JP3317089B2 - スローアウェイチップ及びスローアウェイ式カッタ - Google Patents

スローアウェイチップ及びスローアウェイ式カッタ

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JP3317089B2
JP3317089B2 JP13541595A JP13541595A JP3317089B2 JP 3317089 B2 JP3317089 B2 JP 3317089B2 JP 13541595 A JP13541595 A JP 13541595A JP 13541595 A JP13541595 A JP 13541595A JP 3317089 B2 JP3317089 B2 JP 3317089B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スローアウェイ式カッ
タに装着されて切削するのに好適なスローアウェイチッ
プ、及びこのスローアウェイチップを装着したスローア
ウェイ式カッタに関する。
【0002】
【従来の技術】切削時につる巻状の切屑を生成して、好
適に排出処理できるようにした、この種のスローアウェ
イ式カッタとして、例えば特公昭48−24462号公
報に記載のものがある。このカッタについて、図8及び
図9によって説明する。図8に示すスローアウェイチッ
プ1は、平行平板の略四角形板状とされて、その上面2
及び下面3と側面4とが交差する各辺をなす稜線がそれ
ぞれ主切刃5とされている。各コーナーは上下面方向に
切り欠かれて面取りされ、面取り面6と上下面2,3と
が交差する各稜線は副切刃7をそれぞれ構成する。この
スローアウェイチップ1はネガティブタイプとされてい
るので、ポジティブタイプのものと比較して有効切刃数
は2倍になる。
【0003】このようなスローアウェイチップを、図9
に示す例えばフライスのような転削工具のカッタ9に装
着して切削する場合、カッタ本体10の先端外周側にチ
ップ1を装着し、外周側に位置する主切刃5にコーナー
角CHを持たせ、先端側に副切刃7が突出するように配
置する。この場合、切屑排出状態がつる巻状となって、
しかも加工面等を傷つけることなくきれいに流れて排出
処理できるようにするためには、切刃のアキシャルレー
キ角A、ラジアルレーキ角R、切刃傾角I、真のすくい
角Tが所定の範囲に設定されていることが必須の要件と
されている。試験結果によれば、切刃傾角Iは+5゜以
上の限られた範囲の場合のみ、つる巻状の切屑排出を得
られることが確認されている。しかも、切刃傾角Iが正
の角となる刃先角度はラジアルレーキ角R、アキシャル
レーキ角Aの組み合せが、共に負角、共に正角、正と負
の角の場合でも成立することがクローネンベルグの計算
式(下記の(1)〜(4)式)で解明される。これによ
り、つる巻状の切屑排出の可能な角度範囲が理由付けら
れる。
【0004】即ち、アキシャルレーキ角A、ラジアルレ
ーキ角R、切刃傾角I、真のすくい角T、コーナー角C
Hの関係を計算式で述べると、 tanT=tanR・cosCH+tanA・sinCH (1) tanI=tanA・cosCH−tanR・sinCH (2) tanA=tanI・cosCH+tanT・sinCH (3) tanR=tanT・cosCH−tanI・sinCH (4) となる。これらの計算式に含まれる真のすくい角Tは切
削上重要で、主として切削能力に影響を及ぼす角度であ
るが、通常絶対値0〜20゜の範囲で用いられている。
【0005】又、上記(2)式により、つる巻状の切屑
排出をする刃先角度の組み合せを、有効切刃数の多いネ
ガティブスローアウェイチップ1を用いることを条件に
考察すると、切刃傾角Iを正の角、アキシャルレーキ角
A、ラジアルレーキ角Rを共に負の角とした場合、次に
示す条件の下で成立することが明らかになっている。即
ち、 tanA・cosCH>tanR・sinCH (5) の条件を満足するラジアルレーキ角R、アキシャルレー
キ角A、コーナー角CHであることが必要である。アキ
シャルレーキ角Aが−4゜の時、真のすくい角T、切刃
傾角I、コーナー角CHの関係を、(2),(4)式か
ら求めた次式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH (6) に基づいて表したのが、図10であり、切屑がつる巻状
