JP4379693B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は半導体装置およびその製造方法に関する。
従来のマルチチップ半導体装置として、例えばリードフレームのアイランド上に複数の半導体チップを搭載して各半導体チップを内部リードとワイヤボンディングし、これら搭載された複数の半導体チップを一括して樹脂モールドしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、このような半導体装置では、複数の半導体チップを1枚のリードフレーム上に配列して実装しているため、実装面積が大きくなり、また、リードフレームを用いてワイヤによりボンディングする方法であるため、価格も高価となっていた。
特開2002−368184号公報
一方、実装面積を小さくするため、それぞれ、両面回路基板の一面上に半導体チップを設けた複数のチップ基板構造体を積層し、熱プレス方式などにより一括して積層構造となしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−273321号公報
ところで、特許文献2に記載の半導体装置では、それぞれ、別体として形成して各チップ基板構造体を積層して実装するので、ボンディング部分の強度上の信頼性に問題があるばかりでなく、各チップ基板構造体間に間隙が生じるため薄型化に限界があり、さらに、制御用とメモリ用など、異種の半導体チップを積層することは、回路の接続が難しくなるので、実質的には困難な方法であった。
そこで、この発明は、小さい実装面積を維持しながら一層の薄型化を図ることができ、かつ、接続部の強度上の信頼性を確保することができる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、半導体基板上に柱状電極が形成され、該柱状電極間に封止膜
が設けられた第1の半導体構成体を、上下面に上層配線および下層配線を有し、前記配線の一方がグラウンド配線とされた平坦なベース板上に搭載し、周囲を絶縁材により上面を上層絶縁膜により覆うことにより密封状態となし、前記上層絶縁膜上に上層再配線を設け、前記ベース板下面に、下層絶縁膜を介して下層再配線を設け、少なくとも前記下層絶縁膜、前記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜を貫通した複数の上下導通部を設け、前複数の上下導通部の第1の上下導通部により前記上層再配線と前記下層再配線とを接続し、前記複数の上下導通部の第2の上下導通部に接続された前記上層再配線を、前記上層配線または前記下層配線の少なくともグラウンド配線のいずれかに接続すると共に、前記下層再配線に第2の半導体構成体を接続して実装したことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1の半導体構成体に
おける前記柱状電極と前記封止膜はその上面が面一となっていることを特徴とするもので
ある。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記上層絶縁膜上に設けられた前記上層再配線は、絶縁膜を介して複数層積層して設けられ、さらに、最上層の上層
再配線の接続パッド部を除く部分を覆う最上層絶縁膜を有することを特徴とするものであ
る。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記最上層の上層再配線の
接続パッド部上に半田ボールが設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記下層絶縁膜を介して設
けられた前記下層再配線は、絶縁膜を介して複数層積層して設けられ、さらに、最下層の
下層再配線の接続パッド部を除く部分を覆う最下層絶縁膜を有し、前記最下層絶縁膜下に
前記第2の半導体構成体が前記最下層の下層再配線の接続パッド部に接続されて設けられ
ていることを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1の半導体構成体の
半導体基板はSOIを構成し、前記上層配線はべたパターンからなるグラウンド配線を構
成し、前記SOIの配線パターンと前記グラウンド配線によりマイクロストリップライン
