JP4520204B2 - 高周波電力増幅器 - Google Patents
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Description
特にマルチキャリア信号や近年のCDMA方式などの変調波信号を用いるマイクロ波通信システムにおいては、信号増幅を行う増幅器の非線形性によって生じる歪みの影響を避けるため、最大電力より遙かに低い出力レベルで増幅器を動作させて用いている。
高周波に関わらず一般的に、通常の増幅器は入力信号レベルが高く増幅器の最大出力レベルに近づくにつれて高い効率が得られる。しかし入力信号レベルが最大出力レベルよりも十分低い場合、言い換えればオフセット・バック・オフ(offset back off, 以下OBOという)が十分大きい場合、効率も低いという関係にあり、高い効率を得るのが困難であった。
ドハティ(Doherty)型増幅器はこのような問題に対する解決法として、ドハティ氏によって最初に提案された(”A New High Efficiency Power Amplifier For Modulated Waves”, Proceedings of the Institute of Radio Engineers, Vol. 24, No. 9, September, 1936)。
ドハティ型増幅器で得られる効率の理論値に関しては、Raab氏による報告があり、最大出力の1/4の出力点から最大出力点までの出力レベルで高い効率が維持されること、およびピーク増幅器の出力をキャリア増幅器よりも大きくすることにより高効率で動作する出力レベルを、最大出力の1/4以下に下げることができることなどが示されている(”Efficiency of Doherty RF power-amplifier systems”, IEEE Trans. Broadcast, vol. BC-33, pp. 77-83, September 1987)。
このような、ドハティ型増幅器をマイクロ波帯で使用した公知例があり、ここでは、高調波負荷制御を行うキャリア増幅器とキャリア増幅器同様のB級またはAB級の構成で高調波負荷制御を行うピーク増幅器とを備えたドハティ型増幅器が開示されている(例えば、特許文献1、段落番号[0022]〜[0024]、[0033]、図4参照)。
また、ドハティ型増幅器において、ピーク増幅器を複数用いることによりピーク増幅器に用いるトランジスタサイズを大きくしたのと同等の効果があり、より低い出力レベルにおける効率向上をめざした例が開示されている(例えば、非特許文献2、参照)。
また特表平10−513631号公報にドハティ型増幅器において、線形性を向上させる方法として、並列結合されたドハティ型増幅器を有する構成についての開示がある。
さらに、特開平8−330873号公報に、多重搬送波を有する雑音状RF信号の線形増幅を行う構成として、キャリア増幅部の出力側負荷を最適負荷インピーダンスの正規化インピーダンスとする1/4波長インピーダンス変成回路と1/2波長位相器とを備え、ピーク増幅器の入力側に1/4波長位相器とピーク増幅器の出力側負荷を最適負荷インピーダンスの正規化インピーダンスとする1/4波長インピーダンス変成回路と1/4波長位相器とを備えた構成が開示されている。
またドハティ型増幅器は、出力側に信号周波数に1/4波長の電気長を有するドハティネットワーク、入力側にはドハティネットワークで生じるキャリア増幅器とピーク増幅器との位相差を相殺するための信号周波数の1/4波長の電気長を持つ位相補償回路が必要であり、動作周波数が低い場合、これらの回路が非常に大きくなり増幅器全体が大きくなる。このため非特許文献2に示されるように、位相補償回路とピーク増幅器を複数用いることにより、より低い出力レベルにおける効率向上を図ることが考慮されたが、構成が複雑になる。さらに、位相補償回路とピーク増幅器とを複数備えるために、専有面積の大きな位相補償回路もそれに対応して多くなるために、増幅器の小型化が困難になるという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、第1の目的は最大出力からのオフセットバックオフをさらに大きく低出力レベルにおいて、高い効率が得られる高周波電力増幅器を構成することである。また第2の目的はパッケージ型の小形化したドハティ型の高周波電力増幅器を提供することである。
図1はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の平面図である。
図1において、この実施の形態1の一例であるドハティ型増幅器10が示されている。
ドハティ型増幅器10は回路基板としての、例えばポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEという)基板12が使用されている。
回路基板の材料としては、比誘電率が2〜5程度の誘電体が用いられ、比誘電率が2.6程度のPTFEの他に、比誘電率が4.4程度のガラスエポキシなどが用いられる。
このPTFE基板12の上に、銅モリブデンの積層材やCuWで形成された金属製のパッケージ14が配設されている。
パッケージ14は、金属基板14aとこの金属基板14aの上に形成され金属基板の中央部を取り囲むように形成された壁部14bとこの壁部14bで囲まれた内部の回路と外部の回路とを接続する4個の接続端子14c(14c1、14c2,14c3,および14c4)とが配設されている。さらにこの壁部14bの内部に配設された回路部品や回路パターンを封止する蓋部材(図示せず)が壁部14bの頂部に配設されている。
このパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部には、ドハティ増幅回路を構成する第1の増幅回路としてのキャリア増幅器16と第2の増幅回路としてのピーク増幅器18が配設されている。
パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上にこれらのキャリア増幅器16やピーク増幅器18を構成する部品が配設され、蓋部材で封止される。
PTFE基板12上に、パッケージ14に隣接して入力側に、ドハティ増幅回路を構成する分配回路22および第2のインピーダンス変換回路としての位相補償回路24が、そして出力側に第1のインピーダンス変換回路としてのドハティネットワーク26および合成回路28が、それぞれ配設される。
分配回路22は入力端22aが信号入力端子30に接続され、第1の分岐22bがチップキャパシタ32を介して接続用ランド34に接続されている。接続用ランド34は接続配線36により接続端子14c1と接続されている。また分配回路22の第2の分岐22cが位相補償回路24に接続され、この位相補償回路24がチップキャパシタ38を介して接続ランド40に接続されている。接続用ランド40は接続配線42により接続端子14c3と接続されている。
従って信号入力端子30から入力された入力信号が、マイクロストリップ線路31を経て、分配回路22により2つの信号に分配され、分配回路22の第1の分岐22bからは接続端子14c1を経て第1入力整合回路16aに、また分配回路22の第2の分岐22cからは接続端子14c3を経て第2入力整合回路18aに信号が伝達される。
第1ゲートバイアス回路44は一端がチップキャパシタ44aを介して接地端44bに接続され、他端が接続用ランド34に接続された線路44cにより構成され、この線路44cに接続された信号入力端子44dにゲートバイアスVgg1が印加される。このゲートバイアスVgg1は接続端子14c1および第1入力整合回路16aを介して、キャリア増幅器16の第1FETチップ16bのゲートに印加される。
また第2ゲートバイアス回路46は一端がチップキャパシタ46aを介して接地端46bに接続され、他端が接続用ランド40に接続された線路46cにより構成され、この線路46cに接続された信号入力端子46dにゲートバイアスVgg2が印加される。このゲートバイアスVgg2は接続端子14c3および第2入力整合回路18aを介して、ピーク増幅器18の第2FETチップ18bのゲートに印加される。
ドハティネットワーク26は信号周波数の1/4波長の電気長を有する、例えばマイクロストリップ線路により構成されている。このドハティネットワーク26の一端は接続用ランド48に接続され、接続配線50を介してパッケージ14の接続端子14c3に接続されている。ドハティネットワーク26の他の一端は、合成回路の第3の分岐としての合成回路28の第1の分岐28aに接続されている。
合成回路の第4の分岐としての合成回路28の第2の分岐28bは接続用ランド52に接続され、接続配線54を介してパッケージ14の接続端子14c4に接続されている。
また、ドレインバイアス回路56は一端がチップキャパシタ56aを介して接地端56bに接続され、他端が合成回路28に接続された線路56cにより構成され、この線路56cに接続された信号入力端子56dにドレインバイアスVddが印加される。このドレインバイアスVddはドハティネットワーク26、接続端子14c2、および第1出力整合回路16cを介して第1FETチップ16bのドレインに、また接続端子14c4および第2出力整合回路18cを介して第2FETチップ18bのドレインに、それぞれ印加される。ここでは第1FETチップ16bと第2FETチップ18bのドレインバイアスVddを一つのドレインバイアス回路56で供給するようにしているが、それぞれのFETチップに個別にドレインバイアス回路を設けてもかまわない。
図2はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の回路図である。各図において同じ符号は同じものかまたは同等のものである。
図2において、キャリア増幅器16の第1入力整合回路16aは信号の入力側に前置された入力基本波整合回路70と第1FETチップ16b側に後置された第1の入力高調波負荷制御回路としての第1入力高調波反射回路72とから構成され、キャリア増幅器16の第1出力整合回路16cは第1FETチップ16b側に前置された第1の出力高調波負荷制御回路としての第1出力高調波反射回路74と信号の出力側に後置された基本波負荷調整回路76とから構成される。
またピーク増幅器18の第2入力整合回路18aは信号の入力側に前置された入力基本波整合回路80と第2FETチップ18b側に後置された第2の入力高調波負荷制御回路としての第2入力高調波反射回路82とから構成され、ピーク増幅器18の第2出力整合回路18cは第2FETチップ18b側に前置された第2の出力高調波負荷制御回路としての第2出力高調波反射回路74と信号の出力側に後置された基本波負荷調整回路86とから構成される。
また、分配回路22の第2の分岐22cからの第2の入力信号が位相補償回路24を介して、前置された入力基本波整合回路80と後置された第2入力高調波反射回路82とから構成される第2入力整合回路18aを介して、第2FETチップ18bの第2の制御端子としてのゲート端子に入力される。第2FETチップ18bの第2の定電圧端子としてのソース端子は接地される。第2FETチップ18bの第2の出力端子としてのドレイン端子から第2の出力信号が出力され、合成回路28に伝播される。合成回路において第1の出力信号と第2の出力信号が合成され、第3の出力信号として、出力負荷RLに印加される。
ZCS-f0=Zcin ・・・・・・(1)
ZCS-2f0≒0 ・・・・・・(2)
ZCS-3f0≒∞ ・・・・・・(3)
ZCL-f0=Zcout ・・・・・・(4)
ZCL-2f0≒0 ・・・・・・(5)
ZCL-3f0≒∞ ・・・・・・(6)
ZPS-f0=Zpin ・・・・・・(7)
ZPS-2f0≒∞ ・・・・・・(8)
ZPS-3f0≒0 ・・・・・・(9)
ZPL-f0=Zpout ・・・・・・(10)
ZPL-2f0≒∞ ・・・・・・(11)
ZPL-3f0≒0 ・・・・・・(12)
と設定される。
