JPS5931761Y2 - 橋台における道路継目伸縮装置 - Google Patents

橋台における道路継目伸縮装置

Info

Publication number
JPS5931761Y2
JPS5931761Y2 JP9745179U JP9745179U JPS5931761Y2 JP S5931761 Y2 JPS5931761 Y2 JP S5931761Y2 JP 9745179 U JP9745179 U JP 9745179U JP 9745179 U JP9745179 U JP 9745179U JP S5931761 Y2 JPS5931761 Y2 JP S5931761Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bridge
road
joint
concrete
toothed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9745179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5616610U (ja
Inventor
元之助 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9745179U priority Critical patent/JPS5931761Y2/ja
Publication of JPS5616610U publication Critical patent/JPS5616610U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5931761Y2 publication Critical patent/JPS5931761Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 ・本考案は橋梁道路と橋台と継目に適用する原書コンク
リート層噛合型の道路継目伸縮装置に関する。
従来、上記噛合型の継目構造を有するものには、橋台の
胸壁および橋梁道路の端部に相対する切欠段部を形成し
、該切欠段部の底面より道路表面に至る高さをもつ1対
の波形端面板を噛合遊間を存して対設し、両波形端面板
の背面にコンクリートを打設して原書コンクリート層を
形成したものがある。
これは、切欠段部の形成に多大の時間と労力を要するほ
か、波形端面板は、高さに比例してその加工が困難にな
るため、従来は高さ20 crn程度までのものが実施
され、従って、該波形端面板の背部に打設されるコンク
リート層の厚さも20cm程度であり、ジヨイント強度
の大きいものを得るのが難しく、コンクリート層の突出
部の長さが制限される。
このため、この種の伸縮装置は、数トン以上の車輌が通
過できるような耐荷力を要求される道路橋や、伸縮量の
大きい長大橋に適しないという欠点がある。
また、従来の鋼製フィンガージヨイントも噛合型ジヨイ
ントの1つであるが、歯形(フィンガー)が横形である
ため長大橋のような伸縮量の大きい場合のジヨイントと
しては不向きの形式であり、長大橋に採用する場合は、
鋼製ジヨイントを強度の優れたものにする必要があり高
価になるという欠点がある。
本考案は、かかる点に鑑み、橋台上部と橋梁道路端部の
それぞれの基部から互いに噛合する複数の原調型突出部
を突設し、これら基部および原調型突出部をコンクリー
ト層により形成して、特に耐荷力を要求される道路橋や
長大橋に適する道路継目伸縮装置を提供することを目的
とする。
以下、本考案の構成を実施例につい図面に基づいて説明
する。
実施例1 本例は第1図に示し、1aは道路継目伸縮装置である。
2,3は橋台4の上部の胸壁および橋梁道路5の端部に
形成された歯形継手であって、それぞれの基部6,7か
ら橋長方向へ複数の原調型突出部8,8・・・・・・、
10.To・・・・・・が突設され、おれら相対する原
素突出部8,10が波形の噛合遊間11を存して噛合さ
れている。
橋台4側の歯形継手2は、基部6および原調型突出部8
が、道路表面より桁座12の上面に至るまで胸壁と一体
になった1層のコンクリート層によって形成され、基部
6には道路幅方向に配設した主筋13と、橋台4の躯体
より上方へ延ばした支持鉄筋14と、橋長方向に配設し
た補強筋15とが互いに連結状態で埋設され、上記補強
筋15はコ字状であって基部6より原調型突出部8の先
端部まで延設されている。
橋梁道路5側の歯形継手3は、基部7および原調型突出
部10が、道路表面より主桁16の上面に至るまで橋梁
道路本体、つまり、コンクリート床版18と一体になっ
た1層のコンクリート層で形成され、補強筋(図示省略
)が埋設されている。
図中、17は舗装、18はコンクリート底版、19は裏
込めコンクリート、20は盛土、21は支承である。
実施例2 本例は第2図に示し、歯形継手2,3が端面を面一にす
る上部後打層22,23と下部コンクリート層24.2
5の2層のコンクリート層で形成され、橋台側および橋
梁道路側の各々に同じ厚さの原調型突出部8,10が形
成されていることを特徴とするもので他は実施例1と同
様である。
上部後打層22.23はコンクリート、樹脂コンクノー
ト、樹脂モルタル、合成樹脂、ゴムなどの材質のもので
形成され、歯形継手2,3の耐荷強度を向上せしめてい
る。
なお、橋台4における補強用の鉄筋は、図面に示すよう
に支持鉄筋14の上にL型鋼14aを、該り型鋼の上部
に補強筋15を溶接したものなどを用いてもよい。
実施例3 本例は第3図に示し、橋梁道路5側の歯形継手3が鋼製
の歯形板26で支持されていることを特徴とするもので
、他は実施例2と同様である。
歯形板26は、主桁16の上にボルト締・して固定され
、端面が歯形継手3と面一になされている。
この歯形板26は、歯形継手3を形成すべきコンクノー
トを打設する際の型枠として利用し、打設後においては
歯形継手3を支持して該歯形継手の耐荷強度を向上せし
めている。
実施例4 本例は第4図に示し、橋梁道路にPC(プレストレスト
コンクリート)桁、すなわちコンクリート中に緊張鋼材
を埋設した桁を適用した場合の道路継目伸縮装置である
橋梁道路5側の歯形継手3は道路表面よl’)40桁2
7の底部に至るまでが、40桁27の上面高さを境に上
部後打層22と下部コンクリート層23に分けて形成さ
