JP3257985B2 - 道路橋継目部の伸縮装置 - Google Patents

道路橋継目部の伸縮装置

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JP3257985B2
JP3257985B2 JP00100199A JP100199A JP3257985B2 JP 3257985 B2 JP3257985 B2 JP 3257985B2 JP 00100199 A JP00100199 A JP 00100199A JP 100199 A JP100199 A JP 100199A JP 3257985 B2 JP3257985 B2 JP 3257985B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路橋継目部の伸縮
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実公平2−11443号公報には、道路
橋の継目遊間を存して相対する端部に一対の路面部材を
支持した伸縮装置が記載されている。この路面部材に
は、継目遊間上に突出した凸部と相対的に凹んだ凹部と
が継目長手方向に交互に形成されており、継目遊間が狭
くなったときに相対する路面部材の凸部同士が噛み合う
ようになっている。施工に当たっては、まず、道路橋の
端部に切欠段部を形成しておき、アンカーボルトを取り
付けた路面部材を切欠段部上に吊り下げて該切欠段部に
コンクリートを打設し、コンクリートが固化した後に路
面部材をアンカーボルトから外し、当該コンクリートの
路面部材取付部にシール板を敷設し、該シール板の上に
路面部材を設置してアンカーボルトに結合する、という
方法が取られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年は、地震時の橋梁
同士の衝突を避けるべく道路橋の継目遊間を広くするこ
とがなされている。このような継目遊間が広い道路橋に
あっては、上記伸縮装置の凸部同士の噛み合いを確保す
るために路面部材を道路橋端部から継目遊間上へ大きく
突出させる必要がある。
【0004】これに対して、上記路面部材の継目遊間上
に突出した部分は片持ち状態にあるから、上記継目遊間
の拡大に応じて上記突出量を大きくした場合、凸部先端
に大きな輪荷重が作用してもこれに耐え得るようにする
必要がある。従って、路面部材自体の強度あるいは路面
部材の道路橋端部に対する取付強度をいかに確保するか
が問題となる。
【0005】路面部材自体の強度は、その板厚を大きく
することによって確保することができるが、上記片持ち
に耐え得るように取付強度を確保するには路面部材の道
路橋端部に支持される幅を広くとる必要がある。しか
し、路面部材の支持幅を広くした場合、例えば路面部材
を吊り下げてその下側に定着用コンクリートを打設した
ときに、路面部材の下面へのコンクリートの回りが悪く
なる。このため、定着用コンクリートの強度が不足し、
かえって路面部材の取付強度が低下するという問題があ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記路面部材と
は別にその定着のための特殊な支持板を設け、上記問題
を解決したものである。
【0007】すなわち、この出願の請求項1の発明は、
道路橋の継目遊間を存して相対する端部に各々板面を横
にして支持された基板部を有し、該基板部の相対する側
部に継目遊間上に突出する凸部と相対的に凹んだ凹部と
が継目長手方向に交互に形成されている一対の路面部材
が設けられた道路橋継目部の伸縮装置であって、上記道
路橋端部の各々に、板面を横にして継目長手方向に延
び、継目遊間とは反対方向へ突出した凸部と相対的に凹
んだ凹部とが継目長手方向に交互に形成された支持板が
設けられ、上記支持板の下に該支持板を道路橋端部に固
定する定着用コンクリートが打設され、上記支持板の上
に上記路面部材の基板部が重ねられ、該基板部が支持板
の凸部に固定されていることを特徴とする。
【0008】このような道路橋継目部の伸縮装置であれ
ば、支持板を道路橋端部に配置して定着用コンクリート
を打設したとき、該支持板の継目遊間とは反対側に凹部
