JP4507848B2 - 頭部保護エアバッグ及び頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

頭部保護エアバッグ及び頭部保護エアバッグ装置 Download PDF

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Description

本発明は、自動車乗員頭部の保護用のエアバッグに係り、詳しくは自動車の側面衝突や横転時等にサイドドアの窓等に沿って膨張する頭部保護エアバッグに関する。また、本発明は、このエアバッグを備えた頭部保護エアバッグ装置に関する。
自動車乗員頭部の保護用エアバッグは、自動車の室内の天井部と側面部との交叉隅部付近に配置され、ガス導入口から導入される、インフレータからのガスによってサイドドアの窓等に沿って膨張するよう構成されている。
WO97/06987には、乗員の側方に展開するサイドエアバッグとして、
エアバッグの上下方向の途中部分を前後方向(車体の前後方向。以下、同様)に延在するシームによってくびれさせてエアバッグを上半体と下半体とに分割する;
該エアバッグの乗員側に沿ってパネルを配置し、該パネルの上部及び下部をそれぞれエアバッグの上部及び下部に連結する;
エアバッグが膨張したときには、該パネルがピンと張った状態となる:
このエアバッグに乗員の肩が当ると、パネルがエアバッグの上半体を下方に引っ張り、上半体が乗員側に傾き、乗員の頭を支承する;
ように構成したものが記載されている。
特開2003−72500号公報には、頭部保護エアバッグの乗員側及び車体側に沿ってそれぞれ基布を配設し、これらの基布の上辺及び下辺をそれぞれ頭部保護エアバッグの上辺及び下辺に結合したものが記載されている。
WO97/06987 特開2003−72500号公報
上記WO97/06987の乗員側パネル付きエアバッグを頭部保護エアバッグに適用した場合、乗員の頭部がパネルに当ったときにエアバッグの下半体が乗員に近づくため、パネルに張力は殆ど発生せず、パネルは頭部保護に殆ど寄与しない。
特開2003−72500号公報の頭部保護エアバッグであれば、基布は乗員の頭部保護に寄与する。同号公報において、エアバッグ又は基布が乗員の頭部を早期に受け止めるようにするためには、エアバッグの連結材厚みを大きくするようにエアバッグを大形化することになるが、このようにするとインフレータとして大容量のものが必要となる。
本発明は、インフレータとして大容量のものを用いるまでもなく、早期に乗員の頭部を受け止めることができ、頭部に加えられる衝撃が十分に吸収される頭部保護エアバッグ及び頭部保護エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の頭部保護エアバッグは、車室内の側面に沿って膨張可能な頭部保護エアバッグであって、乗員側に配置され、インフレータからのガスが導入されて膨張するバッグと、該バッグの車体側に配置され、該バッグの上部と下部とを連結している連結材とを有する頭部保護エアバッグにおいて、該バッグが膨張した状態において、該バッグはその上下方向の途中部分が乗員側へ突出し、該連結材は該バッグの上部と下部との間に張力を有して張り渡された状態となり、該バッグの該途中部分と該連結材との間に空所が形成されることを特徴とするものである。
請求項2の頭部保護エアバッグは、請求項1において、前記途中部分は、該バッグの上下方向の中間よりも下位であることを特徴とするものである。
請求項3の頭部保護エアバッグは、請求項1又は2において、前記途中部分は、少なくともバッグの前部において、バッグの前方ほど下位となるように配置されていることを特徴とするものである。
請求項4の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし3のいずれか1項において、該バッグが膨張した状態において、該バッグの該途中部分よりも上位側のバッグ厚み方向の中心は、該途中部分よりも上方ほど該連結材に接近し、該バッグの該途中部分よりも下位側のバッグ厚み方向の中心は、該途中部分よりも下方ほど連結材に接近することを特徴とするものである。
請求項5の頭部保護エアバッグは、請求項4において、膨張したバッグの側面視形状が略く字形ないしL字形であることを特徴とするものである。
請求項6の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記バッグは、乗員側の第1パネルと、車体側の第2パネルとを有し、該第1パネル及び第2パネルは、それらの間にインフレータからのガスが導入される室が形成されるように結合されており、該第1パネル及び第2パネルの上下方向長さは、前記連結材の上下方向長さよりも大きいことを特徴とするものである。
