JP2008149170A - パチンコ機のワープ機構 - Google Patents

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Kazuhide Miyamura
和秀 宮村
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Abstract

【課題】ステージへとパチンコ球を誘導する誘導口をセンターケースから所定間隔を隔てた遊技盤面に配設したパチンコ機のワープ機構を提供すること。
【解決手段】パチンコ機のワープ機構は、異なる確率をもってパチンコ球を入球口13に入球させる3つの通路をステージ20に設けるとともに、かかるステージ20に設けられた3つの通路のいずれか一つにパチンコ球を誘導する5つの誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)とを備えている。そして、入球口13や誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に対する、6箇所における遊技釘の調整によって、入球口13の入球確率が調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、入球口への入球確率を調整できるパチンコ機のワープ機構に関する。
従来、パチンコ機のワープ機構の一つに、例えば、特開平7−88227号公報に記載されたワープ機構がある。かかるワープ機構の斜視図を図14に示す。図14のワープ機構では、パチンコ球100がワープ機構内に取り込まれると、流路変更手段118の振り分け皿121が第1位置に保持されている場合には、図14に示すように、誘導口111から直接第1誘導路113の上流端に落下させられて、同図に矢印で示すように、この第1誘導路113上を転動しつつ、この第1誘導路113の中央部に形成されている幅広の排出路116へ導かれ、この排出路116からその下方に設けられている特定入賞口105へ向けて流下させられる。
ここで、第1誘導路113に形成されている排出路116は、前述のように幅広に形成されていること、また、ワープ機構内に取り込まれるパチンコ球100が、誘導口111内に入る際の勢いや回転の違いによって、第1誘導路113を転動するパチンコ球100の勢いが異なることにより、このパチンコ球100は、排出路116内を、図14に矢印に示すように、その幅方向にばらついた流下経路をとることとなる。そして、パチンコ球100の勢いが適当であって、このパチンコ球100が、前記排出路116に形成されている誘導溝117に入り込むと、パチンコ球100がこの誘導溝117によって特定入賞口105の直上へ落下させられ、ほほ確実にこの特定入賞口105へ入賞させられるが、これ以外のパチンコ球100は特定入賞口105の側部に流下させられて、入賞がなされない。したがって、第1誘導路113に落とし込まれたパチンコ球100の特定入賞口105の入賞確率は低い。
また、流路変更手段118の振り分け皿121が第2位置に位置されている場合には、遊技球演出センサー112を通過させられたパチンコ球100は、詳しくは図示しないが、振り分け皿121の球受け部に捕捉されたのちに、貫通孔を経て案内部へ送り込まれ、この案内部によって第2誘導路114の上流端へ落とし込まれる。この振り分け皿121の回転は、制御手段からの信号によって作動させられる駆動機構によって行われる。
このようにして第2誘導路114へ導かれたパチンコ球100は、この第2誘導路114上を中央部に向けて転動させられ、この第2誘導路114に形成されている幅狭の排出路115へ落下させられるとともに、この排出路115によって、前記第1誘導路113の誘導溝117へ流下させられる。そして、前記排出路115は、パチンコ球100とほぼ等しい幅に形成されていることから、この排出路115によって案内されて流下させられるパチンコ球100の経路は、ほぼ1系統となり、前記誘導溝117に確実に誘導され、かつ、この誘導溝117に導かれたパチンコ球100は、前述のように、その横振れが抑制されてほぼ確実に前記特定入賞口105へ入賞させられる。したがって、第2誘導路114へ導かれたパチンコ球100の殆どが特定入賞口105へ入賞させられることとなり、その入賞確率が大幅に高められる。
このように、特開平7−882227号公報に記載されたワープ機構では、流路変更手段118の振り分け皿121の位置によって、特定入賞口105への入賞確率が容易に変更され、かつ、釘調整を行うことなく変更が可能である。また、駆動機構によって、遊技途中においても前記入賞確率の変更が可能となり、遊技条件の多様化が容易に図ることができる。
しかしながら、特定入賞口105の入賞確率の変更は、流路変更手段118の振り分け皿121の位置によって決まる選択的なものであるから、特定入賞口105の入賞確率をワープ機構で自在に調整することは困難であった。また、特定入賞口105の入賞確率はその生命釘で調整することは可能であるが、その生命釘に落下するパチンコ球100の殆どが第1誘導路113の誘導溝117からのものであること、その生命釘は遊技者が狙い打ちできない位置にあることなどを考慮すれば、特定入賞口105の入賞確率をその生命釘で調整しようとしても、流路変更手段118の振り分け皿121の位置によって決まる入賞確率の範囲内でしか調整できない。
