JP4539685B2 - 部品搬送装置及びicハンドラ - Google Patents

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Description

本発明は、部品搬送装置及びICハンドラに関する。
一般に、半導体チップ等の電子部品の試験装置(ICハンドラ)には、電子部品を搬送するための複数の搬送用ロボットが備えられている。そして、搬送用ロボットによって、検査前の電子部品は、測定を行う検査用ソケットへ搬送され、検査が済んだ後、検査用ソケットから回収される。
具体的には、例えば、検査前の電子部品は、供給ロボットによって吸着把持されてシャトルの供給ポケットに離脱配置された後、測定ロボットに吸着把持される位置までシャトルによって移動される。検査前の電子部品は、測定ロボットによってシャトルから検査用ソケットに離脱配置され、検査が済んだ後、再び測定ロボットによって吸着把持されて検査用ソケットからシャトルの回収ポケットに離脱配置される。そして、検査後の電子部品は、回収ロボットの位置までシャトルによって移動されて、回収ロボットによってテスト結果に応じた回収トレイに離脱配置される。
これら供給ロボット、測定ロボット及び回収ロボットによって検査用ソケットや各ポケットを順次搬送される際に、電子部品は、該検査用ソケットや該各ポケットの所定位置に配置される必要がある。特に、電子部品が検査用ソケットに配置される際には、検査用ソケットの測定端子と電子部品の端子とを好適に接触させる必要があるため、電子部品と検査用ソケットとの相対ズレは微少であることが望まれている。また、その他の各ポケットに配置される際についても、各ポケットと電子部品との相対ズレは少ないことが望ましい。
電子部品と検査用ソケット等との相対ズレを少なくする方法として、カメラで撮影した電子部品や検査用ソケット等の画像データを画像処理して相対ズレの量を演算し、該演算結果に基づいて、相対ズレの分だけ位置補正を行う方法がある。
そして、ソケット等と電子部品との相対ズレを補正する1つの方法が提案されている(特許文献1)。特許文献1のICハンドラは、シャトルから検査前の電子部品をテスト装置へ搬送する際に、搬送装置の搬送用ヘッドに吸着把持された該電子部品を、シャトルとテストソケット(テスト装置)の間に備えられたカメラにて撮影する。また、テスト装置を、搬送用ヘッドに備えたカメラにて撮影する。ICハンドラの制御装置は、これらの撮影で取得した各画像データを画像処理して、電子部品とテスト装置の相対ズレを算出し、算出結果に基づいて搬送装置の調整機構を作動させ、搬送用ヘッドの位置調整をし、テスト装置に対する電子部品の相対ズレを補正する。
又、ICハンドラは、シャトルから検査済みの電子部品をトレイに搬送する際に、該電子部品を吸着把持してシャトルからトレイに搬送するP&Pロボットを、その可動範囲に配設されたカメラの上方に移動させて、該カメラにて電子部品の吸着状態を撮影する。ICハンドラの制御装置は、撮影で取得した画像データを画像処理して、電子部品とトレイの相対ズレを算出し、算出結果に基づいてロボットの調整機構を作動させ、トレイに対する電子部品の相対ズレを補正する。
しかし、特許文献1では、搬送用ヘッドとテストソケットの相対ズレを算出するために、各搬送用ヘッドに高い精度でカメラを取り付ける必要があった。また、熱による伸縮や
振動などにより、搬送用ヘッドとカメラの相対位置関係が変化した場合には、該変化を検出して相対ズレの算出に反映することはできなかった。
そこで、電子部品とテスト装置を直接撮影する方法が提案されている(特許文献2)。特許文献2のICハンドラは、搬送装置に把持された検査前の電子部品がテスト装置の上方に相対向して配置された際に、電子部品とテスト装置の間に配設されて電子部品とテスト装置の双方が写るように構成された鏡の鏡像を、鏡と同じ支持部材に取り付けられたカメラで同時に撮影する。
再公表特許公報WO2003/023430 特許第3063899号公報
しかし、特許文献2では、鏡に電子部品とテスト装置の双方が写るようにするために鏡の配置及び調整が複雑であった。また、その鏡像を撮影するためのカメラの配置及び調整も簡単ではなかった。さらに、電子部品とテスト装置を撮影する際には、電子部品とテスト装置の間に鏡を配置するため、鏡の配置及び退避に時間を要していた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、機械的な歪みや熱による伸縮を随時反映させて、ソケットに電子部品を好適に配置する部品搬送装置及びICハンドラを提供することにある。
本発明の部品搬送装置は、保持装置に備えた押圧装置にて電子部品を把持して搬送し、該電子部品の位置補正を行なえる位置調整装置を備えた部品搬送装置において、前記電子部品を検査する検査用ソケットと、前記検査作用ソケットの位置を示すソケットマークと、前記保持装置の位置を示すべく該保持装置に設けられたハンドマークと、前記押圧装置に把持された前記電子部品と前記ハンドマークを1つの画像に撮影できる第1カメラと、前記ソケットマークと前記検査用ソケットを1つの画像に撮影できるとともに、前記押圧装置が把持した前記電子部品を前記検査用ソケットに装着させる装着位置に移動したとき、前記ソケットマークと前記ハンドマークを1つの画像に撮影できる第2カメラと、前記ソケットマークと前記検査用ソケットを1つの画像に撮影したデータを画像処理して該ソケットマークと該検査用ソケットの第1の相対位置を求める第1の相対位置算出手段と、前記ソケットマークと前記ハンドマークを1つの画像に撮影したデータを画像処理して該ソケットマークと該ハンドマークの第2の相対位置を求める第2の相対位置算出手段と、前記電子部品と前記ハンドマークを1つの画像に撮影したデータを画像処理して該ハンドマークと該電子部品の第3の相対位置を求める第3の相対位置算出手段とを備え、前記位置調整装置は、前記第1の相対位置、前記第2の相対位置及び前記第3の相対位置に基づいて、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させるために該電子部品の位置補正を行なうことを特徴とする。
本発明の部品搬送装置によれば、第2カメラにて検査用ソケットとソケットマークを1つの画像に撮影し、該画像のデータを第1の相対位置算出手段にて画像処理することで、ソケットマークに対する検査用ソケットの第1の相対位置を求めることができる。また、第2カメラにてハンドマークとソケットマークを1つの画像に撮影し、該画像のデータを第2の相対位置算出手段にて画像処理することで、ソケットマークに対する保持装置のハ
ンドマークの第2の相対位置、すなわち、保持装置に対する相対位置を求めることができる。そして、第1カメラにて電子部品とハンドマークを1つの画像に撮影し、該画像のデータを第3の相対位置算出手段にて画像処理することで、ハンドマークに対する電子部品の第3の相対位置、すなわち、保持装置に対する電子部品の位置を求めることができる。従って、位置調整装置は、電子部品を、第1から第3の相対位置に基づいて検査用ソケットに好適な位置に電子部品を移動することができる。
すなわち、検査用ソケットとソケットマークの間に生じる設置による歪みや、熱による伸縮は、第1の相対位置に反映される。また、ソケットマークとハンドマーク(保持装置)の間に生じる設置による歪みや、熱による伸縮は、第2の相対位置に反映される。さらに、ハンドマーク(保持装置)に対する電子部品の吸着位置ズレは、第3の相対位置に反映される。その結果、部品搬送装置に生じる設置による歪みや、熱による伸縮を随時反映して、電子部品を好適に検査用ソケットに載置することができる。
また、部品搬送装置に生じる設置による歪みや、熱による伸縮を随時反映することができるので、部品搬送装置に生じた設置による歪みや、熱による伸縮を補正するために再度のキャリブレーション(初期設定)を行う必要を無くすことができるので、キャリブレーションに要する時間や手間を減らすことができる。
この部品搬送装置は、前記第2カメラは、前記ソケットマークと前記検査用ソケットとを1つの画像に直接撮影できない位置に配置されるとともに、前記ソケットマークと前記ハンドマークとを1つの画像に直接撮影できない位置に配置されて、前記ソケットマークと前記ハンドマークを前記第2カメラの方向に映すように前記保持装置に備えられた第1鏡と、前記ソケットマークと前記検査用ソケットを前記第2カメラの方向に映す第2鏡とを備え、前記第2カメラは、前記ソケットマークと前記ハンドマークとを前記第1鏡を介して1つの画像に撮影するものであるとともに、前記ソケットマークと前記検査用ソケットとを前記第2鏡を介して1つの画像に撮影するものであるようにしても良い。
この部品搬送装置によれば、第2カメラはソケットマークと検査用ソケット、又は、ソケットマークとハンドマークとを直接撮影できない位置に配置されても、第1又は第2鏡を介して、ソケットマークと検査用ソケット、又は、ソケットマークとハンドマークとを直接撮影した場合と同じく1つの画像に撮影することができる。従って、第2カメラの配置個所としての制約の多い保持装置及び検査用ソケット周辺位置において、第2カメラを配置する自由度を高くすることができて、ソケットマークと検査用ソケット、又は、ソケットマークとハンドマークを撮影させることを容易にすることができる。
また、第1又は第2鏡を用いることで1つの第2カメラでソケットマークと検査用ソケット、及び、ソケットマークとハンドマークのそれぞれの画像を撮影することができるので、部品搬送装置の構造を簡単にすることもできる。
この部品搬送装置は、前記第1カメラは保持装置に前記電子部品を搬送するシャトルに備えられ、前記保持装置と前記シャトルは、前記電子部品と前記ハンドマークを前記第1カメラにて1つの画像として撮影できる第1撮影位置に移動して、前記第1カメラは、前記電子部品と前記ハンドマークを前記第1撮影位置にて1つの画像に撮影するようにしても良い。
この部品搬送装置によれば、第1カメラはシャトルに備えられている。従って、配置個所としての制約の多い保持装置及び検査用ソケット周辺位置に第1カメラを配置するための場所を確保する必要を無くすことができて、部品搬送装置の構造を簡単にすることがで
きる。あわせて、第1カメラの配置を容易にすることができる。
この部品搬送装置は、前記ソケットマークは円形形状に形成され、前記ハンドマークは前記ソケットマークよりも大きい環状に形成されて、前記押圧装置が前記装着位置に移動したとき、前記ソケットマークが前記ハンドマークの環内に配置されることが好適である。
