JP3188682B2 - 道路橋継目部の伸縮装置 - Google Patents
道路橋継目部の伸縮装置Info
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Description
装置に関する。
橋の継目部に一対の縦板が該道路橋本体の伸縮を許容す
るジョイント遊間を存して相対向するように設けられ、
該両縦板の相対向する内面同士がゴム製シール部材によ
って連結され、該両縦板の背部に路面を形成するコンク
リートが打設されている道路橋継目部の伸縮装置が記載
されている。この伸縮装置のシール部材は断面形状がV
字状ないしはU字状になった溝形のものであり、その両
側壁部が相対向する縦板の内面に接着されている。ま
た、その縦板は右へ左へと交互に屈曲しながら継目長手
方向に延びている波形板によって形成されている。
の走行性及びシール性が良好であるものの、スパン(橋
梁の支間距離)の長い長大橋の場合のようにジョイント
遊間が広くなると、シール部材の溝幅も広くなり、その
上を通過する者に不安感を与える。特に、ジョイント遊
間は、道路橋本体の伸縮を許容するために設けられる
が、許容すべき伸縮量のみに基いて設定されるのではな
く、その伸縮量に所定の余裕量(例えば、10mm)を
加算して設定されるから、上記溝幅がそれに応じて広く
なるものである。この余裕量は、気温測定誤差、施工誤
差等を考慮したものである。
ム、砂等の充填材を詰めることもなされているが、その
詰め物によって当該伸縮装置の伸縮性、すなわち、シー
ル部材の変形し易さが低下することになる。そのような
充填材をシール部材の溝に詰めない場合でも、路上の砂
が車両のタイヤや風等によって運ばれて、その溝を塞い
でしまうこともある。また、夏場のように道路橋本体が
伸長しジョイント遊間が狭くなると、上記詰め物が路上
に盛り上がり、それを車両のタイヤが踏むことによって
騒音を発生し、また、その際に詰め物と共にシール部材
が強制的に押し下げられて伸び、そのゴム切れや縦板か
らの剥脱を招くおそれがある。さらには、上記溝幅が広
い場合にはそこに詰める充填材の量も多くなる。
部に一対の縦板が該道路橋本体の伸縮を許容するジョイ
ント遊間を存して相対向するように設けられ、該両縦板
の相対向する内面同士がゴム製シール部材によって連結
され、該両縦板の背部に路面を形成するコンクリートが
打設されている道路橋継目部の伸縮装置において、上記
シール部材は、上記両縦板の相対向する内面にそれぞれ
結合された結合部と、該両結合部の各々より上記ジョイ
ント遊間の中央に向かって張り出した支持部と、該両張
出し支持部の各々の先端に両端が繋がって該両張出し支
持部の先端より上記ジョイント遊間の中央に吊り下げら
れ上記道路橋本体の伸縮を許容する溝形伸縮部とを備
え、上記溝形伸縮部と上記縦板の内面との間に上記道路
橋本体の伸縮を許容する隙間が形成されていることを特
徴とする。
ル部材の溝形伸縮部は、その両側の張出し支持部によっ
てジョイント遊間(両縦板間隔)の中央に位置付けら
れ、その溝幅はジョイント遊間よりもかなり狭いものに
なる。従って、シール部材の当該溝が路面に広く開口す
ることはなく、通行者に対して不安感を与えることが少
なくなるとともに、該溝に充填材を詰める場合でもその
充填量を少なくすることができる。
にシール部材の溝幅を狭くしたのではなく、当該溝形伸
縮部を張出し支持部によって両縦板の相対向する内面か
ら離隔させて支持した点にある。すなわち、溝形伸縮部
の側壁と縦板内面との間に隙間を設けたものである。こ
れにより、溝形伸縮部の溝に充填材を詰めた場合でも、
あるいは該溝が事後的に砂等によって塞がれた場合で
も、当該隙間によって道路橋本体の伸縮が吸収され、つ
まりは道路橋本体の伸縮に伴うシール部材の変形が許容
され、従って、溝形伸縮部が相対向する両縦板に挟まれ
て充填材等が盛り上がることもなくなり、さらには通過
する車両のタイヤによってシール部材が押し下げられて
破損するということもなくなる。
容易にするためには、上記張出し支持部を上記縦板より
ジョイント遊間の中央に向かって下降傾斜したものにす
ることが好ましい。これにより、道路橋本体が伸長する
とき(ジョイント遊間が狭くなるとき)は上記張出し支
持部の傾斜勾配がきつくなって(傾斜角度が大きくなっ
て)上記溝形伸縮部の位置が下がり、道路橋本体が収縮
