JP4501136B2 - 縫い目のほつれ防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二重環縫いミシン又は偏平縫いミシン等、ルーパ糸と針糸とによる縫製を行うミシンに装備され、縫い終わりの縫い目に発生するほつれを防止する装置に関する。
二重環縫いミシン又は偏平縫いミシンにおいては、縫製の裏面において針糸6a,6bのループとルーパ糸7とが他糸ルーピングの形態をなして絡み、図14(a)に示す縫い目が形成される。このように形成された縫い目は、縫い終わりにおいて切断されたルーパ糸7の端部が、図中に矢符により示す如く引っ張られた場合、該ルーパ糸7が前記針糸6a,6bの最終のループ6c,6dから抜け出し、このような抜け出しが縫い始め側に向けて逐次移行して、ほつれが発生するという問題がある。
このようなほつれの発生を防止する方法、及びこの方法を実施するための装置は、従来から種々実用化されており、そのうちの一つとして本願出願人によるほつれ防止方法及び装置がある(例えば、特許文献1参照)。これは、ルーパの進出により針糸のループに通されたルーパ糸を前記ルーパの左進端側にて保持するルーパ糸掛けフックを設け、縫い終わり直前に前記ルーパを進出状態にして縫製を一旦止めた後、前記ルーパ糸掛けフックにルーパ糸を捉え、この状態で一針縫製した後に針糸及びルーパ糸を切断するようにしたものである。
これによれば、図14(b)に示す如く、ルーパ糸掛けフックに捉えられたルーパ糸7が縫製を止める前に形成された針糸6a,6bの最終のループ6c,6dに他糸レーシングの形態をなして絡んだ縫い目が形成される。このように絡んだルーパ糸7は、その端部が矢符にて示す如く引っ張られたとしても最終のループ6c,6dから抜け出すことがなく、縫い目のほつれを発生段階にて確実に防止することができ、確実なほつれ止め効果が得られる上、縫い終わり部分の縫い目は、図示の如く、他の部分と見た目に何らの変わりもなく、見栄えが悪くなることもない。
特許第2879399号公報
このように前記特許第2879399 号公報に提案されたほつれ防止方法は、ルーパ糸と針糸とを用いて縫製が実施される二重環縫いミシン、偏平縫いミシン等のミシンにおいて、縫い終わり部分の近傍に発生するほつれを確実に防止し得る優れたものである。
さて、以上の如きほつれ防止方法を実施するための装置においては、ルーパ糸を捉えるルーパ糸掛けフックが、針落ち位置の右側から左側に向けて進出するルーパの左進端側において、針落ち位置の後側に配設してあり、該位置での前後方向の進退動作を行って、ルーパの後側にてルーパ糸を捉える構成としてある。
ところが、前記ルーパ糸掛けフックをこれの進退動作のための駆動機構を含めて配設するには、ミシンベッドの先端部に設定される針落ち位置の後側に大なるスペースが必要であり、筒状縫製物を取り扱うべく細径筒形のベッドを備えるミシンへの適用が難しいという問題がある。
駆動機構の配設スペースを削減するために、一部のミシンにおいては、ルーパの後側にてルーパ糸を捉えるルーパ糸掛けフックを鉛直軸周りに揺動させる構成としてあるが、この構成においても、ルーパ糸掛けフックの揺動軸、及び該揺動軸の駆動機構は、針落ち位置の左後側に配置せざるを得ず、これらの配設スペースを確保するために前記ベッドの先端部が大径、長大化し、縫製作業を妨げる虞れがあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、ルーパ糸掛けフック及びこれの駆動機構を、ルーパ糸及び針糸の切断機構を含めて針落ち位置の右側に配することにより、ミシンベッドの先端側に多大の配設スペースを不要として、筒形ベッドを備えるミシンにおいても適用可能な縫い目のほつれ防止装置を提供することを目的とする。
