JP3196566B2 - スローアウェイチップ及びスローアウェイ式カッタ - Google Patents

スローアウェイチップ及びスローアウェイ式カッタ

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JP3196566B2
JP3196566B2 JP11188995A JP11188995A JP3196566B2 JP 3196566 B2 JP3196566 B2 JP 3196566B2 JP 11188995 A JP11188995 A JP 11188995A JP 11188995 A JP11188995 A JP 11188995A JP 3196566 B2 JP3196566 B2 JP 3196566B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スローアウェイ式カッ
タに装着されて切削するのに好適なスローアウェイチッ
プ、及びこのスローアウェイチップを装着したスローア
ウェイ式カッタに関する。
【0002】
【従来の技術】切削時につる巻状の切屑を生成して、好
適に排出処理できるようにした、この種のスローアウェ
イ式カッタとして、例えば特公昭48−24462号公
報に記載のものがある。このカッタについて、図10及
び図11によって説明する。図10に示すスローアウェ
イチップ1は、平行平板の略四角形板状とされて、その
上面2及び下面3と側面4とが交差する各辺をなす稜線
がそれぞれ主切刃5とされている。各コーナーは上下面
方向に切り欠かれて面取りされ、面取り面6と上下面
2,3とが交差する各稜線は副切刃7をそれぞれ構成す
る。このスローアウェイチップ1はネガティブタイプと
されているので、ポジティブタイプのものと比較して有
効切刃数は2倍になる。
【0003】このようなスローアウェイチップを、図1
1に示す例えばフライスのような転削工具のカッタ9に
装着して切削する場合、カッタ本体10の先端外周側に
チップ1を装着し、外周側に位置する主切刃5にコーナ
ー角CHを持たせ、先端側に副切刃7が突出するように
配置する。この場合、切屑排出状態がつる巻状となっ
て、しかも加工面等を傷つけることなくきれいに流れて
排出処理できるようにするためには、切刃のアキシャル
レーキ角A、ラジアルレーキ角R、切刃傾角I、真のす
くい角Tが所定の範囲に設定されていることが必須の要
件とされている。試験結果によれば、切刃傾角Iは+5
゜以上の限られた範囲の場合のみ、つる巻状の切屑排出
を得られることが確認されている。しかも、切刃傾角I
が正の角となる刃先角度はラジアルレーキ角R、アキシ
ャルレーキ角Aの組み合せが、共に負角、共に正角、正
と負の角の場合でも成立することがクローネンベルグの
計算式(下記の(1)〜(4)式)で解明される。これ
により、つる巻状の切屑排出の可能な角度範囲が理由付
けられる。
【0004】即ち、アキシャルレーキ角A、ラジアルレ
ーキ角R、切刃傾角I、真のすくい角T、コーナー角C
Hの関係を計算式で述べると、 tanT=tanR・cosCH+tanA・sinCH (1) tanI=tanA・cosCH−tanR・sinCH (2) tanA=tanI・cosCH+tanT・sinCH (3) tanR=tanT・cosCH−tanI・sinCH (4) となる。これらの計算式に含まれる真のすくい角Tは切
削上重要で、主として切削能力に影響を及ぼす角度であ
るが、通常絶対値0〜20゜の範囲で用いられている。
【0005】又、上記(2)式により、つる巻状の切屑
排出をする刃先角度の組み合せを、有効切刃数の多いネ
ガティブスローアウェイチップ1を用いることを条件に
考察すると、切刃傾角Iを正の角、アキシャルレーキ角
A、ラジアルレーキ角Rを共に負の角とした場合、次に
示す条件の下で成立することが明らかになっている。即
ち、 tanA・cosCH>tanR・sinCH (5) の条件を満足するラジアルレーキ角R、アキシャルレー
キ角A、コーナー角CHであることが必要である。アキ
シャルレーキ角Aが−4゜の時、真のすくい角T、切刃
傾角I、コーナー角CHの関係を、(2),(4)式か
ら求めた次式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH (6) に基づいて表したのが、図12であり、切屑がつる巻状
となる実用的な有効範囲は、切刃傾角I>5゜、真のす
くい角T<|20゜|のT−I線内である。但し、真の
