JP4527148B2 - 自動2輪車 - Google Patents

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この発明は、ハンドルとシートの間におけるメインフレーム上に収納ボックスを設け、この収納ボックス側方をニーグリップ部とした自動2輪車において、このようなニーグリップ部をより簡単な車体構造で実現できるようにしたものに関する。
シート前方にて、ヘッドパイプから後方に延びる左右一対のメインフレーム間に上面を開放した収納ボックスを配置し、メインフレーム側方を車体カバーで覆い、かつ車体カバーをメインフレームで支持した自動2輪車が公知である。
特開平1−12982号公報
自動2輪車におけるシート前方部分は、シートに着座した運転者がニーグリップする位置であり、この部分にはニーグリップの対象部材として剛性を必要とするので、燃料タンクを配置してその側面をニーグリップ部とすることが採用されている。
一方、上記公知例のように、収納ボックスをシート前方に配置した場合は、収納ボックス側方の車体カバーをニーグリップすることになり、この車体カバーの剛性を高めることが必要になる。しかし車体カバー内側の剛性部材であるメインフレームでカバーを支持しようとするとメインフレームを収納ボックス側方と重なる高い位置に配置して左右から収納ボックスを挟むという複雑な構造になり、メインフレームのレイアウトに制約が生じ、そのうえ車体の重心を高くすることにもなった。
そこで本願発明は、このような複雑な構造を要さず、かつメインフレームのレイアウトを容易にし、かつ車体重心を下げることができるニーグリップの実現を目的とする。
上記課題を解決するため自動2輪車に係る請求項1の発明は、ハンドルを回動自在に支持するヘッドパイプを前端に設けこのヘッドパイプから斜め下がり後方へ延びるメインフレームと、このメインフレーム上に支持された収納ボックスと、この収納ボックスの後方に配置されたシートと、収納ボックス下方かつメインフレームの下方に配置されたエンジンと、このエンジン前方に配置されたラジエタとを備え、これらのラジエタ及びエンジンの各側方をシュラウドで覆った自動2輪車において、
前記シュラウドの一部で前記収納ボックスの側方を覆い、ニーグリップ部と、前記シュラウドを前記収納ボックスの側方に支持させるとともに
前記シュラウドの上部に取付けられかつ前記収納ボックスの開口上方にボックス用開口部を設けたセンターカバーが前記シュラウドと別体に備えられ、前記ボックス用開口部がボックスリッドカバーで開閉自在に覆われ、
前記センターカバーと前記シュラウドとの合わせ部により整流溝が形成されることを特徴とする。
請求項2の発明は上記請求項1において、前記シュラウドは樹脂製であり、本体部と本体部側方を覆うサイドカバーにより構成され、本体部は前記ラジエタの排風を通過させるための側面開口と、この側面開口を囲み補強リブが形成された開口周縁部を備え、前記サイドカバーは前記開口周縁部の少なくとも一部へ重ね、このサイドカバーと前記シュラウドとの間に排風口をなす間隙を形成したことを特徴とする。
請求項3の発明は上記請求項1において、前記収納ボックスの下部後方に車幅方向へ隔てられ、前記シュラウドを前記メインフレームへ結合するための取付部を複数有することを特徴とする。
請求項4の発明は上記請求項2又は3において、前記シュラウドは、上部前方が前記ヘッドパイプに取付けられてヘッドライトを支持するためのヘッドライトステーで支持され、上部後方が前記収納ボックスに支持され、下部が前記ラジエタに支持されることを特徴とする。
請求項の発明は上記請求項1において、前記シュラウドの収納ボックスに対する取付部が前記ニーグリップ部に設けられることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、収納ボックスをメインフレームの上方に支持し、この収納ボックスの側方をシュラウドで覆い、かつシュラウドを収納ボックスで支持することにより、シュラウドを収納ボックスの剛性により支持できるため、シュラウドをニーグリップしても、ニーグリップ部分に必要な剛性を確保できる。このため燃料タンクやメインフレーム等の剛性部材がニーグリップ部分近傍に存在しなくても、シュラウドをニーグリップできるようになる。
また、メインフレームを収納ボックスの下方に配置できるので、メインフレームで収納ボックスを挟むような複雑な構造を不要にして簡単な構造にでき、そのうえメインフレームのレイアウトにおける自由度が高くなるとともに、車体の重心を低くすることができる。
請求項2の発明によれば、シュラウドに開口を設け、かつリブと段部を設けることにより、軽量化を実現できるとともに、剛性を向上させることができる。
また、シュラウドにサイドカバーが取付けられるので、サイドカバーにっても取付剛性を増大させることができるとともに、リブにより生じる表面のひけを覆うことができ、外観を向上させることができる。
