JPS632486Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS632486Y2 JPS632486Y2 JP17544982U JP17544982U JPS632486Y2 JP S632486 Y2 JPS632486 Y2 JP S632486Y2 JP 17544982 U JP17544982 U JP 17544982U JP 17544982 U JP17544982 U JP 17544982U JP S632486 Y2 JPS632486 Y2 JP S632486Y2
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- JP
- Japan
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- precast concrete
- concrete
- precast
- beams
- supported
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 claims description 27
- 239000004567 concrete Substances 0.000 claims description 14
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はなだれや落石による被害を防止するた
めに道路上に設置するスノーシエルターに関す
る。
めに道路上に設置するスノーシエルターに関す
る。
スノーシエルターには構造形式上、いろいろの
タイプがあるが、谷側に柱を使用しないで反力を
すべて山側に取らせる片持式は、谷側に基礎を必
要としない、交通制限をすることなく施工を行う
ことができる、有効巾員が広くとれる、谷側の眺
望が阻害されない等の数多くの利点を有するの
で、好ましいタイプである。しかしながら、これ
を鋼製にすると大スパンのものの製作が困難であ
り、さりとてこれを鉄筋コンクリート製にすると
なると施工期間が長くなる等の問題点があるた
め、このタイプの普及は遅れている。
タイプがあるが、谷側に柱を使用しないで反力を
すべて山側に取らせる片持式は、谷側に基礎を必
要としない、交通制限をすることなく施工を行う
ことができる、有効巾員が広くとれる、谷側の眺
望が阻害されない等の数多くの利点を有するの
で、好ましいタイプである。しかしながら、これ
を鋼製にすると大スパンのものの製作が困難であ
り、さりとてこれを鉄筋コンクリート製にすると
なると施工期間が長くなる等の問題点があるた
め、このタイプの普及は遅れている。
本考案は、プレキヤストコンクリートの特性を
利用してこの問題点の解決を図つたものであつ
て、片持式のスノーシエルターを、プレキヤスト
コンクリート部材を多用して構成した点を特徴と
している。
利用してこの問題点の解決を図つたものであつ
て、片持式のスノーシエルターを、プレキヤスト
コンクリート部材を多用して構成した点を特徴と
している。
以下、図示の一実施例に基いて本考案を具体的
に説明する。
に説明する。
図中、1は道路Rの山側に構築したコンクリー
ト擁壁であり、その中間段部2には柱立設用の凹
部3が設けられ、またその上端面からはアンカー
筋4が突出している。
ト擁壁であり、その中間段部2には柱立設用の凹
部3が設けられ、またその上端面からはアンカー
筋4が突出している。
前記凹部3に建込んだプレキヤストコンクリー
ト柱体5はプレキヤストコンクリート梁材6の基
端部近くを支承しており、この両者は、プレキヤ
ストコンクリート柱体5に埋設したPC鋼材7を、
プレキヤストコンクリート梁材6を貫通させ反対
側で締付けることにより、一体的に結合されてい
る。
ト柱体5はプレキヤストコンクリート梁材6の基
端部近くを支承しており、この両者は、プレキヤ
ストコンクリート柱体5に埋設したPC鋼材7を、
プレキヤストコンクリート梁材6を貫通させ反対
側で締付けることにより、一体的に結合されてい
る。
プレキヤストコンクリート梁材6は断面T形で
あり(第2図参照)、その基端部には側方に突出
するアンカー筋8が埋設されている。そして、プ
レキヤストコンクリート梁材6の基端部はアンカ
ー筋4,8の各露出部と共にコンクリート擁壁1
の上方に打設したコンクリート9内に埋まつてい
る。
あり(第2図参照)、その基端部には側方に突出
するアンカー筋8が埋設されている。そして、プ
レキヤストコンクリート梁材6の基端部はアンカ
ー筋4,8の各露出部と共にコンクリート擁壁1
の上方に打設したコンクリート9内に埋まつてい
る。
このプレキヤストコンクリート梁材6の架設時
には、その遊離端を谷側に立設したサポートで支
持するが、このサポートは交通を阻害しないの
で、交通規制の必要はない。
には、その遊離端を谷側に立設したサポートで支
持するが、このサポートは交通を阻害しないの
で、交通規制の必要はない。
前述のプレキヤストコンクリート柱体5とプレ
キヤストコンクリート梁材6とから成る片持梁
は、道路長方向に適宜間隔毎に複数設けられてお
り、隣接のプレキヤストコンクリート梁材6,6
間にはプレキヤストコンクリートスラブ10が架
設されている。
キヤストコンクリート梁材6とから成る片持梁
は、道路長方向に適宜間隔毎に複数設けられてお