すなわち、遊技店側からすれば、遊技価値の高い特定入賞口105の入賞確率は、ホールの経営戦略上、遊技客に有利なように高く設定したり、遊技客に不利なように低く設定したりするものであって、その調整の自由度は広く確保したいものである。しかし、流路変更手段118の振り分け皿121の位置によって、特定入賞口105の入賞確率は選択的にほぼ決定してしまい、その調整の自由度は極めて狭いものであるから、従来技術のワープ機構は遊技店側にとって経営上都合が悪いものであった。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、遊技価値の高い入球口への入球確率に対し調整範囲が広く確保されたパチンコ機のワープ機構を提供することを目的とする。
この目的を達成するために成された請求項1に係るパチンコ機のワープ機構は、遊技盤面の遊技領域に配設される入球口と、パチンコ球を前記入球口に入球させる通路を備えたステージと、前記入球口に向かって前記通路に設けられ、前記通路上を転動するパチンコ球を前記ステージから前記入球口へと落下させる開口部と、前記入球口の上方に配設され、前記ステージを内部に備えるセンターケースと、前記センターケースから所定間隔を隔てた遊技盤面に配設される誘導口と、前記誘導口と前記センターケース内の通路とを連通し、前記誘導口に入球したパチンコ球を前記センターケース内の通路へと導く誘導路と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係るパチンコ機のワープ機構は、請求項1に記載のパチンコ機のワープ機構であって、前記センターケース内の通路は異なる確率をもってパチンコ球を前記入球口に入球させる複数の通路からなるとともに、前記開口部は前記入球口に向かって前記複数の通路に連設され、前記各通路の開口部の大きさをもって、パチンコ球を前記入球口に入球させる各通路の確率が決定され、前記開口部を介して前記複数の通路に渡って設けられ、前記通路上を転動するパチンコ球を前記入球口に案内する溝を備え、前記溝の幅は前記入球口側へといくにつれて徐々に狭くなることを特徴とする。
このような構成を有する本発明のパチンコ機のワープ機構では、センターケースから所定間隔を隔てた遊技盤面に誘導口を設け、誘導口に入球したパチンコ球は通路上に誘導され、通路から入球口に向かって落下する。従って、遊技球の入賞経路に変化を与えることが可能となる。
このとき、遊技盤に打たれた遊技釘の影響を考慮しなければ、入球口に向かって落下したパチンコ球が入球する確率は、そのパチンコ球がどの通路の開口部から落下したかで、推知できる。
また、誘導口、誘導路及びセンターケース内の通路を複数セット設けた場合には、パチンコ球がどの誘導口に入球したかによって、パチンコ球の入球確率を推知できる。さらに、各誘導口に入球する確率の全てを考慮すれば、入球口にパチンコ球が入球する入球率を固有値として推知することができる。そして、かかる入球率は、入球口自身や各誘導口に対する遊技釘の調整によって、自在に調整される。
すなわち、本発明のパチンコ機のワープ機構は、遊技価値の高い入球口にパチンコ球が入球する入球率に対し、入球口自身や誘導口に対する遊技釘の調整をもって、自在に調整することができるとともに、かかる遊技釘での調整は複数箇所存在することから、その調整範囲を広く確保することができる。
また、入球口に向かって連設された各通路に渡って、各通路上を転動するパチンコ球を入球口に案内する溝を設けるので、遊技価値の高い入球口にパチンコ球が入球する入球率を比較的大きな値で確保できる。
本発明のパチンコ機のワープ機構は、遊技価値の高い入球口にパチンコ球が入球する入球率に対し、入球口自身や各誘導口に対する遊技釘の調整をもって、自在に調整することができるとともに、かかる遊技釘での調整は複数箇所存在することから、その調整範囲を広く確保することができる。
また、入球口に向かって連設された各通路に渡って、各通路上を転動するパチンコ球を入球口に案内する溝を設けるので、遊技価値の高い入球口にパチンコ球が入球する入球率を比較的大きな値で確保できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照にして説明する。先ず、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構について、図1〜図7を用いて説明する。図7に示すように、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構は、遊技盤1のセンター役物として使用されている。図1に、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構付近を拡大した図を示す。
第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構は、異なる確率をもってパチンコ球を入球口13に入球させる3つの通路をステージ20に設けるとともに、かかるステージ20に設けられた3つの通路のいずれか一つにパチンコ球を誘導する5つの誘導口10、11、12とを備え、入球口13や誘導口10、11、12に対する遊技釘の調整によって入球口13の入球確率が調整されるものである。
入球口13は、それにパチンコ球が入球すると、図柄表示装置2が変動開始し、一定時間の経過又は押しボタンスイッチの押し下げによってその変動表示が停止し、その表示結果が特定の図柄の組合せとなった場合に可動入賞装置3(図7参照)が設定された開放パターンに基づいて開放される。すなわち、入球口13は、1種パチンコ機の始動入賞口に相当する遊技価値の高いものであるので、その入球確率は、ホールの経営戦略上、遊技客に有利なように高く設定したり、遊技客に不利なように低く設定したりされるものであって、その調整の自由度は広く確保されるものである。