この部品搬送装置によれば、円形形状のソケットマークが環状のハンドマークの環内に配置されるので、相対位置を算出する画像処理において、ソケットマークの中心位置とハンドマークの中心位置の比較を容易にすることができる。
この部品搬送装置は、前記ソケットマークは2つ以上備えられ、それぞれのソケットマークに対応して前記ハンドマークがそれぞれ備えることが好ましい。
この部品搬送装置によれば、2個のソケットマークと2個ハンドマークを用いれば、2
個のソケットマークを結ぶ線に対する2個のハンドマークを結ぶ線の傾きを検出できる。従って、ソケットマークを結ぶ線とハンドマークを結ぶ線との傾き、すなわち角度ズレを算出することができる。また、ソケットマークを結ぶ線とソケットの辺の傾きから、ソケットマークを結ぶ線とソケットの辺との角度ズレを算出できる。さらに、ハンドマークを結ぶ線と電子部品の辺の傾きから、ハンドマークを結ぶ線と電子部品の辺の角度ズレを算出できる。その結果、電子部品の辺の傾きと検査用ソケットの辺の傾が求められ、すなわち、電子部品の辺と検査用ソケットの辺の角度ズレ量を算出することができる。その結果、電子部品の辺と検査用ソケットの辺の角度ズレ量を「0」にして、電子部品の位置と検査用ソケットの位置とを一致させて、電子部品を好適に検査用ソケットに載置することができる。
この部品搬送装置は、前記ソケットマークは矩形形状に形成され、前記ハンドマークは前記ソケットマークよりも大きい矩形形状の枠状に形成されて、前記押圧装置が前記装着位置に移動したとき、前記ソケットマークが前記ハンドマークの枠内に配置されるようにしても良い。
この部品搬送装置によれば、ハンドマークとソケットマークがそれぞれひとつであっても、ハンドマーク及びソケットマークのそれぞれの矩形形状の中心位置を比較して、相対位置を算出することができるとともに、ハンドマーク及びソケットマークのそれぞれの矩形形状の向きを比較して角度ズレを算出することができる。従って、ハンドマーク及びソケットマークの数を減らすことができる。
この部品搬送装置は、前記第1の相対位置算出手段は、既に算出された所定回数分の第1の相対位置の平均値から前記第1の相対位置を求め、前記第2の相対位置算出手段は、既に算出された所定回数分の第2の相対位置の平均値から前記第2の相対位置を求めると好適である。
この部品搬送装置によれば、急な変動の少ない、ソケットマークと検査用ソケットの第1の相対位置、及び、ソケットマークとハンドマークの第2の相対位置を算出する際には、複数回のデータを用いることで、新たに算出する各相対位置を安定した値にすることができる。
この部品搬送装置は、第2カメラが前記ソケットマークと前記ハンドマークを1つの画像に撮影するときに、前記保持装置は、前記ハンドマークと前記第2カメラからの距離を、前記ソケットマークと前記第2カメラからの距離と同じ距離にすることが望ましい。
この部品搬送装置によれば、第2カメラは、第2カメラからの距離が一致したソケットマークとハンドマークとの画像を撮影することができる。従って、ソケットマークとハン
ドマークとで第2カメラからの距離が異なる画像の画像処理において生じ易い誤差を、第2カメラからの距離を同じにして減らし、より好適にソケットマークとハンドマークの相対位置の算出をすることができる。
また例えば、前記ハンドマークは前記ソケットマークよりも短く形成されていて、前記押圧装置が前記装着位置に移動してから、前記保持装置が前記ハンドマークと第2カメラの距離が前記ソケットマークと前記第2カメラの距離と同じ距離になる位置に移動するようにするようにしても良い。
このとき、第2カメラが撮影するに、ハンドマーク装着位置から離間することとなる。従って、ハンドマークへの検査用ソケットなどからの熱の伝達をハンドマークに熱による伸縮が生じることを防ぐことができてより好適にソケットマークとハンドマークの相対位置の算出をすることができる。
この部品搬送装置は、前記第3の相対位置算出手段は、前記第3の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に求めて、前記第1の相対位置算出手段は、前記第1の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求め、前記第2の相対位置算出手段は、前記第2の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求めることが好適である。
この部品搬送装置によれば、変動の少ない、ソケットマークと検査用ソケットの第1の相対位置、及び、ソケットマークとハンドマークの第2の相対位置を算出する回数を減らすことで部品搬送装置が電子部品を検査用ソケットに配置するために要する時間を少なくすることができる。
この部品搬送装置は、前記第3の相対位置算出手段は、前記第3の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に求めて、前記第2の相対位置算出手段は、前記第2の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に求めて、前記第1の相対位置算出手段は、前記第1の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求めることも好適である。
この部品搬送装置によれば、最も変動の少ない、ソケットマークと検査用ソケットの第1の相対位置を算出する回数を減らすことで、部品搬送装置が電子部品を検査用ソケットに配置するために要する時間を少なくすることができる。
この部品搬送装置において、前記第3の相対位置算出手段は、前記第3の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に相対位置を求めて、前記第1の相対位置算出手段は、前記第1の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求め、前記第2の相対位置算出手段は、前記第2の相対位置を、前記電子部品を前記装着位置に搬送した際に求めることも好ましい。
この部品搬送装置によれば、ソケットマークとハンドマークの第2の相対位置を、電子部品を検査用ソケットに載置した際に求めることで、別途の第2の相対位置を求めるための動作を省略することができる。
本発明のICハンドラは、前記記載の部品搬送装置を備えることを特徴とする。
本発明のICハンドラによれば、第2カメラにて検査用ソケットとソケットマークを1つの画像に撮影し、該画像のデータを第1の相対位置算出手段にて画像処理することで、ソケットマークに対する検査用ソケットの第1の相対位置を求めることができる。また
2カメラにてハンドマークとソケットマークを1つの画像に撮影し、該画像のデータを第2の相対位置算出手段にて画像処理することで、ソケットマークに対する保持装置のハンドマークの第2の相対位置、すなわち、保持装置に対する相対位置を求めることができる。そして、第1カメラにて電子部品とハンドマークを1つの画像に撮影し、該画像のデータを第3の相対位置算出手段にて画像処理することで、ハンドマークに対する電子部品の第3の相対位置、すなわち、保持装置に対する電子部品の位置を求めることができる。従って、位置調整装置は、電子部品を、第1から第3の相対位置に基づいて検査用ソケットに好適な位置に電子部品を移動することができる。
すなわち、検査用ソケットとソケットマークの間に生じる設置による歪みや、熱による伸縮は、第1の相対位置に反映される。また、ソケットマークとハンドマーク(保持装置)の間に生じる設置による歪みや、熱による伸縮は、第2の相対位置に反映される。さらに、ハンドマーク(保持装置)に対する電子部品の吸着位置ズレは、第3の相対位置に反映される。その結果、ICハンドラに生じる設置による歪みや、熱による伸縮を随時反映して、電子部品を好適に検査用ソケットに載置することができる。
また、ICハンドラに生じる設置による歪みや、熱による伸縮を随時反映することができるので、ICハンドラに生じた設置による歪みや、熱による伸縮を補正するために再度のキャリブレーション(初期設定)を行う必要を無くすことができるので、キャリブレーションに要する時間や手間を減らすことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図17に従って説明する。図1は、部品搬送装置を構成するICハンドラ10を示す平面図である。
ICハンドラ10は、ベース11、安全カバー12、高温チャンバ13、供給ロボット14、回収ロボット15、第1シャトル16、第2シャトル17、複数のコンベアC1〜C6を備えている。
ベース11は、その上面に前記各要素を搭載している。安全カバー12は、ベース11の大きな領域を囲っていて、この内部には、供給ロボット14、回収ロボット15、第1シャトル16及び第2シャトル17が収容されている。
複数のコンベアC1〜C6は、その一端部側が、安全カバー12の外側に位置し、他端部が安全カバー12の内側に位置するように、ベース11に設けられている。各コンベアC1〜C6は、電子部品や閾値設定用部品としての半導体チップなどのICチップTを複数収容したトレイ18を、安全カバー12の外側から安全カバー12の内側へ搬送したり、反対に、トレイ18を、安全カバー12の内側から安全カバー12の外側へ搬送したりする。
供給ロボット14は、X軸フレームFX、第1のY軸フレームFY1及び供給側ロボットハンドユニット20により構成されている。回収ロボット15は、該X軸フレームFX、第2のY軸フレームFY2及び回収側ロボットハンドユニット21により構成されている。X軸フレームFXは、X方向に配置されている。第1のY軸フレームFY1及び第2のY軸フレームFY2は、Y方向に沿って互いに平行となるように配置され、前記X軸フレームFXに対して、X方向に移動可能に支持されている。そして、第1のY軸フレームFY1及び第2のY軸フレームFY2は、X軸フレームFXに設けた図示しないそれぞれのモータによって、該X軸フレームFXに沿ってX方向に往復移動する。
第1のY軸フレームFY1の下側には、供給側ロボットハンドユニット20がY方向に
移動可能に支持されている。供給側ロボットハンドユニット20は、第1のY軸フレームFY1に設けた図示しないそれぞれのモータによって、該第1のY軸フレームFY1に沿ってY方向に往復移動する。そして、供給側ロボットハンドユニット20は、例えば、コンベアC1のトレイ18に収容された検査前のICチップTを第1シャトル16に供給する。
