JP4430568B2 - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体素子及びその形成方法に係り、さらに詳細には半導体層及びソース/ドレイン電極のコンタクトホール、ソース/ドレイン電極及び陽極電極のビアホール、金属配線間のビアホール、またはビアコンタクトホールを形成する時、高エッチング比乾式エッチングまたは高選択比乾式エッチングのうちいずれか一つ以上を利用して乾式エッチングして、最終エッチング工程は湿式エッチングを進行して前記コンタクトホール、ビアホールまたはビアコンタクトホールのテーパー角度が多様な角度を有する多重プロファイルで形成されるようにするだけでなく前記エッチングにより発生するエッチング残留物を湿式エッチング工程時完全に除去するのでコンタクト特性が優秀なコンタクトホール、ビアホール及びビアコンタクトホールを形成する半導体素子及びその形成方法に関する。
一般的に、シリコン薄膜トランジスタは平板ディスプレー、イメージセンサー、複写機、プリンタそしてスキャナーなどの大面積集積回路に適用されている。
前記平板ディスプレーとしてはLCD(Liquid Crystal Display)、有機電界発光素子などがあるが、有機電界発光素子は平板ディスプレーの代表的な技術であって、大別して能動形(active type)と受動形(passive type)の二種の形態に分けられて、能動形素子は各画素一つ一つを薄膜トランジスタのようなアクティブ素子が制御するようになっていて速度、視野角そして対照比(contrast ratio)において受動形表示素子よりもはるかに優れた高解像度の画面を具現することができる。
有機電界発光素子にシリコン薄膜トランジスタを用いる主な理由は400℃以下の低温で工程が可能であって素子特性の安定性が優秀であり、大面積のガラス基板に難無く集積化を行うことができるためである。
図1A及び図1Bは従来技術による薄膜トランジスタのコンタクトホール形成方法の工程断面図である。
先に、図1Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を形成する工程の断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板11上にシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜でバッファー層12を形成して、非晶質シリコン層を形成する。前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層13を形成する。続いて、前記基板全面にゲート絶縁膜14を形成して、ゲート電極形成物質を蒸着した後、パターニングしてゲート電極15を形成する。続いて、前記基板全面に下部の素子を保護または絶縁するために層間絶縁膜16をシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜を利用して形成する。
次に、図1Bは前記基板上にフォトレジストパターンを利用してコンタクトホールを形成する工程の断面図である。図で見るように基板全面にフォトレジストを塗布して露光工程を介してコンタクトホールが形成される領域をオープンさせるフォトレジストパターン17を形成した後、前記フォトレジストパターンを利用して乾式エッチングしてコンタクトホール18を形成する。続いて前記フォトレジストパターンを除去して、前記コンタクトホールに伝導体を充填した後、前記層間絶縁膜上にソース/ドレイン電極を形成する(図示せず)。
しかし、前記のコンタクトホール形成方法は図2で見るように層間絶縁膜17及びゲート絶縁膜14を貫通して、半導体層13の表面を露出させるコンタクトホール18の下部に、乾式エッチングにより発生するポリマー21が形成されて、このようなポリマーを除去するために特殊なポリマー除去溶液が必要であることになるだけでなくポリマー除去工程が追加される問題点が発生するだけでなく、半導体層表面が過度エッチング22で損傷を受けることになる問題点が発生してコンタクト抵抗の不均一が発生する短所がある。
したがって、本発明は前記のような従来技術の諸般短所と問題点を解決するためのことであって、半導体層及びソース/ドレイン電極のコンタクトホール、ソース/ドレイン電極及び陽極電極のビアホール、金属配線間のビアホール、またはビアコンタクトホールを形成する時、高エッチング比乾式エッチングまたは高選択比乾式エッチングのうちいずれか一つ以上を利用して乾式エッチングして、最終エッチング工程は湿式エッチングを進行して前記コンタクトホール、ビアホールまたはビアコンタクトホールのテーパー角度が多様な角度を有する多重プロファイルを形成するようにするだけでなく前記エッチングにより発生するエッチング残留物を湿式エッチング工程時完全に除去するのでコンタクト特性が優秀なコンタクトホール、ビアホール及びビアコンタクトホールを形成する半導体素子及びその形成方法を提供することに本発明の目的がある。
本発明の前記目的は絶縁基板と;前記基板上に形成されて、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を含んで形成された薄膜トランジスタと;前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜を貫通して、前記半導体層の表面を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、前記上部以下は湿式エッチングプロファイルまたは乾式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する多重プロファイルを有したコンタクトホールで構成された半導体素子により達成される。
また、本発明の前記目的は基板上に半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を形成する段階と;前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのコンタクトホールを形成する段階と;前記所定の深さで形成されたコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層の表面が露出するようにコンタクトホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と;で構成された半導体素子形成方法によっても達成される。
また、本発明の前記目的は絶縁基板と;前記基板上に形成されたソース/ドレイン電極を含む薄膜トランジスタと;前記薄膜トランジスタ上に形成されたパッシベーション層及び平坦化層と;前記パッシベーション層及び平坦化層を貫通して、前記ソース/ドレイン電極を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、前記上部以下は湿式エッチングプロファイルまたは乾式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する多重プロファイルを有したビアホールで構成された半導体素子によっても達成される。
また、本発明の前記目的は基板上にソース/ドレイン電極を含む薄膜トランジスタを形成する段階と;前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション層及び平坦化層を形成する段階と;前記平坦化層及びパッシベーション層の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのコンタクトホールを形成する段階と;前記所定の深さを有するビアホールを湿式エッチングして前記ソース/ドレイン電極が露出するようにビアホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と;で構成された半導体素子形成方法によっても達成される。
また、本発明の前記目的は絶縁基板と;前記絶縁基板上に形成された金属配線及び層間絶縁膜と;前記層間絶縁膜を貫通して、前記金属配線を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、前記上部以下は湿式エッチングプロファイルまたは乾式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する多重プロファイルを有したビアホールで構成された半導体素子によっても達成される。
また、本発明の前記目的は基板上に金属配線及び層間絶縁膜を形成する段階と;前記層間絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのコンタクトホールを形成する段階と;前記所定の深さを有するビアホールを湿式エッチングして前記金属配線が露出するようにビアホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と;で構成された半導体素子形成方法によっても達成される。
また、本発明の前記目的は絶縁基板と;前記基板上に形成された半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極と;前記基板上に形成された平坦化層と;前記平坦化層及びゲート絶縁膜を貫通して、前記半導体層を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、前記上部以下は湿式エッチングプロファイルまたは乾式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する多重プロファイルを有したビアコンタクトホールで構成された半導体素子によっても達成される。
また、本発明の前記目的は基板上に半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極を形成する段階と;前記基板上に平坦化層を形成する段階と;前記平坦化層及びゲート絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのビアコンタクトホールを形成する段階と;前記所定の深さを有するビアコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層が露出するようにビアコンタクトホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と;で構成された半導体素子形成方法によっても達成される。
また、本発明の前記目的は絶縁基板と;前記基板上に形成された半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜と;前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜を貫通して、前記半導体層の表面を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、前記上部以下は湿式エッチングプロファイルまたは乾式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する多重プロファイルを有したコンタクトホールが形成された薄膜トランジスタ領域と;前記薄膜トランジスタ領域と所定の間隔で離隔されて、前記絶縁基板上に形成された金属配線及び絶縁膜と;前記絶縁膜を貫通して、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、前記上部以下は湿式エッチングプロファイルまたは乾式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する多重プロファイルを有したビアホールを有する金属配線領域で構成された半導体素子によっても達成される。
また、本発明の前記目的は基板上の薄膜トランジスタ領域に半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極を形成し、前記薄膜トランジスタ領域とは所定の間隔を置いて離隔された金属配線領域に金属配線を形成する段階と;前記薄膜トランジスタ領域に層間絶縁膜を形成して、金属配線領域に絶縁膜を形成する段階と;前記薄膜トランジスタ領域の層間絶縁膜及びゲート絶縁膜と金属配線領域の絶縁膜の一部とに乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのコンタクトホール及びビアホールを形成する段階と;前記所定の深さを有するコンタクトホール及びビアホールを湿式エッチングして前記薄膜トランジスタ領域の半導体層と金属配線領域の金属配線とが露出するようにコンタクトホール及びビアホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と;で構成された半導体素子形成方法によっても達成される。
したがって、本発明の半導体素子及びその形成方法はコンタクトホール、ビアホールまたはビアコンタクトホールのコンタクト部が乾式エッチングでエッチングする時発生しやすいコンタクトの不均一とポリマーの残留物が発生することのような問題点を基本的に防止するだけでなくコンタクトホール、ビアホールまたはビアコンタクトホールにより露出する半導体層、ソース/ドレイン電極及び金属配線の表面が全く損傷されない効果がある。
本発明の前記目的と技術的構成及びそれによる作用効果に関する詳細な事項は本発明の望ましい実施形態を図示している図面を参照した以下詳細な説明によってさらに明確に理解されることである。
<実施形態1>
図3Aないし図3Eは本発明によるコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記コンタクトホールを利用した工程の断面図である。
先に、図3Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板101上にバッファー層102を形成する。前記バッファー層は下部基板で発生する水分または不純物の拡散を防止したり、または結晶化時熱の伝達の速度を調節することによって、半導体層の結晶化がよく進むことができるようにしたりする役割をする。
続いて、前記バッファー層上に非晶質シリコンを形成して、前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶または単結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層103を形成する。この時前記非晶質シリコンは化学的気相蒸着法(Chemical Vapor Deposition)または物理的気相蒸着法(Physical Vapor Deposition)を利用することができる。また前記非晶質シリコンを形成する時または形成した後に脱水素処理して水素の濃度を低くめる工程を進行することができる。
続いて、前記半導体層が形成された基板全面にゲート絶縁膜104を形成して、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成物質を形成した後、パターニングしてゲート電極105を形成する。ゲート電極を形成した後、前記ゲート電極をマスクとして利用して不純物イオン注入工程を進行して前記半導体層にソース/ドレイン及びチャネル領域を定義する工程を進行することができる。