するときは上記張出し支持部の傾斜勾配が逆に緩やかに
なって溝形伸縮部が上昇し、さらには溝形伸縮部が開い
ていくことになる。よって、上記溝形伸縮部が路上に突
出することはない。
ゴムを流し込んで硬化させる場合、この充填ゴムの中央
に表面に開口し且つ縦板に沿って延びる切れ目を設けて
おくことが好ましい。道路橋本体が収縮するときにはこ
の切れ目が開くことになり、伸縮装置の伸縮性が向上す
るからである。
わたって直線的に延びている直板であっても、右へ左へ
と交互に屈曲しながら継目長手方向に延びている波形板
であってもよい。波形板の場合、相対する波形板の互い
に相手側へ突出した凸部同士を噛み合わせることによっ
て、右へ左へと交互に屈曲しながら継目長手方向に延び
た波形のジョイント遊間を形成するようにすればよい。
このようにすれば、当該伸縮装置の上を通過する車両の
タイヤは、互いに一方の波形板の凸部から他方の波形板
の凸部へと、ジョイント遊間への実質的な落ち込みを招
くことなく渡ることができ、車両の走行性が良くなると
ともに、該通過時の振動・騒音も少なくなる。
の角波状のものであっても、正弦波等のなだらかな曲波
状のものであってもよい。
一対の横板が各々の上面を路面と面一にして且つ該両横
板間に該道路橋本体の伸縮を許容するジョイント遊間を
形成して設けられ、該両横板の相対向する側端面同士が
ゴム製シール部材によって連結されている道路橋継目部
の伸縮装置において、上記シール部材は、上記両横板の
相対向する側端面にそれぞれ結合された結合部と、該両
結合部の各々より上記ジョイント遊間の中央に向かって
張り出した支持部と、該両張出し支持部の各々の先端に
両端が繋がって該両張出し支持部の先端より上記ジョイ
ント遊間の中央に吊り下げられ上記道路橋本体の伸縮を
許容する溝形伸縮部とを備え、上記溝形伸縮部と上記横
板の側端面との間に上記道路橋本体の伸縮を許容する隙
間が形成されていることを特徴とする。
て一対の横板を採用したものであるが、先の発明と同様
の作用効果が得られる。この一対の横板は、互いの相対
向する側端面が継目長手方向に直線的に延びたものであ
っても、右へ左へと交互に屈曲しながら継目長手方向に
延びている波形面であってもよい。波形面の場合、相対
する波形面の互いに相手側へ突出した凸部同士を噛み合
わせることによって、右へ左へと交互に屈曲しながら継
目長手方向に延びた波形のジョイント遊間を形成するよ
うにすればよい。また、波形は、台形波、三角波等の角
波であっても、正弦波等のなだらかな曲波であってもよ
い。
目部に上面を路面と面一にした横板と縦板とが該横板の
側端面と縦板の板面との間に該道路橋本体の伸縮を許容
するジョイント遊間を形成して相対向するように設けら
れ、該横板の側端面と縦板の板面とがゴム製シール部材
によって連結され、該縦板の背部に路面を形成するコン
クリートが打設されている道路橋継目部の伸縮装置にお
いて、上記シール部材は、上記横板の側端面と縦板の板
面とにそれぞれ結合された結合部と、該両結合部の各々
より上記ジョイント遊間の中央に向かって張り出した支
持部と、該両張出し支持部の各々の先端に両端が繋がっ
て該両張出し支持部の先端より上記ジョイント遊間の中
央に吊り下げられ上記道路橋本体の伸縮を許容する溝形
伸縮部とを備え、上記縦板の板面及び横板の側端面の各
々と上記溝形伸縮部との間に上記道路橋本体の伸縮を許
容する隙間が形成されていることを特徴とする。
て、横板と縦板との組合せにしたものであるが、先の発
明と同様の作用効果が得られる。この横板と縦板とは、
互いの相対向する面が継目長手方向に直線的に延びたも
のであっても、右へ左へと交互に屈曲しながら継目長手
方向に延びている波形面であってもよい。波形面の場
合、相対する波形面の互いに相手側へ突出した凸部同士
を噛み合わせることによって、右へ左へと交互に屈曲し
ながら継目長手方向に延びた波形のジョイント遊間を形
成するようにすればよい。また、波形は、台形波、三角
波等の角波であっても、正弦波等のなだらかな曲波であ
ってもよい。
ント遊間を存して相対向する一対の縦板の内面同士を、
又は相対向する一対の横板の側端面同士を、又は相対向
する横板の側端面と縦板の板面とをゴム製シール部材に
よって連結した道路橋継目部の伸縮装置において、上記
シール部材を、上記縦板又は横板の相対向する面にそれ
ぞれ結合された結合部と、該両結合部の各々より上記ジ