ここにおいて、Zcin、およびZcoutは第1FETチップ16bにおける信号の基本波における最適整合付加であり、Zpin、およびZpoutは第2FETチップ18bおける信号の基本波における最適整合付加である。
従って、ピーク増幅器18の高調波負荷をキャリア増幅器16の高調波負荷と異なる設定にするという簡単な構成により、ピーク増幅器18の出力がキャリア増幅器16の出力よりも大きくなる。そしてオフセットバックオフをより大きくとった低出力レベルの領域で増幅器効率を高くすることができる。
上記(1)〜(12)の設定を一般化すれば、キャリア増幅器16における第1FETチップ16bの入力側負荷については、入力信号の基本波の負荷を最適負荷とし、入力信号の偶数次高調波負荷を短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとし、キャリア増幅器16における第1FETチップ16bの出力側負荷については、出力信号の基本波の負荷を最適負荷とし、偶数次高調波負荷を短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとし、かつ出力信号の奇数次高調波負荷を開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとするものである。
先に示した(1)〜(12)の負荷設定では3次高調波までの負荷設定を行ったが、上記のように負荷設定を一般化し、無限の次数の高調波まで考慮に入れた理論値では、ピーク増幅器はキャリア増幅器の(π/2)倍の出力が得られる。
図3はこの実施の形態1に係るキャリア増幅器の入力高調波反射回路の一例を示す回路図である。図4はこの実施の形態1に係るキャリア増幅器の出力高調波反射回路の一例を示す回路図である。図5はこの実施の形態1に係るピーク増幅器の入力高調波反射回路の一例を示す回路図である。図6はこの実施の形態1に係るピーク増幅器の出力高調波反射回路の一例を示す回路図である。
図3に示された第1入力高調波反射回路72は一端が接地端に接続されたLC直列共振回路であって2次高調波反射回路を構成する。この回路の端子aが入力基本波整合回路70と接続され端子bが第1FETチップ16bのゲートと接続され、入力信号の2次高調波に対して短絡負荷となる。
図4に示された第1出力高調波反射回路74は一端が接地端に接続されたLC直列共振回路74aとLC並列共振回路74bとで構成され、LC直列共振回路74aとLC並列共振回路74bとの接続点となる端子aが第1FETチップ16bのドレインと接続される。この第1出力高調波反射回路74ではLC直列共振回路74aが2次高調波反射回路を構成して出力信号の2次高調波に対して短絡負荷となり、LC並列共振回路74bが3次高調波反射回路を構成して3次高調波に対し開放負荷となる。
図5に示された第2入力高調波反射回路82は2次高調波反射回路を構成するLC並列共振回路で、端子bが第2FETチップ18bのゲートと接続され、入力信号の2次高調波に対して開放負荷となる。
図6に示された第2出力高調波反射回路74は一端が接地端に接続されたLC直列共振回路84aとLC並列共振回路84bとで構成され、端子aが第2FETチップ18bのドレインに接続され、LC直列共振回路84aとLC並列共振回路84bとの接続点である端子bが基本波負荷調整回路86に接続される。この第2出力高調波反射回路74においては、LC直列共振回路84aが3次高調波反射回路を構成して出力信号の3次高調波に対し短絡負荷となり、LC並列共振回路84bが2次高調波反射回路を構成して2次高調波に対し開放負荷となる。
図7はこの実施の形態1に係るキャリア増幅器の入力高調波反射回路の一例を示す回路図である。図8はこの実施の形態1に係るキャリア増幅器の出力高調波反射回路の一例を示す回路図である。図9はこの実施の形態1に係るピーク増幅器の入力高調波反射回路の一例を示す回路図である。図10はこの実施の形態1に係るピーク増幅器の出力高調波反射回路の一例を示す回路図である。
図7に示された第1入力高調波反射回路72は、端子aで入力基本波整合回路70に接続され端子bで第1FETチップ16bのゲートと接続された所定の長さを有するマイクロストリップ線路72aと端子a側でマイクロストリップ線路72aとシャント接続された信号周波数の1/8波長の電気長を有するマイクロストリップ線路72bとで構成される。この第1入力高調波反射回路72においては、マイクロストリップ線路72bを2次高調波反射スタブとし、マイクロストリップ線路72aの形状や長さを適切に設定することにより位相調整を行う。
図8に示された第1出力高調波反射回路74は、端子aと端子bとの間に順次直列に接続されたマイクロストリップ線路74cおよびマイクロストリップ線路74dと、これらのマイクロストリップ線路74cとマイクロストリップ線路74dとの間でシャント接続された信号周波数の1/8波長の電気長を有するマイクロストリップ線路のスタブ74eと、マイクロストリップ線路74dと端子bとの間にシャント接続された信号周波数の1/12波長の電気長を有するマイクロストリップ線路のスタブ74fとで構成され、端子aが第1FETチップ16bのドレイン端子に、端子bが基本波負荷調整回路76に接続された回路である。スタブ74eは2次高調波反射スタブであり、スタブ74fは3次高調波反射スタブである。そしてマイクロストリップ線路74cおよびマイクロストリップ線路74dの形状および長さを適切に設定することにより位相調整を行う。
図10に示された第2出力高調波反射回路74は、端子aと端子bとの間に順次直列に接続されたマイクロストリップ線路84cおよびマイクロストリップ線路84dと、これらのマイクロストリップ線路84cとマイクロストリップ線路84dとの間でシャント接続された信号周波数の1/8波長の電気長を有するマイクロストリップ線路のスタブ84eと、マイクロストリップ線路84dと端子bとの間にシャント接続された信号周波数の1/12波長の電気長を有するマイクロストリップ線路のスタブ84fとで構成され、端子aが第2FETチップ18bのドレイン端子に、端子bが基本波負荷調整回路86に接続された回路である。スタブ84eは2次高調波反射スタブであり、スタブ84fは3次高調波反射スタブである。そしてマイクロストリップ線路84cおよびマイクロストリップ線路84dの形状および長さを適切に設定することにより位相調整を行う。