続いて、前記基板全面に層間絶縁膜106を形成するが、前記層間絶縁膜は下部に形成された素子を保護する役割または電気的絶縁のために形成される。
この時、前記バッファー層、ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のような酸化膜または窒化膜を利用して形成する。
次に、図3Bは前記基板上にコンタクトホールを形成するためのフォトレジストパターンを形成する段階の工程断面図である。図で見るようにバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極が形成された基板にコンタクトホールを形成するためのフォトレジストパターン107を形成する。
前記フォトレジストパターンをスピン(Spin)方式またはスプレー(Spray)方式を利用して前記基板上に塗布して、露光及び現像工程を進行して形成する。
次に、図3Cは前記フォトレジストパターンを利用して前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜の一部を乾式エッチングでエッチングして所定深さのコンタクトホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン107を利用して前記層間絶縁膜106及びゲート絶縁膜104を乾式エッチングして所定深さのコンタクトホール108を形成する。
この時、図3CのA領域で見るように、前記層間絶縁膜は貫通して前記ゲート絶縁膜は一部分のみをエッチングする方法と、B領域で見るように、前記層間絶縁膜の一部分のみをエッチングする方法とがあり得る。または図では図示しなかったが、層間絶縁膜は貫通して、ゲート絶縁膜はエッチングしないでコンタクトホールを形成することもできる。すなわち、前記乾式エッチングによるコンタクトホール形成は乾式エッチングに必要な位の深さでのみエッチングして形成するが、これは下部の半導体層に乾式エッチングによる損傷を負わせないでコンタクトホールを形成するためのことであって、下部の半導体層が露出して露出した半導体層上にポリマーのような残留物が付着されることを防止して、コンタクトホールのプロファイルを希望する形状で形成するためである。
また、前記乾式エッチングは層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を高エッチング比でエッチングすることによって、コンタクトホールの深さだけでなくコンタクトホールのテーパーの角度を調節することができるが、本発明では前記乾式エッチングによりエッチングされたコンタクトホールは形成された層に対してほとんど垂直に近い角度を有するようにエッチングする。この時前記乾式エッチングにより形成されたコンタクトホールのテーパー角度109は60ないし90度の角度を有することが無難だが、75ないし90度を有することが望ましい。
この時、前記乾式エッチングはイオンビームエッチングまたはRFスパッタエッチングのようなイオンエッチングまたは反応イオンエッチング(Reactive Ion Etcher)のような反応エッチングなどを利用することができる。
次に、図3Dは前記所定の深さで形成されたコンタクトホールを湿式エッチングで前記半導体層の表面が露出するようにコンタクトホールを完成する段階の工程断面図である。図で見るように前記乾式エッチングで所定の深さにエッチングされたコンタクトホールを湿式エッチングで前記半導体層103の表面が露出するようにコンタクトホールを完成する。
この時、図3DのA領域で見るようにフォトレジストパターンを除去しないで、前記乾式エッチングで形成されたコンタクトホールを湿式エッチングして半導体層の表面が露出するようにして、湿式エッチングの等方性エッチングによりコンタクトホールのテーパーの角度110が低く形成されるようにするか、またはB領域で見るようにフォトレジストパターンを除去して、湿式エッチングの等方性エッチングによりコンタクトホールのテーパーの角度が低く形成されるようにすることができる。前記フォトレジストパターンを除去して、湿式エッチングを進行する場合、前記層間絶縁膜の表面がエッチングされて層間絶縁膜の厚さが減少する傾向を見せることはあるが、前記層間絶縁膜を形成する時上のような現象を勘案して形成するならばなんの問題がないものと思料される。
この時、前記湿式エッチングによるコンタクトホールのテーパー角度は5ないし60度の角度で形成されるが、5ないし45度の角度を有することが望ましい。また前記湿式エッチングは半導体層を層間絶縁膜またはゲート絶縁膜に対して高選択比を有するエッチング溶液で湿式エッチングして、前記半導体層の表面が露出しても前記湿式エッチング溶液による損傷を全く受けないようにするだけでなく、一部発生したポリマー残留物を除去することができるようにする。
したがって、前記コンタクトホールは、上部は湿式エッチングのプロファイル111を有し、下部は乾式エッチングのプロファイル112を有する二重プロファイルを有したコンタクトホール114として形成される。
図3Eは前記形成された二重プロファイルを有するコンタクトホールを利用して薄膜トランジスタを形成する工程の断面図である。図で見るように前記形成された二重プロファイルを有するコンタクトホールが形成された基板全面にソース/ドレイン電極形成物質を形成して、パターニングしてソース/ドレイン電極113を形成して薄膜トランジスタを完成する。したがって、前記ソース/ドレイン電極と半導体層との間のコンタクトホールは、上部は湿式エッチングプロファイルを有し、下部は乾式エッチングプロファイルを有する二重プロファイルコンタクトホール114によりコンタクトされることによって、ポリマーの残留物が全く残っていなくて残留物によるコンタクト抵抗が全くなくて、前記半導体層の表面がエッチングされないこととして、損傷を受けないで、コンタクトホールが二重プロファイルを有することによって、前記ソース/ドレイン電極形成物質でコンタクトホールの埋込が容易になるようにする。
<実施形態2>
図4Aないし図4Gは本発明による他の実施形態であって、コンタクトホール形成方法の工程断面図、前記コンタクトホールを利用した工程の断面図及び断面写真である。
先に、図4Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板151上にバッファー層152を形成する。前記バッファー層は下部基板で発生する水分または不純物の拡散を防止したり、または結晶化時熱の伝達の速度を調節することによって、半導体層の結晶化がよく進むことができるようにしたりする役割をする。
続いて、前記バッファー層上に非晶質シリコンを形成して、前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶または単結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層153を形成する。この時前記非晶質シリコンは化学的気相蒸着法または物理的気相蒸着法を利用することができる。また前記非晶質シリコンを形成する時または形成した後に脱水素処理して水素の濃度を低くめる工程を進行することができる。
続いて、前記半導体層が形成された基板全面にゲート絶縁膜154を形成して、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成物質を形成した後、パターニングしてゲート電極155を形成する。ゲート電極を形成した後、前記ゲート電極をマスクとして利用して不純物イオン注入工程を進行して前記半導体層にソース/ドレイン及びチャネル領域を定義する工程を進行することができる。
続いて、前記基板全面に層間絶縁膜156を形成するが、前記層間絶縁膜は下部に形成された素子を保護する役割または電気的絶縁のために形成される。
この時、前記バッファー層、ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のような酸化膜または窒化膜を利用して形成する。
この時、前記バッファー層は必要によって形成されることであって不要である場合には形成しなくても構わない。
次に、図4Bは前記基板上にコンタクトホールを形成するためのフォトレジストパターンを形成する段階の工程断面図である。図で見るようにバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極が形成された基板にコンタクトホールを形成するためのフォトレジストパターン157を形成する。
前記フォトレジストパターンをスピン方式またはスプレー方式を利用して前記基板上に塗布して、露光及び現像工程を進行して形成する。
次に、図4Cは前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜の一部を高エッチング比乾式エッチングでエッチングして第1深さでエッチングする段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン157を利用して前記層間絶縁膜156及びゲート絶縁膜154を高エッチング比乾式エッチングして第1深さの第1コンタクトホール158を形成する。
この時、図4CのA領域で見るように前記層間絶縁膜は貫通して、前記ゲート絶縁膜は一部分のみをエッチングする方法と、B領域で見るように前記層間絶縁膜の一部分のみをエッチングする方法とがあることができる。または図では図示しなかったが、層間絶縁膜は貫通して、ゲート絶縁膜はエッチングしないでコンタクトホールを形成することもできる。すなわち、前記乾式エッチングによるコンタクトホール形成は高エッチング比を有する乾式エッチングで必要な位の深さでのみエッチングして形成するが、これは下部の半導体層に乾式エッチングによる損傷を負わせないでコンタクトホールを形成するためのことであって、下部の半導体層が露出して露出した半導体層上にポリマーのような残留物が付着されることを防止して、コンタクトホールのプロファイルを希望する形状で形成するためである。
また、前記高エッチング比乾式エッチングは層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を高エッチング比でエッチングすることによって、前記層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を速い速度でエッチングすることができる。この時前記乾式エッチングにより形成された第1深さの第1コンタクトホールのテーパー角度159は30ないし70度の角度を有することが無難だが、30ないし50度を有することが望ましい。
この時、前記高エッチング比乾式エッチングはイオンビームエッチングまたはRFスパッタエッチングのようなイオンエッチングまたは反応イオンエッチングまたは誘導結合プラズマ(Induced Coupled Plasma)エッチングのような反応エッチングなどを利用することができる。
次に、図4Dは前記第1深さでエッチングされた絶縁膜及び層間絶縁膜を半導体層に対して高選択比乾式エッチングで第2深さにエッチングする段階の工程断面図である。図で見るように前記高エッチング比乾式エッチングで第1深さにエッチングされた第1深さの第1コンタクトホールを前記絶縁膜及び層間絶縁膜に対して半導体層が高選択比を有する高選択比エッチングで前記絶縁膜及び層間絶縁膜をエッチングして第2深さの第2コンタクトホール160を形成する。この時前記第2コンタクトホールの下部は前記第1コンタクトホールのプロファイルをそのまま維持するようになるが、これは前記高選択比エッチングはエッチング速度が遅い反面前記絶縁膜または層間絶縁膜に対するエッチング選択比が高いためであり、そのためこのような現象を見せるようになる。
この時、前記高選択比乾式エッチングは前記絶縁膜及び層間絶縁膜のエッチング率は高くて、前記半導体層はエッチング率が低いエッチングであるので前記高選択比乾式エッチングにより前記絶縁膜及び層間絶縁膜はエッチングされて、前記半導体層はほとんどエッチングされないだけでなく、フォトレジストパターンの後退が少なくて高選択比乾式エッチングにより形成された第2深さの第2コンタクトホールのテーパー角度161はほとんど垂直に近いプロファイルを有するようになって、前記第1深さの第1コンタクトホールの角度よりは高い角度で形成されるようになる。すなわち、前記高選択比乾式エッチングにより形成された第2深さの第2コンタクトホールのテーパー角度は60ないし90度の角度を有するようになる。この時前記第2深さの第2コンタクトホールのテーパー角度は望ましくは70ないし90度の角度で形成される。
図4DのA領域で見るように前記第2深さの第2コンタクトホールは半導体層を露出させない深さまで形成するか、またはB領域で見るように半導体層を露出させる深さまで形成しても構わない。これは前記高選択比乾式エッチングが前記半導体層はほとんどエッチングさせないで、前記絶縁膜及び層間絶縁膜のみをエッチングすることによってB領域のように半導体層が露出しても半導体層の表面がほとんど損傷を多く受けないためである。しかし、前記高選択比乾式エッチングが半導体層を全くエッチングしないと言えないのでA領域のように半導体層を露出させない深さまでエッチングして半導体層が損傷を受けたり過度エッチング(Over etch)されたりすることを基本的に防止することができる。
この時、前記高選択比乾式エッチングは前記高エッチング比乾式エッチングのような工程であるイオンビームエッチングまたはRFスパッタエッチングのようなイオンエッチングまたは反応イオンエッチングまたは誘導結合プラズマのような反応エッチングなどを利用することができる。また本発明では特別な言及がない限り前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングは前記イオンエッチングまたは反応エッチングを利用して、使われるガスは高エッチング比乾式エッチングであった場合にはCF/OまたはSF/Oガスを利用して、高選択比乾式エッチングであった場合にはC、CHFまたはCHF等のようにCF比が大きいガスを利用する。
次に、図4Eは前記第2深さでエッチングされた領域を湿式エッチングでエッチングして第3コンタクトホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングにより形成された第1コンタクトホール及び第2コンタクトホールを湿式エッチングして第3コンタクトホール162を形成してコンタクトホールを完成する。前記湿式エッチングは半導体層を全くエッチングしないDHF(Dilute Hydro Fluoricacid)またはBHF(Buffered Hydro Fluoricacid)等のような湿式エッチング溶液でエッチングすることが望ましい。そして、前記半導体層の表面またはコンタクトホールの側面に不純物またはポリマー残留物が残っていないようにするエッチング溶液でエッチングして半導体層に不純物が残っていないようにする。