本発明の第1発明に係る縫い目のほつれ防止装置は、針落ち位置の後側に形成される針糸のループに、該針落ち位置の右側から左側に向けて進出するルーパを通し、該ルーパが保持するルーパ糸を前記針糸に絡ませて縫製を行うミシンに装備してあり、前記針落ち位置の右後側に進退動作可能に配してあり、左前方向への進出時に前記ルーパの進出端近傍にて前記ルーパ糸を捉え、該ルーパ糸を右後方向への退入時に前記針落ち位置の後位置に保持するルーパ糸掛けフックと、前記針落ち位置の右側に進退動作可能に配してあり、左方向への進出時に前記ルーパが通された前記針糸のループ内に挿入される糸切りフックと、該糸切りフックの先端に設けられ、右方向への退入時に前記ルーパの先端近傍にて前記ルーパ糸を捉える第1のフック部と、前記糸切りフックの中途に設けられ、右方向への退入時に前記針落ち位置の後側にて前記針糸及び前記ルーパ糸掛けフックに保持されたルーパ糸を捉える第2のフック部と、前記糸切りフックの退入端部近傍において前記第1,第2のフック部に摺接し、これらのフック部に捉えられたルーパ糸及び針糸を切断する糸切りメスと、縫い終わり直前に前記ルーパを進出状態にし、前記ルーパ糸掛けフックを進退動作させて前記ルーパ糸を捉え、この状態で少なくとも一針分の縫製を行わせた後、前記糸切りフックを進退動作させて前記第1,第2のフック部にルーパ糸及び針糸を捉えて切断するほつれ止め動作を行わせる制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明においては、縫い終わり直前にルーパが進出状態にある時を起点として、針落ち位置の右後側に配したルーパ糸掛けフックを進退動作させ、左前方向への進出により前記ルーパの左進端近傍にてルーパ糸を捉え、捉えたルーパ糸を右後方への退入により針落ち位置の後側に保持しておく。次いで、この状態で少なくとも一針の縫製を行わせて、針落ち位置の右側に配した糸切りフックを進退動作させ、左方向の進出により前記ルーパが通された針糸ループ内に挿入し、その後の右方向への退入により、糸切りフックの先端に設けた第1のフック部により前記ルーパの左進端近傍にてルーパ糸を捉え、また糸切りフックの中途に設けた第2のフック部により、ルーパ糸掛けフックに保持されたルーパ糸を針糸と共に捉え、これらのルーパ糸及び針糸を、更なる糸切りフックの退入により第2,第1のフック部に順次摺接する糸切りメスにより切断してほつれ止め状態を実現する。
また第2発明に係る縫い目のほつれ防止装置は、第1発明における前記ルーパ糸掛けフックを進退動作させる駆動機構が、前記ルーパ糸掛けフックを移動案内するガイド部材と共に、前記針落ち位置の右後側のミシンベッドの内部に配設してあることを特徴とする。
この発明においては、針落ち位置の右後側から左前側に向けてルーパ糸掛けフックを進退動作させる駆動機構を、移動案内用のガイド部材と共に、針落ち位置の右後側のミシンベッドの内部に斜めに配設し、針落ち位置の後側に大スペースを要することなくほつれ防止装置を構成する。
また第3発明に係る縫い目のほつれ防止装置は、第1発明におけるルーパ糸掛けフックによる前記ルーパ糸の保持位置が、前記糸切りフックの進退動作経路よりも下位置に設定してあることを特徴とする。
この発明においては、ルーパ糸掛けフックにより捉えたルーパ糸を、針落ち位置の後側にて糸切りフックの進退動作経路よりも下位置に保持しておき、糸切りフックの進出動作時における干渉を排除し、また糸切りフックの退入動作時における第2のフック部による捕捉を確実に行わせる。
また第4発明に係る縫い目のほつれ防止装置は、第1乃至第3発明のいずれかにおける糸切りフックの進退動作経路が、前記ルーパの進退動作経路の上位置に沿って設定してあることを特徴とする。
この発明においては、少なくとも一針の縫製後における糸切りフックの進出動作及び退入動作をルーパの進退動作経路の上位置に沿って行わせて、進出時には、ルーパが通された針糸のループ内への挿入を確実に生ぜしめ、また退入時には、第2フック部による針糸の捕捉を確実に行わせる。
また第5発明に係る縫い目のほつれ防止装置は、第1〜第4のいずれかにおけるルーパ糸掛けフックの進退動作経路が、前記ルーパの進出端近傍にて該ルーパの進退動作経路を右後方から左前方に向けて斜めに交叉するように設定してあることを特徴とする。
