JP4465809B2 - スローアウェイチップ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、正面フライスやエンドミル等の各種転削工具に装着されて、特に断続切削加工に使用されるスローアウェイチップに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来技術の一例によるスローアウェイチップの正面図であり、図5は図4に示すスローアウェイチップのX−X線断面図であり、図6は図4に示すスローアウェイチップが装着された正面フライスの中央断面図である。
図4に示すように、このスローアウェイチップ10は、外観略四角形(図4では略正方形)板状に形成されており、着座面をなす下面11と、下面11に対向する上面12とを有している。上面12の略四辺をなす稜線部には主切刃13がそれぞれ形成され、略直交して隣接する2つの主切刃13,13の間には、略直線状の副切刃14が形成されており、主切刃13と、副切刃14との間には、両切刃13,14を滑らかに接続する略円弧状のコーナー刃15が形成されている。
下面11と上面12との間の側面16は、図5に示すように、下面11から上面12に向けて外側に傾斜しており、ポジチップを形成している。そして、上面12はすくい面とされ、側面16は逃げ面とされている。また、上面12と下面11との中央部を貫通して、ねじ挿通用の挿通孔17が貫設されている。
【0003】
図4及び図5に示すように、上面12の略四周をなす稜線部の全周に亘ってホーニング(ホーニング面)18が施されている。すなわち、ホーニング18と側面16との交差稜線部が、主切刃13及び副切刃14及びコーナー刃15とされている。
このホーニング18は稜線部に直交する断面が、例えば直線とされており、スローアウェイチップ10の外側に向かい水平面に対して下り勾配となるように傾斜した傾斜角(ホーニング角)θは全周に亘って例えば一定とされている。
スローアウェイチップ10の上面12は、ホーニング18と交差してスローアウェイチップ10の中央部に向かい水平面に対して下り勾配となるように傾斜した上面傾斜部12Aと、この上面傾斜部12Aに接続されてスローアウェイチップ10の中央部近傍で水平とされた上面水平部12Bとから構成されている。なお、上面傾斜部12Aと上面水平部12Bとの接続は滑らかとされている。
【0004】
図6に示すように、このスローアウェイチップ10は例えば正面フライス20のカッタ本体21の先端外周に装着され、被削材に対してカッタ本体21を回転切削させることで断続的に被削材の一部が削り取られる。スローアウェイチップ10は、主切刃13がカッタ本体21の外周側に向かって突出するように、さらに、副切刃14がカッタ本体21の底刃となるように装着されており、正面フライス20で被削材を回転切削する際には、主切刃13で主たる切削が行われ、副切刃14で仕上げ面が生成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成のスローアウェイチップ10では、主切刃13と副切刃14とは円弧状のコーナー刃15により滑らかに接続されているが、切削加工時において、例えば各切刃13,14,15が被削材に当たり始める食い込み時等の衝撃によって、コーナー刃15に欠損を生じやすいという問題がある。
また、副切刃14の切削により生成された切りくずをフライスやエンドミル等の回転中心側のコーナー刃15が噛み込んで、仕上げ面を傷つけてしまう、また、切りくずが上記コーナー刃15に衝突してコーナー刃15が欠損してしまう、さらに、切削時に被削材の振動がコーナー刃15に伝わることにより、コーナー刃15が欠損してしまうという問題もあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、切削加工時における主切刃と副切刃との交差部近傍のコーナー部の耐欠損性を向上させることが可能なスローアウェイチップを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のスローアウェイチップは、切刃にホーニング面が形成されてなる多角形板状のスローアウェイチップにおいて、着座面をなす下面と、すくい面とされる上面とを有し、前記上面の辺をなす稜線部には主切刃がそれぞれ形成され、隣り合う主切刃同士の間には、副切刃が形成され、前記副切刃の両側に、前記主切刃と前記副切刃とを接続するコーナー刃がそれぞれ形成され、前記コーナー刃は全体で前記下面へ向かう滑らかな凹曲線を呈するように形成され、前記コーナー刃のホーニング角が、前記主切刃及び前記副切刃の各ホーニング角よりも大きくされていることを特徴としている。
