JP4524754B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボールねじ機構を備えた電動式パワーステアリング装置に関する。
操舵トルクに応じて電動モータを駆動し、かかる電動モータの回転力をラック軸に伝達することにより伝えて操舵を補助する電動式パワーステアリング装置が知られている。ここで、電動モータの回転力をラック軸の推力に変換するため、ボールねじ機構を用いる場合がある(特許文献1参照)。
特開2000−225956号公報
ところで、特許文献1に記載の電動式パワーステアリング装置におけるボールねじ機構のナットにおいては、ボールの循環用にエンドキャップを採用している。かかる従来例のボールねじ機構の概略断面図を図5に示す。図に示すように、エンドキャップ式の場合、ナットNの端面をエンドキャップEDで完全に覆ってしまうので、動力伝達のためにナットNに対して軸線方向から動力伝達を行う場合、エンドキャップEDを介して動力伝達を行うと、動力伝達による応力によって内部循環路が歪み、適切なボール循環を行えなくなったり、エンドキャップEDが破損したりする恐れがある。しかしながら、エンドキャップEDに厚みを与えて剛性を高めると、ナットNが大きく且つ重くなり、アシスト制御に悪影響を与える慣性力も増大するので好ましくない。
これに対し、図5に点線で示すように、エンドキャップEDより大きな外径のフランジFをナットNに設けて、かかるフランジFを介して動力伝達を行うようにすることも考えられるが、それにより装置の大型化を招く。一方、ボールの循環用に一般的なチューブやコマを用いると、ナット端面を介して動力伝達は可能となるが、ナットの外径が大きくなるという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、コンパクト化を図りつつも、円滑な作動を確保できる電動式パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明の電動式パワーステアリング装置は、
電動モータと、
操舵機構に連結されたラック軸と
前記電動モータからの動力を前記ラック軸に伝達する動力伝達機構と、を有し、
前記動力伝達機構は、前記ラック軸に対して連結され又は一体化され且つ雄ねじ溝を備えたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され且つ雌ねじ溝を備えたナットと、前記雄ねじ溝と前記雌ねじ溝との間に形成された転走路内を転動可能な複数の転動体と、を有し、
前記ナットは、軸線方向に延在する前記転動体の循環路を設けた本体と、前記本体の両端に設けられ前記転走路を転動してきた転動体を、前記転走路の接線方向かつリード角方向へすくい上げ前記循環路へ戻すデフレクタとからなり、
前記デフレクタを前記ナットに固定する固定部材を介して、前記電動モータの動力が前記ナットに伝達されることを特徴とする。
本発明の電動式パワーステアリング装置によれば、前記ナットが、前記本体の両端に設けられ前記転走路を転動してきた転動体を、前記転走路の接線方向かつリード角方向へすくい上げ前記循環路へ戻すデフレクタを設けているので、従来のコマやチューブなどを前記ナットの外周面に設ける必要がなくなり、従って前記ナットの外径を小さく抑えることができる。又、エンドキャップ式に比べ、ナットの軸線方向長を短く抑えることができる。
更に、前記デフレクタは前記ナットとは別の部材であるから、これを前記ナットに取り付ける必要がある。そこで、前記デフレクタを前記ナットに固定する固定部材を介して、前記電動モータの動力が前記ナットに伝達されるようにすれば、前記ナットの外径を拡大させることなく動力伝達が可能となる。それにより部品点数削減、省スペース化などが図れる。又、前記デフレクタには動力が伝達されないので、動力伝達に起因する変形や破損は生じない。
前記デフレクタは、前記固定部材の端面で前記ナットに押しつけられると好ましい。
前記ナットと前記固定部材とは、インローにより位置決めされていると好ましい。
前記循環路の少なくとも一部は、前記本体を半径方向から溝加工することで形成されると、前記ナットの本体の加工が容易となる。
前記加工された溝の半径方向外方には軸受が配置されていると、前記溝を循環路として用いることができる。
