JP4542529B2 - 伸縮装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高架橋などの橋梁に一定間隔で形成される遊間から雨水等の落下を防止するための伸縮装置に関し、特に土砂の堆積による止水材の沈下・離脱を抑制し、耐久性に優れた伸縮装置に関する。
橋梁は、温度変化に起因して膨張や収縮を繰り返すため、一定間隔毎に遊間s(図13を参照)が設けられている。そして、図12に示すように、遊間の表面には、温度変化に起因する膨張や収縮、車の走行に伴う圧力に応じて遊間sの間隔が伸縮するように、互いに噛み合う一対の櫛形鋼製ジョイント50,50が設けられている。
遊間sは、橋梁に降った雨水等が遊間から漏水すると、橋桁の支承部付近分が腐食し損傷を与えてしまうため、図13に示すように、シール材51(弾性シール材等)をくし型鋼製ジョイント50,50の下の腹板54,54間に接着して防水している(例えば、特許文献1〜4を参照)。このシール材51は、例えば遊間に反応硬化性の低モジュラスのシール材を流し込み、硬化させることによって形成される。シール材51は、ポリウレタンフォーム材などの発泡体からなるバックアップ材52を介して支持金具53に保持される。
シール材の流し込みは、0℃や5℃の気温を想定して、遊間が拡張した状態で行われることが多い。前記したように鋼製伸縮装置の遊間は温度変化により変位するが、前記したシール材51およびバックアップ材52を設置することにより、シール材51自体が変形し、バックアップ材52が体積変化することで遊間距離の変位に追従するようになっている。なお、図12および図13において、矢印Aは車の走行方向(すなわち橋軸方向)を示しており、矢印Bは鉛直方向を示している。
道路は、一般に、図14に示すように道路幅方向(矢印Cで示す)に、いわゆる横断勾配が設けられている。そのため勾配の低い側では、土砂が櫛形鋼製ジョイント50,50の隙間より遊間に侵入し堆積しやすい。その結果、図15に示すように、徐々に堆積する土砂55の重み、およびその土砂55にかかる車両の輪荷重(車両が通過する際の荷重)によって弾性シール材51が圧縮され変形する。特に遊間の変位や、車両が通過した際の輪荷重によりシール材51が局所的な変形を起こしやすい。最終的には、シール材51が沈下、離脱して、接着面の剥離やシール材51の破断をひき起こし、止水機能が失われ、道路下方に水が漏れるという不具合が発生する。
特に、弾性シール材51は、図16に示すように、遊間圧縮時に膨らむが(膨らみをeで示す)、遊間拡張時にはジョイント50,50との間に隙間fが生じるため、その隙間fに土砂が侵入しやすく、これがシール材51の損傷を促進している。
また、上記のようなシール材51に代えて、成形品からなる止水材を使用することも提案されている(例えば、特許文献5を参照)。図17は、止水材として成形品を使用した通常の遊間伸縮装置を示している。図17に示すように、止水材61は、遊間の表面に設けられた互いに噛み合う一対の櫛形鋼製ジョイント60,60の下に設置され、両端が遊間の腹板62,62(ウェブプレート)の表面に接着されている。止水材61は、さらに櫛状の支持金具63にて保持される。止水材61は、遊間の変位に追従できるように、ゴム材料などを蛇腹形状に成形したものである。この止水材61は、上下の蛇腹膜64,64の間に所定間隔で柱材65を設置し、遊間の変位に追従して伸縮する際に、止水材61の高さが変化しないようにしている。そして、止水材61は遊間の長さよりも大きな長さを有することにより、圧縮状態で遊間内に設置されている。
図17に示すような止水材61においても、櫛形鋼製ジョイントの遊間に土砂が堆積すると、止水材61が損傷するおそれがある。
実公昭60‐32164号公報 実公昭61‐5370号公報 実公平1‐31601号公報 実公平2‐35843号公報 実公昭63‐40487号公報
本発明は、従来の遊間用伸縮装置が有する課題を解決するためになされたものであって、一対のジョイントの間隙から土砂が侵入するのを抑制し、これによって土砂堆積による止水材の沈下・離脱などの損傷を防止するようにした伸縮装置を提供する。
上記課題を達成するための本発明の伸縮装置は、以下の構成を有する。
(1)橋梁に形成された遊間の上部に設けられ、遊間の伸縮に応じて互いに噛み合うようにした一対のジョイント間の間隙に発泡体を充填し、かつ一対のジョイント間の間隙収縮時に該ジョイントよりも上方へ発泡体がたわむのを抑制するための補強材を前記発泡体に設けると共に、前記一対のジョイントの下部に位置する腹板遊間に止水材を設置したことを特徴とする伸縮装置。
(2)前記補強材が前記発泡体と積層方向を道路の幅方向と略一致させて積層されたシート状補強材であり、このシート状補強材と発泡体との積層体は前記道路の幅方向と直交する車両走行方向の両端面で前記一対のジョイントの各端面に接着されている(1)に記載の伸縮装置。