すくい角Tは図12より明らかなごとく−5゜〜−20
゜の範囲で用いられる。又、その有効範囲内におけるラ
ジアルレーキ角R、アキシャルレーキ角A、コーナー角
CHの関係を表したものが、図13である。即ち、R=
−20゜を境界に、これより下の曲線aはI=5゜以上
となるRとCHの組み合せであり、上の曲線bはT=−
20゜より大きくなる(つまり負角の値が小さくなる)
限界のRとCHの組み合せを示すことになり、上下両曲
線a,bの間のハッチング領域が使用可能な数値の範囲
を示している。
【0006】尚、アキシャルレーキ角Aはネガティブス
ローアウェイチップを用いることから、アキシャルレー
キ角即ち正面切刃部の逃げ角Fであり、通常−4゜〜−
10゜の範囲内で用いられる。コーナー角CHは通常0
〜60゜の範囲で用いられるが、本構成におけるコーナ
ー角CHは、切刃傾角Iが5゜以上、アキシャルレーキ
角Aを−4゜に仮定して(6)式あるいは図12より考
察すると、コーナー角CHが25゜以下では、真のすく
い角Tが−20゜以下の負角となり、切れ味が悪く、切
削が困難となる。又、コーナー角CHが60゜を越える
場合には、角度的には使用可能であるが、チップサイズ
当りの切込み量が小さくなって好ましくないため、一般
的には60゜以下となる。従って、実用上、アキシャル
レーキ角Aが−4〜−10゜、コーナー角CHが25〜
60゜、切刃傾角Iが+5゜以上の範囲にチップ1の刃
先形状を設定して、カッタ9に装着すると、ネガティブ
スローアウェイチップ1を用いてつる巻状の切屑を排出
する切削が、アキシャルレーキ角Aとラジアルレーキ角
Rが共に負であっても、可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成であると、スローアウェイチップ1が平行平板
状のネガティブタイプであるために、上述のようなカッ
タ9に装着して切削する場合、アキシャルレーキ角A、
真のすくい角Tがいずれも負であることが要求されるた
めに、切屑排出性と切れ味が必ずしも十分でなかった。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みて、切屑
排出性及び切れ味を一層向上できるスローアウェイチッ
プを提供することを目的とする。又、本発明の他の目的
は、このスローアウェイチップを装着して切屑排出性及
び切れ味を一層向上できるスローアウェイ式カッタを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるスローアウ
ェイチップは、少なくとも、着座面をなす下面に対向す
る上面と側面とが交差する稜線に主切刃と副切刃が設け
られて成るネガティブスローアウェイチップにおいて、
主切刃は、副切刃から離れる方向に下面側に漸次近付く
よう傾斜し、主切刃のすくい面は、すくい角の大きさが
主切刃に沿って漸次変化するよう下面側に傾斜して形成
されているねじれ面状の傾斜面とされるとともに、この
すくい面の上面中央部側には、前記主切刃と平行に傾斜
し且つ主切刃と直交する方向には水平とされた傾斜平面
が接続されていることを特徴とするものである。
【0010】又、主切刃のすくい角は、主切刃の長手方
向に沿って副切刃から離れる方向に漸次大きくなるよう
にしてもよい。又、主切刃のすくい角は、主切刃の長手
方向に沿って副切刃から離れる方向に漸次小さくなるよ
うにしてもよい。主切刃のすくい面は、すくい角の大き
い領域では主切刃に直交する方向の幅が比較的小さく、
すくい角の小さい領域では主切刃に直交する方向の幅が
比較的大きく形成されている。又、主切刃は、傾き角が
一定又は漸次変化して形成されていてもよい。又、下面
は、上面と同一形状に構成されていることを特徴とす
る。尚、副切刃のすくい面は、副切刃に交差する方向に
下面側に漸次近付くように形成されている。主切刃のす
くい面に続く中央側領域は主切刃と同一方向に傾斜する
傾斜平面をなすようにしてもよい。又、同一の面に設け
られた複数の副切刃は、同一水平面上に位置している。
【0011】又、本発明によるスローアウェイ式カッタ
は、アキシャルレーキ角が−4゜以下、コーナー角が2
5゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるように、スロ
ーアウェイチップが装着されていて、切削時につる巻状
の切屑を生成して排出するようにしたスローアウェイ式
カッタにおいて、スローアウェイチップは、請求項1乃
至6のいずれかに記載のスローアウェイチップであるこ