前記溝と前記軸受との間には、前記循環路の少なくとも一部を遮蔽する蓋部材が配置されていると、前記循環路を通過するボールの転動が円滑になるので好ましい。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置の要部断面図である。図2は、ナットと固定部材のアッセンブリ断面図であり、図3は、図2のナットを矢印III方向に見た図である。
図1において、電動式パワーステアリング装置11は、不図示の車体に固定されたハウジング21を有する。ハウジング21は、図1では3分割され、部材21A、21B、21Cからボルト止めにより一体化されている。ハウジング21を水平に貫通するようにして、ラック軸23が軸線方向移動自在に支持されている。図示していないが、ステアリングホイールに連結された入力軸の下方端にはピニオンが形成され、ラック軸23のラック歯に噛合しており、入力軸の回転によりラック軸23は図で左右に移動するようになっている。ラック軸23の両端は、操舵機構のタイロッド(不図示)に連結されている。
ラック軸23と軸線が平行になるようにして、電動モータ(不図示)がハウジング21に取り付けられている。電動モータの動力は、図1で一部のみ示す中間軸38に伝達される。中間軸38は、軸受24,25によりハウジング21に対して回転自在に支持されており、軸受24,25に挟まれた部分に、中間ギヤ部38aを有している。
ラック軸23の周囲に、ナット45が配置され、複列アンギュラ玉軸受27によりハウジング21に対して回転自在に支持されている。これを、より具体的に説明する。ハウジング21の部材21Aにおける内孔21aに嵌合するようにして、薄肉円筒状のスリーブ39が配置されている。又、内孔21aの底面(図1で左側)から順に、リング状部材30、第1緩衝部材31,複列アンギュラ玉軸受27の外輪27a、第2緩衝部材32が配置され、部材21Aに螺合されるロック部材33により固定されている。第1緩衝部材31は、リング状部材30に当接する弾性体31aを有している。又、第2緩衝部材32は、ロック部材33に当接する弾性体32aを有している。弾性体31a、32aが弾性変形することによって、複列アンギュラ玉軸受27は、制限される範囲内でナット45とともに軸線方向に移動可能となっている。外輪27aは、スリーブ39の内周面に嵌合している。
複列アンギュラ玉軸受27の2分割され軸線方向に並べられた内輪27b、27bは、ナット45の外周面に嵌合しており、図でその右端は、ナット45の右端近傍に形成された外周段部45hに当接している。また、内輪27b、27bの図で左端は、ねじ部材34の右端に当接して、それより予圧を付与されている。ねじ部材34は、ナット45の外周面に形成されたねじ部45kに螺合している。ねじ部材34のねじ込み量により予圧を調整できる。
図2において、ナット45は、中央の中空円筒状の本体45aと、両端のデフレクタ45bとからなる。本体45aは、軸線方向に貫通する循環路45cを形成しており、また各デフレクタ45bは、転送してきたボール65を、転走路の接線方向かつリード角方向へすくい上げ循環路45cに戻すすくい上げ片45dを形成している。ねじ軸23と,ナット45と,ボール65とでボールねじ機構(動力伝達機構)を構成する。
図2で、ナット45の本体45aの左端には、デフレクタ45bが配置され、ねじ36により本体45aにねじ止めされたドーナツ円盤状の抑え板35によって固定されている。一方、ナット45の本体45aの右端には、デフレクタ45bが配置され、4本のねじ48によりナット45にねじ止めされた円筒状の固定部材47の左端面で固定されており、両者は一体的に回転するようになっている。図3に示すように、本体45aの端面は、デフレクタ45bの周辺以外は平面となっており、従ってねじ48を螺合させるねじ孔45mを任意の位置・数で設けることができる。
図2において、固定部材47の右端近傍には雄セレーション部47aが形成されている。なお、固定部材47は、ナット45と別体であるので、雄セレーション部47aの外径を任意に設定でき、設計の自由度が高まる。
