JP2017225790A - 生地の縫製方法及び二重環縫いミシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】切断されるルーパ糸切断端部分TL2を自由状態とする第1ステップ、ルーパ糸切断端部分をルーパ3の縫製進行方向下手側に向け略縫製進行方向に沿う姿勢で移行させる第2ステップ、そのルーパ糸切断端部分TL2の先端部付近を挟み保持する第3ステップ、ミシン半回転動作によりルーパ糸の中途部分TL2aを左右の針間に誘導して縫製進行方向を除いた方向への移動を阻止した状態で保持する第4ステップ、その後の回転動作のうち、ルーパが進出端近傍の位置から退入端近傍の位置に達するまでの間の動作範囲内設定位置でルーパ糸切断端部分TL2の先端部保持を解除する第5ステップ、を有し、第5ステップ以降は、ルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで所定の縫製を行う。
【選択図】図20
Description
なお、前記往復駆動移動機構9は、後述する本発明の実施の形態における往復駆動移動機構と同じ構成であるため、対応する構成部材には本発明の実施の形態で説明する往復駆動移動機構と同一の符号を付している。
まず、図22(a)に示すように、縫い終わり時に糸切り装置4が針落ち位置の一側寄り外部位置である前記進出位置P1にまで移動された後、図22(b)に示すように、可動メス5のみが前記進出位置P1から針落ち位置の他側寄り外部位置に向けて矢印x方向に往行駆動移動される。この往行駆動移動により、図22(c)に示すように、可動メス5先端側のルーパ糸捕捉部10がルーパ3の先端近くと縫製生地Wの裏面側との間に掛け渡されているルーパ糸部LTを越えた直後に可動メス5の移動方向が反転されて前記ルーパ糸捕捉部10にルーパ糸部LT1が引掛けられ捕捉される。続いて、図22(d)に示すように、可動メス5が前記針落ち位置の他側寄り外部位置から前記進出位置P1に向けて矢印y方向に復行駆動移動され、この復行駆動移動時に針糸捕捉部11に縫製生地Wの裏面側に突出する左右の針糸部NTa1,NTb1が引掛けられて捕捉される。そして、可動メス5が更に矢印y方向に復行駆動移動されることによって、図22(e)に示すように、前記針糸捕捉部11に捕捉された針糸部NTa1、NTb1及びルーパ糸捕捉部10に捕捉されたルーパ糸部LT1が各捕捉部11,10と固定メス6との摺接により切断される。その後、図22(f)に示すように、針1a,1bは針板2の上方へ移動すると共に、ルーパ3に保持されているルーパ糸LT1の切断端部分LT2はその先端部が可動メス5とルーパ糸挟み部材7との間に弾性的に挟み保持されて次の縫製に備えている。そして、次の縫製開始に伴う生地の縫製進行方向Hへの移動に伴い、可動メス5とルーパ糸挟み部材7との間に弾性的に挟み保持されているルーパ糸切断端部分LT2の先端部が可動メス5とルーパ糸挟み部材7との間から自然に引き抜かれる(挟み保持解除される)ことになる。
この場合は、ルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで所定の縫製を行う際の生地送り量が通常時よりも小さいために、ルーパ糸の切断端部分の先端が並列方向の両端針間で複雑に絡み合った形態の縫目中に位置されることになり、糸残り端が針糸部の左右にはみ出すことを抑制し、見栄えを一層向上することができる。
この場合は、ルーパ糸の中途部分が該ルーパ糸の先端部付近の保持解除に伴い順次縫製進行方向に抜け移動される位置が並列方向の両端針間であるために、短いルーパ糸をその糸端が次の縫製動作により形成される縫目の幅内の位置に確実に留めて縫目の外側方へのはみ出しがほぼ発生することがないように処理することができる。
この場合は、ルーパ糸の切断端部分を前記ノズルから噴出されるエアにより吹き飛ばすため、糸の種類にかかわらず確実にルーパの縫製進行方向の下手側に移行させることができると共に、エア噴出ノズルを固定位置に設置すればよくて可動部が不要であるため、構造が簡単であり、かつ、スペースも小さくて済み、ミシンベッド内部に設置するのに好適である。加えて、エアにより吹き飛ばされるルーパ糸の切断端部分をルーパ糸案内部材の通路に誘導通過させることにより、ふらつきやすいルーパ糸の切断端部分を所定どおり略縫製進行方向に沿う水平姿勢に確実に矯正することができる。
図1は本発明に係る2本針型式の横筒形二重環縫いミシン全体のうち、ミシンベッド部の上面部分を取り除いた状態の斜視図、図2は同2本針型式の横筒形二重環縫いミシンのミシンアーム部を切除した状態の要部の斜視図である。
