JP2547954B2 - 道路橋の継目部構造 - Google Patents
道路橋の継目部構造Info
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
する。
曲折して継目長手方向に延びる一対の波形竪板を当該継
目部において互いの凹部と凸部とが対向するように立設
することによって、ジグザグに曲折して継目長手方向に
延びる波形遊間を形成し、この両波形竪板の背部にコン
クリートを打設することによってコンクリート凹凸版を
形成してなるものが知られている(特公昭62−513
24号公報参照)。この場合の波形竪板にはコンクリー
ト打設時のコンクリート洩れを防止する底板や堰板が付
設されていて、背部のコンクリート凹凸版は床版遊間上
に突出した所謂片持ち状態になっている。
に対処することができるよう床版厚が厚い道路橋が構築
され、あるいは既設の道路橋の床版の増厚施工がなされ
ている。このように床版が厚く耐荷強度が大きい道路橋
にあっては荷重の大きな車両が走行することになるた
め、上述の如き道路橋の継目部構造においても、波形竪
板によるコンクリート凹凸版をさらに厚くしてその耐荷
強度の向上を図ることが考えられる。
特公昭57−25682号公報に記載されているよう
に、鋼桁上面から路面まで立ち上がった背の高い波形竪
板を形成し、該波形竪板の下端の底板を鋼桁に高力ボル
トによって結合するという提案はある。これによれば、
波形竪板の背部に耐荷強度が高いコンクリート凹凸版を
形成することができる。
は、上部波形竪板と下部波形竪板とを互いに一部重ね合
わせて溶接することによって全体として背の高い波形竪
板を形成するという提案が記載されている。
来技術のうち前者のような鋼桁に底板を固定して波形竪
板を立ち上げる方式は、鋼橋には採用することができて
も、鋼桁を備えていないコンクリート橋(RC橋,PC
橋)には採用することができない。また、この方式を鋼
橋に採用するにしても、波形竪板の上端を路面高さに合
わせることが難しいという問題がある。すなわち、道路
橋の床版厚は、道路幅員の全長にわたって一定厚さには
形成されておらず、路面に横断勾配をつくる関係で例え
ば幅員の中央部が厚く両端が薄くなっており、また、コ
ンクリートを打設した際に設計厚よりも若干厚くなった
りあるいは薄くなったりすることがあり、さらに、桁の
キャンバの戻りが設計通りにならず床版端部の高さが狂
うこともある。
版厚さに応じてその都度製作する必要あるとともに、高
さの異なる波形竪板を多数準備する必要がある。さら
に、このような背の高い波形竪板を平板の曲げ加工によ
って製作することも難しい。しかも、波形竪板の上端を
路面高さに合わせること自体が実際には難しく、波形竪
板の上端が路面よりも高くなった場合には車両の走行性
が極めて悪くなる。
較的低い上部波形竪板と下部波形竪板とを使用するか
ら、製作の難しさは軽減されるとともに、上下の波形竪
板の重ね合わせ量を変えることによって全高の調節が可
能になるが、部品点数が多くなってコスト高になるとと
もに、上下の波形竪板を隙間なく重ね合わせることが難
しいという問題がある。
には、上下の波形竪板の波のピッチを重ね合わせができ
るように調整する必要があり、さらに、その寸法精度が
高いことが必要になるが、実際にそのような波形竪板を
製作することは至難なことであり、所期の重ね合わせが
できないことが多くなる。また、路面に横断勾配がある
場合には、上部の波形竪板を路面の勾配に合わせて若干
傾ける必要があるが、そのことは当該上部波形竪板が略
水平に配置される下部波形竪板に対して若干傾くことを
意味し、そのことも上下の波形竪板の重ね合わせが難し
くなる一因となっている。さらに、上部波形竪板と下部
波形竪板とを重ね合わせる場合、当該重ね合わせのため
に各波形竪板の背を余分に高くする必要がある。
橋のいずれにも採用することができる、耐荷強度が大き
く且つ部材の製作性、施工性に優れた継目部構造を提供
するものである。
このような課題に対して、従来、波形竪板を設けて道路
継目部の遊間上に突出した片持ち状態のコンクリート凹
凸版を形成していたのは、波形遊間を形成して車両走行
性を高めるためであるが、コンクリート凹凸版自体が継
目遊間上に突出していなくとも、波形遊間が継目部に形
成されるならば所期の車両走行性が得られ、かえって、
コンクリート凹凸版を片持ち状態にしないことによっ
て、高い耐荷強度が得られること、さらに波形竪板に底
板等を付設する必要がなくなって構造が簡単になること
を見出だし、本発明を完成するに至ったものである。以
下、上記課題を解決する各手段について具体的に説明す
る。
の継目の長手方向に直線状に延びる平端面を有し、互い
の該平端面が直線状遊間を存して対向する一対の下部コ
ンクリート版が形成され、上記各下部コンクリート版の
上面に、各々ジグザグに曲折して継目長手方向に延び上
記直線状遊間の上に路面に開口した波形遊間を形成する