第2のY軸フレームFY2の下側には、回収側ロボットハンドユニット21がY方向に移動可能に支持されている。回収側ロボットハンドユニット21は、第2のY軸フレームFY2に設けた図示しないそれぞれのモータによって、該第2のY軸フレームFY2に沿ってY方向に往復移動する。そして、回収側ロボットハンドユニット21は、例えば、第1シャトル16に供給された検査後のICチップTをコンベアC6のトレイ18に供給する。
ベース11の上面であって、供給ロボット14と回収ロボット15の間には、第1のレール30A及び第2のレール30BがそれぞれX軸方向に平行して配設されている。第1のレール30Aには、第1シャトル16がX軸方向に往復動可能に備えられている。また、第2のレール30Bには、第2シャトル17がX軸方向に往復動可能に備えられている。
第1シャトル16は、X軸方向に長い略板状のベース部材16Aを備えている。ベース部材16Aの底面には、図示しないレール受けが設けられていて、該レール受けが第1のレール30Aに摺接されている。そして、第1シャトル16に設けた第1シャトルモータM1(図10参照)によって、第1のレール30Aに沿って往復動される。
ベース部材16Aの上面左側(供給ロボット14側)には、供給側チェンジキット31がネジなどで交換可能に固着されている。
供給側チェンジキット31の上面には、供給ロボット14から供給されたICチップTを載置する矩形形状のポケット32が4つ凹設されている。
ポケット32は、載置されたICチップTを緩やかに嵌合して保持するようになっている。従って、ICチップTは、第1シャトル16の移動の際にも、ポケット32の所定の位置に保持される。
また、ベース部材16Aの上面右側(回収ロボット15側)には、供給側チェンジキット31と同様の回収側チェンジキット34がネジなどで交換可能に固着されていて、回収側チェンジキット34は、供給側チェンジキット31と同様の各ポケット32にICチップTを保持するようになっている。
第2シャトル17は、X軸方向に長い略板状のベース部材17Aを備えている。ベース部材17Aの底面には、図示しないレール受けが設けられていて、該レール受けが、第2のレール30Bに摺接されている。そして、第2シャトル17に設けた第2シャトルモータM2(図10参照)によって、第2のレール30Bに沿って往復動される。
ベース部材17Aの上面左側(供給ロボット14側)には、ベース部材16Aに備えられたものと同様の供給側チェンジキット31がネジなどで交換可能に固着されて、供給側チェンジキット31の各ポケット32にICチップTを保持するようになっている。また、ベース部材17Aの上面右側(回収ロボット15側)には、供給側チェンジキット31と同様の回収側チェンジキット34がネジなどで交換可能に固着されていて各ポケット32にICチップTを保持するようになっている。
第1及び第2シャトル16,17の上面中央には、図2(a),(b)に示すように、それぞれ第1カメラを構成する第1及び第2シャトルカメラ37,38が上方を撮影可能に備えられている。第1及び第2シャトルカメラ37,38は、後述する測定ロボット22によって上方に保持されたICチップTを下方から撮影し、その撮影で得られた画像データを出力するものであり、測定ロボット22の直下位置においては、把持されているICチップTの全体とその周囲を一度に撮影できる。尚、本実施形態においては、第1及び第2シャトルカメラ37,38はCCDカメラであるが、これに限られない。
ベース11の上面であって、第1及び第2シャトル16,17との間には、検査部23が設けられている。検査部23には、図3(a)及び(b)に示すように、ICチップTを装着される検査用ソケット24と、検査用ソケット24よりも供給ロボット14側に定められたY方向に平行なソケットピン配置線AY1の線上に第1及び第2ソケットピン25A,25Bが凸設されている。また、第1ソケットピン25Aは第2シャトル17側(前側)に、第2ソケットピン25Bは第1シャトル16側(後側)に設けられていて、両ソケットピン25A,25Bの中心位置同士の間隔はY方向(前後方向)に距離LSyだけ離間されている。
検査用ソケット24は、装着されたICチップTに電気的な検査を行うためのソケットであって、検査用ソケット24には、検査対象のICチップTの各接続端子B(図4参照)に対応した複数の検査用の接触端子24Tが備えられている。そして、検査用ソケット24は、ICチップTの各接続端子Bを各接触端子24Tに接触させることで電気的に接続させて検査ができるようになっている。
各ソケットピン25A,25Bは、図3(b)に示すように、直径R1、高さLSzの円柱形状に形成されて、銀色かつ温度変化による伸縮や歪みの少ない部材、例えば金属などから形成されている。各ソケットピン25A,25Bの上部の円形状の中央部には、画像認識用のソケットマーク260,261がそれぞれ設けられている。
ソケットマーク260,261は、円形の黒色かつ温度変化による伸縮や歪みの少ない部材、例えば金属などから形成されている。すなわち、各ソケットピン25A,25Bと、各ソケットマーク260,261とは、色調が大きく異なるようにされていて、画像認識処理においては、ソケットマーク260,261が好適に認識されるようになっている。又、各ソケットマーク260,261の中央部はソケットピン配置線AY1の線上に配設されるようになっている。
すなわち、検査部23において、検査用ソケット24と各ソケットマーク260,261とは所定の相対的な位置関係を有して配設されている。
高温チャンバ13内側には、第1及び第2シャトル16,17及び検査用ソケット24の上方を跨ぐように、Y方向に配設された図示しないレールが備えられている。
レールの下部は、Y方向に往復移動可能に測定ロボット22が支持されているとともに、レールに備えられたY軸モータMY(図10参照)によって、Y方向に往復動させられる。すなわち、測定ロボット22は、レールに沿って移動して各シャトル16,17と検査用ソケット24との間でICチップTを相互に搬送するようになっている。
詳述すると、測定ロボット22は、各シャトル16,17により供給されたICチップTを取得し、ICチップTを検査用ソケット24の直上位置に配置する。そして、測定ロボット22は、ICチップTを下方に移動させ、ICチップTの各接続端子Bを上方から検査用ソケット24の接触端子24Tと当接させてスプリングピンを下方に押し下げることによって、該検査用ソケット24に装着させる。さらに、検査用ソケット24に装着さ
れたICチップTの電気的検査が終了すると、測定ロボット22は、各検査用ソケット24に装着されたICチップTを抜き取って、回収側チェンジキット34の直上位置に配置する。そして、回収側チェンジキット34の直上位置にて、測定ロボット22は、ICチップTを下方に移動させ、回収側チェンジキット34の所定のポケット32に収容させるようになっている。
測定ロボット22は、図4(a)に示すように、支持部22A、連結部22B及び保持装置を構成する押圧保持部22Cを有している。支持部22Aの上部は、図示しないレールに対して、前後方向(Y方向)に往復移動可能に支持されている。支持部22Aの下部は、連結部22Bが、該支持部22Aに対して上下方向(Z方向)に往復動可能に連結支持されている。連結部22Bは、支持部22Aに備えられたZ軸モータMZ(図10参照)によって、上下方向に往復動させられる。該連結部22Bの下端には、押圧保持部22Cが固着されている。押圧保持部22Cは、連結部22Bとともに上下方向に往復動する。つまり、測定ロボット22の押圧保持部22Cは、レールに対して前後方向(Y方向)及び上下方向(Z方向)に移動可能に構成されている。
尚、押圧保持部22Cは、測定ロボット22を前後方向(Y方向)に移動して第1及び第2シャトル16,17の中間位置に配置したとき、検査用ソケット24の直上に位置するように配設されている。
押圧保持部22Cの下部には、検査用ソケット24及び各ポケット32に相対向させる押圧装置26が備えられている。押圧装置26は、下方に延出するようになっていて、下動開始位置である原点位置から、下動して吸着開始位置や装着位置まで移動するようになっている。
押圧装置26下部の中心には、吸着ノズル27が設けられている。すなわち、吸着ノズル27は、ICチップTが載置された供給側チェンジキット31の各ポケット32や検査用ソケット24に相対向してから、その先端が吸着開始位置まで移動してICチップTに到達するようになっている。また、吸着ノズル27は、回収側チェンジキット34の各ポケット32及び検査用ソケット24に相対向してから、ICチップTを吸着把持したその先端を装着位置まで移動してICチップTを押圧することができるようになっている。
吸着ノズル27の先端には、図示しない吸着孔が備えられている。吸着孔は、吸着ノズル27の内部を連通し、吸着用バルブV1(図10参照)を介して吸引装置52(図10参照)に接続されている。つまり、吸着用バルブV1の切替えによって、吸着ノズル27と吸引装置52が接続されると、吸着ノズル27の吸着孔が負圧となり、その負圧によりICチップTを吸着ノズル27の吸着孔に吸着する。反対に、吸着用バルブV1の切替えによって、吸着ノズル27が吸引装置52から大気に接続されると、吸着ノズル27の吸着孔は大気圧になり、吸着していたICチップTを吸着ノズル27の吸着孔から開放する。
押圧保持部22Cの内部には、押圧装置26に対応して位置調整装置25が設けられている。位置調整装置25は、押圧保持部22Cに対して押圧装置26(吸着ノズル27)を左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)に移動可能にするとともに、水平面(XY平面)に対して吸着ノズル27の中心軸を回転中心として回転するようになっている。すなわち、位置調整装置25は、吸着ノズル27に吸着把持されたICチップTを左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)に移動させて、及び吸着ノズル27の中心軸を回転中心として回転させて、ICチップTを位置補正できるようになっている。
そして、測定ロボット22は、位置調整装置25によって、吸着ノズル27の中心位置
を、予め定められた押圧保持部22Cの底面中心位置と一致する所定の初期位置に移動させて、吸着ノズル27の中心軸の回転角度を、その角度を「0」とする所定の初期角度に回転させてから、ICチップTを吸着ノズル27に吸着把持するようになっている。すなわち、吸着ノズル27は、押圧保持部22Cに対して所定の初期位置及び初期角度にされてから、ICチップTを吸着把持するようになっている。