【0007】
上記構成のスローアウェイチップでは、主切刃及び副切刃に対するホーニング角に比べて、コーナー刃に対するホーニング角が大きくされていることから、コーナー刃の耐欠損性が向上させられており、例えば、被削材への食い付き時等に刃先に作用する衝撃によりコーナー刃に欠け等が生じるのを防止することができる。しかも、ホーニング角が大きくされるのはコーナー刃に対してだけであるから、主切刃及び副切刃の切れ味を低下させることが無い。
【0008】
さらに、請求項2記載のスローアウェイチップは、コーナー刃の着座面をなす下面からの高さが副切刃の高さより低くなっていることを特徴としている。
【0009】
上記構成のスローアウェイチップでは、コーナー刃の下面からの高さが副切刃の高さよりも低くなっていることから、コーナー刃が正面フライスやエンドミル等の回転方向に対して、副切刃より下がっていることになり、副切刃の切削により生成された切りくずが回転中心の方に流れてきた際、回転中心側のコーナー刃が切りくずを噛み込んだり、切りくずがこのコーナー刃に衝突して欠損したりするのを防ぐことができる。
また、切削に用いるコーナー刃と被削材との間に微細なクリアランスができ、切削時に被削材の振動がコーナー刃に伝わることにより、コーナー刃が欠損してしまうことを防止できる。
【0010】
さらに、請求項3記載の本発明のスローアウェイチップは、前記主切刃のホーニング角αは、0°<α<60°の範囲に設定され、前記副切刃のホーニング角βは、0°<β<60°の範囲に設定され、前記コーナー刃のホーニング角γは、5°<γ<80°の範囲に設定されていることを特徴としている。
【0011】
上記構成のスローアウェイチップでは、主切刃のホーニング角αが0°以下であると、ホーニング面を形成する効果、すなわち主切刃の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、主切刃の切れ味が低下する。同様に、副切刃のホーニング角βが0°以下であると、副切刃の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、副切刃の切れ味が低下する。
さらに、コーナー刃のホーニング角γが5°以下であると、コーナー刃の耐欠損性を向上させることができず、逆に80°以上であると、コーナー刃の切れ味が低下する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスローアウェイチップの一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態によるスローアウェイチップの正面図であり、図2は図1に示すスローアウェイチップ要部拡大正面図であり、図3(a)は図2に示すスローアウェイチップのA−A線断面図であり、(b)は図2に示すスローアウェイチップのB−B線断面図であり、(c)は図2に示すスローアウェイチップのC−C線断面図である。なお、上述した従来技術と同一部分には同じ符号を配して説明を簡略または省略する。
本実施の形態によるスローアウェイチップ50は、例えば中心軸線Mに対して軸対称とされた外観略四角形(図1では略正方形)板状に形成されており、スローアウェイチップ50の着座面をなす下面11からすくい面とされる上面12に向かって、逃げ面とされる側面16が外側に傾斜するポジティブチップとされている。
【0013】
図1に示すように、上面12の略四辺をなす稜線部には主切刃13がそれぞれ形成され、略直交して隣接する2つの主切刃13,13の間には、略直線状の副切刃14が形成されており、その両側に主切刃13と副切刃14とを接続する略円弧状のコーナー刃15がそれぞれ形成されている。コーナー刃15は、主切刃13側から副切刃14側に向かって順に、平面視で略直線状の第1コーナー刃51と、略円弧状の第2コーナー刃52とから形成されており、各刃13,51,52,14間の接続は滑らかとされている。
