JPH0330407Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330407Y2
JPH0330407Y2 JP1986042482U JP4248286U JPH0330407Y2 JP H0330407 Y2 JPH0330407 Y2 JP H0330407Y2 JP 1986042482 U JP1986042482 U JP 1986042482U JP 4248286 U JP4248286 U JP 4248286U JP H0330407 Y2 JPH0330407 Y2 JP H0330407Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expansion joint
fixed
side plate
holding member
road
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986042482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62154005U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986042482U priority Critical patent/JPH0330407Y2/ja
Publication of JPS62154005U publication Critical patent/JPS62154005U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0330407Y2 publication Critical patent/JPH0330407Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案の積雪地の自動車道路等に使用する道
路伸縮継手に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、積雪地の自動車道路等に使用する道路伸
縮継手としては、実開昭59−188504号公報により
公表されている構造のものが知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記従来の積雪地用道路伸縮継手の
場合は、保護強化部材とジヨイント部材とを道路
伸縮継手施工現場において別個に取付けるので、
取付施工性が悪く、かつ保護強化部材における水
平部分の上縁部とジヨイント部材の上面とを同一
レベルに配置するための施工性も悪く、さらに保
護強化部材とジヨイント部材とが結合されていな
いので、ジヨイント部材を利用して保護強化部材
を強力に支持することができないという問題があ
る。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる積雪
地用道路伸縮継手を提供することを目的とするも
のであつて、この考案の要旨とするところは、道
路伸縮目地に沿つて延長するように配置される弾
性目地材1における巾方向の両側に雌ねじ孔2を
有する金属製支持部材3が埋込固定されて伸縮継
手材4が構成され、その伸縮継手材4の巾方向の
両側には道路に固定される金属製保持部材5の側
板6が当接され、その側板6に挿通された結合用
ボルト7が前記支持部材3の雌ねじ孔2に螺合さ
れている道路伸縮継手において、前記保持部材5
が、側板6およびその側板6の上部から弾性目地
材1の上部に突出する保護板8とからなる山形鋼
により構成されると共に、その保護板8の突出部
に櫛形部分9が切込形成され、保持部材5の長手
方向に直角な水平方向に延長するガイド杆10
と、そのガイド杆10の先端部から斜め下向きに
延長する傾斜杆11と、そのガイド杆10の基端
部に対し直角に下向きに屈折連設された取付杆2
0とからなる多数のガイド金具12が、保持部材
5の長手方向に間隔をおいて配置され、かつガイ
ド杆10の上縁部が保護板8の上面と同一レベル
に配置された状態で、ガイド金具12の取付杆2
0が保持部材5の外側の側面に当接されて溶接に
より固着され、各ガイド金具12の傾斜杆11に
わたつて連結鉄筋13が配置されて溶接により固
着され、前記側板6にアンカー鉄筋14が固着さ
れていることを特徴とする積雪地用道路伸縮継手
にある。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第5図ないし第7図はこの考案の実施例におい
て用いられる金属製支持フレームを示すものであ
つて、道路伸縮目地の両側において目地長手方向
に延長するように配置される前後一対の保持部材
5が、長辺を側板6とすると共に短辺を弾性目地
材上部の保護板8とする不等辺山形鋼により構成
され、かつ各保護板8の突出部に凹部と凸部とが
対向するように配置された櫛形部分9が切込形成
され、さらに各側板6の内側の高さ方向中間部に
は、多数の鋼製支承板15が側板長手方向に間隔
をおいて配置されて溶接により固着され、一方の
側板に固着された支承板は他方の側板に固着され
た隣り合う支承板の間に対向するように配置され
ている。
各側板6には、保護板8と支承板15との間に
おいて多数のボルト挿通用透孔16が側板長手方
向に間隔をおいて設けられ、かつ各側板6の端部
には、ボルト挿通用透孔17を有する鋼製継手板
18が側板6に直角に配置されて溶接により固着
され、左右方向に隣り合う保持部材5の端部は継
手板18に挿通されたボルト19により結合され
る。
断面4角形の鋼棒に曲げ加工が施されて、保持
部材5の長手方向に直角な水平方向に延長するガ