この時、図4EのA領域で見るようにフォトレジストパターンを除去しないで、前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングで形成された第1コンタクトホール及び第2コンタクトホールを湿式エッチングして半導体層の表面が露出するようにして(既に露出していれば、前記第1コンタクトホール及び第2コンタクトホールの幅をさらに広げて)、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3コンタクトホールのテーパーの角度143が低く形成されるようにするか、またはB領域で見るようにフォトレジストパターンを除去して、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3コンタクトホールのテーパーの角度が低く形成されるようにすることができる。前記フォトレジストパターンを除去して、湿式エッチングを進行する場合、前記層間絶縁膜の表面がエッチングされて層間絶縁膜の厚さが減少する傾向を見せることはあるが、前記層間絶縁膜を形成する時上のような現象を勘案して形成するならばなんの問題がないものと思料される。
この時前記湿式エッチングによる第3コンタクトホールのテーパー角度は5ないし50度の角度で形成されるが、5ないし35度の角度を有することが望ましい。また前記湿式エッチングは半導体層を層間絶縁膜またはゲート絶縁膜に対して高選択比を有するエッチング溶液で湿式エッチングして、前記半導体層の表面が露出したり、既に露出している半導体層の表面は前記湿式エッチング溶液による損傷を全く受けないようにしたりするだけでなく、一部発生したポリマー残留物を除去することができるようにする。
したがって、前記第1コンタクトホール、第2コンタクトホール及び第3コンタクトホールにより上部は湿式エッチングプロファイルを有して、中間部は高い角度のテーパーを有する高選択比乾式エッチングプロファイルを有して、下部は低い角度のテーパーを有する高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルコンタクトホールが形成される。
次に、図4Fは前記形成された三重プロファイルを有するコンタクトホールを利用して薄膜トランジスタを形成する工程の断面図である。図で見るように前記形成された三重プロファイルを有するコンタクトホールが形成された基板全面にソース/ドレイン電極形成物質を形成して、パターニングしてソース/ドレイン電極164を形成して薄膜トランジスタを完成する。したがって、前記ソース/ドレイン電極と半導体層との間のコンタクトホールは上部は湿式エッチングプロファイルを有して、中間部は高い角度のテーパーを有する高選択比乾式エッチングプロファイルを有して、下部は低い角度のテーパーを有する高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルコンタクトホール165によりコンタクトされることによって、ポリマーの残留物が全く残っていなくて残留物によるコンタクト抵抗が全くなくて、前記半導体層の表面がエッチングされないことで、損傷を受けなくて、コンタクトホールが三重プロファイルを有することによって、前記ソース/ドレイン電極形成物質でコンタクトホールの埋込が容易になるだけでなく、工程中に発生しやすい自然酸化膜を前記湿式エッチングで除去することによって、自然酸化膜によるコンタクト抵抗を低くめることができる。
次に、図4Gは前記三重プロファイルを有するコンタクトホールを利用してソース/ドレイン電極を形成した断面の写真である。図4Gは図4FのA領域を拡大した写真であって、図で見るようにガラス基板171上に酸化膜または窒化膜で第1バッファー層172及び第2バッファー層173を形成して、前記第2バッファー層上部に半導体層174を形成する。
続いて、前記半導体層にゲート絶縁膜175を形成して、写真では見えないが、ゲート電極を形成した後、層間絶縁膜176を形成する。
続いて、本発明の<実施形態1>で詳述した高エッチング比乾式エッチング、高選択比乾式エッチング及び湿式エッチングで前記層間絶縁膜及びゲート絶縁膜をエッチングして三重プロファイルを有するコンタクトホール177を形成して、ソース/ドレイン電極178を形成する。この時、前記三重プロファイルの形状は赤い色点線179で表示されている。
続いて、前記基板全面にパッシベーション層180を形成して、以後工程を進行して薄膜トランジスタを形成して、前記薄膜トランジスタを利用して表示素子を形成することができる。
この時、前記三重プロファイルを有するコンタクトホールに形成されたソース/ドレイン電極は写真で見るように高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する第1コンタクトホール177a、高選択比乾式エッチングプロファイルを有する第2コンタクトホール177b及び湿式エッチングプロファイルを有する第3コンタクトホール177cを有することによって緩やかなステップカバレッジ(Step coverage)で形成された三重プロファイルコンタクトホールにより緩やかに形成されていることが分かる。また前記三重プロファイルコンタクトホールの第1コンタクトホールの第1深さ181a、第2コンタクトホールの第2深さ181b及び第3コンタクトホールの第3深さ181cを調節して前記三重プロファイルコンタクトホールのステップカバレッジを自由に調節することができる。この時前記第3深さは前で説明しなかったが、コンタクトホールの深さで第1深さ及び第2深さを除外したのこり深さである。
<実施形態3>
図5Aないし図5Eは本発明による他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図及び前記ビアホールを利用する工程の工程断面図である。
先に、図5Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜及びソース/ドレイン電極を形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板201上にバッファー層202を形成する。
続いて、前記バッファー層上に非晶質シリコンを形成して、前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶または単結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層203を形成する。この時前記非晶質シリコンは化学的気相蒸着法または物理的気相蒸着法を利用することができる。
続いて、前記半導体層が形成された基板全面にゲート絶縁膜204を形成して、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成物質を形成した後、パターニングしてゲート電極205を形成する。ゲート電極を形成した後、前記ゲート電極をマスクとして利用して不純物イオン注入工程を進行して前記半導体層にソース/ドレイン及びチャネル領域を定義する工程を進行することができる。
続いて、前記基板全面に層間絶縁膜206を形成する。この時、前記バッファー層、ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のような酸化膜または窒化膜を利用して形成する。
続いて、前記層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を<実施形態1>の方法を利用して二重プロファイルを有するコンタクトホールを形成してソース/ドレイン電極207を形成するか、または一般的な工程でコンタクトホールを形成した後、ソース/ドレイン電極を形成して薄膜トランジスタを形成する。
次に、図5Bは前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション層及び平坦化層を形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記薄膜トランジスタが形成された基板上にパッシベーション層208及び平坦化層209を次々と形成する。
続いて、前記平坦化層上部にフォトレジストを塗布して、露光及び現像工程でビアホール形成のためのフォトレジストパターン210を形成する。
次に、図5Cは前記フォトレジストパターンを利用して前記平坦化層及びパッシベーション層の一部を乾式エッチングでエッチングして所定の深さを有するビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン210を利用して高エッチング比を有する乾式エッチングで前記平坦化層209及びパッシベーション層208の一部をエッチングしてビアホール211を形成する。この時前記平坦化層及びパッシベーション層に形成されるビアホールの深さは図5Cで見るように平坦化層は貫通して、パッシベーション層の一部分がエッチングされる深さだけでなく、<実施形態1>で説明したように平坦化層だけエッチングされたり、または平坦化層の一部分がエッチングされてビアホールが形成されたりしても構わない。また前記乾式エッチングは低選択比、高エッチング比を有するエッチング工程で実施する。
前記乾式エッチングにより形成されたビアホールのテーパー角度は垂直に近く形成されるが、60ないし90度で形成するが、望ましくは75ないし90度で形成する。この時前記乾式エッチングは<実施形態1>で実施したイオンエッチングまたは反応エッチングを利用することができる。
次に、図5Dは前記所定の深さを有するビアホールを湿式エッチングして前記ソース/ドレイン電極が露出するようにビアホールを完成する段階の工程断面図である。図で見るように乾式エッチングで所定の深さだけエッチングされたビアホールに湿式エッチングを利用して前記ソース/ドレイン電極207の表面を露出させる。この時、前記湿式エッチングにより形成されたビアホールのテーパー角度は前記乾式エッチングにより形成されたビアホールのテーパー角度よりも低い角度で形成される。前記テーパーの角度は5ないし60度のテーパー角度を有するようになるが、望ましくは5ないし45度で形成する。この時<実施形態1>でのように前記湿式エッチング工程以前に前記フォトレジストパターンを除去した後、前記湿式工程を実施しても構わない。
また前記湿式エッチングは<実施形態1>で説明したように下部のソース/ドレイン電極に対して平坦化層及びパッシベーション層は高選択比でエッチングされて、前記ソース/ドレイン電極の表面はエッチングされないで、平坦化層及びパッシベーション層だけがエッチングされる。それだけでなく、ポリマーのような不純物が前記湿式エッチング工程により完全に除去されて前記不純物によるコンタクト抵抗の増加のような問題点を基本的に防止するようになる。
したがって、前記乾式エッチング及び湿式エッチングを次々とエッチングして形成されたビアホール211は前記パッシベーション層及び平坦化層を貫通して、前記ソース/ドレイン電極を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイル212を有し、下部は乾式エッチングプロファイル213を有する二重プロファイルを有したビアホール214で形成される。
次に、図5Eは前記形成されたビアホールを利用して表示素子を形成する工程の断面図である。図で見るように薄膜トランジスタのような素子が形成されていて、前記薄膜トランジスタのソース/ドレイン電極207が露出するようにビアホールを形成する時本発明の二重プロファイルを有するビアホール214を利用して前記ソース/ドレイン電極を露出させて、前記基板全面に陽極電極215である透明電極を形成する。以後工程である発光層及び陰極電極を形成することは図示しなかったが、前記発光層及び陰極電極を形成して有機電界発光素子のような表示素子を形成する。
従来のビアホールが形成された平坦化層に陽極電極である透明電極を形成する時、前記ビアホールのテーパー角度があまりに大きくて前記透明電極を均一に形成することが難しいという問題点を前記のように二重プロファイルを有するビアホールが形成された平坦化層に透明電極を蒸着することによって、モーフォロジーの変化が少なくて透明電極を均一に形成して問題点を解決することができるようになる。
<実施形態4>
図6Aないし図6Eは本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図及び前記ビアホールを利用した工程の断面図である。
先に、図6Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜、ソース/ドレイン電極、パッシベーション層及び平坦化層を形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板251上にバッファー層252を形成する。この時前記平坦化層は前記パッシベーション層が平坦化層の役割を同時に遂行することができて、不要な場合には形成しなくても構わない。
続いて、前記バッファー層上に非晶質シリコンを形成して、前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶または単結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層253を形成する。この時前記非晶質シリコンは化学的気相蒸着法または物理的気相蒸着法を利用することができる。
続いて、前記半導体層が形成された基板全面にゲート絶縁膜254を形成して、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成物質を形成した後、パターニングしてゲート電極255を形成する。ゲート電極を形成した後、前記ゲート電極をマスクとして利用して不純物イオン注入工程を進行して前記半導体層にソース/ドレイン及びチャネル領域を定義する工程を進行することができる。また、前記バッファー層は不要な場合には形成しなくても構わない。
続いて、前記基板全面に層間絶縁膜256を形成する。この時、前記バッファー層、ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のような酸化膜または窒化膜を利用して形成する。
続いて、前記層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を<実施形態2>の方法を利用して三重プロファイルを有するコンタクトホールを形成してソース/ドレイン電極257を形成するか、または一般的な工程でコンタクトホールを形成した後、ソース/ドレイン電極を形成して薄膜トランジスタを形成することができる。
続いて、前記薄膜トランジスタが形成された基板上にパッシベーション層258及び平坦化層259を次々と形成する。
続いて、前記平坦化層上部にフォトレジストを塗布して、露光及び現像工程でビアホール形成のためのフォトレジストパターン260を形成する。
次に、図6Bは前記フォトレジストパターンを利用して前記平坦化層及びパッシベーション層の一部を高エッチング比乾式エッチングでエッチングして第1深さを有する第1ビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン260を利用して高エッチング比を有する乾式エッチングで前記平坦化層259及びパッシベーション層258の一部をエッチングして第1ビアホール261を形成する。この時前記平坦化層及びパッシベーション層に形成される第1ビアホールの第1深さは図6Bで見るように平坦化層は貫通して、パッシベーション層の一部分がエッチングされる深さだけでなく、<実施形態2>で説明したように平坦化層だけエッチングされるか、または平坦化層の一部分がエッチングされてビアホールが形成されても構わない。また前記高エッチング比乾式エッチングは低選択比、高エッチング比を有するエッチング工程で実施する。
