JPH03158506A - 橋梁伸縮装置の騒音防止構造とその施工法 - Google Patents
橋梁伸縮装置の騒音防止構造とその施工法Info
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- JPH03158506A JPH03158506A JP29787389A JP29787389A JPH03158506A JP H03158506 A JPH03158506 A JP H03158506A JP 29787389 A JP29787389 A JP 29787389A JP 29787389 A JP29787389 A JP 29787389A JP H03158506 A JPH03158506 A JP H03158506A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、橋や高速道路その他の高架道路などの橋梁
に於ける車の走行面に設けられている伸縮装置の騒音防
止構造とその施工法に関するものである。
に於ける車の走行面に設けられている伸縮装置の騒音防
止構造とその施工法に関するものである。
従来より橋梁の継ぎ巨部分には伸縮装置が設けられてい
たが、この伸縮装置には温度変化などによって生ずる舗
装層の前後方向への伸縮を吸収するための隙間が形成さ
れていた。
たが、この伸縮装置には温度変化などによって生ずる舗
装層の前後方向への伸縮を吸収するための隙間が形成さ
れていた。
この隙間は舗装面から窪んだ溝状として形成されるため
、走行車両の車輪がこの隙間上を通過すると、隙間のた
めに生ずる走行面の段差によって騒音が発生したり、車
両が振動して乗り心地が悪くなったりしていた。
、走行車両の車輪がこの隙間上を通過すると、隙間のた
めに生ずる走行面の段差によって騒音が発生したり、車
両が振動して乗り心地が悪くなったりしていた。
そこでこの発明では、伸縮装置部分に隙間の溝ができな
いようにし、走行車両が橋梁の伸縮装置部分を通過した
場合でも、騒音や振動が生ずることをなくし、静かに車
両が走行できると共に乗り心地のよい走行状態を得るこ
とのできる橋梁の伸縮装置を、容易に施工できる状態と
して得ようとするものである。
いようにし、走行車両が橋梁の伸縮装置部分を通過した
場合でも、騒音や振動が生ずることをなくし、静かに車
両が走行できると共に乗り心地のよい走行状態を得るこ
とのできる橋梁の伸縮装置を、容易に施工できる状態と
して得ようとするものである。
そこでこの発明では、スライドプレート上に配され、対
向しているフェースプレート間の隙間に、ポリオールを
主成分とする主剤とイソシアネートプレポリマーを主成
分とする硬化剤から成る充填材を注入硬化させて橋梁伸
縮装置を構成するようにした。
向しているフェースプレート間の隙間に、ポリオールを
主成分とする主剤とイソシアネートプレポリマーを主成
分とする硬化剤から成る充填材を注入硬化させて橋梁伸
縮装置を構成するようにした。
また前記の橋梁伸縮装置を得るために、スライドプレー
ト上に配され、対向しているフェースプレート間の隙間
内面に、プライマーを塗布した後、前記隙間にポリオー
ルを主成分とする主剤とイソシアネートプレポリマーを
主成分とする硬化剤から成る充填材を注入硬化させる施
工法とした。
ト上に配され、対向しているフェースプレート間の隙間
内面に、プライマーを塗布した後、前記隙間にポリオー
ルを主成分とする主剤とイソシアネートプレポリマーを
主成分とする硬化剤から成る充填材を注入硬化させる施
工法とした。
(作 用〕
上述の手段を用いた橋梁伸縮装置は、隙間がエラストマ
ー(充填材)によって埋められているため、車両の走行
面に段差が生ずることがなく、従って走行面に於ける伸
縮装置部分の隙間による騒音や振動の生ずる虞れがなく
、静かに且つスムースに車両の走行ができる。
ー(充填材)によって埋められているため、車両の走行
面に段差が生ずることがなく、従って走行面に於ける伸
縮装置部分の隙間による騒音や振動の生ずる虞れがなく
、静かに且つスムースに車両の走行ができる。
またこのエラストマーは伸縮性があるため橋梁の伸縮が
生じた場合でも、伸縮の吸収が可能であり、さらにこの
エラストマーは超速硬化性を有しているため短時間で施
工できる。
生じた場合でも、伸縮の吸収が可能であり、さらにこの
エラストマーは超速硬化性を有しているため短時間で施
工できる。
〔実施例]
以下この発明の構成を、一実施例として示した図面に従
って説明する。
って説明する。
(1)はコンクリート基盤で、前後方向に適宜の間隔(
2)を有して連設されており、このコンクリート基盤(