この発明においては、ルーパ糸掛けフックの進退動作をルーパの左進端近傍にてルーパの進退動作経路を斜めに交叉するように行わせ、このルーパ糸掛けフックによるルーパ糸の捕捉を確実に行わせる。
本発明においては、まず第1ステップとして、縫い終わり直前にルーパが進出状態にあるときルーパ糸掛けフックを進退動作させて、ルーパの左進端近傍にてルーパ糸を捉えて針落ち位置の後側に保持しておき、次の第2ステップにおいて、ルーパ糸の保持状態を保ったまま少なくとも一針の縫製を行わせ、次の第3ステップにおいて糸切りフックを進退動作させて、この糸切りフック先端の第1のフック部によりルーパの左進端近傍にてルーパ糸を捉え、同じく中途の第2のフック部によりルーパ糸掛けフックに保持されたルーパ糸を針糸と共に捉え、これらのルーパ糸及び針糸を、第2,第1のフック部に順次摺接する糸切りメスにより一括して切断してほつれ止め状態を実現する。
本発明の第1発明に係る縫い目のほつれ防止装置においては、ほつれ止めを実現すべく縫い終わり直前にルーパ糸を一旦保持するルーパ糸掛けフックを、糸切りフックと共に針落ち位置の右側に配し、また第1のフック部及び第2のフック部を有する単一の糸切りフックにより必要とされるルーパ糸及び針糸を一括して捕捉し切断する構成としたから、これらのフック及びこれらの駆動機構を針落ち位置の右側にコンパクトにまとめて配設することができ、配設スペースが限定される筒形ベッドを備えるミシン等、ミシンの種類の如何に拘わらず適用が可能となり、簡単な操作で縫い目のほつれの発生を確実に防止することができ、縫製布に皺を生ずることがなく、更に縫い目の異常による見栄えの悪さも生じない。
また第2発明に係る縫い目のほつれ防止装置においては、針落ち位置の右後側に配されて左前方に向けて進退動作するルーパ糸掛けフックを、駆動機構及びガイド部材と共にミシンベッドの内側に配設したから、ベッドの後側に大スペースを要することなく構成することができ、筒形ベッドを備えるミシンにおいても適用が可能となる。
また第3発明に係る縫い目のほつれ防止装置においては、ルーパ糸掛けフックによるルーパ糸の保持が、糸切りフックの進退動作経路の下位置にてなされるから、糸切りフックの進出動作時における干渉の虞れがなく、また保持されたルーパ糸を糸切りフックの退入動作時に第2のフック部により確実に捕捉されて、ほつれ防止のための動作を安定して行わせることができる。
また第4発明に係る縫い目のほつれ防止装置においては、糸切りフックがルーパの進退動作経路の上位置に沿って進退動作するから、進出する糸切りフックをルーパが通された針糸のループ内に確実に挿通され、その後の退入時における針糸の捕捉も確実になされ、ほつれ防止のための動作を安定して行わせることができる。
更に第5発明に係る縫い目のほつれ防止装置においては、ルーパ糸掛けフックが左進端にあるルーパの先端部を交叉するように進退動作するから、ルーパ糸掛けフックによるルーパ糸の捕捉及び保持が確実になされ、ほつれ防止のための動作を安定して行わせることができる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1〜図4は、本発明に係る縫い目のほつれ防止装置(以下本発明装置という)の要部の構成を略示する平面図である。
本発明装置は、図中にA,Aとして示す各別の針落ち位置に夫々降下する2本の針2,2(図7〜図11参照)と、これらの針落ち位置A,Aをその中途に含んで進退動作するルーパ1とにより、前後方向(図1中に白抜矢符にて示す方向)に送りを加えられる縫製(図示せず)を縫製するミシンに装備されている。図1〜4中には、ミシンベッドB、及び該ミシンベッドBの先端部上面に固定された針板Cが2点鎖線により示されており、前記針落ち位置A,Aは、針板Cの略中央部に設定されている。
ルーパ1は、図示しないミシン主軸からの伝動により、図1〜図4中に実線により示す如く、その先端が針落ち位置A,Aを超えて左方向に進出する左進位置と、図1中に破線により示す如く、その先端が針落ち位置A,Aの右方向に退入する右退位置との間において、図1中に1点鎖線にて示す動作経路XーXに沿って進退動作する構成となっている。