前記高エッチング比乾式エッチングにより形成された第1ビアホールのテーパー角度262は前記パッシベーション層または平坦化層を高エッチング比でエッチングして形成するが、30ないし70度で形成するが、望ましくは30ないし50度で形成する。この時前記乾式エッチングは<実施形態2>で実施したイオンエッチングまたは反応エッチングを利用することができる。
次に、図6Cは前記第1深さを有する第1ビアホールを高選択比乾式エッチングでエッチングして第2ビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように乾式エッチングで第1深さだけエッチングされた第1ビアホールを高選択比乾式エッチングを利用して<実施形態2>で説明したように前記ソース/ドレイン電極に対して平坦化層及びパッシベーション層を高選択比でエッチングする高選択比乾式エッチングで前記ソース/ドレイン電極の表面を露出させるか、または前記ソース/ドレイン電極の表面が露出しない第2深さだけをエッチングして第2ビアホール263を形成する。この時、図には図示しなかったが、<実施形態2>で説明したような理由で前記ソース/ドレイン電極の表面が露出しても構わない。
この時、前記高選択比乾式エッチングは前記平坦化層及びパッシベーション層のエッチング率は高くて、前記ソース/ドレイン電極はエッチング率が低いエッチングである。したがって、前記高選択比乾式エッチングにより前記平坦化層及びパッシベーション層はエッチングされて、前記半導体層はほとんどエッチングされないだけでなく、高選択比乾式エッチングにより形成された第2深さの第2ビアホールのテーパー角度264は前記第1深さの第1ビアホールの角度よりは高い角度で形成されるようになる。すなわち、前記高選択比乾式エッチングにより形成された第2深さの第2ビアホールのテーパー角度は60ないし90度の角度を有するようになる。この時前記第2深さの第2ビアホールのテーパー角度は望ましくは70ないし90度の角度で形成される。
次に、図6Dは前記第2深さでエッチングされた領域を湿式エッチングでエッチングして第3ビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングにより形成された第1コンタクトホール及び第2コンタクトホールを湿式エッチングして第3ビアホール265を形成してビアホールを完成する。
この時、図で見るようにフォトレジストパターンを除去しないで、前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングで形成された第1ビアホール及び第2ビアホールを湿式エッチングしてソース/ドレイン電極の表面が露出するようにして(既に露出していれば、前記第1ビアホール及び第2ビアホールの幅をさらに広げて)、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3ビアホールのテーパーの角度266が低く形成されるようにするか、図には図示しなかったが<実施形態2>で説明したようにフォトレジストパターンを除去して、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3ビアホールのテーパーの角度が低く形成されるようにすることができる。
前記湿式エッチングはソース/ドレイン電極を全くエッチングしない湿式エッチング溶液でエッチングすることが望ましい。そして、前記ソース/ドレイン電極の表面またはコンタクトホールの側壁に自然酸化膜、不純物またはポリマー残留物が残っていないようにするエッチング溶液でエッチングして半導体層の表面に不純物が残っていないようにする。
この時前記湿式エッチングによる第3ビアホールのテーパー角度は5ないし50度の角度で形成されるが、5ないし35度の角度を有することが望ましい。また前記湿式エッチングは平坦化層及びパッシベーション層をソース/ドレイン電極に対して高選択比を有するエッチング溶液で湿式エッチングして、前記ソース/ドレイン電極の表面が露出したり、既に露出しているソース/ドレイン電極の表面は前記湿式エッチング溶液による損傷を全く受けないようにしたりするだけでなく、一部発生したポリマー残留物を除去することができるようにする。
したがって、前記第1ビアホール、第2ビアホール及び第3ビアホールにより上部は湿式エッチングプロファイルを有して、中間部は高い角度のテーパーを有する高選択比乾式エッチングプロファイルを有して、下部は低い角度のテーパーを有する高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルビアホールが形成される。
図6Eは前記三重プロファイルビアホールを利用して表示素子を形成する工程の断面図である。図で見るように基板上に薄膜トランジスタのような素子が形成されていて、前記薄膜トランジスタのソース/ドレイン電極257が露出するようにビアホールを形成する時本発明の三重プロファイルを有するビアホール267を利用して前記ソース/ドレイン電極を露出させて、前記基板全面に画素電極268である透明電極を形成する。この時前記ビアホールは前記ソース/ドレイン電極と前記画素電極とを電気的に連結するコンタクトが形成されるようにする。
以後工程である発光層及び共通電極である陰極電極を形成することは図示しなかったが、前記発光層及び共通電極を形成して有機電界発光素子のような表示素子を形成する。従来のビアホールが形成された平坦化層に陽極電極である透明電極を形成する時、前記ビアホールのテーパー角度があまり大きくて前記透明電極を均一に形成することが難しいという問題点を前記のように三重プロファイルを有するビアホールが形成された平坦化層に透明電極を蒸着することによって、モーフォロジーの変化が少なくて透明電極を均一に形成して問題点を解決することができるだけでなくポリマー残留物のような不純物を完全に除去することができて、常時ソース/ドレイン電極の表面が損傷されない有機電界発光素子を形成することができる。
<実施形態5>
図7Aないし図7Eは本発明によるまた他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図及び前記ビアホールを利用する工程の工程断面図である。
先に、図7Aは基板上に金属配線及び層間絶縁膜を形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板301上に金属配線302及び層間絶縁膜303を形成する。この時前記基板上には薄膜トランジスタのような多くの素子が形成されているか、または形成されることができる。また前記金属配線は有機電界発光素子のような表示素子を駆動するための電気的信号を伝達する金属配線である。前記層間絶縁膜はシリコン酸化膜または窒化膜の単層または複層で形成されることができて、一回の工程で前記層間絶縁膜を形成することができるだけでなく多くの工程により形成された絶縁膜が前記層間絶縁膜で形成されることができる。
次に、図7Bは前記基板上にビアホールを形成するためのフォトレジストパターンを形成する段階の工程断面図である。図で見るように層間絶縁膜が形成された基板上にビアホールを形成するためにフォトレジストを塗布して、露光及び現像工程を進行してフォトレジストパターン304を形成する。
次に、図7Cは前記フォトレジストパターンを利用して前記層間絶縁膜の一部を乾式エッチングでエッチングして所定の深さを有するビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン304を利用して層間絶縁膜303の一部分を乾式エッチング工程でエッチングしてビアホール305を形成する。この時前記乾式エッチングは高エッチング比で前記層間絶縁膜をエッチングして前記ビアホールのテーパー角度がほとんど垂直に近いように形成するようにする。すなわち、前記乾式エッチングにより形成されたビアホールのテーパー角度は60ないし90度を有するようになるが、望ましくは75ないし90度のテーパー角度を有する。
次に、図7Dは前記所定の深さを有するビアホールを湿式エッチングして前記金属配線が露出するようにビアホールを完成する段階の工程断面図である。図で見るように乾式エッチング工程で所定の深さを有するビアホールを前記金属配線に対して高選択比を有するエッチング溶液で前記層間絶縁膜をエッチングして完成する。この時前記ビアホールは上部には湿式エッチングプロファイル306を有して、下部には乾式エッチングプロファイル307を有する二重プロファイルを有するビアホール308を形成するようになる。この時前記湿式エッチング工程以前にフォトレジストパターンを除去しても構わない。
この時、前記湿式エッチングにより形成されたビアホールのテーパー角度は前記乾式エッチングにより形成されたビアホールのテーパー角度よりも低い角度で形成される。前記テーパーの角度は5ないし60度のテーパー角度を有するようになるが、望ましくは5ないし45度で形成する。
また前記湿式エッチングは<実施形態1>で説明したように下部の金属配線に対して層間絶縁膜は高選択比でエッチングされて、前記金属配線の表面はエッチングされないで、層間絶縁膜だけがエッチングされる。それだけでなく、ポリマーのような不純物が前記湿式エッチング工程により完全に除去されて前記不純物によるコンタクト抵抗の増加のような問題点を基本的に防止するようになる。
したがって、前記乾式エッチング及び湿式エッチングで次々とエッチングして形成されたビアホールは前記層間絶縁膜を貫通して、前記金属配線を露出させて、上部は湿式エッチングプロファイルを有して、下部は乾式エッチングプロファイルを有する二重プロファイルを有するビアホールで形成される。
次に、図7Eは前記形成されたビアホールを利用して表示素子を形成する工程の断面図である。図で見る基板301上に金属配線302が形成されて、前記金属配線上部に層間絶縁膜303を形成する。続いて、前記乾式エッチング及び湿式エッチングを次々と進行して上部は湿式エッチングプロファイルを有して、下部は乾式エッチングプロファイルを有する二重プロファイルを有するビアホール308を形成した後、導電体を蒸着することによって、新しい金属配線309が形成されたことを見ることができる。また、必要によっては図で表示された点線310のように厚さが均一な新しい金属配線を形成することもできる。
<実施形態6>
図8Aないし図8Eは本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図及び前記ビアホールを利用した工程の断面図である。
先に、図8Aは基板上に金属配線及び層間絶縁膜を形成して、前記層間絶縁膜上にビアホールを形成するためのフォトレジストパターンを形成する工程の断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板351上に金属配線352及び層間絶縁膜353を次々と形成した後、前記絶縁膜上部にビアホールを形成するためのフォトレジストパターン354を形成する。
この時、前記フォトレジストパターンは基板上にフォトレジストを塗布して、露光及び現像工程でビアホール形成のためのフォトレジストパターンを形成する。
次に、図8Bは前記フォトレジストパターンを利用して前記層間絶縁膜の一部を高エッチング比乾式エッチングでエッチングして第1深さを有する第1ビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン354を利用して高エッチング比を有する乾式エッチングで前記層間絶縁膜353の一部をエッチングして第1深さの第1ビアホール355を形成する。この時、前記乾式エッチングは低選択比、高エッチング比を有するエッチング工程で実施する。
前記高エッチング比乾式エッチングにより形成された第1ビアホールのテーパー角度356は30ないし70度で形成するが、望ましくは30ないし50度で形成する。この時前記高エッチング比乾式エッチングは<実施形態2>で実施したイオンエッチングまたは反応エッチングを利用することができる。
次に、図8Cは前記第1深さを有する第1ビアホールを高選択比乾式エッチングでエッチングして第2ビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように乾式エッチングで第1深さだけエッチングされた第1ビアホールを高選択比乾式エッチングを利用して<実施形態2>で説明したように前記金属配線に対して層間絶縁膜を高選択比でエッチングする高選択比乾式エッチングで金属配線の表面を露出させるか、または前記金属配線の表面が露出しない第2深さだけをエッチングして第2ビアホール357を形成する。この時、前記高選択比乾式エッチングは前記層間絶縁膜のエッチング率は高くて、前記金属配線はエッチング率が低いエッチングである。したがって、前記高選択比乾式エッチングにより前記層間絶縁膜はエッチングされて、前記金属配線はほとんどエッチングされないだけでなく、高選択比乾式エッチングにより形成された第2ビアホールのテーパー角度358は前記第1ビアホールの角度よりは高い角度で形成されるようになる。すなわち、前記高選択比乾式エッチングにより形成された第2ビアホールのテーパー角度は60ないし90度の角度を有することになる。この時前記第2ビアホールのテーパー角度は望ましくは70ないし90度の角度で形成される。
次に、図8Dは前記第2深さでエッチングされた領域を湿式エッチングでエッチングして第3ビアホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングにより形成された第1ビアホール及び第2ビアホールを湿式エッチングして第3ビアホール359を形成してビアホールを完成する。
この時、図では図示しなかったが<実施形態2>で説明したようにフォトレジストパターンを除去しないで、前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングで形成された第1ビアホール及び第2ビアホールを湿式エッチングして第1図全体の表面が露出するようにして(既に露出していれば、前記第1ビアホール及び第2ビアホールの幅をさらに広げて)、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3ビアホールのテーパーの角度360が低く形成されるようにするか、またはフォトレジストパターンを除去して、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3ビアホールのテーパーの角度が低く形成されるようにすることができる。
前記湿式エッチングは金属配線を全くエッチングしない湿式エッチング溶液でエッチングすることが望ましい。そして、前記金属配線の表面またはビアホールの側壁に自然酸化膜、不純物またはポリマー残留物が残っていないようにするエッチング溶液でエッチングして金属配線に不純物が残っていないようにする。
この時前記湿式エッチングによる第3ビアホールのテーパー角度は5ないし50度の角度で形成されるが、5ないし35度の角度を有することが望ましい。また前記湿式エッチングは層間絶縁膜を金属配線に対して高選択比を有するエッチング溶液で湿式エッチングして、前記金属配線の表面が露出したり、既に露出している金属配線の表面は前記湿式エッチング溶液による損傷を全く受けないようにするだけでなく、一部発生したポリマー残留物を除去することができるようにする。