とを特徴とするものである。又、本発明によるスローア
ウェイ式カッタは、アキシャルレーキ角が−4゜以下、
コーナー角が25゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上とな
るように、スローアウェイチップが装着されていて、切
削時につる巻状の切屑を生成して排出するようにしたス
ローアウェイ式カッタにおいて、スローアウェイチップ
は、請求項6に記載のスローアウェイチップであって、
チップ取付座に前記スローアウェイチップの着座側の面
(下面又は上面)の凹凸形状に対応する上面形状を有す
るシートを介して、装着されていることを特徴とするも
のである。
【0012】又、アキシャルレーキ角は、好ましくは−
4゜〜−10゜の範囲、更に好ましくは−5゜〜−7゜
の範囲とされる。又、真のすくい角は、好ましくは−5
゜より小さく、−20゜迄の範囲、更に好ましくは−1
0゜〜−15゜の範囲内に設定される。そして、更に次
式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH を満足するようにスローアウェイチップが装着されてい
てもよい。
【0013】
【作用】本発明によるスローアウェイチップによれば、
主切刃は、副切刃から離れる方向に下面側に傾斜してい
ると共に、すくい面が、すくい角の大きさが主切刃に沿
って変化するねじれ面状となっており、すくい角の大き
い領域では主切刃の切れ味がよく、すくい角の小さい領
域では切れ味は比較的低下するがチップ強度が高くな
り、鋼材やアルミニウム等、被削材の硬度や要求される
切削特性等に応じて、すくい面のすくい角の大きさを主
切刃に沿って異ならせて設定することで、被削材の硬度
や切込みの深さに応じて切れ味とチップ強度を適切にバ
ランスさせることができ、その用途に応じて好ましい切
削特性を得ることができる。又、ネガティブタイプであ
るから、切刃の強度が高い。
【0014】又、主切刃のすくい角が副切刃から離れる
方向に漸次大きくなることで、深切込み時の切れ味が良
くなる。又、主切刃のすくい角が副切刃から離れる方向
に漸次小さくなることで、浅い切込み時の切れ味が良く
なる。主切刃のすくい面に関して、すくい角の大きい領
域で幅狭であるから、この領域の切屑がカールしやすく
なり、すくい角の小さい領域で幅広であるから、切屑が
流れ易く切屑詰まりを防止できる。又、主切刃の傾き角
が一定であれば、主切刃は直線状に傾斜し、主切刃の傾
き角が漸次変化していれば、例えば凹曲線又は凸曲線状
をなして傾斜して形成されることになり、傾き角に応じ
てチップ強度と切屑の排出性が設定されることになり、
切込みの深さに応じたチップ強度と切屑排出性の度合を
調整できる。又、ポジティブタイプと比較して、上下両
面で2倍の有効切刃数を確保できると共に、型押し成形
が容易である。副切刃のすくい面は副切刃に交差する方
向に下面側に漸次傾斜して形成されているから、切削時
の切れ味が向上する。中央側領域が傾斜平面をなすの
で、深切込み時のスローアウェイチップ厚みが確保さ
れ、その強度を維持できる。又、スローアウェイチップ
は、同一面上に各副切刃が位置するから、寸法精度管理
が容易である。
【0015】本発明によるスローアウェイ式カッタによ
れば、つる巻状の切屑を生成して排出処理することがで
き、しかも、その際、アキシャルレーキ角とラジアルレ
ーキ角が共に負の場合でも可能であり、平行平板状のス
ローアウェイチップを装着した場合と比較して、実質的
な切刃傾角と真のすくい角を、共に正角にし得る等、正
方向により大きくすることができ、切屑排出性と切れ味
が向上する。又、スローアウェイチップの上下両面が同
一形状の場合、シートを介してチップがカッタのチップ
取付座に取り付けられるから、着座側に位置する面の切
刃等チップ形状を損傷することなく、安定的にチップを
固定保持できる。又、本発明のスローアウェイチップを
装着することで、平行平板状のスローアウェイチップを
同一の条件で装着した場合と比較しても、実質的な切刃
傾角と真のすくい角を、共に正角にし得る等、正方向に
より大きくすることができ、切屑排出性と切れ味が向上
する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7に基
づいて説明する。図1は、本発明の実施例によるスロー
アウェイチップの斜視図、図2は正面図、図3は平面
図、図4は図3のV−V線断面図、図5はX−X線断面
図、図6はY−Y線断面図、図7はZ−Z線断面図であ