イド杆10と、そのガイド杆10の先端部から斜
め下向きに延長する傾斜杆11と、そのガイド杆
10の基端部に対し直角に下向きに屈折連設され
た取付杆20とからなるガイド金具12が構成さ
れ、車両走行方向の後方に位置する保持部材5の
外側の側面に、多数のガイド金具12が保持部材
長手方向に間隔をおいて配置され、かつ前記ガイ
ド杆10の上縁部が保護板8の上面と同一レベル
に配置されると共に、前記取付杆20が保持部材
5の外側の側面に当接されて溶接により固着さ
れ、さらに各保持部材5における側板6の外面に
は、多数の倒U形のアンカー鉄筋14が保持部材
長手方向に間隔をおいて配置され、そのアンカー
鉄筋14は側板6に対し溶接により固着されてい
る。
第5図ないし第7図に示す支持フレームは予め
工場において製作される。
第8図および第9図はこの考案の実施例におい
て用いられる伸縮継手材4を示すものであつて、
中空孔21と上部溝22と下部溝23とを備えて
いるゴムからなる弾性目地材1における巾方向の
両側に、弾性目地材長手方向に延長する金属製支
持部材3が一体に埋込固定され、かつ弾性目地材
1の両側面の上部および下部には、支持部材3に
おけるフランジに対向する位置において弾性目地
材長手方向に延長する止水突条24が設けられ、
さらに前記支持部材3には多数の雌ねじ孔2が支
持部材長手方向に一定間隔で設けられ、また弾性
目地材1の一端部および他端部には、隣り合う伸
縮継手材4を相互に嵌合接続するための溝25お
よび突出部26が設けられている。
第1図ないし第4図は前記支持フレームおよび
伸縮継手材4を使用したこの考案の実施例に係る
積雪地用道路伸縮継手を示すものであつて、道路
伸縮目地に沿つて延長するように配置された伸縮
継手材4における巾方向(道路長手方向)の両側
に、保持部材5の側板6の内面が当接され、その
保持部材5における保護板8の下面は弾性目地材
1の上面に近接して配置され、かつ側板6に挿通
されて支持部材3の雌ねじ孔2に螺合された結合
用ボルト7により、伸縮継手材4と保持部材5と
が締付結合されている。
前記伸縮継手材4は両側の鋼製支承板15の上
に配置され、かつ道路本体27の端部上面に設け
られた引込段部28の上に、道路伸縮継手の側部
が配置され、その道路伸縮継手における多数のア
ンカー鉄筋14は道路本体27に埋込固定されて
いる繋止鉄筋29に対し溶接により固着され、か
つ合成樹脂の発泡体からなる低圧縮強度の型枠材
30の下部は道路本体27の端面間に嵌入され、
さらに道路伸縮目地長手方向に延長する補強鉄筋
31はアンカー鉄筋14および繋止鉄筋29に対
し溶接により固着され、さらに各ガイド金具12
における傾斜杆11の先端部にわたつて連結鉄筋
13が配置されて溶接により固着され、また前記
引込段部28の上にはコンクリートまたはアスフ
アルトあるいは合成樹脂モルタル等の固定兼舗装
材料32が打設されている。
前記実施例のように、保護板8を櫛形にして、
道路伸縮継手巾方向の両側の櫛形保護板8におけ
る凹部と凸部とを対向させることにより、両側の
櫛形保護板8間の間隙をジグザグ状にして、道路
伸縮継手部の車両走行性を向上させることができ
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば、ガイド金具12におけるガ
イド杆10の上縁部が保持部材5における保護板
8の上面と同一レベルに配置された状態で、ガイ
ド金具12の取付杆20が保持部材5の外側の側
面に当接されて溶接により固着されているので、
道路伸縮継手施工現場において前記ガイド金具1
2と保持部材5との取付作業を別個に行なう必要
はなく、かつ道路伸縮継手施工現場において前記
ガイド金具12と保持部材5とをそれぞれレベル
調節して取付ける必要はなく、そのため道路伸縮
継手施工現場における取付施工を容易にかつ迅速
に行なうことができ、かつガイド金具12は保持
部材5および連結鉄筋13に固定されているの
で、保持部材5を利用してガイド金具12を強力
に支持することができ、さらにガイド杆10の基
端部に取付杆20が直角に屈折連設されているの
で、単に取付杆20を保持部材5の外側の側面に
当接することにより、ガイド金具12のガイド杆
10を前記保護板8の上面の延長面に平行になる
ように容易に配置することができる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第1図は積雪地用道路伸縮継手の設置状態を
示す縦断側面図、第2図はその道路伸縮継手の一
部を示す平面図、第3図は第2図のA−A線拡大
断面図、第4図は前記道路伸縮継手における隣り
合う支持フレームの連結部付近を示す正面図、第
5図はこの考案の実施例において用いられる支持
フレームの平面図、第6図はその側面図、第7図
は第5図のB−B線断面図、第8図はこの考案の
実施例において用いられる伸縮継手材の一部切欠
正面図、第9図は第8図のC−C線断面図であ
る。 図において、1は弾性目地材、2は雌ねじ孔、
3は金属製支持部材、4は伸縮継手材、5は金属
製保護部材、6は側板、7は結合用ボルト、8は
保護板、9は櫛形部分、10はガイド杆、11は
傾斜杆、12はガイド金具、13は連結鉄筋、1
4はアンカー鉄筋、15は鋼製支承板、18は鋼
製継手板、20は取付杆、27は道路本体、32
は固定兼舗装材料である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 道路伸縮目地に沿つて延長するように配置され
    る弾性目地材1における巾方向の両側に雌ねじ孔
    2を有する金属製支持部材3が埋込固定されて伸
