JPS5937363B2 - 道路継目伸縮装置 - Google Patents

道路継目伸縮装置

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JPS5937363B2
JPS5937363B2 JP54054956A JP5495679A JPS5937363B2 JP S5937363 B2 JPS5937363 B2 JP S5937363B2 JP 54054956 A JP54054956 A JP 54054956A JP 5495679 A JP5495679 A JP 5495679A JP S5937363 B2 JPS5937363 B2 JP S5937363B2
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concrete
road
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main girder
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JPS55148802A (en
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元之助 新井
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原画コンクリート層歯台型の道路継目伸縮装
置に関する。
\ 従来の原画歯合型の伸縮装置の1例としては、波形に屈
曲された鋼製の端面板を一定のジヨイント遊隙を存して
対設せしめ、該端面板の背部にコンクリートを打設して
原書コンクリート層を形成したものがある(実公昭52
−20127号公報参照)。
この種の伸縮装置は、端面板の高さが3層0朋以上にな
ると波形に屈曲加工するのが困難であるため、原書コン
クリート層の厚さに制限があり、車輛に対する耐荷強度
の大きい継手が得られない。
従って、コンクリート歯の突出部の長さが制限されるた
め、伸縮量の広い長大橋に適しない。
本発明は、かかる点に鑑み、道路継目対向端部の基部か
ら複数の原書芸突出部が突出された相対する歯形継手を
、道路表面から少なくとも主桁の上面近くまでコンクリ
ート打設層とこのコンクリート打設層を主桁に支持する
歯形板とによって形成し、このコンクリート打設層の歯
形突出部に、コンクリート床版中を橋長方向に延びる配
力筋の端部と、上下方向に延びる補強筋とを埋設し、配
力筋の端部と補強筋とを結合することにより、コンクリ
ート打設層の歯型突出部の耐荷強度の向上を図った特に
長大橋に適する伸縮装置を提供しようとするものである
以下、本発明の構成を実施例につき図面に基づいて説明
する。
〈実施例 1〉 本例は第1図に示し、1は本発明の道路継目伸縮装置で
ある。
2,2は歯形継手であって、基部3から原書型突出部5
が道路幅員方向の一定間隔に道路継目遊間へ突出された
ものであり、道路表面から主桁7の上面までが1層のコ
ンクリート打設層4とこのコンクリート打設層4を主桁
7に支持する鋼製歯形板6とによって形成され、波形の
噛合遊間8を存して噛合されている。
そして、コンクリート打設層4のコンクリート端面は道
路継目遊間に露出している。
歯形板6は、主桁7の上部フランジ13にボルト締めさ
れている。
従って、歯形継手は、該歯形板がコンクリート打設層4
を支持しているため、道路継目部に大きな荷重がかかっ
た場合でも原菌型突出部5の破損がない。
10は止水手段として設けられた樋体であって、主桁7
,7の下部に取り付けられた樋体支持具11に支持され
ている。
樋体支持具11は、道路幅員方向へ所定間隔をもって配
設され、その一方のフランジ12aが主桁7の下部フラ
ンジ14に固定され、他方のフランジ12bには長孔が
穿設され、該長孔を貫通するボルト26によって下部フ
ランジ14に遊動自在に取り付けられている。
図中15はコンクリート床版、16は舗装部、17.1
8,19は、それぞれ主筋、配力筋、補強筋である。
この場合、上記コンクリート打設層4の原菌型突出部に
は、コンクリート床版15の中を橋長方向へ延びる前記
配力筋18の端部と補強筋19とが埋設され、この配力
筋18の端部と補強筋19とが交差した状態で結合され
ており、この配力筋18と補強勤19とでコンクリート
打設層4の原菌型突出部を主桁上のコンクリート床版1
5に支持している。
補強筋18は上下方向に延びる2本の鉄筋の下端を連ね
てU字状にしたものである。
なお、歯形継手2は、噛合遊間8に波形の型枠を設置し
、該型枠の背部にコンクリートを打設することによって
形成することができる。
〈実施例 2〉 本例は第2図に示し、歯形継手2が端面を面一にした上
部後打層21、下部コンクリート打設層20および鋼製
の歯形板25からなることを特徴とするもので、他は実
施例1と同様になされている。
なお、歯形板25は、上部後打層21、および下部コン
クリート打設層20の原菌型突出部5を強固に支持する
ことができるならば、必ずしもこれらのコンクリート打
設層と端部が面一であることを要しない。
すなわち、歯形継手2は、コンクリート打設層の端面を
歯形板25の端面より突出せしめ、あるいは逆に歯形板
25の端部をコンクリート打設層の端面より若干突出せ
しめて形成する場合もある。
〈実施例 3〉 本例は第3図に示し、歯形板25と主桁7との間にスペ
ーサ22を介在せしめたことを特徴とするもので、他は
実施例2と同様になされている。
歯形板25およびスペーサ22は、主桁7の上部フラン
ジ13にボルト締め(図示省略)して固定されている。
本例は、スペーサ22によって歯形継手2の端部の下端
23が主桁7の上端24に突き当たるのを防止すること
ができる効果をもつ。
また、上記各実施例では止水手段として樋を用いている
が、以下に述べる第4図乃至第7図に示すような他の止