ここで、ステージ20に設けられた3つの通路について、図4〜図6を参照にしながら説明する。ステージ20には、第1仕切板24、第2仕切板25、第3仕切板26により、第1通路21、第2通路22、第3通路23の3つの通路が設けられている。第1仕切板24、第2仕切板25、第3仕切板26の各中央には、第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aが、下側にある入球口13(図1参照)に向かって連設されている。
そして、ステージ20は手前側を下方にして傾いており、例えば、第1通路21上を転動するパチンコ球50は、第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aを介して、パチンコ球53のように、入球口13(図1参照)に向かって落下する。また、第2通路22上を転動するパチンコ球は、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aを介して、パチンコ球53のように、入球口13(図1参照)に向かって落下する。また、第3通路23上を転動するパチンコ球は、第3通路の開口部26Aを介して、パチンコ球53のように、入球口13(図1参照)に向かって落下する。
入球口13(図1参照)に向かってパチンコ球が落下する第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aは、ステージ20の中央である線C−Cに対して左右対称であり、その記載順に大きくなっている。尚、ステージ20の中央である線C−Cは、入球口13(図1参照)の中央をも通っている。従って、第1通路21、第2通路22、第3通路23の3つの通路は、異なる確率をもってパチンコ球を入球口13(図1参照)に入球させることができるものである。その記載順に確率は小さくなる。
第1通路21、第2通路22、第3通路23の3つの通路にパチンコ球を転動させるためには、それぞれ特定の誘導口にパチンコ球を入球させなければいけない。第1通路21にパチンコ球を転動させるためには、第1誘導口10(図1参照)にパチンコ球を入球させなければいけない。第2通路22にパチンコ球を転動させるためには、一対の第2誘導口12にパチンコ球を入球させなければいけない。第3通路23にパチンコ球を転動させるためには、一対の第3誘導口11にパチンコ球を入球させなければいけない。
次に、これらの誘導口10、11、12がそれぞれ特定の通路にパチンコ球を誘導する仕組みについて、図2、図3を用いて説明する。図2は、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構を、図1の線A−Aで切断した断面図である。図2に示すように、第2誘導口12に入球したパチンコ球52は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第2誘導路28によって、第2通路22上に誘導される。右側の第2誘導口12に入球したパチンコ球52は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第2誘導路28によって、第2通路22上に右側から誘導される。同様にして、左側の第2誘導口12に入球したパチンコ球52は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第2誘導路28によって、第2通路22上に左側から誘導される。
図3は、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構を、図1の線B−Bで切断した断面図である。図3に示すように、第1誘導口10に入球したパチンコ球50は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第1誘導路27によって、第2通路22上に誘導される。また、第3誘導口11に入球したパチンコ球51は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第3誘導路29によって、第3通路23上に誘導される。右側の第3誘導口11に入球したパチンコ球51は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第3誘導路29によって、第3通路23上に右側から誘導される。同様にして、左側の第3誘導口11に入球したパチンコ球51は、遊技盤1(図7参照)の裏側にある第3誘導路29によって、第3通路23上に左側から誘導される。
次に、第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構について、図8〜図10を用いて説明する。溝30が設けられていることを除いては、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構と同じである。すなわち、入球口13(図1参照)に向かって連設された第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aの各開口部に渡って、第1通路21、第2通路22、第3通路23の各通路上を転動するパチンコ球を入球口13(図1参照)に案内する溝30が設けられている。