したがって、前記第1ビアホール、第2ビアホール及び第3ビアホールにより上部は湿式エッチングプロファイルを有して、中間部は高い角度のテーパーを有する高選択比乾式エッチングプロファイルを有して、下部は低い角度のテーパーを有する高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルビアホールが形成される。
図8Eは前記三重プロファイルビアホールを利用して表示素子を形成する工程の断面図である。図で見るように基板上に金属配線及び層間絶縁膜を次々と形成して、前記金属配線が露出するようにビアホールを形成する時本発明の三重プロファイルを有するビアホール361を利用して前記金属配線を露出させて、前記基板全面に上部金属配線362を形成する。したがって、前記ビアホールは前記金属配線と前記上部金属配線とを電気的に連結するコンタクトが形成されるようにする。
この時、前記高エッチング比乾式エッチング、高選択比乾式エッチング及び湿式エッチングを次々と進行して上部は湿式エッチングプロファイルを有して、下部は乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルを有するビアホールを形成した後、上部金属配線が形成されたことを見ることができる。また、必要によっては図で表示された点線363のように厚さが均一な上部金属配線を形成することもできる。
<実施形態7>
図9Aないし図9Eは本発明によるまた他の実施形態であって、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記ビアコンタクトホールを利用する工程の工程断面図である。
先に、図9Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極を形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板401上にバッファー層402を形成する。前記バッファー層は下部基板で発生する水分または不純物の拡散を防止したり、結晶化時熱の伝達の速度を調節したりすることによって、半導体層の結晶化がよく進むことができるようにする役割をする。
続いて、前記バッファー層上に非晶質シリコンを形成して、前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶または単結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層403を形成する。この時前記非晶質シリコンは化学的気相蒸着法または物理的気相蒸着法を利用することができる。また前記非晶質シリコンを形成する時または形成した後に脱水素処理して水素の濃度を低くめる工程を進行することができる。
続いて、前記半導体層が形成された基板全面にゲート絶縁膜404を形成して、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成物質を形成した後、パターニングしてゲート電極405を形成する。ゲート電極を形成した後、前記ゲート電極をマスクとして利用して不純物イオン注入工程を進行して前記半導体層にソース/ドレイン及びチャネル領域を定義する工程を進行することができる。
次に、図9Bは前記基板上に平坦化層及びフォトレジストパターンを形成する段階の工程断面図である。図9BのA領域で見るように前記基板上に平坦化層406を形成した後、前記平坦化層上部にビアコンタクトホールのためのフォトレジストパターン407を形成する。反面図のB領域で見るように前記基板上に層間絶縁膜408を先に形成して、前記平坦化層406及びフォトレジストパターン407を形成することもできる。すなわち、前記層間絶縁膜は必要によって形成することもできて、形成する必要がないこともある。
この時前記層間絶縁膜または平坦化層はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のような絶縁膜で形成する。
前記フォトレジストパターンをスピン方式またはスプレー方式を利用して前記基板上に塗布して、露光及び現像工程を進行して形成する。
次に、図9Cは前記平坦化層及びゲート絶縁膜の一部を乾式エッチングでエッチングして所定の深さを有するビアコンタクトホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン407をA領域の前記平坦化層またはゲート絶縁膜またはB領域の平坦化層、層間絶縁膜またはゲート絶縁膜とともに乾式エッチングして所定深さのビアコンタクトホール409を形成する。
この時、A領域では、前記平坦化層の一部分のみをエッチングする方法、前記平坦化層は貫通して、前記ゲート絶縁膜はエッチングされない方法、または前記ゲート絶縁膜の一部分までエッチングする方法等のようなエッチング方法のうちいかなる方法を用いても構わなくて、B領域でも、A領域のような方法で前記平坦化層、層間絶縁膜またはゲート絶縁膜を希望するだけエッチングしてビアコンタクトホールを形成する。
すなわち、前記乾式エッチングによるビアコンタクトホール形成は乾式エッチングで必要な位の深さでだけエッチングして形成する。また、前記乾式エッチングは平坦化層またはゲート絶縁膜または平坦化層、層間絶縁膜またはゲート絶縁膜を高エッチング比でエッチングすることによって、ビアコンタクトホールの深さだけでなくビアコンタクトホールのテーパーの角度を調節することができるが、本発明では前記乾式エッチングによりエッチングされたビアコンタクトホールは形成された層に対してほとんど垂直に近い角度を有するようにエッチングする。この時前記乾式エッチングにより形成されたコンタクトホールのテーパー角度410は60ないし90度の角度を有することが無難だが、75ないし90度を有することが望ましい。
この時、前記乾式エッチングはイオンエッチングまたは反応エッチングなどを利用することができる。
次に、図9Dは前記所定の深さを有するビアコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層が露出するようにビアコンタクトホールを完成する段階の工程断面図である。図で見るように前記乾式エッチングで所定の深さでエッチングされたビアコンタクトホールを湿式エッチングで前記半導体層403の表面が露出するようにコンタクトホールを完成する。
この時図のA領域で見るようにフォトレジストパターンを除去して、前記乾式エッチングで形成されたビアコンタクトホールを湿式エッチングして半導体層の表面が露出するようにして、湿式エッチングの等方性エッチングによりビアコンタクトホールのテーパーの角度411が低く形成されるようにするか、またはB領域で見るようにフォトレジストパターン407を除去しないで、湿式エッチングの等方性エッチングによりビアコンタクトホールのテーパーの角度が低く形成されるようにすることができる。
この時前記湿式エッチングによるビアコンタクトホールのテーパー角度は5ないし60度の角度で形成されるが、5ないし45度の角度を有することが望ましい。また前記湿式エッチングは半導体層を平坦化層及びゲート絶縁膜または平坦化層、層間絶縁膜及びゲート絶縁膜に対して高選択比を有するエッチング溶液で湿式エッチングして、前記半導体層の表面が露出しても前記湿式エッチング溶液による損傷を全く受けないようにするだけでなく、一部発生したポリマー残留物を除去することができるようにする。
したがって、前記ビアコンタクトホールは上部は湿式エッチングのプロファイル412を有して、下部は乾式エッチングのプロファイル413を有する二重プロファイルを有するビアコンタクトホール414で形成される。
次に、図9Eは前記形成された二重プロファイルを有するビアコンタクトホールを利用して薄膜トランジスタまたは表示素子を形成する工程の断面図である。図のA領域で見るように前記形成された二重プロファイルを有するビアコンタクトホールが形成された基板全面に陽極電極形成物質を形成して、パターニングすることによって、前記半導体層403と直接コンタクトする陽極電極415を形成することができる。以後図では図示しなかったが、発光層及び陰極電極を形成して有機電界発光素子のような表示素子を形成することができる。
また図のB領域で見るように基板全面に金属配線形成物質を形成して、パターニングして金属配線416を形成してビアコンタクトホールでソース/ドレイン電極が要らなくて、半導体層が金属配線と直接連結される薄膜トランジスタを形成することができる。
したがって、前記ビアコンタクトホールは上部は湿式エッチングプロファイルを有して、下部は乾式エッチングプロファイルを有する二重プロファイルコンタクトホール411によりコンタクトされることによって、ポリマーの残留物が全く残っていなくて残留物によるコンタクト抵抗が全くなくて、前記半導体層の表面がエッチングされないことであって、損傷を受けなくて、ビアコンタクトホールが二重プロファイルを有することであって、前記陽極電極形成物質または金属配線形成物質でビアコンタクトホールの埋込が容易になるようにする。
<実施形態8>
図10Aないし図10Eは本発明によるまた他の実施形態で、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記ビアコンタクトホールを利用する工程の工程断面図である。
先に、図10Aは基板上にバッファー層、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極、層間絶縁膜及びフォトレジストパターンを形成する段階の工程断面図である。図で見るようにプラスチックまたはガラスのような絶縁基板451上にバッファー層452を形成する。前記バッファー層は下部基板で発生する水分または不純物の拡散を防止したり、結晶化時熱の伝達の速度を調節したりすることによって、半導体層の結晶化がよく進むことができるようにする役割をする。
続いて、前記バッファー層上に非晶質シリコンを形成して、前記非晶質シリコン層を結晶化して多結晶または単結晶シリコンを形成した後、パターニングして半導体層453を形成する。この時前記非晶質シリコンは化学的気相蒸着法または物理的気相蒸着法を利用することができる。また前記非晶質シリコンを形成する時または形成した後に脱水素処理して水素の濃度を低くめる工程を進行することができる。
続いて、前記半導体層が形成された基板全面にゲート絶縁膜454を形成して、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極形成物質を形成した後、パターニングしてゲート電極455を形成する。ゲート電極を形成した後、前記ゲート電極をマスクとして利用して不純物イオン注入工程を進行して前記半導体層にソース/ドレイン及びチャネル領域を定義する工程を進行することができる。
続いて、図のA領域で見るように前記基板上に平坦化層456を形成した後、前記平坦化層上部にビアコンタクトホールのためのフォトレジストパターン457を形成する。反面図のB領域で見るように前記基板上に層間絶縁膜456を先に形成して、前記平坦化層456及びフォトレジストパターン457を形成することもできる。すなわち、前記層間絶縁膜は必要によって形成することもできて、形成する必要がないこともある。
この時前記層間絶縁膜または平坦化層はシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のような絶縁膜で形成する。
前記フォトレジストパターンをスピン方式またはスプレー方式を利用して前記基板上に塗布して、露光及び現像工程を進行して形成する。
次に、図10Bは前記平坦化層の一部を高エッチング比乾式エッチングでエッチングして第1深さを有する第1ビアコンタクトホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記フォトレジストパターン457を利用してA領域の前記平坦化層またはゲート絶縁膜またはB領域の平坦化層、層間絶縁膜またはゲート絶縁膜を乾式エッチングして第1深さの第1ビアコンタクトホール459を形成する。
この時、A領域では前記平坦化層の一部分のみをエッチングする方法、前記平坦化層は貫通して、前記ゲート絶縁膜はエッチングされない方法、または前記ゲート絶縁膜の一部分までエッチングする方法等のようなエッチング方法のうちいかなる方法を用いても構わなくて、B領域でもA領域のような方法で前記平坦化層、層間絶縁膜またはゲート絶縁膜を希望するだけエッチングして第1ビアコンタクトホールを形成する。
すなわち、前記高エッチング比を有する乾式エッチングによる第1ビアコンタクトホール形成は高エッチング比乾式エッチングで必要な位の深さである第1深さでエッチングして形成する。また、前記高エッチング比乾式エッチングは平坦化層またはゲート絶縁膜または平坦化層、層間絶縁膜またはゲート絶縁膜を高エッチング比でエッチングすることによって、第1ビアコンタクトホールの深さだけでなく第1ビアコンタクトホールのテーパーの角度を調節することができる。この時前記高エッチング比乾式エッチングにより形成された第1ビアコンタクトホールのテーパー角度460は30ないし70度の角度を有することが無難だが、30ないし50度を有することが望ましい。
この時、前記高エッチング比乾式エッチングはイオンエッチングまたは反応エッチングなどを利用することができる。
次に、図10Cは前記第1深さを有する第1ビアコンタクトホールを高選択比乾式エッチングでエッチングして第2ビアコンタクトホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記第1ビアコンタクトホールが形成された図のA領域の平坦化層及びゲート絶縁膜またはB領域の平坦化層、パッシベーション層及びゲート絶縁膜を高選択比乾式エッチングでエッチングして<実施形態2>で説明したように前記半導体層を露出させるか、または露出させない第2深さで第2ビアコンタクトホール461を形成する。
この時、前記高選択比乾式エッチングは前記平坦化層、パッシベーション層及びゲート絶縁膜のエッチング率は高くて、前記半導体層はエッチング率が低いエッチングである。したがって、前記高選択比乾式エッチングにより前記平坦化層、パッシベーション層及びゲート絶縁膜はエッチングされて、前記半導体層はほとんどエッチングされないだけでなく、高選択比乾式エッチングにより形成された第2深さの第2ビアコンタクトホールのテーパー角度462は前記第1深さの第1コンタクトホールの角度よりも高い角度で形成されるようになる。
すなわち、前記高選択比乾式エッチングにより形成された第2深さの第2ビアコンタクトホールのテーパー角度は60ないし90度の角度を有するようになってほとんど垂直に近く形成される。この時前記第2深さの第2ビアコンタクトホールのテーパー角度は望ましくは70ないし90度の角度で形成される。
図10CのA領域で見るように前記第2深さの第2ビアコンタクトホールは半導体層を露出させない深さまで形成するか、またはB領域で見るように半導体層を露出させる深さまで形成しても構わない。これは前記高選択比乾式エッチングが前記半導体層はほとんどエッチングさせないで、前記絶縁膜及び層間絶縁膜のみをエッチングすることによってB領域のように半導体層が露出しても半導体層の表面がほとんど損傷を多く受けないためである。しかし、前記高選択比乾式エッチングが半導体層を全くエッチングしないと言えないのでA領域のように半導体層を露出させない深さまでエッチングして半導体層が損傷を受けたりまたは過度エッチングされたりすることを基本的に防止することができる。