即ち、前記可動メス5は、その右端部下面を、ネジ23を介して可動メス台24に固定されている。この可動メス台24の長手方向(左右方向)の略中央部にはU字状の切欠部25が形成されていると共に、この切欠部25を挟んだ左右位置には可動メス台24の長手方向に沿って長い左右一対のスリット26a,26bが形成されている。
なお、ツバ付きスリーブ41a,41bのうち、右側のツバ付きスリーブ41bは、右側のリンク40bの両端穴のピッチを変更することで、左側のリンク40aのツバ付きスリーブ41aを支点として糸切り装置4の前記進出位置P1における可動メス5の針落ち部及びルーパ3に対する縫製進行方向での進出移動起点の位置を微調整可能とするべくエキセンカム状に形成されている。
2 針板
3 ルーパ
3a 先端糸孔
4 糸切り装置
50 エア噴出メズル(ルーパ糸切断端部分の移行手段)
60 開閉式糸挟み機構(ルーパ糸保持手段)
70 ルーパ糸案内部材
71 通路
80 ルーパ糸保持部材
81 傾斜縁(ルーパ糸誘導部)
82 ルーパ糸保持溝部
NTa,NTb 針糸
LT ルーパ糸
LT1 突出し切断されるルーパ糸部
LT2 ルーパ糸切断端部分
LT2a ルーパ糸中途部分
LTe ルーパ糸の糸端
M 二重環縫いミシン
W 縫製生地(丸物生地)
A 二重環縫いの縫目
H 縫製進行方向
Claims (13)
- 生地を、針板の上面に沿って所定の縫製進行方向に送りながら、縫製進行方向に略直交する方向に並列配置された複数本の針の上下動により前記針板下に複数の針糸ループを形成すると共に、前記複数本の針の並列方向の一側部と他側部との間に亘って前記縫製進行方向に略直交する方向に進退動作可能なルーパの進出により前記複数の針糸ループを捉え、その捉えた複数の針糸ループを前記ルーパが保持するルーパ糸によりルーピングすることにより、前記生地に複数針の二重環縫いの縫目を形成する生地の縫製方法であって、
縫製終了後で前記ルーパが略進出端に位置している時、前記針の並列方向の他側部に配置された糸切り装置により切断されて前記ルーパ先端部の糸孔に繋がるルーパ糸の切断端部分を自由状態とする第1ステップと、
前記自由状態のルーパ糸の切断端部分を、前記ルーパの縫製進行方向の下手側に向け略縫製進行方向に沿う姿勢となるように移行させる第2ステップと、
前記縫製進行方向の下手側に移行された前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近を保持する第3ステップと、
空環を形成する又は次の生地に縫目を形成するために前記針及びルーパを少なくとも半回転動作させることにより、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分を前記複数本の針のうち、並列方向の両端針それぞれの近傍部間を結ぶ範囲内の設定位置に誘導すると共に、その誘導された設定位置から前記ルーパ糸の中途部分の移動が縫製進行方向を除き阻止された状態に保持させる第4ステップと、
前記第4ステップに続く前記針及びルーパの回転動作のうち、前記針が上死点近傍かつ前記ルーパが進出端近傍の位置から、前記針が下死点近傍かつ前記ルーパが退入端近傍の位置に達するまでの間の回転動作範囲内の設定動作位置において、前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近に対する保持を解除する第5ステップと、
を有し、
第5ステップ以降は、前記ルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで所定の縫製を行う
ことを特徴とする生地の縫製方法。 - 前記第5ステップ以降におけるルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで行う所定の縫製のうち、縫い始め部分の生地の送り量は、通常縫製時の生地の送り量よりも小さく設定されている
ことを特徴とする請求項1に記載の生地の縫製方法。 - 前記第4ステップにおいて、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分は前記複数本の針のうち、並列方向の両端針間の位置に誘導されると共に、その誘導された位置から前記ルーパ糸の中途部分の移動が縫製進行方向を除き阻止された状態に保持される
ことを特徴とする請求項1に記載の生地の縫製方法。 - 丸物生地の端縁部を生地の裏面側に折り返し重ね合わせられた重ね合わせ生地部分を、針板の上面に沿って所定の縫製進行方向に送りながら、縫製進行方向に略直交する方向に並列配置された複数本の針の上下動により前記針板下に複数の針糸ループを形成すると共に、前記複数本の針の並列方向の一側部と他側部との間に亘って前記縫製進行方向に略直交する方向に進退動作可能なルーパの進出により前記複数の針糸ループを捉え、その捉えた複数の針糸ループを前記ルーパが保持するルーパ糸によりルーピングすることにより、前記丸物生地の重ね合わせ生地部分の全周に二重環縫いの縫目を形成する生地の縫製方法であって、