上面12の略四周をなす稜線部の全周に亘ってホーニング(ホーニング面)60が施されている。ここで、ホーニング60は、図2に示すように、ホーニング60と側面16との交差稜線部に形成される各刃13,14,51,52に対応して、主切刃13から副切刃14に向かって順に、第1ホーニング61と、第2ホーニング62と、第3ホーニング63と、第4ホーニング64とから構成されている。
【0014】
ホーニング60は水平面に対して下り勾配となるように傾斜しており、図3(a)に示す外周側が主切刃13とされる第1ホーニング61の第1ホーニング角α(例えば12°)は、図3(c)に示す外周側が副切刃14とされる第4ホーニング64の第2ホーニング角β(例えば8°)よりも大きくされている(α>β)。さらに、図3(b)に示すように、第2ホーニング62と、第3ホーニング63との交差部65における第3ホーニング角γ1(例えば20°)は、第1ホーニング角αよりも大きくされている(γ1>α>β)。
そして、第1ホーニング61と、第2ホーニング62との交差稜線部のホーニング角は第1ホーニング角αと等しくされており、交差部65に(図2中、左側に)向かうに従って、第2ホーニング62のホーニング角すなわちコーナー刃15に対するホーニング角γは、第1ホーニング角αから第3ホーニング角γ1へと漸次大きくなるように設定されている。
一方、第3ホーニング63と、第4ホーニング64との交差稜線部のホーニング角は第2ホーニング角βと等しくされており、交差部65から第4ホーニング64に(図2中、左上側に)向かうに従って、第3ホーニング63のホーニング角すなわちコーナー刃15に対するホーニング角γは、第3ホーニング角γ1から第2ホーニング角βへと漸次小さくなるように設定されている。すなわち、図2に示すように、第2ホーニング62と側面16との交差稜線部に形成された第1コーナー刃51は、主切刃13から交差部65に向かい水平面に対して下り勾配となるように傾斜しており、第3ホーニング63と側面16との交差稜線部に形成された第2コーナー刃52は、副切刃14から交差部65に向かい水平面に対して下り勾配となるように傾斜している。
そして、第1及び第2コーナー刃51,52は全体で下面11へ向かう滑らかな凹曲線を呈するように形成され、好ましくは、平面視におけるコーナーが最も下面11に近づくように、すなわちコーナー刃15に対するホーニング角γが最大値(第3ホーニング角γ1)をなすように形成されている。
【0015】
ここで、コーナー刃15に対するホーニング角γが第1ホーニング角α以下(γ≦α)であると、コーナー刃15の耐欠損性を向上させる効果が生じ得ない。また、第1ホーニング角αは0°<α<60°の範囲に設定され、好ましくは0°<α≦45°とされている。ここで、第1ホーニング角αが0°以下であると、ホーニング60を施す効果、すなわち主切刃13の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、主切刃13の切れ味が低下する。
また、第2ホーニング角βは0°<β<60°の範囲に設定され、好ましくは0°<β≦45°とされている。ここで、第2ホーニング角βが0°以下であると、副切刃14の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、副切刃14の切れ味が低下する。
さらに、コーナー刃15のホーニング角γは5°<γ<80°の範囲に設定されている。ここで、コーナー刃15のホーニング角γが5°以下であると、コーナー刃15の耐欠損性を向上させることができず、逆に80°以上であると、コーナー刃15の切れ味が低下する。
【0016】
なお、図3(a),(b),(c)に示すように、ホーニング60は側面16との稜線部に直交する断面が、例えば直線状とされており、この直線の長さ、すなわちホーニング60の幅に関して、例えば、第1ホーニング61の第1ホーニング幅L1は第4ホーニング64の第2ホーニング幅L2よりも長くされており(L1>L2)、交差部65の第3ホーニング幅L3は第1ホーニング幅L1よりも長くされている(L3>L1>L2)。そして、第2ホーニング62のホーニング幅は、第1ホーニング61から交差部65に向かって、第1ホーニング幅L1から第3ホーニング幅L3へと大きくされており、第3ホーニング63のホーニング幅は、交差部65から第4ホーニング64に向かって、第3ホーニング幅L3から第2ホーニング幅L2へと小さくされている。
さらに、第1ホーニング61を構成する各主切刃ホーニング61A,61B,61Cの各ホーニング幅は第1ホーニング幅L1と等しくされて一定とされている。