水手段を用いてもよい。
第4図に示す止水手段は、噛合遊間8に断面路M字形に
屈曲されたM散弾性部材27が介装されたものであって
、該M散弾性部材27は、両側が歯形継手2の端面に密
接して屈曲された波形板28.28に固着され、該波形
板は背面より突設された支持筋29を歯形継手2に埋設
して支持されている。
また、第5図に示す止水手段は、上記M散弾性部材27
の代わりに断面略U字形に屈曲されたU散弾性部材30
を適用したものである。
第6図に示す止水手段は、噛合遊間8にバックアツプ材
31が両側を歯形継手2,2の端面に密着して介装され
、該バンクアップ材31の上に充填ゴム材32が充填さ
れたものである。
第7図に示す止水手段は、断面略楕円形の弾性体に鉄芯
34が埋設された1本または複数本(本例は3本)のシ
ールユニット35を並列に接着したシープ36が、両側
を歯形継手2.2の端部に密着してなるものである。
以上のように、本発明によれば、歯形継手の原菌型突出
部は、そのコンクリート打設層が配力筋とこれに結合し
た補強筋とによって主桁上のコンクリート床版に支持さ
れるとともに、歯形板によって主桁に支持されることに
なって、耐荷強度が高くなり、この原菌型突出部を遊間
側へ大きく出張らせることができ、しかも、コンクリー
ト打設層は配力筋と補強筋との交差結合状態での埋設に
よりそのコンクリート強度が高くなる。
従って、本発明の道路継目伸縮装置は一般の橋梁はもち
ろん長大橋のような遊間の広い道路橋への適用が可能で
あり、また、構造が簡単であるため安価に施工でき、し
かも、道路表面への鋼板やゴム板の露出がないため、道
路表面が車輛の走行に伴って一様に摩耗し、従来のよう
な鋼板とコンクリート面との間で生じていた段差の問題
がなくなり、長期間にわたって良好な車輛走行性を維持
できるとともに、振動や騒音の発生も防止される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示し、第1図は実施例1の
道路継目伸縮装置を橋長方向断面で示す斜視図、第2図
および第3図は、それぞれ実施例2および実施例3の道
路継目伸縮装置を示す橋長方向断面図、第4図乃至第7
図は止水手段の他の実施例を示す断面図である。 1・・・・・・道路継目伸縮装置、2・・・・・・歯形
継手、3・・・・・・基部、5・・・・・・厚肉型突出
部、7・・・・・・主桁、8・・・・・・噛合遊間、1
8・・・・・・配力筋、19・・・・・・補強筋、20
・・・・・・下部コンクリート打設層、21・・−・・
−上部後打層、25・・・・・・歯形板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 道路継目対向端部の基部から道路幅員方向に間隔を
    おいて複数の原書型突出部が道路継目遊間に突出され、
    該原書型突出部が噛合遊間を存して噛合された歯形継手
    であって、前記基部および原書型突出部は道路表面から
    少くとも主桁上面近くまでか道路継目遊間にコンクリー
    ト端面を露出せしめたコンクリート打設層とこのコンク
    リート打設層を主桁に支持する歯形板とによって形成さ
    れ、該コンクリート打設層の原書型突出部にはコンクリ
    ート床版中を橋長方向へ延びる配力筋の端部と、上下方
    向に延びる補強筋とが埋設され、配力筋の端部と補強筋
    とは交差した状態で結合されていてコンクリート打設層
    の原書型突出部を主桁上のコンクリート床版に支持して
    いることを特徴とする道路継目伸縮装置。
JP54054956A 1979-05-04 1979-05-04 道路継目伸縮装置 Expired JPS5937363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54054956A JPS5937363B2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 道路継目伸縮装置

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JP54054956A JPS5937363B2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 道路継目伸縮装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148802A JPS55148802A (en) 1980-11-19
JPS5937363B2 true JPS5937363B2 (ja) 1984-09-10

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ID=12985112

Family Applications (1)

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JP54054956A Expired JPS5937363B2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 道路継目伸縮装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019233A (ja) * 1972-09-06 1975-02-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5019233A (ja) * 1972-09-06 1975-02-28

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JPS55148802A (en) 1980-11-19

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