請求項7の頭部保護エアバッグは、請求項6において、前記第1パネル及び第2パネルは、上下方向に延在した複数の線状結合部によって結合され、該線状結合部同士の間にそれぞれ上下方向に延在した小室が形成されていることを特徴とするものである。
請求項8の頭部保護エアバッグは、請求項7において、該バッグの上下方向の前記途中部分においては、小室の前後方向幅がそれよりも上位側及び下位側よりも小さくなっていることを特徴とするものである。
請求項9の頭部保護エアバッグは、請求項6において、前記第1パネル及び第2パネルは、前記途中部分において、前後方向に延在する線状結合部によって結合されており、この線状結合部の上側及び下側にそれぞれ小室が形成されていることを特徴とするものである。
請求項10の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし9のいずれか1項において、前記連結材はパネル又はテザーベルトであることを特徴とするものである。
請求項11の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし10のいずれか1項において、前記連結材は、上下方向に所定以上の張力が加えられたときに上下方向長さを増大させるよう構成されていることを特徴とするものである。
請求項12の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし9のいずれか1項において、前記連結材はパネルよりなり、該パネルの前部には、該バッグの前部よりも前方に延出した前方張出部に連なっており、該前方張出部には、インフレータからのガスによって膨張する膨張室が上下方向に設けられており、該前方張出部の後部の下部が前記バッグの前部の下部に連結されていることを特徴とするものである。
請求項13の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし9及び12のいずれか1項において、前記連結材はパネルよりなり、該パネルの後部には、該バッグの後部よりも後方に延出した後方張出部に連なっており、該後方張出部には、インフレータからのガスによって膨張する膨張室が上下方向に設けられており、該後方張出部の前部の下部が前記バッグの後部の下部に連結されていることを特徴とするものである。
請求項14の頭部保護エアバッグは、請求項1ないし9のいずれか1項において、前記連結材はパネルよりなり該連結材及び前記バッグの前縁同士の間を閉鎖する前部閉鎖材と、該連結材及び前記バッグの後縁同士の間を閉鎖する後部閉鎖材と、が設けられ、これによって該バッグと該連結材との間の前記空所が仕切られて空室となっており、該空室を外部に連通させる連通部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項15の頭部保護エアバッグ装置は、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の頭部保護エアバッグと、この頭部保護エアバッグを膨張させるためのガスを発生させるインフレータとを有するものである。
膨張した本発明の頭部保護エアバッグに乗員が当ると、バッグの前記途中部分付近が乗員の頭部を受け止め、車体側へ後退する。この後退に際し、バッグに対してはその上部と下部が離反する方向に力が加えられるが、この力は連結材によって対抗される。そのため、バッグの該途中部分は、乗員の頭部を受け止めたまま徐々に車体側へ後退する。この間、乗員の頭部に加えられる衝撃が吸収される。頭部を受け止めた該途中部分が車体に当った後は、バッグが押し縮められることにより乗員の頭部に加えられる衝撃が吸収される。
本発明では、バッグの途中部分が乗員へ突出しているので、乗員の頭部がバッグによって早期に受け止められ、長時間にわたって衝撃が吸収される。バッグが後退する間に頭部がバッグから受ける反力は比較的小さい。従って、乗員の頭部がバッグに受け止められた当初に該バッグから受ける反力が小さい。
請求項2の頭部保護エアバッグにあっては、座高の低い乗員であっても、その頭部が、バッグの突出した途中部分付近によって受け止められる。
なお、座高の小さい人ほどシートを前方に位置させる傾向にある。請求項3の頭部保護エアバッグにあっては、座高の小さい人が前方に位置している場合に、当該乗員の頭部がバッグの突出した途中部分付近によって受け止められるようになる。
請求項4の頭部保護エアバッグにあっては、乗員がバッグに当ることによって該途中部分に押圧力が加えられたときに、この押圧力がバッグ上位側から受ける反力とバッグ下位側から受ける反力とによって対抗される。
特に、請求項5のように、膨張したバッグの側面視形状が略く字形又はL字形であると、バッグと連結材とが略三角形構造をとるようになり、乗員から加えられる押圧力によってバッグが変形しにくくなり、乗員の衝撃が十分に吸収されるようになる。