以上の如きルーパ1の上部には、該ルーパ1と略同方向に進退動作可能に糸切りフック3が配してあり、該糸切りフック3及び前記ルーパ1の後側には、斜め前方に先端を向けたルーパ糸掛けフック4が、長手方向への進退動作可能に配してある。
糸切りフック3の先端には、鉤形をなす第1のフック部31が後方に向けて突設されている。また糸切りフック3の中途には、同様に鉤形をなす第2のフック部32が後方に向けて突設されており、この第2のフック部32の突設位置は、第1のフック部31の突設位置よりも後側に向けて幅広としてある。更にルーパ糸掛けフック4の先端には、鉤形をなす1つの保持フック41が後方に向けて突設されている。
前記糸切りフック3には、先端縁に刃を有する平板状の糸切りメス30が、上面から当接するように付設してある。糸切りメス30及び糸切りフック3は、共通の基台(図示せず)に取り付けてあり、これらは、図1及び図2に示す如く、ルーパ1の進退動作経路の後側に糸切りフック3の先端が位置する待機位置と、図3及び図4に示す如く、ルーパ1の進退動作経路の上位置に糸切りフック3の先端が位置する動作位置との間にて移動するようになしてある。
糸切りフック3の進退動作は、前記動作位置への移動下において、糸切りメス30をスライドガイドとしてルーパ1の上部に沿って生じ、先端の第1のフック部31までが糸切りメス30の下部に重なる図1、2示す退入位置から、図3に示す如く、先端の第1のフック部31がルーパ1の左進端近傍に達し、中途の第2のフック部32が針落ち位置A,Aよりも左側に位置する進出位置との間にて進退動作せしめられる構成となっている。なお図4に示す糸切りフック3の位置は、進出位置からの退入途中(又は退入位置からの進出途中)の位置である。
また前記ルーパ糸掛けフック4は、ミシンベッドBの内部に固定されたガイド部材40により中途部を支持され、このガイド部材40により案内されて進退動作するように構成されている。この進退動作は、図1に示す如く、保持フック41が設けられた先端が、針落ち位置A,Aの後側においてルーパ1の進退動作経路の後方に適長離隔して位置する退入位置と、図2に示す如く、保持フック41が設けられた先端が、左進端近傍にあるルーパ1の先端部の上位置を右後方から左前方に向けて斜めに横切る進出位置との間にて生じるように設定されている。
以上の如く構成された糸切りフック3及びルーパ糸掛けフック4は、後述の如く進退せしめられ、ルーパ1及び針2,2の動作により図示しない縫製に形成される縫い目の縫い終わり部におけるほつれを防止すべく動作する。このような糸切りフック3及びルーパ糸掛けフック4を備える本発明装置においては、針落ち位置A,Aの右側に糸切りフック3が配設されており、またルーパ糸掛けフック4が、糸切りフック3の後側、即ち、右後方から針落ち位置A,Aの後ろ位置に向けて配設されていることから、針落ち位置A,Aの左側、即ち、ミシンベッドBの先端側に、糸切りフック3及びルーパ糸掛けフック4、並びにこれらの駆動機構の配設スペースを確保する必要がない。
また、ほつれ防止のための後述する動作において必要となる針糸6a,6b及びルーパ糸7(図8〜図12参照)の捕捉及び切断が、一つの糸切りフック3により一括してなされるから、ルーパ糸掛けフック4は、糸切りフック3の後側に、進退動作経路が干渉しない範囲において近接して配置することができる。従って、ルーパ糸掛けフック4を、これのガイド部材40及び駆動機構を含めて配設するスペースを、ミシンベッドBの大径化を招くことなく確保することができる。
図5は、ルーパ糸掛けフック4の駆動機構の構成例を示す平面図である。図示の駆動機構は、筒形をなすミシンベッドBの内部に、前述の如くルーパ糸掛けフック4を移動案内するガイド部材40を含めて配設すべく構成されたものであり、ミシンベッドBの後部内面に固設された基台42と、該基台42に取り付けられた駆動源としてのエアシリンダ43とを備えている。