る。図1及び図2に示すスローアウェイチップ12は、
略正方形板状を呈しており、着座面をなす下面13は平
面とされ、下面13に対向する上面14と、上下面1
3,14間の側面15とが交差する各辺をなす稜線は主
切刃16とされ、各コーナーを上下方向に面取りした面
取り面17(側面に含まれる)と上面14とが交差する
稜線は副切刃18とされる。各側面15及び面取り面1
7は下面に直交しており、スローアウェイチップ12は
ネガティブタイプとされている。
【0017】又、上面14の各コーナーに形成された副
切刃18は下面13と平行な仮想の水平面上にそれぞれ
位置して、同一高さとされている。又、面取り面17と
その両側の側面15,15との境界は平面状の面取り面
17a(側面に含まれる)とされ、この面取り面17a
と上面14との各交差稜線は切刃19,19とされてい
る。尚、面取り面17a及び切刃19はなくてもよい
が、少なくとも副切刃18と主切刃17との間では欠損
防止のために、設けられている方が好ましい。又、面取
り面17,17aはその一方又は両方がR状の湾曲面と
されていてもよい。そして、各主切刃16は、その長手
方向に沿って副切刃18から離れる方向に下面13側に
漸次近付く直線状の傾斜稜線として形成され(傾き角β
とする)、隣接するコーナーの副切刃18近傍で上方に
湾曲して隣接の副切刃18に接続されている。又、上下
面14,13の中央部には、ネジクランプ用の貫通穴2
1が穿設されている。
【0018】上面14において、図3に示すように、主
切刃16のすくい面22はその長手方向に沿って副切刃
18から離れる方向に漸次幅が広がるように形成されて
いて、副切刃18側から主切刃16の長手方向に沿っ
て、漸次下面側に近付く(下面13との距離が短くな
る)よう傾斜すると共に、主切刃16に交差する中央方
向(貫通穴21方向)に漸次下面側に近付く(下面13
との距離が短くなる)よう傾斜している(すくい角αと
する)。ここで、すくい角αは、副切刃18側で最も大
きく、副切刃18から離れる方向に沿って、図5乃至図
7の断面図に示すように、α1、α2、α3(α1>α2
α3)となり、漸次小さくなるように変化している。そ
のため、すくい面22はねじれ面状の傾斜面を形成する
ことになる。そして、このすくい面22は、隣接する副
切刃18の近傍で湾曲して上方に急傾斜し、隣接する副
切刃18のすくい面23a(及び切刃19のすくい面2
3b)に接続される。
【0019】尚、すくい角αの変化可能な範囲は0〜3
0゜(好ましくは、10〜25゜)とし、この場合、α
が0゜より小さいと切れ味が低下し、30゜を越えると
刃先角が小さくなって欠損しやすくなる。又、傾き角β
は5゜〜20゜(好ましくは、10〜15゜)とし、β
が5゜より小さいと切屑排出性が低下し、20゜を越え
るとチップ強度が小さくなる。
【0020】又、副切刃18及び切刃19のすくい面2
3a,23bは、各切刃から離れる中央方向に漸次下面
側に近付く(下面との距離が小さくなる)よう傾斜して
いる。そして、各主切刃16のすくい面22の貫通穴2
1側には、主切刃16と平行に傾斜し且つ主切刃16と
直交する方向には水平とされた傾斜平面24が、それぞ
れ接続されている(図3、5、6、7参照)。しかも、
各傾斜平面24と貫通穴21との間の領域には、貫通穴
21と同心の、テーパ状に切り欠かれたテーパ傾斜面2
5が設けられている。又、副切刃18及び切刃19のす
くい面23a,23bの中央側には、凹部26がそれぞ
れ形成されている。尚、上述の構成により、主切刃16
のすくい面22に3次元ブレーカが形成されていること
になる。
【0021】上述のように構成されたスローアウェイチ
ップ12を、図11に示すスローアウェイ式カッタ9に
装着し、例えば上述の従来技術と同一角度、即ち、アキ
シャルレーキ角Aが−4〜−10゜、コーナー角CHが
25〜60゜、切刃傾角Iが+5゜以上の範囲にチップ
1の刃先角度を設定して、(6)式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH を満足するように装着する。尚、念のためにつけ加えれ
ば、アキシャルレーキ角等設定の基準となる主切刃の線
は、従来技術の平行平板状チップの主切刃5に相当す
る、本実施例の隣り合う副切刃18,18を結ぶ仮想の
線とする。そうすると、切刃傾角Iについては、チップ
12の主切刃16が傾き角βを有するために、実質的な
切刃傾角は(I+β)と正方向に大きくなり、つる巻状