(3)前記発泡体とシート状補強材とが一体に接着されている(2)に記載の伸縮装置。
(4)前記シート状補強材が、エラストマーシート、プラスチックシート、補強布で補強されたエラストマーシートもしくはプラスチックシート、または板ばねである(2)〜(3)のいずれかに記載の伸縮装置。
(5)前記シート状補強材が、ジャバラ形状を有する(2)〜(4)のいずれかに記載の伸縮装置。
(6)前記補強材が、前記発泡体の下部に固着され道路の幅方向に沿って隣接するジョイント歯部間にまたがって配置されている(1)に記載の伸縮装置。
(7)前記補強材に複数の発泡体が固着並設されており、前記補強材が道路の幅方向に沿って複数のジョイント歯部にまたがって配置され、かつ隣接する各歯部間に前記発泡体は配設されている(6)に記載の伸縮装置。
(8)前記補強材が、前記発泡体よりも剛直な棒状物またはシート状物である(6)または(7)に記載の伸縮装置。
本発明の伸縮装置によれば、温度変化に起因する膨張や収縮、車の走行に伴う圧力に応じて遊間の間隔が広がったとき、遊間上部に位置する一対のジョイントの間隙も広がるが、このジョイント間には発泡体が充填されているので、一対のジョイントの間隙から土砂が侵入するのを抑制し、これによって土砂堆積による止水材の沈下・離脱などの損傷を防止することができる。
しかも、前記一対のジョイントの間隙が狭まったとき、前記発泡体は圧縮されるが、該発泡体には補強材を設けて発泡体がジョイントよりも上方へたわむのを抑制しているので、発泡体が変形してジョイントから上方(道路上)に突出するのを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る伸縮装置を示す平面図であり、図2は図1のA-A線断面図であり、伸縮装置の断面構造を示している。
図1および図2に示すように、遊間Sの上部には、遊間の伸縮に応じて互いに噛み合うようにした一対の櫛形鋼製ジョイント1,1が設けられている。これらのジョイント1,1の遊間(正確には、互いに対向する一方のジョイント1の頂部と他方のジョイント1の谷部との間隙C)には、シート状補強材2の両面に発泡体3,3を接着した積層体4が設置されている。積層体4の両端は、一方のジョイント1の頂部と他方のジョイント1の谷部とにそれぞれ接着される。
その際、積層体4は、ジョイント1,1の遊間が最も広がった際に発泡体3,3に引張り力が生じないことが必要である。そのため、図2に示すように、ジョイント1,1の遊間が最も広がった際に発泡体3,3に引張り力が生じない長さ、すなわち一方のジョイント1の頂部と他方のジョイント1の谷部との間隙Cよりも大きい長さの積層体4を用意し、これを圧縮して間隙C内に充填する。
図2において、5は各ジョイント1,1の下部に設けられた腹板であり、遊間Sを形成する。腹板5,5間には、弾性シール材等のシール材6が接着されて水の浸入を防止する止水材として機能している。このシール材6は、例えば遊間Sに反応硬化性の低モジュラスのシール材を流し込み、硬化させることによって形成される。シール材6は、ポリウレタンフォーム材などの発泡体からなるバックアップ材7を介して支持金具8に保持される。
前記積層体4は、前記したように、シート状補強材2の両面に発泡体3,3を接着した構造を有する。発泡体3,3としては、耐候性、難燃性等を有するゴムやエラストマーであるのが好ましく、例えばエチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレンジエンゴム、クロロプレンゴム、クロルスルホン化ポリエチレン、ブタジエンゴム、天然ゴムなどの発泡体が挙げられる。また、発泡体3,3は、圧縮しやすい連続気泡タイプであるのが望ましいが、これに限定されるものではなく、独立気泡タイプであっても使用可能である。
発泡体3,3と貼り合わすシート状補強材2としては、発泡体3,3の変形を拘束しうるように、発泡体3,3よりも剛直で高硬度な材質のシート材を用いるのが好ましく、例えばエチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレンジエンゴム、クロロプレンゴム、クロルスルホン化ポリエチレン、ブタジエンゴム、天然ゴムなどのエラストマーや、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどのプラスチック材、板ばね等が挙げられる。また、上記のエラストマーやプラスチック材には補強布を貼り付けて補強し、より拘束力を高めるようにしてもよい。さらに上記以外のエラストマーやプラスチック材であっても、これに補強布を貼り付けて使用することができる。施工性や破損した場合の走行車両への影響を考慮すると、エラストマーシート、プラスチックシート、補強布等で補強されたエラストマーシートもしくはプラスチックシートを使用するのが好ましい。