そのうえ、ラジエタを通過した温排風がシュラウドの開口を通過して、さらにサイドカバーとシュラウドとの合わせ部における隙間によって形成された排風口からスムーズに排出されるので、冷却性がよくなる。
さらに、センターカバーにボックス用開口部を設け、これを開閉するボックスリッドをセンターカバーへ取付けることにより、ボックスリッドの取付けが容易になるとともに、センターカバーを外すだけでフロントウインカ等の整備ができるようになるためメンテナンス性が向上する。そのうえ、センターカバーとシュラウドの合わせ部で整流溝を形成するので整流効果が得られるとともに、ボックスリッド外周部をセンターカバーの合わせ部と一致するので、ボックス用開口部の縁部における割り面が目立たなくなり外観が向上する。
請求項3の発明によれば、収納ボックスの後部の下部後方に車幅方向へ隔てられ、シュラウドをメインフレームへ結合するための取付部を車幅方向へ複数設けることにより、ニーグリップ時に膝で左右へ押される収納ボックスの後部側における剛性を向上できる。
請求項4の発明によれば、シュラウドの上部前方、上部後方及び下部を、それぞれ剛性部材であるヘッドライトステー、収納ボックス及びラジエタ側方にて支持するので、シュラウドの取付剛性を向上させることができる。
請求項の発明によれば、シュラウドの収納ボックスに対する取付部がニーグリップ部に設けられるので、ニーグリップ部の剛性を収納ボックスによる支持によって高めることができる。
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は本実施例に係る自動2輪車の側面図である。前輪1及び後輪2は車体フレーム3に支持されている。前輪1を下端で支持する左右一対のフロントフォーク4の上部は車体フレーム3の前端部に設けられているヘッドパイプ5へ回動自在に支持され、フロントフォーク4上端のハンドル6により操舵される。
ヘッドパイプ5後方の車体フレーム3上には収納ボックス7が支持され、その後方にシート8が配置され、さらにシート8の下方に燃料タンク9が配置される。燃料タンク9はシートレール10上に支持され、シート8は燃料タンク9の上面にヒンジで回動自在に取付けられ、シート8を上方へ回動させて開くと、給油キャップ9aが露出し、ここから燃料タンク9に対して給油ができる。シート8を後方へ回動して閉じると燃料タンク9の上方を覆う。シート8の後端部にはグラブレール11が配置され、シートレール10の後端へ支持されている。
前輪1と後輪2の中間部には、水冷式エンジン12が配置されて車体フレーム3に支持される。エンジン12はその前方かつ斜め上方に配置されたラジエタ13により冷却される。ラジエタ13はヘッドパイプ5の近傍かつ前輪1の後方かつ斜め上方に配置されて車体フレーム3の下方に支持される。エンジン12のシリンダ12aは前方をシリンダカバー12bで覆われる。シリンダ12aはクランクケース12cの前部上方に前傾して設けられる。
エンジン12のシリンダ12aは、後方の気化器14を介して燃料タンク9下方に配置されたエアクリーナ15から吸気し、シリンダ12aの前方へ延出する排気管16から排気される。排気管16はシリンダ12aの前方からクランクケース12cの下方へ回り込み、後方へ延びて後輪2の側方に配置されたマフラー17へ接続する。マフラー17の前方には触媒を内蔵するヒートチューブ18が介在され、その上方はガードワイヤ19で覆われている。
車体フレーム3の後部には、リヤスイングアーム20の前端が上下へ揺動自在に軸着され、その中間部とシートレール10の間にリヤクッション21が上下方向へ向けて配置される。リヤスイングアーム20の後端には後輪2が回転自在に支持されている。
後輪2はドリブンスプロケット22を備え、ドライブスプロケット23間に掛け渡されたチェーン24によりチェーン駆動される。
符号25はヘッドライト、26はフロントウインカ、27はスクリーン、28はメータ、29はテールランプである。
フロントウインカ26はヘッドライト25の後方かつヘッドパイプ5の両側に左右一対で配置され、ヘッドライトステー(後述)及び車体カバーに支持される。
テールランプ29はグラブレール11下方に配置され、シートレール10の後端部に支持される。
ヘッドライト25はヘッドパイプ5の前方に配置されてヘッドパイプ5へ支持され、その上方にスクリーン27が設けられ、ヘッドライト25及びスクリーン27の背面側にヘッドライトカバー30が取付けられる。スクリーン27及びヘッドライトカバー30は、車体カバーの一部としてヘッドライト周りを覆うフロントカウルを構成する。このフロントカウル及び後述の車体カバーは樹脂製である。
ヘッドライト25の後方で車体を覆う車体カバーは、ハンドル6の周囲及びメータ28を覆うハンドルカバー31、その下方でフロントウインカ26との間を覆うアッパーカウル32、ラジエタ13及び収納ボックス7の側方を覆ってラジエタシュラウドを兼ねるシュラウド33、このシュラウド33に設けられた側面開口を着脱自在に覆うサイドカバー34、収納ボックス7の上方を開閉自在に覆うボックスリッド35、このボックスリッド35が取付けられ、かつフロントウインカ26の後方かつアッパーカウル32とシュラウド33の間を覆うセンターカバー36、シュラウド33の後方側にて車体左右を覆うリヤカウル37を備える。