切屑の排出性が向上する。又、真のすくい角Tについて
は、チップ12のすくい面22が変化するすくい角αを
有するために、実質的な真のすくい角は(T+α)とな
り、これも正方向に大きくなるために、切れ味が向上す
ることになる。そして、各数値の選定によって、実質的
な切刃傾角及び真のすくい角をいずれもポジティブにす
ることが可能になる。
【0022】尚、本実施例によるスローアウェイチップ
12をカッタ9に装着する場合の、各角度の数値例を挙
げれば、アキシャルレーキ角Aは−5゜03′、ラジア
ルレーキ角Rは−14゜46′、コーナー角CHは44
゜47′、真のすくい角Tは−14゜、切刃傾角Iは7
゜となる。この場合、実質的な切刃傾角Iは(+β
゜)、真のすくい角Tは(+α゜)だけ更に正角側に大
きくなる。
【0023】以上のように、本実施例によるスローアウ
ェイチップ12は、すくい面22が、主切刃16に沿っ
て副切刃18から離れる方向に漸次すくい角αが小さく
なり(α1>α2>α3)且つ漸次幅広となるねじれ面状
に形成されていることで、浅い切込み時には切れ味が良
く、ブレーカ幅が小さいので切屑がカールしやすくな
り、深切込み時には切込みの大きい領域のチップ強度が
高くて、ブレーカ幅が大きいので切屑が流れやすく切屑
詰まりを防止できることになる。特に、鋼材等の比較的
硬度の高い被削材を切削する場合に好適である。又、主
切刃16のすくい面22によって、すくい角αがつけら
れて切れ味が向上し、傾き角βがつけられることによっ
て切屑排出性が向上する。傾斜平面24をすくい面22
の中央側に設けることによって、深切込み時のチップ厚
みを確保できて、チップ強度を維持できる。しかも、こ
のスローアウェイチップ12はネガティブタイプとした
ので、プレスによる型押し成形が容易になり、切刃の強
度を維持できるという利点もある。又、本実施例による
スローアウェイ式カッタは、平行平板状のスローアウェ
イチップを装着したものと比較して、つる巻状の切屑排
出を行うためのカッタ9への装着条件を変更することな
く(変更してもよい)、切刃16の切れ味を向上できる
と共につる巻状の切屑排出性をも向上できる。
【0024】尚、上述の実施例では、ねじれ面状のすく
い面22について、すくい角αが主切刃16に沿って副
切刃18から離れる方向に漸次小さくなるように形成し
たが、変形例として、これとは逆に、すくい角αが主切
刃16に沿って副切刃18から離れる方向に漸次大きく
なるように形成してもよい。この場合には、図8に示す
ように、スローアウェイチップ12′のすくい面22′
の幅(3次元ブレーカ幅)は、副切刃18側で広く、副
切刃18から離れる方向に漸次狭くなるように形成され
る。このような形状とすれば、アルミニウム等被削材が
比較的軟らかい材質である場合に、深切込み時の切れ味
を良くすることができて、チップ強度を損なわず、しか
も切屑のカールと排出性も良いという利点がある。
【0025】次に、本発明の別の実施例を説明する。上
述の各実施例では、上下面14,13の上面14にのみ
切刃16、18などを形成する構成としたが、図9の斜
視図に示すように、下面13も上面14と同一構成にし
て、主切刃16、すくい面22(すくい面22′)、副
切刃18等を形成したスローアウェイチップ27として
もよく、この場合には、有効切刃数が上述の実施例の2
倍になる。この実施例によるスローアウェイチップ27
は、上下面14,13の各主切刃16がその任意の位置
で互いにほぼ同一の距離になるようほぼ平行に(即ち、
上面14と下面13とが、貫通穴21の中心軸と直交す
る軸線に対して回転対称に)形成されることになる。こ
のように上下両面14,13に主切刃16、副切刃18
等がそれぞれ設けられたスローアウェイチップ27は、
同一仮想平面上に各面の複数の副切刃18がそれぞれ位
置するから、寸法精度管理が容易であり、コーナーチェ
ンジしても刃形とその位置が変わらないという利点もあ
る。又、このスローアウェイチップ27をカッタ9等の
チップ取付座に装着する場合、カッタ9のチップ取付座
とスローアウェイチップ27との間に、上面がスローア
ウェイチップ27の着座側の面(下面13又は上面1
4)の凹凸形状に対応する表面形状を有するシートを用
いれば、切削に用いない側の面の切刃等を損傷させるこ
となく、チップ27をカッタ9等に装着して、堅固にク
ランプできる。
【0026】又、このような本実施例によるスローアウ
ェイチップ12,12′,27を上述のカッタ9に装着
する場合、主切刃16のすくい角α、傾き角βが設定さ