が形成されているから、コンクリートは支持板の凸部先
端側からだけでなく、相隣る凸部間すなわち、凹部から
支持板の下面に回ることができ、凸部の突出量が大きい
場合でもコンクリートが支持板下面の隅々にまで回り易
くなる。よって、定着用コンクリートの強度が高くな
り、それに伴って支持板の取付強度が高くなる。このよ
うに、定着用コンクリートの打設不良を招くことなく上
記支持板の凸部の突出量を大きくすることができるか
ら、路面部材の基板部を幅広に形成することが可能にな
り、しかも、該基板部を支持板の凸部に固定するように
したから、該路面部材の道路橋端部に対する取付強度を
高めることが容易になる。
【0009】なお、上記支持板を用いずに路面部材の基
板部の継目遊間とは反対側に上記支持板と同様の凹凸を
形成することも考えられるが、その場合、定着用コンク
リートの路面部材下面への回りは良くなるものの、路面
部材の基板部自体の強度が低くなるから、継目遊間上の
凸部に大きな輪荷重が作用したときの耐力を得ることが
難しくなる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の道路
橋継目部の伸縮装置において、上記支持板の継目遊間側
の縁より下方へ延びる縦板を備え、且つ該支持板と縦板
とは一体に形成され、この縦板には継目遊間上に突出す
る棚が設けられていて、シール板が、その中央部を上記
両棚間より下方へ膨出させて、該両棚の上面、該両棚の
上側に存する縦板の継目遊間側の面、及び上記両支持板
の上面に接するように設けられ、上記シール板を棚の上
面及び縦板の対向面に密着させるように上記両棚の上側
の相対する縦板間に詰め物が設けられ、上記路面部材の
基板部は、上記シール板を介して上記支持板に固定され
ていることを特徴とする。
【0011】従って、一方の支持板の上面から他方の支
持板の上面に渡る一連のシール板によって橋上から橋下
への漏水を防止することができる。また、一対の路面部
材間に雨水が流入しても、シール板の上に詰め物が設け
られているから、シール板の上に多量の水が溜まること
が避けられ、橋下への漏水防止に有利になる。また、シ
ール板上に多量の土砂が溜まること、特にシール板中央
の膨出部に土砂が溜まることが避けられ、シール板の損
傷防止、伸縮装置の良好な伸縮性確保に有利になる。
【0012】
【発明の効果】従って、上記道路橋継目部の伸縮装置に
係る発明によれば、路面部材とは別に該路面部材の基板
部を固定する支持板を設け、該支持板の継目遊間とは反
対側を凹凸に形成し、路面部材の基板部を支持板の凸部
に固定するようにしたから、該支持板の幅が広い場合で
も定着用コンクリートの支持板下面への回りが良くなっ
て該支持板の取付強度を高めることができるようになる
とともに、路面部材の基板部を幅広に形成することが容
易になって該路面部材の道路橋端部への取付強度を高め
るうえで有利になり、継目遊間が広い道路橋であっても
耐荷強度の高い伸縮装置を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1に示す道路橋継目部の伸縮装置におい
て、1は床版、2は継目遊間(床版遊間)、3は床版1
の上面の舗装、4は路面部材(継手部材)である。すな
わち、継目遊間2を存して相対する床版1,1の端部に
上面を低くした段部5,5が形成され、該段部5,5に
定着用コンクリート6,6が打設されて補強部材7,7
が床版1,1の各々の端部に固定され、該補強部材7,
7に路面部材4,4がそれぞれ固定支持されている。
【0015】路面部材4は、図2に示すように、板面を
横にして継目遊間2に沿って継目長手方向に延びた基板
部9を有し、該基板部9の一側、すなわち継目遊間2の
側に該継目遊間2上に突出する多数の凸部10が継目長
手方向に間隔をおいて形成されている。換言すれば、基
板部9の継目遊間側に、継目遊間2上に突出する凸部1
0と相対的に凹んだ凹部12とが継目長手方向に交互に
配置された凹凸が形成されている。
【0016】路面部材4の基板部9には後述する取付ボ
ルト13に路面部材4を取付けるための多数の取付孔1
4が継目長手方向に2列に並ぶように形成されている。
この取付孔14は、下部に取付ボルト13が通される小
