JPS5849205Y2 - 道路継目伸縮装置 - Google Patents

道路継目伸縮装置

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JPS5849205Y2
JPS5849205Y2 JP2072479U JP2072479U JPS5849205Y2 JP S5849205 Y2 JPS5849205 Y2 JP S5849205Y2 JP 2072479 U JP2072479 U JP 2072479U JP 2072479 U JP2072479 U JP 2072479U JP S5849205 Y2 JPS5849205 Y2 JP S5849205Y2
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JP
Japan
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road
gutter body
joint
plates
road joint
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JP2072479U
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JPS55123004U (ja
Inventor
元之助 新井
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、橋および高架道路において、互ν)に接する
既設道路と拡巾新設道路の縦目地、または本線道路に接
続されたランプ等の側線道路の縦目地などの道路継目部
に構築する道路継目伸縮装置に関する。
上記の如き道路の縦目地の伸縮装置には、一般にフィン
ガータイプのジヨイントや、継目部に平板状の竪形端面
板を相対向して設置し、該両端面板間にゴム板を連結し
たものが知られている。
前者の場合、フィンガージヨイントのフェイスプレート
が路面上に幅広く露出するため通過する自動車の車輪が
スリップすることがあり、また、後者の場合、路面に両
端面板による溝が直線状に形成さるため、オートバイ、
自転車等の二輪車が畝溝に車輪をとられて転倒する事故
がしばしば発生し、いずれも車の安全走行が確保できな
いという問題があった。
また、従来より、例えば実開昭49−69233号公報
に開示されている如く、道路継目部において波形に屈曲
した一対の竪形端面板にて波形のジヨイント遊隙を形成
し、主桁の端部より支持具を介して樋体を遊間に吊下げ
たものもあるが、ジヨイント遊隙から流下した雨水によ
って鋼桁が腐食したり、あるいは雨水が樋体に導かれず
に樋体の両側から楊子へ漏洩するなどの不具合があった
また、実公昭52−39294号公報に記載されている
如く、一対の波形端面板を一対の縦板で両側がら挾み、
両組板間に樋を設けたものもあるが、雨水が縦板と樋の
隙間から漏れる不具合があった。
本考案は、かかる点に鑑み、波形に屈曲した一対の竪形
端面板にて波形のジヨイント遊隙を形成するとともに、
両竪形端面板の下方に樋体を配設し、この両竪形端面板
の下部を一対の排水プレートで両側から挾み、両排水プ
レートの下端間隙を樋体の溝巾よりも狭くしてこの排水
プレートの下端を樋体の内側に臨ましめることにより、
車輌走行性の向上を図る一方、ジヨイント遊隙から流下
した雨水がすべて排水プレートにより樋体へ導かれるよ
うになし、雨水による鋼桁の腐食や楊子への漏水を防止
するものである。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
第1図および第2図に示すように、道路縦目地伸縮装置
1は、本線道路2と側線道路3との相対向する側端部床
版遊間に設置されている。
5は矩形波状の波形に屈曲して形成された竪形の端面板
であって、上端縁を道路表面にほぼ一致せしめ、がつ一
定のジヨイント遊隙を存して凹凸部を噛合せしめて対設
されている。
端面板5の背面には、アンカーバー等の補強材6,6・
・・・・・が道路幅員方向へ突設され、該補強材は、既
設の主筋7、支持鉄筋8および配力筋10に交叉部を溶
接して結合され、端面板5の背面の下端縁に底板11,
11・・・・・・が固定されている。
端面板5,5を挾んでその両側下部に、平板状の排水プ
レー) 12.12が溶接固定され、右側排水プレート
12の上部背面および左側排水プレート12の下部背面
にそれぞれさし筋13.13が道路幅員方向に突設され
、該排水プレートの下方に漏水防止手段である樋体14
が設けられている。
樋体14は、道路長手方向に所定間隔(例えば3m間隔
)をもって配設された樋体支持枠15によって支持され
、該支持枠は両端のフランジ16a、16bが、それぞ
れ本線道路2および側線道路3の床版17a、17bに
遊動自在に取り付けられている。
18は端面板5の背部に打設されたコンクリート等の後
打ち材、19は舗装である。
両排水プレー) 12.12の間隔は樋体14の溝巾よ