請求項6の頭部保護エアバッグによると、バッグは、連結材によって引っ張られることにより、上記の略三角形の構造をとるように膨張する。
請求項7の頭部保護エアバッグによると、バッグの膨張時の厚みを小さくすることができる。
膨張したバッグの一部の小室に乗員が当ったときに、当該小室内のガス圧が高くなり、バッグが車体側へ後退しにくくなる。
請求項8の頭部保護エアバッグによると、バッグが膨張したときに、各小室は各々の前後方向幅の小さい部分で屈曲するようになる。
請求項9のように、本発明では、前後方向の線状結合部によって第1パネルと第2パネルとを結合してもよい。この場合、パネルが膨張したときには、バッグはこの線状結合部に沿って屈曲するようになる。
請求項10の通り、連結材はパネルであってもよく、テザーベルトであってもよい。連結材をパネルとした場合には、バッグが膨張したときに生じる、バッグの上部と下部とを離反させる方向の力が、バッグの全体にわたって対抗される。テザーベルトを用いると、エアバッグを軽量化することができる。
請求項11の場合、連結材の上下方向長さが増大することによって、衝撃が吸収される。
請求項12,13の頭部保護エアバッグにあっては、前方張出部又は後方張出部も膨張するので、この部分に乗員が当ったときに衝撃が吸収される。また、この前方張出部又は後方張出部が下方に展開するときに、バッグが下方に引っ張られるようになり、バッグの展開が迅速化される。
請求項14の頭部保護エアバッグの場合、バッグが後退するときに該バッグの背後側の空室内の空気が連通部から徐々に流出することにより、乗員の衝撃が吸収される。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係る頭部保護エアバッグの膨張時の模式的な側面図、第2図は、第1図(a)のエアバッグの動作説明図、第3図は本発明の具体的な一例に係る頭部保護エアバッグの非膨張時の乗員側からの斜視図、第4図はこの頭部保護エアバッグのバッグをたくし上げた状態の斜視図、第5図はこの頭部保護エアバッグの車体側からの斜視図、第6図はこの頭部保護エアバッグの膨張時の車体側からの斜視図、第7図(a),(b),(c),(d),(e)はそれぞれ第6図のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線断面図である。
なお、以下の説明において、前後方向とはこの頭部保護エアバッグが取り付けられる自動車の車両前後方向と一致し、上下方向はこの頭部保護エアバッグの車両室内での展開状態における上下方向と一致するものである。
以下の各実施の形態に係る頭部保護エアバッグ(以下、単に「エアバッグ」と称することがある。)は、いずれも折り畳まれた状態で、例えば自動車のAピラーからCピラーにかけてルーフサイド部に沿って配設され、自動車が側面衝突又は横転したときなどに車室側面に沿ってカーテン状に膨張展開し、車室内の前席及び後席の乗員の頭部を受け止めて該乗員頭部が車室側面にぶつかったり、窓開口等から車外に投げ出されることを防止するものである。
第1図(a)のエアバッグ90は、膨張した状態においてく字形に屈曲したバッグ95と、該バッグ95の車体側に配置され、バッグ95の上部と下部とを連結している連結材91とを有する。バッグ95は、上下方向のほぼ中間付近が乗員側へ突出している。連結材91から突出した先端までの距離が符号92で表されている。この突出した上下方向途中部分95cと連結材91との間には空所99が形成されている。
第1図(b)のエアバッグ90’のバッグ95’では、突出した途中部分95c’が上下方向の中間よりも下位に位置しており、バッグ95’は側面視形状が略L形となっている。
上記各バッグの連結材91,91’は、布(パネル)、吊紐(テザー)、メッシュ等にて構成される。第1図(b)では、ドア93、ドアガラス94、ルーフ98のほか、途中部分95c’付近によって受け止められる乗員頭部Hも示されている。
各バッグ95,95’が膨張した状態において、屈曲部よりも上側では、厚み方向の中心線aが上方ほど連結材91に接近する。屈曲部よりも下側では、厚み方向の中心線bが下方ほど連結材91に接近する。
第2図(a),(b)は第1図(a)のエアバッグ90によって乗員の頭部H及び肩を受け止める様子を示す模式図である。
第2図(a)の通り、頭部Hは途中部分95cに最初に当たり、バッグ95を車体側へ押し込もうとする。バッグ95の途中部分95cよりも上側部分95aと下側部分95bと連結材91とは三角形を構成している。従って、頭部Hがバッグ95を車体側へ押し込もうとする力Fに対抗して、上側部分95aと下側部分95bには、それぞれの面方向と平行方向の反力F、Fが生じる。これにより、頭部Hはこの反力F、Fの合成した反力を受けつつ徐々にバッグ95を空所99へ押し込むように移動し、衝撃が徐々に吸収される。また、これにより、頭部Hの車体方向への移動速度も次第に減少する。