押圧保持部22Cの供給ロボット14側の側面には、図4に示すように、一対の支柱28Aが固着されている。一対の支柱28Aは、該側面からY方向に所定の間隔を隔て下方に延出されるように設けられていて、その下部には、マーク形成部材28Bが両支柱28Aに保持されるようにして取着されている。
マーク形成部材28Bは、図5に示すように、平面形状の長方形の部材であり、銀色かつ温度変化による伸縮や歪みの少ない部材、例えば金属などから形成されていて、高さは、高さLSzに形成されている。
マーク形成部材28Bには、2つの貫通孔28Hがその中心位置を距離LSyだけ離間した位置に形成されている。各貫通孔28Hには、高さが高さLSzで、内径R2が前記第1及び第2ソケットピン25A,25Bの直径R1よりも大きい、円筒形状の筒体28Cがそれぞれ挿着されている。すなわち、マーク形成部材28Bは、第1及び第2ソケットピン25A,25Bに相対向させてから下降させると、各筒体28Cに、それぞれに対応する第1及び第2ソケットピン25A,25Bが挿通するようになっている。また、各貫通孔28Hの中心位置、すなわち筒体28Cの中心位置を結ぶ線をハンドマーク配置線AY2としている。そして、マーク形成部材28Bは、ハンドマーク配置線AY2がY方向に略平行になるように押圧保持部22Cに備えられている。
筒体28Cは、黒色かつ温度変化による伸縮や歪みの少ない部材、例えば金属などから形成されている。そして、各筒体28Cのマーク形成部材28Bの下面28D側の環状の面を、環状の第1及び第2下面ハンドマーク280,281としている。また、各筒体28Cのマーク形成部材28Bの上面28E側の環状の面を、環状の第1及び第2上面ハンドマーク282,283としている。
すなわち、同一形状の第1下面ハンドマーク280と第1上面ハンドマーク282は、Z方向に離間した位置にある。また、同一形状の第2下面ハンドマーク281と第2上面ハンドマーク283も、Z方向に離間した位置にある。
そして、各筒体28Cのそれぞれに第1及び第2ソケットピン25A,25Bを挿通すると、第1及び第2上面ハンドマーク282,283と第1及び第2ソケットマーク260,261が略同じ高さになり上面位置合わせを行われるようになっている。また、マーク形成部材28Bと、各ハンドマーク280〜283とは、色調が大きく異なるように形成されているので、画像認識処理においては、各ハンドマーク280〜283が好適に認識されるようになっている。
押圧保持部22Cの供給ロボット14側の側面には、支柱28Aよりも上方に第1の反射器29が備えられている。第1の反射器29は、第1鏡29Aを備えていて、第1鏡29Aにマーク形成部材28Bの平面の鏡像を映すことができるように、押圧保持部22Cの供給ロボット14側の側面に保持されている。すなわち、第1鏡29Aは、測定ロボット22から供給ロボット14の方向(左方向)に、マーク形成部材28Bの平面の鏡像を映すことができるようになっている。
高温チャンバ13内側には、図6に示すように、撮影装置40が備えられている。詳述
すると、高温チャンバ13内側の供給ロボット14側の側面には、検査部23方向(図6において右方向)に延びる水平レール41が備えられている。水平レール41の下部には、垂直レール42が、水平レール41に備えられた水平モータM3Xによって該水平レール41を左右方向(X方向)に移動可能に備えられている。垂直レール42の前側(第2シャトル17側)の側面には、支持台43が、垂直レール42に備えられた垂直モータM3Zによって該垂直レール42を上下方向(Z方向)に移動可能に備えられている。支持台43には、第2カメラを構成するチャンバカメラ44が、検査部23上方に配置された測定ロボット22の左側面を撮影範囲に捉えることができる向きに備えられている。
すなわち、チャンバカメラ44は、水平モータM3X及び垂直モータM3Zが駆動制御されることにより、測定ロボット22と干渉しない待機位置、及び撮影を行なうための撮影位置へ移動可能となっている。そして、撮影位置に配置されたチャンバカメラ44は、測定ロボット22の側面の第1鏡29Aを撮影範囲に捉えて、第1鏡29Aを介してマーク形成部材28Bの平面画像を撮影することができるようになっている。尚、本実施形態においては、チャンバカメラ44はCCDカメラであるが、これに限られない。
高温チャンバ13内側には、図6に示すように、反射装置45が備えられている。詳述すると、高温チャンバ13内側の回収ロボット15側の側面には、検査部23方向(図6において左方向)に延びる水平レール46が備えられている。水平レール46の下部には、垂直レール47が、水平レール46に備えられた水平モータM4Xによって該水平レール46を左右方向(X方向)に移動可能に備えられている。垂直レール47の前側(第2シャトル17側)の側面には、支持台48が、垂直レール47に備えられた垂直モータM4Zによって該垂直レール47を上下方向(Z方向)に移動可能に備えられている。支持台48には、検査部23方向に延出する水平なアーム48Aが備えられている。水平なアーム48Aの先端部には、第2の反射器49が備えられていて、第2の反射器49には、検査部23の上方に移動配置されると、検査部23の平面の鏡像をチャンバカメラ44の方向(図6において左方向)に映す第2鏡49Aが備えられている。
すなわち、測定ロボット22が検査部23の上方に移動配設されるときには、第2鏡49Aは測定ロボット22と干渉しないように回収ロボット15方向(図6において右方向)の待避位置に退避する。一方、検査部23の上方に測定ロボット22が移動配置されていないときに、第2鏡49Aはチャンバカメラ44と同じ高さにされて、検査部23の上方の反射位置に移動配置される。そして、第2鏡49Aが反射位置に移動配置されると、撮影位置に配置されたチャンバカメラ44は、該第2鏡49Aを介して検査部23の検査用ソケット24及び第1及び第2ソケットマーク260,261の平面画像を撮影することができるようになっている。
ICハンドラ10は、図7(a)に示すように、第1シャトルカメラ37がICチップTと第1及び第2下面ハンドマーク280,281を同一の視野に捉えることのできる第1撮影位置CP1に、ICチップTを把持した測定ロボット22と第1シャトル16を相対移動できるようになっている。
そして、測定ロボット22と第1シャトルカメラ37が、第1撮影位置CP1に相対移動すると、図7(b)に示すように、第1シャトルカメラ37の視野、すなわち、撮影範囲L1には、ICチップTと第1及び第2下面ハンドマーク280,281が捉えられ、一度に撮影することができるようになっている。
このとき撮影された画像データは、第1下面ハンドマーク280に対してのICチップTの中心位置DC(図7(b)参照)の座標、及びハンドマーク配置線AY2に対するICチップTの辺の角度ズレを求めるための画像認識処理としての「デバイス認識処理」に
用いられる。
また、検査用ソケット24の上部に配置された測定ロボット22は、図8(a)に示すように、把持したICチップTを検査用ソケット24に装着させるようになっている。このとき、第1及び第2上面ハンドマーク282,283のそれぞれの内側に、第1及び第2ソケットピン25A,25Bが遊びをもって挿入され、各上面ハンドマーク282,283と、ソケットマーク260,261は上面位置あわせをされる。
そして、チャンバカメラ44は、同チャンバカメラ44が第1の反射器29を介して各上面ハンドマーク282,283が映される第2撮影位置CP2に配置されると、図8(b)に示すように、チャンバカメラ44の撮影範囲L2に各上面ハンドマーク282,283と各ソケットマーク260,261を捉えて撮影する。
このとき撮影された画像データは、第1ソケットマーク260に対する第1上面ハンドマーク282の中心位置の座標と、ソケットピン配置線AY1に対するハンドマーク配置線AY2の角度ズレを求めるための画像認識処理としての「マーク位置認識処理」に用いられる。
さらに、検査部23の上部に測定ロボット22が位置しない状態において、図9(a)に示すように、チャンバカメラ44と第2鏡49Aを同じ高さにする。続いて、第2鏡49Aを、チャンバカメラ44が検査用ソケット24と各ソケットマーク260,261とを同一の撮影範囲L3に捉える反射位置RPに移動させる。そして、チャンバカメラ44は、図9(b)に示すように、反射位置RPに配置された第2鏡49Aを介して、検査用ソケット24と各ソケットマーク260,261とを一度に撮影することができるようになっている。
このとき撮影された画像データは、第1ソケットマーク260に対する検査用ソケット24の中心位置SCの座標、及びソケットピン配置線AY1に対する検査用ソケット24の辺の角度ズレを求めるための画像認識処理としての「ソケット認識処理」に用いられる。
次に、ICハンドラ10がICチップTを好適に検査用ソケット24に装着するための電気的構成について図10を参照して説明する。
ICハンドラ10には、第1、第2及び第3の相対位置算出手段を構成する制御装置50が備えられている。
図10において、制御装置50には、CPU(中央演算装置)61,ROM62,RAM63、画像プロセッサ64及び画像メモリ65等が備えられている。そして、制御装置50(CPU61)は、ROM62やRAM63に記憶された各種データ及び各種制御プログラムに従って、ICハンドラ10が供給側チェンジキット31のポケット32から検査前のICチップTを吸着把持して取り出して検査用ソケット24に装着する処理等を実行する。本実施形態においては、RAM63には、ICチップTの検査個数を記憶する検査個数カウンタ用のメモリが確保されている。
制御装置50は、入出力装置70と電気的に接続されている。入出力装置70は、各種スイッチと状態表示機を有しており、前記各処理の実行を開始する指令信号や、各処理を実行するための初期値データ等を制御装置50に出力する。
制御装置50は、Y軸モータ駆動回路71及びZ軸モータ駆動回路72とそれぞれ電気的に接続されている。
Y軸モータ駆動回路71は、制御装置50からの制御信号CMYを入力して、同制御信号CMYに基づいて生成した駆動信号DMYによりY軸モータMYを駆動制御するようになっている。また、制御装置50は、Y軸モータ駆動回路71を介してY軸モータエンコーダEMYによって検出されたY軸モータMYの回転量SMYを入力する。そして、制御装置50は、回転量SMYから測定ロボット22の位置を把握するようになっている。すなわち、制御装置50は、Y軸モータMYを駆動制御して、押圧保持部22Cを検査用ソケット24の上方位置及び第1又は第2シャトル16,17の上方位置に配置する。