縫製終了後で前記ルーパが略進出端に位置している時、前記針の並列方向の他側部に配置された糸切り装置により切断されて前記ルーパ先端部の糸孔に繋がるルーパ糸の切断端部分を自由状態とする第1ステップと、
前記自由状態のルーパ糸の切断端部分を、前記ルーパの縫製進行方向の下手側に向け略縫製進行方向に沿う姿勢となるように移行させる第2ステップと、
前記縫製進行方向の下手側に移行された前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近を保持する第3ステップと、
空環を形成する又は次の生地に縫目を形成するために前記針及びルーパを少なくとも半回転動作させることにより、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分を前記複数本の針のうち、並列方向の両端針それぞれの近傍部間を結ぶ範囲内の設定位置に誘導すると共に、その誘導された設定位置から前記ルーパ糸の中途部分の移動が縫製進行方向を除き阻止された状態に保持させる第4ステップと、
前記第4ステップに続く前記針及びルーパの回転動作のうち、前記針が上死点近傍かつ前記ルーパが進出端近傍の位置から、前記針が下死点近傍かつ前記ルーパが退入端近傍の位置に達するまでの間の回転動作範囲内の設定動作位置において、前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近に対する保持を解除する第5ステップと、
を有し、
第5ステップ以降は、前記ルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで所定の縫製を行う
ことを特徴とする生地の縫製方法。 - 前記第5ステップ以降におけるルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで行う所定の縫製のうち、縫い始め部分の生地の送り量は、通常縫製時の生地の送り量よりも小さく設定されている
ことを特徴とする請求項4に記載の生地の縫製方法。 - 前記第4ステップにおいて、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分は前記複数本の針のうち、並列方向の両端針間の位置に誘導されると共に、その誘導された位置から前記ルーパ糸の中途部分の移動が縫製進行方向を除き阻止された状態に保持される
ことを特徴とする請求項4に記載の生地の縫製方法。 - 生地をセットし且つ所定の縫製進行方向への送りを案内する針板と、縫製進行方向に略直交する方向に並列配置され針糸を保持して上下動する複数本の針と、ルーパ糸を保持して前記複数本の針の並列方向の一側部と他側部との間に亘って前記縫製進行方向に略直交する方向に進退動作可能で、進出動作時に前記針が針板下に形成する複数の針糸ループを捉えるルーパと、前記針の並列方向の他側部に配置されて縫製後のルーパ糸および針糸を切断する糸切り装置とを備え、前記ルーパの進出動作により捉えた前記複数の針糸ループを、該ルーパが保持するルーパ糸でルーピングすることにより、前記生地に二重環縫いの縫目を形成するように構成された二重環縫いミシンであって、
縫製終了後で前記ルーパが略進出端に位置している時、前記糸切り装置により切断されて前記ルーパ先端部の糸孔に繋がり自由状態となったルーパ糸の切断端部分を、前記ルーパの縫製進行方向の下手側に向け略縫製進行方向に沿う姿勢となるように移行させるルーパ糸の切断端部分の移行手段と、
前記縫製進行方向の下手側に移行された前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近を保持及び保持解除可能なルーパ糸保持手段と、
空環を形成する又は次の生地に縫目を形成するために前記針及びルーパを少なくとも半回転動作させることにより、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分を前記複数本の針のうち、並列方向の両端針それぞれの近傍部間を結ぶ範囲内の設定位置にまで誘導するルーパ糸誘導部とこの誘導部により設定位置にまで誘導された前記ルーパ糸の中途部分の抜け移動が縫製進行方向を除き阻止される状態に保持するルーパ糸保持溝部とを有するルーパ糸保持部材と、