かかる溝30は、第1通路の開口部24Aから第3通路の開口部26Aに向かって細くなっているので、第1通路21、第2通路22、第3通路23の3つの通路がそれぞれもつ、パチンコ球を入球口13(図1参照)に入球させることができる確率の差を、さらに大きくする。なぜなら、第1通路21上を転動するパチンコ球54は、幅広の溝30で容易に捕捉され、幅狭の第1通路の開口部24AでSの落下方向が安定するから、パチンコ球55のようにして、入球口13(図1参照)に向かって確実に落下させることができる。それに比べ、第3通路23上を転動するパチンコ球は、幅狭の溝30で捕捉するのは困難であり、幅広の第3通路の開口部26Aでは落下方向が不安定であるから、入球口13(図1参照)に向かって確実に落下することができないからである。
次に、第3実施の形態のパチンコ機のワープ機構について、図8〜図10を用いて説明する。ステージ40に設けられた第1仕切板44、第2仕切板45、第3仕切板46の形状を除いては、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構と同じである。すなわち、ステージ40には、第1仕切板44、第2仕切板45、第3仕切板46により、第1通路41、第2通路42、第3通路43の3つの通路が設けられている。第1仕切板44、第2仕切板45、第3仕切板46の各中央には、第1通路の開口部44A、第2通路の開口部45A、第3通路の開口部46Aが、下側にある入球口13(図1参照)に向かって連設されている。
そして、ステージ40は手前側を下方にして傾いており、例えば、第1通路41上を転動するパチンコ球60は、第1通路の開口部44A、第2通路の開口部45A、第3通路の開口部46Aを介して、パチンコ球61のように、入球口13(図1参照)に向かって落下する。また、第2通路42上を転動するパチンコ球は、第2通路の開口部45A、第3通路の開口部46Aを介して、パチンコ球61のように、入球口13(図1参照)に向かって落下する。また、第3通路43上を転動するパチンコ球は、第3通路の開口部46Aを介して、パチンコ球61のように、入球口13(図1参照)に向かって落下する。
入球口13(図1参照)に向かってパチンコ球が落下する第1通路の開口部44A、第2通路の開口部45A、第3通路の開口部46Aは、ステージ40の中央である線E−Eに対して左右対称であり、その記載順に大きくなっている。尚、ステージ40の中央である線E−Eは、入球口13(図1参照)の中央をも通っている。従って、第1通路41、第2通路42、第3通路43の3つの通路は、異なる確率をもってパチンコ球を入球口13(図1参照)に入球させることができるものである。その記載順に確率は小さくなる。
そして、第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構の第1仕切板24、第2仕切板25、第3仕切板26と比べ、第1仕切板44、第2仕切板45、第3仕切板46の形状は、下方に向かって湾曲しており、第1通路の開口部44A、第2通路の開口部45A、第3通路の開口部46Aの各開口部付近を転動するパチンコ球が遊技客にとって見やすくなっている。
以上詳細に説明したように、第1実施の形態と第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構では、5つの誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)と3つの通路(第1通路21、第2通路22、第3通路23)を備えており、ある誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に入球したパチンコ球は必ず特定の通路(第1通路21、第2通路22、第3通路23)上に誘導され、その通路の開口部(第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26A)を介して、一つの入球口13に向かって落下する。
このとき、遊技盤1に打たれた遊技釘の影響を考慮しなければ、入球口13に向かって落下したパチンコ球が入球する確率は、そのパチンコ球が第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aのどの通路の開口部から落下したかで、推知できる。なぜなら、第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aの各通路の開口部の大きさをもって、パチンコ球を入球口13に入球させる第1通路21、第2通路22、第3通路23の各通路の確率が決定されるからである。さらに、上述したように、ある誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に入球したパチンコ球は必ず特定の通路(第1通路21、第2通路22、第3通路23)上に誘導され、その通路の開口部(第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26A)を介して、入球口13に向かって落下するので、入球口13に向かって落下したパチンコ球が入球する確率は、そのパチンコ球がどの誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に入球したかで、推知できる。
よって、第1実施の形態と第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構内に取り込まれたパチンコ球は、そのパチンコ球がどの誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に入球したかで、そのパチンコ球が入球口13に入球する確率を推知できる。さらに、各誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に入球する確率の全てを考慮すれば、入球口13にパチンコ球が入球する入球率を固有値として推知することができる。そして、かかる入球率は、入球口13自身や各誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に対する遊技釘の調整によって、自在に調整される。
