊技盤の裏面側に誘導する傾斜通路180と、該傾斜
通路180を通過する玉を検出する始動玉検出器60
と、を備え、始動玉検出器60の長手方向が傾斜通路1
80の傾斜面に対してほぼ直交する位置に始動玉検出器
60を保持する保持部材164を設けた。これにによ
り、始動玉検出器60に対する不正を防止することがで
き、然も玉の速度が遅くなった位置で玉検出を行うの
で、始動玉検出器60での安定した玉検出が可能にな
る。
正を防止すると共に、玉検出器での安定した玉検出を可
能にする弾球遊技機を提供する。 【構成】 普通可変入賞球装置58は、複数の部品が取
り付け可能な取付基板160と、左右一対の可動翼片
と、遊技盤の裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉
を遊技盤の裏面側に誘導する傾斜通路180と、該傾斜
通路180を通過する玉を検出する始動玉検出器60
と、を備え、始動玉検出器60の長手方向が傾斜通路1
80の傾斜面に対してほぼ直交する位置に始動玉検出器
60を保持する保持部材164を設けた。これにによ
り、始動玉検出器60に対する不正を防止することがで
き、然も玉の速度が遅くなった位置で玉検出を行うの
で、始動玉検出器60での安定した玉検出が可能にな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤の表面に設
けられて玉の入賞が可能な可変入賞装置を備えた弾球遊
技機に関するものである。
けられて玉の入賞が可能な可変入賞装置を備えた弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機には、左右一
対の可動片によって入賞口を形成する可変入賞装置が遊
技盤の表面に取り付けられるものが提案されていた。ま
た、このような可変入賞装置には、景品玉の払出などの
制御を行うために入賞口に入った打玉を検出する玉検出
器が設けられていた。玉検出器は、長尺形状(直方体)
の筐体部を備え、該筐体部の一端側には、通過した玉を
検出する玉検出部(検出穴)が設けられていた。
対の可動片によって入賞口を形成する可変入賞装置が遊
技盤の表面に取り付けられるものが提案されていた。ま
た、このような可変入賞装置には、景品玉の払出などの
制御を行うために入賞口に入った打玉を検出する玉検出
器が設けられていた。玉検出器は、長尺形状(直方体)
の筐体部を備え、該筐体部の一端側には、通過した玉を
検出する玉検出部(検出穴)が設けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
可変入賞装置では、玉検出器を入賞口の近傍に設けてい
た。具体的には、入賞口の下方で上下方向に延びる玉通
路内に玉検出器の玉検出部(検出穴)を臨ませるように
なっていた。このため、玉検出器に対する不正が行われ
易く、また、玉の速度が速い位置で入賞玉の検出を行っ
ていたので、安定した玉検出が行えないという問題点を
有していた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、可変入賞装置を構成す
る玉検出器に対する不正を防止すると共に、玉検出器で
の安定した玉検出を可能にする弾球遊技機を提供するこ
とにある。
可変入賞装置では、玉検出器を入賞口の近傍に設けてい
た。具体的には、入賞口の下方で上下方向に延びる玉通
路内に玉検出器の玉検出部(検出穴)を臨ませるように
なっていた。このため、玉検出器に対する不正が行われ
易く、また、玉の速度が速い位置で入賞玉の検出を行っ
ていたので、安定した玉検出が行えないという問題点を
有していた。本発明は、上記した事情に鑑みなされたも
ので、その目的とするところは、可変入賞装置を構成す
る玉検出器に対する不正を防止すると共に、玉検出器で
の安定した玉検出を可能にする弾球遊技機を提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明においては、遊技盤の表面に設けら
れて玉の入賞が可能な可変入賞装置を備えた弾球遊技機
において、前記可変入賞装置は、複数の部品が取り付け
可能な取付基板と、左右一対の可動片と、前記遊技盤の
裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉を前記遊技盤
の裏面側に誘導する傾斜通路と、該傾斜通路を通過する
玉を検出する玉検出器と、を備え、前記玉検出器の長手
方向が前記傾斜通路の傾斜面に対してほぼ直交する位置
に前記玉検出器を保持する保持部材を設けたことを特徴
とする。このように構成することにより、玉検出器を可
変入賞装置の奥に配置することができるので、玉検出器
に対する不正を防止することができ、然も玉の速度が遅
くなった位置(傾斜通路)で玉検出を行うので、玉検出
器での安定した玉検出が可能になる。また、この構成に
よれば、玉検出器の長手方向を傾斜通路の傾斜面に対し
てほぼ直交する位置に保持する、言い換えれば玉検出器
の玉検出部を傾斜通路に沿って配置するので、傾斜通路
を通過する玉をスムーズに検出することができ、ひいて
は玉検出器での玉検出をより一層安定させることができ
る。
に、請求項1の発明においては、遊技盤の表面に設けら
れて玉の入賞が可能な可変入賞装置を備えた弾球遊技機
において、前記可変入賞装置は、複数の部品が取り付け
可能な取付基板と、左右一対の可動片と、前記遊技盤の
裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉を前記遊技盤
の裏面側に誘導する傾斜通路と、該傾斜通路を通過する
玉を検出する玉検出器と、を備え、前記玉検出器の長手
方向が前記傾斜通路の傾斜面に対してほぼ直交する位置
に前記玉検出器を保持する保持部材を設けたことを特徴
とする。このように構成することにより、玉検出器を可
変入賞装置の奥に配置することができるので、玉検出器
に対する不正を防止することができ、然も玉の速度が遅
くなった位置(傾斜通路)で玉検出を行うので、玉検出
器での安定した玉検出が可能になる。また、この構成に
よれば、玉検出器の長手方向を傾斜通路の傾斜面に対し
てほぼ直交する位置に保持する、言い換えれば玉検出器
の玉検出部を傾斜通路に沿って配置するので、傾斜通路
を通過する玉をスムーズに検出することができ、ひいて
は玉検出器での玉検出をより一層安定させることができ
る。
【0005】また、請求項2の発明においては、前記保
持部材は、前記玉検出器の短手方向が前記傾斜通路での
玉の通過方向とほぼ直交する位置に前記玉検出器を保持
することを特徴とする。このように構成することによ
り、玉検出器の玉検出部を完全に傾斜通路に沿った状態
で配置することができるので、玉検出器での玉検出をよ
り一層安定させることができる。
持部材は、前記玉検出器の短手方向が前記傾斜通路での
玉の通過方向とほぼ直交する位置に前記玉検出器を保持
することを特徴とする。このように構成することによ
り、玉検出器の玉検出部を完全に傾斜通路に沿った状態
で配置することができるので、玉検出器での玉検出をよ
り一層安定させることができる。
【0006】また、請求項3の発明においては、前記保
持部材は、前記取付基板の裏面側に取り付けられて前記
取付基板との間で前記玉検出器を保持することを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器を保持
部材と取付基板との間に挟持した状態で取り付けるの
で、玉検出器の保持状態をより一層高めることができ、
ひいては玉検出器での玉検出をより一層安定させること
ができる。
持部材は、前記取付基板の裏面側に取り付けられて前記
取付基板との間で前記玉検出器を保持することを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器を保持
部材と取付基板との間に挟持した状態で取り付けるの
で、玉検出器の保持状態をより一層高めることができ、
ひいては玉検出器での玉検出をより一層安定させること
ができる。
【0007】また、請求項4の発明においては、前記保
持部材には、前記玉検出器の玉検出部を通過した玉を排
出するための排出通路を形成したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、玉排出用の通路を形成す
る部品を別途設ける必要がなく、部品点数の削減を招来
することができる。
持部材には、前記玉検出器の玉検出部を通過した玉を排
出するための排出通路を形成したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、玉排出用の通路を形成す
る部品を別途設ける必要がなく、部品点数の削減を招来
することができる。
【0008】また、請求項5の発明においては、前記保
持部材は、透明合成樹脂で形成したことを特徴とする。
このように構成することにより、玉検出器を保持する保
持部材の内部空間が視認可能になるので、玉検出器に対
して不正が行われてもこれを即座に見つけ出すことがで
き、ひいては玉検出器に対する不正が防止できる。
持部材は、透明合成樹脂で形成したことを特徴とする。
このように構成することにより、玉検出器を保持する保
持部材の内部空間が視認可能になるので、玉検出器に対
して不正が行われてもこれを即座に見つけ出すことがで
き、ひいては玉検出器に対する不正が防止できる。
【0009】また、請求項6の発明においては、前記玉
検出器の筐体部の少なくとも一部分は、透明合成樹脂で
形成し、その透明部分を裏面側に配置したことを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器の内部
を不正に改造するような場合でもこれを即座に見つけ出
すことができ、ひいては玉検出器に対する不正が防止で
きる。
検出器の筐体部の少なくとも一部分は、透明合成樹脂で
形成し、その透明部分を裏面側に配置したことを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器の内部
を不正に改造するような場合でもこれを即座に見つけ出
すことができ、ひいては玉検出器に対する不正が防止で
きる。
【0010】また、請求項7の発明においては、前記保
持部材には、前記可動片を作動させるための可動アーム
を回動可能に取り付けたことを特徴とする。このように
構成することにより、簡単な構造で可動片を作動させる
ことができ、然も複雑な作動機構を必要としないことで
部品点数の削減を招来することができる。
持部材には、前記可動片を作動させるための可動アーム
を回動可能に取り付けたことを特徴とする。このように
構成することにより、簡単な構造で可動片を作動させる
ことができ、然も複雑な作動機構を必要としないことで
部品点数の削減を招来することができる。
【0011】また、請求項8の発明においては、前記取
付基板には、前記可動片の上方に玉が通過可能なゲート
部を形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、打玉が入賞口に入る前にゲート部を通過させ
るようにすることで、玉の速度を弱めることができ、ひ
いては玉検出器での玉検出をより一層安定させることが
できる。
付基板には、前記可動片の上方に玉が通過可能なゲート
部を形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、打玉が入賞口に入る前にゲート部を通過させ
るようにすることで、玉の速度を弱めることができ、ひ
いては玉検出器での玉検出をより一層安定させることが
できる。
【0012】また、請求項9の発明においては、識別情