図10Dは前記第2深さにエッチングされた領域を湿式エッチングでエッチングして第3ビアコンタクトホールを形成する段階の工程断面図である。図で見るように前記乾式エッチングで第2深さにエッチングされた第2ビアコンタクトホールを湿式エッチングで前記半導体層453の表面が露出するように第3ビアコンタクトホール463を形成する。
この時図のA領域で見るようにフォトレジストパターンを除去して、前記高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングで形成された第1ビアコンタクトホール及び第2ビアコンタクトホールを湿式エッチングして半導体層の表面が露出するようにする(既に露出した半導体層の表面をさらに広げる)湿式エッチングの等方性エッチングにより第3ビアコンタクトホールのテーパーの角度464が低く形成されるようにするか、あるいはB領域で見るようにフォトレジストパターン457を除去しないで、湿式エッチングの等方性エッチングにより第3ビアコンタクトホールのテーパーの角度が低く形成されるようにすることができる。
この時前記湿式エッチングによる第3ビアコンタクトホールのテーパー角度は5ないし50度の角度で形成されるが、5ないし35度の角度を有することが望ましい。また前記湿式エッチングは平坦化層及びゲート絶縁膜または平坦化層、層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を半導体層に対して高選択比を有するエッチング溶液で湿式エッチングして、前記半導体層の表面が露出しても前記湿式エッチング溶液による損傷を全く受けないようにするだけでなく、自然酸化膜または一部発生したポリマー残留物を除去することができるようにする。
したがって、前記第1ビアホール、第2ビアホール及び第3ビアホールにより上部は湿式エッチングプロファイルを有して、中間部は高い角度のテーパーを有する高選択比乾式エッチングプロファイルを有して、下部は低い角度のテーパーを有する高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルビアホールが形成される。
次に、図10Eは前記形成された三重プロファイルを有するビアコンタクトホールを利用して薄膜トランジスタまたは表示素子を形成する工程の断面図である。図のA領域で見るように前記形成された三重プロファイルを有するビアコンタクトホールが形成された基板全面に画素電極形成物質を形成して、パターニングすることによって、前記半導体層453と直接コンタクトする画素電極465を形成することができる。以後図では図示しなかったが、発光層及び共通電極を形成して有機電界発光素子のような表示素子を形成することができる。また図のB領域で見るように基板全面に金属配線形成物質を形成して、パターニングして金属配線466を形成してビアコンタクトホールでソース/ドレイン電極が要らなくて、半導体層が金属配線と直接連結される薄膜トランジスタを形成することができる。
したがって、前記ビアコンタクトホールは上部は湿式エッチングプロファイルを有して、中間部は高い角度のテーパーを有する高選択比乾式エッチングプロファイルを有して、下部は低い角度のテーパーを有する高エッチング比乾式エッチングプロファイルを有する三重プロファイルビアホール467によりコンタクトされることによって、ポリマーの残留物が全く残っていなくて残留物によるコンタクト抵抗が全くなくて、前記半導体層の表面がエッチングされないことであって、損傷を受けなくて、ビアコンタクトホールが三重プロファイルを有することによって、前記画素電極形成物質または金属配線形成物質でビアコンタクトホールの埋込が容易になるようにする。
<実施形態9>
図11は本発明によるまた他の実施形態であって、コンタクトホール及びビアホールを同時に形成する方法の工程断面図及びこれを利用した半導体素子の断面図である。
図で見るようにA領域は<実施形態1>により形成された二重プロファイルを有するコンタクトホールを利用してソース/ドレイン電極を形成した薄膜トランジスタであって、B領域は<実施形態5>により形成された二重プロファイルを有するビアホールを利用して金属配線を形成した半導体素子を示しているが、本実施形態では両領域を同時に形成することである。
すなわち、プラスチックまたはガラスのような絶縁基板501上にバッファー層502を形成して、前記基板の所定の領域であるA領域には<実施形態1>で詳述したような方法で半導体層503を形成した後、前記基板上にゲート絶縁膜504を形成して、前記基板上にゲート電極形成物質を形成した後パターニングしてゲート電極505を形成する。
この時前記A領域と所定の間隔を置いて形成されたB領域では第1金属配線506が形成される。この時前記第1金属配線はA領域で基板全面に形成されたゲート電極物質をパターニングしてゲート電極を形成する時パターンを利用して形成することができる。すなわち、前記ゲート電極及び第1金属配線は同じ物質で形成されて同時に形成することができる。またB領域の基板上には、図示しなかったが、前記A領域のバッファー層及びゲート絶縁膜を形成する時積層された層が除去されなくて残っていることもある。
続いて、前記A領域ではA領域の層間絶縁膜507が形成される。この時前記B領域でもB領域の層間絶縁膜508が形成されるが、2層間絶縁膜は同時に形成されることができる。
そして、<実施形態1>及び<実施形態5>で詳述したような方法で前記A領域の層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を高エッチング比を有する乾式エッチング及び選択比を有する湿式エッチングして二重プロファイルコンタクトホール509を形成して、B領域の層間絶縁膜を高エッチング比を有する乾式エッチング及び選択比を有する湿式エッチングして二重プロファイルビアホール510を形成する。この時前記A領域及びB領域の乾式エッチングと前記A領域及びB領域の湿式エッチングとは同時に実施されて、したがって、前記二重プロファイルコンタクトホール及び二重プロファイルビアホールは同時に形成される。この時前記乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度の角度を有することが無難だが、75ないし90度を有することが望ましくて、前記湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし60度の角度を有することが無難だが、5ないし45度の角度を有することが望ましい。
続いて、A領域ではソース/ドレイン電極形成物質が形成された後、パターニングしてソース/ドレイン電極511を形成して、B領域でも第2金属配線形成物質を形成した後、パターニングして第2金属配線512を形成する。この時前記ソース/ドレイン電極形成物質を基板全面に塗布して、ソース/ドレイン電極パターン及び第2金属配線パターンを利用して同時にソース/ドレイン電極及び第2金属配線パターンを形成することができる。すなわち、前記ソース/ドレイン電極及び第2金属配線は同じ物質で一回の工程で形成することができる。
続いて、図には図示しなかったが前記基板上にパッシベーション層及び平坦化層などを形成して、陽極電極、発光層及び陰極電極を形成して有機電界発光素子のような表示素子を形成することができる。
<実施形態10>
図12は本発明によるまた他の実施形態であって、コンタクトホール及びビアホールを同時に形成する方法の工程断面図及び前記コンタクトホール及びビアホールを利用した工程の断面図である。図で見るようにA領域は<実施形態2>により形成された三重プロファイルを有するコンタクトホールを利用してソース/ドレイン電極を形成した薄膜トランジスタが形成された薄膜トランジスタ領域であって、B領域は<実施形態6>により形成された三重プロファイルを有するビアホールを利用して金属配線を形成した金属配線領域を示しているが、本実施形態では両領域を同時に形成することである。すなわち、プラスチックまたはガラスのような絶縁基板551上にバッファー層552を形成して、前記基板の所定の領域であるA領域には<実施形態1>で詳述したような方法で半導体層553を形成した後、前記基板上にゲート絶縁膜554を形成して、前記基板上にゲート電極形成物質を形成した後パターニングしてゲート電極555を形成する。
この時前記A領域と所定の間隔を置いて形成されたB領域では第1金属配線556が形成される。この時前記第1金属配線はA領域で基板全面に形成されたゲート電極物質をパターニングしてゲート電極を形成する時パターンを利用して形成することができる。すなわち、前記ゲート電極及び第1金属配線は同じ物質で形成されて同時に形成することができる。またB領域の基板上には、図示しなかったが、前記A領域のバッファー層及びゲート絶縁膜を形成する時積層された層が除去されなくて残っていることもある。
続いて、前記A領域ではA領域の層間絶縁膜557が形成される。この時前記B領域でもB領域の層間絶縁膜558が形成されるが、2層間絶縁膜は同時に形成することができる。
そして、<実施形態2>及び<実施形態6>で詳述したような方法で前記A領域の層間絶縁膜及びゲート絶縁膜を高エッチング比乾式エッチング、高選択比乾式エッチング及び選択比を有する湿式エッチングして三重プロファイルコンタクトホール559を形成して、B領域の層間絶縁膜を高エッチング比乾式エッチング、高選択比乾式エッチング及び選択比を有する湿式エッチングして三重プロファイルビアホール560を形成する。この時前記A領域及びB領域の高エッチング比乾式エッチング及び高選択比乾式エッチングと前記A領域及びB領域の湿式エッチングとは同時に実施されて、したがって、前記三重プロファイルコンタクトホール及び三重プロファイルビアホールは同時に形成される。この時前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし70度の角度を有することが無難だが、30ないし50度を有することが望ましくて、前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度の角度を有することが無難だが、70ないし90度を有することが望ましくて、前記湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし50度の角度を有することが無難だが、5ないし35度の角度を有することが望ましい。
続いて、A領域ではソース/ドレイン電極形成物質が形成された後、パターニングしてソース/ドレイン電極561を形成して、B領域でも第2金属配線形成物質を形成した後、パターニングして第2金属配線562を形成する。この時前記ソース/ドレイン電極形成物質を基板全面に塗布して、ソース/ドレイン電極パターン及び第2金属配線パターンを利用して同時にソース/ドレイン電極及び第2金属配線パターンを形成することができる。すなわち、前記ソース/ドレイン電極及び第2金属配線は同じ物質で一回の工程で形成することができる。
続いて、図には図示しなかったが前記基板上にパッシベーション層及び平坦化層などを形成して、画素電極、発光層及び共通電極を形成して有機電界発光素子のような表示素子を形成することができる。
前記<実施形態1>及び<実施形態2>は二重または三重プロファイルを有するコンタクトホールを形成するものであって、前記<実施形態3>及び<実施形態4>は二重または三重プロファイルを有するビアホールを形成するものであって、前記<実施形態5>及び<実施形態6>は二重または三重プロファイルを有するビアホールを形成するものであって、前記<実施形態7>及び<実施形態8>は二重または三重プロファイルを有するビアコンタクトホールを形成するものであって、前記<実施形態9>及び<実施形態10>は二重または三重プロファイルを有するビアホールとコンタクトホールとを同時に形成することに関したものであるが、前記のように二重または三重プロファイルだけでなく、四重または多重プロファイルを有するコンタクトホール、ビアホールまたはビアコンタクトホールを形成しても構わない。すなわち、高選択比乾式エッチングまたは高エッチング比乾式エッチングのような乾式エッチングまたは湿式エッチングを1回以上繰り返してエッチングする場合多重プロファイルを有する構造で形成することができる。但し、最終エッチング工程は湿式エッチング工程を進行してエッチング残留物または不純物を完全に除去することによって、優秀な特性を有するコンタクトホール、ビアホールまたはビアコンタクトホールを形成することができる。
本発明は以上でよく見たように望ましい実施形態を挙げて図示して説明したが、前記実施形態に限られなくて本発明の精神を外れない範囲内で該発明が属する技術分野で通常の知識を有する者により多様な変更と修正が可能であることである。
従来技術による薄膜トランジスタのコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 従来技術による薄膜トランジスタのコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 従来技術により形成されたコンタクトホールの問題点を示す断面図である。 本発明によるコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記コンタクトホールを利用した工程の断面図である。 本発明によるコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記コンタクトホールを利用した工程の断面図である。 本発明によるコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記コンタクトホールを利用した工程の断面図である。 本発明によるコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記コンタクトホールを利用した工程の断面図である。 本発明によるコンタクトホール形成方法の工程断面図及び前記コンタクトホールを利用した工程の断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホールを利用した工程の断面図である。 本発明による他の実施形態であって、コンタクトホールを利用した工程の断面写真である。 本発明による他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明による他の実施形態であって、ビアホールを利用する工程の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホールを利用した工程の断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアホールを利用する工程の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアホールを利用した工程の断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、ビアコンタクトホールを利用する工程の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアコンタクトホール形成方法の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態で、ビアコンタクトホールを利用する工程の工程断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、コンタクトホール及びビアホールを同時に形成する方法の工程断面図及びこれを利用した半導体素子の断面図である。 本発明によるまた他の実施形態であって、コンタクトホール及びビアホールを同時に形成する方法の工程断面図及び前記コンタクトホール及びビアホールを利用した工程の断面図である。