となる実用的な有効範囲は、切刃傾角I>5゜、真のす
くい角T<|20゜|のT−I線内である。但し、真の
すくい角Tは図10より明らかなごとく−5゜〜−20
゜の範囲で用いられる。又、その有効範囲内におけるラ
ジアルレーキ角R、アキシャルレーキ角A、コーナー角
CHの関係を表したものが、図11である。即ち、R=
−20゜を境界に、これより下の曲線aはI=5゜以上
となるRとCHの組み合せであり、上の曲線bはT=−
20゜より大きくなる(つまり負角の値が小さくなる)
限界のRとCHの組み合せを示すことになり、上下両曲
線a,bの間のハッチング領域が使用可能な数値の範囲
を示している。
【0006】尚、アキシャルレーキ角Aはネガティブス
ローアウェイチップを用いることから、アキシャルレー
キ角即ち正面切刃部の逃げ角Fであり、通常−4゜〜−
10゜の範囲内で用いられる。コーナー角CHは通常0
〜60゜の範囲で用いられるが、本構成におけるコーナ
ー角CHは、切刃傾角Iが5゜以上、アキシャルレーキ
角Aを−4゜に仮定して(6)式あるいは図10より考
察すると、コーナー角CHが25゜以下では、真のすく
い角Tが−20゜以下の負角となり、切れ味が悪く、切
削が困難となる。又、コーナー角CHが60゜を越える
場合には、角度的には使用可能であるが、チップサイズ
当りの切込み量が小さくなって好ましくないため、一般
的には60゜以下となる。従って、実用上、アキシャル
レーキ角Aが−4〜−10゜、コーナー角CHが25〜
60゜、切刃傾角Iが+5゜以上の範囲にチップ1の刃
先形状を設定して、カッタ9に装着すると、ネガティブ
スローアウェイチップ1を用いてつる巻状の切屑を排出
する切削が、アキシャルレーキ角Aとラジアルレーキ角
Rが共に負であっても、可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成であると、スローアウェイチップ1が平行平板
状のネガティブタイプであるために、上述のようなカッ
タ9に装着して切削する場合、アキシャルレーキ角A、
真のすくい角Tがいずれも負であることが要求されるた
めに、切屑排出性と切れ味が必ずしも十分でなかった。
【0008】本発明は、このような課題に鑑みて、切屑
排出性及び切れ味を一層向上できるスローアウェイチッ
プを提供することを目的とする。又、本発明の他の目的
は、このスローアウェイチップを装着して切屑排出性及
び切れ味を一層向上できるスローアウェイ式カッタを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるスローアウ
ェイチップは、互いに対向する上面及び下面と側面とが
交差する稜線に、それぞれ主切刃と副切刃が設けられて
成るスローアウェイチップにおいて、主切刃は、副切刃
から離れる方向に、対向する下面又は上面側に漸次近付
くよう傾斜し、主切刃のすくい面は、この主切刃に交差
する方向に、対向する下面又は上面側に漸次近付くよう
傾斜していると共に、(上面及び下面の)主切刃に交差
する中央方向には、ブレーカ溝を介して、主切刃より高
さの低い平面状の着座面が形成されブレーカ溝は、副
切刃側から主切刃に沿って漸次幅広になるよう形成さ
ブレーカ溝には、主切刃のすくい面の中央方向に上
り傾斜の第一傾斜面が設けられ、更にブレーカ溝の幅広
の領域には、第一傾斜面より緩やかな上り傾斜の第二傾
斜面が設けられていることを特徴とする。
【0010】又、スローアウェイチップはネガティブタ
イプとされ、下面は、上面と同一形状に構成されてい
て、上下方向に回転対称とされている。又、着座面はポ
ジティブのすくい角を有する副切刃のすくい面に接続さ
れている。又、スローアウェイチップは、略々正方形板
状とされている。
【0011】本発明によるスローアウェイ式カッタは、
アキシャルレーキ角が−4゜以下、コーナー角が25゜
〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるように、スローア
ウェイチップが装着されていて、切削時につる巻状の切
屑を生成して排出するようにしたスローアウェイ式カッ
タにおいて、スローアウェイチップは、請求項1乃至3
のいずれかに記載のスローアウェイチップであることを