Z軸モータ駆動回路72は、制御装置50からの制御信号CMZを入力して、同制御信号CMZに基づいて生成した駆動信号DMZによりZ軸モータMZを駆動制御するようになっている。また、制御装置50は、Z軸モータ駆動回路72を介してZ軸モータエンコーダEMZによって検出されたZ軸モータMZの回転量SMZを入力する。そして、制御装置50は、回転量SMZから押圧保持部22Cの位置を把握するようになっている。すなわち、制御装置50は、Z軸モータMZを駆動制御して、連結部22Bを介して押圧保持部22C(吸着ノズル27)を下動開始位置である原点位置に配置する。
制御装置50は、バルブ駆動回路73と電気的に接続されている。バルブ駆動回路73は、制御装置50から入力される制御信号CV1に基づいて、吸着用バルブV1を駆動制御するようになっている。そして、制御装置50は、吸着用バルブV1を駆動制御して、吸着ノズル27の吸着孔を、吸引装置52と大気とのいずれかに切り替える。吸着孔が吸引装置52に接続されるとICチップTは吸着ノズル27の開口端に吸着把持されるようになっている。
制御装置50は、押圧装置26に対応して設けられた電空レギュレータ回路74と電気的に接続されている。各電空レギュレータ回路74は、制御装置50から入力される制御信号C26に基づいて、押圧装置26(吸着ノズル27)を空圧力にて押圧保持部22Cに対して下動開始位置である原点位置から下方の吸着開始位置や装着位置まで移動させる。
制御装置50は、押圧保持部22Cに設けた位置調整装置25と電気的に接続されている。位置調整装置25は、制御装置50から入力される制御信号C25に基づいて押圧装置26(吸着ノズル27)を、押圧保持部22Cに対して左右方向(X方向)及び前後方向(Y方向)に移動制御するとともに、水平面(XY平面)に対して吸着ノズル27の中心軸を回動中心として回動制御する。
制御装置50は、第1シャトル駆動回路75及び第2シャトル駆動回路76とそれぞれ電気的に接続されている。
第1シャトル駆動回路75は、制御装置50からの制御信号CM1を入力して、同制御信号CM1に基づいて生成した駆動信号DM1により第1シャトルモータM1を駆動制御するようになっている。そして、制御装置50は、第1シャトルモータM1を駆動して、第1シャトル16をレール30Aに沿って移動させるようになっている。また、制御装置50は、第1シャトル駆動回路75を介して第1シャトルエンコーダEM1によって検出された第1シャトルモータM1の回転量SM1を入力する。そして、制御装置50は、回転量SM1から第1シャトル16の位置を把握するようになっている。
第2シャトル駆動回路76は、制御装置50からの制御信号CM2を入力して、同制御信号CM2に基づいて生成した駆動信号DM2により第2シャトルモータM2を駆動制御するようになっている。そして、制御装置50は、第2シャトルモータM2を駆動して、第2シャトル17をレール30Bに沿って移動させるようになっている。また、制御装置50は、第2シャトル駆動回路76を介して第2シャトルエンコーダEM2によって検出
された第2シャトルモータM2の回転量SM2を入力する。そして、制御装置50は、回転量SM2から第2シャトル17の位置を把握するようになっている。
制御装置50は、第1シャトルカメラ駆動回路77、第2シャトルカメラ駆動回路78及びチャンバカメラ駆動回路79とそれぞれ電気的に接続されている。
第1シャトルカメラ駆動回路77は、制御装置50からの制御信号C37に基づいて第1シャトルカメラ37を駆動制御する。そして、制御装置50は、第1シャトルカメラ37を駆動制御して、第1シャトルカメラ37が撮影した「デバイス認識処理」用の画像データGD1を取得する。制御装置50は、画像プロセッサ64によって、取得した画像データGD1を使って、吸着ノズル27に吸着したICチップTと第1及び第2下面ハンドマーク280,281の画像認識処理(デバイス認識処理)を行なう。
デバイス認識処理は、図11に示すように、第1下面ハンドマーク280の中心位置280Cを原点とし、その原点に対してICチップTの中心位置DCの第3の相対位置を構成する相対座標(x3,y3)を算出する。また、デバイス認識処理は、吸着ノズル27の中心位置27Cを原点とし、その原点に対するICチップTの中心位置DCの吸着位置ズレ(x31,y31)を演算する。
また、デバイス認識処理は、ハンドマーク配置線AY2に対するICチップTの辺の第3の相対位置を構成する角度ズレθ3、つまり、ICチップTのハンドマーク配置線AY2に対応する辺がどれだけ回転しているかを演算する。
そして、制御装置50は、演算された相対座標(x3,y3)、吸着位置ズレ(x31,y31)及び角度ズレθ3をRAM63に保存するようになっている。なお、演算の都合上、相対座標(x3,y3)及び角度ズレθ3の各値は、測定ロボット22を上面から見た場合の座標系に基づいた値が与えられている。また、第1下面ハンドマーク280と第1上面ハンドマーク282の測定ロボット22に対する相対位置は同一なので、第1上面ハンドマーク282の中心は中心位置280Cとなり、相対座標(x3,y3)は、第1下面ハンドマーク280に対しても第1上面ハンドマーク282に対しても同じ値となる。
第2シャトルカメラ駆動回路78は、制御装置50からの制御信号C38に基づいて第2シャトルカメラ38を駆動制御する。そして、制御装置50は、第2シャトルカメラ38を駆動制御して、第2シャトルカメラ38が撮影した「デバイス認識処理」用の画像データGD1を取得する。制御装置50は、画像プロセッサ64によって、取得した画像データGD1を使って、吸着ノズル27に吸着したICチップTと第1及び第2下面ハンドマーク280,281の画像認識処理(デバイス認識処理)を行なう。そして、図11に示すように、「デバイス認識処理」が行なわれるが、上記と同様なのでその説明を省略する。
チャンバカメラ駆動回路79は、制御装置50からの制御信号C44に基づいてチャンバカメラ44を駆動制御する。そして、制御装置50は、チャンバカメラ44を駆動制御して、チャンバカメラ44が撮影した「マーク位置認識処理」用の画像データGD2又は「ソケット認識処理」用の画像データGD3を取得する。
制御装置50は、画像プロセッサ64によって、「マーク位置認識処理」用の画像データGD2を使って、第1及び第2ソケットマーク260,261と第1及び第2上面ハンドマーク282,283の画像認識処理(マーク位置認識処理)を行なう。
マーク位置認識処理は、図12に示すように、第1ソケットマーク260の中心位置2
60Cを原点とし、その原点に対する第1上面ハンドマーク282の中心位置280Cの第2の相対位置を構成する相対座標(x2,y2)すなわち、第1ソケットマーク260に対する位置ズレを演算する。
また、マーク位置認識処理は、ソケットピン配置線AY1に対するハンドマーク配置線AY2の第2の相対位置を構成する角度ズレθ2を演算する。そして、制御装置50は、演算された相対座標(x2,y2)及び角度ズレθ2をRAM63に保存するようになっている。
さらに、制御装置50は、画像プロセッサ64によって、「ソケット認識処理」用の画像データGD3を使って、第1及び第2ソケットマーク260,261と検査用ソケット24の画像認識処理(ソケット認識処理)を行なう。
ソケット認識処理は、図13に示すように、第1ソケットマーク260の中心位置260Cを原点とし、その原点に対する検査用ソケット24の中心位置SCの第1の相対位置を構成する相対座標(x1,y1)を演算する。また、ソケット認識処理は、ソケットピン配置線AY1に対する検査用ソケット24の辺の第1の相対位置を構成する角度ズレθ1、つまり、検査用ソケット24のソケットピン配置線AY1に対応する辺がX方向及びY方向に対してどれだけ回転しているかを演算する。そして、制御装置50は、演算された相対座標(x1,y1)及び角度ズレθ1をRAM63に保存するようになっている。
すなわち、制御装置50は、ICチップTの中心位置DCの相対座標(x3,y3)を角度ズレθ2で回転補正してから、第1上面ハンドマーク282の中心位置280Cの相対座標(x2,y2)をそれぞれ加算して、第1ソケットマーク260に対するICチップTの相対位置座標(x23,y23)を算出する。また、制御装置50は、ICチップTの角度ズレθ3に、ハンドマーク配置線AY2の角度ズレθ2を加算して、ソケットピン配置線AY1に対する相対角度ズレθ23を算出する。
また、制御装置50は、検査用ソケット24の中心位置SCの相対座標(x1,y1)から前記算出した相対位置座標(x23,y23)を減算して検査用ソケット24の中心位置SCに対するICチップTの中心位置DCの位置ズレ量(Δx,Δy)を算出する。また、制御装置50は、検査用ソケット24の角度ズレθ1から前記算出した相対角度ズレθ23を減算して、検査用ソケット24に対するICチップTの角度ズレ量Δθを算出する。
制御装置50は、位置ズレ量(Δx,Δy)、角度ズレ量Δθ及び吸着位置ズレ(x31,y31)に基づいて、ICチップTの中心位置DCを検査用ソケット24の中心位置SCに一致させるとともに、角度ズレ量Δθを「0」にする、吸着ノズル27のX方向、Y方向及び回転角度の各移動量(各補正量)を算出する。そして、制御装置50は、各補正量に基づいて演算した制御信号C25を位置調整装置25に入力し、吸着ノズル27を回動及びX方向、Y方向に移動させ、ICチップTの中心位置DCを検査用ソケット24の中心位置SCに一致させる、つまり、ICチップTの位置補正を行なうようになっている。
制御装置50は、撮影装置駆動回路80及び反射装置駆動回路81とそれぞれ電気的に接続されている。
撮影装置駆動回路80は、制御装置50からの制御信号C40に基づいて、左右方向(X方向)の駆動信号D3Xと上下方向(Z方向)の駆動信号D3Zを生成する。そして、駆動信号D3Xに基づいて水平モータM3Xが駆動制御されて撮影装置40(チャンバカメラ44)が左右方向に移動される。また、駆動信号D3Zに基づいて垂直モータM3Z
が駆動制御されて撮影装置40(チャンバカメラ44)が上下方向に移動される。また、制御装置50は、撮影装置駆動回路80を介して水平モータエンコーダE3Xによって検出された水平モータM3Xの回転量S3Xを入力する。そして、制御装置50は、回転量S3Xからチャンバカメラ44の左右方向(X方向)の位置を把握するようになっている。さらに、制御装置50は、撮影装置駆動回路80を介して垂直モータエンコーダE3Zによって検出された垂直モータM3Zの回転量S3Zを入力する。そして、制御装置50は、回転量S3Zからチャンバカメラ44の上下方向(Z方向)の位置を把握するようになっている。