1)の端部上には、支持具(3)を介してスライドプレ
ート(4)やフェースプレー1−(5)を保持している
。
2)を有して連設されており、このコンクリート基盤(
1)の端部上には、支持具(3)を介してスライドプレ
ート(4)やフェースプレー1−(5)を保持している
。
(6)は舗装層で、コンクリート基盤(1)上に設けら
れ、フェースプレート(4)の上面と段差のない状態と
して路面を形成している。
れ、フェースプレート(4)の上面と段差のない状態と
して路面を形成している。
フェースプレート(5)は、前後方向に隙間(7)を形
成して設けられてあり、温度変化などによって生ずる橋
梁の伸縮を吸収するようにしている。
成して設けられてあり、温度変化などによって生ずる橋
梁の伸縮を吸収するようにしている。
図示した実施例のフェースプレート(4)では−船釣に
フィンガー型と称されている端縁を凹凸状に屈曲させた
2枚の金属板を対向させると共に適宜長さの隙間(7)
を有する構成としてあり、前記の隙間(7)によって橋
梁の前後方向への伸縮を吸収するようにしているが、こ
の実施例のように端縁を屈曲させずに直線状とし、隙間
(7)を直線状に形成したフェースプレート(4)を用
いて実施することもできる。
フィンガー型と称されている端縁を凹凸状に屈曲させた
2枚の金属板を対向させると共に適宜長さの隙間(7)
を有する構成としてあり、前記の隙間(7)によって橋
梁の前後方向への伸縮を吸収するようにしているが、こ
の実施例のように端縁を屈曲させずに直線状とし、隙間
(7)を直線状に形成したフェースプレート(4)を用
いて実施することもできる。
(8)は充填材で、ポリオールを主成分とする主剤とイ
ソシアネートプレポリマーを主成分とする硬化剤から成
る2液性の液状材料(エラストマー)から成り、フェー
スプレート(4)に形成された隙間(7)に充填してい
る。
ソシアネートプレポリマーを主成分とする硬化剤から成
る2液性の液状材料(エラストマー)から成り、フェー
スプレート(4)に形成された隙間(7)に充填してい
る。
この充填材(8)は、主剤と硬化剤の2液を混合して隙
間(7)に充填すると、常温で短時間の内に硬化する。
間(7)に充填すると、常温で短時間の内に硬化する。
この充填材(8)としては次の2種類を挙げることがで
き、何れも使用可能である。その性状は次の通りである
。
き、何れも使用可能である。その性状は次の通りである
。
o 1
〔主 剤]
主成分
外観
水分含有率
H
粘度(20°C)
密度(20°C)
引火点
発火点
〔硬化剤]
主成分
外観
粘度(20°C)
密度(20°C)
引火点
流動点
〔配合比率〕
重量比率
容積比率
ポリエーテル系ポリオール
黄色不透明液体
0.1%以下
0
3.0OOcps
1 05g/cポ
165°C
470°C
イソシアネートプレポリマー
淡黄色透明液体
5.0OOcps
1.09g/c留
150°C以上
19°C
主剤:硬化剤−100ニア7
主剤:硬化剤=100 ニア4
No 2
〔主 剤〕
主成分
外観
水分含有率
H
粘度(20°C)
密度(206C)
引火点
発火点
〔硬化剤〕
主成分
外観
粘度(20°C)
密度(20°C)
引火点
流動点
〔配合比率〕
重量比率
容積比率
ポリエーテル系ポリオール
黄色不透明液体
0.1%以下
O
3,000cps
1.05g/cボ
165°C
470’C
イソシアネートプレポリマー
淡黄色透明液体
12.0OOcps
1.07g/crT?
200°C以上
5″C
主剤:硬化剤=lOO: 150
主剤:硬化剤=100:147
二のエラストマーは、弾力性を有していると共に耐磨耗
性に優れており、しかも接着力が非常に強いものである
。また、もし成形後に欠落した場合には再度充填すれば
容易に整形できる。
性に優れており、しかも接着力が非常に強いものである
。また、もし成形後に欠落した場合には再度充填すれば
容易に整形できる。
前記エラストマーを実際に橋梁の伸縮装置の隙間に充填
して実験したところ、上述した通りの優れた物理的性質
を発揮することが確認できた。
して実験したところ、上述した通りの優れた物理的性質
を発揮することが確認できた。
参考のため、このエラストマーの20°Cにおける物理
的性質を次に示す。試験方法は、密度についてはJIS
K 6350に、それ以外についてはJIS
K 6301に従って行ったものである。
的性質を次に示す。試験方法は、密度についてはJIS
K 6350に、それ以外についてはJIS
K 6301に従って行ったものである。
密度
硬さ(A形)
100%引張応力
200%引張応力
300%引張応力
引張強さ
破断伸び
引張強さ(B型)