特徴とするものである。
【0012】又、アキシャルレーキ角は、好ましくは−
4゜〜−10゜の範囲、更に好ましくは−5゜〜−7゜
の範囲とされる。又、真のすくい角は、好ましくは−5
゜より小さく、−20゜迄の範囲、更に好ましくは−1
0゜〜−15゜の範囲内に設定される。そして、更に次
式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH を満足するようにスローアウェイチップが装着されてい
てもよい。
【0013】
【作用】本発明によるスローアウェイチップによれば、
主切刃は、副切刃から離れる方向に下面側に傾斜してい
るから切屑排出性がよく、そのすくい角がポジティブに
なっているから切れ味がよく、しかも上下面の中央側に
平面状の着座面が設けられているので、カッタへの装着
時に着座安定性がよい上に、チップ全体の厚みが向上し
て、切削時等に割れや欠けが生じることなく、チップ強
度が高くなり、更にこの着座面は主切刃より高さが低い
ので、切屑詰まりを起こしにくく切削荷重が小さくな
り、切屑の排出性が一層に向上する。
【0014】又、低切込み時には、幅の狭いブレーカ溝
のために、薄い切屑は長く延びることなくカールされ
て、スムーズに排出され、深切込み時には、ブレーカ溝
の幅が広くなるから、切屑の流れがよくなる。低、中切
込み時には、主切刃のすくい面に沿って走行する切屑
は、ブレーカ溝の第一傾斜面に当接してカールさせら
れ、深切込み時には、切屑は第二傾斜面に沿って流れて
好適にカールさせられ、排出させられる。
【0015】本発明によるスローアウェイ式カッタによ
れば、つる巻状の切屑を生成して排出処理することがで
き、しかも、その際、アキシャルレーキ角とラジアルレ
ーキ角が共に負の場合でも可能であり、平行平板状のス
ローアウェイチップを装着した場合と比較して、実質的
な切刃傾角と真のすくい角を、共に正角にし得る等、正
方向により大きくすることができ、切屑排出性と切れ味
が向上し、しかも着座安定性がよい。又、本発明のスロ
ーアウェイチップを装着することで、平行平板状のスロ
ーアウェイチップを同一の条件で装着した場合と比較し
ても、実質的な切刃傾角と真のすくい角を、共に正角に
し得る等、正方向により大きくすることができ、切屑排
出性と切れ味が向上する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1乃至図7に基
づいて説明する。図1は、本発明の実施例によるスロー
アウェイチップの斜視図、図2は平面図、図3は正面
図、図4は図2に示すスローアウェイチップのE−E線
断面図、図5は同じくF−F線断面図、図6は同じくG
−G線断面図、図7は同じくV−V線断面図である。図
1乃至図7に示すスローアウェイチップ12はネガティ
ブタイプとされ、例えば、略々正方形板状を呈してい
る。そして、互いに対向する上面13及び下面14に
は、上下方向に回転(反転)対称の同一のチップ形状が
形成されている。そのため、上面13(下面14でもよ
い)の形状を中心に説明すると、上面13と側面15と
が交差する各辺をなす稜線は主切刃16とされ、各コー
ナーを上下方向に面取りした面取り面17(側面に含ま
れる)と上面13とが交差する稜線は副切刃18とされ
る。
【0017】又、上面13の各コーナーに形成された副
切刃18は、仮想の水平面上にそれぞれ位置して、同一
高さとされている。又、面取り面17とその両側の側面
15,15との境界はR状の曲面の面取り面17a(側
面に含まれる)とされ、この面取り面17aと上面13
との各交差稜線は円弧状の切刃19,19とされてい
る。尚、面取り面17a及び切刃19はなくてもよい
が、少なくとも副切刃18と主切刃17との間では欠損
防止のために、設けられている方が好ましい。又、面取
り面17a,17aはその一方又は両方が平面とされて
いてもよい。そして、各主切刃16は、その長手方向に
沿って副切刃18から離れる方向に下面14側に漸次近
付くよう直線状に傾斜して形成され(傾き角βとする:
図3参照)、隣接するコーナーの副切刃18近傍で上方
に急傾斜して隣接の副切刃18に接続されている。又、
上下面13,14の中央部には、ネジクランプ用の貫通
穴21が穿設されている。