図2は車体フレーム3の側面図である。車体フレーム3は前端側のヘッドパイプ5から左右へ拡開しながら斜め下がり後方へ延びる一対のメインフレーム40と、その後端部に溶接されて斜め上がりに後方へ延びる左右一対のシートレール10と、メインフレーム40の後端からさらに下方側へ屈曲して斜め下がりに後方へ延びる左右一対のセンターフレーム41と、センターフレーム41及びシートレール10の各後端部間を斜めに連結する左右一対のリヤフレーム42を有する。
メインフレーム40には、前端部とヘッドパイプ5の間に溶接されるガセット43、ステー44、45、エンジンを支持するためのエンジンハンガ46が設けられている。
シートレール10には、前部側に燃料タンクを支持するステー47が設けられ、後端部にグラブレールを支持するステー48が設けられている。
センターフレーム41には、シートレール10の前端を軸着するピボット軸(図示省略)を通すためのピボットパイプ41aが設けられる。
リヤフレーム42の下端には、エンジンハンガ49等が設けられている。
図3はヘッドパイプ5の前部に設けられるブラケット類(図2では図示省略)を示し、ヘッドパイプ5の前面下部に斜め上がりに前方へ突出するヘッドライトステー50を設け、その前端に斜め上がりに前方へ傾斜する上下方向のステー51を支持する。
ステー51の上端には、車幅方向(左右方向)へ水平に配置された角度調整軸であるエイミング軸52の中央が支持され、両端側は左右方向へ延び、各先端にブラケット53が取付けられている。54はヘッドライトの取付用ナットであり、エイミング軸52の延長上に設けられる。55はフロントウインカ取付用のナットである。
ステー51の下部前面には前方斜め下がりに延出するステー56が設けられ、その下端部にてヘッドライトの下部を前後調節可能に支持する。ステー51の下端部には支持ワイヤ57の中間部が支持される。支持ワイヤ57は左右へ延出し、各先端側は斜め下方かつ後方へ曲がり、先端にブラケット58が設けられている。このブラケット58には通し穴58aが設けられ、ここにシュラウド33の前端部が防振支持される。
次に、シュラウド回りについて説明する。図4はシュラウド33及びその周囲部分の側面視拡大図である。シュラウド33の上端部33aにおける縁部には前方側にフロントウインカ26、その後方にセンターカバー36の各下端部の縁部が合わせられてそれぞれ接続される。センターカバー36の上端部の縁部にはアッパーカウル32の後部側における下端部の縁部が合わせられている。シュラウド33及びセンターカバー36等は、収納ボックス7を囲み、その外観はあたかも燃料タンクのタンクカバーのようになっている。
センターカバー36は収納ボックス7の開口部上方を覆い、かつその後部に設けられたボックス用開口部(後述)を開閉自在に覆うボックスリッド35が設けられている。ボックスリッド35には長い軸部を有するロックハンドル38が設けられ、これを軸回りに回動させることでロック及びアンロックができる。またボックスリッド35はヒンジ89aを介してセンターカバー36とヒンジ軸89bで連結され、ヒンジ軸89bを中心にヒンジ89aを回動させてボックスリッド35を開閉できる。
センターカバー36の後端部は後述するようにシュラウド33へ締結されるとともに、側面下端部の前部及び中間部は、係合部36j及び36kでシュラウド33の上端部に対して斜め後ろ上方から差し込み係合される。図中の拡大部は中間部の係合部36kによる係合構造を示し、係合部36kはセンターカバー36の側面下端部から斜め下がり前方へ突出し、シュラウド33の上端部に形成された係合穴33kへ、斜め後ろ上方から差し込むことにより、センターカバー36をシュラウド33と係合一体化する。前端部の係合部36jも同様である。このようにすると、後端部におけるシュラウド33との締結を解けば、センターカバー36を斜め後ろ上方へ引き抜くことにより、係合部36j及び36kを係合穴33kから抜き出して係合を解き、センターカバー36を単独で分離でき、フロントウインカ26等の内側にある部材に対するメンテナンスが可能になる。
収納ボックス7の側方となるシュラウド33の後側上部は、運転者の膝Nで挟むことによるニーグリップが行われる部分であり、このニーグリップ部Gは仮想線で示すように膝Nが接触する所定の範囲を占め、シュラウド33の後側上部からその上に隣接するセンターカバー36の後部側面まで及んでいる。また、シュラウド33のニーグリップ部Gにはサイドカバー34の後側上部も取付けられてニーグリップ部Gの一部をなしている。
シュラウド33のニーグリップ部部分は後述するように収納ボックス7の側面へ取付けられて収納ボックス7により支持されている。
