JP6904506B2 - ドハティ型増幅器 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態に係るドハティ型増幅器は、高調波処理を行う高調波処理回路を備えることによって、電力効率の向上を図る。
・第1の高調波処理回路:キャリア増幅器のみが動作する状態においてキャリア増幅器が最大効率で動作するように、高調波出力負荷インピーダンスをリアクティブ終端処理する高調波処理回路
・第2の高調波処理回路:ピーキング増幅器の飽和出力が最大となるように、高調波出力負荷インピーダンスをリアクティブ終端処理する高調波処理回路
図1は、第1の実施形態に係るドハティ型増幅器100の構成の一例を示すブロック図である。
分配器102は、入力された入力信号を2つに分配する。
キャリア増幅器104は、分配器102により分配された一の入力信号を増幅する。キャリア増幅器104は、入力信号が供給されているときは常時動作する増幅器である。
位相調整回路106は、例えばλ/4線路で構成され、キャリア増幅器104の出力信号とピーキング増幅器108の出力信号を同相合成するために、分配器102から伝達される入力信号の位相を調整する。
ピーキング増幅器108は、キャリア増幅器104の飽和電力付近では十分にオン状態となり、分配器102により分配された他の入力信号を増幅する。また、ピーキング増幅器108は、キャリア増幅器104の飽和電力から十分バックオフをとった電力動作領域ではオフ状態となる。つまり、ピーキング増幅器108は、入力された入力信号のレベルに応じて動作して、入力信号を増幅する。
インピーダンス変換回路110は、例えばλ/4線路で構成され、インピーダンスを変換する。
図7は、第2の実施形態に係るドハティ型増幅器200の構成の一例を示すブロック図である。
分配器102、キャリア増幅器104、位相調整回路106、およびインピーダンス変換回路110それぞれは、図1に示す分配器102、キャリア増幅器104、位相調整回路106、およびインピーダンス変換回路110と同様の機能、構成を有する。
ピーキング増幅器202は、キャリア増幅器104の飽和電力付近では十分にオン状態となり、分配器102により分配された他の入力信号を増幅する。また、ピーキング増幅器202は、キャリア増幅器104の飽和電力から十分バックオフをとった電力動作領域ではオフ状態となる。つまり、ピーキング増幅器202は、入力された入力信号のレベルに応じて動作して、入力信号を増幅する。
図8は、第3の実施形態に係るドハティ型増幅器300の構成の一例を示すブロック図である。
分配器102、位相調整回路106、およびインピーダンス変換回路110それぞれは、図1に示す分配器102、位相調整回路106、およびインピーダンス変換回路110と同様の機能、構成を有する。また、ピーキング増幅器202は、図7に示すピーキング増幅器202と同様の機能、構成を有する。
キャリア増幅器302は、分配器102により分配された一の入力信号を増幅する。キャリア増幅器302は、入力信号が供給されているときは常時動作する増幅器である。
図9は、第4の実施形態に係るドハティ型増幅器400の構成の一例を示すブロック図である。
分配器102、位相調整回路106、ピーキング増幅器108、およびインピーダンス変換回路110それぞれは、図1に示す分配器102、位相調整回路106、ピーキング増幅器108、およびインピーダンス変換回路110と同様の機能、構成を有する。
キャリア増幅器402は、分配器102により分配された一の入力信号を増幅する。キャリア増幅器402は、入力信号が供給されているときは常時動作する増幅器である。
図10は、第5の実施形態に係るドハティ型増幅器500の構成の一例を示すブロック図である。
分配器102、位相調整回路106、およびインピーダンス変換回路110それぞれは、図1に示す分配器102、位相調整回路106、およびインピーダンス変換回路110と同様の機能、構成を有する。また、キャリア増幅器402は、図9に示すキャリア増幅器402と同様の機能、構成を有する。
ピーキング増幅器502は、キャリア増幅器402の飽和電力付近では十分にオン状態となり、分配器102により分配された他の入力信号を増幅する。また、ピーキング増幅器502は、キャリア増幅器402の飽和電力から十分バックオフをとった電力動作領域ではオフ状態となる。つまり、ピーキング増幅器502は、入力された入力信号のレベルに応じて動作して、入力信号を増幅する。
102 分配器
