JPS6128602A - 道路のジヨイントにおける止水構造 - Google Patents

道路のジヨイントにおける止水構造

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JPS6128602A
JPS6128602A JP14897384A JP14897384A JPS6128602A JP S6128602 A JPS6128602 A JP S6128602A JP 14897384 A JP14897384 A JP 14897384A JP 14897384 A JP14897384 A JP 14897384A JP S6128602 A JPS6128602 A JP S6128602A
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gap
road
joint
molded body
face plate
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元之助 新井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は道路のジヨイントにおける止水構造に関する。
(従来の技術) 道路のジヨイントの一例として、遊間を存して相対する
道路の端部に、遊間側へ突出した凸部を遊間の長手方向
(道路巾方向)に間隔をおいて設けた一対の7エイスプ
レートを固定した所謂フィンガージヨイントと呼ばれて
いるものがある。
かかるジヨイントにおいては、フェイスプレートを支持
する垂直にした対向するウェブプレートの一方に樋を固
定し、他方のウェブプレートから延ばした導水板の先端
を樋の上に臨ませることにより、フェイスプレートの間
隙からの雨水を樋へ導き、道路橋下への漏水を防止して
いる。しかしながら、樋に路上の土、砂等が流れ込んで
堆積し、樋としての機能を果さずに、雨水があふれて落
水することがある。
これに対し、近年は道路のジヨイント部の間隙に詰め物
を設け、雨水が路面上を道路側部の排水桝あるいは側溝
へ流れていくようにした非排水方式のジヨイントが採用
されてきている。この非排水方式を上記フィンガージヨ
イントに適用する場合、フェイスプレートの間隙にゴム
シール材を充填するには対向するウェブプレート間にバ
ックアツプ材を設ける必要がある。しかしながら、フェ
イスプレートの間隙は比較的狭いにもかかわらず、ウェ
ブプレートの間隙、つまり閉塞すべき遊間が広いことか
ら、路面側からウレタンフオーム等のバックアツプ材を
詰め込もうとしても、そのツマ・ツクアップ材の容積が
限られ、フェイスプレート下面とバンクアップ材の間に
広い空間ができ、この空間をうめるために多量のゴムシ
ール材を充填する必要がある。
また、ウレタンフオームをバックアツプ材とする場合、
このウレタンフオームがコ゛ムシール材下に滲出する雨
水等の影響で早期に老化して脱落し、ゴムシール材が上
からの荷重でフェイスプレートから剥落して止水機能を
果さなくなることがある。
(発明の目的) 本発明は、上記フェイスプレートを用いるジヨイントに
おいて、少ない充填量のコ゛′ムシール材でもって道路
継目部の止水を簡単に行なうことができるようにするこ
と、そして、ゴムシール材による止水に永続性をもたせ
ることを目的とする。
(発明の構成) 本発明の止水構造においては、一対のフェイスプレート
下の遊間を発泡剤で気泡を形成した多孔質成形体で塞ぎ
、この多孔質成形体の上にゴムシール材を充填している
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
図面に示すジヨイント1において、2は鋼桁6の上に設
けられた床版5は舗装である。ジヨイント部材は、道路
継目部の遊間6を存して相対する道路端部にそれぞれ固
定されていて、遊間6側へ突出した凸部7を遊間長手方
向(道路中方向)に所定ピッチで設けたフェイスプレー
ト8と、このフェイスプレート8を支持する垂直なウェ
ブプレート9と、アンダープレート10とを備えている
フェイスプレート8の凸部7の下面とウェブプレート9
とはガセットプレート11で連結され、また、フェイス
プレート8とウェブプレート9とアンダープレート10
は背部のりププレート4で連結されている。アンダープ
レート10は鋼桁6に締結されていて、両ジヨイント部
材のフェイスプレート8,8は互いの凸部7を間隙12
を存して噛合わせている。
本実施例は、既設のジヨイントに対してIF水施工を行
なったものであり、ウェブプレート9,9の一方に固定
した樋16と、他方に基端を固定して樋16の上に先端
を下降傾斜せしめて臨ませた導水板14とが残存する。
ソウシて、一方のウェブプレート9と導水板14との間
隙には、樋16を支えとしてウレタンフオーム15が嵌
め込まれ、この樋16、導水板14およびウレタンフオ
ーム15を第1のバックアツプ材とし、このバックアン
プ材の上にはフェイスプレート8の下の遊間を塞ぐ第!