サイドカバー34の後端部34cとシュラウド33の間には図示状態である側面視にて排風口60が開口している。走行風Wは、左右のシュラウド33の前部間における空間から入り、ラジエタ13を冷却してからシュラウド33の内側を後方へ流れ、シュラウド33の側面開口66の後部にて連続する排風口60から後方へ出て、シュラウド33の後部表面に形成された段差により凹溝状をなす段部61内を案内されて車体後方へ流れる。
図中の符号13aはラジエタ13の背面に設けられる冷却ファンである。13bはラジエタ13の側部における枠部に設けられたステーであり、ここにシュラウド33の下部が支持される。
図5はサイドカバー34及びセンターカバー36が一体化された小組状態のシュラウド33を車体前方から示す斜視図、図6は同状態のシュラウド33を前方から示す図、図7は後方から示す斜視図である。これらの図において、サイドカバー34及びシュラウド33は一体化され、この一体化状態における外表面は平滑な整流曲面をなすよう前後方向及び上下方向のいずれにおいても中間部が最も外方へ張り出すように湾曲した曲面をなし、走行風Wを整流して走行抵抗を減じることができる。
また、シュラウド33の上端部33aは、上方が車体内方へ入り込むように傾斜する曲面をなし、センターカバー36の下端縁36aと接続している(図6)。センターカバー36の側面は下端縁36aの上方で車体外側方へ最も張り出す稜線36bをなし、稜線36bより下方が車体内方へ入り込むアンダーカット斜面36cをなし、このアンダーカット斜面36cと上端部33aとの間に車体内方へ入り込む凹溝が形成される(図6)。
この凹溝は図6中に仮想線Vで示すように、横向きの略V字状をなし、かつ前後方向へ長く延び、前後が開放された導風路62をなし、走行風W(図4・5・7参照)を車体前方からセンターカバー36後方の乗員側へ導くことができる。また、導風路62も表面が滑らかな曲面をなすことにより走行風Wに対する整流効果があり、走行抵抗を減じることができる。
センターカバー36の側面のうち、稜線36bより上方部分は、アンダーカット斜面36cと逆斜面36dをなし、上方側が車体内方へ入り込んでいる。センターカバー36の前部は前方へ大きく開放され、その前縁36eはフロントウインカ26の後部外方及びアッパーカウル32の後側下縁部と重なる(図4)。
センターカバー36の後部壁36fにはボックス用開口部63が形成され、収納ボックス7に対する物品の出し入れ口をなす。後部壁36fの上方縁部36hはフランジ状をなし、その一部は上方へ突出してアッパーカウル32の後端部との取付部64をなし、この上にアッパーカウル32の後端部が重ねられてタッピングスクリューで結合される。
図7に明らかなように、ボックス用開口部63を囲む開口縁部36gはボックスリッド35の外周部が重なる凹部をなし、ボックスリッド35の外周部が開口縁部36gの周囲におけるセンターカバー36の表面と面一に重なるようになっている。開口縁部36gの外周部は、ボックスリッド35の外周部との合わせ部と一致するので、開口縁部36gの成形時における割り面が目立たなくなり外観がよくなる。
開口縁部36gの後端部には取付部65が設けられ、これをシュラウド33の上端部へ重ね、斜め後ろ上方からタッピングスクリューで締結することにより、センターカバー36の後端部をシュラウド33へ着脱自在に取付けできる。
サイドカバー34の後端部34cとシュラウド33との間には、車体の前後方向へ開放された排風口60が形成され、この排風口60にシュラウド33の後部側面に前後方向へ長く形成されている段部61の前端が臨んでいる。排風口60は側面開口66と連続し、側面視(図4)では、側面開口66の後部における一部として排風口60が重なって見えている。
図8はシュラウド33とサイドカバー34の組付図であり、図9は左右のシュラウド33を結合一体化した状態のものにおける斜視図である。これらの図において、シュラウド33及びサイドカバー34はそれぞれ左右一対で設けられ、左右のシュラウド33は各後端部で車体内方へ回り込んでいる後部壁33bを突き合わせ、各突き合わせ部67に形成されている突起33cを相手側の突き合わせ部67内側に重ね合わせ、かつ一部の突起33cに形成された爪を、これに重なる相手側の後部壁33bに予め対応して設けられている係合穴33dと係合させることにより一体にされる。
シュラウド33の中央部には大きな側面開口66が形成され、この側面開口66を側方から覆うようにサイドカバー34が取付けられる。側面開口66はその上をサイドカバー34で覆うことにより、サイドカバー34の後端部34cとシュラウド33との間に形成される排風口60(図7)に連通する。フロントサイドカバー34は側面開口66よりも若干小さい面積に形成され、側面視でサイドカバー34の後端部34cが側面開口66の後部を完全に覆わず、僅かに排風口60が見えるようになっている(図4)。
符号68はリヤカウル37の前端が取付けられる結合部であり、シート8の前端部下方にてリヤカウル37の前端が結合部へ重ねられて取付けられ、タッピングスクリューにて結合される(図1)。