りも狭く、かつ、両排水プレート12,12ノ下端は床
版17a、17bの相対する端部コンクリート部の下面
より下方へ突出して樋体14の内側に位置している。
本例の場合、道路の排水は、本線道路2の他端部に設け
られた集水口(図示せず)と、端面板5,5による遊隙
下方に設けられた樋体14によってなされる。
次に、本実施例の施工方法の一例について説明する。
予め端面板5、補強部材6、底板11.排水プレート1
2およびさし筋13を、工場もしくは設置現場付近にお
いて溶接し組み立てる。
設置現場では、本線道路2側において端面板5の上端縁
を舗装置9表面高さにほぼ一致せしめて設定し、補強部
材6をコンクリート床版17bの切欠部に設置された主
筋7、支持鉄筋8、配力筋10にその交叉部を溶接して
連結し、該切欠部に後打ち材18を打設する。
続いて側線道路3側において、端面板5の高さを本線道
路2側の端面板5の高さと一致せしめ、排水プレート1
2を側線道路3の側端の堰板としてコンクリート床版1
7bを形成する。
しかる後、本線道路2側と同様に補強部材6を各鉄筋7
,8゜10にその交叉部を溶接して連結し、後打ち材1
8を打設する。
続いて、本線道路2および側線道路3の各コンクリート
床版17 a 、17 bの下部に樋体支持枠15のフ
ランジ16 a 、16 bを遊動自在に取り付け、該
樋体支持枠15に樋体14を支持せしめて施工を完了す
る。
なお、上記端面板5は、矩形波状の波形に屈曲されてい
るが、本考案は矩形波状に限定するものでなく、曲線状
、三角波状など他の波形に屈曲した端面板を用いてもよ
い。
また、本考案は既設道路2aに接する拡巾新設道路3a
の縦目地などにも適用することができる。
本考案は、以上の構成により、両端面板の路面露出面積
が少なく、シかも露出部分は波形であるため、自動車は
車輪に十分な摩擦を得ることができ、また二輪車もジヨ
イント遊隙が波形であるため、該間隙に車輪を取られる
ことがないなど通過する車の走行性が著しく向上し、か
つ、ジヨイント遊隙から流下した雨水はすべて排水プレ
ートにより樋体へ導かれるため、雨水による鋼桁の腐食
や楊子への水漏れが防止されるなど優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図は道
路縦目地伸縮装置の後打ち材未施工の平面図、第2図は
第1図のII−II線における同断面図、第3図および
゛第4図は道路の平面図である。 1・・・・・・道路縦目地伸縮装置、2・・・・・・本
線道路、3・・・・・・側線道路、5・・・・・・端面
板、6・・・・・・補強材、14・・・・・・樋体、1
8・・・・・・後打ち材、20・・・・・・伸縮部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路継目部において、波形に屈曲された一対の竪形端面
    板が上端縁を道路表面にほぼ一致せしめ、かつ波形のジ
    ヨイント遊隙を存して対設されているとともに、両竪形
    端面板の下方には道路継目部の遊間に沿って延びる樋体
    が設けられ、両竪形端面板は下部が前記遊間に沿って延
    びる一対の排水プレートで両側から挾まれ、両排水プレ
    ートの下端の間隔は樋体の両側部上端の間隔よりも狭く
    、かつ両排水プレートの下端が道路継目部のコンクリー
    ト部の下面よりも下方へ突出して樋体の内側に位置して
    いることを特徴とする道路継目伸縮装置。
JP2072479U 1979-02-19 1979-02-19 道路継目伸縮装置 Expired JPS5849205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2072479U JPS5849205Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 道路継目伸縮装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2072479U JPS5849205Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 道路継目伸縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55123004U JPS55123004U (ja) 1980-09-01
JPS5849205Y2 true JPS5849205Y2 (ja) 1983-11-10

Family

ID=28852241

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JP2072479U Expired JPS5849205Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 道路継目伸縮装置

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