のバ・ノクア・ノブ材としての多孔質成形体16が設け
られている。
そして、この多孔・d成形体16を支えとして両フェイ
スプレート8,8の間隙12にゴムシール材17か充填
されている。
上記多孔質成形体16は、発泡剤で気泡を形成した気泡
モルタルであり、その配合の一例は次のとおりである。
発泡剤としては例えば白字化学社製のヴインソル≠g′
00を用いる。フロー値は!!?秒、空気量は41/、
2体積係、材冷2I?日の圧縮強度は/りKg/iであ
る。
本例の場合、多孔質成形体16の−L面とフェイスプレ
ート8の下面との間に高さ、2側程度の隙間を設け、ゴ
ムシール材17かフェイスプレート8の間隙12からフ
ェイスプレート8の下面に行き渡るようにしている。
上記ジヨイント1において、道路継目部の雨水ハ路上、
つまりゴムシール材17の上を道路側部の排水桝もしく
は側溝へ流れ、フェイスプレート8の下へは落水しない
。多孔質成形体16は、コ゛ムシール材1゛′7を支持
し、ゴムシール材17の上からの荷重による陥没ないし
剥落を防止する。また、この多孔質成形体16は道路の
伸長に伴って圧縮され、この道路の伸縮を許容する。ゴ
ムシール材17は、フェイスプレート8の下面に行き渡
っていて、フェイスプレート8で押えられているから、
道路の伸縮に伴って路上に飛び出すことがない。
次に、上記実施例の施工方法(止水補修)について説明
する。
まず、既設のジヨイントの状態は、一対のジヨイント部
材に樋16と導水板14が固定されているというもので
ある。施工方法の構成は以下のとおりである。
[道路継目部の遊間を存して相対する道路の端部に、遊
間側へ突出した凸部を遊間の長手方向に間隔をおいて設
けた一対のフェイスプレートが固定されたジヨイントに
おいて、フェイスプレート下の遊間の下部にバックアツ
プ材を設け、このバックアツプ材の上に、発泡剤を混和
したセメント系若しくは樹脂系の一原材料を流し込み、
この原材料を発泡固化せしめて、バンクアップ材を支え
としてフェイスプレート下の遊間を閉塞する多孔質成形
体を形成し、この多孔質成形体の上にゴムシール材を充
填する。」 具体的には、次の3工程で施工を完了する。
−第/一工程一 ウェブプレート8と導水板14の先端との隙間に樋13
を支えとしてウレタンフオーム15を詰め込み、この樋
16、導水板14およびウレタンフオーム15にてバッ
クアツプ材を構成する。この場合、ウレタンフオーム1
5はフェイスプレート8,8の間隙12から押し込む。
また、必要に応シて、導水板14およびウレタンフオー
ム15の上に第2図に鎖線Bで示す高さくウレタンフオ
ーム15からの高さ2〜3側程度)まで砂を充填しても
よい。これはバックアップ効果を高めるためである。
一第2工程− 前述の配合表に示す割合において、水に発泡剤を添加し
てよく攪拌し、セメントと砂とを混合攪拌した中に上記
発泡剤混入液を入れて攪拌しく3〜j分間)、多孔質成
形体用の原材料を得る。
そして、フェイスプレート8,8の間隙12から上記原
材料を第1工程のバックアツプ材の上に流し込み、発泡
固化させて多孔質成形体16を得る。この場合、多孔質
成形体16の上面とフェイスプレート8の下面との間に
若干の隙間ができるように原材料の流入量を調整する。
−第3工程− フェイスプレート8下の隙間からフエくスプレート8.