    縮継手材4が構成され、その伸縮継手材4の巾方
    向の両側には道路に固定される金属製保持部材5
    の側板6が当接され、その側板6に挿通された結
    合用ボルト7が前記支持部材3の雌ねじ孔2に螺
    合されている道路伸縮継手において、前記保持部
    材5が、側板6およびその側板6の上部から弾性
    目地材1の上部に突出する保護板8とからなる山
    形鋼により構成されると共に、その保護板8の突
    出部に櫛形部分9が切込形成され、保持部材5の
    長手方向に直角な水平方向に延長するガイド杆1
    0と、そのガイド杆10の先端部から斜め下方き
    に延長する傾斜杆11と、そのガイド杆10の基
    端部に対し直角に下向きに屈折連設された取付杆
    20とからなる多数のガイド金具12が、保持部
    材5の長手方向に間隔をおいて配置され、かつガ
    イド杆10の上縁部が保護板8の上面と同一レベ
    ルに配置された状態で、ガイド金具12の取付杆
    20が保持部材5の外側の側面に当接されて溶接
    により固着され、各ガイド金具12の傾斜杆11
    にわたつて連結鉄筋13が配置されて溶接により
    固着され、前記側板6にアンカー鉄筋14が固着
    されていることを特徴とする積雪地用道路伸縮継
    手。
JP1986042482U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0330407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986042482U JPH0330407Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986042482U JPH0330407Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62154005U JPS62154005U (ja) 1987-09-30
JPH0330407Y2 true JPH0330407Y2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=30858433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986042482U Expired JPH0330407Y2 (ja) 1986-03-24 1986-03-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0330407Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445379B1 (ko) * 2001-12-06 2004-08-25 김해영 포장도로의 신축연결부
JP5873303B2 (ja) * 2011-11-15 2016-03-01 ショーボンド建設株式会社 橋梁用伸縮装置及びその施工方法
JP5834033B2 (ja) * 2013-02-25 2015-12-16 株式会社東京鐵骨橋梁 伸縮装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188504U (ja) * 1983-05-30 1984-12-14 新井 元之助 道路継目部の保護強化部材
JPS60139809U (ja) * 1984-02-27 1985-09-17 横浜ゴム株式会社 橋梁における伸縮継手部の防塵止水装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62154005U (ja) 1987-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0211443Y2 (ja)
KR20120033667A (ko) 교량의 상부 구조물
KR200417259Y1 (ko) 교량용 신축이음장치
JPH0330407Y2 (ja)
KR102139132B1 (ko) 단부의 각도 조절이 가능한 강재 거푸집 구조체, 이를 통해 제작된 psc 빔 및 이를 이용한 교량의 시공방법
CA1152794A (en) Road joint element
KR0140845Y1 (ko) 도로이음매의 신축 이음장치
KR100225536B1 (ko) 교량상판의 신축이음구조 및 그 시공방법
KR100214431B1 (ko) 교량의 조인트 시공구조 및 그 시공방법
KR200325431Y1 (ko) 알루미늄을 이용한 교량의 신축이음장치
KR200245373Y1 (ko) 교체가능한 교량신축이음구조
JPH057282Y2 (ja)
CN219260713U (zh) 一种伸缩缝结构
KR200310957Y1 (ko) 핑거형 신축이음장치
JP4021558B2 (ja) 弾性支承装置
KR100493447B1 (ko) 교량용 신축이음장치
JPH033604Y2 (ja)
KR200249034Y1 (ko) 개량된 티에프 조인트
JPS6117044Y2 (ja)
CN210561700U (zh) 一种不连续加劲钢板无缝式橡胶伸缩缝
KR19990022897U (ko) 교량용 신축이음 장치
JPH033603Y2 (ja)
KR20040033238A (ko) 탄소판을 이용한 외부 프리스트레싱 보강 공법
JPS6219682Y2 (ja)
KR200310500Y1 (ko) 교량용 신축이음장치