報を可変表示する可変表示器を備え、前記可変入賞装置
は、前記玉検出器での玉検出に伴って前記可変表示器で
の前記識別情報の表示結果の導出を許容する構成とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、可
変入賞装置を可変表示器の始動入賞装置とした構成にお
いて、玉検出器に対する不正が防止できると共に、玉検
出器での安定した玉検出が可能になる。
報を可変表示する可変表示器を備え、前記可変入賞装置
は、前記玉検出器での玉検出に伴って前記可変表示器で
の前記識別情報の表示結果の導出を許容する構成とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、可
変入賞装置を可変表示器の始動入賞装置とした構成にお
いて、玉検出器に対する不正が防止できると共に、玉検
出器での安定した玉検出が可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1乃至図4を参照
して実施形態に係る弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。弾球遊技機1は、図1及び図3に示すよう
に、縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠
2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要
構成部のほぼすべてが集約して設けられる前面枠3と、
該前面枠3の前面上部に開閉自在に設けられる前面開閉
枠4とから構成されている。また、前面枠3に設けられ
る主要構成部としては、上記した前面開閉枠4、遊技盤
40、上皿19、下皿27、灰皿29、操作ハンドル3
0、機構板100、玉発射装置87がある。また、図示
の実施形態では、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉
を貸し出すためのカードユニット装置31が付設されて
いる。
実施形態について説明する。まず、図1乃至図4を参照
して実施形態に係る弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。弾球遊技機1は、図1及び図3に示すよう
に、縦長な方形状に枠組み形成される外枠2と、該外枠
2の一側に開閉自在に軸支され且つ弾球遊技機1の主要
構成部のほぼすべてが集約して設けられる前面枠3と、
該前面枠3の前面上部に開閉自在に設けられる前面開閉
枠4とから構成されている。また、前面枠3に設けられ
る主要構成部としては、上記した前面開閉枠4、遊技盤
40、上皿19、下皿27、灰皿29、操作ハンドル3
0、機構板100、玉発射装置87がある。また、図示
の実施形態では、弾球遊技機1の側方に遊技者に遊技玉
を貸し出すためのカードユニット装置31が付設されて
いる。
【0014】前面開閉枠4には、後述する遊技盤40の
遊技領域41をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面から複層ガラス板が装着され
ている。また、前面開閉枠4の上側には、円形透視窓5
の外周に沿って、装飾ランプ6〜8,9’,10’が臨
んでいる。この装飾ランプ6〜8,9’,10’は、遊
技状態に応じて点灯又は点滅されるものであり、特別の
遊技状態の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊
技の雰囲気を盛り上げるものである。また、円形透視窓
5の外周には、払い出すべく賞球が不足したこと(後述
する玉切れスイッチ115が作動したとき)を報知する
玉切れランプ9や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の
賞球が払い出されたことを報知する賞球ランプ10(な
お、賞球未払出分がある場合に報知する方式でもよい)
が設けられ、更に、前面開閉枠4の上部左右に遊技の進
行に応じた効果音を発生するスピーカ12a,12bが
設けられている。なお、各ランプ6〜8,9,10,
9’,10’の前方は、それぞれ透光性を有する赤色、
緑色等のランプカバーで被覆されるようになっている。
特に、玉切れランプ9の点灯を赤色発光で行い、賞球ラ
ンプ10の点灯を緑色発光で行うことにより、遊技者に
対して状況を報知するようになっている。また、スピー
カ12a,12bの前面には、パンチメタル11が取り
付けられてスピーカ12a,12bから発生される音声
を通すようになっている。また、スピーカ12a,12
bの近傍(パンチメタル11の裏面側)には、それぞれ
光装飾用の装飾LED37,38が前面開閉枠4に取り
付けられている。
遊技領域41をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面から複層ガラス板が装着され
ている。また、前面開閉枠4の上側には、円形透視窓5
の外周に沿って、装飾ランプ6〜8,9’,10’が臨
んでいる。この装飾ランプ6〜8,9’,10’は、遊
技状態に応じて点灯又は点滅されるものであり、特別の
遊技状態の発生時や継続時を遊技者に報知すると共に遊
技の雰囲気を盛り上げるものである。また、円形透視窓
5の外周には、払い出すべく賞球が不足したこと(後述
する玉切れスイッチ115が作動したとき)を報知する
玉切れランプ9や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の
賞球が払い出されたことを報知する賞球ランプ10(な
お、賞球未払出分がある場合に報知する方式でもよい)
が設けられ、更に、前面開閉枠4の上部左右に遊技の進
行に応じた効果音を発生するスピーカ12a,12bが
設けられている。なお、各ランプ6〜8,9,10,
9’,10’の前方は、それぞれ透光性を有する赤色、
緑色等のランプカバーで被覆されるようになっている。
特に、玉切れランプ9の点灯を赤色発光で行い、賞球ラ
ンプ10の点灯を緑色発光で行うことにより、遊技者に
対して状況を報知するようになっている。また、スピー
カ12a,12bの前面には、パンチメタル11が取り
付けられてスピーカ12a,12bから発生される音声
を通すようになっている。また、スピーカ12a,12
bの近傍(パンチメタル11の裏面側)には、それぞれ
光装飾用の装飾LED37,38が前面開閉枠4に取り
付けられている。
【0015】次に、前面開閉枠4の下側に取り付けられ
る上皿19の構成について説明すると、上皿19は、複
数の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することに
より構成されている。上皿19の開放側の上方には、玉
抜き操作レバー21が設けられている。この玉抜き操作
レバー21は、左右方向に移動可能に設けられ、スプリ
ング(図示しない)の付勢力に抗して一方向に移動させ
ることにより、上皿19に貯留されていた玉を裏面側に
形成される玉抜き路(図示しない)を流下させて下皿2
7に誘導するものである。
る上皿19の構成について説明すると、上皿19は、複
数の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することに
より構成されている。上皿19の開放側の上方には、玉
抜き操作レバー21が設けられている。この玉抜き操作
レバー21は、左右方向に移動可能に設けられ、スプリ
ング(図示しない)の付勢力に抗して一方向に移動させ
ることにより、上皿19に貯留されていた玉を裏面側に
形成される玉抜き路(図示しない)を流下させて下皿2
7に誘導するものである。
【0016】上記した上皿19について、さらに詳細に
説明すると、上皿19は、その上流側に形成される賞玉
払出口20から払い出された賞球を一旦貯留した後、発
射位置に玉を供給するものである。また、上皿19に
は、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユニット
装置31を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作
部が設けられている。この操作部は、球貸スイッチ24
と返却スイッチ25(共に図5に符号のみを記載)と表
示LED(図示しない)が実装される残高表示基板23
からなり、該残高表示基板23が上皿19の上面に臨む
ように設けられている。また、上皿19の開放側には、
前面開閉枠4を前面枠3に対して施錠し且つ前面枠3を
外枠2に対して施錠する施錠装置84(図3参照)を操
作するためのシリンダー錠26が臨んでいる。
説明すると、上皿19は、その上流側に形成される賞玉
払出口20から払い出された賞球を一旦貯留した後、発
射位置に玉を供給するものである。また、上皿19に
は、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユニット
装置31を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作
部が設けられている。この操作部は、球貸スイッチ24
と返却スイッチ25(共に図5に符号のみを記載)と表
示LED(図示しない)が実装される残高表示基板23
からなり、該残高表示基板23が上皿19の上面に臨む
ように設けられている。また、上皿19の開放側には、
前面開閉枠4を前面枠3に対して施錠し且つ前面枠3を
外枠2に対して施錠する施錠装置84(図3参照)を操
作するためのシリンダー錠26が臨んでいる。
【0017】また、前面枠3の下部に取り付けられる下
皿27は、前記上皿19から溢れた賞球であって余剰球
通路(図示しない)を介して接続樋93(図3参照)か
ら排出される余剰の賞球を貯留するものであり、その下
皿27の前面壁には、玉抜き操作レバー28がスライド
可能に取り付けられるようになっている。この玉抜き操
作レバー28を操作することにより、下皿27に貯留さ
れていた賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に
移し替えることができる。また、下皿27の左側には、
灰皿29が設けられ、右側には、操作ハンドル30が設
けられている。操作ハンドル30は、図3に示す玉発射
装置87の発射装置電動機88(ステッピングモータ)
の駆動を一時的に停止させるための単発発射スイッチ9
1及び遊技者が操作ハンドル30を触れていることを検
知するタッチセンサ(図示しない)を内蔵していると共
に、弾発力を調節する指掛け部30a(図1参照)を備
えるものである。
皿27は、前記上皿19から溢れた賞球であって余剰球
通路(図示しない)を介して接続樋93(図3参照)か
ら排出される余剰の賞球を貯留するものであり、その下
皿27の前面壁には、玉抜き操作レバー28がスライド
可能に取り付けられるようになっている。この玉抜き操
作レバー28を操作することにより、下皿27に貯留さ
れていた賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に
移し替えることができる。また、下皿27の左側には、
灰皿29が設けられ、右側には、操作ハンドル30が設
けられている。操作ハンドル30は、図3に示す玉発射
装置87の発射装置電動機88(ステッピングモータ)
の駆動を一時的に停止させるための単発発射スイッチ9
1及び遊技者が操作ハンドル30を触れていることを検
知するタッチセンサ(図示しない)を内蔵していると共
に、弾発力を調節する指掛け部30a(図1参照)を備
えるものである。