図11において、曲線aは本願発明のドハティ型増幅器の効率である。曲線bは比較のために記載した従来のドハティ型増幅器の効率の実測値である。曲線bにおいてはキャリア増幅器とピーク増幅器との入力側負荷および出力側負荷を同じ条件にしたものである。
図11において示されるように、この実施の形態1のドハティ型増幅器10においては最大出力からのオフセットバックオフを大きくとった低出力レベル領域において、増幅器の出力効率が向上している。
また、キャリア増幅器16をF級動作で作動させ、ピーク増幅器18を逆F級動作で作動させるドハティ型増幅器10においては、ドハティネットワーク26の特性インピーダンスを最適値に設定することが低出力レベルでの効率向上に役立つ。
ドハティネットワーク26の特性インピーダンスZdは次式で示される。
Zd=(T×R0)/α ・・・・・(13)
ここで、
T:ドハティネットワーク26の出力端での基本波出力電圧V2に対するドハティネットワーク26の入力端での基本波入力電圧V1の比、すなわちT=V1/V2である。
α:最大出力時の増幅器10全体の基本波出力電力を1とした場合のドハティネットワーク26の出力端における基本波出力電流である。従ってピーク増幅器18の出力端での基本波出力電流は1−αとなる。
R0:ドハティ増幅器10の出力負荷である。
いま、キャリア増幅器16をF級動作で、またピーク増幅器18を逆F級動作でそれぞれ作動させるので、
T=8/(π2) ・・・・・(14)
α=2/(2+π) ・・・・・(15)
となる。従って最適なドハティネットワーク26の特性インピーダンスZdoptは、
Zdopt=4(2+π)×R0/(π2)・・(16)
となる。
図12はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の回路図である。
図12において示されたドハティ型増幅器88は、図1および図2に示されたドハティ型増幅器10において、分配回路22の第2の分岐をさらに2つに分岐させ、また合成回路の第1の分岐をさらに2つに分けることにより、分配回路22の第2の分岐と合成回路の第2の分岐との間に配設された位相補償回路24と一つのピーク増幅器18とに並列に、分配回路22の第2の分岐と合成回路の第1の分岐の間にもう一つの位相補償回路24とピーク増幅器18とを接続したものである。
このようにピーク増幅器18を複数個用いることによりピーク増幅器18の第2FETチップ18bのトランジスタサイズを大きくしたのと同様の効果があり低出力レベルにおける増幅器効率を向上させることができる。
なお、実施の形態1に説明したドハティ型増幅器10においては、キャリア増幅器16には第1入力高調波反射回路72と第1出力高調波反射回路74とを、またピーク増幅器18には第2入力高調波反射回路82と第2出力高調波反射回路74とを、備えた場合について説明したが、第1入力高調波反射回路72および第2入力高調波反射回路82を除いた構成においても、増幅器の最大出力からのオフセットバックオフを十分とった低出力レベルの領域において、増幅器の出力効率が向上するという効果を奏する。
図13はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の平面図である。また図14はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の回路図である。
図13および図14において、この実施の形態2の一例であるドハティ型増幅器90が示されている。
ドハティ型増幅器90の基本構成は実施の形態1のドハティ型増幅器10と同じであるが、ドハティ型増幅器90がドハティ型増幅器10と相違する点は、ドハティ型増幅器10においてPTFE基板12上に配設されていたドハティネットワーク26を、PTFE基板12よりもさらに比誘電率の高い誘電体、例えば比誘電率が38程度であるチタン酸バリウム(BaTiO3)で形成された誘電体基板92aの上に信号周波数の1/4波長の電気長を有するマイクロストリップ線路92bを形成することにより、信号周波数の1/4波長の電気長を保持しながら小型化したドハティネットワーク92を形成し、パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上に配設したものである。
ドハティネットワーク92に使用される基板材料は、比誘電率が8〜300程度の材料であるが、比誘電率が大きくなりすぎると信号周波数によってはドハティネットワーク92の寸法が小さくなりすぎる場合があるので、望ましくは比誘電率が8〜50程度の材料がよく、例えばTiOや、比誘電率が9.8程度のアルミナなどが使用できる。
ドハティネットワーク92をパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部に封入したために、合成回路28の形状が少し変化するが、それ以外の構成は実施の形態1のドハティ型増幅器10と同じである。
一般にドハティネットワークは、信号周波数の波長の1/4の電気長が必要であり、増幅器を使用する信号の周波数が低くなるにつれて波長も長くなり増幅器全体の寸法が大きくなる。
比誘電率εrの基板上に形成されたマイクロストリップ線路を伝播する信号の実効波長λLは、真空中でのマイクロ波の波長をλ0としたときに、次式で示される。
λL=λ0/(εr)1/2・・・・・(17)