よう互いの凹部と凸部とを対向させてなる一対の波形竪
板が、各々の凸部を上記下部コンクリート版から上記直
線状遊間側に離れないように位置付けて配設され、上記
各波形竪板の背部にコンクリートが打設されて、該波形
竪板によって波形端面が形成された上部コンクリート版
が形成されていることを特徴とする道路橋の継目部構造
である。
って路面に開口した波形遊間が形成されているから、良
好な車両走行性が得られる。そして、上記波形竪板は凸
部が下部コンクリート版の上面から直線状遊間側に離れ
ないように位置付けられて配設されているから、該波形
竪板によって波形端面が形成された上部コンクリート版
は、その全体が下部コンクリート版に支持され、所謂片
持ち状態にはならない。よって、道路継目部の耐荷強度
が高いものになる。
橋の継目部構造において、上記波形竪板が、その凸部を
該波形竪板の板厚分だけ上記直線状遊間上に突出させて
配設されていることを特徴とする。
板厚分の突出量だけ狭くすることができ、車両走行性の
向上に有利になる。
道路橋の継目部に、互いの平端面が直線状遊間を存して
対向する一対の下部コンクリート版を形成し、一対の波
形竪板によって路面に開口した波形遊間を形成するとと
もに、該波形竪板を凸部が下部コンクリート版から上記
直線状遊間側に離れないように位置付けることによっ
て、波形竪板の背部の上部コンクリート版をその全体が
下部コンクリート版の上に支持されるようにしたから、
上記波形遊間によって良好な車両走行性を得ながら、道
路継目部の耐荷強度を高いものにすることができるとと
もに、施工性の向上、構造の簡単化が図れ、コストを下
げることができる。
板の凸部を該波形竪板の板厚分だけ上記直線状遊間上に
突出させるようにしたから、それだけ波形遊間が狭くな
り、車両走行性の向上に有利になる。
する。
クリート版、2は下部コンクリート版1の上に形成され
た上部コンクリート版、3は上部コンクリート版2の端
面を形成する波形竪板、4は下部コンクリート版1,1
によって形成された直線状遊間、5は直線状遊間4の上
に上記波形竪板3,3によって形成され且つ路面に開口
した波形遊間である。
ト床版6と一体に形成されて道路橋端部の下層部を構成
しており、その端面は図2に破線で示すように継目長手
方向に直線状に延びる垂直な平端面1aに形成されてい
る。この下部コンクリート版1,1の対向する平端面1
a,1aが上記直線状遊間4を形成している。従って、
この直線状遊間4とは継目長手方向に直線状に延びた遊
間である。
グに曲折して継目長手方向に延びたものであり、この波
形竪板3によって形成された上記上部コンクリート版2
の端面はジグザグに曲折して継目長手方向に延びた波形
端面になっている。また、波形竪板3,3は、上記下部
コンクリート版1,1の上において、各凸部が上記下部
コンクリート版1,1から離れて上記直線状遊間4の上
に突出しないように位置付けられ、且つ互いの凹部3a
と凸部3bとが対向するように配設されている。従っ
て、この波形竪板3,3によって形成された波形遊間5
は、ジグザグに曲折して継目長手方向に延びたものにな
っている。
部3bは該波形竪板3の板厚分だけ上記直線状遊間4の
上に突出し、波形遊間5は直線状遊間4の同じ遊間幅に
なっている。
れていて、該シール部材7の両側部は上部波形竪板3,
3の内面に固着されている。シール部材7の内部には
砂、液状ゴム等による充填材を詰めるようにしてもよ
い。なお、上記シール部材7に代えて液状シールゴムの
流し込みのみによって上記波形遊間5のシールを行なう
ようにしたり、断面矩形のスポンジ状弾性体を波形竪板
3,3の内面に貼付けすることによって当該シールを行
なうようにしてもよい。
8が突設され、上記上部コンクリート版2に埋設されて
いる。なお、図1及び図2において、9はコンクリート
床版6の舗装である。
できる。
クリート施工時に下部コンクリート版1を形成するとと
もに、箱抜きによって上部コンクリート版2を形成すべ
き部位に空間を形成する。
る直線状遊間4及び下部コンクリート版1,1の上にコ
ンクリート床版6の上面高さまで詰め物をし、該上面及
び詰め物の上に一連に舗装9を施す。
クリートカッターによって継目長手方向に切れ目を入
れ、詰め物の上の舗装をコンクリート破砕機によって砕
いて除去し、さらに上記詰め物を除去する。
の上面に波形竪板3,3を上面が路面高さに一致するよ
うに立設し、その際に波形竪板3の凸部が該波形竪板3
の板厚分だけ直線状遊間4の上に突出するようにする。
そして、図3に示すように、直線状遊間4と波形遊間5
の下部にスポンジ形枠10,11を挿入し、波形竪板3
の背部にコンクリートを打設して上部コンクリート版2
を形成する。
よって路面に開口した波形遊間5が形成されているか
ら、良好な車両走行性が得られるとともに、上部コンク
リート版2の全体を下部コンクリート版1の上に支持さ
せるようにしたから、道路継目部の耐荷強度が高いもの
になり、さらに、上記波形竪板3の凸部3bを該波形竪