【0018】一方、弾球遊技機1の背面には、図3に示
すように、入賞玉の発生に基づいて所定個数の賞球を払
い出すための各種の機構を装備した機構板100が設け
られると共に、前記操作ハンドル30に対応する裏面に
は、発射装置電動機88及び打球槌(図示しない)を有
する玉発射装置87が固着され、その玉発射装置87の
側方には、機構板100の余剰球通路から流下してきた
玉を前記下皿27に誘導する接続樋93が固着されてい
る。上記した構成のうち、玉発射装置87には、発射制
御基板90が付設されており、この発射制御基板90に
よって玉発射装置87が駆動制御されるようになってい
る。
すように、入賞玉の発生に基づいて所定個数の賞球を払
い出すための各種の機構を装備した機構板100が設け
られると共に、前記操作ハンドル30に対応する裏面に
は、発射装置電動機88及び打球槌(図示しない)を有
する玉発射装置87が固着され、その玉発射装置87の
側方には、機構板100の余剰球通路から流下してきた
玉を前記下皿27に誘導する接続樋93が固着されてい
る。上記した構成のうち、玉発射装置87には、発射制
御基板90が付設されており、この発射制御基板90に
よって玉発射装置87が駆動制御されるようになってい
る。
【0019】以上で、弾球遊技機1の全体の概略構成を
説明したが、以下、弾球遊技機1を構成する要素のう
ち、遊技盤40と、機構板100の詳細な構成について
順次説明する。
説明したが、以下、弾球遊技機1を構成する要素のう
ち、遊技盤40と、機構板100の詳細な構成について
順次説明する。
【0020】まず、主に図2を参照して遊技盤40につ
いて説明する。遊技盤40は、前面枠3の裏面側に一体
的に形成される遊技盤収納枠部36(図3参照)に収容
固定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、
その表面には、円形うず巻き状に誘導レール42が取り
付けられ、該誘導レール42の内側が遊技領域41とさ
れて発射された打玉が落下するものである。遊技領域4
1には、図示の場合、可変表示器44、特別可変入賞球
装置48、普通可変入賞球装置58等が設けられると共
に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の流下方向,速
度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、ま
た、遊技領域41の最下方には、いずれの入賞領域にも
入賞しない打玉が取り込まれるアウト口69が設けられ
ている。
いて説明する。遊技盤40は、前面枠3の裏面側に一体
的に形成される遊技盤収納枠部36(図3参照)に収容
固定されるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、
その表面には、円形うず巻き状に誘導レール42が取り
付けられ、該誘導レール42の内側が遊技領域41とさ
れて発射された打玉が落下するものである。遊技領域4
1には、図示の場合、可変表示器44、特別可変入賞球
装置48、普通可変入賞球装置58等が設けられると共
に、単に打玉を入賞とする入賞口、打玉の流下方向,速
度を変化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、ま
た、遊技領域41の最下方には、いずれの入賞領域にも
入賞しない打玉が取り込まれるアウト口69が設けられ
ている。
【0021】遊技領域41の構成をその遊技動作に従っ
てより詳細に説明すると、遊技領域41の中央よりやや
上方の左側には、通過玉検出器61が設けられている。
この通過玉検出器61は、遊技領域41を落下する打玉
の通過を検出すると、その検出信号に基づいて可変表示
器44の上部側に設けられる左右一対のLEDからなる
普通図柄表示器63を可変表示(点灯移動)して表示結
果を導出する(左右いずれか一方のLEDのみを点灯表
示する)。しかして、普通図柄表示器63の表示結果が
予め定められた当りLEDの点灯である場合に、普通可
変入賞球装置58が所定時間開放される。なお、普通図
柄表示器63の可変時間は、通常確率モードのときに相
対的に長く(例えば、30秒)、確率変動モードのとき
に相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。
また、普通図柄表示器63の左右側方には、普通図柄表
示器63の可変表示中に通過玉検出器61を通過した打
玉数を記憶表示する普通図柄記憶LED64(最高4個
まで記憶表示する)が設けられている。
てより詳細に説明すると、遊技領域41の中央よりやや
上方の左側には、通過玉検出器61が設けられている。
この通過玉検出器61は、遊技領域41を落下する打玉
の通過を検出すると、その検出信号に基づいて可変表示
器44の上部側に設けられる左右一対のLEDからなる
普通図柄表示器63を可変表示(点灯移動)して表示結
果を導出する(左右いずれか一方のLEDのみを点灯表
示する)。しかして、普通図柄表示器63の表示結果が
予め定められた当りLEDの点灯である場合に、普通可
変入賞球装置58が所定時間開放される。なお、普通図
柄表示器63の可変時間は、通常確率モードのときに相
対的に長く(例えば、30秒)、確率変動モードのとき
に相対的に短く(例えば、3〜5秒)設定されている。
また、普通図柄表示器63の左右側方には、普通図柄表
示器63の可変表示中に通過玉検出器61を通過した打
玉数を記憶表示する普通図柄記憶LED64(最高4個
まで記憶表示する)が設けられている。
【0022】普通可変入賞球装置58は、遊技領域41
のほぼ中央に配置される可変表示器44と遊技領域41
の前記アウト口69の上部に配置される特別可変入賞球
装置48との間に配置され、ソレノイド59(図4参
照)によって左右一対の可動翼片161・162が開閉
駆動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置で
ある。そして、普通可変入賞球装置58には、始動玉検
出器60(図4参照)が内蔵され、開放中又は閉成中に
受け入れた入賞玉を検出するようになっている。しかし
て、打玉が始動玉検出器60によって検出されると可変
表示器44が可変表示を開始する。なお、普通可変入賞
球装置58の開放時間は、通常確率モードのときに相対
的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードのとき
に相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。ま
た、普通可変入賞球装置58が開放していない場合でも
打玉を受け入れるようになっている。また、普通可変入
賞球装置58の詳細な構成については後述するものであ
る。
のほぼ中央に配置される可変表示器44と遊技領域41
の前記アウト口69の上部に配置される特別可変入賞球
装置48との間に配置され、ソレノイド59(図4参
照)によって左右一対の可動翼片161・162が開閉
駆動される電動チューリップタイプの可変入賞球装置で
ある。そして、普通可変入賞球装置58には、始動玉検
出器60(図4参照)が内蔵され、開放中又は閉成中に
受け入れた入賞玉を検出するようになっている。しかし
て、打玉が始動玉検出器60によって検出されると可変
表示器44が可変表示を開始する。なお、普通可変入賞
球装置58の開放時間は、通常確率モードのときに相対
的に短く(例えば、0.5秒)、確率変動モードのとき
に相対的に長く(例えば、2秒)設定されている。ま
た、普通可変入賞球装置58が開放していない場合でも
打玉を受け入れるようになっている。また、普通可変入
賞球装置58の詳細な構成については後述するものであ
る。
【0023】可変表示器44は、図2に示すように、左
・中・右の各特別図柄を可変表示する画像表示部44a
を有した液晶タイプの表示器であり、該画像表示部44
aの前方外周には、横長形状の窓枠部155が開設され
た表示部飾り部材154が設けられる。そして、可変表
示器44の変動停止時における図柄の組合せが予め定め
た大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りライ
ンのいずれかに揃った場合)である場合に、特定遊技状
態となって特別可変入賞球装置48を次に説明する所定
の態様で開閉駆動するものである。ただし、大当り図柄
の組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、この
確率変動図柄で特定遊技状態となったときには、その特
定遊技状態終了後における前記普通図柄表示器63にお
ける当り(当りLEDの点灯)の出現確率や可変表示器
44における大当り図柄の出現確率が高くなる確率変動
モードとなるように設定されている。また、可変表示器
44には、前述したような普通図柄表示器63及び普通
図柄記憶LED64に加えて、画像表示部44aの外周
部分を光装飾する飾りLED45と、可変表示器44の
可変動作中に前記始動玉検出器60によって検出された
玉数を記憶表示する特別図柄始動記憶LED46(最高
4個まで記憶表示する)と、が設けられている。
・中・右の各特別図柄を可変表示する画像表示部44a
を有した液晶タイプの表示器であり、該画像表示部44
aの前方外周には、横長形状の窓枠部155が開設され
た表示部飾り部材154が設けられる。そして、可変表
示器44の変動停止時における図柄の組合せが予め定め
た大当り図柄の組合せ(例えば、同一の図柄が当りライ
ンのいずれかに揃った場合)である場合に、特定遊技状
態となって特別可変入賞球装置48を次に説明する所定
の態様で開閉駆動するものである。ただし、大当り図柄
の組合せの一部は、確率変動図柄として設定され、この
確率変動図柄で特定遊技状態となったときには、その特
定遊技状態終了後における前記普通図柄表示器63にお
ける当り(当りLEDの点灯)の出現確率や可変表示器
44における大当り図柄の出現確率が高くなる確率変動
モードとなるように設定されている。また、可変表示器
44には、前述したような普通図柄表示器63及び普通
図柄記憶LED64に加えて、画像表示部44aの外周
部分を光装飾する飾りLED45と、可変表示器44の
可変動作中に前記始動玉検出器60によって検出された
玉数を記憶表示する特別図柄始動記憶LED46(最高
4個まで記憶表示する)と、が設けられている。
【0024】特定遊技状態となったときに駆動制御され
る特別可変入賞球装置48は、ソレノイド50(図4参
照)によって開閉駆動される開閉板49を有し、その開
閉板49に受け入れられた打玉を検出する入賞個数検出
器52が設けられている。また、特別可変入賞球装置4
8内(開閉板49の内側)には、打玉の検出(V入賞検
出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立させる特定玉
検出器51が設けられており、該特定玉検出器51の上
方には、一旦V入賞検出があると次に開閉板49を開放
するまでは打玉が特定玉検出器51を通過しないように
するVシャッター53が設けられている。このVシャッ
ター53は、ソレノイド43(図4参照)によって開閉
駆動が行われる。しかして、特定遊技状態となった場合
には、一定時間(例えば、28秒)が経過するまで又は
その一定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉
が入賞するまで開閉板49を開放(以下、この開放を開
放サイクルという)し、その開放サイクル中に受け入れ
られた打玉が特定玉検出器51によって検出されたとき