【0018】上面13において、主切刃16のすくい面
22は、主切刃16に交差する中央方向(貫通穴21方
向)に漸次下面側に近付くよう傾斜しており、そのすく
い角αは主切刃16の長手方向にほぼ一定である。すく
い面22は、図2に示す平面視において、副切刃18側
から主切刃16に沿って漸次幅が狭くなるように形成さ
れている(一定幅、又は漸次幅が広くなるようにしても
よい)。そして、このすくい面22は、隣接する副切刃
18の近傍で湾曲して上方に急傾斜し、隣接する副切刃
18のすくい面23aに接続されている。又、副切刃1
8と主切刃16との間の切刃19にも、すくい面23b
が形成されている。副切刃18及び切刃19のすくい面
23a,23bも、各切刃から離れる中央方向に漸次下
面側に近付くよう傾斜して、ポジティブのすくい角を形
成している。
【0019】そして、図1及び図3に示すように、上面
13の貫通穴21の周囲には平面視で略々井桁形の、平
面状の着座面25が形成され、この着座面25は、各主
切刃16との間隔が、副切刃18から離れる方向に漸次
広くなり、隣接する副切刃18の近傍で幅狭になるよう
に、略V字状の稜線部25aを有している。そして、着
座面25は、各コーナーの副切刃18のすくい面23
a,23b等に接続されている。主切刃16と着座面2
5との間の領域はブレーカ溝26を構成し、このブレー
カ溝26において、主切刃16と交差する方向に見て、
すくい面22の中央側には、凹状の湾曲部27と、緩や
かな上り傾斜の平面形状の第一傾斜面28とが順次形成
され(図2、4、5、6参照)、この第一傾斜面28
は、副切刃18寄りの一部の領域では着座面25に立ち
上がっている。更に、着座面25の稜線部25aの最奥
部付近の、副切刃18から離れた領域には、第一傾斜面
28と着座面25との間に、第一傾斜面28より緩やか
な上り傾斜の、凸曲面形状の第二上り傾斜面29が形成
されている。
【0020】上述のように構成されたスローアウェイチ
ップ12を、図9に示すスローアウェイ式カッタ9に装
着し、例えば上述の従来技術と同一角度、即ち、アキシ
ャルレーキ角Aが−4〜−10゜、コーナー角CHが2
5〜60゜、切刃傾角Iが+5゜以上の範囲にチップ1
の刃先角度を設定して、(6)式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH を満足するように装着する。尚、念のためにつけ加えれ
ば、アキシャルレーキ角等設定の基準となる主切刃の線
は、従来技術の平行平板状チップの主切刃5に相当す
る、本実施例の隣り合う副切刃18,18を結ぶ仮想の
線とする。
【0021】そうすると、切刃傾角Iについては、チッ
プ12の主切刃16が傾き角βを有するために、実質的
な切刃傾角は(I+β)と正方向に大きくなり、つる巻
状切屑の排出性が向上する。又、真のすくい角Tについ
ては、チップ12のすくい面22がすくい角αを有する
ために、実質的な真のすくい角は(T+α)となり、こ
れも正方向に大きくなるために、切れ味が向上すること
になる。そして、各数値の選定によって、実質的な切刃
傾角及び真のすくい角をいずれもポジティブにすること
が可能になる。
【0022】尚、本実施例によるスローアウェイチップ
12をカッタ9に装着する場合の、各角度の数値例を挙
げれば、アキシャルレーキ角Aは−5゜03′、ラジア
ルレーキ角Rは−14゜46′、コーナー角CHは44
゜47′、真のすくい角Tは−14゜、切刃傾角Iは7
゜となる。この場合、実質的な切刃傾角Iは(+β
゜)、真のすくい角Tは(+α゜)だけ更に正角側に大
きくなる。
【0023】以上のように構成された、本実施例による
スローアウェイチップ12は、ブレーカ溝26が副切刃
18側から主切刃16に沿って漸次幅広に形成されてい
るから、低切込み時には、ブレーカ幅が狭いので生成さ
れる薄い切屑が長く延びずにカールしやすくなり、低、
中切込み時には、切屑は第一傾斜面に当接してカールさ
れ、深切込み時には、ブレーカ幅が広くなっているから
切屑がスムーズに流れ、しかも第一傾斜面28より緩や
かな第二傾斜面29に当接して流れてカールされるため
に、切屑流れは一層スムーズになって切屑詰まりを防止
でき、そのために切削荷重が小さいという利点がある。
又、着座面25は主切刃16より高さの低い位置にある