やがて、第2図(b)の通り、バッグ95が連結材91を介してドアガラス94やピラー(図示略)に当るようになり、それ以降はバッグ95を押し縮める。
この第2図(b)の段階では、頭部Hの車体方向への移動速度はかなり小さくなっているので、頭部Hがバッグ95から受ける反力は小さい。
第2図(c)は、車両の側面衝突後、エアバッグから頭部が受ける反力の経時変化の一例を示すグラフである。
エアバッグ90の場合、途中部分90cが最初に頭部Hを受け止めるので、早期に反力が立ち上がるが、その後は、比較的低い反力が継続する。
これに対し、エアバッグがドアガラスに近接している比較例の場合、頭部がエアバッグを最初から押し縮めるため、エアバッグから受ける反力の最大値がエアバッグ90の場合よりも高くなる。
次に、第3図〜第7図を参照して本発明の頭部保護エアバッグの具体的な一例について説明する。
このエアバッグ1は、乗員側へ突出するにように膨張するバッグ2と、該バッグ2の車体側に配置され、該バッグ2の上部と下部とを連結するパネルよりなる連結材3と、該連結材3に連なり前方に張り出す前方張出部4と、該連結材3に連なり後方に張り出す後方張出部5とを有する。なお、バッグ2が膨張したときは、バッグ2と連結材3との間に空所19(第6図及び第7図)が形成される。
バッグ2は、乗員側の第1パネル6(第7図)と、連結材3側の第2パネル7(第7図)とを縫合することにより構成されている。この縫合は、複数の上下方向縫合線8と、パネル6,7の下辺に沿う下辺縫合線9と、パネル6,7の上辺に沿う上辺縫合線10とを有する。
パネル6,7の上辺よりも若干下位には、パネル6,7及び連結材3の上部を同軸的に貫通する開口11が設けられており、この開口11の周囲が環状の縫合線12で縫合されている。上下方向縫合線8はこの環状縫合線12に連なっている。
上下方向縫合線8同士の間が膨張可能な縦方向小室13となっている。環状縫合線12と上辺縫合線10との間は、該上辺縫合線10に沿うトンネル状のガス通路(ダクト)14となっている。
なお、上下方向縫合線8の上下方向の途中部分は円形部8a又は半円形部8bとなっており、これら円形部8a同士の間又は円形部8aと半円形部8bとの間では小室13が狭幅となっている。
このエアバッグ1の上辺に沿って、複数の突片18が設けられている。この突片18は、車体のルーフサイドレールあるいはAピラーにボルト、リベット等によって取り付けられる。
連結材3は、パネルよりなる。第5図の通り、連結材3の上部は縫合線12によってパネル6,7に縫合され、下辺は縫合線9によってパネル6,7に縫合されている。
この連結材3の縫合線12から縫合線9までの長さは、パネル6,7の縫合線12から縫合線9長さよりも小さい。
前方張出部4は、第7図(e)の通り、乗員側のパネル20と車体側のパネル21とを縫合線22によって縫合したものである。なお、この実施の形態ではパネル20は、その上辺部が前記第1パネル6に連なっており、パネル21はその上辺部が前記第2パネル7に連なっている。
第3〜6図の通り、縫合線22は、パネル20,21の上辺に沿う部分22aと、前辺に沿う部分22bと、下辺前部に沿う部分22cと、小室23を形成するための部分22dと、ダクト24を形成するための部分22e,22fと、ダクト25を形成するための部分22g,22iと、小室26を形成するための部分22hとを有している。
縫合部分22iは、パネル20,21と連結材3とを縫合している。この縫合部分22iは、前方張出部4の後辺に沿って上下方向に延在し、バッグ2の前部の前記環状縫合線12に連なっている。
ダクト24は前記ダクト14に連なって前方張出部4の上辺から前辺にかけて延在し、小室23に連通している。ダクト25は、ダクト24の基端側から分岐し、前方延出部4の後辺に沿って下方に延在し、小室26に連通している。
この前方張出部4の下部から前方へストラップ27が延設されている。このストラップ27は、膨張したエアバッグ1の下辺に張力を与えるためのものであり、車体のAピラーに連結される。
後方張出部5は、乗員側のパネル30と車体側のパネル31(第7図)とを縫合線32,33で縫合したものである。縫合線32はパネル30,31の上辺に沿って延在し、前記縫合線10に連なっている。なお、パネル30の上部は前記第1パネル6に連なり、パネル31の上部は前記第2パネル7に連なっている。
縫合線32は上下方向の3条の縫合線33a,33c,33eと、これらの縫合線33a,33c,33eの下部同士をつなぐ縫合線33b,33dとを有する。縫合線33a,33c間、33c,33e間にそれぞれ小室38,39が形成されている。
縫合線33eは、パネル30,31と連結材3とを縫合している。