また、コーナー刃15の着座面をなす下面11からの高さM2は副切刃14の下面11からの高さM1よりも低くされている(M1>M2)。
【0017】
ホーニング60と交差するスローアウェイチップ50の上面傾斜部12Aは、図2に示すように、各ホーニング61,62,63,64のそれぞれと交差する第1上面傾斜部71と、第2上面傾斜部72と、第3上面傾斜部73と、第4上面傾斜部74とから構成されている。第1上面傾斜部71は第1ホーニング61を構成する各主切刃ホーニング61A,61B,61Cのそれぞれと接続される第1主切刃傾斜部71Aと、第2主切刃傾斜部71Bと、第3主切刃傾斜部71Cとから構成され、各主切刃傾斜部71A,71B,71Cは、例えば平坦面状に形成されている。第2上面傾斜部72と、第4上面傾斜部74とは、例えば平坦面状に形成されており、これらの上面傾斜部72,74は略凹曲面状の第3上面傾斜部73によって滑らかに接続されている。そして、各上面傾斜部71,…,74は、スローアウェイチップ50の中央部近傍で水平とされた上面水平部12Bに滑らかに接続されている。
【0018】
上述したように本実施の形態のスローアウェイチップ50によれば、外周側が主切刃13とされる第1ホーニング61の第1ホーニング角αは、外周側が副切刃14とされる第4ホーニング64の第2ホーニング角βよりも大きくされており(α>β)、さらに、第2ホーニング62と、第3ホーニング63との交差部65における第3ホーニング角γ1は第1ホーニング角αよりも大きくされており、コーナー刃15のホーニング角γは第1ホーニング角αよりも大きくされている(γ>α>β)ことから、主たる切削を行う主切刃13と、仕上げ切削を行う副切刃14との切れ味を低下させること無しに、コーナー刃15の耐欠損性を向上させることができ、例えば被削材への食い付き時等に刃先に作用する衝撃によりコーナー刃15に欠け等が生じるのを抑制することができる。
【0019】
さらに、コーナー刃15の着座面をなす下面11からの高さM2が副切刃の高さM1よりも低くなっていることから、コーナー刃15が正面フライス等の回転方向に対して、副切刃14よりも後ろに下がっていることになり、副切刃14の切削により生成された切りくずが回転中心の方に流れてきた際、回転中心側のコーナー刃15が切りくずを噛み込むのを防ぐ、また、切りくずがコーナー刃15に衝突してコーナー刃15が欠損するのを防ぐことができる。また、切削に用いるコーナー刃15と被削材との間に微細なクリアランスができ、切削時に被削材の振動がコーナー刃15に伝わることにより、コーナー刃15が欠損することを防止できる。
【0020】
さらに、第1ホーニング角αは0°<α<60°の範囲に設定されており、第1ホーニング角αが0°以下であると、ホーニング60を施す効果、すなわち主切刃13の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、主切刃13の切れ味が低下する。同様に、第2ホーニング角βは0°<β<60°の範囲に設定されており、第2ホーニング角βが0°以下であると、副切刃14の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、副切刃14の切れ味が低下する。
さらに、コーナー刃15のホーニング角γは5°<γ<80°の範囲に設定されており、コーナー刃15のホーニング角γが5°以下であると、コーナー刃15の耐欠損性を向上させることができず、逆に80°以上であると、コーナー刃15の切れ味が低下する。
【0021】
なお、本実施の形態においては、外周側が主切刃13とされる第1ホーニング61の第1ホーニング角αは、外周側が副切刃14とされる第4ホーニング64の第2ホーニング角βよりも大きくされている(α>β)としたが、これに限定されず、第1ホーニング角αは第2ホーニング角β以下(α≦β)であっても良い。要するに、第1ホーニング角α及び第2ホーニング角βが、コーナー刃15のホーニング角γよりも小さければ良い。
なお、本実施の形態においては、第1ホーニング幅L1は第2ホーニング幅L2よりも長くされており(L1>L2)、第3ホーニング幅L3は第1ホーニング幅L1よりも長くされている(L3>L1>L2)としたが、これに限定されず、例えば各ホーニング幅L1,L2,L3が互いに等しく(L1=L2=L3)されていても良いし、その他の大小関係であっても良い。要するに、各ホーニング幅L1,L2,L3の相互の大小関係は、特に限定されるものではない。