に継続権が成立して、再度上記した開放サイクルが実行
され、各開放サイクルにおいて継続権が成立しているこ
とを条件に最高16回の開放サイクルを繰り返すことが
できるようになっている。
る特別可変入賞球装置48は、ソレノイド50(図4参
照)によって開閉駆動される開閉板49を有し、その開
閉板49に受け入れられた打玉を検出する入賞個数検出
器52が設けられている。また、特別可変入賞球装置4
8内(開閉板49の内側)には、打玉の検出(V入賞検
出)に伴って特定遊技状態の継続権を成立させる特定玉
検出器51が設けられており、該特定玉検出器51の上
方には、一旦V入賞検出があると次に開閉板49を開放
するまでは打玉が特定玉検出器51を通過しないように
するVシャッター53が設けられている。このVシャッ
ター53は、ソレノイド43(図4参照)によって開閉
駆動が行われる。しかして、特定遊技状態となった場合
には、一定時間(例えば、28秒)が経過するまで又は
その一定時間内に所定個数(例えば、10個)の入賞玉
が入賞するまで開閉板49を開放(以下、この開放を開
放サイクルという)し、その開放サイクル中に受け入れ
られた打玉が特定玉検出器51によって検出されたとき
に継続権が成立して、再度上記した開放サイクルが実行
され、各開放サイクルにおいて継続権が成立しているこ
とを条件に最高16回の開放サイクルを繰り返すことが
できるようになっている。
【0025】以上説明した本実施形態において、打球が
入賞する入賞口及び入賞装置には、入賞玉を検出するた
めの信号が導出される入賞玉検出器51,52,55
a,55b,65a,65bがすべて設けられている。
これは、これらの検出信号に基づいて所定個数の賞球を
払い出すために使用されるものである。しかして、これ
らの入賞玉検出器51,52,55a,55b,65
a,65bは、図4に示すように、主基板151に接続
されている。
入賞する入賞口及び入賞装置には、入賞玉を検出するた
めの信号が導出される入賞玉検出器51,52,55
a,55b,65a,65bがすべて設けられている。
これは、これらの検出信号に基づいて所定個数の賞球を
払い出すために使用されるものである。しかして、これ
らの入賞玉検出器51,52,55a,55b,65
a,65bは、図4に示すように、主基板151に接続
されている。
【0026】遊技盤40の遊技領域41には、上記した
ようにスイッチやソレノイド、あるいは飾りランプや飾
りLED等の電気的部品が多数設けられるが、これら
は、主基板151や電飾制御基板80に接続されるよう
になっている。即ち、図4に示すように、遊技盤40に
設けられる各スイッチ51,52,55a,55b,6
5a,65b,61,62及び各ソレノイド43,5
0,59は、主基板151に接続され、遊技盤40に設
けられる飾りランプ56,67a、遊技盤40に設けら
れる飾りLED45、特別図柄始動記憶LED46、普
通図柄始動記憶LED64は、電飾制御基板80に接続
されている。
ようにスイッチやソレノイド、あるいは飾りランプや飾
りLED等の電気的部品が多数設けられるが、これら
は、主基板151や電飾制御基板80に接続されるよう
になっている。即ち、図4に示すように、遊技盤40に
設けられる各スイッチ51,52,55a,55b,6
5a,65b,61,62及び各ソレノイド43,5
0,59は、主基板151に接続され、遊技盤40に設
けられる飾りランプ56,67a、遊技盤40に設けら
れる飾りLED45、特別図柄始動記憶LED46、普
通図柄始動記憶LED64は、電飾制御基板80に接続
されている。
【0027】一方、遊技盤40の裏面には、図3に示す
ように、前記可変表示器44(以下、これを特別図柄表
示器ともいう)の裏面が突出して設けられている。この
可変表示器44の裏面部分には、表示制御基板75が表
示制御基板カバー74に被覆されて取り付けられてい
る。表示制御基板75は、可変表示器44の可変表示動
作を主基板151からの情報信号の種類に応じて駆動制
御するものである。
ように、前記可変表示器44(以下、これを特別図柄表
示器ともいう)の裏面が突出して設けられている。この
可変表示器44の裏面部分には、表示制御基板75が表
示制御基板カバー74に被覆されて取り付けられてい
る。表示制御基板75は、可変表示器44の可変表示動
作を主基板151からの情報信号の種類に応じて駆動制
御するものである。
【0028】また、上記した可変表示器44裏面の周囲
には、カバー体70が取り付けられ、このカバー体70
に連通するようにその下部に入賞玉誘導カバー体71が
取り付けられている。カバー体70には、その中央に前
記可変表示器44の裏面が貫通する窓孔72(図5参
照)が形成されると共に、情報端子基板78が取り付け
られている。なお、カバー体70は、窓孔72の外周部
分に穿設された取付穴153が遊技盤40の裏面にビス
止めされることで取り付けられる。情報端子基板78
は、弾球遊技機1の営業管理上必要な遊技情報(例え
ば、特定遊技状態中である旨を報知する大当り1情報、
確率変動図柄で特定遊技状態となり、その特定遊技状態
中及びその大当りによる確率変動中である旨を報知する
大当り2情報(特定遊技状態中と確率変動中に出力され
続ける信号)、確率変動図柄による特定遊技状態終了後
の確率変動中である旨を報知する確率変動情報、始動玉
検出器をONした打玉の数を報知する始動口情報、特別
図柄表示器44の可変動作回数を報知する図柄確定回数
1情報、普通可変表示装置の可変動作回数を報知する図
柄確定回数2情報、及び普通可変入賞球装置の開閉回数
を報知する役物回数情報)を遊技場に設置される管理コ
ンピュータに出力するための外部接続端子を有し、これ
らの情報が主基板151から与えられるようになってい
る。
には、カバー体70が取り付けられ、このカバー体70
に連通するようにその下部に入賞玉誘導カバー体71が
取り付けられている。カバー体70には、その中央に前
記可変表示器44の裏面が貫通する窓孔72(図5参
照)が形成されると共に、情報端子基板78が取り付け
られている。なお、カバー体70は、窓孔72の外周部
分に穿設された取付穴153が遊技盤40の裏面にビス
止めされることで取り付けられる。情報端子基板78
は、弾球遊技機1の営業管理上必要な遊技情報(例え
ば、特定遊技状態中である旨を報知する大当り1情報、
確率変動図柄で特定遊技状態となり、その特定遊技状態
中及びその大当りによる確率変動中である旨を報知する
大当り2情報(特定遊技状態中と確率変動中に出力され
続ける信号)、確率変動図柄による特定遊技状態終了後
の確率変動中である旨を報知する確率変動情報、始動玉
検出器をONした打玉の数を報知する始動口情報、特別
図柄表示器44の可変動作回数を報知する図柄確定回数
1情報、普通可変表示装置の可変動作回数を報知する図
柄確定回数2情報、及び普通可変入賞球装置の開閉回数
を報知する役物回数情報)を遊技場に設置される管理コ
ンピュータに出力するための外部接続端子を有し、これ
らの情報が主基板151から与えられるようになってい
る。
【0029】また、入賞玉誘導カバー体71の後面側に
は、電飾制御基板80及び効果音制御基板82を収容す
る制御基板ボックス79と、が取り付けられている。電
飾制御基板80は、図4に示すように、遊技盤40の遊
技領域41(必ずしも遊技領域41の内部に設けられな
くてもよく、遊技盤40に設けられていれば良い)に設
けられる飾りランプや飾りLED、及び前面枠3や前面
開閉枠4に設けられる飾りランプや飾りLED等を主基
板151からの情報信号に応じて一括して駆動制御する
ものである。また、効果音制御基板82は、前記スピー
カ12a,12bを駆動制御するものであり、主基板1
51からの情報信号に応じて遊技内容に対応した効果音
を発生させるものである。また、効果音制御基板82に
は、音量を切り替える音切替スイッチ83が設けられて
いる。
は、電飾制御基板80及び効果音制御基板82を収容す
る制御基板ボックス79と、が取り付けられている。電
飾制御基板80は、図4に示すように、遊技盤40の遊
技領域41(必ずしも遊技領域41の内部に設けられな
くてもよく、遊技盤40に設けられていれば良い)に設
けられる飾りランプや飾りLED、及び前面枠3や前面
開閉枠4に設けられる飾りランプや飾りLED等を主基
板151からの情報信号に応じて一括して駆動制御する
ものである。また、効果音制御基板82は、前記スピー
カ12a,12bを駆動制御するものであり、主基板1
51からの情報信号に応じて遊技内容に対応した効果音
を発生させるものである。また、効果音制御基板82に
は、音量を切り替える音切替スイッチ83が設けられて
いる。
【0030】次に、弾球遊技機1の背面に設けられる機
構板100の構成について図3を参照して説明する。図
3において、機構板100は、玉を貯留する貯留タンク
105と該貯留タンク105に貯留された賞球を下流側
に整列しながら誘導する玉整列レール部材108及びカ
ーブレール部材111と、カーブレール部材111から
の玉を誘導する玉通路114と、入賞に基づく賞球を払
い出す玉払出装置116と、主として遊技盤40に打ち
込まれた入賞玉を含む打玉を処理する処理機構と、が設
けられる。玉整列レール部材108の下流側上部には、
外部との信号線が接続される外部接続端子を有する情報
端子基板132が設けられる。情報端子基板132に設
けられる外部接続端子133からは、外部(例えば、管
理コンピュータ)へ貯留タンク105にて玉が不足して
いる旨の玉切れ情報と貸球情報と賞球情報とが出力され
る。
構板100の構成について図3を参照して説明する。図
3において、機構板100は、玉を貯留する貯留タンク
105と該貯留タンク105に貯留された賞球を下流側
に整列しながら誘導する玉整列レール部材108及びカ
ーブレール部材111と、カーブレール部材111から
の玉を誘導する玉通路114と、入賞に基づく賞球を払
い出す玉払出装置116と、主として遊技盤40に打ち
込まれた入賞玉を含む打玉を処理する処理機構と、が設
けられる。玉整列レール部材108の下流側上部には、
外部との信号線が接続される外部接続端子を有する情報
端子基板132が設けられる。情報端子基板132に設
けられる外部接続端子133からは、外部(例えば、管
理コンピュータ)へ貯留タンク105にて玉が不足して
いる旨の玉切れ情報と貸球情報と賞球情報とが出力され
る。
【0031】また、カーブレール部材111の下流側に
は、垂直状に玉通路部材が設けられる。具体的には、左
右2列の玉通路114から玉通路部材が構成され、該2
列の玉通路114には、それぞれ玉切れスイッチ115
が通路に臨むように設けられている。この玉切れスイッ
チ115は、図4に示すように、主基板151に接続さ
れ、玉切れスイッチ115が玉を検出しなくなったとき
には、玉払出装置116の作動を停止して玉の払出を不
能動化させるようになっている。玉払出装置116は、
ほぼ直方体形状をなすケースの内部に収納されて機構板
主体101の前面側に着脱自在に取り付けられるように
なっている。
は、垂直状に玉通路部材が設けられる。具体的には、左
右2列の玉通路114から玉通路部材が構成され、該2
列の玉通路114には、それぞれ玉切れスイッチ115
が通路に臨むように設けられている。この玉切れスイッ
チ115は、図4に示すように、主基板151に接続さ
れ、玉切れスイッチ115が玉を検出しなくなったとき
には、玉払出装置116の作動を停止して玉の払出を不
能動化させるようになっている。玉払出装置116は、
ほぼ直方体形状をなすケースの内部に収納されて機構板