板3の板厚分だけ直線状遊間3の上に突出させて波形遊
間5を直線状遊間4と同じ幅に形成したから、後述する
実施例2のように波形竪板3の凸部を突出させない場合
に比べて車両走行性の向上に有利になる。加えて、底板
や堰板は不要になるから、施工が容易になるとともに、
構造が簡単になる。
や、既設の道路橋の増厚施工を行なう場合には、既設の
ジョイント部材を除去するとともに、道路橋の端部に切
欠き段部を形成する。そして、波形竪板3,3を配置
し、その背部にコンクリートを打設して上部コンクリー
ト版2を形成することになる。
版2が単層であるが、上部コンクリート版の下部をセメ
ントコンクリート層によって形成し、該セメントコンク
リート層の上に床版上面舗装9と同様のアスファルトコ
ンクリート舗装を施すようにする、つまり、上部コンク
リート版を2層に形成してもよい。
れており、波形竪板3をその凸部3bの遊間側の面が下
部コンクリート版1の平端面1aと面一になるように位
置付けたものである。
伸長しても、波形竪板3の凸部が対向する下部コンクリ
ート版1の上端角部に接触するおそれは全くない。
れており、波形竪板3を上記実施例1と実施例2との中
間の態様で位置付けたものである。すなわち、波形竪板
3の凸部3bは該波形竪板3の板厚の半分だけ直線状遊
間4の上に突出している。
れており、先の各実施例に比べて波形竪板12の振幅を
大きくした例であり、他は実施例1と同じである。本例
の場合は、波形遊間13自体は広くなるが、波形竪板1
2の凸部と凹部とを結ぶ傾斜部の橋軸に対する傾斜角度
が大きくなるから、車両走行性は良い。
継目部を示す断面図
面図
面図
Claims (2)
- 【請求項1】 道路橋の継目部に、各々道路橋の継目の
長手方向に直線状に延びる平端面を有し、互いの該平端
面が直線状遊間を存して対向する一対の下部コンクリー
ト版が形成され、 上記各下部コンクリート版の上面に、各々ジグザグに曲
折して継目長手方向に延び上記直線状遊間の上に路面に
開口した波形遊間を形成するよう互いの凹部と凸部とを
対向させてなる一対の波形竪板が、各々の凸部を上記下
部コンクリート版から上記直線状遊間側に離れないよう
に位置付けて配設され、 上記各波形竪板の背部にコンクリートが打設されて、該
波形竪板によって波形端面が形成された上部コンクリー
ト版が形成されていることを特徴とする道路橋の継目部
構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載された道路橋の継目部構
造において、 上記波形竪板が、その凸部を該波形竪板の板厚分だけ上
記直線状遊間上に突出させて配設されていることを特徴
とする道路橋の継目部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6016209A JP2547954B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 道路橋の継目部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6016209A JP2547954B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 道路橋の継目部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07224405A JPH07224405A (ja) | 1995-08-22 |
| JP2547954B2 true JP2547954B2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=11910134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6016209A Expired - Lifetime JP2547954B2 (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 道路橋の継目部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547954B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5064256B2 (ja) * | 2008-01-31 | 2012-10-31 | ニッタ株式会社 | 道路橋用簡易鋼製縦型伸縮装置 |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP6016209A patent/JP2547954B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07224405A (ja) | 1995-08-22 |
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