JPS5849206Y2 - 道路継目伸縮装置 - Google Patents
道路継目伸縮装置Info
- Publication number
- JPS5849206Y2 JPS5849206Y2 JP1979020725U JP2072579U JPS5849206Y2 JP S5849206 Y2 JPS5849206 Y2 JP S5849206Y2 JP 1979020725 U JP1979020725 U JP 1979020725U JP 2072579 U JP2072579 U JP 2072579U JP S5849206 Y2 JPS5849206 Y2 JP S5849206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end plate
- piece
- outer piece
- upper side
- inner piece
- Prior art date
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- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、橋梁、高架道路等の道路継目伸縮装置に関す
る。
る。
従来、例えば特公昭46−11747号公報に開示され
ている如く、対向せしめた一対の端面板にゴム製伸縮部
材の両端部を連結金具を介して連結することは行なわれ
ている。
ている如く、対向せしめた一対の端面板にゴム製伸縮部
材の両端部を連結金具を介して連結することは行なわれ
ている。
この連結金具は上辺部とそれぞれ下方へ延びる内側片、
外側片とで形成された下向きの嵌合部を備えており、嵌
合部を端面板の上端部に嵌合し、連結金具を伸縮部材の
一部とともに端面板にボルトで結合するという構造がと
られている。
外側片とで形成された下向きの嵌合部を備えており、嵌
合部を端面板の上端部に嵌合し、連結金具を伸縮部材の
一部とともに端面板にボルトで結合するという構造がと
られている。
しかし、下向き嵌合部と端面板との間での寸法を合致せ
しめるのが難しく、嵌合部の巾が狭すぎて端面板への嵌
合時に連結金具の下部が広がってボルト結合ができなく
なったり、逆に嵌合部の巾が広すぎて端面板との間に隙
間を生じるなど寸法誤差による問題があった。
しめるのが難しく、嵌合部の巾が狭すぎて端面板への嵌
合時に連結金具の下部が広がってボルト結合ができなく
なったり、逆に嵌合部の巾が広すぎて端面板との間に隙
間を生じるなど寸法誤差による問題があった。
また、伸縮部材は大きな輪荷重によって連結金具の上端
角部から亀裂が入り易く、耐久性のうえでも問題があっ
た。
角部から亀裂が入り易く、耐久性のうえでも問題があっ
た。
本考案は、かかる点に鑑み、連結金具の外側片を内側片
よりも下方へ大きく突出せしめ、該外側片に伸縮部材よ
り露出せしめた露出部を設ける一方、外側片と上辺部と
の間に外方へ湾曲した膨出部を設け、この膨出部と内側
片との間隔を端面板の板厚よりも大とすることにより、
連結金具が寸法誤差の影響を受けることなく端面板に嵌
合し、また、前記露出部の下部を端面板に溶接すること
により、溶接熱の影響が伸縮部材に及ばないようにし、
さらに、伸縮部材の輪荷重による損傷を防止できるよう
にするものである。
よりも下方へ大きく突出せしめ、該外側片に伸縮部材よ
り露出せしめた露出部を設ける一方、外側片と上辺部と
の間に外方へ湾曲した膨出部を設け、この膨出部と内側
片との間隔を端面板の板厚よりも大とすることにより、
連結金具が寸法誤差の影響を受けることなく端面板に嵌
合し、また、前記露出部の下部を端面板に溶接すること
により、溶接熱の影響が伸縮部材に及ばないようにし、
さらに、伸縮部材の輪荷重による損傷を防止できるよう
にするものである。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
する。
本例は波形状の竪形端面板に適用するものであって、1
は道路継目伸縮装置である。
は道路継目伸縮装置である。
2,2は波形に折曲げられた竪形端面板であって、該端
面板は道路継目部の床版遊間3を存して相対向するコン
クノート床版4,4端部に箱抜きもしくは打止め等によ
って形設された切欠段部5,5の所定位置に一定のジヨ
イント遊間6を存して対設され、両端面板2.2背面の
横方向にアンカー材7,7・・・・・・および8゜8・
・・・・・が突設され、さらに、両端面板2,2の上端
部に後述するシール手段21の両端が連着されて継目部
材9を形成している。
面板は道路継目部の床版遊間3を存して相対向するコン