れているから、従来技術と同一角度、即ち、アキシャル
レーキ角Aが−4〜−10゜、コーナー角CHが25〜
60゜、切刃傾角Iが+5゜以上の範囲にチップ1の刃
先角度を設定して、(6)式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH を満足するように装着することは、必ずしも必要ない。
【0027】次に、本実施例のスローアウェイチップ1
2,12′,27をカッタ9に装着して、切屑排出性と
切れ味を向上できるための装着条件について説明する。
即ち、上述のクローネンベルグの計算式から、(2)式
を変形すると、次の(7)式になる。 tanR=(tanA・cosCH−tanI)・cosecCH (7) tanT=tanR・cosCH+tanA・sinCH (1) tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH (6) tanR=tanT・cosCH−tanI・sinCH (4) そして、上述の従来技術の条件と図13との関連におい
て、アキシャルレーキ角Aと切刃傾き角I又は真のすく
い角Tの値をそれぞれ下表1の条件とし、コーナー角C
H=25゜、45゜、60゜として、それぞれ上記
(7)式、(1)式、(4)式、(6)式に代入する
と、それぞれのラジアルレーキ角Rと真のすくい角T又
は切刃傾角Iは、下の表1の通りとなる。
【0028】
【0029】表1において、条件としてアキシャルレー
キ角Aが−4゜で、切刃傾き角Iが+5゜とし、コーナ
ー角CHが25゜より小さいと、図13の使用可能領域
の左下限を越えることになり、真のすくい角Tが小さす
ぎることになる。又、条件としてアキシャルレーキ角A
が−4゜で、真のすくい角Tが−20゜とし、コーナー
角CHが60゜より大きいと、ラジアルレーキ角Rが図
13の使用可能領域の右上限付近になり、真のすくい角
Tが−20゜を越えると小さすぎることになる。
【0030】ところで、本発明の上述の実施例のスロー
アウェイチップ12,12′,27によれば、主切刃1
6に傾き角β゜の正角が付与されているから、切刃傾き
角Iは更に負角側に設定することができる。即ち、上述
の従来技術から、β+I=+5゜であればよく、 I=5゜−β (8) とすることが可能である。すると、β=5゜に設定した
場合、切刃傾き角Iは0゜でもつる巻状の切屑を排出す
ることができる。しかも、切刃傾き角Iを負角側に大き
くすれば、切れ味に影響を及ぼす真のすくい角Tの負角
の量を小さくできる(表2参照)。
【0031】 しかし、この表2の下欄のように、切刃傾角Iを負角
(例えば−4゜)に設定すると、真のすくい角Tがあま
りに小さくなりすぎて、外周側の逃げ角が不足すること
になり、好ましくない。
【0032】従って、切刃傾角Iについては、アキシャ
ルレーキ角Aとの関係もあるが、使用上、下記表3に示
すように、A=−6゜として、I=0゜付近が好ましい
限界であるといえる。
【0033】本発明の実施例によるスローアウェイチッ
プ12,12′,27をカッタ9に装着してつる巻状の
切屑を排出するには、コーナー角CHが25〜60゜、
切刃傾角Iが0゜以上の範囲内として、アキシャルレー
キ角Aは−4゜以下であればよく、好ましくは−4゜〜
−10゜の範囲、更に好ましいのは−5゜〜−7゜の範
囲である。真のすくい角Tは、0゜では外周逃げ不足と
なるが、任意の負角(マイナス)に設定してよく、好ま
しくは−5゜より小さく−20゜迄の範囲、更に好まし
くは−10゜〜−15゜の範囲である。特に、実用上、
効果的な装着姿勢についての数値例を示せば、コーナー
角CH=45゜付近で、アキシャルレーキ角A=−6
゜、切刃傾角I=4゜に設定すると、ラジアルレーキ角
R=−11.31゜、真のすくい角T=−12゜20’
となる。又、スローアウェイチップ12,12′,27
について、すくい角α=25゜、主切刃16の傾き角β
=10゜にすると、実質的な切刃傾き角Iは約14゜、
真のすくい角Tは約13゜となる。
【0034】尚、上述の各実施例では、略正方形板状の
スローアウェイチップ12,12′,27としたが、こ
れに限定されることなく、略ひし形板状、略長方形板
状、略平行四辺形板状等の略四角形板状、或いは略三角
形板状等、適宜の多角形状のものを用いることができる
のはいうまでもない。又、スローアウェイチップ12,
12′,27の主切刃16,副切刃18等には、ホーニ
ングや平坦ランドを設けるようにしてもよい。又、上述