0.975
76゜
45Kg/cボ
ア1Kg/cボ
104 K g / c醒
126 K g / c rt?
350%
46 K g / c m
前記エラストマーとしては、以上述べたものに限られず
、他の同等の性質を持つ液状材料を使用して実施するこ
とができるのは勿論である。
、他の同等の性質を持つ液状材料を使用して実施するこ
とができるのは勿論である。
次にこの橋梁伸縮装置を得るための施工法を説明する。
上記の主剤と硬化剤は、施工場所に於いて常温で混合し
た後、隙間(7)に注入する。この混合液は液状である
ため、隙間(7)がどのような形状であっても容易に注
入可能であり、注入後はそのまま常温下で放置すること
により、超速で硬化し、すぐに使用可能の状態になる。
た後、隙間(7)に注入する。この混合液は液状である
ため、隙間(7)がどのような形状であっても容易に注
入可能であり、注入後はそのまま常温下で放置すること
により、超速で硬化し、すぐに使用可能の状態になる。
さらに、隙間(7)内面に、プライマーを塗布した後、
前記隙間(7)に主剤と硬化剤の混合液から成るエラス
トマーを注入硬化させる施工法としてもよい。この場合
にはプライマーの作用で充填材(8)と隙間(7)内面
の接着が非常に強固になり、充填材(8)が離脱する虞
れは全くなくなる。
前記隙間(7)に主剤と硬化剤の混合液から成るエラス
トマーを注入硬化させる施工法としてもよい。この場合
にはプライマーの作用で充填材(8)と隙間(7)内面
の接着が非常に強固になり、充填材(8)が離脱する虞
れは全くなくなる。
〔発明の効果]
この発明は上述のような構成を有するものであり、従っ
て、橋梁伸縮装置の隙間(7)が充填材(8)によって
埋められ、車両の走行面に段差が生じないため、走行面
に於ける伸縮装置による騒音や振動の生ずる広れがなく
、静かに且つスムースに車両の走行ができる。
て、橋梁伸縮装置の隙間(7)が充填材(8)によって
埋められ、車両の走行面に段差が生じないため、走行面
に於ける伸縮装置による騒音や振動の生ずる広れがなく
、静かに且つスムースに車両の走行ができる。
またこのエラストマーは伸縮性に冨むため、橋梁に伸縮
が生じた場合でも、伸縮の吸収が可能であり、さらにこ
のエラストマーは超速硬化性を有しているため短時間で
施工できる。
が生じた場合でも、伸縮の吸収が可能であり、さらにこ
のエラストマーは超速硬化性を有しているため短時間で
施工できる。
第1図はこの発明に係る橋梁伸縮装置の斜視図。第2図
はその要部縦断面図。
はその要部縦断面図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 スライドプレート上に配され、対向しているフェー
スプレート間の隙間に、ポリオールを主成分とする主剤
とイソシアネートプレポリマーを主成分とする硬化剤か
ら成る充填材を注入硬化させたことを特徴とする橋梁伸
縮装置の騒音防止構造。 2 スライドプレート上に配され、対向しているフェー
スプレート間の隙間内面に、プライマーを塗布した後、
前記隙間にポリオールを主成分とする主剤とイソシアネ
ートプレポリマーを主成分とする硬化剤から成る充填材
を注入硬化させることを特徴とする橋梁伸縮装置の騒音
防止構造の施工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29787389A JPH03158506A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 橋梁伸縮装置の騒音防止構造とその施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29787389A JPH03158506A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 橋梁伸縮装置の騒音防止構造とその施工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03158506A true JPH03158506A (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=17852229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29787389A Pending JPH03158506A (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | 橋梁伸縮装置の騒音防止構造とその施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03158506A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100448485B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-09-13 | (주)엠피기술산업 | 교량용 신축이음장치 |
JP2008031631A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Nitta Ind Corp | 伸縮装置 |
CN104339163A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-02-11 | 衡水布朗科技有限公司 | 单缝伸缩装置合缝设备及其合缝方法 |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP29787389A patent/JPH03158506A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100448485B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2004-09-13 | (주)엠피기술산업 | 교량용 신축이음장치 |
JP2008031631A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Nitta Ind Corp | 伸縮装置 |
JP4542529B2 (ja) * | 2006-07-26 | 2010-09-15 | ニッタ株式会社 | 伸縮装置 |
CN104339163A (zh) * | 2014-10-17 | 2015-02-11 | 衡水布朗科技有限公司 | 单缝伸缩装置合缝设备及其合缝方法 |
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