反射装置駆動回路81は、制御装置50からの制御信号C45に基づいて、左右方向(X方向)の駆動信号D4Xと上下方向(Z方向)の駆動信号D4Zを生成する。そして、駆動信号D4Xに基づいて水平モータM4Xが駆動制御されて反射装置45(第2鏡49A)が左右方向に移動されるようになっている。また、駆動信号D4Zに基づいて垂直モータM4Zが駆動制御されて反射装置45(第2鏡49A)が上下方向に移動されるようになっている。また、制御装置50は、反射装置駆動回路81を介して水平モータエンコーダE4Xによって検出された水平モータM4Xの回転量S4Xを入力する。そして、制御装置50は、回転量S4Xから第2鏡49Aの左右方向(X方向)の位置を把握するようになっている。さらに、制御装置50は、反射装置駆動回路81を介して垂直モータエンコーダE4Zによって検出された垂直モータM4Zの回転量S4Zを入力する。そして、制御装置50は、回転量S4Zから第2鏡49Aの上下方向(Z方向)の位置を把握するようになっている。
次に、ICハンドラ10を用いて、第1シャトル16からICチップTを吸着把持して検査用ソケット24に載置させる手順について図14〜図17を参照して説明する。ここでは、これからICチップTの検査を始めるものとして、測定ロボット22にはICチップTが吸着把持されていないものとする。
まず、ICチップTの検査が開始されると、制御装置50は、ICチップTを検査した回数を記録する検査個数カウンタのメモリを「0」にクリアする(ステップS1)。カウンタのメモリを「0」にクリアすると、制御装置50は、ソケット認識用の処理を行う(ステップS2)。
ソケット認識用の処理では、図15に示すように、制御装置50は、第2鏡49Aを反射位置RPに移動させて(ステップS2−1)、チャンバカメラ44を第2撮影位置CP2に移動させる(ステップS2−2)。チャンバカメラ44が第2撮影位置CP2に移動すると、制御装置50は、チャンバカメラ44に第1及び第2ソケットマーク260,261と検査用ソケット24を撮影させてソケット認識処理用の画像データGD3を取得する(ステップS2−3)。
ソケット認識処理用の画像データGD3が取得されると、制御装置50は、ソケット認識処理を行い、相対座標(x1,y1)及び角度ズレθ1を算出して(ステップS2−4)、算出された、相対座標(x1,y1)及び角度ズレθ1をRAM63に記憶する(ステップS2−5)。相対座標(x1,y1)及び角度ズレθ1がRAM63に記憶されると、制御装置50は、チャンバカメラ44を待機位置に移動させ(ステップS2−6)、第2鏡49Aを待避位置に移動させて(ステップS2−7)、ソケット認識用の処理が完了する。
ソケット認識用の処理が完了すると、制御装置50は、マーク位置認識用の処理を行う(ステップS3)。
マーク位置認識用の処理では、図16に示すように、制御装置50は、測定ロボット2
2を検査用ソケット24の上方位置へ移動させてから(ステップS3−1)、測定ロボット22を下降させる(ステップS3−2)。測定ロボット22が下降すると、各ソケットピン25A,25Bは対応する各筒体28Cに挿通する。そして、測定ロボット22が押圧保持部22Cを原点位置まで下げると、各ソケットマーク260,261に対応する各上面ハンドマーク282,283が上面位置合わされる(ステップS3−3)。各ソケットマーク260,261と各上面ハンドマーク282,283が上面位置合わせされると、制御装置50は、チャンバカメラ44を第2撮影位置CP2に移動させる(ステップS3−4)。チャンバカメラ44が第2撮影位置CP2に移動すると、制御装置50は、測定ロボット22の左側面の第1鏡29Aを介して、チャンバカメラ44に各ソケットマーク260,261と対応する各上面ハンドマーク282,283を撮影させてマーク位置認識処理用の画像データGD2を取得する(ステップS3−5)。
マーク位置認識処理用の画像データGD2が取得されると、制御装置50は、マーク位置認識処理を行い、相対座標(x2,y2)及び角度ズレθ2を算出して(ステップS3−6)、算出した、相対座標(x2,y2)及び角度ズレθ2をRAM63に記憶する(ステップS3−7)。相対座標(x2,y2)及び角度ズレθ2がRAM63に記憶されると、制御装置50は、チャンバカメラ44を待機位置に移動させ(ステップS3−8)、測定ロボット22を所定の位置に移動させて(ステップS3−9)、マーク位置認識用の処理が完了する。
マーク位置認識用の処理が完了すると、制御装置50は、第1シャトル16の供給側チェンジキット31の各ポケット32にICチップTを供給して、測定ロボット22が吸着把持する位置までICチップTを搬送させる(ステップS4)。測定ロボット22がICチップTを吸着把持する位置まで搬送すると、制御装置50は、デバイス認識用の処理を行なう(ステップS5)。
デバイス認識用の処理では、吸着ノズル27を測定ロボット22に対して所定の初期位置及び所定の初期角度にしてから、図17に示すように、測定ロボット22の吸着ノズル27を吸着位置まで下降して、ICチップTを測定ロボット22に吸着把持させる(ステップS5−1)。ICチップTが測定ロボット22に吸着把持されると、制御装置50は、測定ロボット22を上昇させてから(ステップS5−2)、測定ロボット22をICチップTと各下面ハンドマーク280,281が第1シャトルカメラ37に撮影される第1撮影位置CP1に移動させる(ステップS5−3)。測定ロボット22が第1撮影位置CP1に移動すると、第1シャトル16を移動して第1シャトルカメラ37を第1撮影位置CP1に移動させる(ステップS5−4)。測定ロボット22を及び第1シャトルカメラ37が第1撮影位置CP1に移動すると、制御装置50は、第1シャトルカメラ37にICチップTと各下面ハンドマーク280,281を撮影させてデバイス認識処理用の画像データGD1を取得する(ステップS5−5)。
デバイス認識処理用の画像データGD1が取得されると、制御装置50は、デバイス認識処理を行う。デバイス認識処理では、制御装置50は、吸着位置ズレ(x31,y31)、相対座標(x3,y3)及び角度ズレθ3を算出して(ステップS5−6)、算出された、吸着位置ズレ(x31,y31)、相対座標(x3,y3)及び角度ズレθ3をRAM63に記憶する(ステップS5−7)。吸着位置ズレ(x31,y31)、相対座標(x3,y3)及び角度ズレθ3がRAM63に記憶されると、制御装置50は、検査用ソケット24にICチップTを載置させるために測定ロボット22の移動を開始する(ステップS5−8)。測定ロボット22の移動を開始すると、制御装置50は、ICチップTを回収するための位置にシャトル16の移動を開始して(ステップS5−9)、デバイス認識用の処理が完了する。
デバイス認識用の処理が完了すると、制御装置50は、RAM63に記憶された各相対座標(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)及び各角度ズレθ1,θ2,θ3に基づいてICチップTの中心位置DCを検査用ソケット24の中心位置SCに一致させるための補正量を算出する(ステップS6)。
補正量の算出では、制御装置50は、吸着位置ズレ、各相対座標及び各角度ズレに基づいて、ICチップTの中心位置DCを検査用ソケット24の中心位置SCに一致させるとともに、角度ズレ量Δθを「0」にする、吸着ノズル27のX方向、Y方向及び回転角度の各移動量(各補正量)を算出する。各補正量が算出されると、制御装置50は、ICチップTを測定ロボット22にて検査用ソケット24の上方まで搬送する(ステップS7)。
ICチップTが検査用ソケット24の上方まで搬送されると、制御装置50は、算出された各補正量に基づいて位置調整装置25を移動させて、ICチップTの中心位置DCを検査用ソケットの中心位置SCに一致されるとともに、ICチップTの辺の傾きと検査用ソケットの辺の傾きを一致させる位置補正を行なう(ステップS8)。
ICチップTが位置補正されると、制御装置50は、検査用ソケット24にICチップTを載置して(ステップS9)、ICチップTの電気的な検査を行なう。ICチップTの電気的な検査が完了したら、制御装置50は、吸着ノズル27を測定ロボット22に対して所定の初期位置及び所定の初期角度にしてから、測定ロボット22によってICチップTを検査用ソケット24から抜き出して、第1シャトル16の回収側チェンジキット34のポケット32にICチップTを回収させる(ステップS10)。
ICチップTが回収側チェンジキット34に回収されると、制御装置50は、第1シャトル16を移動してICチップTを回収ロボット15に回収させるようにする。ICチップTを回収ロボット15に回収させると、制御装置50は、次に検査する部品があるかどうかを判断する(ステップS12)。
次に検査する部品がない場合(ステップS12でNO)、制御装置50は、ICチップTの検査を終了する。一方、次に検査する部品がある場合(ステップS12でYES)、制御装置50は、検査個数カウンタに1を加算してから(ステップS13)、所定個数検査したかどうか判断する(ステップS14)。
所定個数検査していない場合(ステップS14でNO)、制御装置50は、ステップS4に戻り、ICチップTの搬送と検査を繰り返すようになっている。この場合、デバイス認識処理により相対座標(x3、y3)及び角度ズレθ3は新たに算出されるが、ソケット認識処理及びマーク位置認識処理は行なわれないので、以前に算出されてRAM63に記憶されている各相対座標(x2,y2),(x1、y1)及び各角度ズレθ1,θ2が補正値の演算に用いられる。一方、所定個数検査した場合(ステップS14でYES)、制御装置50は、ステップS1に戻り、ソケット認識処理及びマーク位置認識処理及びデバイス認識処理を行なって、補正値の演算を行い、ICチップTの検査を繰り返すようになっている。
また、ICハンドラ10を用いて第2シャトル17からICチップTを吸着把持して検査用ソケット24に載置させるが、この手順は、第1シャトル16からICチップTを吸着把持して検査用ソケット24に載置させる手順と同様なので説明を省略する。