図示の如く基台42は、平面視にて直角三角形をなすブロックであり、直角を挾む2辺のうちの1辺(長辺)をミシンベッドBの内面に固定し、他の1辺(短辺)を左側に向けて配してある。エアシリンダ43は、このような基台42の斜辺に沿って取付けられており、左前方に進出し、右後方に退入する出力ロッド44を備えている。
また基台42の短辺には、前記斜辺と略平行をなして左前方に延びるガイド台45が、一体に突設されており、このガイド台45の前面には、これに沿ってリニアガイド46が取付けられている。図5中に一部が示されたリニアガイド46は、これに沿って長手方向への摺動自在にスライダ47を支持しており、該スライダ47は、前方に突設された連結アームを介してエアシリンダ43の出力ロッド44の先端に連結されている。
このように支持されたスライダ47の上面には、ルーパ糸掛けフック4の基部が、スライダ47の摺動方向に沿わせた長手方向の位置調整と、スライダ47に対する相対的な傾き角度の微調整とを可能としてねじ止め固定されている。このようにリニアガイド46及びスライダ47は、ルーパ糸掛けフック4を移動案内するガイド部材40を構成しており、ルーパ糸掛けフック4は、前述の如く生じるエアシリンダ43の動作に応じて、リニアガイド46に沿ったスライダ47の摺動により移動案内されて左進又は右退動作せしめられる。
このように図5に示す構成例においては、ルーパ糸掛けフック4に前述した進退動作を行わせるための駆動機構を、ルーパ糸掛けフック4を移動案内するガイド部材40(リニアガイド46及びスライダ47)を含めてミシンベッドBの内部にコンパクトに配設することができ、ミシンベッドBの後側に大スペースを確保する必要がないから、スペース上の制約がある細径の筒形ベッドを備えるミシンにおいても適用可能であり、以下に示すほつれ防止方法を実施することが可能となる。
なお図5においては、ルーパ糸掛けフック4を進退動作させるための駆動源としてエアシリンダ43が用いられているが、ソレノイド等、進退動作が可能な他の駆動源を用いてもよく、またガイド部材の構成及びガイド部材と駆動源との連結構造についても、図5に示す構成に限らないことは言うまでもない。
図6は、以上の如き本発明装置を備えるミシンの制御系のブロック図である。マイクロプロセッサを用いてなる制御部8には、ペダルスイッチ21によって発せられる踏み込み信号 21a及び踏み返し信号 21bと、針が上死点近傍にある時に発せられる針位置信号22と、後述の如く発せられる糸切り信号23及び針糸払い信号24が夫々入力されている。
一方制御部8の出力は、本発明装置を構成する糸切りフック3を進退動作させるための糸切りシリンダ33と、ルーパ糸掛けフック4を進退動作させるための前記エアシリンダ43とに夫々与えられており、糸切りフック3及びルーパ糸掛けフック4は、制御部8から各シリンダ33,43に与えられる動作指令に従って前述の如く進退動作するように構成されている。
更に制御部8の出力は、ミシン主軸の駆動源であるミシンモータ26、布押え用の押え金を昇降する布押えシリンダ27、及び後述の如く切断される針糸を跳ね上げるエアワイパ28に夫々与えられており、ミシンモータ26は、制御部8からの動作指令に従って駆動又は停止され、また布押えシリンダ27及びエアワイパ28は、制御部8からの動作指令に従って作動せしめられるように構成されている。
図7は、図示しない縫製の縫い終わり部においてほつれの発生を防止すべく行われる制御部8の動作内容を示すタイムチャート、図8〜図12は、本発明装置の動作説明図であり、図7のタイムチャートに従う制御部8の動作の間の糸切りフック3及びルーパ糸掛けフック4の動作状態を示してある。
制御部8は、図示しない縫製に対して所要の位置まで縫製が終了し、図7のS1 時点において、ミシン駆動のためのペダルが踏み込み状態から中立状態に戻されたとき、即ち、前記踏み込み信号 21a及び踏み返し信号 21bのいずれもが与えられない状態となったとき、針位置信号22を参照して出力側のミシンモータ26に停止指令を発し、針2,2が上死点近傍にあってルーパ1が左進した状態でミシンを一時停止させる。
