JPS6315363Y2 - - Google Patents

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JPS6315363Y2
JPS6315363Y2 JP1983040228U JP4022883U JPS6315363Y2 JP S6315363 Y2 JPS6315363 Y2 JP S6315363Y2 JP 1983040228 U JP1983040228 U JP 1983040228U JP 4022883 U JP4022883 U JP 4022883U JP S6315363 Y2 JPS6315363 Y2 JP S6315363Y2
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JP
Japan
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vertical
plate
horizontal
floor slab
shape
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JP1983040228U
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JPS59147707U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、道路橋等の対向する床版端部に配設
される道路継目伸縮装置に関する。
道路継目伸縮装置は、フインガージヨイントに
よつて代表される。一般に使用されているフイン
ガージヨイントの構成は第1図に示すようにフエ
イスプレートaとウエブプレートbとを溶接個所
cを溶接して形成され、鋼橋主桁fにボルトgを
用いて取付け、アンカープレートd,eは裏込コ
ンクリート中にあつてコンクリートと一体にな
る。
かかるフインガージヨイントはその構造上、橋
面荷重が通過するとき、衝撃を発生しやすく、ま
た破損しやすい欠点がある。すなわち、フエイス
プレートaとウエブプレートbとは溶接により一
体化されているため、溶接個所cが破断したり、
アンカープレートdの溶接個所hが破断して打撃
音の発生原因ともなる。
そこで、型鋼を利用する伸縮装置として実開昭
53−130831号公報や実公昭57−50339号公報に見
られるような考案が提案されている。
しかしながら、かかる提案は、前者にあつては
フインガージヨイントとは異なり、フエース部が
直線的に形成されており、荷重支持型ではなく、
後者は前者をフインガージヨイント形状にしてい
るがフインガージヨイントとしての機能(荷重支
持機能)を果せない。
本考案はこのような点に鑑み、その構成を対向
する床版端部に対設される一対の縦型板を垂直部
と垂直部上方に位置する水平部とからなる型鋼と
により断面変形T字状に形成するとともに水平部
の対向側を凸部と凹部とが交互に表われるよう波
形状とし、凸部下面に垂直部と一緒になつて筒状
を形成するボツクス板を取り付けて形成し、かく
してなる一対の縦型板を対向する床版端部に遊間
を存して水平部の対向側を凸部と凹部とが向い合
うように配設し、遊間にシール材を充填してなる
道路継目伸縮装置とすることにより、フインガー
ジヨイントの機能を果しつつ上記欠点を除去しよ
うとするものである。
つぎに本考案の実施例を図面に基き説明する。
1は縦型板である。縦型板1は垂直部2と垂直
部2の上方に位置する水平部3を有して型鋼によ
り変形T字状に形成され、水平部3は縦型板1が
相対する床版端部にそれぞれ設置されたとき対向
する側4を凸部6、凹部7が交互に表われる波形
状とし、反対側5を直線状にして形成されてい
る。そして、下面には垂直部2と一緒になつて筒
状を形成するボツクス板8が取り付けられてい
る。
このようにしてなるアンカープレートと一体に
なつた縦型板1は対向する床版端部9にアンカー
プレート10、埋込筋11を介して一体化され
る。ここで、12は床版端部9の切り欠きに施工
される裏込材で、13は舗装で、アンカープレー
ト10は鋼棒によるアンカーでもよく、いずれに
しても縦型板1を床版端部9に取り付けるための
施工方法は公知の手段でよいことはもちろんであ
る。
しかして、一対の縦型板1は対向する床版端部
に遊間14を存して、水平部3の対向側4を凸部
6と凹部7とが向い合うよいにして配設され、遊
間14はシール材15が充填され、全体として道
路継目伸縮装置が形成される。なお、16はバツ
クアツプ材、17はバツクアツプ材受けである。
本考案はこのようにしてなるので、およそつぎ
の効果を有する。
縦型板を型鋼により形成し、下面側にボツクス
板による筒状を形成することにより、従来のよう
にフエースプレートとウエブプレートまたはアン
カープレートとの溶接個所の破断という事故を防
止することができ、打撃音の発生原因の一つを解
消することができる。
つぎに水平部の下面に垂直部とともに筒状を形
成するボツクス板を取り付けることにより、水平
部の厚みを減少せしめ、剛性を高めることにより
全体の軽量化を図ることができる。
さらに水平板を変形T字状にし裏込材側に突出
した形状としたため、床版への設置時におけるア
ンカープレート等の溶接時の溶接歪を減少させる
ことができ、かつ、裏込材との相関剥離を減少さ
せ、裏込材との背割れ現象を低減させる。
そのほか、一対の縦型板の水平部の対向側を凹
凸の波状とし、互いに凹凸を向い合わせる構成と
したことにより走行車輛の衝撃を緩和する効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般に施工されているフインガージヨ
イントの一例を示す説明図、第2図は本考案に係
る装置の概略平面図、第3図は第2図の下面図、
第4図は施工例図である。 図面において、1は縦型板、2は垂直部、3は
水平部、4は水平部の対向側、5は水平部の裏込
材側、6は凸部、7は凹部、8はボツクス板、9
は床版である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向する床版端部に対設される一対の縦型板を
    垂直部と垂直部上方に位置する水平部とからなる
    型鋼とにより断面変形T字状に形成するとともに
    水平部の対向側を凸部と凹部とが交互に表われる
    よう波形状とし、凸部下面に垂直部と一緒になつ
    て筒状を形成するボツクス板を取り付けて形成
    し、かくしてなる一対の縦型板を対向する床版端
    部に遊間を存して水平部の対向側を凸部と凹部と
    が向い合うように配設し、遊間にシール材を充填
    してなる道路継目伸縮装置。
JP4022883U 1983-03-18 1983-03-18 道路継目伸縮装置 Granted JPS59147707U (ja)

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JP4022883U JPS59147707U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 道路継目伸縮装置

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JP4022883U JPS59147707U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 道路継目伸縮装置

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Publication Number Publication Date
JPS59147707U JPS59147707U (ja) 1984-10-02
JPS6315363Y2 true JPS6315363Y2 (ja) 1988-04-28

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ID=30170852

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JP4022883U Granted JPS59147707U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 道路継目伸縮装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104404U (ja) * 1983-12-19 1985-07-16 秩父産業株式会社 橋梁伸縮装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120196U (ja) * 1974-08-01 1976-02-14
JPS5750339U (ja) * 1980-09-04 1982-03-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5120196U (ja) * 1974-08-01 1976-02-14
JPS5750339U (ja) * 1980-09-04 1982-03-23

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JPS59147707U (ja) 1984-10-02

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