図1において、従動部材である中空の従動ギヤ37は、ハウジング21に対して、両端を軸受26,29により回転自在に支持されており、中間ギヤ部38aに噛合する従動ギヤ部37aを有していると共に、左端内周に雌セレーション部37bを形成している。中間ギヤ部38a、従動ギヤ部37aにより歯車対を構成する。なお、ナット45等の組付けは、ハウジング21の部材21A、21Bを取り外した状態で、図の右方から行うことができる。
従動ギヤ37の雌セレーション部37bと、固定部材47の雄セレーション部47aとを係合させることによって、従動ギヤ37と固定部材47とは軸線方向に相対移動可能だが、回転方向に相対回転不能に連結される。従動ギヤ37と固定部材47とを軸線方向に相対移動可能としているのは、弾性体31a、32aの緩衝効果を発揮させるためである。
図1において、ねじ軸と一体(別部品として連結してもよい)であるラック軸23の外周面の一部には、雄ねじ溝23bが形成されている。雄ねじ溝23bの周囲にはナット45が配置されており、雄ねじ溝23bに対向する本体45aの内周面に、雌ねじ溝45fを形成している。雄ねじ溝23bと雌ねじ溝45fとで形成する螺旋状の空間(転走路)内には、多数のボール(転動体)65が転動自在に配置されている。
本実施の形態の動作について説明する。図示していないが、運転者がステアリングホイールを回転させると、その回転力が入力軸へと伝達される。入力軸が回転すると、それにピニオン噛合したラック歯が押され、ラック軸23が軸線方向に移動し、タイロッドを介して不図示の操舵機構を駆動することで、車輪の操舵が行われるようになっている。
このとき図示しないトルクセンサが操舵トルクを検出し、その量に応じて、不図示のCPUが電動モータに対して電力を供給するので、中間ギヤ部38aを介して噛合した従動ギヤ部37aが、所定の減速比で回転させられる。従って、従動ギヤ37から固定部材47を介してナット45に回転動力の伝達が行われ、かかるナット45の回転運動はボール65を介してラック軸23の軸線運動に変換される。転走路の一端まで転動したボール65は、デフレクタ45bによりすくい上げられ、循環路45cを介して他端へと戻されるようになっている。ラック軸23の軸線方向力を用いて、補助操舵力を出力できるようになっている。
本実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置11においては、固定部材47に、デフレクタ45bをナット45の本体45aに固定する機能と、従動ギヤ37からナット45へ動力を伝達する機能の双方を持たせているので、部品点数が削減され、組付性も向上し、さらには省スペース化も図れる。従って、本体45aに直接動力伝達がなされることから、ナット45の外径を拡大させる必要もなく、デフレクタ45bにはいかなる動力も伝達されず、動力伝達に起因する変形や破損は生じない。
図4は、第2の実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置111を示す断面図である。本実施の形態においては、図1〜3に示す実施の形態に対して異なる点のみを説明し、共通する構成に関しては同じ符号を付すことで説明を省略する。
図4において、ナット45の本体45aの右端面には、環状部45gが同軸に形成されている。一方、それに対向する固定部材47の左端面には、環状部45gの内径にほぼ一致する外径を有する縮径円筒部47bが同軸に形成されている。従って、環状部45gに縮径円筒部47bを嵌合させることによって両者の半径方向の位置決めを図り、即ち本体45aと固定部材47とを同軸に連結することで、高回転時におけるナット45の振れ回りなどを抑制することができる。環状部45gと縮径円筒部47bとでインローを構成する。
図6は、図1,4に示す電動式パワーステアリング装置に用いることができる別の実施の形態にかかるナットの本体の上面図であり、図7は、図6に示すナットの本体を矢印VII方向に見た図であり、図8は、図7に示すナットの本体をVIII-VIII線で切断して矢印方向に見た図であり、図9は、図8に示すナットの本体をIX-IX線で切断して矢印方向に見た図である。図10は、ナットの本体に軸受を組み付けた状態で示す図であり、図11は、図10の構成をXI-XI線で切断して矢印方向に見た図である。