ために、低、中、深切込みのいずれの場合にも、切屑詰
まりを起こしにくく、スムーズに流れて排出される。し
かも、このスローアウェイチップ12は、上下面13、
14にそれぞれ設けられた着座面25によってチップ全
体の厚みが向上し、割れや欠け等が生じることがなく、
チップ強度が高い。特にこの着座面25は、各コーナー
の副切刃18方向に延在するから、カッターへの着座安
定性とコーナー付近のチップ強度が高い。しかも、ネガ
ティブタイプとしたので、プレスによる型押し成形が容
易になり、切刃の強度を維持できるという利点もある。
【0024】又、本実施例によるスローアウェイ式カッ
タは、主切刃16のすくい面22によって、すくい角α
がつけられて切れ味が向上し、傾き角βがつけられるこ
とによって切屑排出性が向上することになり、平行平板
状のスローアウェイチップを装着したものと比較して、
つる巻状の切屑排出を行うためのカッタ9への装着条件
を変更しなくても(変更してもよい)、切刃16の切れ
味を向上できると共につる巻状の切屑排出性をも向上で
きる。上下両面13,14に主切刃16、副切刃18等
がそれぞれ設けられたスローアウェイチップ12は、同
一仮想平面上に各面の複数の副切刃18がそれぞれ位置
するから、寸法精度管理が容易であり、コーナーチェン
ジしても刃形とその位置が変わらないという利点もあ
る。
【0025】又、このような本実施例によるスローアウ
ェイチップ12を上述のカッタ9に装着する場合、主切
刃16のすくい角α、傾き角βが設定されているから、
従来技術と同一角度、即ち、アキシャルレーキ角Aが−
4〜−10゜、コーナー角CHが25〜60゜、切刃傾
角Iが+5゜以上の範囲にチップ1の刃先角度を設定し
て、(6)式 tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH を満足するように装着することは、必ずしも必要ない。
【0026】次に、本実施例のスローアウェイチップ1
2をカッタ9に装着して、切屑排出性と切れ味を向上で
きるための装着条件について説明する。即ち、上述のク
ローネンベルグの計算式から、(2)式を変形すると、
次の(7)式になる。 tanR=(tanA・cosCH−tanI)・cosecCH (7) tanT=tanR・cosCH+tanA・sinCH (1) tanI=tanA・secCH−tanT・tanCH (6) tanR=tanT・cosCH−tanI・sinCH (4) そして、上述の従来技術の条件と図11との関連におい
て、アキシャルレーキ角Aと切刃傾き角I又は真のすく
い角Tの値をそれぞれ下表1の条件とし、コーナー角C
H=25゜、45゜、60゜として、それぞれ上記
(7)式、(1)式、(4)式、(6)式に代入する
と、それぞれのラジアルレーキ角Rと真のすくい角T又
は切刃傾角Iは、下の表1の通りとなる。
【0027】
【表1】
【0028】表1において、条件としてアキシャルレー
キ角Aが−4゜で、切刃傾き角Iが+5゜とし、コーナ
ー角CHが25゜より小さいと、図11の使用可能領域
の左下限を越えることになり、真のすくい角Tが小さす
ぎることになる。条件としてアキシャルレーキ角Aが−
4゜で、真のすくい角Tが−20゜とし、コーナー角C
Hが60゜より大きいと、ラジアルレーキ角Rが図11
の使用可能領域の右上限付近になり、真のすくい角Tが
−20゜を越えると小さすぎることになる。
【0029】ところで、本発明の上述の実施例のスロー
アウェイチップ12によれば、主切刃16に傾き角β゜
の正角が付与されているから、切刃傾き角Iは更に負角
側に設定することができる。即ち、上述の従来技術か
ら、β+I=+5゜であればよく、 I=5゜−β (8) とすることが可能である。すると、β=5゜に設定した
場合、切刃傾き角Iは0゜でもつる巻状の切屑を排出す
ることができる。しかも、切刃傾き角Iを負角側に大き
くすれば、切れ味に影響を及ぼす真のすくい角Tの負角
の量を小さくできる(表2参照)。
【0030】
【表2】 しかし、この表2の下欄のように、切刃傾角Iを負角
(例えば−4゜)に設定すると、真のすくい角Tがあま
りに小さくなりすぎて、外周側の逃げ角が不足すること
になり、好ましくない。
【0031】従って、切刃傾角Iについては、アキシャ