ョイント遊間の中央に向かって張り出した支持部と、該
両張出し支持部の各々の先端に両端が繋がって該両張出
し支持部の先端より上記ジョイント遊間の中央に吊り下
げられ道路橋本体の伸縮を許容する溝形伸縮部とを備
え、上記縦板の内面又は横板の側端面と上記溝形伸縮部
との間に上記道路橋本体の伸縮を許容する隙間を形成す
るようにしたから、溝形伸縮部の側壁と縦板の内面又は
横板の側端面との間に形成される隙間によって道路橋本
体の伸縮を吸収することができ、つまりは道路橋本体の
伸縮に伴うシール部材の変形を許容することができ、充
填材等の盛り上がりがなくなるとともに、車両の通過に
伴う騒音やシール部材の破損も解消され、しかも、シー
ル部材の溝が路面に広く開口することはなく、通行者に
対して不安感を与えることが少なくなり、該溝に充填材
を詰める場合でもその充填量を少なくすることができ
る。
に基づいて説明する。
ンクリート床版)、2は橋面舗装、3は伸縮装置であ
る。伸縮装置3は、ジョイント遊間4を存して相対向す
る一対の縦板5,5と、該両縦板5,5の相対向する内
面同士を連結するゴム製シール部材6と、該両縦板5,
5の各々の背部に打設された後打ちコンクリート7,7
(但し、片側の後打ちコンクリート7については2点鎖
線で示し、縦板5の背部の構成がわかるようにしてい
る。)とを備え、後打ちコンクリート7の上面は路面を
形成している。
しながら継目長手方向に延びている波形板であり、右へ
左へと交互に屈曲しながら継目長手方向に延びた波形の
ジョイント遊間4を形成するように相対向している。縦
板5の背面には上記後打ちコンクリート7に埋設され該
縦板5を道路橋本体1に強固に固定するアンカー9が突
設されている。各縦板5の相手側へ突出した凸部の下面
には底板10が固定されている。縦板5の両端には継目
長手方向に相隣る縦板同士を連結するための連結板11
が設けられている。なお、図1では一方の縦板5のみア
ンカー9及び底板10が現れているが、他方の縦板5も
同様に構成されている。
に対応するように予め波形に成形されたものであって、
図2に示すように、上記両縦板5,5の相対向する内面
にそれぞれ結合された結合部12,12と、該両結合部
12,12の各々より該両縦板5,5間(ジョイント遊
間4)の中央に向かって張り出した支持部13,13
と、該両張出し支持部13,13の各々の先端に両端が
繋がって上記両縦板5,5間の中央に吊り下げられた溝
形伸縮部14とを備えてなる。
加硫接着を採用することが好ましいが、単なる接着剤に
よる結合であっても、ボルト等の止め具による結合であ
ってもよい。上記張出し支持部13,13は、結合部1
2の上端部よりジョイント遊間4の中央に向かって所定
の傾斜角度(例えば20〜40度)をもって下降傾斜し
ている。
形成されている。その断面形状はV字状であってもよ
い。この溝形伸縮部14は、溝幅が溝開口部の幅よりも
広くなった広幅部15を有する。本形態では、溝形伸縮
部14の両側壁の各々の内面に相対向する凹部を設けて
広幅部15を形成しているが、溝形伸縮部14の下端の
溝幅を拡大してもよい。そうして、この溝形伸縮部14
の溝内に充填材16が充填されている。
化させたものである。このゴム充填材16の中央には上
面に開口し且つ縦板5に沿って延びる切れ目19が形成
されている。この切れ目19は、例えば液状ゴムを流し
込む際に離型剤を塗布した波板(縦板5に沿った波板)
を差し込んでおき、液状ゴムの充填硬化後に該波板を抜
き取ることによって形成することができる。さらに、上
記ゴム充填材16の上に砂等の粉状充填材を充填するよ
うにしてもよい。
ている。
部材6の溝形伸縮部14は路面に開口する溝幅がジョイ
ント遊間4よりもかなり狭いものになり、通行者に対し
て不安感を与えることが少なくなるとともに、充填材1
6の充填量も少なくすることができる。
3,13によってジョイント遊間4の中央に位置付けら
れ、その側壁と縦板5の内面との間に隙間17が形成さ
れているから、該隙間17によって当該伸縮装置3の伸
縮性が高くなる。すなわち、夏場など道路橋本体1が伸
長してジョイント遊間4が狭くなってきても、その伸長
は上記隙間17によって吸収され、溝形伸縮部14が両
縦板5,5に挟まれて充填材16が盛り上がることがな
くなり、さらには通過する車両のタイヤによってシール
部材6が押し下げられて破損するということもなくな
る。