クノート床版4,4端部に箱抜きもしくは打止め等によ
って形設された切欠段部5,5の所定位置に一定のジヨ
イント遊間6を存して対設され、両端面板2.2背面の
横方向にアンカー材7,7・・・・・・および8゜8・
・・・・・が突設され、さらに、両端面板2,2の上端
部に後述するシール手段21の両端が連着されて継目部
材9を形成している。
シール手段21の上端は道路表面14にほぼ一致し、前
記アンカー材7゜7・・・・・・および8,8・・・・
・・が主筋10,10、支持鉄筋11゜11・・・・・
・および床版配力筋12,12・・・・・・でなる補強
材13.13と連結固定され、両端面板2,2の背部に
コンクリート等の後打ち材15.15が打設されている
。
記アンカー材7゜7・・・・・・および8,8・・・・
・・が主筋10,10、支持鉄筋11゜11・・・・・
・および床版配力筋12,12・・・・・・でなる補強
材13.13と連結固定され、両端面板2,2の背部に
コンクリート等の後打ち材15.15が打設されている
。
16.16は前記端面板2,2の平端部背面と切欠段部
5の下面17.17とに接して固定された足板、18.
18・・・・・・は端面板の底板、20は主桁である。
5の下面17.17とに接して固定された足板、18.
18・・・・・・は端面板の底板、20は主桁である。
シール手段21は、第2図に示す如く連結金具22と伸
縮部材23とで構成されている。
縮部材23とで構成されている。
連結金具22は、端面板2の上端面に当接する上辺部2
4と、端面板2の内面に当接する下方へ延びた内側片2
5と、端面板2の外面に当接する下方へ延びた外側片2
6とを備え、外側片26は内側片25よりも下方へ大き
く突出し、かつ、上辺部24と外側片26とは外方へ湾
曲した膨出部27を介して連なっている。
4と、端面板2の内面に当接する下方へ延びた内側片2
5と、端面板2の外面に当接する下方へ延びた外側片2
6とを備え、外側片26は内側片25よりも下方へ大き
く突出し、かつ、上辺部24と外側片26とは外方へ湾
曲した膨出部27を介して連なっている。
内側片25と外側片26との間隔は端面板2の板厚に略
一致し、内側片25と膨出部27との間隔は端面板2の
板厚よりも大きくしである。
一致し、内側片25と膨出部27との間隔は端面板2の
板厚よりも大きくしである。
一方、伸縮部材23は、ゴムその他の柔軟可撓性材料で
成形されたもので、伸縮部28を中間に有し、両端にク
ッション部29.29を有する。
成形されたもので、伸縮部28を中間に有し、両端にク
ッション部29.29を有する。
伸縮部材23はクッション部29が連結金具22の上辺
部24、内側片25および膨出部27の外面を覆って該
連結金具22に接着されており、連結金具22の外側片
26は伸縮部材23より露出している。
部24、内側片25および膨出部27の外面を覆って該
連結金具22に接着されており、連結金具22の外側片
26は伸縮部材23より露出している。
そうして、連結金具22は外側片26の露出部の下部が
端面板2の背面に溶接されている。
端面板2の背面に溶接されている。
この外側片26を内側片25より下方へ大きく突出せし
めたのは、露出部を広くとり、溶接個所を伸縮部材23
より離隔せしめて、溶接熱の影響が伸縮部材23に及ぶ
のを防止するたてあり、また、伸縮部28も端面板2か
ら離れるため溶接熱の影響を受けない。
めたのは、露出部を広くとり、溶接個所を伸縮部材23
より離隔せしめて、溶接熱の影響が伸縮部材23に及ぶ
のを防止するたてあり、また、伸縮部28も端面板2か
ら離れるため溶接熱の影響を受けない。
なお、連結金具は端面板の全長にわたって連続せしめて
もよい。
もよい。
以上のように、本考案によれば、連結金具に膨出部を形
成したため、連結金具を端面板に嵌合する際に部材間の
寸法誤差がこの膨出部で吸収され、また、この膨出部に
よって外側片を端面板に付勢するスプリング力が生じて
連結金具の取付が強固になるとともに、膨出部の外方へ
の張り出し分だけ連結金具上面側の面積が広くなり、か
つ、上辺部の角部を少なくできることもあって、輪荷重
により伸縮部材の亀裂等の損傷が防止され、さらには、
外側片に露出部を設け、該露出部において連結金具を端
面板に溶接するようにしたから、ボルト結合の場合のよ
うなボルト孔の位置合わせは不要であり、また、溶接部
を露出部の下部に位置せしめて伸縮部材に溶接熱の影響
ができるのを防止することができるなど優れた効果が得
られる。
成したため、連結金具を端面板に嵌合する際に部材間の
寸法誤差がこの膨出部で吸収され、また、この膨出部に
よって外側片を端面板に付勢するスプリング力が生じて