後方張出部5の上部は、若干後方に突出したガス導入口36となっている。上辺の縫合線32に沿ってダクト37が形成され、このダクト37は前記ダクト14に連通すると共に、各小室38,39に連通している。
このエアバッグ1は、前端側がAピラー付近に配置され、後端側がBピラー付近に配置され、上縁がルーフサイド部に配置される。エアバッグ1は、車体前後方向に延在するように細長く折り畳まれた状態で車体のエアバッグ1用の収納部(図示略)に配置される。なお、ガス導入口36にインフレータ又はガス導管が接続される。
車体の収納部に配置されたエアバッグ1の折り畳み体は、ピラートリム或いはルーフトリム等のカバー体によって覆われる。このカバー体は、エアバッグ1が膨張するときにエアバッグ1によって押し開かれてエアバッグ1の車室内への展開を許容する構成となっている。
このように構成されたエアバッグ1を有する頭部保護エアバッグ装置の作動について次に説明する。
自動車が側面衝突したり横転したりすると、インフレータが作動し、ダクト37,14,24,25を介してエアバッグ1の各小室38,39,13,26,23内にガスが供給され、エアバッグ1が膨張する。このエアバッグ1は、上記カバー体を押し開いて車室側面に沿ってカーテン状に下方へ広がり、第6図のように自動車の乗員と該車室側面との間に膨張し、乗員がピラーや窓ガラス等に直接に当ったり、車外に投げ出されたりすることが防止される。
この頭部保護エアバッグ1にあっては、膨張展開するに際し、前方張出部4及び後方張出部5がバッグ2よりも先行して膨張し、バッグ2を下方に引っ張って展開させる。これは、ガスはダクト37,14,24を直進する傾向があるので、前方延出部4が比較的早期に膨張すると共に、後方延出部5はガス導入口36に近いためである。
バッグ2は、このように前後の張出部4,5によって下方へ引っ張られると共に、ダクト14から各小室13内にガスが流入することにより、膨張する。このバッグ2は上下が連結材3によって連結されているため、上下方向の途中部分が乗員側へ突出する。この実施の形態では、各小室13の途中部分に円形部8a又は半円形部8bによって狭幅部が形成されているので、第7図(c)の通り、バッグ2は、各円形部8a、半円形部8bを結ぶ線分を屈曲線として略く字形に折れ曲ったように膨張する。このバッグ2と連結材3との間に空所19が形成される。この空所19は、バッグ2の前後において大気に開放している。
第6図のように膨張したエアバッグによって乗員が受け止められる。前記第2図の場合と同様に、乗員の頭部がバッグ2の途中部分付近に当って受け止められるので、乗員に加えられる衝撃が十分に吸収され、また、第2図(c)の如く、乗員がバッグ2から受ける反力の最大値も低いものとなる。
なお、この実施の形態では、第3,4図に示されるように、半円形部8bないし半円形部8aは、車両前方側のものほど低位置となっている。そのため、バッグ2の屈曲部も車両前方側ほど低いものとなる。これは、座高の小さい小柄な乗員ほどシートを前方に位置させるので、これに合わせて、前方側の屈曲部を低位とし、乗員頭部を屈曲部で受け止めるようにするためである。ただし、シートを前にスライドさせるとシートクッションの座面高さを自動的に高くするよう構成した車両もある。この場合には、バッグ2の屈曲線は前後方向にわたって同高さとすることが望ましい。
第8図以下を参照して別の具体的な一例について説明する。なお、第8図(b)は第8図(a)のB−B線断面図である。
第8図(a),(b)に示すエアバッグ1Aは、バッグ2Aの上下方向の途中部分が前後方向の縫合線41によって縫合され、この縫合線41よりも上側と下側にそれぞれ小室42,43を形成したものである。なお、縫合線41は、バッグ2Aの前縁から後部近傍にまで延在している。縫合線41とバッグ2Aの後縁との間には、小室42,43同士の連通部44が形成されている。
このエアバッグ1Aのその他の構成は前記エアバッグ1と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
このエアバッグ1Aも、膨張したときにバッグ2Aと連結材3とが三角形を構成し、バッグ2Aと連結材3との間に空所19が形成され、エアバッグ1と同様の作用効果が奏される。
第8図では連通部44をバッグ2Aの後部に配置しているが、前部でもよく、前部と後部の中間であってもよい。
第9図のエアバッグ1Bは、バッグ2Bの小室13同士の間に、非膨張性のパネル部46を設けたものである。小室13の上下方向の途中部分は、縫合線の半円形部8bによって狭幅部が形成されている。その他の構成は前記第6図と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
なお、第9図(b)は第9図(a)のB−B線断面図である。