の各実施例では、傾き角βを一定にすることで主切刃1
6が直線状に傾斜して形成されるように構成したが、こ
れに代えて、傾き角βが主切刃16の長手方向に漸次変
化するようにして、副切刃18から離れる方向に漸次下
面に近付くよう傾斜する構成にしてもよい。例えば、主
切刃16が、傾き角βが変化することで凹曲線状又は凸
曲線状を形成し、しかも副切刃18から離れる方向に漸
次下面に近付くように構成してもよい。これによって、
チップ強度と切屑排出性の度合を適宜調整できる。
【0035】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスローアウ
ェイチップは、主切刃は副切刃から離れる方向に下面側
に漸次近付くよう傾斜し、主切刃のすくい面は、すくい
角の大きさが主切刃に沿って漸次変化するよう下面側に
傾斜して形成されているねじれ面状の傾斜面とされてい
るから、被削材の材質や要求される切削特性等に応じて
すくい面のすくい角の大きさを変化させて設定すること
で、切込みの深さに応じて切れ味とチップ強度を適切に
バランスさせることができるという利点がある。しか
も、主切刃及びすくい面に傾き角がつけられることによ
って切屑排出性が向上すると共に、すくい角が大きくな
って切れ味が向上し、又、傾斜平面をすくい面の中央側
に設けることで深切込み時のチップ厚みを確保してチッ
プ強度を維持でき、ネガティブタイプであるから、切刃
の強度が高いという利点もある。
【0036】又、主切刃のすくい角は、主切刃の長手方
向に沿って副切刃から離れる方向に漸次大きくなるか
ら、特にアルミニウム等軟質の被削材を切削する際、深
切込み時の切れ味が良いという利点がある。又、主切刃
のすくい角は、主切刃の長手方向に沿って副切刃から離
れる方向に漸次小さくなるから、浅い切込み時の切れ味
が良く、深切込み時のチップ強度を確保することができ
る。又、主切刃のすくい面は、すくい角の大きい領域で
は幅狭で、切屑がカールしやすく、又、すくい角の小さ
い領域では幅広で、切屑詰まりを防止できる。又、主切
刃は、傾き角が一定又は漸次変化して形成されているか
ら、傾き角に応じてチップ強度と切屑の排出性が設定さ
れることになり、切込みの深さに応じたチップ強度と切
屑排出性の度合を調整できる。又、下面は、上面と同一
形状に構成されているから、有効切刃数が多く、プレス
による型押し成形が容易になると共に、切刃の強度を維
持できる。
【0037】又、本発明によるスローアウェイ式カッタ
は、アキシャルレーキ角が−4゜以下、コーナー角が2
5゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるように、スロ
ーアウェイチップが装着されていて、切削時につる巻状
の切屑を生成して排出するようにしたスローアウェイ式
カッタであって、スローアウェイチップは、請求項1乃
至6のいずれかに記載のスローアウェイチップであるか
ら、平行平板状のスローアウェイチップを同様な条件下
で装着したものと比較して、切刃の切れ味を向上できる
と共につる巻状の切屑の排出性をも向上できる。又、上
述の、切削時につる巻状の切屑を生成して排出するよう
にしたスローアウェイ式カッタであって、スローアウェ
イチップは、請求項6に記載の上下両面に切刃が形成さ
れたスローアウェイチップであり、チップ取付座にスロ
ーアウェイチップの着座側の面の凹凸形状に対応する上
面形状を有するシートを介して、装着されているから、
上下両面に切刃が形成されたチップを用いても、着座側
の切刃等に損傷を来すことなく、堅固に装着固定でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるスローアウェイチップの
斜視図である。
【図2】図1に示すスローアウェイチップの正面図であ
る。
【図3】図1に示すスローアウェイチップの平面図であ
る。
【図4】図3に示すスローアウェイチップのV−V線断
面図である。
【図5】図3に示すスローアウェイチップのX−X線断
面図である。
【図6】図3に示すスローアウェイチップのY−Y線断
面図である。
【図7】図3に示すスローアウェイチップのZ−Z線断
面図である。
【図8】図1乃至図7に示すスローアウェイチップの変
形例を示す図3と同様な平面図である。
【図9】本発明によるスローアウェイチップの別の実施
例である。
【図10】従来のスローアウェイチップの斜視図であ
る。
【図11】図10に示すスローアウェイチップを装着し
たカッタの要部説明図である。