主体101の前面側に着脱自在に取り付けられるように
なっている。
【0032】また、機構板100の下部後面側には、電
圧の異なる複数の電源を生成する電源ユニット基板13
7を収容する電源ユニットボックス136と、遊技盤4
0に設けられる可変表示器44や特別可変入賞球装置4
8等の遊技装置の動作を制御する主基板151を収容す
る主基板ボックス150と、前記玉払出装置116の動
作を制御する払出制御基板144を収容する払出制御基
板ボックス143が設けられる。電源ユニット基板(電
源生成基板)137は、DC30V、DC21V、DC
12V、DC5V、AC24Vの5種類の電圧を生成
し、各制御基板に所定の電源を供給する。
圧の異なる複数の電源を生成する電源ユニット基板13
7を収容する電源ユニットボックス136と、遊技盤4
0に設けられる可変表示器44や特別可変入賞球装置4
8等の遊技装置の動作を制御する主基板151を収容す
る主基板ボックス150と、前記玉払出装置116の動
作を制御する払出制御基板144を収容する払出制御基
板ボックス143が設けられる。電源ユニット基板(電
源生成基板)137は、DC30V、DC21V、DC
12V、DC5V、AC24Vの5種類の電圧を生成
し、各制御基板に所定の電源を供給する。
【0033】以上、弾球遊技機1の構成、遊技盤40の
構成、及び機構板100の構成について説明してきた
が、次に、配線接続される回路構成について、図4を参
照して説明する。主基板151には、遊技盤40に設け
られる各玉検出器(スイッチ)51,52,55a,5
5b,61,65a,65b及び始動玉検出器60、ま
た、満タンスイッチ129及び玉切れスイッチ115、
更に、払い出された賞球を検出する賞球カウントスイッ
チ120からの信号が入力されるものである。
構成、及び機構板100の構成について説明してきた
が、次に、配線接続される回路構成について、図4を参
照して説明する。主基板151には、遊技盤40に設け
られる各玉検出器(スイッチ)51,52,55a,5
5b,61,65a,65b及び始動玉検出器60、ま
た、満タンスイッチ129及び玉切れスイッチ115、
更に、払い出された賞球を検出する賞球カウントスイッ
チ120からの信号が入力されるものである。
【0034】また、主基板151は、遊技盤40に設け
られるソレノイド43,50,59を駆動制御すると共
に、外部情報端子78へ遊技情報を出力する。また、主
基板151は、電飾制御基板80、効果音制御基板8
2、表示制御基板75、払出制御基板144と接続さ
れ、制御信号を主基板151から各制御基板80,8
2,75,144への一方向通信によりそれぞれ出力す
る。電飾制御基板80は、主基板151から入力される
電飾制御信号に応じて、各種ランプ6〜10,47a,
47b,56,67a及び各種LED37,38,45
を表示駆動制御し、効果音制御基板82は、主基板15
1から入力される効果音制御信号に応じてスピーカ12
a,12bを駆動制御する。また、表示制御基板75
は、主基板151から入力される表示制御信号に応じて
特別図柄表示器44、普通図柄表示器63の表示結果を
導出するように制御する。払出制御基板144は、主基
板151から入力される払出制御信号に応じて玉払出装
置116を駆動制御すると共に、発射制御基板90へ発
射制御信号を出力する。また、払出制御基板144は、
カードユニット装置31、残高表示基板23と接続さ
れ、貸玉払出の制御を行う。発射制御基板90は、払出
制御基板144からの発射制御信号に応じて発射装置8
7の制御を行う。また、外部情報出力基板132は、主
基板151、払出制御基板144と接続され、外部へ遊
技情報を出力する。
られるソレノイド43,50,59を駆動制御すると共
に、外部情報端子78へ遊技情報を出力する。また、主
基板151は、電飾制御基板80、効果音制御基板8
2、表示制御基板75、払出制御基板144と接続さ
れ、制御信号を主基板151から各制御基板80,8
2,75,144への一方向通信によりそれぞれ出力す
る。電飾制御基板80は、主基板151から入力される
電飾制御信号に応じて、各種ランプ6〜10,47a,
47b,56,67a及び各種LED37,38,45
を表示駆動制御し、効果音制御基板82は、主基板15
1から入力される効果音制御信号に応じてスピーカ12
a,12bを駆動制御する。また、表示制御基板75
は、主基板151から入力される表示制御信号に応じて
特別図柄表示器44、普通図柄表示器63の表示結果を
導出するように制御する。払出制御基板144は、主基
板151から入力される払出制御信号に応じて玉払出装
置116を駆動制御すると共に、発射制御基板90へ発
射制御信号を出力する。また、払出制御基板144は、
カードユニット装置31、残高表示基板23と接続さ
れ、貸玉払出の制御を行う。発射制御基板90は、払出
制御基板144からの発射制御信号に応じて発射装置8
7の制御を行う。また、外部情報出力基板132は、主
基板151、払出制御基板144と接続され、外部へ遊
技情報を出力する。
【0035】次に、本実施形態の要部を構成する普通可
変入賞球装置58について図5及び図6を参照して説明
する。普通可変入賞球装置58は、図5に示すように、
各種構成部品を取り付ける取付基板160と、該取付基
板160に回動自在に取り付けられて入賞口を形成する
左右一対の可動翼片161・162と、該可動翼片16
1・162の各回動軸163a・163bを突設した軸
部材163と、前記始動玉検出器60と、該始動玉検出
器60を取付基板160の裏面側に取付保持する保持部
材164と、前記ソレノイド59と、該ソレノイド59
を遊技盤40の裏面に取付保持する取付部材165と、
ソレノイド59を構成する可動軸59aの進退動作を可
動翼片161・162の回動動作として伝達するアーム
部材166と、から構成されている。
変入賞球装置58について図5及び図6を参照して説明
する。普通可変入賞球装置58は、図5に示すように、
各種構成部品を取り付ける取付基板160と、該取付基
板160に回動自在に取り付けられて入賞口を形成する
左右一対の可動翼片161・162と、該可動翼片16
1・162の各回動軸163a・163bを突設した軸
部材163と、前記始動玉検出器60と、該始動玉検出
器60を取付基板160の裏面側に取付保持する保持部
材164と、前記ソレノイド59と、該ソレノイド59
を遊技盤40の裏面に取付保持する取付部材165と、
ソレノイド59を構成する可動軸59aの進退動作を可
動翼片161・162の回動動作として伝達するアーム
部材166と、から構成されている。
【0036】取付基板160の上端側(可動翼片161
・162の取付位置の上方)には、玉1個分の通過を可
能にするゲート部167が形成され、該ゲート部167
の下方には、後方に向かって若干下り傾斜した傾斜通路
部168が形成され、該傾斜通路部168の後端側に
は、玉1個分の大きさをなす開口169が形成されてい
る。また、取付基板160には、該取付基板160を遊
技盤40の表面にビス止めするための取付穴170と、
後述する可動翼片161・162の各係合突起161b
・162bを挿通するための挿通穴171と、が穿設さ
れると共に、傾斜通路部168及び開口169の前方を
被覆するように軸部材163をビス止めするための取付
ボス172aが表面側に突設される一方、取付基板16
0の裏面側には、保持部材164をビス止めするための
取付ボス172bが突設されている。なお、挿通穴17
1は、可動翼片161・162の回動軌道に沿った円弧
状に形成されている。
・162の取付位置の上方)には、玉1個分の通過を可
能にするゲート部167が形成され、該ゲート部167
の下方には、後方に向かって若干下り傾斜した傾斜通路
部168が形成され、該傾斜通路部168の後端側に
は、玉1個分の大きさをなす開口169が形成されてい
る。また、取付基板160には、該取付基板160を遊
技盤40の表面にビス止めするための取付穴170と、
後述する可動翼片161・162の各係合突起161b
・162bを挿通するための挿通穴171と、が穿設さ
れると共に、傾斜通路部168及び開口169の前方を
被覆するように軸部材163をビス止めするための取付
ボス172aが表面側に突設される一方、取付基板16
0の裏面側には、保持部材164をビス止めするための
取付ボス172bが突設されている。なお、挿通穴17
1は、可動翼片161・162の回動軌道に沿った円弧
状に形成されている。
【0037】可動翼片161・162には、それぞれ回
動軸163a・163bを挿通するための軸穴161a
・162aが穿設されると共に、前記挿通穴171を挿
通してアーム部材166と係合する係合突起161b・
162bが裏面側に突設されている。軸部材163は、
回動軸163a・163bを裏面側に突設する装飾板部
163cを備え、該装飾板部163cには、軸部材16
3を前記取付ボス172aにビス止めするための取付穴
163dが穿設されると共に、その裏面には、前記ゲー
ト部167から受け入れた玉を裏面側に誘導する誘導突
起163eが突設されている(図6参照)。始動玉検出
器60は、長尺形状(直方体)の筐体部60aを備え、
該筐体部60aの長手方向の一端側には、玉の通過を検
出する検出穴60bが穿設されている。
動軸163a・163bを挿通するための軸穴161a
・162aが穿設されると共に、前記挿通穴171を挿
通してアーム部材166と係合する係合突起161b・
162bが裏面側に突設されている。軸部材163は、
回動軸163a・163bを裏面側に突設する装飾板部
163cを備え、該装飾板部163cには、軸部材16
3を前記取付ボス172aにビス止めするための取付穴
163dが穿設されると共に、その裏面には、前記ゲー
ト部167から受け入れた玉を裏面側に誘導する誘導突
起163eが突設されている(図6参照)。始動玉検出
器60は、長尺形状(直方体)の筐体部60aを備え、
該筐体部60aの長手方向の一端側には、玉の通過を検
出する検出穴60bが穿設されている。
【0038】保持部材164には、前端面と後端下面に
開口173・174が穿設され、その内部空間には後方
に向かって若干下り傾斜した玉通路175が形成されて
いる。保持部材164の前端上部には、検出穴60bを
前記玉通路175に臨ませた状態で始動玉検出器60を
取付保持するための取付凹部176及び保持爪部177
が形成されている。また、保持部材164の左右側壁に
は、該保持部材164を前記取付ボス172bにビス止
めするための取付穴178aを穿設した取付片部178
が突設されると共に、アーム部材166を回動自在に支
持する支持穴179が穿設されている。
開口173・174が穿設され、その内部空間には後方
に向かって若干下り傾斜した玉通路175が形成されて
いる。保持部材164の前端上部には、検出穴60bを
前記玉通路175に臨ませた状態で始動玉検出器60を
取付保持するための取付凹部176及び保持爪部177
が形成されている。また、保持部材164の左右側壁に
は、該保持部材164を前記取付ボス172bにビス止
めするための取付穴178aを穿設した取付片部178
が突設されると共に、アーム部材166を回動自在に支
持する支持穴179が穿設されている。
【0039】なお、上記した保持部材164は、保持爪
部177によって筐体部60aの上端を保持すること
で、筐体部60aが若干後方に傾いた状態で始動玉検出
器60を取り付けるようになっている。このため、始動
玉検出器60を保持した保持部材164を取付基板16
0の裏面側に取り付けた状態では、図6に示すように、
