JP7013755B2 - 道路橋伸縮装置用間詰め構造 - Google Patents

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Description

本発明は道路橋伸縮装置用間詰め構造に関する。
道路橋は、道路橋を構成する要素として、例えば、橋軸方向の両端に配置された橋台と、橋台の間に橋軸方向に並べられた1つ以上の床版とを含んで構成されている。
橋台と床版との継ぎ目部、および、床版同士の継ぎ目部は、季節の温度差による床版の伸縮を吸収する道路橋伸縮装置を含んで構成されている。
道路橋伸縮装置は、一般に、道路橋を構成する要素の互いに対向する端部、すなわち、互いに対向する橋台の端部と床版の端部、あるいは、互いに対向する床版の端部にそれぞれ取着され橋軸方向と直交する方向に延在する隙間を形成する一対の継手部材と、それら継手部材の下方に配置され橋軸方向に伸縮可能な止水部材とを備えている(特許文献1)。
このような道路橋伸縮装置では、一対の継手部材の間に橋軸方向と直交する方向に延在する凹凸状の隙間が形成されるため、隙間の大きさによっては二輪車の車輪がはまり込み、二輪車の円滑な走行を図る上で不利となる。
そこで、間詰め部材により隙間の一部を塞ぐようにした道路橋伸縮装置用間詰め構造が提案されている(特許文献2)。
特開2008-57246号公報 特開2015-71874号公報
しかしながら、従来の道路橋伸縮装置用間詰め構造では、間詰め部材を、止水部材とは別の部材で構成し、凹凸状の隙間の下方に位置する止水部材の上に設けている。
そのため、間詰め部材の配置作業に手間取り、また、間詰め部材の高さが大きくならざるを得ず、間詰め構造を備える道路橋伸縮装置の組み立て作業の効率を高める上で不利となり、また、間詰め部材の重量が増加し、間詰め部材のコストが増大する不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、二輪車の円滑な走行を図ると共に、コストダウンを図り、組み立て作業効率を高める上で有利な道路橋伸縮装置用間詰め構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、互いに対向する一対の表面板を有して道路橋を構成する要素の互いに対向する端部と共に前記道路橋の継ぎ目部を構成し、橋軸方向に伸縮可能で前記表面板の下方で前記互いに対向する端部間を接続する止水部材が設けられ、前記一対の表面板の先端面間に橋軸方向と交差する方向に延在する凹凸状の隙間の一部を塞ぐように間詰め部材が配置される道路橋伸縮装置用間詰め構造であって、前記止水部材は前記表面板の先端面を覆う被覆部を有し、前記間詰め部材は、前記被覆部と一体に形成され、前記間詰め部材は筒状を呈し、前記間詰め部材の互いに対向する外周部の一方は、前記一対の表面板のうちの一方の表面板の被覆部に接続されると共に、前記外周部の他方は、他方の表面板の被覆部に接続されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、前記間詰め部材の周方向の一部を鉛直面で切断した断面は、所定の幅と、前記幅よりも大きい寸法の所定の高さで形成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、互いに対向する一対の表面板を有して道路橋を構成する要素の互いに対向する端部と共に前記道路橋の継ぎ目部を構成する一対の継手部材と、橋軸方向に伸縮可能で前記表面板の下方で前記互いに対向する端部間を接続する止水部材と、前記一対の表面板の先端面間に橋軸方向と交差する方向に延在する凹凸状の隙間の一部を塞ぐように配置される間詰め部材とを備える道路橋伸縮装置用間詰め構造であって、前記一対の継手部材の前記表面板は、橋軸方向と直交する方向に延在する基板部と、前記基板部が互いに対向する箇所に橋軸方向と直交する方向に交互に並べられ凹凸状の先端面を構成し前記凹凸状の隙間を形成するV字状凸部とV字状凹部とを備え、前記一対の継手部材はさらに前記基板部から下方に突出して橋軸方向と直交する方向に延在しその一方の面が前記道路橋を構成する要素の端部に取着される側板を備え、前記止水部材は、前記一対の継手部材の前記側板の他方の面とこの他方の面に接続する前記一対の基板部の下面と前記V字状凸部の下面と前記V字状凹部の下面とに取着された基部と、前記表面板の下方でそれら基部を接続する蛇腹部と、前記基部の上面および前記V字状凸部の上面から立設され前記凹凸状の先端面に取着され前記凹凸状の先端面を覆う被覆部とを備え、前記間詰め部材は、前記被覆部と一体に形成されていることを特徴とする
請求項4記載の発明は、前記間詰め部材は、前記表面板の上面よりも低い箇所に位置していることを特徴とする。