104、302、402 キャリア増幅器
106 位相調整回路
108、202、502 ピーキング増幅器
110,118 インピーダンス変換回路
112、120 入力整合回路
114 キャリア増幅素子
116、304 第1の高調波処理回路
122 ピーク増幅素子
124 第2の高調波処理回路
ML、L2、L4、L6、L7 マイクロストリップライン
Claims (7)
- 入力された入力信号を増幅するキャリア増幅器と、前記入力信号のレベルに応じて動作し、前記入力信号を増幅するピーキング増幅器と、を備えるドハティ型増幅器であって、前記キャリア増幅器のみが動作する状態において前記キャリア増幅器が最大効率で動作するように、基本波および各高調波の電流と電圧との位相差を操作することにより高調波出力負荷インピーダンスをリアクティブ終端処理する第1の高調波処理回路を備え、
前記第1の高調波処理回路は、前記入力信号の2倍波の周波数で共振する直列共振回路、または前記入力信号の2倍波のλ/4波長の電気長を有するオープンスタブを含み、
前記第1の高調波処理回路は、第1の増幅素子と、前記ピーキング増幅器を構成する前記入力信号を増幅する第2の増幅素子との双方に、電力を供給するバイアスラインとして機能する、ドハティ型増幅器。 - 前記第1の高調波処理回路は、前記キャリア増幅器を構成する前記入力信号を増幅する第1の増幅素子の出力欄に、電気的に接続される、請求項1に記載のドハティ型増幅器。
- 入力された入力信号を増幅するキャリア増幅器と、前記入力信号のレベルに応じて動作し、前記入力信号を増幅するピーキング増幅器と、を備えるドハティ型増幅器であって、前記ピーキング増幅器の飽和出力が最大となるように、基本波および各高調波の電流と電圧との位相差を操作することにより高調波出力負荷インピーダンスをリアクティブ終端処理する第2の高調波処理回路を備え、
前記第2の高調波処理回路は、マイクロストリップライン、キャパシタ、インダクタを含み、
前記キャパシタ及び前記インダクタは、並列共振周波数が基本波の周波数となるように設定され、
前記マイクロストリップライン及び前記インダクタの直列接続により前記入力信号の基本波のλ/4波長となるように、前記マイクロストリップライン及び前記インダクタが設定される、ドハティ型増幅器。 - 前記第1の増幅素子の出力側および前記第1の高調波処理回路と電気的に接続されるマイクロストリップラインをさらに有し、
前記マイクロストリップラインは、前記キャリア増幅器のみが動作する状態において前記キャリア増幅器が最大効率で動作する位相に対応する長さに設定される、請求項1または2に記載のドハティ型増幅器。 - 入力された入力信号を増幅するキャリア増幅器と、前記入力信号のレベルに応じて動作し、前記入力信号を増幅するピーキング増幅器と、を備えるドハティ型増幅器であって、前記キャリア増幅器のみが動作する状態において前記キャリア増幅器が最大効率で動作するように、基本波および各高調波の電流と電圧との位相差を操作することにより高調波出力負荷インピーダンスをリアクティブ終端処理する第1の高調波処理回路を備え、
前記ピーキング増幅器の飽和出力が最大となるように、基本波および各高調波の電流と電圧との位相差を操作することにより高調波出力負荷インピーダンスをリアクティブ終端処理する第2の高調波処理回路を、さらに備え、
前記第1の高調波処理回路は、前記入力信号の2倍波の周波数で共振する直列共振回路、または前記入力信号の2倍波のλ/4波長の電気長を有するオープンスタブを含み、
前記第2の高調波処理回路は、マイクロストリップライン、キャパシタ、インダクタを含み、
前記キャパシタ及び前記インダクタは、並列共振周波数が基本波の周波数となるように設定され、
前記マイクロストリップライン及び前記インダクタの直列接続により前記入力信号の基本波のλ/4波長となるように、前記マイクロストリップライン及び前記インダクタが設定される、ドハティ型増幅器。 - 前記第2の高調波処理回路は、前記ピーキング増幅器を構成する前記入力信号を増幅する第2の増幅素子の出力側に、電気的に接続される、請求項3または5に記載のドハティ型増幅器。
- 前記第2の高調波処理回路は、前記キャリア増幅器を構成する前記入力信号を増幅する第1の増幅素子と、前記第2の増幅素子との双方に、電力を供給するバイアスラインとして機能する、請求項6に記載のドハティ型増幅器。
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