このために、ドハティ型増幅器90においては、回路基板としてのPTFE基板12上に信号周波数の1/4波長のマイクロストリップ線路で形成されたドハティネットワークを形成する代わりに、PTFEよりもさらに誘電率の高い誘電体基板上に信号周波数の1/4波長のマイクロストリップ線路を形成することにより、小形のドハティネットワークを形成し、パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部に封入し、ドハティ型増幅器の寸法を小型化したものである。
延いては、移動体通信、衛星通信用などのマイクロ波帯、ミリ波帯の通信機器に用いられるドハティ型の高周波電力増幅器において歪みが少なく品質のよい出力信号を出力しかつ小形の増幅器を簡単な構成で提供することができる。
図15はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の平面図である。また図16はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の回路図である。
図15および図16において、この実施の形態3の一例であるドハティ型増幅器100が示されている。
ドハティ型増幅器100の基本構成は実施の形態1のドハティ型増幅器10および実施の形態2のドハティ型増幅器90と同じであるが、ドハティ型増幅器100がドハティ型増幅器90と相違する点は、ドハティ型増幅器90においては誘電体基板92aの上に信号周波数の1/4波長の電気長を有するマイクロストリップ線路92bを形成することにより、信号周波数の1/4波長の電気長を保持しながら小型化したドハティネットワーク92を形成し、パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上に配設したものであるが、ドハティ型増幅器100においては第1の誘電体基板としての誘電体基板92aの上に信号周波数の1/4波長の電気長を有するマイクロストリップ線路92bを形成することにより、信号周波数の1/4波長の電気長を保持しながら小型化したドハティネットワーク92を形成するとともにさらに、PTFE基板12上に配設された位相補償回路24に替えて、誘電体基板92aと同様の比誘電率が8〜300程度の材料、望ましくは比誘電率が8〜50程度の材料の誘電体で形成された第2の誘電体基板としての誘電体基板102aの上に信号周波数の1/4波長の電気長を有するマイクロストリップ線路102bを形成することにより、信号周波数の1/4波長の電気長を保持しながら小型化した位相補償回路102を形成し、パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上に配設したものである。
なお、位相補償回路102をパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部に入れたために、ピーク増幅回路18に前置する接続線路としてマイクロストリップ線路104が配設されている。
位相補償回路102をパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部に封入したために、分配回路24の形状が少し変化するが、それ以外の構成は実施の形態2のドハティ型増幅器90と同じである。
図17はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の平面図である。図18はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の回路図である。
図17および図18において示されたドハティ型増幅器108の基本的構成は、ドハティ型増幅器100と同じであるが、ドハティ型増幅器100ではドレインバイアス回路56が第1FETチップ16bのドレインと第2FETチップ18bのドレインに、それぞれドレインバイアスVddを供給している。一方ドハティ型増幅器108においては、合成回路28の第1の分岐はDCカットの機能を有するチップキャパシタ110を介して接続用ランド48に接続される。ドレインバイアス回路112はこの接続用ランド48に接続され、第1出力整合回路16cを介して第1FETチップ16bのドレインにドレインバイアスVdd2が印加される。
ドレインバイアス回路112は一端がチップキャパシタ112aを介して接地端112bに接続され、他端が接続用ランド48に接続された線路112cにより構成され、この線路112cに接続された信号入力端子112dにドレインバイアスVdd2が印加される。
なおこの変形例2は、ドハティ型増幅器100との比較で説明したが、キャリア増幅器16の第1FETチップ16bのドレインとピーク増幅器18の第2FETチップ18bのドレインにそれぞれ個別のドレインバイアスを設定することについては、実施の形態1および実施の形態2場合においても適用できて、それぞれの実施の形態が奏する効果に加えて、さらにピーク増幅器18の出力がキャリア増幅器16の出力よりも大きくすることが可能となり、低出力レベルでの増幅器効率をより高めることができる。
図19はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の平面図である。図20はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の回路図である。
図19および図20において示されたドハティ型増幅器114の基本的構成は、ドハティ型増幅器108と同じであるが、ドハティ型増幅器108ではドレインバイアス回路56が合成回路28の第2の分岐に接続されてピーク増幅器18の第2FETチップ18bのドレインのみにドレインバイアスが印加されているのに対して、ドハティ型増幅器114では合成回路28の第2の分岐がチップキャパシタ116を介して接続用ランド52に接続され、ドレインバイアス回路56も接続用ランド52に接続された構成である。この構成でも変形例2と同様の効果を奏する。またこの構成では、パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部に、キャリア増幅器16、ピーク増幅器18、ドハティネットワーク92、位相補償回路102が配設されているが、さらにドレインバイアス回路56、ドレインバイアス回路112およびチップキャパシタ110、116までもパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部に配設して、小形化してもよい。