その後制御部8は、前記ペダルが踏み返し操作されるまで待機し、図7のS2 時点において踏み返し操作がなされ、入力側に踏み返し信号 21bが与えられている間に、ほつれ防止のための以下に示すほつれ防止動作を行う。
なお図7においては、S1 時点からS2 時点までの間に中立状態が維持されることとなっているが、このような中立状態の維持は必須の操作ではなく、ミシン駆動のためのペダル操作は、踏み込み状態から中立位置を経て踏み返し状態に移行するようになされてもよい。この場合、中立位置の通過時に踏み込み信号 21a及び踏み返し信号 21bのいずれもが与えられない無信号状態が存在し、制御部8は、このような無信号状態をトリガとし、前述の如く、針2,2が上死点近傍にあってルーパ1が左進した状態を実現した後にほつれ防止動作を開始する。
ほつれ防止動作において制御部8は、まず、出力側のエアシリンダ43に動作指令を発し、これに所定ストロークの進退動作を行わせる。これによりルーパ糸掛けフック4は、図1に示す退入位置から、図2に示す進出位置に移動し、再度退入位置に戻る一連の動作をなす。図8には、ルーパ糸掛けフック4の進出途中又は退入途中の状態が示されている。
ルーパ糸掛けフック4の進出は、前述の如く、左進端近傍にあるルーパ1の先端部の上位置を右後方から左前方に向けて斜めに横切るように生じ、この進出動作中にルーパ糸掛けフック4は、図8に示す如く、図示しない縫製の裏側にて2本の針糸6a,6bにより形成される最終のループ6c,6dの後を通り、前記ルーパ1と、該ルーパ1の先端から後側に延びるルーパ糸7との間に挿通され、同一経路に沿ってルーパ糸掛けフック4が退入位置に戻るとき、前記ルーパ糸7は、ルーパ糸掛けフック4先端の保持フック41により捕捉され、前記退入位置にまで引き出されて保持される。図9には、ルーパ糸7が保持された状態が示されており、この保持は、針落ち位置A,Aの後側においてルーパ1の進退動作経路の後方に適長離隔した位置、より詳細には、図3又は図4に示す位置においてなされる
以上の如くルーパ糸掛けフック4を進退動作させた後、制御部8は、図7のS3 時点において前記針位置信号22を参照しつつ出力側のミシンモータ26に動作指令を発し、図示しない縫製布を一針のみ縫製して、針2,2が上死点近傍に戻り、ルーパ1が左進端近傍に戻った状態でミシンを再停止させる。このとき、ミシンの最初の停止前に形成された針糸6a,6bの最終のループ6c,6dに挿通されたルーパ糸7が前記ルーパ糸掛けフック4に保持されたまま前記一針の縫製が行われることとなり、前記針糸6a,6b及びルーパ糸7は、図10に示す状態となる
次いで制御部8は、前記糸切り信号23が与えられるまで待機し、図7のS4 時点において糸切り信号23が与えられると、出力側の糸切りシリンダ33に動作指令を発し、これに所定の進退動作を行わせる。これにより糸切りフック3は、まず、図1に示す待機位置から前記動作位置にまで糸切りメス30と共に移動せしめられ、次いで、図3に示す進出端に達するまで進出し、その後に退入位置に復帰する一連の動作を行う。図11には、糸切りフック3の進出途中又は退入途中の状態が示され、図12には、糸切りフック3が退入位置に復帰した状態が示されている。
以上の如く糸切りフック3の進退動作がなされるとき、ルーパ1は、前記一針の縫製により形成された針糸6a,6bのループを保持しており、前述の如く進出する糸切りフック3は、図11に示す如く前記ループの内部に挿通され、この後の糸切りフック3の退入も、前記ループの内部を通って生じる。ここで糸切りフック3の進退動作は、ルーパ1の進退動作経路の上位置に沿って生じるから、針糸6a,6bのループ内への前述した挿通は確実になされる。
糸切りフック3の進出端は、図3に示す如く設定されており、先端の第1のフック部がルーパ1の左進端近傍に達し、中途の第2のフック部32が針落ち位置A,Aよりも左側に位置した状態となり、この位置から糸切りフック3の退入が開始される。ここで、糸切りフック3の第1,第2のフック部31,32は、前述の如く、夫々の位置にて後向きに突設されているから、糸切りフック3が退入するとき、先端の第1のフック部31は、これよりも退入側に位置するルーパ1の先端から後側に延びるルーパ糸7を捕捉し、また中途の第2のフック部32は、退入経路の後側に位置する針糸6a,6bを捕捉すると共に、これらの針糸6a,6bの後側にてルーパ糸掛けフック4により保持されたルーパ糸7、即ち、一針前の縫製時にルーパ1により繰り出されていたルーパ糸7を捕捉する。