ルレーキ角Aとの関係もあるが、使用上、下記表3に示
すように、A=−6゜として、I=0゜付近が好ましい
限界であるといえる。
【表3】
【0032】本発明の実施例によるスローアウェイチッ
プ12をカッタ9に装着してつる巻状の切屑を排出する
には、コーナー角CHが25〜60゜、切刃傾角Iが0
゜以上の範囲内として、アキシャルレーキ角Aは−4゜
以下であればよく、好ましくは−4゜〜−10゜の範
囲、更に好ましいのは−5゜〜−7゜の範囲である。真
のすくい角Tは、0゜では外周逃げ不足となるが、任意
の負角(マイナス)に設定してよく、好ましくは−5゜
より小さく−20゜迄の範囲、更に好ましくは−10゜
〜−15゜の範囲である。特に、実用上、効果的な装着
姿勢についての数値例を示せば、コーナー角CH=45
゜付近で、アキシャルレーキ角A=−6゜、切刃傾角I
=4゜に設定すると、ラジアルレーキ角R=−11.3
1゜、真のすくい角T=−12゜20’となる。又、ス
ローアウェイチップ12について、すくい角α=25
゜、主切刃16の傾き角β=10゜にすると、実質的な
切刃傾き角Iは約14゜、真のすくい角Tは約13゜と
なる。
【0033】尚、上述の実施例では、略正方形板状のス
ローアウェイチップ12としたが、これに限定されるこ
となく、略ひし形板状、略長方形板状、略平行四辺形板
状等の略四角形板状、或いは略三角形板状等、適宜の多
角形状のものを用いることができるのはいうまでもな
い。又、ブレーカ溝26の第一傾斜面28は、平面に限
らず、凹曲面又は凸曲面としてもよく、第二傾斜面29
は、凸曲面に限らず、凹曲面又は平面としてもよい。
又、スローアウェイチップ12の主切刃16,副切刃1
8等には、ホーニングや平坦ランドを設けるようにして
もよい。尚、上述の実施例では、すくい角αを一定にし
たが、可変にして、主切刃16に沿って漸次増大又は減
少するようにすくい面22を形成してもよい。又、傾き
角βについても、一定にすることで主切刃16が直線状
に傾斜して形成されるように構成したが、これに代え
て、傾き角βが主切刃16の長手方向に漸次変化するよ
うにして、副切刃18から離れる方向に漸次下面に近付
くよう傾斜する構成にしてもよい。例えば、主切刃16
が、傾き角βが変化することで凹曲線状又は凸曲線状を
形成し、しかも副切刃18から離れる方向に漸次下面に
近付くように構成してもよい。これによって、チップ強
度と切屑排出性の度合を適宜調整できる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るスローアウ
ェイチップは、主切刃が、副切刃から離れる方向に、対
向する下面又は上面側に漸次近付くよう傾斜し、主切刃
のすくい面は、この主切刃に交差する方向に、対向する
下面又は上面側に漸次近付くよう傾斜していると共に、
主切刃に交差する中央方向には、ブレーカ溝を介して、
この主切刃より高さの低い平面状の着座面が形成され
ブレーカ溝は、副切刃側から主切刃に沿って漸次幅広に
なるよう形成され、ブレーカ溝には、主切刃のすくい面
の中央方向に上り傾斜の第一傾斜面が設けられ、更にブ
レーカ溝の幅広の領域には、第一傾斜面より緩やかな上
り傾斜の第二傾斜面が設けられているから、切れ味と切
屑排出性がよく、しかも着座面が主切刃より高さが低い
から、切屑詰まりを起こしにくく、切削荷重が小さくな
ると共に、切屑の排出性が更に向上する。又、着座面に
よって、カッタへの装着時に着座安定性がよく、チップ
全体の厚みが向上し、割れや欠け等が生じることなく、
チップ強度が高い。又、低切込み時には、幅の狭いブレ
ーカ溝のために、切屑は長く延びることなくカールされ
て、スムーズに排出され、深切込み時には、ブレーカ溝
の幅が広くなるから、切屑の流れがよくなる。又、低、
中切込み時には、主切刃のすくい面に沿って走行する切
屑は、ブレーカ溝の第一傾斜面に当接してカールさせら
れ、深切込み時には、切屑は第二傾斜面に沿って流れて
切屑流れがスムーズで好適にカールさせられ、切削荷重
が小さくなって、スムーズに排出させられる。
【0035】本発明に係るスローアウェイ式カッタは、
アキシャルレーキ角が−4゜以下、コーナー角が25
゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるように、スロー