請求項1、3記載の発明によれば、間詰め部材が凹凸状の隙間の一部を塞ぐことで、二輪車が一対の継手部材上を円滑に走行する上で有利となる。
また、間詰め部材は被覆部と一体に形成されているので、間詰め部材を配置する作業を省略でき、道路橋伸縮装置の組み立て作業の効率を高める上で有利となる。
また、間詰め部材は一対の継手部材の表面板の先端面の間の凹凸状の隙間に直接配置されるため、従来のように止水部材から凹凸状の隙間までの不必要な高さは必要なく、間詰め部材の軽量化を図り、間詰め部材のコストを低減する上で有利となる。
請求項記載の発明によれば、簡単な構造の間詰め部材により上記の効果を得ることができる。
請求項記載の発明によれば、二輪車の円滑な走行を確保する上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、車両走行に伴う摩耗を阻止する上で有利となる。
第1の実施の形態の道路橋伸縮装置用間詰め構造が適用された道路橋伸縮装置を示す平面図である。 図1のA-A線断面図である。 一対の継手部材と止水部材の要部の斜視図であり、止水部材の構造の明確化を図るため間詰め部材を省略している。 間詰め部材、表面板、止水部材の構成を示す拡大断面図である。 第2の実施の形態の道路橋伸縮装置用間詰め構造が適用された道路橋伸縮装置を示す平面図である。 第2の実施の形態の道路橋伸縮装置用間詰め構造が適用された道路橋伸縮装置を示す平面図である。 第3の実施の形態の道路橋伸縮装置用間詰め構造が適用された道路橋伸縮装置を示す平面図である。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図2に示すように、道路橋は、橋脚によって支持された多数の床版2が橋軸方向に並べられて構成され、それら床版2の継ぎ目部4は、互いに対向する床版2の端部と道路橋伸縮装置10とを含んで構成されている。
図1、図2に示すように、道路橋伸縮装置10は、一対の継手部材14と止水部材16と間詰め部材32とを備えている。
図2に示すように、一対の継手部材14は、対向する床版2の端部にそれぞれ取着され、橋軸方向における床版2の伸縮に応じ床版2と一体に橋軸方向に移動する。
継手部材14は、表面板20と、側板22と、アンカー部材24とを備え、表面板20と側板22は鋼材により一体的に形成されている。
一対の継手部材14の表面板20は、互いに対向する床版2の端部間において、凹凸状の先端面2006が隙間Sを空けた状態で噛合するように配置されている。
図2に示すように、表面板20は、橋軸方向と直交する方向に延在し、床版2の上面に形成された橋面舗装3の上面(道路橋の上面)と同一面をなす上面2002と、上面2002と反対に位置する下面2004と、凹凸状の先端面2006とを有している。
より詳細に説明すると、図1に示すように、表面板20は橋軸と直交する方向に延在する基板部26と、基板部26が互いに対向する箇所に橋軸と直交する方向に交互に並べられたV字状凸部28とV字状凹部30とを備えている。
したがって、凹凸状の先端面2006は、V字状凸部28の先端に位置する先部先端面2006Aと、V字状凸部28の側部に位置し、また、V字状凹部30の側部に位置する側部先端面2006Bと、V字状凹部30の底端に位置する底部先端面2006Cとを有している。
図1に示すように、一方の継手部材の表面板20のV字状凸部28とV字状凹部30は、他方の継手部材の表面板20のV字状凹部30とV字状凸部28に隙間Sをあけた状態で噛合するように設けられ、隙間Sの橋軸方向の寸法は床版2の橋軸方向の伸縮に応じて増減する。
図2に示すように、側板22は表面板20の先端面2006と反対の基端から下方に屈曲され、側板22は、表面板20の長さ方向の全長にわたって延在し、側板22の下端は床版2の端部の凹部2Aの底面に載置されている。
側板22は、隙間S側に位置する内面2202と、反対側に位置する外面2204とを有し、外面2204にはアンカー部材24が突設されている。
外面2204と凹部2Aとの間に後打ちコンクリート13が打設され、継手部材14はアンカー部材24、後打ちコンクリート13を介して床版2の端部に固定されている。
止水部材16は、降雨時などに隙間Sから侵入する雨水の下方への流下を防止するものであり、図3に示すように、止水部材16は、橋軸方向に沿った幅を有している。
止水部材16は、継手部材14の下方に配置され橋軸方向と直交する方向に延在し、橋軸方向に弾性変形可能であり、従来公知の弾性材料で構成されている。このような弾性材料としてCRゴム(クロロプレンゴム)など従来公知の様々なゴムが使用可能である。
図2に示すように、止水部材16は、一対の基部1602と、蛇腹部1604とを含んで構成されている。
なお、図3においては、止水部材16の明瞭化を図るため、間詰め部材32の図示を省略している。