以上説明したように、本発明の部品搬送装置及びICハンドラによれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、第1及び第2ソケットマーク260,261を設けた。従って、第1及び第2ソケットマーク260,261と検査用ソケット24を撮影した画像データGD3の画像認識処理をすることで第1ソケットマーク260に対する検査用ソケット24の相対座標(x1,y1)を求め、ソケットピン配置線AY1に対する角度ズレθ1を求めることができた。その結果、ICハンドラ10の設置による歪みや、熱による伸縮が発生しても、歪みや伸縮を反映した第1ソケットマーク260に対する検査用ソケット24の相対位置関係を求めることができる。
(2)本実施形態では、第1及び第2ソケットマーク260,261にそれぞれ第1及び第2上面ハンドマーク282,283を挿通して配置した。従って、各ソケットマーク260,261と対応する各ハンドマーク282,283を撮影した画像データGD2の画像認識処理をすることで第1ソケットマーク260に対する第1上面ハンドマーク282の相対座標(x2,y2)を求め、ソケットピン配置線AY1に対するハンドマーク配置線AY2の角度ズレθ2を求めることができる。その結果、ICハンドラ10の設置による歪みや、熱による伸縮が発生しても、正しい、第1ソケットマーク260に対する第1上面ハンドマーク282の相対位置関係、すなわち測定ロボット22との相対位置関係を求めることができる。
(3)本実施形態では、「ソケット認識処理」用の画像データGD3から相対座標(x1,y1)及び角度ズレθ1を求め、「マーク位置認識処理」用の画像データGD2から相対座標(x2,y2)及び角度ズレθ2を求め、「デバイス認識処理」用の画像データGD3から相対座標(x3,x3)から角度ズレθ3を求めた。従って、各相対座標(x1,y1),(x2,y2),(x3,x3)と角度ズレθ2から検査用ソケット24の中心位置SCとICチップTの中心位置DCの位置ズレ量(Δx,Δy)が算出された。また、各角度ズレθ1,θ2,θ3から検査用ソケット24の辺とICチップTの辺の角度ズレ量Δθが算出された。その結果、検査用ソケット24とICチップTの相対位置を一致させ、角度ズレ量を「0」とするICチップTの位置調整をすることができた。
(4)本実施形態では、第1及び第2ソケットマーク260,261にそれぞれ第1及び第2上面ハンドマーク282,283を挿通して配置して、同じ高さにするようにした。従って、チャンバカメラ44によって一度に撮影することができるとともに、高さ方向に相違があると誤差の大きくなる画像認識処理において、各ソケットマーク260,261に対応する各上面ハンドマーク282,283の相対位置関係を高精度に認識して、相対位置と角度ズレを算出できる。
(5)本実施形態では、チャンバカメラ44によって、「マーク位置認識処理」用の画像データGD2及び「ソケット認識処理」用の画像データGD3を撮影した。従って、2つの画像データの撮影に1つのカメラを共用することで、カメラの数を減らすことができる。また、チャンバカメラ44は、第1及び第2鏡29A,49Aを介して画像を撮影するので、カメラの配置位置の制限の多い測定ロボット22や検査部23の周辺部においてカメラの設置を容易にすることができる。
(6)本実施形態では、「デバイス認識処理」は、ICチップT毎に行なったが、「マーク位置認識処理」及び「ソケット認識処理」は、ICチップTを所定個数検査するごとに行うようにした。従って、ICチップTの検査工程における画像認識処理を減らすことができて検査に要する時間を短縮することができる。さらに、ICハンドラ10に、設置による歪みや、熱による伸縮が発生しても、所定個数検査毎に補正値の算出結果に反映されるようにすることができる。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、例えば以下のような態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、チャンバカメラ44は、「マーク位置認識処理」用の画像及び「ソケット認識」用の画像をそれぞれ、第1鏡29A及び第2鏡49Aを介して撮影したが、「マーク位置認識処理」用の画像及び「ソケット認識」用の画像は、カメラで直接撮影されてもよい。
・上記実施形態では、チャンバカメラ44は、第2撮影位置CP2にて「マーク位置認識処理」用の画像及び「ソケット認識」用の画像をそれぞれ撮影したが、それぞれ異なる位置で撮影しても良い。
・上記実施形態では、チャンバカメラ44を「マーク位置認識処理」用の画像及び「ソケット認識」用の画像の撮影の両方に使用していたが、それぞれ専用のカメラを設けても良い。
・上記実施形態では、ソケットマーク260,261は2つ、及び、各筒体28Cは2つ設けたが、ソケットマークや筒体(ハンドマーク)の数は2つ限られない。
・上記実施形態では、各ソケットマーク260,261及び各ハンドマーク280〜283は円形としたが、ソケットマークやハンドマークは、楕円形や多角形、十字形でもよい。楕円形や多角形、十字形のマークを用いれば、1つのマークから角度ズレも求めることができる。
・上記実施形態では、各ソケットピン25A,25Bが各筒体28Cを挿通するようにしたが、ソケットピンと筒体は同一のカメラ視野の中に配置されるようにすれば、並ぶように配置されても、離れて配置されてもよい。また、高さは、高さLSzには限られない。
・上記実施形態では、各ソケットピン25A,25Bや各筒体28Cは金属で形成されたが、ハンドマーク280〜283は上下から確認できるように構成できればガラスなどに設けても良い。ハンドマークをガラスに設けられた場合は、ソケットマークとハンドマークが重ね合わされた際にも両方のマークをカメラにて撮影できる。また、画像認識処理に適したハンドマークを容易に描くこともできる。
・上記実施形態では、第1ソケットマーク260を相対座標における基準点としたが、基準点は何処に設けてもよい。
・上記実施形態では、位置ズレ量(Δx,Δy)及び角度ズレ量Δθを算出したが、X方向の位置ズレ量、Y方向の位置ズレ量、角度ズレ量のうち、必要なズレ量のみを算出するようにしてもよい。
・上記実施形態では、「ソケット認識処理」にて相対座標(x1,y1)及び角度ズレθ1を、「マーク位置認識処理」にて相対座標(x2,y2)及び角度ズレθ2を直に算出し、これらの算出結果に基づいて位置ズレ量(Δx,Δy)及び角度ズレ量Δθを算出した。しかし、これに限らず、「ソケット認識処理」で算出された座標に所定の処理を施して、例えば、複数回分の値を保存して所定回数分の平均値を求める処理をして相対座標(x1,y1)として算出しても良い。また、ソケット認識処理で算出された角度に所定の処理を施して、例えば、複数回分の値を保存して所定回数分の平均値を求める処理をして角度ズレθ1としても良い。また、相対座標(x2,y2)、各角度ズレθ2、位置ズレ量(Δx,Δy)又は角度ズレ量Δθの算出する場合にも、同様に、所定の処理を施して求めても良い。
・上記実施形態では、測定ロボット22は1つのICチップTを1つの検査用ソケット
24に搬送したが、測定ロボットは複数のICチップTを搬送して、複数の検査用ソケットに配置するようにしてもよい。この場合、シャトルカメラ37,38や撮影装置40、反射装置45は、一台であっても、複数台であってもよい。
・上記実施形態では、画像認識処理では、下面ハンドマーク280,281とICチップTを一組として画像認識処理したが、複数組の画像データを一度に処理してもよい。又、上面ハンドマーク282,283と対応するソケットマーク260,261、及び、ソケットマーク260,261と検査用ソケット24の画像認識処理についても同様である。
・上記実施形態では、上面ハンドマーク282,283が検査部23に接触すると、各ソケットマーク260,261との上面位置合わせが行われた。しかし、これに限らず、上面ハンドマーク282,283と各ソケットマーク260,261の上面位置合わせを検査部23から離間させた位置で行なってもよい。そうすれば、筒体28Cは、検査部23から受ける温度による影響を少なくすることができる。
この場合、例えば、測定ロボット22を、一旦、上面ハンドマーク282,283が検査部23に接触する位置(装着位置)まで下降させてから、所定距離だけ上昇させると良い。そうすれば、測定ロボット22と検査部23の相対距離の変化の影響を無くして、検査部23から所定の距離離間した位置に上面ハンドマーク282,283を配置することができる。
・上記実施形態では、ICチップTを検査用ソケット24に搬送する際に、「デバイス認識処理」は毎回行い、「ソケット認識処理」と「マーク位置認識処理」は所定の回数ごとに同時に行なった。しかし、「ソケット認識処理」や「マーク位置認識処理」を行なう間隔に特に制約はなく、また「ソケット認識処理」や「マーク位置認識処理」を同時に行なわなくてもよい。
例えば、図18に示すように、「マーク位置認識処理」を「デバイス認識処理」の後に毎回行なってもよい。
また、例えば、図19に示すように、ICチップTを検査用ソケット24に載置する際に、「マーク位置認識処理」用の画像を取得して「マーク位置認識処理」を行ない、次にICチップTを検査用ソケット24に載置する際に該「マーク位置認識処理」で算出された相対座標に基づいて位置ズレ量(Δx,Δy)、角度ズレ量Δθの算出を行なってもよい。
本実施形態のICハンドラの平面構造を示す平面図。 同実施形態のシャトルを示す図であって、(a)は平面構造を示す平面図、(b)は正面構造を示す正面図。 同実施形態の検査部を示す図であって(a)は平面構造を示す平面図、(b)は正面構造を示す正面図。 同実施形態の測定ロボットを示す図であって(a)は正面構造を示す正面図、(b)は底面構造を示す底面図、(c)は左側面構造を示す左側面図。 同実施形態のハンドマークを示す図であって、(a)は平面構造を示す平面図、(b)は(a)の5−5断面図。 同実施形態の撮影装置と反射装置の正面構造を示す正面図。 同実施形態のシャトルカメラによる撮影を説明する図であって、(a)は撮影状態を説明する説明図、(b)は撮影範囲を説明する説明図。 同実施形態の第1の反射器を介してチャンバカメラによる撮影を説明する図であって、(a)は撮影状態を説明する説明図、(b)は撮影範囲を説明する説明図。 同実施形態の第2の反射器を介してチャンバカメラによる撮影を説明する図であって、(a)は撮影状態を説明する説明図、(b)は撮影範囲を説明する説明図。 同実施形態のICハンドラの電気的構成を示すブロック図。 同実施形態のデバイス認識処理を説明する説明図。 同実施形態のマーク位置認識処理を説明する説明図。 同実施形態のソケット認識処理を説明する説明図。 同実施形態のICチップTを検査のために搬送する処理を示すフローチャート。 同実施形態のICハンドラのソケット認識処理を示すフローチャート。 同実施形態のICハンドラのマーク位置認識処理を示すフローチャート。 同実施形態のICハンドラのデバイス認識処理を示すフローチャート。 別例におけるICチップTを検査のために搬送する処理を示すフローチャート。 他の別例におけるICチップTを検査のために搬送する処理を示すフローチャート。
