JP4939261B2 - 遊間用止水材および橋梁伸縮装置 - Google Patents
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Description
(2)前記谷部は、断面が円弧状の略V字形溝である(1)に記載の遊間用止水材。
(3)前記谷部の最下点と前記山部の最上点とのずれが、壁面近傍で最大である(1)または(2)に記載の遊間用止水材。
(4)前記上部蛇腹膜および下部蛇腹膜は、壁面近傍の厚さが中央部よりも薄い(1)〜(3)のいずれかに記載の遊間用止水材。
(5)前記上部蛇腹膜の少なくとも前記谷部を構成する溝内に発泡体を設ける(1)〜(4)のいずれかに記載の遊間用止水材。
(6)前記発泡体は、前記谷部を含む前記上部蛇腹膜の上面に設置されている(5)に記載の遊間用止水材。
(7)前記柱材は、鉛直方向の荷重に対して剛性を有する(1)〜(6)のいずれかに記載の遊間用止水材。
(8)前記剛性が、(イ)柱材に硬質材料を使用する、(ロ)柱材を厚くする、および(ハ)柱材をその長さ方向に蛇腹状にする、から選ばれる少なくとも1つの構成によって達成される(7)に記載の遊間用止水材。
(9)遊間に(1)〜(8)のいずれかに記載の止水材を挿入し、両端面を遊間の対向する壁面に固定したことを特徴とする橋梁伸縮装置。
(10)両端面が不陸調整材を介して前記壁面に接着される(9)に記載の橋梁伸縮装置。
このようにすると、図15に示したように、支持金具の取付け誤差などにより止水材1とジョイントとの間に隙間gができるのを防止することができる。これによって、ジョイントからの土砂の侵入を抑制し、土砂堆積による沈下・離脱を防止することができる。
図5(a)に示す遊間用止水材11は、遊間の対向する腹板の壁面間に設置されるものであって、所定間隔で並設された複数の柱材21の上部および下部にそれぞれ上部蛇腹膜31aおよび下部蛇腹膜31bを一体に形成した構造を有する。上部蛇腹膜31aおよび下部蛇腹膜31bは各柱材21の間にV字形溝を形成した構造を有するが、対向するV字形溝は従来の止水材と異なり、互いに非対称である。
止水材11は、各種ゴム材、プラスチック樹脂、エラストマー材などを成形して得られる。
また、図5(c),(d)では、円弧状の略V字形溝を示しているが、直線状の略V字形溝であってもよい。
このように、発泡体6,16を、上部蛇腹膜32aの溝部5、または該溝部5を含む上部蛇腹膜32aの上面に設置すると、土砂の侵入を防止するのに有効である。なお、図5(a)、(c)および(d)に示した止水材11,13,14等にも同様にして適用可能である。
図7(a) 、(b)、(c)の構成は、必要に応じてそれらの2つまたは3つを組み合わせるようにしてもよい。例えば、柱材を硬質材で、厚く、かつ水平断面を蛇腹状に構成してもよい。
また、本実施形態の遊間用止水材を用いて橋梁伸縮装置を形成する場合、不陸吸収調整材30を介する接着固定に代えて、ボルト、ナット等を用いる機械固定であってもよい。
また、以上の実施形態では、くし型鋼製ジョイントの下部に設けられる腹板間の遊間に適用した止水材について説明したが、本発明の止水材は、コンクリート製の壁面間に形成される遊間に対しても同様にして適用可能である。
Claims (10)
- 遊間の対向する壁面間に設置される遊間用止水材であって、上部蛇腹膜および下部蛇腹膜と、これらの蛇腹膜の間に介在し所定間隔で並設された複数の柱材とを備え、
上部蛇腹膜は隣接する各柱材間に谷部が、下部蛇腹膜は隣接する各柱材間に山部がそれぞれ形成されており、
少なくとも止水材両端部において、谷部の最下点が該谷部に対向する山部の最上点よりも壁面側(但し、対向する壁面のうち距離の近いほうの壁面側)に位置することを特徴とする遊間用止水材。 - 前記谷部は、断面が円弧状の略V字形溝である請求項1に記載の遊間用止水材。
- 前記谷部の最下点と前記山部の最上点とのずれが、壁面近傍で最大である請求項1または2に記載の遊間用止水材。
- 前記上部蛇腹膜および下部蛇腹膜は、壁面近傍の厚さが中央部よりも薄い請求項1〜3のいずれかに記載の遊間用止水材。
- 前記上部蛇腹膜の少なくとも前記谷部を構成する溝内に発泡体を設ける請求項1〜4のいずれかに記載の遊間用止水材。
- 前記発泡体は、前記谷部を含む前記上部蛇腹膜の上面に設置されている請求項5に記載の遊間用止水材。
- 前記柱材は、鉛直方向の荷重に対して剛性を有する請求項1〜6のいずれかに記載の遊間用止水材。
- 前記剛性が、(イ)柱材に硬質材料を使用する、(ロ)柱材を厚くする、および(ハ)柱材をその長さ方向に蛇腹状にする、から選ばれる少なくとも1つの構成によって達成される請求項7に記載の遊間用止水材。
- 遊間に請求項1〜8のいずれかに記載の止水材を挿入し、両端面を遊間の対向する壁面に固定したことを特徴とする橋梁伸縮装置。
- 両端面が不陸調整材を介して前記壁面に接着される請求項9に記載の橋梁伸縮装置。
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