前記ルーパ糸保持部材にルーパ糸の中途部分が保持された状態で、前記針及びルーパを回転動作させて、前記針が上死点近傍かつ前記ルーパが進出端近傍の位置から、前記針が下死点近傍かつ前記ルーパが退入端近傍の位置に達するまでの間の回転動作範囲内の設定動作位置において、前記ルーパ糸保持手段による保持を解除するように制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段の制御動作後、前記ルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで次の生地に対する所定の縫製を行うように構成されている
ことを特徴とする二重環縫いミシン。 - 前記ルーパ糸の切断端部分の移行手段は、エア噴出ノズルであり、このエア噴出ノズルと前記ルーパ糸保持手段との間には、前記エア噴出ノズルから噴出されるエアにより吹き飛ばされるルーパ糸の切断端部分を略縫製進行方向に沿う略水平姿勢に矯正しながら通過させる通路を有するルーパ糸案内部材が設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載の二重環縫いミシン。 - 前記ルーパ糸保持部材は、前記ルーパ糸誘導部が前記複数本の針のうち、並列方向の両端針間の位置に位置されるように配置されている
ことを特徴とする請求項7に記載の二重環縫いミシン。 - 丸物生地の端縁部を生地の裏面側に折り返し重ね合わせられた重ね合わせ生地部分をセットし且つ所定の縫製進行方向への送りを案内する針板と、縫製進行方向に略直交する方向に並列配置され針糸を保持して上下動する複数本の針と、ルーパ糸を保持して前記複数本の針の並列方向の一側部と他側部との間に亘って前記縫製進行方向に略直交する方向に進退動作可能で、進出動作時に前記針が針板下に形成する複数の針糸ループを捉えるルーパと、前記針の並列方向の他側部に配置されて縫製後のルーパ糸および針糸を切断する糸切り装置とを備え、前記ルーパの進出動作により捉えた前記複数の針糸ループを、該ルーパが保持するルーパ糸でルーピングすることにより、前記丸物生地の重ね合わせ生地部分の全周に二重環縫いの縫目を形成するように構成された丸物生地縫製用の二重環縫いミシンであって、
縫製終了後で前記ルーパが略進出端に位置している時、前記糸切り装置により切断されて前記ルーパ先端部の糸孔に繋がり自由状態となったルーパ糸の切断端部分を、前記ルーパの縫製進行方向の下手側に向け略縫製進行方向に沿う姿勢となるように移行させるルーパ糸の切断端部分の移行手段と、
前記縫製進行方向の下手側に移行された前記ルーパ糸の切断端部分の先端部付近を保持及び保持解除可能なルーパ糸保持手段と、
空環を形成する又は次の生地に縫目を形成するために前記針及びルーパを少なくとも半回転動作させることにより、前記先端部付近が保持されているルーパ糸の中途部分を前記複数本の針のうち、並列方向の両端針それぞれの近傍部間を結ぶ範囲内の設定位置にまで誘導するルーパ糸誘導部とこの誘導部により設定位置にまで誘導された前記ルーパ糸の中途部分の抜け移動が縫製進行方向を除き阻止される状態に保持するルーパ糸保持溝部とを有するルーパ糸保持部材と、
前記ルーパ糸保持部材にルーパ糸の中途部分が保持された状態で、前記針及びルーパを回転動作させて、前記針が上死点近傍かつ前記ルーパが進出端近傍の位置から、前記針が下死点近傍かつ前記ルーパが退入端近傍の位置に達するまでの間の回転動作範囲内の設定動作位置において、前記ルーパ糸保持手段による保持を解除するように制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段の制御動作後、前記ルーパ糸の切断端部分を自由状態としたままで次の生地に対する所定の縫製を行うように構成されている
ことを特徴とする丸物生地縫製用の二重環縫いミシン。 - 前記ルーパ糸の切断端部分の移行手段は、エア噴出ノズルであり、このエア噴出ノズルと前記ルーパ糸保持手段との間には、前記エア噴出ノズルから噴出されるエアにより吹き飛ばされるルーパ糸の切断端部分を略縫製進行方向に沿う略水平姿勢に矯正しながら通過させる通路を有するルーパ糸案内部材が設けられている
ことを特徴とする請求項10に記載の丸物生地縫製用の二重環縫いミシン。 - 前記ルーパ糸保持部材は、前記ルーパ糸誘導部が前記複数本の針のうち、並列方向の両端針間の位置に位置されるように配置されている
ことを特徴とする請求項10に記載の二重環縫いミシン。 - 対象とするミシンが、2本針型式の横筒形二重環縫いミシンである請求項4又は10に記載の二重環縫いミシン。
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