図6、8に示すように、本体145aの循環溝145cは、一部が半径方向外方に開口(145j)している。図3に示す本体45aにおいては、循環路45cを長いドリルで加工しなくてはならず、加工時間が長くなるという問題がある。これに対し、本実施の形態においては、長穴状の開口145jはエンドミル等で容易に加工できるため、加工時間が少なくコスト低減を図れる。なお、ナット145の外周面に形成されたねじ部145kや、雌ねじ溝145f、循環路145cと雌ねじ溝145fとの連結部等は、従来と同様に軸線方向から容易に加工できる。
図10,11に示すように、本体145aを電動式パワーステアリング装置に組み付けたときに、開口145jは、段部145hに付き当てた軸受27により外方から覆われるので、ボール65が開口145jを介して外方に抜け出すことはない。即ち、開口145jを覆うために、別個の部材を用いる必要がなく、部品点数の削減やコスト低減を図れる。
ただし開口145jを形成したために、循環路145cを通過するボール65の転動が阻害される恐れがある。以下の変形例では、かかる問題を解消している。
図12は、変形例にかかるナットの本体の上面図であり、図13は、図12に示すナットの本体を矢印XIII方向に見た図であり、図14は、図13に示すナットの本体をXIV-XIV線で切断して矢印方向に見た図であり、図15(a)は、図14に示すナットの本体をXV-XV線で切断して矢印方向に見た図であり、図15(b)は、ナット本体に組み付けられる蓋部材の正面図である。図16は、ナットの本体に軸受を組み付けた状態で示す図であって、図11と同様な断面図である。
本変形例が、図6〜11に示す実施の形態と異なる点は、開口145jを覆う蓋部材150と、その蓋部材150を取り付けるための開口段部145sを本体145a’に形成した点である。共通する構成については、同じ符号を付すことで説明を省略する。
より具体的に本変形例を説明すると、図12、15に示すように、本体145a’には、開口145jの周囲に、外周から一段下がった開口段部145sが形成されている。蓋部材150は、開口段部145sに取り付けられることで開口145j内への落ち込みを防止するフランジ部150aと、フランジ部150aの一面に形成された円筒溝150bとからなる。円筒溝150bの断面形状(半径R)は、循環溝145cの断面形状(半径R)に対応した形状となっており、それらで形成される断面が、半径Rの約円形になると好ましい。即ち、循環溝145cと蓋部材150とで形成される空間は、ドリルで形成したような円筒状の孔となる。又、蓋部材150のフランジ部150aは、本体145a’に組み付けた状態で、蓋部材150の外面が本体145a’の外周面と面一となるような寸法を有している。
図16に示すように、蓋部材150を本体145a’に取り付けた状態で、電動式パワーステアリング装置に組み付けると、蓋部材150のフランジ部150aは、開口段部145sと軸受27とに挟持され固定されるので、循環ボール65が循環溝145cを通過する際に、開口145jを介して外方に抜け出すことはないし、蓋部材150の円筒溝150bにより、開口145jを設けたことにより生じた段差部がなくなるので、ボール65の転動が円滑になり、異音や振動を抑制することができる。又、蓋部材150は、軸受27により本体145a’からの分離が阻止される。
図17は、図12〜16に示す変形例を用いた電動式パワーステアリング装置211を示す断面図である。本実施の形態においては、図1〜3に示す実施の形態に対して、開口145jと蓋部材150とを設けた点のみが異なるため、共通する構成に関しては同じ符号を付すことで説明を省略する。
図18は、別な実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置311の断面図である。本実施の形態においては、図17に示す実施の形態に対して異なる点のみを説明し、共通する構成に関しては同じ符号を付すことで説明を省略する。
本実施の形態においては、中間軸を省略する代わりに、従動軸37のギヤ部37aに動力を伝達する歯付きベルト55を設けている。従って、不図示の電動モータからの動力は、歯付きベルト55を介して従動軸37に伝達され、これに連結されたナット145も回転するので、電動モータの動力をねじ軸23に伝達することができる。尚、歯付きベルトの替わりにチェーンを用いても良い。このようなベルトやチェーンは、図1,4の実施の形態にも用いることができる。