このエアバッグ1Bも、バッグ2Bは、上下方向の途中部分から屈曲したように膨張し、バッグ2Bと連結材3との間に空所19が形成される。このエアバッグ1Bによってもエアバッグ1と同様の作用効果が奏される。なお、この実施の形態ではバッグ2Bにパネル部46を設けており、小室13の数が少ないので、インフレータを小容量化してもエアバッグ1Bが迅速に膨張する。
第10図のエアバッグ1’は、前記エアバッグ1において、連結材3の上下方向の途中にループ部50をテアシーム51によって形成したものであり、その他の構成はエアバッグ1と同一である。
このエアバッグ1’によってもエアバッグ1と同様の作用効果を奏する。この実施の形態では、連結材3に上下方向に所定以上の張力が加えられると、テアシーム51が断裂し、連結材3の上下方向長さが増大する。このテアシーム51が断裂する際に、乗員に加えられる衝撃が吸収される。
なお、このようにテアシーム51によってループ部50を形成する代りに、第11図のエアバッグ1”のように連結材3”に複数の短いスリット52を設けてもよい。
第11図(b)(第11図(a)のB−B線断面図)及び第11図(c)に示すように、連結材3”に対し上下方向に所定以上の張力が加えられると、スリット52が開口し、乗員に加えられる衝撃が吸収される。このスリット52をテアシームによって閉じておき、所定以上の張力によりテアシームが切れるようにしてもよい。第11図(a)のその他の構成は第5図と同一である。
第12図のエアバッグ60は、バッグ61と、該バッグの車体側に配置され、該バッグ61の上下を連結するパネルよりなる連結材62と、エアバッグ60の側面を塞ぐ前部閉鎖材及び後部閉鎖材としてのサイドパネル63,63とからなる。
バッグ61は、前記バッグ2と同様に、2枚のパネル64,65を縫合線によって縫合して複数の上下方向の小室66を形成したものである。バッグ61の上辺に沿ってダクト67が設けられ、ガス導入口68からガスを供給可能としている。パネル63は、バッグ61と連結材62との間の空所70の側面を塞いでいる三角形パネルである。この空所70は、連結材62に設けたベントホール71を介して大気に連通している。
この実施の形態でも、バッグ61は上下方向の途中部分が乗員へ突出するように屈曲しており、前記各エアバッグと同様の作用効果を奏する。
特に、この実施の形態にあっては、バッグ61に乗員が当たり空所70が減容する際に、ベントホール71を介して空所70内の空気が流出することによっても、乗員の衝撃が吸収される。
第12図ではベントホール71を連結材62に設けているが、サイドパネル63に設けてもよい。また、ベントホールの代わりに通気性の布で連結材62又はサイドパネル63の少なくとも一部を構成してもよい。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記以外の形態をも取り得る。例えば、連結材3の代わりに吊紐を用いてもよい。また、このエアバッグは、AピラーとCピラーあるいはDピラー等との間など、他の部位に設けられてもよい。
本発明の実施の形態に係る頭部保護エアバッグの膨張時の模式的な側面図である。 第1図(a)のエアバッグの動作説明図である。 本発明の具体的な一例に係る頭部保護エアバッグの非膨張時の乗員側からの斜視図である。 頭部保護エアバッグのバッグをたくし上げた状態の斜視図である。 頭部保護エアバッグの車体側からの斜視図である。 頭部保護エアバッグの膨張時の乗員側からの斜視図である。 第7図(a),(b),(c),(d),(e)はそれぞれ第6図のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線、E−E線断面図である。 本発明の別の実施の形態の説明図である。 本発明の別の実施の形態の説明図である。 本発明の別の実施の形態の説明図である。 本発明の別の実施の形態の説明図である。 本発明の別の実施の形態の説明図である。
符号の説明
1,1A,1B,1’,1”,60,90,90’ 頭部保護エアバッグ
2,2A,2B,61,95,95’ バッグ
3,3A,3B,3C,62,91,91’ 連結材
19,70,99,99’ 空所
64 パネル部
71 ベントホール

Claims (15)

  1. 車室内の側面に沿って膨張可能な頭部保護エアバッグであって、
    乗員側に配置され、インフレータからのガスが導入されて膨張するバッグと、
    該バッグの車体側に配置され、該バッグの上部と下部とを連結している連結材と
    を有する頭部保護エアバッグにおいて、