り、隣接のプレキヤストコンクリート梁材6,6
間にはプレキヤストコンクリートスラブ10が架
設されている。
プレキヤストコンクリートスラブ10の上には
これを型枠代りにして一面に屋根コンクリート1
1が打設されており、この両者で合成スラブを構
成している。
これを型枠代りにして一面に屋根コンクリート1
1が打設されており、この両者で合成スラブを構
成している。
隣接のプレキヤストコンクリート梁材6,6相
互を繋ぐ横梁12も現場打コンクリートで形成さ
れており、そのコンクリートの硬化後、全体のプ
レキヤストコンクリート梁材6はPC鋼材により
横締めして一体化されている。
互を繋ぐ横梁12も現場打コンクリートで形成さ
れており、そのコンクリートの硬化後、全体のプ
レキヤストコンクリート梁材6はPC鋼材により
横締めして一体化されている。
本考案のスノーシエルターがこの図示のものに
限定されないのは勿論であり、例えば、プレキヤ
ストコンクリート梁材6が特に長いような場合に
は、その基端部をプレキヤストコンクリート柱体
5に対する結合と同様な手段でコンクリート擁壁
1に結合してからコンクリート9で包んでもよ
い。
限定されないのは勿論であり、例えば、プレキヤ
ストコンクリート梁材6が特に長いような場合に
は、その基端部をプレキヤストコンクリート柱体
5に対する結合と同様な手段でコンクリート擁壁
1に結合してからコンクリート9で包んでもよ
い。
以上の説明からも明らかなように、本考案のス
ノーシエルターは、構造的には片持式の利点を具
備し、材料的には、現場施工の容易さという鉄骨
の特性と堅固で長スパンのものでも構築可能とい
う鉄筋コンクリートの特性を併せ具有している。
ノーシエルターは、構造的には片持式の利点を具
備し、材料的には、現場施工の容易さという鉄骨
の特性と堅固で長スパンのものでも構築可能とい
う鉄筋コンクリートの特性を併せ具有している。
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
第1図のX−X線拡大断面図である。 図中、1…コンクリート擁壁、5…プレキヤス
トコンクリート柱体、6…プレキヤストコンクリ
ート梁材、10…プレキヤストコンクリートスラ
ブ、11…屋根コンクリート。
第1図のX−X線拡大断面図である。 図中、1…コンクリート擁壁、5…プレキヤス
トコンクリート柱体、6…プレキヤストコンクリ
ート梁材、10…プレキヤストコンクリートスラ
ブ、11…屋根コンクリート。
Claims (1)
- プレキヤストコンクリート梁材の基端部近くを
山側のコンクリート擁壁上に立設したプレキヤス
トコンクリート柱体で支承し、かつ、両者をPC
鋼材で緊締するとともに、基端部をコンクリート
擁壁に固定して成る片持梁を、道路長方向に並設
し、隣接の片持梁のプレキヤストコンクリート梁
材間にプレキヤストコンクリートスラブを架設
し、その上に一面に屋根コンクリートを打設して
構成した片持式プレキヤストコンクリート製スノ
ーシエルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17544982U JPS5980506U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 片持式プレキヤストコンクリ−ト製スノ−シエルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17544982U JPS5980506U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 片持式プレキヤストコンクリ−ト製スノ−シエルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5980506U JPS5980506U (ja) | 1984-05-31 |
JPS632486Y2 true JPS632486Y2 (ja) | 1988-01-22 |
Family
ID=30381711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17544982U Granted JPS5980506U (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | 片持式プレキヤストコンクリ−ト製スノ−シエルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5980506U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007285038A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Purotekku Engineering:Kk | 覆い構造物とその施工方法 |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP17544982U patent/JPS5980506U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5980506U (ja) | 1984-05-31 |
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