以上の如く第1のフック部31により捉えられたルーパ糸7、並びに、第2のフック部32により捉えられた針糸6a,6b及び一針前のルーパ糸7は、糸切りフック3の退入位置にまで引かれ、第2のフック部32に捉えられた針糸6a,6b及び一針前のルーパ糸7は、糸切りメス30の先端の刃部に摺接せしめられて切断され、また第1のフック部31に捉えられた一針後のルーパ糸7は、同様に糸切りメス30の先端の刃部に摺接せしめられて切断されると共に、この切断位置よりもルーパ1側にて保持される。
図8〜図12に示す如く糸切りフック3は、これの下面の前側に弾接する板ばね34のばね力により糸切りメス30との摺接部に押し付けられており、糸切りメス30による針糸6a,6b及びルーパ糸7の切断は、前記板ばね34による押し付け下にてなされ、このとき第1のフック部31に捕捉されたルーパ糸7は、糸切りフック3の下面と板ばね34との間に挟まれた状態で保持される。
図12には、このときの状態が示されており、第2のフック部32による捕捉か所にて切断されたルーパ糸7の上流側部分は、ミシンの最初の停止前に形成された針糸6a,6bの最終のループ6c,6d内に他糸レーシングの形態をなして絡む。また、この切断位置の下流側部分は、第1のフック部31による捕捉下での切断か所との間で糸片7a(図13参照)となり、前記最終のループ6c,6d内に挿通された状態で残る
図13は、本発明装置により得られる縫い終わり部分の縫い目を縫製布の裏面側から見た図である。本図に示す縫い目は、2か所の切断により残されたルーパ糸7の糸片7aが前記最終のループ6c,6dに挿通された状態で残る点を除けば、図14(b)に示す縫い目と同じであり、前記ループ6c,6dに他糸レーシングの形態をなして絡むルーパ糸7は、端部の引っ張りにより最終のループ6c,6dから抜け出すことがなく、縫い目のほつれを発生段階にて確実に防止することができる。
前記糸片7aは、縫製完了後に作業者の手作業により取り除いてもよいが、そのまま残されたとしても、縫製布の使用段階において自然に抜け落ちることとなり、このように得られる縫い終わり部の縫い目は、他の部分と見た目に何らの変わりもなく、見栄えが悪くなることもない。
なお以上の実施の形態においては、ルーパ糸掛けフック4によりルーパ糸7を捕捉した後、この状態で一針分の縫製を行わせようにしてあるが、ルーパ糸7の捕捉後、二針分、又は三針分以上の縫製を行わせるようにしても同様のほつれ防止効果が得られる。このような縫製は、図7のS3 時点におけるミシンモータ26の駆動を、二針分又は三針分以上に亘って行わせることにより実現される。
前述した切断動作を終えた後、制御部8は、前記針糸払い信号24が与えられるまで待機し、図7のS5 時点において針糸払い信号24が与えられると、出力側のエアワイパ28に動作指令を発し、該エアワイパ28を動作させて、針2,2側に残された針糸6a,6bをミシンベッドB上に跳ね上げ、その後、図7のS6 時点において出力側の布押えシリンダ27に操作指令を発し、該布押えシリンダ27を動作させて布押え用の押え金(図示せず)を上昇させて、ほつれ防止のための一連の動作を終える。
これにより縫製布をミシンから取り外し、また新たな縫製布をセットすることが可能となる。このときルーパ1側に残されたルーパ糸7は、糸切りフック3先端の第1のフック部31と糸切りメス30とにより保持されており、また針2,2側に残された針糸6a,6bは、ミシンベッドB上に跳ね上げられた状態にある。従って、これらの針糸6a,6b及びルーパ糸7に対して何らの始末を要することなく次回の縫製を開始することができる。