径のボルト孔を有し、上部にナットが配置される大径の
ナット配設孔がボルト孔と同心に形成された段付きの貫
通孔である。また、基板部9の他側(継目遊間2とは反
対側)には継目遊間2とは反対方向へに突出した凸部と
相対的に凹んだ凹部とが継目長手方向に交互に並ぶ凹凸
に形成されている。この凹凸は本形態の場合はサインカ
ーブ(曲線波形)に形成されている。なお、基板部9の
他側は凹凸を設けずに継目長手方向に直線状に形成する
場合もある。
【0017】補強部材7は、板面を横にして継目長手方
向に延びる支持板16と、該支持板16の継目遊間側の
縁より下方へ垂直に設けられた縦板17とが一体になっ
た断面逆L字形状のものである。補強部材7は、山形鋼
(アングル鋼)やH形鋼を加工して形成することができ
るが、別個に形成された支持板16と縦板17とを溶接
によって一体化するようにしてもよい。
【0018】支持板16は、図3に示すように、継目遊
間2とは反対方向へ突出した凸部19と相対的に凹んだ
凹部20とが継目長手方向に交互に並んだ凹凸を継目遊
間2とは反対側に有する。凹部20の深さは、支持板1
6の幅の1/3 以上、あるいは1/2 以上、さらには2/3 以
上とすることが好ましい。
【0019】支持板16の各凸部19の上面には上記路
面部材4の取付孔14に対応する4つの取付ボルト13
が前後(継目遊間2の幅方向)及び継手長手方向に間隔
をおいて溶接により立設されている。また、支持板16
の凸部19下面中央(継手長手方向における中央)には
前後に間隔をおいてアンカー22,23が溶接により固
定されている。この両アンカー22,23はいずれも下
部が後方(継目遊間2から離れる方向)に曲がってお
り、且つ前アンカー22はその曲がった先端が後アンカ
ー23と干渉しないように短くなっている。
【0020】縦板17は、その背面に後方へ突出した多
数のアンカー24が継手長手方向に間隔をおいて溶接に
より突設されている。このアンカー24は上記支持板1
6の継手長手方向に相隣るアンカー22,22(23,
23)の間に配置されている。また、継目遊間2を存し
て相対する縦板17,17の対向面(前面)の中間高さ
の部位には継目長手方向に延びる棚板25,25が溶接
により固定されている。
【0021】上記補強部材7は、支持板16の上面を路
面よりも上記路面部材4、後述するシール板29及びス
ペーサ板30を合わせた厚さ分低くし、且つ縦板17の
対向面を床版1の端面(継目遊間2に臨む端面)に略一
致させた状態に配置され、上記段部5に後打ちされた定
着用コンクリート6及び上記アンカー22〜24によっ
て床版1の端部に固定されている。
【0022】上記シール板29は、その中央部を上記両
棚板25,25間より下方へ膨出させて、該両棚板2
5,25の上面、該両棚板25,25の上側で相対する
縦板17,17の上部対向面、及び上記両支持板16,
16の上面に接するように敷設されている。上記路面部
材4及び補強部材7は、道路橋継目部において単位長さ
(例えば継手長手方向に1〜3mの長さ)のものを継手
長手方向に突き合わせて設けられているが、シール板2
9はシール性向上のために道路橋継目部の継手長手方向
の全長にわたって連続したゴム板によって形成されてい
る。もちろん、複数のゴム板をつなぎ合わせてもよい。
シール板29は、図3に示すように棚板25に押え板3
4とボルト35とによって固定されている。
【0023】但し、シール板29は棚板25に固定しな
い場合もある。また、本形態ではシール板29の両側部
が支持板16,16の上面に敷設されているが、シール
板29は棚板25,25に渡すだけ、つまりシール板2
9の両側縁が棚板25,25で終わっているものであっ
てもよい。
【0024】上記スペーサ板30は、板面を横にして継
手長手方向に延び、このスペーサ板30には上記取付ボ
ルト13に対応する多数のボルト挿入孔31(図4参
照)が継手長手方向に2列に並んで形成されている。こ
のスペーサ板30は、図4に示すように、路面部材4の
取付孔14の縁が取付ボルト13の基端の溶接部(肉盛
り部)と干渉しないようにするためのものであり、従っ
て、ボルト挿入孔31は溶接部の外径よりも少し大径に