また、第3実施の形態のパチンコ機のワープ機構についても、同様である。
すなわち、本実施の形態のパチンコ機のワープ機構は、遊技価値の高い入球口13にパチンコ球が入球する入球率に対し、入球口13自身や各誘導口(第1誘導口10、一対の第2誘導口12、一対の第3誘導口11)に対する遊技釘の調整をもって、自在に調整することができるとともに、かかる遊技釘での調整は6箇所存在することから、その調整範囲を広く確保することができる。
また、第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構は、入球口13に向かって連設された第1通路の開口部24A、第2通路の開口部25A、第3通路の開口部26Aの各通路の開口部に渡って、第1通路21、第2通路22、第3通路23の各通路上を転動するパチンコ球を入球口13に案内する溝30を設けているので、遊技価値の高い入球口13にパチンコ球が入球する入球率を比較的大きな値で確保できる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態のパチンコ機のワープ機構では、異なる確率をもってパチンコ球を入球口13に入球させる通路の総数は3つであり、それらの通路のいずれか一つにパチンコ球を誘導する誘導口の総数は5つであるが、誘導口に入球したパチンコ球が必ず特定の通路上に誘導されるならば、それらの総数の組合せはこれに限定されることはない。
第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構を示した正面図である。 図1の線A−Aで切断した第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構を示した断面図である。 図1の線B−Bで切断した第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構を示した断面図である。 第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した上面図である。 第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した正面図である。 図4と図5の線C−Cで切断した第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した断面図である。 第1実施の形態のパチンコ機のワープ機構を使用したパチンコ機の遊技板を示した正面図である。 第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した上面図である。 第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した正面図である。 図8と図9の線D−Dで切断した第2実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した断面図である。 第3実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した上面図である。 第3実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した正面図である。 図11と図12の線E−Eで切断した第3実施の形態のパチンコ機のワープ機構のステージを示した断面図である。 従来技術のパチンコ機のワープ機構を示した斜視図である。
符号の説明
10…第1誘導口、11…第3誘導口、12…第2誘導口、13…入球口、21,41…第1通路、22,42…第2通路、23,43…第3通路、24A,44A…第1通路の開口部,25A,45A…第2通路の開口部、26A,46A…第3通路の開口部,30…溝、50,51,52,53,54,55,60,61…パチンコ球

Claims (2)

  1. 遊技盤面の遊技領域に配設される入球口と、
    パチンコ球を前記入球口に入球させる通路を備えたステージと、
    前記入球口に向かって前記通路に設けられ、前記通路上を転動するパチンコ球を前記ステージから前記入球口へと落下させる開口部と、
    前記入球口の上方に配設され、前記ステージを内部に備えるセンターケースと、
    前記センターケースから所定間隔を隔てた遊技盤面に配設される誘導口と、
    前記誘導口と前記センターケース内の通路とを連通し、前記誘導口に入球したパチンコ球を前記センターケース内の通路へと導く誘導路と、を有することを特徴とするパチンコ機のワープ機構。
  2. 前記センターケース内の通路は異なる確率をもってパチンコ球を前記入球口に入球させる複数の通路からなるとともに、前記開口部は前記入球口に向かって前記複数の通路に連設され、
    前記各通路の開口部の大きさをもって、パチンコ球を前記入球口に入球させる各通路の確率が決定され、
    前記開口部を介して前記複数の通路に渡って設けられ、前記通路上を転動するパチンコ球を前記入球口に案内する溝を備え、
    前記溝の幅は前記入球口側へといくにつれて徐々に狭くなることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機のワープ機構。
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