図21はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の回路図である。
図21のドハティ型増幅器118は図13および図14において示されたドハティ型増幅器90に、分配回路22、位相補償回路24、キャリア増幅器16の第1ゲートバイアス回路44、ピーク増幅器18の第2ゲートバイアス回路46も加えてパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上に配設する構成で、この構成によりさらに小型化したドハティ型増幅器を得ることができる。
図22はこの発明の一実施の形態に係る高周波電力増幅器の変形例の回路図である。
図22に示されたドハティ型増幅器120は実施の形態1の変形例1を一つにまとめてパッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上に配設する構成である。
すなわち、パッケージ14の壁部14bで囲まれた内部の金属基板14a上に、キャリア増幅器16と第1ゲートバイアス回路44、および位相補償回路24とピーク増幅器18と第2ゲートバイアス回路46との組合せを2対、配設したものである。これにより、ドハティ型増幅器の小型化を図ることができる。
延いては、移動体通信、衛星通信用などのマイクロ波帯、ミリ波帯の通信機器に用いられるドハティ型の高周波電力増幅器において歪みが少なく品質のよい出力信号を出力しかつ小形の増幅器を簡単な構成で提供することができる。
なお、実施の形態2および3について、キャリア増幅器がF級でピーク増幅器が逆F級である場合を例に説明したが、必ずしもこのよう増幅器に限定するものではない。
なお、各実施の形態においては、増幅回路のトランジスタとしてFETを用いて説明したが、このFETには一般の電界効果型トランジスタ、例えばMESFET、HEMTを含むとともに、一般のバイポーラトランジスタ、やHBTでも同様の効果を奏する。バイポーラ型のトランジスタではベース端子を制御端子とし、エミッタ端子を定電位端子とし、コレクタ端子を出力端子として接続すればよい。
なおまた、以上の実施の形態に説明したドハティ型増幅器においては、キャリア増幅器には入力高調波反射回路と出力高調波反射回路とを、またピーク増幅器には入力高調波反射回路と出力高調波反射回路とを、備えた場合について説明したが、入力高調波反射回路および入力高調波反射回路を除いた構成においても、増幅器の最大出力からのオフセットバックオフを十分とった低出力レベルの領域において、増幅器の出力効率が向上するという効果を奏する。
Claims (7)
- 入力端とこの入力端から入力された入力信号を第1,第2の入力信号にそれぞれ分配する第1、第2の分岐とを有する分配回路と、
この分配回路の第1の分岐に接続され第1の入力信号が入力される第1の制御端子と第1の定電位端子と第1の出力信号が出力される第1の出力端子とを有する第1のトランジスタとこの第1のトランジスタの第1の出力端子に接続されこの第1の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第1の出力信号の偶数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとし、かつ上記第1の出力信号の奇数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとする第1の出力高調波負荷制御回路とを有する第1の増幅回路と、
この第1の増幅回路の上記第1の出力高調波負荷制御回路の出力側に一端が接続され、上記出力高調波負荷制御回路を介して伝播される第1の出力信号の波長の1/4の電気長を有する第1のインピーダンス変換回路と、
上記第2の分岐に一端が接続されるとともに、上記第1のインピーダンス変換回路によって付加される位相差を相殺する位相差を上記第2の分岐からの第2の入力信号に付与する第2のインピーダンス変換回路と、
この第2のインピーダンス変換回路の出力側に接続され第2の入力信号が入力される第2の制御端子と第2の定電位端子と第2の出力信号が出力される第2の出力端子とを有する第2のトランジスタとこの第2のトランジスタの第2の出力端子に接続されこの第2の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第2の出力信号の偶数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとし、かつ上記第2の出力信号の奇数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとする第2の出力高調波負荷制御回路とを有する第2の増幅回路と、
第3の分岐、第4の分岐、および出力端を有するとともに、第3の分岐が上記第1のインピーダンス変換回路の出力側に接続され、第4の分岐が上記第2の出力高調波負荷制御回路の出力側に接続され、出力端から第3の出力信号が出力される合成回路と、を備えた高周波電力増幅器。 - 分岐回路の第1の分岐と第1のトランジスタの第1の制御端子との間に接続され第1のトランジスタの第1の制御端子からみた入力側のインピーダンスを、第1の入力信号の偶数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとする第1の入力高調波負荷制御回路、および第2のインピーダンス変換回路の出力側と第2のトランジスタの第2の制御端子との間に接続され第2のトランジスタの第2の制御端子からみた入力側のインピーダンスを、第2の入力信号の偶数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとする第2の入力高調波負荷制御回路を、さらに備えたことを特徴とする請求項1記載の高周波電力増幅器。