また、ホーニング60の取り方は、例えば機械加工、型押しによる成形等の何れの方法であっても良い。また、ホーニング60の先端が、断面視で適宜の曲率を有するように形成されていても良いし、ホーニング60がダブルホーニングとされていても良い。
また、本実施の形態においては、スローアウェイチップ50は略四角形板状としたが、これに限定されることなく、三角形やその他の形状の多角形板状であっても良い。
また、本実施の形態においては、スローアウェイチップ50を肩削り用の正面フライスに装着した場合について説明したが、例えばエンドミル等の他の転削工具や、バイト等の旋削工具等の各種の切削工具に装着されても良い。
【0022】
【実施例】
本発明の一例によるチップを実施例とし、上述した従来例によるチップを比較例として、被削材の切削試験を行った。試験条件と結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
表1において、幅とは副切刃14及びコーナー刃15の第2、3ホーニング幅L2、L3[mm]を示し、角度とは副切刃14及びコーナー刃15の第2、3ホーニング角β、γ1[゜]を示し、また、高さとは副切刃14及びコーナー刃15の着座面をなす下面11からの高さM1、M2[mm]を示している。これらの3つの項目において条件を変えた実施例▲1▼▲2▼によるチップと従来例▲1▼▲2▼▲3▼によるチップをそれぞれ図6に示すフライス20に装着して試験を行った。長さ190[mm]の被削材:SCM440の切削を切削速度V=200[m/min]で行い、耐欠損性、切削抵抗、仕上げ面の3つについて比較した。
耐欠損性の試験においては、切り込み深さap=2.5[mm]で被削材の強断続切削をさまざまな送り速度f[mm/刃]で2回ずつ行った。この送り速度fの単位は、1刃あたりの進行速度とした。表中の数字は刃先が欠損するに至る切削距離を示し、○印は刃先が欠損することなく被削材を全長に亘って切削できたことを示す。
切削抵抗と仕上げ面の試験においては、切り込み深さap=2.0[mm]、送り速度f=0.2[mm/刃]で切削を行った.切削抵抗は主分力[N]、送り分力[N]、背分力[N]について比較し、仕上げ面は十点平均粗さRz[μm]と目視した様子について比較した。
その結果、従来例▲1▼と副切刃の角度βが異なり、副切刃高さM1がコーナー刃高さM2より高くなっている実施例▲1▼とを比較すると、耐欠損性においては、従来例▲1▼の方は送り速度f=0.12[mm/刃]までしか190[mm]全長を2回とも切削することはできなかったが、実施例▲1▼の方は送り速度f=0.20[mm/刃]まで全長に亘って2回とも切削することができた。切削抵抗においては主分力、送り分力、背分力ともに実施例▲1▼の方が小さく良好な結果が得られた。仕上げ面に関しては従来例▲1▼よりも実施例▲1▼の方が仕上げ表面粗さも小さく、噛み込み等による表面の傷も見あたらなかった。
次に、従来例▲1▼と実施例▲1▼よりも幅L2、L3が長く形成されている従来例▲2▼と実施例▲2▼とを比較する。実施例▲2▼は従来例▲2▼とコーナー刃の角度γ1が異なりコーナー刃高さM2が副切刃高さM1より低くなっている。耐欠損性においては、従来例▲2▼の方はどの送り速度fの場合も190[mm]すべてを切削することはできなかったが、実施例▲2▼の方は送り速度f=0.24[mm/刃]まで全長に亘って2回とも切削することができた。切削抵抗においては従来例▲2▼の方が主分力、送り分力が小さくなったが背分力は実施例▲2▼の方が小さい値となった。仕上げ面に関しては、実施例▲2▼の方が仕上げ表面粗さが小さく、噛み込み等による表面の傷も見あたらなかった。
また、実施例▲2▼と従来例▲2▼よりも角度β、γ1をそれぞれ大きくし、高さM1、M2を低くした従来例▲3▼とを比較すると、耐欠損性において、従来例▲3▼は送り速度f=0.16[mm/刃]まで全長に亘って2回とも切削することができたが、実施例▲2▼の方が良好な結果となった。切削抵抗では主分力、送り分力、背分力のすべてにおいて実施例▲2▼の方が小さい値となった。とくに背分力に関しては顕著な効果がみられた。仕上げ面に関しても、従来例▲3▼の方は仕上げ表面粗さが大きく、噛み込み等による表面の傷が見られ、実施例▲2▼の方が良好な結果が得られた。