構造が構成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、半導体基板上に柱状電極が形成され、該柱状電極間に封止膜が設けられた第1の半導体構成体を、上下面に上層配線および下層配線を有し、前記配線の一方がグラウンド配線とされた平坦なベース板上に搭載し、該ベース板、絶縁材および上層絶縁膜により密封して形成する工程と、前記上層絶縁膜上に上層再配線を形成する工程と、前記ベース板下面に、下層絶縁膜を介して下層再配線を形成し、少なくとも前記下層絶縁膜、前記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜を貫通した複数の上下導通部を設け、前複数の上下導通部の第1の上下導通部に接続された前記上層再配線と前記下層再配線とを接続し、前記複数の上下導通部の第2の上下導通部に接続された前記上層再配線を前記上層配線または前記下層配線の少なくともグラウンド配線のいずれかに接続する工程と、前記下層再配線に第2の半導体構成体を接続する工程と、前記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜を切断して少なくとも1つの前記第1の半導体構成体および少なくとも1つの前記第2の半導体構成体を有する半導体装置を複数個得る工程と、を有することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記第1の半導体構成体おける前記柱状電極の上面と前記封止膜の上面を面一とする工程を有することを特徴とする
ものである。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記上層絶縁膜上に前記上
層再配線を、絶縁膜を介して複数層積層して形成し、さらに、最上層の上層再配線の接続
パッド部を除く部分を覆う最上層絶縁膜を形成する工程を有することを特徴とするもので
ある。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記最上層の上層再配線
の接続パッド部上に半田ボールを形成する工程を有することを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記下層絶縁膜下に前記
下層再配線を、絶縁膜を介して複数層積層して形成し、さらに、最下層の下層再配線の接
続パッド部を除く部分を覆う最下層絶縁膜を形成する工程を有し、前記最下層絶縁膜下に
前記第2の半導体構成体を前記最下層の下層再配線の接続パッド部に接続させて実装する
ことを特徴とするものである。
この発明によれば、半導体基板上に柱状電極が形成され、該柱状電極間に封止膜が設けられた第1の半導体構成体を、上下面に上層配線および下層配線を有し、一方がグラウンド配線とされた平坦なベース板上に搭載し、周囲を絶縁材により上面を上層絶縁膜により覆うことにより密封状態となし、前記上層絶縁膜上に上層再配線を設け、前記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜に複数の上下導通部を設け、前記ベース板上に直接、あるいは下層絶縁膜を介して下層再配線を設け、前記第1の上下導通部により前記上層再配線と前記下層再配線とを接続し、前記第2の上下導通部により前記上層再配線を前記上層配線または前記下層配線の少なくともいずれかに接続すると共に、少なくとも前記上層再配線または前記下層再配線のいずれかに第2の半導体構成体を接続して実装しているので、小さい実装面積を維持しながら一層の薄型化を図ることができ、かつ、接続部の強度上の信頼性を確保することができる。
図1はこの発明の一実施形態としての半導体装置の断面図を示す。この半導体装置は、ガラス布基材エポキシ樹脂等からなる平面矩形形状のベース板1を備えている。ベース板1の上面には銅箔からなる上層配線2が設けられ、下面には銅箔からなる下層配線3が設けられている。この場合、上層配線2はべたパターンからなるグラウンド配線であり、下層配線3はべたパターンからなる電源配線である。
上層配線2の上面には、ベース板1のサイズよりもある程度小さいサイズの平面矩形形状の半導体構成体4の下面がダイボンド材からなる接着層5を介して接着されている。この場合、半導体構成体4は、後述する再配線、柱状電極、封止膜を有しており、一般的にはCSP(chip size package)と呼ばれるものであり、特に、後述の如く、シリコンウエハ上に再配線、柱状電極、封止膜を形成した後、ダイシングにより個々の半導体構成体4を得る方法を採用しているため、特に、ウエハレベルCSP(W−CSP)とも言われている。以下に、半導体構成体4の構成について説明する。
半導体構成体4はシリコン基板(半導体基板)6を備えている。シリコン基板6は接着層5を介してベース板1に接着されている。シリコン基板6の上面には所定の機能(例えばCPUとしての機能)の集積回路(図示せず)が設けられ、上面周辺部にはアルミニウム系金属等からなる複数の接続パッド7が集積回路に接続されて設けられている。接続パッド7の中央部を除くシリコン基板6の上面には酸化シリコン等からなる絶縁膜8が設けられ、接続パッド7の中央部は絶縁膜8に設けられた開口部9を介して露出されている。