取付基板160の傾斜通路部168、始動玉検出器60
の検出穴60b、及び保持部材164の玉通路175、
が後方に向かって若干下り傾斜した一連の傾斜通路18
0を形成するようになっている。より具体的に、保持部
材164は、始動玉検出器60の長手方向が傾斜通路1
80の傾斜面に対してほぼ直交し、且つ始動玉検出器6
0の短手方向が傾斜通路180での玉の通過方向とほぼ
直交する位置に始動玉検出器60を保持するようになっ
ている。また、保持部材164及び始動玉検出器60の
筐体部60aは、それぞれ透明な合成樹脂によって形成
されている。このため、玉通路175を含む保持部材1
64の内部空間と始動玉検出器60の筐体部60a内が
外部から視認可能になっている。
部177によって筐体部60aの上端を保持すること
で、筐体部60aが若干後方に傾いた状態で始動玉検出
器60を取り付けるようになっている。このため、始動
玉検出器60を保持した保持部材164を取付基板16
0の裏面側に取り付けた状態では、図6に示すように、
取付基板160の傾斜通路部168、始動玉検出器60
の検出穴60b、及び保持部材164の玉通路175、
が後方に向かって若干下り傾斜した一連の傾斜通路18
0を形成するようになっている。より具体的に、保持部
材164は、始動玉検出器60の長手方向が傾斜通路1
80の傾斜面に対してほぼ直交し、且つ始動玉検出器6
0の短手方向が傾斜通路180での玉の通過方向とほぼ
直交する位置に始動玉検出器60を保持するようになっ
ている。また、保持部材164及び始動玉検出器60の
筐体部60aは、それぞれ透明な合成樹脂によって形成
されている。このため、玉通路175を含む保持部材1
64の内部空間と始動玉検出器60の筐体部60a内が
外部から視認可能になっている。
【0040】アーム部材166は、コの字状をなし、左
右の末端部分には、可動翼片161・162の係合突起
161b・162bと個々に係合する係合凹部181・
182が形成されている。また、アーム部材166に
は、該アーム部材166を前記支持穴179に支持する
ための支持突起183と、ソレノイド59の可動軸59
aと係合する係合突起184と、が突設されている。な
お、可動軸59aの先端部分には、係合突起184と係
合する係合凹部材185が一体的に取り付けられてい
る。また、ソレノイド59には、可動軸59aの進退動
作を制御する主基板151に接続するための配線コネク
タ186が設けられている。ソレノイド59を遊技盤4
0の裏面に取り付ける取付部材165には、ソレノイド
59をビス止めするための取付穴187と、取付部材1
65を遊技盤40にビス止めするための取付穴188が
穿設されると共に、取付部材165と遊技盤40の位置
決めを行う位置決め突起189が突設されている。
右の末端部分には、可動翼片161・162の係合突起
161b・162bと個々に係合する係合凹部181・
182が形成されている。また、アーム部材166に
は、該アーム部材166を前記支持穴179に支持する
ための支持突起183と、ソレノイド59の可動軸59
aと係合する係合突起184と、が突設されている。な
お、可動軸59aの先端部分には、係合突起184と係
合する係合凹部材185が一体的に取り付けられてい
る。また、ソレノイド59には、可動軸59aの進退動
作を制御する主基板151に接続するための配線コネク
タ186が設けられている。ソレノイド59を遊技盤4
0の裏面に取り付ける取付部材165には、ソレノイド
59をビス止めするための取付穴187と、取付部材1
65を遊技盤40にビス止めするための取付穴188が
穿設されると共に、取付部材165と遊技盤40の位置
決めを行う位置決め突起189が突設されている。
【0041】しかして、上記のように構成される普通可
変入賞球装置58は、遊技盤40面上を落下する打玉が
可動翼片161・162によって形成される入賞口に入
ると、この打玉を前述したような傾斜通路部168、検
出穴60b、及び玉通路175からなる傾斜通路180
を通して遊技盤40の裏面側に誘導し、保持部材164
の開口174から排出すようになっている。このとき、
傾斜通路180を通る玉(入賞玉)は、検出穴60bの
通過に伴って始動玉検出器60で検出される。また、遊
技盤40の裏面には、遊技盤40と所定の間隔を置いて
前記入賞玉誘導カバー体71が配置されており、開口1
74から排出された玉は、その入賞玉誘導カバー体71
と遊技盤40との間に形成される玉誘導通路(図示しな
い)を通って下方に誘導されるようになっている。な
お、入賞口(可動翼片161・162)の上方には、前
述したようにゲート部167が設けられている。このた
め、入賞口に入る打玉は、一旦ゲート部167を通過す
ることでその落下速度が弱められるようになっている。
但し、可動翼片161・162が開放した状態では、ゲ
ート部167を通過しない打玉でも入賞口に入賞し得る
ようになっている。
変入賞球装置58は、遊技盤40面上を落下する打玉が
可動翼片161・162によって形成される入賞口に入
ると、この打玉を前述したような傾斜通路部168、検
出穴60b、及び玉通路175からなる傾斜通路180
を通して遊技盤40の裏面側に誘導し、保持部材164
の開口174から排出すようになっている。このとき、
傾斜通路180を通る玉(入賞玉)は、検出穴60bの
通過に伴って始動玉検出器60で検出される。また、遊
技盤40の裏面には、遊技盤40と所定の間隔を置いて
前記入賞玉誘導カバー体71が配置されており、開口1
74から排出された玉は、その入賞玉誘導カバー体71
と遊技盤40との間に形成される玉誘導通路(図示しな
い)を通って下方に誘導されるようになっている。な
お、入賞口(可動翼片161・162)の上方には、前
述したようにゲート部167が設けられている。このた
め、入賞口に入る打玉は、一旦ゲート部167を通過す
ることでその落下速度が弱められるようになっている。
但し、可動翼片161・162が開放した状態では、ゲ
ート部167を通過しない打玉でも入賞口に入賞し得る
ようになっている。
【0042】以上のように、本実施形態の構成によれ
ば、遊技盤40の表面に設けられて玉の入賞が可能な可
変入賞装置としての普通可変入賞球装置58を備えた弾
球遊技機1において、前記普通可変入賞球装置58は、
複数の部品が取り付け可能な取付基板160と、左右一
対の可動片としての可動翼片161・162と、前記遊
技盤40の裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉を
前記遊技盤40の裏面側に誘導する傾斜通路180と、
該傾斜通路180を通過する玉を検出する玉検出器とし
ての始動玉検出器60と、を備え、前記始動玉検出器6
0の長手方向が前記傾斜通路180の傾斜面に対してほ
ぼ直交する位置に前記始動玉検出器60を保持する保持
部材164を設けたことを特徴とする。このように構成
することにより、始動玉検出器60を普通可変入賞球装
置58の奥に配置することができるので、始動玉検出器
60に対する不正を防止することができ、然も玉の速度
が遅くなった位置(傾斜通路180)で玉検出を行うの
で、始動玉検出器60での安定した玉検出が可能にな
る。また、この構成によれば、始動玉検出器60の長手
方向を傾斜通路180の傾斜面に対してほぼ直交する位
置に保持する、言い換えれば始動玉検出器60の玉検出
部(検出穴60b)を傾斜通路180に沿って配置する
ので、傾斜通路180を通過する玉をスムーズに検出す
ることができ、ひいては始動玉検出器60での玉検出を
より一層安定させることができる。
ば、遊技盤40の表面に設けられて玉の入賞が可能な可
変入賞装置としての普通可変入賞球装置58を備えた弾
球遊技機1において、前記普通可変入賞球装置58は、
複数の部品が取り付け可能な取付基板160と、左右一
対の可動片としての可動翼片161・162と、前記遊
技盤40の裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉を
前記遊技盤40の裏面側に誘導する傾斜通路180と、
該傾斜通路180を通過する玉を検出する玉検出器とし
ての始動玉検出器60と、を備え、前記始動玉検出器6
0の長手方向が前記傾斜通路180の傾斜面に対してほ
ぼ直交する位置に前記始動玉検出器60を保持する保持
部材164を設けたことを特徴とする。このように構成
することにより、始動玉検出器60を普通可変入賞球装
置58の奥に配置することができるので、始動玉検出器
60に対する不正を防止することができ、然も玉の速度
が遅くなった位置(傾斜通路180)で玉検出を行うの
で、始動玉検出器60での安定した玉検出が可能にな
る。また、この構成によれば、始動玉検出器60の長手
方向を傾斜通路180の傾斜面に対してほぼ直交する位
置に保持する、言い換えれば始動玉検出器60の玉検出
部(検出穴60b)を傾斜通路180に沿って配置する
ので、傾斜通路180を通過する玉をスムーズに検出す
ることができ、ひいては始動玉検出器60での玉検出を
より一層安定させることができる。
【0043】また、前記保持部材164は、前記始動玉
検出器60の短手方向が前記傾斜通路180での玉の通
過方向とほぼ直交する位置に前記始動玉検出器60を保
持することを特徴とする。このように構成することによ
り、始動玉検出器60の玉検出部を完全に傾斜通路18
0に沿った状態で配置することができるので、始動玉検
出器60での玉検出をより一層安定させることができ
る。
検出器60の短手方向が前記傾斜通路180での玉の通
過方向とほぼ直交する位置に前記始動玉検出器60を保
持することを特徴とする。このように構成することによ
り、始動玉検出器60の玉検出部を完全に傾斜通路18
0に沿った状態で配置することができるので、始動玉検
出器60での玉検出をより一層安定させることができ
る。
【0044】また、前記保持部材164は、前記取付基
板160の裏面側に取り付けられて前記取付基板160
との間で前記始動玉検出器60を保持することを特徴と
する。このように構成することにより、始動玉検出器6
0を保持部材164と取付基板160との間に挟持した
状態で取り付けるので、始動玉検出器60の保持状態を
より一層高めることができ、ひいては始動玉検出器60
での玉検出をより一層安定させることができる。
板160の裏面側に取り付けられて前記取付基板160
との間で前記始動玉検出器60を保持することを特徴と
する。このように構成することにより、始動玉検出器6
0を保持部材164と取付基板160との間に挟持した
状態で取り付けるので、始動玉検出器60の保持状態を
より一層高めることができ、ひいては始動玉検出器60
での玉検出をより一層安定させることができる。
【0045】また、前記保持部材164には、前記始動
玉検出器60の玉検出部としての検出穴60bを通過し
た玉を排出するための排出通路としての玉通路175を
形成したことを特徴とする。このように構成することに
より、玉排出用の通路を形成する部品を別途設ける必要
がなく、部品点数の削減を招来することができる。
玉検出器60の玉検出部としての検出穴60bを通過し
た玉を排出するための排出通路としての玉通路175を
形成したことを特徴とする。このように構成することに
より、玉排出用の通路を形成する部品を別途設ける必要
がなく、部品点数の削減を招来することができる。
【0046】また、前記保持部材164は、透明合成樹
脂で形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、始動玉検出器60を保持する保持部材164