符号の説明
B…接続端子、T…ICチップ、Δθ…角度ズレ量、θ1,θ2,θ3…角度ズレ、DC…中心位置、FX…X軸フレーム、L1,L2,L3…撮影範囲、M1…第1シャトルモータ、M2…第2シャトルモータ、MY…Y軸モータ、MZ…Z軸モータ、R1…直径、R2…内径、RP…反射位置、SC…中心位置、θ23…相対角度ズレ、AY1…ソケットピン配置線、AY2…ハンドマーク配置線、CP1…第1撮影位置、CP2…第2撮影位置、E3X…水平モータエンコーダ、E3Z…垂直モータエンコーダ、E4X…水平モータエンコーダ、E4Z…垂直モータエンコーダ、EM1…第1シャトルエンコーダ、EM2…第2シャトルエンコーダ、EMY…Y軸モータエンコーダ、EMZ…Z軸モータエンコーダ、FY1…第1のY軸フレーム、FY2…第2のY軸フレーム、GD1,GD2,GD3…画像データ、LSy…距離、LSz…高さ、M3X…水平モータ、M3Z…垂直モータ、M4X…水平モータ、M4Z…垂直モータ、C1〜C6…コンベア、10…ICハンドラ、11…ベース、12…安全カバー、13…高温チャンバ、14…供給ロボット、15…回収ロボット、16…第1シャトル、16A…ベース部材、17…第2シャトル、17A…ベース部材、18…トレイ、20…供給側ロボットハンドユニット、21…回収側ロボットハンドユニット、22…測定ロボット、22A…支持部、22B…連結部、22C…押圧保持部、23…検査部、24…検査用ソケット、24T…接触端子、25…位置調整装置、25A…第1ソケットピン、25B…第2ソケットピン、26…押圧装置、27…吸着ノズル、27C…中心位置、28A…支柱、28B…マーク形成部材、28C…筒体、28D…下面、28E…上面、28H…貫通孔、29…第1の反射器、29A…第1鏡、30A…第1のレール、30B…第2のレール、31…供給側チェンジキット、32…ポケット、34…回収側チェンジキット、37…第1シャトルカメラ、38…第2シャトルカメラ、40…撮影装置、41…水平レール、42…垂直レール、43…支持台、44…チャンバカメラ、45…反射装置、46…水平レール、47…垂直レール、48…支持台、48A…アーム、49…第2の反射器、49A…第2鏡、50…制御装置、52…吸引装置、61…CPU、62…ROM、63…RAM、64…画像プロセッサ、65…画像メモリ、70…入出力装置、71…Y軸モータ駆動回路、72…Z軸モータ駆動回路、73…バルブ駆動回路、74…電空レギュレータ回路、75…第1シャトル駆動回路、76…第2シャトル駆動回路、77…第1シャトルカメラ駆動回路、78…第2シャトルカメラ駆動回路、79…チャンバカメラ駆動回路、80…撮影装置駆動回路、81…反射装置駆動回路、260…第1ソケットマーク、260C…中心位置、261…第2ソケットマーク、280…第1下面ハンドマーク、280C…中心位置、281…第2下面ハンドマーク、282…第1上面ハンドマーク、283…第2上面ハンドマーク。

Claims (12)

  1. 持装置に備えた押圧装置にて電子部品を把持して搬送し、該電子部品の位置補正を行なえる位置調整装置を備えた部品搬送装置において、
    前記電子部品を検査する検査用ソケットと、
    前記検査作用ソケットの位置を示すソケットマークと、
    前記保持装置の位置を示すべく該保持装置に設けられたハンドマークと、
    記押圧装置に把持された前記電子部品と前記ハンドマークを1つの画像に撮影できる第1カメラと、
    前記ソケットマークと前記検査用ソケットを1つの画像に撮影できるとともに、前記押圧装置が把持した前記電子部品を前記検査用ソケットに装着させる装着位置に移動したとき、前記ソケットマークと前記ハンドマークを1つの画像に撮影できる第2カメラと、
    前記ソケットマークと前記検査用ソケットを1つの画像に撮影したデータを画像処理して該ソケットマークと該検査用ソケットの第1の相対位置を求める第1の相対位置算出手段と、
    前記ソケットマークと前記ハンドマークを1つの画像に撮影したデータを画像処理して該ソケットマークと該ハンドマークの第2の相対位置を求める第2の相対位置算出手段と、
    前記電子部品と前記ハンドマークを1つの画像に撮影したデータを画像処理して該ハンドマークと該電子部品の第3の相対位置を求める第3の相対位置算出手段とを備え、
    前記位置調整装置は、前記第1の相対位置、前記第2の相対位置及び前記第3の相対位置に基づいて、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させるために該電子部品の位置補正を行なうことを特徴とする部品搬送装置。
  2. 請求項1に記載の部品搬送装置において、
    前記第2カメラは、前記ソケットマークと前記検査用ソケットとを1つの画像に直接撮影できない位置に配置されるとともに、前記ソケットマークと前記ハンドマークとを1つの画像に直接撮影できない位置に配置されて、
    前記ソケットマークと前記ハンドマークを前記第2カメラの方向に映すように前記保持装置に備えられた第1鏡と、
    記ソケットマークと前記検査用ソケットを前記第2カメラの方向に映す第2鏡とを備
    え、
    前記第2カメラは、前記ソケットマークと前記ハンドマークとを前記第1鏡を介して1つの画像に撮影するものであるとともに、前記ソケットマークと前記検査用ソケットとを前記第2鏡を介して1つの画像に撮影するものであることを特徴とする部品搬送装置。
  3. 請求項1又は2に記載の部品搬送装置において、
    前記第1カメラは保持装置に前記電子部品を搬送するシャトルに備えられ、
    前記保持装置と前記シャトルは、前記電子部品と前記ハンドマークを前記第1カメラにて1つの画像として撮影できる第1撮影位置に移動して、
    前記第1カメラは、前記電子部品と前記ハンドマークを前記第1撮影位置にて1つの画像に撮影することを特徴とする部品搬送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記ソケットマークは円形形状に形成され、
    前記ハンドマークは前記ソケットマークよりも大きい環状に形成されて、
    前記押圧装置が前記装着位置に移動したとき、前記ソケットマークが前記ハンドマークの環内に配置されることを特徴とする部品搬送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記ソケットマークは2つ以上備えられ、
    それぞれのソケットマークに対応して前記ハンドマークがそれぞれ備えられていることを特徴とする部品搬送装置。
  6. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記ソケットマークは矩形形状に形成され、
    前記ハンドマークは前記ソケットマークよりも大きい矩形形状の枠状に形成されて、
    前記押圧装置が前記装着位置に移動したとき、前記ソケットマークが前記ハンドマークの枠内に配置されることを特徴とする部品搬送装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記第1の相対位置算出手段は、既に算出された所定回数分の第1の相対位置の平均値から前記第1の相対位置を求め、
    前記第2の相対位置算出手段は、既に算出された所定回数分の第2の相対位置の平均値から前記第2の相対位置を求めることを特徴とする部品搬送装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    第2カメラが前記ソケットマークと前記ハンドマークを1つの画像に撮影するときに、
    前記保持装置は、前記ハンドマークと前記第2カメラからの距離を、前記ソケットマークと前記第2カメラからの距離と同じ距離にすることを特徴とする部品搬送装置
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記第3の相対位置算出手段は、前記第3の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に求めて、
    前記第1の相対位置算出手段は、前記第1の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求め、
    前記第2の相対位置算出手段は、前記第2の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求めることを特徴とする部品搬送装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記第3の相対位置算出手段は、前記第3の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソ
    ケットに載置させる毎に求めて、
    前記第2の相対位置算出手段は、前記第2の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に求めて、
    前記第1の相対位置算出手段は、前記第1の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求めることを特徴とする部品搬送装置。
  11. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の部品搬送装置において、
    前記第3の相対位置算出手段は、前記第3の相対位置を、前記電子部品を前記検査用ソケットに載置させる毎に相対位置を求めて、
    前記第1の相対位置算出手段は、前記第1の相対位置を、前記第3の相対位置を所定回数求める毎に求め、
    前記第2の相対位置算出手段は、前記第2の相対位置を、前記電子部品を前記装着位置に搬送した際に求めることを特徴とする部品搬送装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1つに記載の部品搬送装置を備えることを特徴とするICハンドラ。
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