ョイント遊間4の中央に向かって下降傾斜しているか
ら、該ジョイント遊間4が狭くなるときに下方へ撓み易
く、ジョイント遊間4の伸縮が円滑なものになる。ま
た、ジョイント遊間4が広くなるときは上記張出し支持
部13,13の下降傾斜角度が緩やかになり、さらには
上記充填材16の切れ目19が開くことになる。
に溝幅が拡大した広幅部15が設けられているから、充
填材16が該広幅部15に係止されて形伸縮部14から
抜けることが避けられる。なお、広幅部15は溝形伸縮
部14の全長にわたって設ける必要はなく、充填材16
の係止に必要な長さで適宜の間隔をおいて設けるように
することができる。
態1と異なる点は、伸縮装置3が鋼床版橋に適用されて
いて、一対の縦板5,5に代えて一対の横板24,24
を採用したことである。
あり、継目遊間を存して相対する鋼床版21,21の端
部上に横型の基板22,22、及びパッキンゴム23,
23を介して横板24,24が固定されている。その固
定は、鋼床版21の上面に立設したスタッドボルト25
にナット26を適用することによってなされており、横
板24の上面は路面と面一になっている。横板24の上
面のナット26が設けられる部分には凹部(穴)27が
形成されており、該凹部27にボルト25の先端部及び
ナット26を収容することによって、それらが横板24
の上面より情報へ突出しないようになっている。
延び、互いの対向する側端面は、右へ左へと交互に屈曲
しながら継目長手方向に延びている波形面に形成され、
右へ左へと交互に屈曲しながら継目長手方向に延びた波
形のジョイント遊間4を形成するように相対向してい
る。
波形側端面に実施形態1のものと同様の波形シール部材
6の両側部が結合され、該シール部材6の溝形伸縮部1
4と横板24の波形側端面との間に隙間17が形成され
ている。
様の作用効果が得られる。
態1と異なる点は、伸縮装置3が鋼床版橋の鋼床版21
と橋台31との継目に適用されていて、一対の縦板5,
5に代えて横板24と縦板5とを組み合わせたことであ
る。
同様に波形板であって、橋台31の側にアンカー(図示
省略)及び後打ちコンクリート7によって固定されてい
る。横板21は、実施形態2のものと同様に波形側端面
を有するものであって、鋼床版21の端部上に基板22
及びパッキンゴム23を介してスタッドボルト25及び
ナット26によって固定されている。縦板5の波形面と
横板24の波形側端面とは、右へ左へと交互に屈曲しな
がら継目長手方向に延びた波形のジョイント遊間4を形
成するように相対向している。
向する波形面に実施形態1のものと同様の波形シール部
材6の両側部が結合され、該シール部材6の溝形伸縮部
14と縦板5との間、並びに溝形伸縮部14と横板24
の波形側端面との間に隙間17,17が形成されてい
る。
様の作用効果が得られる。
伸縮装置3を設けたものであるが、この伸縮装置3は、
鋼床版橋とPC(プレストレストコンクリート)桁橋や
RC(レインフォースドコンクリート)桁橋との継目に
設けることができる。
の実施形態とは異なるものである。
実施形態と同様に結合部12、張出し支持部13,1
3、溝形伸縮部14を備えてなり、さらにゴム充填材1
6及び切れ目19が設けられているが、溝形伸縮部14
の相対する内面には先の凹部(広幅部15)に代えて相
対する凸部29,29が設けられている。
29に係止されて溝形伸縮部14から抜けることが避け
られることになる。なお、凸部29は継目長手方向に適
宜の間隔をおいて設けることができ、また、溝形伸縮部
14の片側の内面のみに設けるようにしても、右側と左
側とに交互に配置してもよい。要するに、溝形伸縮部1
4に充填材16を係止することができるような幅狭部が
少なくとも一部に形成されてあればよい。
断面にし一部省略して示す斜視図。
図。
図。
図。
Claims (5)
- 【請求項1】 道路橋の継目部に一対の縦板が該道路橋
本体の伸縮を許容するジョイント遊間を存して相対向す
るように設けられ、該両縦板の相対向する内面同士がゴ
ム製シール部材によって連結され、該両縦板の背部に路
面を形成するコンクリートが打設されている道路橋継目
部の伸縮装置において、 上記シール部材は、上記両縦板の相対向する内面にそれ
ぞれ結合された結合部と、該両結合部の各々より上記ジ
ョイント遊間の中央に向かって張り出した支持部と、該
両張出し支持部の各々の先端に両端が繋がって該両張出