【図12】切刃傾角と真のすくい角とコーナー角との関
係を示す図である。
【図13】ラジアルレーキ角とコーナー角との関係を示
す図である。
【符号の説明】
12,12′,27 スローアウェイチップ 13 下面 14 上面 16 主切刃 18 副切刃 22,22′ 主切刃のすくい面 23a 副切刃のすくい面 24 傾斜平面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−15517(JP,A) 特開 平8−243829(JP,A) 特開 平5−309514(JP,A) 実開 昭54−83085(JP,U) 実開 昭50−5981(JP,U) 国際公開94/16847(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 5/20 B23B 27/14

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、着座面をなす下面に対向す
    る上面と側面とが交差する稜線に主切刃と副切刃が設け
    られて成るネガティブスローアウェイチップにおいて、 前記主切刃は、前記副切刃から離れる方向に下面側に漸
    次近付くよう傾斜し、 前記主切刃のすくい面は、すくい角の大きさが主切刃に
    沿って漸次変化するよう下面側に傾斜して形成されてい
    るねじれ面状の傾斜面とされるとともに、 このすくい面の上面中央部側には、前記主切刃と平行に
    傾斜し且つ主切刃と直交する方向には水平とされた傾斜
    平面が接続され ていることを特徴とするスローアウェイ
    チップ。
  2. 【請求項2】 前記主切刃のすくい角は、主切刃の長手
    方向に沿って前記副切刃から離れる方向に漸次大きくな
    っていることを特徴とする請求項1に記載のスローアウ
    ェイチップ。
  3. 【請求項3】 前記主切刃のすくい角は、主切刃の長手
    方向に沿って前記副切刃から離れる方向に漸次小さくな
    っていることを特徴とする請求項1に記載のスローアウ
    ェイチップ。
  4. 【請求項4】 前記主切刃のすくい面は、すくい角の大
    きい領域では主切刃に直交する方向の幅が比較的小さ
    く、すくい角の小さい領域では主切刃に直交する方向の
    幅が比較的大きく形成されていることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載のスローアウェイチップ。
  5. 【請求項5】 前記主切刃は、傾き角が一定又は漸次変
    化して形成されていることを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれかに記載のスローアウェイチップ。
  6. 【請求項6】 前記下面は、前記上面と同一形状に構成
    されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載のスローアウェイチップ。
  7. 【請求項7】 アキシャルレーキ角が−4゜以下、コー
    ナー角が25゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるよ
    うに、スローアウェイチップが装着されていて、切削時
    につる巻状の切屑を生成して排出するようにしたスロー
    アウェイ式カッタであって、 前記スローアウェイチップは、請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の前記スローアウェイチップであることを特徴
    とするスローアウェイ式カッタ。
  8. 【請求項8】 アキシャルレーキ角が−4゜以下、コー
    ナー角が25゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるよ
    うに、スローアウェイチップが装着されていて、切削時
    につる巻状の切屑を生成して排出するようにしたスロー
    アウェイ式カッタであって、 前記スローアウェイチップは、請求項6に記載の前記ス
    ローアウェイチップであり、チップ取付座に前記スロー
    アウェイチップの着座側の面の凹凸形状に対応する上面
    形状を有するシートを介して、装着されていることを特
    徴とするスローアウェイ式カッタ。
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