- 誘電体の回路基板と、
この回路基板上に配設され、入力端とこの入力端から入力された入力信号を第1,第2の入力信号にそれぞれ分配する第1、第2の分岐とを有する分配回路と、
上記回路基板上に配設され、金属基板とこの金属基板上に配設され金属基板の所定の領域を取り囲む壁部とこの壁部に取り囲まれた内部と外部とを接続する複数の接続端子と壁部の内部を封止する蓋部材とを有するパッケージと、
このパッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に配設され、第1の上記接続端子を介して上記分配回路の第1の分岐に接続され第1の入力信号が入力される第1の制御端子と第1の定電位端子と第1の出力信号が出力される第1の出力端子とを有する第1のトランジスタとこの第1のトランジスタの第1の出力端子に接続されこの第1の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第1の出力信号の偶数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとし、かつ上記第1の出力信号の奇数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとする第1の出力高調波負荷制御回路とを有する第1の増幅回路と、
上記回路基板上に配設され、第2の上記接続端子を介して上記第1の出力高調波負荷制御回路の出力側に一端が接続され、上記出力高調波負荷制御回路を介して伝播される第1の出力信号の波長の1/4の電気長を有する第1のインピーダンス変換回路と、
上記回路基板上に配設され、上記第2の分岐に一端が接続されるとともに、上記第1のインピーダンス変換回路によって付加される位相差を相殺する位相差を上記第2の分岐からの第2の入力信号に付与する第2のインピーダンス変換回路と、
上記パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に配設され、第3の上記接続端子を介して上記第2のインピーダンス変換回路の出力側に接続され第2の入力信号が入力される第2の制御端子と第2の定電位端子と第2の出力信号が出力される第2の出力端子とを有する第2のトランジスタとこの第2のトランジスタの第2の出力端子に接続されこの第2の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第2の出力信号の偶数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとし、かつ上記第2の出力信号の奇数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとする第2の出力高調波負荷制御回路とを有する第2の増幅回路と、
上記回路基板上に配設され、第3の分岐、第4の分岐、および出力端を有するとともに、第3の分岐が上記第1のインピーダンス変換回路の出力側に接続され、第4の分岐が第4の上記接続端子を介して上記第2の出力高調波負荷制御回路の出力側に接続され、出力端から第3の出力信号が出力される合成回路と、を備えた高周波電力増幅器。 - 誘電体の回路基板と、
この回路基板上に配設された、入力端とこの入力端から入力された入力信号を第1,第2の入力信号にそれぞれ分配する第1、第2の分岐とを有する分配回路と、
上記回路基板上に配設された、金属基板とこの金属基板上に配設され金属基板の所定の領域を取り囲む壁部とこの壁部に取り囲まれた内部と外部とを接続する複数の接続端子と壁部の内部を封止する蓋部材とを有するパッケージと、
このパッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に配設され、第1の上記接続端子を介して上記分配回路の第1の分岐に接続され第1の入力信号が入力される第1の制御端子と第1の定電位端子と第1の出力信号が出力される第1の出力端子とを有する第1のトランジスタとこの第1のトランジスタの第1の出力端子に接続されこの第1の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第1の出力信号の偶数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとし、かつ上記第1の出力信号の奇数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとする第1の出力高調波負荷制御回路とを有する第1の増幅回路と、
上記回路基板よりも比誘電率が大きい誘電体基板とこの誘電体基板上に配設され上記出力高調波負荷制御回路を介して伝播される第1の出力信号の波長の1/4の電気長を有する線路とを有するとともに上記パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に上記誘電体基板を介して配設され上記第1の出力高調波負荷制御回路の出力側に一端が接続された第1のインピーダンス変換回路と、
上記回路基板上に配設され上記第2の分岐に一端が接続されるとともに、上記第1のインピーダンス変換回路によって付加される位相差を相殺する位相差を第2の分岐からの第2の入力信号に付与する第2のインピーダンス変換回路と、
上記パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に配設され、第2の上記接続端子を介して上記第2のインピーダンス変換回路の出力側に接続され第2の入力信号が入力される第2の制御端子と第2の定電位端子と第2の出力信号が出力される第2の出力端子とを有する第2のトランジスタとこの第2のトランジスタの第2の出力端子に接続されこの第2の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第2の出力信号の偶数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとし、かつ上記第2の出力信号の奇数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとする第2の出力高調波負荷制御回路とを有する第2の増幅回路と、