シュラウド33の前側上部33hは前方へ鋭角的に突出する。前側上部33h近傍かつ側面開口66の前端部近傍部における上端部33aに上方へ突出する取付突部70が一体に形成されている。取付突部70はセンターカバー36の内側へ入り、外側方へ突出するボス70aをフロントウインカ26の後部に設けられたステーとタッピングスクリューで結合一体化される(図4及び6参照)。
図10は左側のシュラウド33の側面図、すなわちシュラウド33の外表面側を示す図である。側面開口66を囲んでサイドカバーの取付部71B・71C・71D・71Eが設けられる。側面開口66は連続する開口縁部33e、33f及び33gで囲まれ、開口縁部33eに舌片状の取付部71Bと長四角状の取付突部77に設けられた取付部71Cがそれぞれ側面開口66内へ突出して設けられる。開口縁部33fにも舌片状の取付部71Dが側面開口66内へ突出して設けられる。取付部71Eはシュラウド33の最下部に設けられている。また、鋭角状に前方へ突出する前側上部33hの先端部にも取付部71Aが設けられている。
前側上部33hのうち取付部71A近傍かつその後方にヘッドライトステー50側のブラケット58(図3)に係合する係合突起72Aが設けられる。また取付突部77にも収納ボックスに係合する係合突起72Bが設けられる。さらに取付部71E近傍にもラジエタ13に係合する係合突起72Cが設けられる。
取付突部70には斜め上下方向へ直線状をなす複数のリブ70b,70c,70dが内表面(車体内方側の面、以下同)へ一体に突出形成される。リブ70b,70cは取付突部70に設けられた小開口部70eを挟んで前後に平行して形成され、小開口部70e周囲を補強する。さらに小開口部70eより後方側は、ボス70aを前後に挟んでリブ70cと平行するリブ70dが形成され、これらのリブ70c及びリブ70dは下方の取付部71Bまで延びて取付部71B部分を補強する。
また、側面開口66の開口縁部33fにも取付部71Dから下方へ延びて取付部71Eに至る前側リブ73が長く形成される。この中央前側リブ73は車体内方へ大きく張り出して形成される(図6参照)。この中央前側リブ73に対向してその後方に中央後側リブ74が形成されている。この中央後側リブ74は取付部71Eの後側から開口縁部33gの前端部まで達している。
さらに、側面開口66の後方側には斜め下がり後方へ長く延びる後部リブ75が内方へ突出形成されている(図6参照)。この後部リブ75は、段部61部分から後部下端縁33iに突出する取付部76にまで達してこれを補強する。取付部76はメインフレーム40のステー45へ取付けられる(図2)。
側面開口66の右上隅に設けられた取付突部77にも、その前端にリブ78が設けられ上方の開口縁部33eまで延びることにより、取付突部77が補強されている。
取付突部77には取付部71C及び係合突起72Bが一体に設けられ、比較的高い剛性を要求されている。さらに、前側上部33h近傍の前端部33jには前端縁部から取付部71D近傍に達する前端リブ79が設けられている。前端リブ79は略水平に外側方へ張り出して、シュラウド33の前端部33jとサイドカバー34の前端部34bとの間に前方へ向かって開放された空間を維持するスペーサーをなしている(図6)。
このように、側面開口66の周縁部や取付部等に多くのリブを設けることにより、比較的大きな側面開口66等を設けたにもかかわらずシュラウド33の剛性を高めることができ、かつ軽量化できる。そのうえサイドカバー34を外側から取付けてシュラウド33の剛性を高め、さらに収納ボックス7で内側から支持することにより、ニーグリップ時においてもニーグリップ部Gが十分な剛性により膝N(図4)を支持できるようになっている。
また、開口縁部33e、33f及び33gに中央前側リブ73等のリブを複数設けることにより、開口縁部33e、33f及び33g等に樹脂成形後の収縮変形に伴うひけを生じるが、この部分はサイドカバー34の周囲部分で覆われることにより外観されないようにして、補強と外観性の向上を両立させている。取付突部77もリブ78の形成部はサイドカバー34で覆われる。取付突部70はセンターカバー36で覆われてやはり外観されないようになっている。
後部リブ75の形成部はサイドカバー34のような部材で覆われないが、この部分は段部61の凹凸部を横切るように形成されるため、外観面に対するひけが目立たなくなる。
図11はサイドカバー34の側面図、図12はその正面図である。図11に示すように、サイドカバー34の周囲は、前後方向へ長い上端部34a、上下方向中間部が後方へ入り込んで屈曲する前端部34b及び上下方向中間部が前方へ入り込んで屈曲する後端部34cとで略T字状をなす。中央部は下部側が幅狭になり、下端部34dは最も幅狭になり、取付部71Eを中央前側リブ73と中央後側リブ74で挟んだ高剛性構造になっている。前端部34bの上半部は斜め上がり前方へ延びて上端部34aとの間に鋭角的に前方へ突出する前側上部34eをなし、シュラウド33の前側上部33h(図10)に重なる。後側縁部34bの上半部も斜め上がり後方へ延びて、同じく後部側が屈曲して後方斜め下がりをなす上端部34aの後部との間で鋭角的に後方へ突出する後側上部34fをなし、シュラウド33の取付突部77(図10)に重なる。