以上、実施の形態を参照して本発明を詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきでなく、その趣旨を損ねない範囲で適宜変更、改良可能であることはもちろんである。本発明は、ステアリングホイールとラック軸とが機械的に連結されていない、いわゆるステアバイワイヤ(SBW)式操舵機構や、4輪操舵(4WS)車に用いる後輪操舵機構などにも適用可能である。
第1の実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置の要部断面図である。 ナットと固定部材のアッセンブリ断面図である。 図2のナットを矢印III方向に見た図である。 第2の実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置の要部断面図である。 従来例にかかるボールねじ機構の断面図である。 図1,4に示す電動式パワーステアリング装置に用いることができる別の実施の形態にかかるナットの本体の上面図である。 図6に示すナットの本体を矢印VII方向に見た図である。 図7に示すナットの本体をVIII-VIII線で切断して矢印方向に見た図である。 図8に示すナットの本体をIX-IX線で切断して矢印方向に見た図である。 ナットの本体に軸受を組み付けた状態で示す図である。 図10の構成をXI-XI線で切断して矢印方向に見た図である。 変形例にかかるナットの本体の上面図である。 図12に示すナットの本体を矢印XIII方向に見た図である。 図13に示すナットの本体をXIV-XIV線で切断して矢印方向に見た図である。 図15(a)は、図14に示すナットの本体をXV-XV線で切断して矢印方向に見た図であり、図15(b)は、ナット本体に組み付けられる蓋部材の正面図である。 本変形例にかかるナットの本体に軸受を組み付けた状態で示す図であって、図11と同様な断面図である。 図12〜16に示す変形例を用いた電動式パワーステアリング装置211を示す断面図である。 別な実施の形態にかかる電動式パワーステアリング装置311の断面図である。
符号の説明
11 電動式パワーステアリング装置
23 ねじ軸
45 ナット
47 固定部材
65 ボール

Claims (6)

  1. 電動モータと、
    操舵機構に連結されたラック軸と
    前記電動モータからの動力を前記ラック軸に伝達する動力伝達機構と、を有し、
    前記動力伝達機構は、前記ラック軸に対して連結され又は一体化され且つ雄ねじ溝を備えたねじ軸と、前記ねじ軸の周囲に配置され且つ雌ねじ溝を備えたナットと、前記雄ねじ溝と前記雌ねじ溝との間に形成された転走路内を転動可能な複数の転動体と、を有し、
    前記ナットは、軸線方向に延在する前記転動体の循環路を設けた本体と、前記本体の両端に設けられ前記転走路を転動してきた転動体を、前記転走路の接線方向かつリード角方向へすくい上げ前記循環路へ戻すデフレクタとからなり、
    前記デフレクタを前記ナットに固定する固定部材を介して、前記電動モータの動力が前記ナットに伝達されることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. 前記デフレクタは、前記固定部材の端面で前記ナットに押しつけられることを特徴とする請求項1に記載の電動式パワーステアリング装置。
  3. 前記ナットと前記固定部材とは、インローにより位置決めされていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動式パワーステアリング装置。
  4. 前記循環路の少なくとも一部は、前記本体を半径方向から溝加工することで形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動式パワーステアリング装置。
  5. 前記加工された溝の半径方向外方には軸受が配置されていることを特徴とする請求項4に記載の電動式パワーステアリング装置。
  6. 前記溝と前記軸受との間には、前記循環路の少なくとも一部を遮蔽する蓋部材が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の電動式パワーステアリング装置。

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