JPS5849207Y2 - 道路橋の縦目地構造 - Google Patents

道路橋の縦目地構造

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JPS5849207Y2
JPS5849207Y2 JP15025679U JP15025679U JPS5849207Y2 JP S5849207 Y2 JPS5849207 Y2 JP S5849207Y2 JP 15025679 U JP15025679 U JP 15025679U JP 15025679 U JP15025679 U JP 15025679U JP S5849207 Y2 JPS5849207 Y2 JP S5849207Y2
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JP
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road
joint
vertical joint
joint structure
tooth
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JP15025679U
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元之助 新井
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、橋梁および高架道路において、第8図に示す
ように互いに接する既設道路aと拡巾新設道路すとの縦
目地C1または本線道路dと該本線道路に接続されるラ
ンプ等の側線道路eとの縦目地Cの相対向する側端部床
版遊間に構築する原書コンクリート層噛合型の縦目地構
造に関する。
道路橋の縦目地においては、例えば既設道路と新設道路
との間で温度変化によって生じる橋長方向のずれや、通
行車輌の荷重によって橋が撓む際に生じる対向端部の上
下動を許容せしめる必要がある。
そこで、従来、縦目地にはフィンガータイプの鋼製歯形
板を噛合せしめたものや、鋼製の波形端面板を噛合せし
めてその背部にコンクリートを打設したものが構築され
ているが、いずれも車の安全走行が確保できないという
欠点がある。
すなわち、前者の場合、鋼製歯形板が路面上に幅広く露
出するため通過する自動車の車輪がスリップすることが
あり、また後者の場合、波形端面板の高さが高くなると
鋼板を波形に屈曲加工するのが困難となるため、背部に
打設するコンクリートの厚さが制限されて車輌に対する
耐荷強度の大きい継手が得られないという憾みがあり、
さらに、端面板上端が路面に露出するため、上記スリッ
プの問題も有している。
本考案は、かかる点に鑑み、道路側端部の基部から複数
の原素型突出部が突出された相対向する歯形継手を、道
路表面とほぼ一致する高さより前記道路側端部の下端部
に至るまでコンクリート層によって形成して路面への鋼
板の露出をなくシ、車輌走行性に優れた道路橋の縦目地
構造を提供することを目的とする。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
1は本線道路2と側線道路3との縦目地構造である。
5,5は歯形継手であって、本線道路2および側線道路
3の側端部の基部6,6から複数の原素型突出部7,7
が道路幅員方向へ突出され、該原素型突出部が噛合遊間
8を存して噛合されている。
前記基部6および原素型突出部7は、道路表面10とほ
ぼ一致する高さより道路側端部の下端11に至るまで1
層のコンクリート層により形成され、内部に、道路幅員
方向へ伸びる主筋12、橋長方向へ伸びる配力筋13お
よびU字形の補強筋14か′埋設されている。
15は止水手段として設けられた樋体であって、歯形継
手5の底部に橋長方向へ一定間隔をもって設置された樋
体支持具16により支持されている。
樋体支持具16は、両側のフランジ16a、16bが、
それぞれ本線道路2および側線道路3のコンクリート床
版17,17に遊動自在に取り付けられている。
18は舗装である。前記歯形継手5は、噛合遊間8に波
形の型枠を設置し、該型枠の背部にコンクリートを打設
することによって形成することができる。
また、歯形継手5は、第3図に示すように下部コンクリ
ート層19の上に上部後打層20を積層して形成する場
合もある。
上部後打層20には、樹脂コンクリート、樹脂モルタル
、合成樹脂、ゴムまたは下部コンクリート層19と同じ
コンクリートを適用する。
なお、上記実施例では止水手段として樋体を用いている
が、以下に述べる第4図乃至第7図に示すようなシール
部材を適用してもよい。
すなわち、第4図に示すシール部材は、噛合遊間8に断
面略U字形に屈曲されたM塑弾性部材21を介装したも
のであって、該M塑弾性部材の両側に歯形継手5の端面
に密接して屈曲された波形板22.22が固着され、該
波形板の背面に突設した支持筋23が歯形継手5に埋設
されている。
また、第5図に示すシール部材は、前記M塑弾性部材2
1の代わりに断面略U字形に屈曲されたU塑弾性部材2
4を適用したものである。
第6図に示すシール部材は、噛合遊間8にバックアツプ
材25が両側を歯形継手5,5の端面に密着して介装さ
れ、該バックアツプ材25の上に充填ゴム材26が充填
されたものである。
また、第9図に示すシール部材は、断面略楕円形の弾性
体に鉄芯27が埋設された1本または複数本(本例は3
本)のシールユニット28を並列に連着したシーフ29
が、両側を歯形継手5,5の端面に密着してなるもので
ある。
上記縦目地構造において、第10図に示す如く、本線道
路2が通路車輛の荷重によって道路巾方向で撓み変形を
起こすと、歯形継手5,5間に上下方向の段差が生じる
が、各歯形継手5,5は噛合遊間8があるため互いに干
渉しない。
また、本線道路2と側線道路3との橋長方向のいずれも
噛合遊間8で許容される。
本考案は、以上に述べたように歯形継手がコンクリート
等により道路表面から道路側端部の下端に至るまで層厚
に形成されているため、通過車輛に対する耐荷強度が従
来のものに比べて格段と向上し、しかも歯形継手の上面
がコンクリートもしくはこれに類似する材料で形成され
ているため、従来のようなフェイスプレート等の金属板
による車輪のスリップを招くことなく、また、継目遊間
が波形であるため車輪の落ち込みによる自転車、オート
バイ等の転倒事故がなく、車輌の走行性が著しく向上し
、また、縦目地における対向端部の上下動および橋長方
向の変位も噛合遊間で許容されるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図は道路橋の縦
目地構造の平面図、第2図は第1図のIIII線におけ
る断面図、第3図は縦目地構造の他の例を示す道路幅員
方向の断面図、第4図乃至第7図はいずれも止水手段の
他の例を示す道路幅員方向断面図、第8図および第9図
はいずれも伸縮装置の構築場所を示す道路橋の平面図、
第10図は道路橋の撓み状態を示す断面図である。 1・・・・・・伸縮装置、2・・・・・・本線道路、3
・・・・・・側線道路、5・・・・・・歯形継手、6・
・・・・・基部、7・・・・・・原書型突出部、8・・
・・・・噛合遊間、10・・・・・・道路表面、11・
・・・・・道路側端部の下端部、19・・・・・・下部
コンクリート層、20・・・・・・上部後打層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに接する既設道路と拡巾新設道路との縦目地、また
    は本線道路と該本線道路に接続されるランプ等の側線道
    路との縦目地において、相対向する道路側端部には、基
    部から複数の原素型突出部を突出せしめた歯形継手が道
    路表面とほぼ一致する高さより前記道路側端部の下端に
    至るまでコンクリート層で形成され、両歯形継手の原素
    型突出部が波形の噛合遊間を存して噛合されたことを特
    徴とする道路橋の縦目地構造。
JP15025679U 1979-10-29 1979-10-29 道路橋の縦目地構造 Expired JPS5849207Y2 (ja)

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JPS5668005U JPS5668005U (ja) 1981-06-05
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