サイドカバー34の内面には、シュラウド33の取付部71A・71B・71C・71D・71Eに対応して、ボス80A・80B・80C・80D・80Eが一体に内方へ突出して設けられている。ボス80Aは前側上部34eの前端部に位置する。ボス80Bは上端部34aの前後方向中間部に位置する。ボス80Cは後側上部34fの後端部に位置する。ボス80Dは上端部34aの前後方向中間部に位置する。ボス80Eは下端部34d近傍に位置する。各ボス80A〜80Eはセンターカバー34をシュラウド33へ取付けたとき、それぞれ対応する取付部71A〜71E(図10)へ当接する位置に設けられる。
図12に示すように、ボス80A・80B・80C・80D・80Eはそれぞれ内方へ突出し、シュラウド33の対応する取付部と結合される。拡大部に示すように、例えばボス80Cは、その先端を予め取付部71Cに形成されている凹部81に嵌合し、凹部81に形成されている通し穴82とボス80C側の通し穴83を合わせてタッピングスクリュー84を入れて締結することにより結合一体化される。他のボスにおいても同様に取付けられる。なお、サイドカバー34の外表面は、前後方向及び上下方向のいずれにおいても中間部が最も外方へ張り出すように湾曲した平滑な整流曲面をなしている。
図13は係合突起72Aの取付構造を示す断面図であり、予めブラケット58の取付穴58a(図3参照)にゴム等の弾性体からなるグロメット85を取付け、その穴86へ先端が略矢形をなす係合突起72Aを差し込むことにより、簡単かつ迅速に防振取付けされている。しかもブラケット58はヘッドライトステー50に支持されている剛性部材であるから、シュラウド33の係合突起72Aが設けられている前側上部33hに対する支持剛性を高めることができる。
なお、下方の係合突起72Cも同様の防振取付構造で、剛性部材であるラジエタ13のステー13bへ差し込みで防振取付けされる。
図14は係合突起72Bの取付構造を示し、この係合突起72Bは、予め収納ボックス7の側面7aに設けられた穴87へ取付けられたグロメット88へ先端が略矢形をなす係合突起72Bを差し込むことにより、収納ボックス7の側面7aへ簡単かつ迅速に防振取付されて、シュラウド33と収納ボックス7が一体化される。しかも収納ボックス7は剛性部材であるから、シュラウド33の係合突起72Bが設けられている中央上部に対する支持剛性を高めることができ、シュラウド33のニーグリップ部G(図4)をなす部分の剛性を収納ボックス7による支持によって高めることができる。
図15は収納ボックス7の上面視図である。収納ボックス7は分割線90を挟んで左右の半体7L及び7Rに分割され、各半体7L及び7Rは分割線90上で対向するボス91とリブ92を合わせ、タッピングスクリュー93により一体化される。このように半体7L及び7Rを左右合わせすることにより、上面中央に立フランジ94で囲まれ、上方へ開放された開口95が形成される。収納ボックス7の後部側並びに開口95の後部側には、各半体7L及び7Rの底部96(図16)にそれぞれステー97が設けられる。両ステー97は上面視でフランジ94よりも外側となる位置に車幅方向(左右方向)へ間隔を持って配置され、その間隔は開口95の後部側の左右幅程度である。また、各半体におけるステー97の位置は、底部96におけるステー97を設けた部分の左右方向中間部程度になっている。
これら左右のステー97は、対応して左右のメインフレーム40上に形成されているステー44に対して外側から重ねられてボルト止めされる。、両ステー44は収納ボックス7の後部側底部を車幅方向へ間隔を持って支持する複数(本実施例では2個)のメインフレーム側取付部をなしている。
なお、シュラウド33は、ニーグリップ部Gを含め、収納ボックス7の側面と密着するように設けられ、収納ボックス7の支持によって剛性が高められている。
このようにすると、収納ボックス7の前後方向中間部におけるボス88a近傍を膝Nでニーグリップしたとき、収納ボックス7は膝Nで車幅方向へ押されるが、車幅方向へ間隔を持って配置された左右一対のステー44にて収納ボックス7の底部を支持するため、収納ボックス7の支持剛性を高めることができ、その結果、収納ボックス7に支持されるシュラウド33及びセンターカバー36の各ニーグリップ部に対する剛性を高めることができる。なお、収納ボックス7を車幅方向にて支持するステー87の数は2以上の複数で有れば個数を問わない。
図16は半体7Rを車体左側から示す図であり、半体7Lは図示を省略するが対称形状をなす。半体7Rの底部96に沿って、前後にフック98とステー97がそれぞれ下方へ突出形成されている。フック98は、底部96の前部で前方斜め上がりの斜面部において斜め下がりに前方へ突出形成され、前方に向かって開放された切り欠き溝98aが形成され、ここでメインフレーム40とヘッドパイプ5の間に形成されているガセット43(図17)に係合するようになっている。