8の間隙12にわたって、ゴムシール材17を充填する
。このゴムシール材17とシテハ例えば2液硬化型ウレ
タン樹脂を用いる。
従って、上記施工方法によれば、多孔質成形体16の原
材料の流入量の調整によりフェイスプレート8の下の遊
間を所望の高さまで閉塞する第2のバンクアップ材を簡
単に設けることができ、ゴムシール材17の充填量を少
なくすることができる。また、第/のバックアツプ材を
構成するに当っでのウレタンフオーム15の詰め込ミハ
、このウレタンフオーム15が比較的細いものであるが
ら、フェイスプレート8,8の間隙12からの挿入によ
り簡単に行なうことができる。
なお、既設のジヨイントにおいて、樋13および導水板
14が既に破損して脱落している場合は、フェイスフレ
ー )8 、8の間隙12に対応して曲折した波形ウレ
タンフオームをこの間隙12から挿入し、横倒しにして
ウェブプレート9,9の対向面に係止するか、アンダー
プレート10.10の上に載置してバックアツプ材とす
る。
また、ウェブプレート9およびアンダープレート10を
用いずにフェイスプレート8をアンカーにて道路に固定
するアンカー固定方式のジヨイントの場合、フェイスプ
レート下の対向する道路のコンクリート端面間において
バックアンプ材および多孔質成形体を設ける。
また、ジヨイントを新設する場合でも、フェイスプレー
トを有するジヨイント部材を構築した後、バックアツプ
材を支えとして多孔質成形体を形成し、ゴムシール材を
充填することにより、本発明を適用することができる。
また、一対のフェイスプレートは互いの凸部の突出量を
小として、凸部同志の噛合がない状態で対向せしめるも
のでもよい。
さらに、上記実施例では、モルタル系の多孔質成形体を
用いたが、骨材(砂利)を混入したコンクリート系の多
孔質成形体としてもよい。また、セメントの代わりに樹
脂を用いて樹脂コンクリ−ト系、樹脂モルタル系の多孔
質成形体としてもよく、ウレタン原液を遊間に注入して
発泡させる発泡ウレタン系の多孔質成形体としてもよい
。また、多孔質成形体は上面がフェイスプレートの下面
に達するようにしてもよい。
また、本発明を適用する道路橋の形成としては、実施例
の鋼橋の他、プレストレストコンクリート桁(PC桁)
橋、レインホーストコンクリート桁(Etc桁)橋、鋼
床版橋でもよい。
さらに、ゴムシール材はフェイスプレートの下面の高さ
まで充填したり、フエイ・スプレー・トの間隙のみに充
填するようにする場合もある。
(発明の効果) 本発明によれば、フェイスプレート下の遊間ヲ発泡剤に
よる多孔質成形体で閉塞してその上にゴムシール材を設
けるようにしたから、高価なゴムシール材の充填量を少
なくして道路継目部の止水を行なうことができるととも
に、ゴムシール材の支持が多孔質成形体によって強くな
り、長期間にわたってゴムシール材の剥離や脱落を招く
ことなく確実な止水を行なうことができ、さらに、上記
遊間の閉塞か多孔質成形体の使用により容易となる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施態様を例示し、第1図は道路継目部
の平面図、第2図は第1図のA−A線断面図である。 1・・・・・・ジヨイント、6・・・・・・遊間、7・
・・・・・凸部、8・・・・・・フェイスプレート、1
2・・・・・・間隙、15−・・・ウレタンフオーム、
16・・・・・・多孔質成形体、17・旧・・ゴムシー
ル材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)道路継目部で遊間を存して相対する道路の端部に
    、遊間側へ突出した凸部を遊間の長手方向に間隔をおい
    て設けた一対のフェイスプレートが固定されたジョイン
    トにおいて、フェイスプレート下の遊間が発泡剤で気泡
    を形成した多孔質成形体にて閉塞され、多孔質成形体の
    上にゴムシール材が充填されていることを特徴とする道
    路のジョイントにおける止水構造。
JP14897384A 1984-07-17 1984-07-17 道路のジヨイントにおける止水構造 Pending JPS6128602A (ja)

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Cited By (3)

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