形成されている。シール板29のボルト挿入孔38もス
ペーサ板30のボルト挿入孔31と同径に形成されてい
る。
【0025】そうして、路面部材4は、その基板部9が
上記補強部材7の支持板16の上にシール板29及びス
ペーサ板30を介して重ねられ、支持板16の取付ボル
ト13にナットを適用して支持板16に対して締め付け
られている。基板部9、支持板16及びスペーサ板30
の各々の幅は互いに同じにすることができるが、この実
施形態では基板部9の幅が若干狭く、基板部9と定着コ
ンクリート6との間に隙間を形成してそこにシールゴム
(例えばシリコンゴム)32が充填されている。相対す
る路面部材4,4は、各々凸部10が互いに相手側の凸
部10,10の間(凹部12)に存するように、すなわ
ち、互いの凸部10,10同士が噛み合う関係に配置さ
れている。
【0026】また、上記縦板17,17の上部間には、
上記両棚板25,25に下面両側部が支持された詰め物
33が設けられており、この詰め物33の上面は路面部
材4,4の凸部10,10の下面に接している。この詰
め物33は、比較的硬い発泡スチロール材によって形成
されていて、その自由状態では継目遊間2の幅が最大の
時の相対する縦板17,17の間隔に相当する幅に形成
されており、継目遊間2の幅が狭いときにはこれを圧縮
して上記縦板17,17間に詰められ、上記シール板2
9を棚板25の上面及び縦板17の対向面に密着させて
いる。
【0027】<施工方法> 次に上記道路橋継目部の伸縮装置の施工方法を工程順に
説明する。 A.床版1,1の端部に該床版コンクリート打設時に箱
抜きすることによって、または事後的に掘り下げること
によって段部5,5を形成する。 B.補強部材7,7を、支持板16の上面が路面よりも
路面部材4、シール板29及びスペーサ板30を合わせ
た厚さ分低くし、且つ縦板17の対向面を床版1の端面
に略一致させた状態に設置する。この設置にあたって
は、例えば、図5に示すように、支持板16,16の各
々の凸部19の先端上に継目長手方向に延びる型枠(上
記厚さに匹敵する高さを有するもの)36,36を固定
し、該両型枠36,36に跨るようにそれらの上面に横
杆37を交差して取り付け、横杆37の両端部を舗装
3,3の上面に渡すことによって、補強部材7,7を吊
り下げるようにすればよい。従って、型枠36よりも継
目遊間2の側に支持板16の凹部20が覗くことにな
る。 C.補強部材7のアンカー22〜24に継目長手方向に
延びる鉄筋を適宜結合するとともに、アンカー22〜2
4及び当該鉄筋の適宜の箇所を床版1の既設の鉄筋(床
版配筋等)に結合する。 D.定着用コンクリート6,6を段部5,5に路面高さ
まで打設する。このとき、定着用コンクリート6の一部
を上記型枠36,36間に覗く支持板16の凹部20か
ら打設することにより、支持板16の凸部19の基端部
の下面及び縦板17の背面にもコンクリートが充分に回
るようにする。また、振動形のコンクリート締固め機を
上記支持板16の外側だけでなく、上記凹部20からも
挿入し、コンクリートの充分な締固めを行なう。 E.上記横杆37及び型枠36を補強部材7,7から外
す。 F.シール板29を、その中央部を上記両棚板25,2
5間より下方へ膨出させて、該両棚板25,25の上
面、縦板17,17の上部対向面、及び上記両支持板1
6,16の上面に接するように敷設し、さらに、棚板2
5に押え板とボルトとによって固定する。 G.縦板17,17の上部間に詰め物33を詰め、ま
た、支持板16,16のシール板29の上にスペーサ板
30,30を載せる。 H.路面部材4,4をスペーサ板30,30の上に載
せ、取付孔14に挿入された取付ボルト13にナットを
適用して、路面部材4を支持板16に締め付ける。 I.路面部材4の基板部9と定着コンクリート6との間
にシールゴム32を充填する。
【0028】以上のように、支持板16の凹部20から
定着コンクリート6を打設することができ、また、該凹
部20からコンクリート締固め機を適用することができ
るから、定着用コンクリート6が支持板16の下面に隅
々まで回り、また、縦板17の背面にも充分に回り、定
着用コンクリート6の強度が高くなる。このことは、補
強部材7の支持板16の幅(凸部19の部位における