の内部空間が視認可能になるので、始動玉検出器60に
対して不正が行われてもこれを即座に見つけ出すことが
でき、ひいては始動玉検出器60に対する不正が防止で
きる。
脂で形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、始動玉検出器60を保持する保持部材164
の内部空間が視認可能になるので、始動玉検出器60に
対して不正が行われてもこれを即座に見つけ出すことが
でき、ひいては始動玉検出器60に対する不正が防止で
きる。
【0047】また、前記始動玉検出器60の筐体部60
aの少なくとも一部分は、透明合成樹脂で形成し、その
透明部分を裏面側に配置したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、始動玉検出器60の内部を不
正に改造するような場合でもこれを即座に見つけ出すこ
とができ、ひいては始動玉検出器60に対する不正が防
止できる。
aの少なくとも一部分は、透明合成樹脂で形成し、その
透明部分を裏面側に配置したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、始動玉検出器60の内部を不
正に改造するような場合でもこれを即座に見つけ出すこ
とができ、ひいては始動玉検出器60に対する不正が防
止できる。
【0048】また、前記保持部材164には、前記可動
翼片161・162を作動させるための可動アームとし
てのアーム部材166を回動可能に取り付けたことを特
徴とする。このように構成することにより、簡単な構造
で可動翼片161・162を作動させることができ、然
も複雑な作動機構を必要としないことで部品点数の削減
を招来することができる。
翼片161・162を作動させるための可動アームとし
てのアーム部材166を回動可能に取り付けたことを特
徴とする。このように構成することにより、簡単な構造
で可動翼片161・162を作動させることができ、然
も複雑な作動機構を必要としないことで部品点数の削減
を招来することができる。
【0049】また、前記取付基板160には、前記可動
翼片161・162の上方に玉が通過可能なゲート部1
67を形成したことを特徴とする。このように構成する
ことにより、打玉が入賞口に入る前にゲート部167を
通過させるようにすることで、玉の速度を弱めることが
でき、ひいては始動玉検出器60での玉検出をより一層
安定させることができる。
翼片161・162の上方に玉が通過可能なゲート部1
67を形成したことを特徴とする。このように構成する
ことにより、打玉が入賞口に入る前にゲート部167を
通過させるようにすることで、玉の速度を弱めることが
でき、ひいては始動玉検出器60での玉検出をより一層
安定させることができる。
【0050】また、識別情報としての図柄を可変表示す
る可変表示器44を備え、前記普通可変入賞球装置58
は、前記始動玉検出器60での玉検出に伴って前記可変
表示器44での前記図柄の表示結果の導出を許容する構
成としたことを特徴とする。このように構成することに
より、普通可変入賞球装置58を可変表示器44の始動
入賞装置とした構成において、始動玉検出器60に対す
る不正が防止できると共に、始動玉検出器60での安定
した玉検出が可能になる。
る可変表示器44を備え、前記普通可変入賞球装置58
は、前記始動玉検出器60での玉検出に伴って前記可変
表示器44での前記図柄の表示結果の導出を許容する構
成としたことを特徴とする。このように構成することに
より、普通可変入賞球装置58を可変表示器44の始動
入賞装置とした構成において、始動玉検出器60に対す
る不正が防止できると共に、始動玉検出器60での安定
した玉検出が可能になる。
【0051】なお、上記した実施形態では、可変表示器
44の可変表示器44を液晶タイプの表示器で構成して
いるが、特にこれに限定するものではなく、CRT、L
ED、VFD、EL、あるいはプラズマによる表示器
や、ドラム式又はリール式で構成することも可能であ
る。また、弾球遊技機の構成として、始動玉検出器の入
賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を
開始し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技
状態が発生して可変入賞球装置を開放する弾球遊技機
(これを俗に第1種という)を例示しているが、特にこ
れに限定するものではなく、始動玉検出器の入賞玉の検
出に伴って可変入賞球装置を開放し、該可変入賞球装置
内の特定領域への打玉の入賞により特定遊技状態を発生
する弾球遊技機(これを俗に第2種という)や、始動玉
検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情
報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となる
と権利発生状態となり、この状態で特定領域に打玉が入
賞すると特定遊技状態が発生する弾球遊技機(これを俗
に第3種という)であってもよい。
44の可変表示器44を液晶タイプの表示器で構成して
いるが、特にこれに限定するものではなく、CRT、L
ED、VFD、EL、あるいはプラズマによる表示器
や、ドラム式又はリール式で構成することも可能であ
る。また、弾球遊技機の構成として、始動玉検出器の入
賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情報の変動を
開始し、該識別情報が所定の表示結果となると特定遊技
状態が発生して可変入賞球装置を開放する弾球遊技機
(これを俗に第1種という)を例示しているが、特にこ
れに限定するものではなく、始動玉検出器の入賞玉の検
出に伴って可変入賞球装置を開放し、該可変入賞球装置
内の特定領域への打玉の入賞により特定遊技状態を発生
する弾球遊技機(これを俗に第2種という)や、始動玉
検出器の入賞玉の検出に伴って可変表示装置での識別情
報の変動を開始し、該識別情報が所定の表示結果となる
と権利発生状態となり、この状態で特定領域に打玉が入
賞すると特定遊技状態が発生する弾球遊技機(これを俗
に第3種という)であってもよい。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、請求項1の発明においては、遊技盤の表面に設けら
れて玉の入賞が可能な可変入賞装置を備えた弾球遊技機
において、前記可変入賞装置は、複数の部品が取り付け
可能な取付基板と、左右一対の可動片と、前記遊技盤の
裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉を前記遊技盤
の裏面側に誘導する傾斜通路と、該傾斜通路を通過する
玉を検出する玉検出器と、を備え、前記玉検出器の長手
方向が前記傾斜通路の傾斜面に対してほぼ直交する位置
に前記玉検出器を保持する保持部材を設けたことを特徴
とする。このように構成することにより、玉検出器を可
変入賞装置の奥に配置することができるので、玉検出器
に対する不正を防止することができ、然も玉の速度が遅
くなった位置(傾斜通路)で玉検出を行うので、玉検出
器での安定した玉検出が可能になる。また、この構成に
よれば、玉検出器の長手方向を傾斜通路の傾斜面に対し
てほぼ直交する位置に保持する、言い換えれば玉検出器
の玉検出部を傾斜通路に沿って配置するので、傾斜通路
を通過する玉をスムーズに検出することができ、ひいて
は玉検出器での玉検出をより一層安定させることができ
る。
に、請求項1の発明においては、遊技盤の表面に設けら
れて玉の入賞が可能な可変入賞装置を備えた弾球遊技機
において、前記可変入賞装置は、複数の部品が取り付け
可能な取付基板と、左右一対の可動片と、前記遊技盤の
裏面側に下り傾斜して形成され入賞した玉を前記遊技盤
の裏面側に誘導する傾斜通路と、該傾斜通路を通過する
玉を検出する玉検出器と、を備え、前記玉検出器の長手
方向が前記傾斜通路の傾斜面に対してほぼ直交する位置
に前記玉検出器を保持する保持部材を設けたことを特徴
とする。このように構成することにより、玉検出器を可
変入賞装置の奥に配置することができるので、玉検出器
に対する不正を防止することができ、然も玉の速度が遅
くなった位置(傾斜通路)で玉検出を行うので、玉検出
器での安定した玉検出が可能になる。また、この構成に
よれば、玉検出器の長手方向を傾斜通路の傾斜面に対し
てほぼ直交する位置に保持する、言い換えれば玉検出器
の玉検出部を傾斜通路に沿って配置するので、傾斜通路
を通過する玉をスムーズに検出することができ、ひいて
は玉検出器での玉検出をより一層安定させることができ
る。
【0053】また、請求項2の発明においては、前記保
持部材は、前記玉検出器の短手方向が前記傾斜通路での
玉の通過方向とほぼ直交する位置に前記玉検出器を保持
することを特徴とする。このように構成することによ
り、玉検出器の玉検出部を完全に傾斜通路に沿った状態
で配置することができるので、玉検出器での玉検出をよ
り一層安定させることができる。
持部材は、前記玉検出器の短手方向が前記傾斜通路での
玉の通過方向とほぼ直交する位置に前記玉検出器を保持
することを特徴とする。このように構成することによ
り、玉検出器の玉検出部を完全に傾斜通路に沿った状態
で配置することができるので、玉検出器での玉検出をよ
り一層安定させることができる。
【0054】また、請求項3の発明においては、前記保
持部材は、前記取付基板の裏面側に取り付けられて前記
取付基板との間で前記玉検出器を保持することを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器を保持
部材と取付基板との間に挟持した状態で取り付けるの
で、玉検出器の保持状態をより一層高めることができ、
ひいては玉検出器での玉検出をより一層安定させること
ができる。
持部材は、前記取付基板の裏面側に取り付けられて前記
取付基板との間で前記玉検出器を保持することを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器を保持
部材と取付基板との間に挟持した状態で取り付けるの
で、玉検出器の保持状態をより一層高めることができ、
ひいては玉検出器での玉検出をより一層安定させること
ができる。
【0055】また、請求項4の発明においては、前記保
持部材には、前記玉検出器の玉検出部を通過した玉を排
出するための排出通路を形成したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、玉排出用の通路を形成す
る部品を別途設ける必要がなく、部品点数の削減を招来
することができる。
持部材には、前記玉検出器の玉検出部を通過した玉を排
出するための排出通路を形成したことを特徴とする。こ
のように構成することにより、玉排出用の通路を形成す
る部品を別途設ける必要がなく、部品点数の削減を招来
することができる。
【0056】また、請求項5の発明においては、前記保
持部材は、透明合成樹脂で形成したことを特徴とする。
このように構成することにより、玉検出器を保持する保
持部材の内部空間が視認可能になるので、玉検出器に対
して不正が行われてもこれを即座に見つけ出すことがで
き、ひいては玉検出器に対する不正が防止できる。
持部材は、透明合成樹脂で形成したことを特徴とする。
このように構成することにより、玉検出器を保持する保
持部材の内部空間が視認可能になるので、玉検出器に対
して不正が行われてもこれを即座に見つけ出すことがで
き、ひいては玉検出器に対する不正が防止できる。