れている。
40桁27は、橋長方向が歯形継手3の幅だけ、一般の
橋梁道路におけるそれより短く形成されている。
13は主筋、9は配力筋である。
なお、本例における20桁は単なる短桁であるが、20
桁の上部フランジの上端部を切欠いてもしくは上部フラ
ンジを下部フランジより短くして該20桁の桁端に略椅
子状の段部を形成し、歯形継手の上部後打層を道路表面
より該段部に至るまで層厚に形成する場合もある。
実施例5 本例は第5図に示し、橋梁道路にRC(レインホースト
コンクリート)桁、すなわちコンクリート中に鉄筋を埋
設した桁を適用した場合の道路継目伸縮装置であって、
他は実施例1と同様である。
橋梁道路5側の歯形継手3は、道路表面よl’)RC桁
28の底部に至るまでが、上部後打層23と下部コンク
リート層25とで形成されている。
下部コンクリート層25は、RC桁28を形成する際に
同時にコンクリートを打設して形成する。
なお、上記各実施例において橋台4側の歯形継手2は、
その原調型突出部8を道路表面より桁座12の上面に至
る高さに形成しているが、橋梁道路5側の原素型突出部
10と同程度の高さとしてもよい。
また、実施例3,4.5において歯形継手2,3は上部
後打層と下部コンクリート層の2層で形成されているが
実施例1と同様に1層のコンクリート層で゛形成しても
よい。
また、噛合遊間11における雨水や汚水等の漏水防止に
は、以下に述べる第6図乃至第9図に示すような止水手
段を用いることか゛できる。
すなわち、第6図に示す止水手段は、噛合遊間11に断
面略U字形に屈曲されたM塑弾性部材29が介装された
ものであって、該M塑弾性部材29は、両側が歯形継手
2,3の端面に密接して屈曲された波形支持板30.3
0に固着され、該波形支持板は背面より突設された支持
筋31を歯形継手2,3を埋設して支持されている。
また、第7図に示す止水手段は、上記M塑弾性部材29
の代わりに断面略U字形に屈曲されたU塑弾性部材32
を適用したものである。
第8図に示す止水手段は、噛合遊間11にバックアツプ
材33が両側を歯形継手2,3の端面に密着して介装さ
れ、該バックアツプ材33の上に充填ゴム34が充填さ
れたものである。
第9図に示す止水手段は、断面略楕円形の弾性体に鉄芯
35が埋設された3本のシールユニットを並列に接着し
たシーフ36が、両側を歯形継手2.3の端面に密着し
てなるものである。
本考案は、以上の構成により歯形継手が厚い歯厚をもつ
ため、該歯形継手の強度が著しく向上され、また、橋台
側の歯形継手は基部より原素型突出部の先端部に至る補
強筋によって原素型突出部の耐荷強度が高くなっており
、車輌通過等の振動や衝撃による原素型突出部の破損が
防止され、従って原素型突出部を橋長方向へ大きく出張
らせることができるため、一般の橋梁はもちろん、長大
橋や耐荷力が要求される道路橋にも適用することができ
、構造が簡単であるため施工が容易であるなどの優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は実施例1の
道路継目伸縮装置を橋長方向断面で示す斜視図、第2図
乃至第5図は、それぞれ実施例2乃至実施例5の道路継
目伸縮装置の橋長方向断面図図、第6図乃至第9図は止
水手段の橋長方向断面図である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)橋台上部の胸壁と橋梁道路端部のそれぞれに、基
    部から複数の厚歯型突出部を突出せしめた歯形継手を設
    けたものであって、両歯形継手はそれぞれ胸壁および橋
    梁道路本体と一体になったコンクリート層によって構成
    され、橋台側の歯形継手には基部より厚歯型突出部の先
    端部に至る橋長方向の補強筋が埋設され、橋台側と橋梁
    道路側の互いの厚歯型突出部が噛合遊間を存して噛合し
    ていることを特徴とする橋台における道路継目伸縮装置
  2. (2)歯形継手は、上部抜打層と下部コンクリート層の
    2層のコンクリート層で形成されたものである実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の橋台における道路継目伸縮
    装置。
  3. (3)橋梁道路は、歯形継手が道路表面より鋼桁の上面
    に至るまで1層以上のコンクリート層によって形成され
    たコンクリート床版橋である実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の橋台における道路継目伸縮装置。
  4. (4)橋梁道路は、歯形継手が道路表面より20桁の底
    部に至るまで1層以上のコンクリート層によって形成さ
    れたコンクリート桁橋である実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の橋台における道路継目伸縮装置。
  5. (5)橋梁道路は、歯形継手が道路表面よl’)RC桁
    の底部に至るまで1層以上のコンクリート層によって形
    成されたコンクリート桁橋である実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の橋台における道路継目伸縮装置。
JP9745179U 1979-07-13 1979-07-13 橋台における道路継目伸縮装置 Expired JPS5931761Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9745179U JPS5931761Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 橋台における道路継目伸縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9745179U JPS5931761Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 橋台における道路継目伸縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5616610U JPS5616610U (ja) 1981-02-13
JPS5931761Y2 true JPS5931761Y2 (ja) 1984-09-07