連結金具の取付が強固になるとともに、膨出部の外方へ
の張り出し分だけ連結金具上面側の面積が広くなり、か
つ、上辺部の角部を少なくできることもあって、輪荷重
により伸縮部材の亀裂等の損傷が防止され、さらには、
外側片に露出部を設け、該露出部において連結金具を端
面板に溶接するようにしたから、ボルト結合の場合のよ
うなボルト孔の位置合わせは不要であり、また、溶接部
を露出部の下部に位置せしめて伸縮部材に溶接熱の影響
ができるのを防止することができるなど優れた効果が得
られる。
図面は本考案装置の実施態様を例示し、第1図は道路継
目伸縮装置の橋長方向における縦断面図、第2図は第1
図における継目部材の斜視図である。 1・・・・・・道路継目伸縮装置、2・・・・・・端面
板、3・・・・・・床版遊間、5・・・・・・切欠段部
、6・・・・・・ジヨイント遊間、21・・・・・・シ
ール手段、22・・・・・・連結金具、23・・・・・
・伸縮部材、24・・・・・・上辺部、25・・・・・
・内側片、26・・・・・・外側片、27・・・・・・
膨出部、28・・・・・・伸縮部。
目伸縮装置の橋長方向における縦断面図、第2図は第1
図における継目部材の斜視図である。 1・・・・・・道路継目伸縮装置、2・・・・・・端面
板、3・・・・・・床版遊間、5・・・・・・切欠段部
、6・・・・・・ジヨイント遊間、21・・・・・・シ
ール手段、22・・・・・・連結金具、23・・・・・
・伸縮部材、24・・・・・・上辺部、25・・・・・
・内側片、26・・・・・・外側片、27・・・・・・
膨出部、28・・・・・・伸縮部。
Claims (1)
- 道路継目部において一対の竪形端面板がジヨイント遊間
を存して対設され、両端面板がシール手段で連結された
伸縮装置において、シール手段は一対の連結金具と伸縮
部材とで構成され、連結金具は端面板の上端面に当接す
る上辺部と、端面板の内面に当接する下方へ延びた内側
片と、端面板の外面に当接する下方へ延びた外側片と、
上辺部と外側片との間において外方へ湾曲した膨出部と
を備え、膨出部と内側片との間隔は端面板の板厚よりも
大きく、かつ、外側片が内側片よりも下方へ大きく突出
し、この一対の連結金具に伸縮部材の両端部が前記上辺
部、内側片および膨出部を覆って接着され、連結金具は
伸縮部材より露出した外側片の露出部において端面板に
溶接されていることを特徴とする連路継目伸縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979020725U JPS5849206Y2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 道路継目伸縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979020725U JPS5849206Y2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 道路継目伸縮装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55123005U JPS55123005U (ja) | 1980-09-01 |
JPS5849206Y2 true JPS5849206Y2 (ja) | 1983-11-10 |
Family
ID=28852244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979020725U Expired JPS5849206Y2 (ja) | 1979-02-19 | 1979-02-19 | 道路継目伸縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849206Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134747U (ja) * | 1974-09-06 | 1976-03-15 |
-
1979
- 1979-02-19 JP JP1979020725U patent/JPS5849206Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5134747U (ja) * | 1974-09-06 | 1976-03-15 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55123005U (ja) | 1980-09-01 |
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