アウェイチップが装着されていて、切削時につる巻状の
切屑を生成して排出するようにしたスローアウェイ式カ
ッタにおいて、スローアウェイチップは、請求項1乃至
3のいずれかに記載のスローアウェイチップであるか
ら、つる巻状の切屑を生成して排出処理することがで
き、しかも、その際、アキシャルレーキ角とラジアルレ
ーキ角が共に負の場合でも可能であり、平行平板状のス
ローアウェイチップを装着した場合と比較して、実質的
な切刃傾角と真のすくい角を、共に正角にし得る等、正
方向により大きくすることができ、切屑排出性と切れ味
が向上し、切屑詰まりを起こしにくく、しかも着座安定
性がよい。又、本発明のスローアウェイチップを装着す
ることで、平行平板状のスローアウェイチップを同一の
条件で装着した場合と比較しても、実質的な切刃傾角と
真のすくい角を、共に正角にし得る等、正方向により大
きくすることができ、切屑排出性と切れ味が向上する。
しかも、着座安定性がよく、切屑流れがスムーズで、切
削荷重が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるスローアウェイチップの
斜視図である。
【図2】図1に示すスローアウェイチップの平面図であ
る。
【図3】図1に示すスローアウェイチップの正面図であ
る。
【図4】図2に示すスローアウェイチップのE−E線断
面図である。
【図5】図2に示すスローアウェイチップのF−F線断
面図である。
【図6】図2に示すスローアウェイチップのG−G線断
面図である。
【図7】図2に示すスローアウェイチップのV−V線断
面図である。
【図8】従来のスローアウェイチップの斜視図である。
【図9】図8に示すスローアウェイチップを装着したカ
ッタの要部説明図である。
【図10】切刃傾角と真のすくい角とコーナー角との関
係を示す図である。
【図11】ラジアルレーキ角とコーナー角との関係を示
す図である。
【符号の説明】
12 スローアウェイチップ 13 上面 14 下面 16 主切刃 18 副切刃 22 主切刃のすくい面 25 着座面 26 ブレーカ溝 28 第一傾斜面 29 第二傾斜面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−15517(JP,A) 特開 平7−60512(JP,A) 特開 平8−229710(JP,A) 特開 昭51−62476(JP,A) 実開 平4−109805(JP,U) 実開 昭55−31512(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23B 27/22 B23B 27/14 B23C 5/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する上面及び下面と側面とが
    交差する稜線に、それぞれ主切刃と副切刃が設けられて
    成るスローアウェイチップにおいて、 前記主切刃は、前記副切刃から離れる方向に、対向する
    下面又は上面側に漸次近付くよう傾斜し、 前記主切刃のすくい面は、この主切刃に交差する方向
    に、対向する下面又は上面側に漸次近付くよう傾斜して
    いると共に、 前記主切刃に交差する中央方向には、ブレーカ溝を介し
    て、この主切刃より高さの低い平面状の着座面が形成さ
    前記ブレーカ溝は、副切刃側から主切刃に沿って漸次幅
    広になるよう形成され 前記ブレーカ溝には、主切刃のすくい面の中央方向に上
    り傾斜の第一傾斜面が設けられ、更にブレーカ溝の幅広
    の領域には、第一傾斜面より緩やかな上り傾斜の第二傾
    斜面が設けられていることを特徴とするスローアウェイ
    チップ。
  2. 【請求項2】 アキシャルレーキ角が−4゜以下、コー
    ナー角が25゜〜60゜、切刃傾角が0゜以上となるよ
    うに、スローアウェイチップが装着されていて、切削時
    につる巻状の切屑を生成して排出するようにしたスロー
    アウェイ式カッタにおいて、 前記スローアウェイチップは、請求項1に記載の前記ス
    ローアウェイチップであることを特徴とするスローアウ
    ェイ式カッタ。
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