また、エラストマーシートおよびプラスチックシートの厚さは、剛性を損なわないような厚さであれば特に限定されない。
図1に示すように、シート状補強材2と発泡体3,3とは、道路幅方向Dと略一致する方向に積層し接着されている。そのため、図3(a)に示すように、積層体4が圧縮されると、シート状補強材2が道路幅方向Dに座屈して、発泡体3,3の変形を拘束する。その結果、図3(b)に示すように、積層体4が長さLからL′(但しL>L′)に圧縮されても、積層体4の鉛直方向への座屈が防止され、厚みtはほとんど変化しない。
これに対して、シート状補強材2を有さない発泡体のみを一対のジョイント間に設置した場合には、図4に示すように発泡体3′は拘束のない上側にたわむ傾向があり、そのため道路上に突出する。そうすると、発泡体3′が車両の車輪で踏まれたりして、損傷してしまい、土砂の侵入・堆積を阻止する機能が損なわれてしまい、好ましくない。
また、シート状補強材2は、発泡体3の全長に配置され接着されていることが好ましいが、発泡体3の変形を拘束しうる限りにおいて、発泡体3の全長ではなく、部分的に、シート状補強材2を配置し接着してもよい。厚み方向についても同様であり、発泡体3の厚みの全体にわたってシート状補強材2を配置し接着するのが好ましいが、発泡体3の変形を拘束しうる限りにおいて、部分的にシート状補強材2を配置し接着してもよい。
本発明における積層体は、前記のようにシート状補強材2の両面に発泡体3を接着したものに限定されるものではなく、各種の積層形態を採用することができる。例えば図5(a)に示すように発泡体3の両面にシート状補強材2を接着した形態、図5(b)に示すようにジャバラ形状を有するシート状補強材2の両面に発泡体3を接着した形態、図5(c)に示すように複数枚のシート状補強材2と複数枚の発泡体3とを交互に積層した形態などが挙げられる。また、シート状補強材2と発泡体3とは、発泡体3の変形を拘束しうる限りにおいて、特に接着せずに使用してもよい。特に図5(c)に示すように複数枚のシート状補強材2と複数枚の発泡体3とを交互に積層した形態の場合には、発泡体3の高さhに対する発泡体3の1枚当りの幅eの割合が小さくなるため、発泡体3自体が鉛直方向ではなく、道路幅方向に座屈するようになり、従って発泡体3と補強材2とを接着しなくても発泡体3の変形を拘束することが可能である。
本発明の他の実施形態を図6および図7に基づいて説明する。図6および図7に示すように前記発泡体10の下部に複数の棒状補強材11を固着し、該棒状補強材11を道路の幅方向に沿って隣接するジョイント歯部12,13間にまたがって配置したものである。ジョイント1,1は、前記と同様な一対の櫛形鋼製ジョイントである。
発泡体10としては、前記した実施形態の発泡体3と同様な材質のものが使用可能である。棒状補強材11も、前記した実施形態のシート状補強材2と同様な材質で発泡体よりも剛直なものが使用可能である。
前記発泡体10の下部への複数の棒状補強材11の固着方法としては、接着や溶着等が挙げられるが、これに限定されるものではなく、例えば発泡体10の下部に貫通孔(図示せず)を設け、これに棒状補強材11を圧入するようにしてもよい。また、棒状補強材11は、断面円形に限定されるものではなく、断面矩形状や平板状であってもよい。
発泡体10は、圧縮した状態で図7に示すように、ジョイント1,1の遊間(すなわち、一方のジョイント1の頂部と他方のジョイント1の谷部との間隙C)に設置されている。そして、発泡体10の両端は、一方のジョイント10の頂部と他方のジョイント10の谷部とにそれぞれ接着される。これにより、一対のジョイント1,1の間隙から土砂が侵入するのを抑制することができる。
その際、補強材11は、隣接するジョイント歯部12,13間にまたがって配置されているので、一対のジョイント1,1の間隙Cが狭まって発泡体10が圧縮されても、下部の補強材11によって発泡体10が上方にたわむのが抑制される。これにより、発泡体が変形してジョイント1,1から上方(道路上)に突出するのを防止することができる。
発泡体10の平面形状は、例えば図6に示すような矩形で構成し、ジョイント1,1間の間隙Cに挿入する際に長さ方向および幅方向を圧縮して間隙Cに挿入するようにするのがよく、これにより間隙Cと発泡体10との間に隙間ができるのが防止される。
上記実施形態では、棒状補強材11を使用したが、棒状物に限定されるものではなく、図8に示すように、発泡体15の下面にシート状補強材16を固着(例えば接着、溶着など)したものであってもよい。図8に示す発泡体15の使用状態を図9に示す。図9に示すように、シート状補強材16は、道路の幅方向に沿って隣接するジョイント歯部12,13間にまたがって配置される。
発泡体15およびシート状補強材16としては、前記したのと同様の材質が使用される。また、前記と同様に、シート状補強材16は、発泡体15よりも剛直で硬質であるため、一対のジョイント1,1の間隙Cが狭まって発泡体15が圧縮されても、下部の補強材16によって発泡体15が上方にたわむのが抑制される。その他は図6、図7に示す実施形態と同様である。