上記回路基板上に配設され、第3の分岐、第4の分岐、および出力端を有するとともに、第3の分岐が第3の上記接続端子を介して上記第1のインピーダンス変換回路の出力側に接続され、第4の分岐が第4の上記接続端子を介して上記第2の出力高調波負荷制御回路の出力側に接続され、出力端から第3の出力信号が出力される合成回路と、を備えた高周波電力増幅器。 - 誘電体の回路基板と、
この回路基板上に配設された、入力端とこの入力端から入力された入力信号を第1,第2の入力信号にそれぞれ分配する第1、第2の分岐とを有する分配回路と、
上記回路基板上に配設された、金属基板とこの金属基板上に配設され金属基板の所定の領域を取り囲む壁部とこの壁部に取り囲まれた内部と外部とを接続する複数の接続端子と壁部の内部を封止する蓋部材とを有するパッケージと、
このパッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に配設され、第1の上記接続端子を介して上記分配回路の第1の分岐に接続され第1の入力信号が入力される第1の制御端子と第1の定電位端子と第1の出力信号が出力される第1の出力端子とを有する第1のトランジスタとこの第1のトランジスタの第1の出力端子に接続されこの第1の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第1の出力信号の偶数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとし、かつ上記第1の出力信号の奇数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとする第1の出力高調波負荷制御回路とを有する第1の増幅回路と、
上記回路基板よりも比誘電率が大きい第1の誘電体基板とこの第1の誘電体基板上に配設され上記出力高調波負荷制御回路を介して伝播される第1の出力信号の波長の1/4の電気長を有する線路とを有するとともに上記パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に上記第1の誘電体基板を介して配設され上記第1の増幅回路の上記第1の出力高調波負荷制御回路の出力側に一端が接続された第1のインピーダンス変換回路と、
回路基板よりも比誘電率が大きい第2の誘電体基板とこの第2の誘電体基板上に配設され上記第1のインピーダンス変換回路によって付加される位相差を相殺する位相差を第2の分岐からの第2の入力信号に付与する電気長を有する線路とを有するとともに上記パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に上記第2の誘電体基板を介して配設され第2の上記接続端子を介して上記第2の分岐に一端が接続された第2のインピーダンス変換回路と、
上記パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上に配設され、上記第2のインピーダンス変換回路の出力側に接続され第2の入力信号が入力される第2の制御端子と第2の定電位端子と第2の出力信号が出力される第2の出力端子とを有する第2のトランジスタとこの第2のトランジスタの第2の出力端子に接続されこの第2の出力端子からみた負荷側のインピーダンスを、第2の出力信号の偶数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとし、かつ上記第2の出力信号の奇数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとする第2の出力高調波負荷制御回路とを有する第2の増幅回路と、
上記回路基板上に配設され、第3の分岐、第4の分岐、および出力端を有するとともに、第3の分岐が第3の上記接続端子を介して上記第1のインピーダンス変換回路の出力側に接続され、第4の分岐が第4の上記接続端子を介して上記第2の出力高調波負荷制御回路の出力側に接続され、出力端から第3の出力信号が出力される合成回路と、を備えた高周波電力増幅器。 - パッケージの上記壁部に取り囲まれた内部の金属基板上にそれぞれ配設され、分岐回路の第1の分岐と第1のトランジスタの第1の制御端子との間に接続され第1のトランジスタの第1の制御端子からみた入力側のインピーダンスを、第1の入力信号の偶数次高調波に対して短絡あるいは短絡に近接する低インピーダンスとする第1の入力高調波負荷制御回路、および第2のインピーダンス変換回路の出力側と第2のトランジスタの第2の制御端子との間に接続され第2のトランジスタの第2の制御端子からみた入力側のインピーダンスを、第2の入力信号の偶数次高調波に対して開放あるいは開放に近接する高インピーダンスとする第2の入力高調波負荷制御回路を、さらに備えたことを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の高周波電力増幅器。
- 第1のインピーダンス変換回路の出力側における第1の出力信号の基本波電圧V2に対する第1のインピーダンス変換回路の入力側における第1の出力信号の基本波電圧V1の比をT、最大出力時の合成回路の出力端における基本波電力を1、第1のインピーダンス変換回路の出力側における第1の出力信号の基本波電流をα、合成回路の出力端における出力側負荷をR0とした場合に、第1のインピーダンス変換回路の特性インピーダンスZdを、Zd=(T×R0)/αと設定したことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の高周波電力増幅器。
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