    該バッグが膨張した状態において、該バッグはその上下方向の途中部分が乗員側へ突出し、該連結材は該バッグの上部と下部との間に張力を有して張り渡された状態となり、該バッグの該途中部分と該連結材との間に空所が形成されることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  2. 請求項1において、前記途中部分は、該バッグの上下方向の中間よりも下位であることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  3. 請求項1又は2において、前記途中部分は、少なくともバッグの前部において、バッグの前方ほど下位となるように配置されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、該バッグが膨張した状態において、
    該バッグの該途中部分よりも上位側のバッグ厚み方向の中心は、該途中部分よりも上方ほど該連結材に接近し、
    該バッグの該途中部分よりも下位側のバッグ厚み方向の中心は、該途中部分よりも下方ほど連結材に接近することを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  5. 請求項4において、膨張したバッグの側面視形状が略く字形ないしL字形であることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記バッグは、乗員側の第1パネルと、車体側の第2パネルとを有し、該第1パネル及び第2パネルは、それらの間にインフレータからのガスが導入される室が形成されるように結合されており、
    該第1パネル及び第2パネルの上下方向長さは、前記連結材の上下方向長さよりも大きいことを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  7. 請求項6において、前記第1パネル及び第2パネルは、上下方向に延在した複数の線状結合部によって結合され、該線状結合部同士の間にそれぞれ上下方向に延在した小室が形成されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  8. 請求項7において、該バッグの上下方向の前記途中部分においては、小室の前後方向幅がそれよりも上位側及び下位側よりも小さくなっていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  9. 請求項6において、前記第1パネル及び第2パネルは、前記途中部分において、前後方向に延在する線状結合部によって結合されており、この線状結合部の上側及び下側にそれぞれ小室が形成されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項において、前記連結材はパネル又はテザーベルトであることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1項において、前記連結材は、上下方向に所定以上の張力が加えられたときに上下方向長さを増大させるよう構成されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  12. 請求項1ないし9のいずれか1項において、前記連結材はパネルよりなり、
    該パネルの前部には、該バッグの前部よりも前方に延出した前方張出部が連なっており、
    該前方張出部には、インフレータからのガスによって膨張する膨張室が上下方向に設けられており、
    該前方張出部の後部の下部が前記バッグの前部の下部に連結されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  13. 請求項1ないし9及び12のいずれか1項において、前記連結材はパネルよりなり、
    該パネルの後部には、該バッグの後部よりも後方に延出した後方張出部が連なっており、
    該後方張出部には、インフレータからのガスによって膨張する膨張室が上下方向に設けられており、
    該後方張出部の前部の下部が前記バッグの後部の下部に連結されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  14. 請求項1ないし9のいずれか1項において、前記連結材はパネルよりなり
    該連結材及び前記バッグの前縁同士の間を閉鎖する前部閉鎖材と、
    該連結材及び前記バッグの後縁同士の間を閉鎖する後部閉鎖材と、
    が設けられ、これによって該バッグと該連結材との間の前記空所が仕切られて空室となっており、
    該空室を外部に連通させる連通部が設けられていることを特徴とする頭部保護エアバッグ。
  15. 請求項1ないし14のいずれか1項に記載の頭部保護エアバッグと、この頭部保護エアバッグを膨張させるためのガスを発生させるインフレータとを有する頭部保護エアバッグ装置。
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