Family

ID=29330249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9745179U Expired JPS5931761Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 橋台における道路継目伸縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5931761Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019120091A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 ニッタ株式会社 道路橋用伸縮装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019120091A (ja) * 2018-01-10 2019-07-22 ニッタ株式会社 道路橋用伸縮装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5616610U (ja) 1981-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN113152663A (zh) 一种装配式建筑框架体系
JPS5931761Y2 (ja) 橋台における道路継目伸縮装置
JPH04334405A (ja) プレキャストコンクリート梁の製造方法
JPS6361443B2 (ja)
JPS5931762Y2 (ja) 鋼床版橋における道路継目部の舗装構造
JPS5849207Y2 (ja) 道路橋の縦目地構造
CN211645814U (zh) 一种具有分段间隔缝填充材料的路桥段
JPS597365Y2 (ja) 道路継目部におけるコンクリ−ト床版の端部構造
JP5214902B2 (ja) 鋼矢板を用いた鋼・コンクリート合成床版および合成床版橋
JP2547954B2 (ja) 道路橋の継目部構造
JPS5835686Y2 (ja) 道路継目伸縮装置
RU17545U1 (ru) Плита сборного покрытия
JPH083929A (ja) 橋梁における床版と橋桁のシール材
JPS6033124Y2 (ja) 道路継目伸縮装置
JPS5851208Y2 (ja) 橋,高架道路等構築体
JPS632486Y2 (ja)
JP2693714B2 (ja) 道路橋の継目部構造及びその構築方法
JPS5937363B2 (ja) 道路継目伸縮装置
JPS5810723Y2 (ja) 道路継目伸縮装置
JPH023844B2 (ja)
JPS6147246B2 (ja)
JP2642608B2 (ja) 道路橋の継目部構造及びその構築方法
JP2635926B2 (ja) コンクリート道路橋の継目部構造
JPS6231555Y2 (ja)
JPS6251324B2 (ja)