し支持部の先端より上記ジョイント遊間の中央に吊り下
げられ上記道路橋本体の伸縮を許容する溝形伸縮部とを
備え、 上記溝形伸縮部と上記縦板の内面との間に上記道路橋本
体の伸縮を許容する隙間が形成されている ことを特徴と
する道路橋継目部の伸縮装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載されている道路橋継目部
の伸縮装置において、 上記張出し支持部は、上記縦板よりジョイント遊間の中
央に向かって下降傾斜している道路橋継目部の伸縮装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載されている道路橋継目部
の伸縮装置において、 上記両縦板は、右へ左へと交互に屈曲しながら継目長手
方向に延びた波形板であって、右へ左へと交互に屈曲し
ながら継目長手方向に延びた波形のジョイント遊間を形
成するように相対向していることを特徴とする道路橋継
目部の伸縮装置。 - 【請求項4】 道路橋の継目部に一対の横板が各々の上
面を路面と面一にして且つ該両横板間に該道路橋本体の
伸縮を許容するジョイント遊間を形成して設けられ、該
両横板の相対向する側端面同士がゴム製シール部材によ
って連結されている道路橋継目部の伸縮装置において、 上記シール部材は、上記両横板の相対向する側端面にそ
れぞれ結合された結合部と、該両結合部の各々より上記
ジョイント遊間の中央に向かって張り出した支持部と、
該両張出し支持部の各々の先端に両端が繋がって該両張
出し支持部の先端より上記ジョイント遊間の中央に吊り
下げられ上記道路橋本体の伸縮を許容する溝形伸縮部と
を備え、 上記溝形伸縮部と上記横板の側端面との間に上記道路橋
本体の伸縮を許容する隙間が形成されている ことを特徴
とする道路橋継目部の伸縮装置。 - 【請求項5】 道路橋の継目部に上面を路面と面一にし
た横板と縦板とが該横板の側端面と縦板の板面との間に
該道路橋本体の伸縮を許容するジョイント遊間を形成し
て相対向するように設けられ、該横板の側端面と縦板の
板面とがゴム製シール部材によって連結され、該縦板の
背部に路面を形成するコンクリートが打設されている道
路橋継目部の伸縮装置において、 上記シール部材は、上記横板の側端面と縦板の板面とに
それぞれ結合された結合部と、該両結合部の各々より上
記ジョイント遊間の中央に向かって張り出した支持部
と、該両張出し支持部の各々の先端に両端が繋がって該
両張出し支持部の先端より上記ジョイント遊間の中央に
吊り下げられ上記道路橋本体の伸縮を許容する溝形伸縮
部とを備え、 上記縦板の板面及び横板の側端面の各々と上記溝形伸縮
部との間に上記道路橋本体の伸縮を許容する隙間が形成
されている ことを特徴とする道路橋継目部の伸縮装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07713499A JP3188682B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 道路橋継目部の伸縮装置 |
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JP2000273812A JP2000273812A (ja) | 2000-10-03 |
JP3188682B2 true JP3188682B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=13625344
Family Applications (1)
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JP07713499A Expired - Lifetime JP3188682B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 道路橋継目部の伸縮装置 |
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- 1999-03-23 JP JP07713499A patent/JP3188682B2/ja not_active Expired - Lifetime
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