一対の基部1602は、止水部材16の幅方向の両端に位置し、一対の基部1602の外側面は、対応する側板22の内面2202にそれぞれ加硫接着により取着されている。
図3に示すように、一対の基部1602の上部には、表面板20の基板部26、V字状凸部28、V字状凹部30に対応した基板部1602A、V字状凸部1602B、V字状凹部1602Cが設けられ、V字状凹部1602Cは、隣り合う2つのV字状凸部1602Bの側部と、それらの間に位置する基板部1602Aの端部とで構成されている。
それら基部1602の基板部1602Aの上面、V字状凸部1602Bの上面は、表面板20の基板部26の下面、V字状凸部28の下面に加硫接着により取着されている。
橋軸方向の基板部1602Aの幅は、表面板20の基板部26の幅よりも大きい寸法で形成され、V字状凹部1602C側の基板部1602Aの部分の上面が表面板20のV字状凹部30の底部に突出している。
図3に示すように、さらに、基部1602の基板部1602Aの上面およびV字状凸部1602Bの上面から、表面板20の凹凸状の先端面2006を覆う被覆部1610が立設されている。
被覆部1610は、先部先端面2006Aを覆う先部被覆部1610Aと、側部先端面2006Bを覆う側部被覆部1610Bと、底部先端面2006Cを覆う底部被覆部1610Cとを有している。
それら被覆部は、先部先端面2006A、側部先端面2006B、底部先端面2006Cに加硫接着により取着されている。
なお、基板部26からV字状凸部28にわたりアンカー部材24のフランジ2402(図2参照)が挿入される溝部1620が形成されている。
図2に示すように、蛇腹部1604は、一対の基部1602を連結している。
蛇腹部1604は、凹凸状の隙間Sの橋軸方向の寸法の変化を吸収するものであり、本実施の形態では、下方に凸状に形成されているが、下方に突出する凸部と、上方に突出する凸部とが交互に形成されるなどその構造は任意である。
図1、図2、図4に示すように、間詰め部材32は、凹凸状の隙間Sに配置され凹凸状の隙間Sの一部を塞ぎ、二輪車の円滑な走行を図るものである。
間詰め部材32の構造は、二輪車の円滑な走行を図るものであればよく、従来公知の様々な構造が採用可能である。
本実施の形態では、間詰め部材32は筒状を呈しており、間詰め部材32の外周部3202が被覆部1610に接続され、間詰め部材32は被覆部1610と一体に形成されている。
なお、間詰め部材32の互いに対向する外周部3202の一方を、一対の表面板20のうちの一方の表面板20の被覆部1610に接続し、外周部3202の他方を、他方の表面板20に被覆部1610に接続するようにしてもよいことは無論のことである。
本実施の形態では、間詰め部材32の周方向の一部を鉛直面で切断した断面は、二輪車の荷重がかかった際に大きな変形が生じない大きさで形成され、詳細には、図4に示すように、所定の幅Wと、幅Wよりも大きい寸法の所定の高さHで形成され、二輪車の円滑な走行が確保されている。
また、間詰め部材32が被覆部1610に接続される箇所は、その他の箇所に比べ若干大きな輪郭で形成され、間詰め部材32の取り付け強度が確保され、耐久性の向上が図られている。
また、図4に示すように、間詰め部材32は、表面板20の上面2002よりも低い箇所に位置しており、車両走行に伴って摩耗が生じないように図られている。
また、表面板20のV字状凹部の底部に位置する間詰め部材32の箇所は、表面板20のV字状凹部30の底部に突出した止水部材16の基板部1602Aの上面(支持部)1602Dに載置され、二輪車の荷重が間詰め部材32に作用した際に、間詰め部材32の端部を止水部材16の基部で下方から支え、間詰め部材32の取り付け強度を確保するようにしている。
したがって、本実施の形態によれば、間詰め部材32が凹凸状の隙間Sの一部を塞ぐことで、二輪車が一対の継手部材14上を円滑に走行する上で有利となる。
また、間詰め部材32は被覆部1610と一体に形成されているので、すなわち、間詰め部材32は止水部材16と一体に形成されているので、間詰め部材32を配置する作業を省略でき、道路橋伸縮装置の組み立て作業の効率を高める上で有利となる。
また、間詰め部材32は被覆部1610に一体に形成され、一対の継手部材14の表面板20の先端面2006の間の凹凸状の隙間Sに直接配置されるため、従来のように止水部材16から凹凸状の隙間Sまでの不必要な高さは必要なく、従来に比べて間詰め部材32の高さを縮小でき、間詰め部材32の軽量化を図り、間詰め部材32のコストを低減する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図5、図6を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略し、異なった箇所のみを重点的に説明する。