以上の結果のように本発明は従来例よりも切削抵抗を抑制し、耐欠損性と仕上げ表面粗さを向上できることを確認できた。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の本発明のスローアウェイチップによれば、主切刃及び副切刃に対するホーニング角に比べて、コーナー刃に対するホーニング角が大きくされていることから、コーナー刃の耐欠損性を向上させることができる。しかも、ホーニング角が大きくされるのはコーナー刃に対してだけであるから、主切刃及び副切刃の切れ味が低下することを防止することができる。
請求項2記載の本発明のスローアウェイチップによれば、コーナー刃が正面フライスやエンドミル等の回転方向に対して、副切刃よりも後ろに下がるので、副切刃の切削により生成された切りくずが回転中心の方に流れてきた際、回転中心側のコーナー刃による切りくずの噛み込みを防ぐことができるので仕上げ面の表面粗さを小さくすることができる。また、切りくずがこのコーナー刃に衝突してコーナー刃が欠損するのを防ぐことができる。さらに、切削に用いたコーナー刃と被削材との間に微細なクリアランスができ、切削時に被削材の振動がコーナー刃に伝わることにより、コーナー刃が欠損することを防止できる。
これらの効果により、切削抵抗を抑制し、耐欠損性と仕上げ表面粗さの向上を両立できる。
請求項3記載の本発明のスローアウェイチップによれば、主切刃のホーニング角αが0°以下であると、ホーニング面を形成する効果、すなわち主切刃の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、主切刃の切れ味が低下する。同様に、副切刃のホーニング角βが0°以下であると、副切刃の耐欠損性を向上させることができず、逆に60°以上であると、副切刃の切れ味が低下する。
さらに、コーナー刃のホーニング角γが5°以下であると、コーナー刃の耐欠損性を向上させることができず、逆に80°以上であると、コーナー刃の切れ味が低下する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるスローアウェイチップの正面図である。
【図2】 図1に示すスローアウェイチップ要部拡大正面図である。
【図3】 (a)は図2に示すスローアウェイチップのA−A線断面図であり、(b)は図2に示すスローアウェイチップのB−B線断面図であり、(c)は図2に示すスローアウェイチップのC−C線断面図である。
【図4】 従来技術の一例によるスローアウェイチップの正面図である。
【図5】 図4に示すスローアウェイチップのX−X線断面図である。
【図6】 図4に示すスローアウェイチップが装着された正面フライスの中央断面図である。
【符号の説明】
10,50 スローアウェイチップ
13 主切刃
14 副切刃
15 コーナー刃
51 第1コーナー刃
52 第2コーナー刃
60 ホーニング
61 第1ホーニング
62 第2ホーニング
63 第3ホーニング
64 第4ホーニング
65 交差部
α 第1ホーニング角
β 第2ホーニング角
γ1 第3ホーニング角
Claims (3)
- 切刃にホーニング面が形成されてなる多角形板状のスローアウェイチップにおいて、
着座面をなす下面と、すくい面とされる上面とを有し、
前記上面の辺をなす稜線部には主切刃がそれぞれ形成され、
隣り合う主切刃同士の間には、副切刃が形成され、
前記副切刃の両側に、前記主切刃と前記副切刃とを接続するコーナー刃がそれぞれ形成され、
前記コーナー刃は全体で前記下面へ向かう滑らかな凹曲線を呈するように形成され、
前記コーナー刃に対するホーニング角が、前記主切刃及び前記副切刃に対する各ホーニング角よりも大きくされていることを特徴とするスローアウェイチップ。 - 前記コーナー刃の着座面からの高さが、副切刃より低くなっていることを特徴とする請求項1記載のスローアウェイチップ。
- 前記主切刃に対するホーニング角αは、0°<α<60°の範囲に設定され、前記副切刃に対するホーニング角βは、0°<β<60°の範囲に設定され、
前記コーナー刃に対するホーニング角γは、5°<γ<80°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスローアウェイチップ。
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