なお、エアワイパ28の動作による針糸6a,6bの跳ね上げ、及び布押えシリンダ27を動作による押え金の上昇は、ほつれ止めのために必須の動作ではなく、実施の形態に示すように一連の動作として行わせる代わりに、別途の操作に応じて行わせるようにしてもよい。
本発明装置の要部の構成を略示する平面図である。 本発明装置の要部の構成を略示する平面図である。 本発明装置の要部の構成を略示する平面図である。 本発明装置の要部の構成を略示する平面図である。 ルーパ糸掛けフック4の駆動機構の構成例を示す平面図である。 本発明装置を備えたミシンの制御系のブロック図である。 制御部の動作内容を示すタイムチャートである。 本発明装置の動作説明図である。 本発明装置の動作説明図である。 本発明装置の動作説明図である。 本発明装置の動作説明図である。 本発明装置の動作説明図である。 本発明装置により得られる縫い終わり部分の縫い目を縫製布の裏面から見た図である。 縫い終わり部分の一般的な縫い目及び従来のほつれ防止装置により得られる縫い終わり部分の縫い目を縫製布の裏面から見た図である。
符号の説明
1 ルーパ
2 針
3 糸切りフック
4 ルーパ糸掛けフック
6a,6b 針糸
7 ルーパ糸
8 制御部
30 糸切りメス
31 第1のフック部
32 第2のフック部
40 ガイド部材
41 保持フック
43 エアシリンダ
46 リニアガイド
47 スライダ

Claims (5)

  1. 針落ち位置の後側に形成される針糸のループに、該針落ち位置の右側から左側に向けて進出するルーパを通し、該ルーパが保持するルーパ糸を前記針糸に絡ませて縫製を行うミシンに装備してあり、
    前記針落ち位置の右後側に進退動作可能に配してあり、左前方向への進出時に前記ルーパの進出端近傍にて前記ルーパ糸を捉え、該ルーパ糸を右後方向への退入時に前記針落ち位置の後位置に保持するルーパ糸掛けフックと、
    前記針落ち位置の右側に進退動作可能に配してあり、左方向への進出時に前記ルーパが通された前記針糸のループ内に挿入される糸切りフックと、
    該糸切りフックの先端に設けられ、右方向への退入時に前記ルーパの先端近傍にて前記ルーパ糸を捉える第1のフック部と、
    前記糸切りフックの中途に設けられ、右方向への退入時に前記針落ち位置の後側にて前記針糸及び前記ルーパ糸掛けフックに保持されたルーパ糸を捉える第2のフック部と、
    前記糸切りフックの退入端部近傍において前記第1,第2のフック部に摺接し、これらのフック部に捉えられたルーパ糸及び針糸を切断する糸切りメスと、
    縫い終わり直前に前記ルーパを進出状態にし、前記ルーパ糸掛けフックを進退動作させて前記ルーパ糸を捉え、この状態で少なくとも一針分の縫製を行わせた後、前記糸切りフックを進退動作させて前記第1,第2のフック部にルーパ糸及び針糸を捉えて切断するほつれ止め動作を行わせる制御手段と
    を備えることを特徴とする縫い目のほつれ防止装置。
  2. 前記ルーパ糸掛けフックを進退動作させる駆動機構は、前記ルーパ糸掛けフックを移動案内するガイド部材と共に、前記針落ち位置の右後側のミシンベッドの内部に配設してある請求項1記載の縫い目の縫い目のほつれ防止装置。
  3. 前記ルーパ糸掛けフックによる前記ルーパ糸の保持位置は、前記糸切りフックの進退動作経路よりも下位置に設定してある請求項1又は請求項2記載の縫い目のほつれ防止装置。
  4. 前記糸切りフックの進退動作経路は、前記ルーパの進退動作経路の上位置に沿って設定してある請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の縫い目のほつれ防止装置。
  5. 前記ルーパ糸掛けフックの進退動作経路は、前記ルーパの進出端近傍にて該ルーパの進退動作経路を右後方から左前方に向けて斜めに交叉するように設定してある請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の縫い目のほつれ防止装置。
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