また、発泡体15は1個づつが独立している必要はなく、図10に示すように複数の発泡体15′が1枚のシート状補強材17の表面に適宜間隔をもって固着並設されていてもよい。このとき、図11に示すように、シート状補強材17は、道路の幅方向に沿って複数のジョイント歯部にまたがって配置され、かつ隣接する各歯部12,13間に前記発泡体15′が配設されている。その他は前述の実施形態と同様である。
なお、以上の実施形態では、止水材として図2に示すようなシール材6を用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、遊間に土砂が堆積することにより破損するおそれがある止水材を備えた全ての伸縮装置に本発明は適用可能であり、具体的には例えば前記した図17に示すような止水材61を備えた伸縮装置などにも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る伸縮装置を示す平面図である。 図1のA-A線断面図であり、伸縮装置の断面構造を示している。 (a)、(b)は図1に示す積層体の動作を示す説明図である。 発泡体のみを一対のジョイント間に設置した場合の問題点を説明するための断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ本発明における積層体の他の形態を示す平面図、(c) は本発明における積層体のさらに他の形態を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る伸縮装置に使用する発泡体を示す斜視図である。 その使用状態を示す平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る伸縮装置に使用する発泡体を示す斜視図である。 その使用状態を示す平面図である。 図8に示す発泡体の変形例を示す斜視図である。 その使用状態を示す平面図である。 遊間に設置される通常のくし型鋼製ジョイントの平面図である。 図12のX-X線断面図であり、弾性シール材を用いる従来の橋梁伸縮装置を示している。 通常の道路における幅方向の断面図である。 弾性シール材を用いる従来の橋梁伸縮装置において、遊間への土砂堆積により止水材が沈下、離脱する過程を示しており、(a)はジョイントの平面図、(b)はその説明図である。 弾性シール材を用いる従来の橋梁伸縮装置において、止水材が伸縮する様子を示す説明図である。 成形された止水材を用いた従来の橋梁伸縮装置を示しており、(a)はジョイントの平面図、(b)は橋梁伸縮装置のy-y線断面図、(c)は支持金具の平面図である。
符号の説明
1・・ジョイント、2・・シート状補強材、3・・発泡体、4・・積層体、5・・腹板、6・・シール材(止水材)、10・・発泡体、11・・棒状補強材、12、13・・歯部、15、15′・・発泡体、16、17・・シート状補強材

Claims (8)

  1. 橋梁に形成された遊間の上部に設けられ、遊間の伸縮に応じて互いに噛み合うようにした一対のジョイント間の間隙に発泡体を充填し、かつ一対のジョイント間の間隙収縮時に該ジョイントよりも上方へ発泡体がたわむのを抑制するための補強材を前記発泡体に設けると共に、前記一対のジョイントの下部に位置する腹板遊間に止水材を設置したことを特徴とする伸縮装置。
  2. 前記補強材が前記発泡体と積層方向を道路の幅方向と略一致させて積層されたシート状補強材であり、このシート状補強材と発泡体との積層体は前記道路の幅方向と直交する車両走行方向の両端面で前記一対のジョイントの各端面に接着されている請求項1に記載の伸縮装置。
  3. 前記発泡体とシート状補強材とが一体に接着されている請求項2に記載の伸縮装置。
  4. 前記シート状補強材が、エラストマーシート、プラスチックシート、補強布で補強されたエラストマーシートもしくはプラスチックシート、または板ばねである請求項2〜3のいずれかに記載の伸縮装置。
  5. 前記シート状補強材が、ジャバラ形状を有する請求項2〜4のいずれかに記載の伸縮装置。
  6. 前記補強材が、前記発泡体の下部に固着され道路の幅方向に沿って隣接するジョイント歯部間にまたがって配置されている請求項1に記載の伸縮装置。
  7. 前記補強材に複数の発泡体が固着並設されており、前記補強材が道路の幅方向に沿って複数のジョイント歯部にまたがって配置され、かつ隣接する各歯部間に前記発泡体が配設されている請求項6に記載の伸縮装置。
  8. 前記補強材が、前記発泡体よりも剛直な棒状物またはシート状物である請求項6または7に記載の伸縮装置。
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