符号の説明
103、203 半導体層
104、204 ゲート絶縁膜
105、205 ゲート電極
106、206、303 層間絶縁膜
107、210 フォトレジストパターン
108 コンタクトホール
211、305 ビアホール
114 二重プロファイルコンタクトホール
214、308 二重プロファイルビアホール
409、510 ビアコンタクトホール
414、509 二重プロファイルビアコンタクトホール
111、212、306、412 湿式エッチングプロファイル
112、213、307、413 乾式エッチングプロファイル
155、467、559 三重プロファイルコンタクトホール
266、361、560 三重プロファイルビアホール
467 三重プロファイルビアコンタクトホール

Claims (85)

  1. 基板と
    前記基板上に形成されて、半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を含んで形成された薄膜トランジスタと
    前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールと
    を含み、
    前記コンタクトホールは、前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を有して乾式エッチングプロファイルまたは湿式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する所定深さのコンタクトホールを形成し、
    前記所定深さのコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層の表面が露出すると共に、上部がテーパーからなる湿式エッチングプロファイルを有することを特徴とする半導体素子。
  2. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし60度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし45度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  4. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  5. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は75ないし90度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  6. 前記乾式エッチング工程のプロファイルは高選択比乾式エッチングプロファイル及び高エッチング比乾式エッチングプロファイルであり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記ゲート絶縁膜及び前記層間絶縁膜に対して前記半導体層が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF/OまたはSF/Oガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  7. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし50度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  8. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし35度であることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  9. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。
  10. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は70ないし90度であることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。
  11. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし70度であることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。
  12. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし50度であることを特徴とする請求項6に記載の半導体素子。
  13. 前記コンタクトホールは前記半導体層のソース/ドレイン領域とソース/ドレイン電極とをコンタクトすることを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  14. 基板上に半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜を形成する段階と
    前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのコンタクトホールを形成する段階と
    前記所定深さのコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層の表面が露出すると共に、上部がテーパーからなる湿式エッチングプロファイルを有するコンタクトホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子形成方法。
  15. 前記乾式エッチング工程はイオンエッチングまたは反応エッチング工程であることを特徴とする請求項14に記載の半導体素子形成方法。
  16. 前記所定深さのコンタクトホールを湿式エッチングする段階以前に、前記所定深さのコンタクトホールを形成する時に用いたフォトレジストパターンを除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の半導体素子形成方法。
  17. 前記乾式エッチング工程は高選択比乾式エッチング工程または高エッチング比乾式エッチング工程のうちいずれか一つ以上であり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記ゲート絶縁膜及び前記層間絶縁膜に対して前記半導体層が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項14に記載の半導体素子形成方法。
  18. 基板と
    前記基板上に形成されたソース/ドレイン電極を含む薄膜トランジスタと
    前記薄膜トランジスタ上に形成されたパッシベーション層及び平坦化層と
    前記パッシベーション層及び平坦化層を貫通して、前記ソース/ドレイン電極を露出するビアホールと
    を含み、
    前記ビアホールは、前記パッシベーション層及び平坦化層の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を有する所定深さのコンタクトホールを形成し、
    前記所定深さのコンタクトホールを湿式エッチングして前記ソース/ドレイン電極の表面が露出すると共に、上部が湿式エッチングプロファイルを有することを特徴とする半導体素子。
  19. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし60度であることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  20. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし45度であることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  21. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  22. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は75ないし90度であることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  23. 前記乾式エッチング工程のプロファイルは高選択比乾式エッチングプロファイル及び高エッチング比乾式エッチングプロファイルであり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記パッシベーション層及び前記平坦化層に対して前記ソース/ドレイン電極が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  24. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし50度であることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  25. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし35度であることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  26. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項23に記載の半導体素子。
  27. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は70ないし90度であることを特徴とする請求項23に記載の半導体素子。
  28. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし70度であることを特徴とする請求項23に記載の半導体素子。
  29. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし50度であることを特徴とする請求項23に記載の半導体素子。
  30. 前記ビアホールは前記ソース/ドレイン電極と画素電極とをコンタクトすることを特徴とする請求項18に記載の半導体素子。
  31. 基板上にソース/ ドレイン電極を含む薄膜トランジスタを形成する段階と
    前記薄膜トランジスタ上にパッシベーション層及び平坦化層を形成する段階と
    前記平坦化層及びパッシベーション層の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのビアホールを形成する段階と
    前記所定深さのビアホールを湿式エッチングして前記ソース/ドレイン電極が露出すると共に、上部がテーパーの湿式エッチングプロファイルを有するビアホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子形成方法。
  32. 前記乾式エッチング工程はイオンエッチングまたは反応エッチング工程であることを特徴とする請求項31に記載の半導体素子形成方法。
  33. 前記所定深さのビアホールを湿式エッチングする段階以前に、前記所定深さのビアホールを形成する時に用いたフォトレジストパターンを除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項31に記載の半導体素子形成方法。
  34. 前記乾式エッチング工程は高選択比乾式エッチング工程または高エッチング比乾式エッチング工程のうちいずれか一つ以上であり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記平坦化層及び前記パッシベーション層に対して前記ソース/ドレイン電極が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項31に記載の半導体素子形成方法。
  35. 基板と
    前記基板上に形成された金属配線及び層間絶縁膜と
    前記層間絶縁膜を貫通するビアホールと
    を含み、
    前記ビアホールは、前記層間絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を有して乾式エッチングプロファイルまたは湿式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する所定深さのビアホールを形成し、
    前記所定深さのビアホールを湿式エッチングして前記金属配線の表面が露出すると共に、上部がテーパーからなる湿式エッチングプロファイルを有することを特徴とする半導体素子。
  36. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし60度であることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  37. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし45度であることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  38. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  39. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は75ないし90度であることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  40. 前記乾式エッチング工程のプロファイルは高選択比乾式エッチングプロファイル及び高エッチング比乾式エッチングプロファイルであり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記層間絶縁膜に対して前記金属配線が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  41. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし50度であることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  42. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし35度であることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  43. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項40に記載の半導体素子。