図17のAは、フック98をガセット43へ取付ける直前の状態、Bは取付後の状態を示す。ガセット94は図示状態の側面視で略三角形状をなし、プレス成形により略コ字状断面をなして下方へ開放された金属製板状部材であり、側面に開口部43aが設けられ、斜面部の上面43bには中間部に下向きに曲げられたフランジ43cが設けられ、このフランジ43cより下方は上下に開放された差し込み穴43dになっている。開口部43aは開口部43aと連続空間でつながっている。
フック98の切り欠き溝98aは前方へ拡開し、上縁部98b及び下縁部98cは前方側が開口幅を拡大する斜面をなす。最も開口幅の狭い奥端部98dの開口幅は、フランジ43cの高さh程度になっている。
そこで、フック98の下縁部98c側を差し込み穴43dへ入れで前方へ押し込むと、上縁部98bが上面43b上にガイドされ、フランジ43cが切り欠き溝98aへ入り込み、やがてBに示すように、フランジ43cが奥端部98dに達すると、下縁部98cが開口部43a内へ突出して、上面43bのフランジ43c側が切り欠き溝98aへ嵌合するため、フック98がガセット98へ係合される。
左右の半体7R及び7Lの各フック98をそれぞれ共通のガセット43に対して左右に並べて係合させることにより、各半体7R及び7Lの前部側が一体化される。そこで各半体7R及び7Lのステー97をそれぞれメインフレーム40のステー44へボルト止めすれば、左右の半体7R及び7Lの下部をメインフレーム40へ取付一体化できる。その後、上部側のボス91とリブ92をタッピングスクリュー93で結合すれば、左右の半体7R及び7L部を結合一体化して剛性の高い収納ボックス7を形成できる。
図18はハンドルカバー31(図1)の内側に設けられるメータ28を構成する表示部のうちスピードメータ部分を示す。このスピードメータ100は運転者へ対面するように配置された円形の液晶表示であり、外周部の大円弧表示101とその内側の小円弧表示102の2重の同心円弧状表示をなす。
大円弧表示101にはタコメータとして機能する回転数を表示し、小円弧表示102には水温計103や燃料計104等を表示する。中心部には速度計105を表示する。その下方に走行距離計106、さらにその下方にギア数表示107等を備える。
このようにすると、一枚の液晶パネルに対してコンパクトに複数のデータを表示できる。
図19はグラブレール11部分を示す平面図である。左右一対で平行するシートレール10の後端間にクロスプレート48を設け、その上にグラブレール11のクロス部110を重ねてボルト111により固定している。
グラブレール11は左右一対で後方すぼまりの略ハの字状に配置されてたグリップ部112と、各グリップ112の長さ方向中間部間を左右方向に連結するクロス部110からなり、全体として略H字状をなして軽合金等を用いて一体に形成されている。
このようにすると、比較的幅広に形成されたクロス部110を利用して、簡単かつ強固に取付けできる。しかも左右のグリップ部112をクロス部110にて連結一体化しているので、全体が一部品となり、部品点数を削源し、取扱及び着脱作業が容易になる。しかも剛性が高い部材になるので、このグラブレール11をシートレール10へボルト111で止めることにより、シートレール10ひいては車体フレーム全体の補強が可能になる。
次に、本実施例の作用を説明する。図4に示すように、収納ボックス7をメインフレーム40の上方に支持し、この収納ボックス7の側方をシュラウド33で覆い、かつシュラウド33を剛性部材である収納ボックス7の支持により、シュラウド33の支持剛性を高くすることができる。このため、シュラウド33をニーグリップしても、ニーグリップ部Gの剛性を確保でき、燃料タンク、メインフレーム等の剛性部材が近傍になくても、確実なニーグリップを可能にする。そのうえメインフレーム40を収納ボックス7の下方に配置できるので、メインフレームで収納ボックスを挟むような複雑な構造を不要にして簡単な構造にでき、メインフレーム40のレイアウトにおける自由度が高くなるとともに、車体の重心を低くすることができる。
また、図10に示すように、シュラウドに大きな側面開口66を設けることにより軽量化を実現でき、複数のリブ(中央後側リブ73、中央後側リブ74及び後部リブ75等)と段部61により剛性が向上する。そのうえシュラウド33にサイドカバー34が取付けられるので、サイドカバー34によりシュラウド33の支持剛性をさらに高めることができるとともに、上記複数のリブ(73、74及び75等)により生じる周縁部33e、33f及び33gの表面に発生するひけを覆って外観性を向上させることができる。
また、図4に示すように、ラジエタ13を通過した温排風がシュラウド33の側面開口を通過して、さらにサイドカバー34とシュラウド33との合わせ部に形成された隙間からなる排風口60から排出されるので、スムーズな排風により冷却性がよくなる。