【0057】また、請求項6の発明においては、前記玉
検出器の筐体部の少なくとも一部分は、透明合成樹脂で
形成し、その透明部分を裏面側に配置したことを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器の内部
を不正に改造するような場合でもこれを即座に見つけ出
すことができ、ひいては玉検出器に対する不正が防止で
きる。
検出器の筐体部の少なくとも一部分は、透明合成樹脂で
形成し、その透明部分を裏面側に配置したことを特徴と
する。このように構成することにより、玉検出器の内部
を不正に改造するような場合でもこれを即座に見つけ出
すことができ、ひいては玉検出器に対する不正が防止で
きる。
【0058】また、請求項7の発明においては、前記保
持部材には、前記可動片を作動させるための可動アーム
を回動可能に取り付けたことを特徴とする。このように
構成することにより、簡単な構造で可動片を作動させる
ことができ、然も複雑な作動機構を必要としないことで
部品点数の削減を招来することができる。
持部材には、前記可動片を作動させるための可動アーム
を回動可能に取り付けたことを特徴とする。このように
構成することにより、簡単な構造で可動片を作動させる
ことができ、然も複雑な作動機構を必要としないことで
部品点数の削減を招来することができる。
【0059】また、請求項8の発明においては、前記取
付基板には、前記可動片の上方に玉が通過可能なゲート
部を形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、打玉が入賞口に入る前にゲート部を通過させ
るようにすることで、玉の速度を弱めることができ、ひ
いては玉検出器での玉検出をより一層安定させることが
できる。
付基板には、前記可動片の上方に玉が通過可能なゲート
部を形成したことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、打玉が入賞口に入る前にゲート部を通過させ
るようにすることで、玉の速度を弱めることができ、ひ
いては玉検出器での玉検出をより一層安定させることが
できる。
【0060】また、請求項9の発明においては、識別情
報を可変表示する可変表示器を備え、前記可変入賞装置
は、前記玉検出器での玉検出に伴って前記可変表示器で
の前記識別情報の表示結果の導出を許容する構成とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、可
変入賞装置を可変表示器の始動入賞装置とした構成にお
いて、玉検出器に対する不正が防止できると共に、玉検
出器での安定した玉検出が可能になる。
報を可変表示する可変表示器を備え、前記可変入賞装置
は、前記玉検出器での玉検出に伴って前記可変表示器で
の前記識別情報の表示結果の導出を許容する構成とした
ことを特徴とする。このように構成することにより、可
変入賞装置を可変表示器の始動入賞装置とした構成にお
いて、玉検出器に対する不正が防止できると共に、玉検
出器での安定した玉検出が可能になる。
【図1】本実施形態に係る弾球遊技機を示す正面図であ
る。
る。
【図2】弾球遊技機に設けられる遊技盤を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】弾球遊技機を示す背面図である。
【図4】主基板と各種制御基板及び電気部品との関係を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図5】遊技盤に設けられる普通可変入賞球装置を示す
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図6】普通可変入賞球装置を示す縦断面図である。
1 弾球遊技機 40 遊技盤 41 遊技領域 44 可変表示器 44a 画像表示部 46 特別図柄始動記憶LED 58 普通可変入賞球装置(可変入賞装置) 59 ソレノイド 60 始動玉検出器(玉検出器) 60a 筐体部 60b 検出穴(玉検出部) 63 普通図柄表示器 64 普通図柄始動記憶LED 151 主基板 154 表示部飾り部材 160 取付基板 161・162 可動翼片(可動片) 163 軸部材 164 保持部材 165 取付部材 166 アーム部材(可動アーム) 167 ゲート部 168 傾斜通路部 175 玉通路(排出通路) 180 傾斜通路
Claims (9)
- 【請求項1】 遊技盤の表面に設けられて玉の入賞が可
能な可変入賞装置を備えた弾球遊技機において、 前記可変入賞装置は、複数の部品が取り付け可能な取付
基板と、左右一対の可動片と、前記遊技盤の裏面側に下
り傾斜して形成され入賞した玉を前記遊技盤の裏面側に
誘導する傾斜通路と、該傾斜通路を通過する玉を検出す
る玉検出器と、を備え、 前記玉検出器の長手方向が前記傾斜通路の傾斜面に対し
てほぼ直交する位置に前記玉検出器を保持する保持部材
を設けたことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 前記保持部材は、前記玉検出器の短手方
向が前記傾斜通路での玉の通過方向とほぼ直交する位置
に前記玉検出器を保持することを特徴とする請求項1記
載の弾球遊技機。 - 【請求項3】 前記保持部材は、前記取付基板の裏面側
に取り付けられて前記取付基板との間で前記玉検出器を
保持することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
弾球遊技機。 - 【請求項4】 前記保持部材には、前記玉検出器の玉検
出部を通過した玉を排出するための排出通路を形成した
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
載の弾球遊技機。 - 【請求項5】 前記保持部材は、透明合成樹脂で形成し
たことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の弾球遊技機。 - 【請求項6】 前記玉検出器の筐体部の少なくとも一部
分は、透明合成樹脂で形成し、その透明部分を裏面側に
配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいず
れかに記載の弾球遊技機。 - 【請求項7】 前記保持部材には、前記可動片を作動さ
せるための可動アームを回動可能に取り付けたことを特
徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の弾球
遊技機。 - 【請求項8】 前記取付基板には、前記可動片の上方に
玉が通過可能なゲート部を形成したことを特徴とする請
求項1乃至請求項7のいずれかに記載の弾球遊技機。 - 【請求項9】 識別情報を可変表示する可変表示器を備
え、前記可変入賞装置は、前記玉検出器での玉検出に伴
って前記可変表示器での前記識別情報の表示結果の導出
を許容する構成としたことを特徴とする請求項1乃至請
求項8のいずれかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000216761A JP2002028302A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000216761A JP2002028302A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002028302A true JP2002028302A (ja) | 2002-01-29 |
Family
ID=18711966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000216761A Withdrawn JP2002028302A (ja) | 2000-07-18 | 2000-07-18 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002028302A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005288042A (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-20 | Aoi:Kk | パチンコ機の入賞装置 |
JP2006136427A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Samii Kk | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 |
JP2008220875A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | パチンコ機の可変入賞装置 |
JP2012147877A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013039195A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2013144205A (ja) * | 2013-04-25 | 2013-07-25 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2017023729A (ja) * | 2016-07-14 | 2017-02-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2000
- 2000-07-18 JP JP2000216761A patent/JP2002028302A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005288042A (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-20 | Aoi:Kk | パチンコ機の入賞装置 |
JP2006136427A (ja) * | 2004-11-10 | 2006-06-01 | Samii Kk | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 |
JP4626962B2 (ja) * | 2004-11-10 | 2011-02-09 | サミー株式会社 | 通過センサの取り付け構造およびパチンコ遊技機 |
JP2008220875A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Okumura Yu-Ki Co Ltd | パチンコ機の可変入賞装置 |
JP2012147877A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013039195A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
JP2013144205A (ja) * | 2013-04-25 | 2013-07-25 | Fujishoji Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2017023729A (ja) * | 2016-07-14 | 2017-02-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
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