  44. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は70ないし90度であることを特徴とする請求項40に記載の半導体素子。
  45. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし70度であることを特徴とする請求項40に記載の半導体素子。
  46. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし50度であることを特徴とする請求項40に記載の半導体素子。
  47. 前記ビアホールは前記金属配線と上部金属配線とをコンタクトすることを特徴とする請求項35に記載の半導体素子。
  48. 基板上に金属配線及び層間絶縁膜を形成する段階と
    前記層間絶縁膜の一部に少なくとも乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのビアホールを形成する段階と
    前記所定深さのビアホールを湿式エッチングして前記金属配線が露出すると共に、上部がテーパーの湿式エッチングプロファイルを有するビアホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子形成方法。
  49. 前記乾式エッチング工程はイオンエッチングまたは反応エッチング工程であることを特徴とする請求項48に記載の半導体素子形成方法。
  50. 前記所定深さのビアホールを湿式エッチングする段階以前に、前記所定深さのビアホールを形成する時に用いたフォトレジストパターンを除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項48に記載の半導体素子形成方法。
  51. 前記乾式エッチング工程は高選択比乾式エッチング工程または高エッチング比乾式エッチング工程のうちいずれか一つ以上であり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記層間絶縁膜に対して前記金属配線が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項48に記載の半導体素子形成方法。
  52. 基板と
    前記基板上に形成された半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極と
    前記基板上に形成された平坦化層と
    前記平坦化層及びゲート絶縁膜を貫通するビアコンタクトホールと
    を含み、
    前記ビアコンタクトホールは、前記平坦化層及びゲート絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を有して乾式エッチングプロファイルまたは湿式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する所定深さのビアコンタクトホールを形成し、
    前記所定深さのビアコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層の表面が露出すると共に、上部がテーパーからなる湿式エッチングプロファイルを有することを特徴とする半導体素子。
  53. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし60度であることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  54. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし45度であることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  55. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  56. 前記乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は75ないし90度であることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  57. 前記乾式エッチングプロファイルは高選択比乾式エッチングプロファイル及び高エッチング比乾式エッチングプロファイルであり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記平坦化層及び前記ゲート絶縁膜に対して前記半導体層が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  58. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし50度であることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  59. 前記上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし35度であることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  60. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項57に記載の半導体素子。
  61. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は70ないし90度であることを特徴とする請求項57に記載の半導体素子。
  62. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし70度であることを特徴とする請求項57に記載の半導体素子。
  63. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし50度であることを特徴とする請求項57に記載の半導体素子。
  64. 前記ビアコンタクトホールは前記半導体層のソース/ドレイン領域と金属配線または画素電極とをコンタクトすることを特徴とする請求項52に記載の半導体素子。
  65. 基板上に半導体層、ゲート絶縁膜及びゲート電極を形成する段階と
    前記基板上に平坦化層を形成する段階と
    前記平坦化層及びゲート絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのビアコンタクトホールを形成する段階と
    前記所定深さのビアコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層が露出すると共に、上部がテーパーの湿式エッチングプロファイルを有するビアコンタクトホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子形成方法。
  66. 前記乾式エッチング工程はイオンエッチングまたは反応エッチング工程であることを特徴とする請求項65に記載の半導体素子形成方法。
  67. 前記所定深さのビアコンタクトホールを湿式エッチングする段階以前に、前記所定深さのビアコンタクトホールを形成する時に用いたフォトレジストパターンを除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項65に記載の半導体素子形成方法。
  68. 前記乾式エッチング工程は高選択比乾式エッチング工程または高エッチング比乾式エッチング工程のうちいずれか一つ以上であり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記平坦化層及び前記ゲート絶縁膜に対して前記半導体層が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項65に記載の半導体素子形成方法。
  69. 基板と
    前記基板上に形成された半導体層、ゲート絶縁膜、ゲート電極及び層間絶縁膜と
    前記ゲート絶縁膜及び層間絶縁膜を貫通するコンタクトホールが形成された薄膜トランジスタ領域と
    前記薄膜トランジスタ領域と所定の間隔で離隔されて、前記基板上に形成された金属配線及び絶縁膜と
    前記絶縁膜を貫通するビアホールを有する金属配線領域と
    を含み、
    前記コンタクトホールは、前記層間絶縁膜及びゲート絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を有して乾式エッチングプロファイルまたは湿式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する所定深さのコンタクトホールを形成し、
    前記所定深さのコンタクトホールを湿式エッチングして前記半導体層の表面が露出すると共に、上部がテーパーからなる湿式エッチングプロファイルを有し、
    前記ビアホールは、前記絶縁膜の一部に乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を有して乾式エッチングプロファイルまたは湿式エッチングプロファイルのうちいずれか一つ以上を有する所定深さのビアホールを形成し、
    前記所定深さのビアホールを湿式エッチングして前記金属配線の表面が露出すると共に、上部がテーパーからなる湿式エッチングプロファイルを有することを特徴とする半導体素子。
  70. 前記コンタクトホールの上部の湿式エッチングプロファイル及び前記ビアホールの上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし60度であることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  71. 前記コンタクトホールの上部の湿式エッチングプロファイル及び前記ビアホールの上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし45度であることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  72. 前記コンタクトホールの上部の乾式エッチング工程のプロファイル及び前記ビアホールの上部の乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  73. 前記コンタクトホールの上部の乾式エッチング工程のプロファイル及び前記ビアホールの上部の乾式エッチング工程のプロファイルのテーパー角度は75ないし90度であることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  74. 前記コンタクトホールの上部の乾式エッチングプロファイル及び前記ビアホールの上部の乾式エッチングプロファイルは高選択比乾式エッチングプロファイル及び高エッチング比乾式エッチングプロファイルであり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記層間絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜に対して前記半導体層が高選択比を有し、前記絶縁膜に対して前記金属配線が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  75. 前記コンタクトホールの上部の湿式エッチングプロファイル及び前記ビアホールの上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし50度であることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  76. 前記コンタクトホールの上部の湿式エッチングプロファイル及び前記ビアホールの上部の湿式エッチングプロファイルのテーパー角度は5ないし35度であることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  77. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は60ないし90度であることを特徴とする請求項74に記載の半導体素子。
  78. 前記高選択比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は70ないし90度であることを特徴とする請求項74に記載の半導体素子。
  79. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし70度であることを特徴とする請求項74に記載の半導体素子。
  80. 前記高エッチング比乾式エッチングプロファイルのテーパー角度は30ないし50度であることを特徴とする請求項74に記載の半導体素子。
  81. 前記コンタクトホールは前記半導体層のソース/ドレイン領域とソース/ドレイン電極とをコンタクトさせて、前記ビアホールは前記金属配線と上部金属配線とをコンタクトすることを特徴とする請求項69に記載の半導体素子。
  82. 基板上の薄膜トランジスタ領域に半導体層、ゲート膜及びゲート電極を、前記薄膜トランジスタ領域とは所定の間隔を置いて離隔された金属配線領域に金属配線を、形成する段階と
    前記薄膜トランジスタ領域に層間絶縁膜を形成して、金属配線領域に絶縁膜を形成する段階と
    前記薄膜トランジスタ領域の層間絶縁膜及びゲート絶縁膜と金属配線領域の絶縁膜の一部とに乾式エッチング工程または湿式エッチング工程のうちいずれか一つ以上を一度以上実施して所定深さのコンタクトホール及びビアホールを形成する段階と
    前記所定深さのコンタクトホール及びビアホールを湿式エッチングして前記薄膜トランジスタ領域の半導体層と金属配線領域の金属配線とが露出すると共に、上部がテーパーの湿式エッチングプロファイルを有するコンタクトホール及びビアホールを完成すると同時に前記エッチング工程で発生したエッチング残留物を除去する段階と
    を含むことを特徴とする半導体素子形成方法。
  83. 前記乾式エッチング工程はイオンエッチングまたは反応エッチング工程であることを特徴とする請求項82に記載の半導体素子形成方法。
  84. 前記所定深さのコンタクトホール及びビアホールを湿式エッチングする段階以前に、前記所定深さのコンタクトホール及びビアホールを形成する時に用いたフォトレジストパターンを除去する段階をさらに含むことを特徴とする請求項82
    に記載の半導体素子形成方法。
  85. 前記乾式エッチング工程は高エッチング比乾式エッチング工程または高選択比乾式エッチング工程のうちいずれか一つ以上であり、
    前記高選択比乾式エッチングとは前記層間絶縁膜及び前記ゲート絶縁膜に対して前記半導体層が高選択比を有し、前記絶縁膜に対して前記金属配線が高選択比を有する乾式エッチングであり、
    前記高エッチング比乾式エッチングとはイオンエッチングまたは反応エッチングを利用し、ガスとしてCF /O またはSF /O ガスが使われる乾式エッチングであることを特徴とする請求項82に記載の半導体素子形成方法。
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