さらに、図2及び図15に示すように、収納ボックス7の底部96における後部側を支持するメインフレーム側の取付部として、左右のメインフレーム40へそれぞれステー44を設け、これらステー44間を車幅方向へ間隔を持って配置したので、ニーグリップ時に膝Nで左右へ押される収納ボックス7の後部側における剛性を向上できる。
また、図15に示すように、シュラウド33の上部前方に係合突起72A、上部後方に係合突起72B及び下部を係合突起72Cを設け、それぞれを剛性部材である、ヘッドライトステー50に支持されたブラケット58、収納ボックス7の側面及びラジエタ13側方に設けらたステー13部にて支持するので、シュラウド33の取付剛性を向上させることができる。
そのうえ、図4〜7に示すように、センターカバー36にボックス用開口部63を設け、これを開閉するボックスリッド35をセンターカバー36へ取付けることにより、ボックスリッド35の取付けが容易になる。また、センターカバー36の後端部における締結を解き、側面の前端部及び中間部の係合部36j及び36kを外すだけで、センターカバー36を単独で簡単に分離でき、フロントウインカ26等の整備ができるようになるためメンテナンス性が向上する。さらに、センターカバー36とシュラウド33の合わせ部で整流溝62を形成するので整流効果が得られるとともに、ボックスリッド35の外周部をセンターカバー36に設けられたボックス用開口部63の開口縁部36gとの合わせ部と一致するので、ボックス用開口部63の開口縁部36gにおける割り面が目立たなくなり外観が向上する。
本実施例に係る自動2輪車の側面図 車体フレームの側面図 ヘッドパイプの前部に設けられるブラケット類を示す図 シュラウド回りにおける車体カバーの側面図 シュラウド、センターカバー及びサイドカバーからなる小組体の前方側斜視図 上記小組体の正面図 上記小組体の後方側斜視図 シュラウドとサイドカバーの分解斜視図 左右のシュラウドの組立状態斜視図 シュラウドの側面図 サイドカバーの側面図 サイドカバーの正面図 図10の13−13線断面図 図10の14−14線断面図 収納ボックスの平面図 収納ボックスの半体側面図 収納ボックスの係合構造説明図 メーターの表示部を示す図 グラブレールを取付けた状態におけるシートレールの後部平面図
符号の説明
3:車体フレーム、5:ヘッドパイプ、7:収納ボックス、13:ラジエタ、32:アッパーカウル、33:シュラウド、34:サイドカバー、35:ボックスリッド、36:センターカバー、60:排風口、66:側面開口、71:取付部、72:係合突起、73:中央前側リブ、74:中央後側リブ、75:後部リブ

Claims (5)

  1. ハンドルを回動自在に支持するヘッドパイプを前端に設けこのヘッドパイプから斜め下がり後方へ延びるメインフレームと、このメインフレーム上に支持された収納ボックスと、この収納ボックスの後方に配置されたシートと、収納ボックス下方かつメインフレームの下方に配置されたエンジンと、このエンジン前方に配置されたラジエタとを備え、これらのラジエタ及びエンジンの各側方をシュラウドで覆った自動2輪車において、
    前記シュラウドの一部で前記収納ボックスの側方を覆い、ニーグリップ部と、前記シュラウドを前記収納ボックスの側方に支持させるとともに
    前記シュラウドの上部に取付けられかつ前記収納ボックスの開口上方にボックス用開口部を設けたセンターカバーが前記シュラウドと別体に備えられ、前記ボックス用開口部がボックスリッドカバーで開閉自在に覆われ、
    前記センターカバーと前記シュラウドとの合わせ部により整流溝が形成されることを特徴とする自動2輪車。
  2. 前記シュラウドは樹脂製であり、本体部と本体部側方を覆うサイドカバーにより構成され、本体部は前記ラジエタの排風を通過させるための側面開口と、この側面開口を囲み補強リブが形成された開口周縁部を備え、前記サイドカバーは前記開口周縁部の少なくとも一部へ重ね、このサイドカバーと前記シュラウドとの間に排風口をなす間隙を形成したことを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
  3. 前記収納ボックスの下部後方に車幅方向へ隔てられ、前記シュラウドを前記メインフレームへ結合するための取付部を複数有することを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
  4. 前記シュラウドは、上部前方が前記ヘッドパイプに取付けられてヘッドライトを支持するためのヘッドライトステーで支持され、上部後方が前記収納ボックスに支持され、下部が前記ラジエタに支持されることを特徴とする請求項2又は3に記載した自動2輪車。
  5. 前記シュラウドの収納ボックスに対する取付部が前記ニーグリップ部に設けられることを特徴とする請求項1に記載した自動2輪車。
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