JPH0316884Y2 - - Google Patents

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JPH0316884Y2
JPH0316884Y2 JP10006486U JP10006486U JPH0316884Y2 JP H0316884 Y2 JPH0316884 Y2 JP H0316884Y2 JP 10006486 U JP10006486 U JP 10006486U JP 10006486 U JP10006486 U JP 10006486U JP H0316884 Y2 JPH0316884 Y2 JP H0316884Y2
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plate
expansion
expansion joint
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upper plate
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JP10006486U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 鉄橋、コンクリート橋など床版に伸縮用間隙を
必要とする路面用の伸縮継ぎ手であつて、外力に
対し強度の高いものに関する。
〔従来技術〕
従来、道路橋用の伸縮継ぎ手は、第5図に示す
エラストマーによるせん断変形による移動可変形
式のような、弾性材1を主材とし必要個所に補強
用の鋼板2を埋め込んだ構造のものが多く用いら
れている。この種のものは伸縮性に富み、また、
補強鋼板の機能で耐荷重性も十分なのであるが、
除雪作業のグレーダーなどでしばしば破壊され
る。そして、床版間の伸縮用間隙が大きく現れて
危険な状態となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
伸縮継ぎ手としての機能を失わず高い強度を備
え、なお万一破壊されることがあつても、床版間
の伸縮間隙が簡単に露出してしまうようなことの
ない伸縮継ぎ手の提供を目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
伸縮継ぎ手を、対向して配置される左右のチヤ
ンネル形の外部材と、これらの外部材間にはめ込
まれる中部材とからなり、中部材は両側の床版の
伸縮用間隙を渡る上プレートと両側の床版に外部
材と共に固定される左右の下プレート及び上プレ
ートと下プレートを連結するゴム弾性体とから構
成し、上プレートが左右の外部材の対向間隔を覆
い、かつ、前記のゴム弾性体を介して床版の伸縮
を吸収する。
〔作用〕
路面に露出する部分は総て鋼製で頑丈に作れ、
多少の外力では破壊されない。床版の伸縮量はゴ
ム弾性体の剪断方向弾性で吸収し、車両通過に伴
う上方からの荷重に対してはゴム弾性体の圧縮方
向弾性で対処する。
〔実施例〕
第1,2図に於いて、本考案による道路橋用の
伸縮継ぎ手3は、左右の外部材4,5と、これら
に挟まれた中部材6とからなる。
外部材4,5は、上板7、側板8および底板9
からなる断面ほぼコ字形のチヤンネル様の枠材
で、鋼製である。外部材4,5は道路幅方向に長
手となる部材で図のように空所10が形成されて
いる。
中部材6は、左右の下プレート11,12と上
プレート13および上プレート13と左右の下プ
レート11,12をそれぞれ加硫接着して連結し
たゴム弾性体14,15とからなる。
そして、開口部を合わせて対向配置した外部材
4,5に中部材6をはめ込む。ついで、左右の外
部材4,5を両側の床版の端縁部にそれぞれ固定
する。このとき、中部材6における左右の下プレ
ート11,12も共にアンカーボルト16,17
で固定する。すると上プレート13は伸縮用間隙
に懸架された形で位置し、その両端は空所10内
に側板8と、床版の伸縮量にくらべて十分な間隙
を取つて配置されている。記号18は、上プレー
ト13の上面と上板7の内面間に介在されたゴム
パツキンで、記号19は補助板である。
補助板13は、上プレート13の上面中央に固
定または上プレートと一体に形成されていて、そ
の上面は外部材4,5の上面と面一となつてい
る。
以上の構成により、この考案はつぎの効果を奏
する、 路面に露出する部材は総て鋼製であり、頑丈
に作れるから、外力により破壊されぬくい。
万一、破壊されても上プレートがはずれてし
まつたり、抜け落ちるなどのことはなく、伸縮
間隙が現れる危険はなく安全である。
ゴムパツキン18が存在するので、継ぎ手の
下側は、ほぼ完全に路面側と遮断されており、
雨水や塵が道路橋下に落下することが少ない。
なお、実施例では、補助板19の両側および左
右の外部材4,5における対向した上板7の内側
縁部を上面から下面に向かつて傾斜するテーパ
ー・ゾーン20としている。このようにすると通
過する車両からの衝撃を和らげ、また、グレーダ
ーなどの刃の掛かりにくくなる。さらに、補助板
19と外部材の上板7の内側縁部は、第3,4図
に示すように、歯形や波形の相互に入り組む凹凸
形状としてもよい。このようにすると、車両の通
過による衝撃をさらに緩和し、波形の場合は曲線
のためグレーダーなどの刃は特に掛かりぬくくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、横断面図、第2図は、一部を切断し
て示す斜視図、第3,4図は、他の例の平面図、
第5図は、従来例の横断面図。 4,5……外部材、6……中部材、7……上
板、8……側板、9……底板、10……空所、1
1,12……プレート、13……上プレート、1
4,15……ゴム弾性体、16,17……アンカ
ーボルト、18……ゴムパツキン、19……補助
板、20……テーパー・ゾーン、21……〓合
溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 左右の外部材とこれらに挟まる中部材とから
    なり、 外部材は上板、側板および底板から内部に空
    所を形成した断面ほぼコ字形の鋼製枠材で、中
    部材は、上プレートと床版端部の伸縮間隙に相
    当する間隔をとつて配置された左右の下プレー
    トをそれぞれゴム弾性体で連結してなり、 前記中部材の両側を左右に対向して配置した
    外部材の空所にはめ込んで、左右の下プレート
    はそれぞれ外部材の底板とともに床版に固定
    し、上プレートは両端が左右の空所内で外部材
    の側板に対し、床版の伸縮量より大きな間隔を
    取つて配置され、上プレートの上面と外部材の
    上板内面間にゴムパツキンを長手方向に詰めて
    あることを特徴とした道路橋用伸縮継ぎ手。 (2) 上プレートの上面の中央には床版の伸縮量よ
    り大きな間隔を取つて、その上面が左右の外部
    材の上面と面一になる補助板を長手方向に固定
    してあることを特徴とした実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の道路橋用伸縮継ぎ手。 (3) 左右の外部材の上板の内側縁部と補助板の両
    側縁部が、いずれも上面から下面に向かつて傾
    斜したテーパー・ゾーンとされていることを特
    徴とした実用新案登録請求の範囲第2項に記載
    の道路橋用伸縮継ぎ手。 (4) 外部材の上板の内側縁部と補助板の両側縁部
    が相互に入り組む凹凸形状とされていることを
    特徴とした実用新案登録請求の範囲第2項また
    は同第3項に記載の道路橋用伸縮継ぎ手。 (5) 外部材の下辺上面と中部材の下辺下面の接す
    る位置に嵌合溝を有する構造を特徴とした実用
    新案登録請求の範囲第4項に記載の道路橋用伸
    縮継ぎ手。
JP10006486U 1986-06-30 1986-06-30 Expired JPH0316884Y2 (ja)

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JP10006486U JPH0316884Y2 (ja) 1986-06-30 1986-06-30

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JPS635011U JPS635011U (ja) 1988-01-13
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JP6191369B2 (ja) * 2013-10-02 2017-09-06 横浜ゴム株式会社 道路橋用伸縮装置

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JPS635011U (ja) 1988-01-13

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