幅)が広い場合でも、該補強部材7の床版端部への取付
強度が高くなることを意味し、また、床版端部の補強が
確実に行なわれることを意味する。
【0029】そうして、支持板16の幅を広くすること
ができるということは、路面部材4の基板部9の幅を広
くすることができるということである。従って、路面部
材4の(凸部10の)継目遊間2への突出量を大きくし
ても、それに応じて基板部9の幅を広くすることができ
るから、たとえ路面部材4の凸部10が片持ち状態であ
っても、該凸部19に加わる輪荷重に充分に耐えること
ができる。また、基板部9には支持板16の凹部20の
ような深い凹部を形成する必要がなく、耐荷強度の確保
に有利になる。
【0030】また、上記実施形態では基板部9と定着用
コンクリート6との境界がサインカーブ状の波形に形成
されているから、定着用コンクリート6の上面が轍ぼり
によって若干摩耗しても、車両の走行性が大きく低下す
ることがない。
【0031】なお、上記実施形態では路面部材4が多数
の凸部10を有する所謂フィンガープレートであるが、
台形波状の凹凸を形成した継手部材であってもよく、ま
た、凹凸のない継手部材その他のものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路橋継目部の伸縮装置の断面
図。
【図2】同伸縮装置の平面図。
【図3】同伸縮装置の補強部材(支持板)を設置した状
態を示す平面図。
【図4】同伸縮装置の一部を拡大して示す断面図。
【図5】同伸縮装置の定着用コンクリートを打設するた
めの型枠を設置した状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 床版 2 継目遊間 3 舗装 4 路面部材 5 段部 6 定着用コンクリート 7 補強部材 9 基板部 10 凸部 12 凹部 13 取付ボルト 14 取付孔 15 ナット 16 支持板 17 縦板 19 凸部 20 凹部 22〜24 アンカー 25 棚板 29 シール板 30 スペーサ板 31 ボルト挿入孔 32 シールゴム 33 詰め物 36 型枠 37 横杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 11/02 - 11/14 E01D 19/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路橋の継目遊間を存して相対する端部
    に各々板面を横にして支持された基板部を有し、該基板
    部の相対する側部に継目遊間上に突出する凸部と相対的
    に凹んだ凹部とが継目長手方向に交互に形成されている
    一対の路面部材が設けられた道路橋継目部の伸縮装置で
    あって、 上記道路橋端部の各々に、板面を横にして継目長手方向
    に延び、継目遊間とは反対方向へ突出した凸部と相対的
    に凹んだ凹部とが継目長手方向に交互に形成された支持
    板が設けられ、 上記支持板の下に該支持板を道路橋端部に固定する定着
    用コンクリートが打設され、 上記支持板の上に上記路面部材の基板部が重ねられ、該
    基板部が支持板の凸部に固定されている道路橋継目部の
    伸縮装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の道路橋継目部の伸縮装
    置において、 上記支持板の継目遊間側の縁より下方へ延びる縦板を備
    え、且つ該支持板と縦板とは一体に形成され、この縦板
    には継目遊間上に突出する棚が設けられていて、 シール板が、その中央部を上記両棚間より下方へ膨出さ
    せて、該両棚の上面、該両棚の上側に存する縦板の継目
    遊間側の面、及び上記両支持板の上面に接するように設
    けられ、 上記シール板を棚の上面及び縦板の対向面に密着させる
    ように上記両棚の上側の相対する縦板間に詰め物が設け
    られ、 上記路面部材の基板部は、上記シール板を介して上記支
    持板に固定されている道路橋継目部の伸縮装置。
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