第2の実施の形態の間詰め部材34は、互いに対向する部分の一方が一対の表面板20のうちの一方の表面板20の被覆部1610に接続されると共に、互いに対向する部分の他方が他方の表面板20に被覆部1610に接続されたシート状の本体部3402を含んで構成され、本体部3402の間隔をおいた複数箇所に排水用の孔3404が形成されているものである。
第2の実施の形態の間詰め部材34は製造しやすいシート状を呈しており、間詰め部材34を含む止水部材16を安価に製造する上で有利となる。
また、孔3404の形状には、従来公知の様々な形状が採用可能であり、図5に示すように、同一の形状で大きさの異なる孔3404を形成してもよく、図6に示すように、複数種類の形状で大きさの異なる孔3404を形成するようにしてもよい。
孔3402を形成することで、排水性や排雪性が確保される。
次に第3の実施の形態について図7を参照して説明する。
第3の実施の形態の間詰め部材36は、互いに対向する部分の一方が一対の表面板20のうちの一方の表面板20の被覆部1610に接続されると共に、互いに対向する部分の他方が他方の表面板20に被覆部1610に接続され、平面視した場合にハニカム形状をなす細長の部材で形成されている。
細長の部材を鉛直面で切断した断面は、第1の実施の形態と同様に、二輪車の荷重がかかった際に大きな変形が生じない大きさで形成され、詳細には、所定の幅と、幅よりも大きい寸法の所定の高さで形成され、二輪車の円滑な走行が確保されている。
4 継ぎ目部
10 道路橋伸縮装置
14 継手部材
16 止水部材
1610 被覆部
20 表面板
2006 先端面
32 間詰め部材
3202 外周部
34 間詰め部材
36 間詰め部材
S 隙間

Claims (4)

  1. 互いに対向する一対の表面板を有して道路橋を構成する要素の互いに対向する端部と共に前記道路橋の継ぎ目部を構成し、
    橋軸方向に伸縮可能で前記表面板の下方で前記互いに対向する端部間を接続する止水部材が設けられ、
    前記一対の表面板の先端面間に橋軸方向と交差する方向に延在する凹凸状の隙間の一部を塞ぐように間詰め部材が配置される道路橋伸縮装置用間詰め構造であって、
    前記止水部材は前記表面板の先端面を覆う被覆部を有し、
    前記間詰め部材は、前記被覆部と一体に形成され、
    前記間詰め部材は筒状を呈し、
    前記間詰め部材の互いに対向する外周部の一方は、前記一対の表面板のうちの一方の表面板の被覆部に接続されると共に、前記外周部の他方は、他方の表面板の被覆部に接続されている、
    ことを特徴とする道路橋伸縮装置用間詰め構造。
  2. 前記間詰め部材の周方向の一部を鉛直面で切断した断面は、所定の幅と、前記幅よりも大きい寸法の所定の高さで形成されている、
    ことを特徴とする請求項記載の道路橋伸縮装置用間詰め構造。
  3. 互いに対向する一対の表面板を有して道路橋を構成する要素の互いに対向する端部と共に前記道路橋の継ぎ目部を構成する一対の継手部材と、
    橋軸方向に伸縮可能で前記表面板の下方で前記互いに対向する端部間を接続する止水部材と、
    前記一対の表面板の先端面間に橋軸方向と交差する方向に延在する凹凸状の隙間の一部を塞ぐように配置される間詰め部材とを備える道路橋伸縮装置用間詰め構造であって、
    前記一対の継手部材の前記表面板は、橋軸方向と直交する方向に延在する基板部と、前記基板部が互いに対向する箇所に橋軸方向と直交する方向に交互に並べられ凹凸状の先端面を構成し前記凹凸状の隙間を形成するV字状凸部とV字状凹部とを備え、
    前記一対の継手部材はさらに前記基板部から下方に突出して橋軸方向と直交する方向に延在しその一方の面が前記道路橋を構成する要素の端部に取着される側板を備え、
    前記止水部材は、前記一対の継手部材の前記側板の他方の面とこの他方の面に接続する前記一対の基板部の下面と前記V字状凸部の下面と前記V字状凹部の下面とに取着された基部と、前記表面板の下方でそれら基部を接続する蛇腹部と、前記基部の上面および前記V字状凸部の上面から立設され前記凹凸状の先端面に取着され前記凹凸状の先端面を覆う被覆部とを備え、
    前記間詰め部材は、前記被覆部と一体に形成されている、
    ことを特徴とする道路橋伸縮装置用間詰め構造。
  4. 前記間詰め部材は、前記表面板の上面よりも低い箇所に位置している、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の道路橋伸縮装置用間詰め構造。
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