絶縁膜8の上面にはエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等からなる保護膜(絶縁膜)10が設けられている。この場合、絶縁膜8の開口部9に対応する部分における保護膜10には開口部11が設けられている。保護膜10の上面には銅等からなる下地金属層12が設けられている。下地金属層12の上面全体には銅からなる再配線13が設けられている。下地金属層12を含む再配線13の一端部は、両開口部9、11を介して接続パッド7に接続されている。
再配線13の接続パッド部上面には銅からなる柱状電極(外部接続用電極)14が設けられている。再配線13を含む保護膜10の上面にはエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等からなる封止膜(絶縁膜)15がその上面が柱状電極14の上面と面一となるように設けられている。このように、W−CSPと呼ばれる半導体構成体4は、シリコン基板6、接続パッド7、絶縁膜8を含み、さらに、保護膜10、再配線13、柱状電極14、封止膜15を含んで構成されている。
半導体構成体4の周囲における上層配線2を含むベース板1の上面には矩形枠状の絶縁層16がその上面が半導体構成体4の上面とほぼ面一となるように設けられている。絶縁層16は、例えば、熱硬化性樹脂、あるいは、熱硬化性樹脂中にガラス繊維やシリカフィラー等の補強材を分散させたものからなっている。
半導体構成体4および絶縁層16の上面には第1の上層絶縁膜17がその上面を平坦とされて設けられている。第1の上層絶縁膜17は、ビルドアップ基板に用いられる、通常、ビルドアップ材と言われるもので、例えば、エポキシ系樹脂やBT樹脂等の熱硬化性樹脂中に繊維やフィラー等の補強材を分散させたものである。この場合、繊維は、ガラス繊維やアラミド繊維等である。フィラーは、シリカフィラーやセラミックス系フィラー等である。
柱状電極14の上面中央部に対応する部分における第1の上層絶縁膜17には開口部18が設けられている。第1の上層絶縁膜17の上面には銅等からなる第1の上層下地金属層19が設けられている。第1の上層下地金属層19の上面全体には銅からなる第1の上層再配線20が設けられている。第1の上層下地金属層19を含む第1の上層再配線20の一端部は、第1の上層絶縁膜17の開口部18を介して柱状電極14の上面に接続されている。
第1の上層再配線20を含む第1の上層絶縁膜17の上面には第1の上層絶縁膜17と同一の材料からなる第2の上層絶縁膜21が設けられている。第1の上層再配線20の接続パッドの少なくとも一部に対応する部分における第2の上層絶縁膜21には開口部22が設けられている。第2の上層絶縁膜21の上面には銅等からなる第2の上層下地金属層23が設けられている。第2の上層下地金属層23の上面全体には銅からなる第2の上層再配線24が設けられている。第2の上層下地金属層23を含む第2の上層再配線24の少なくとも一部の一端部は、第2の上層絶縁膜21の開口部22を介して第1の上層再配線20の接続パッド部に接続されている。
第2の上層再配線24を含む第2の上層絶縁膜21の上面にはソルダーレジスト等からなる最上層絶縁膜25が設けられている。第2の上層再配線24の接続パッド部に対応する部分における最上層絶縁膜25には開口部26が設けられている。開口部26内およびその上方には半田ボール27が第2の上層再配線24の接続パッド部に接続されて設けられている。複数の半田ボール27は、最上層絶縁膜25上にマトリクス状に配置されている。
下層配線3を含むベース板1の下面には第1の上層絶縁膜17と同一の材料からなる第1の下層絶縁膜31がその下面を平坦とされて設けられている。第1の下層絶縁膜31の下面には銅等からなる第1の下層下地金属層32が設けられている。第1の下層下地金属層32の下面全体には銅からなる第1の下層再配線33が設けられている。
第1の下層再配線33を含む第1の下層絶縁膜31の下面には第1の上層絶縁膜17と同一の材料からなる第2の下層絶縁膜34が設けられている。第1の下層再配線33の接続パッド部に対応する部分における第2の下層絶縁膜34には開口部35が設けられている。第2の下層絶縁膜34の下面には銅等からなる第2の下層下地金属層36が設けられている。第2の下層下地金属層36の下面全体には銅からなる第2の下層再配線37が設けられている。第2の下層下地金属層36を含む第2の下層再配線37の少なくとも一部の一端部は、第2の下層絶縁膜34の開口部35を介して第1の下層再配線33の接続パッド部に接続されている。
第2の下層再配線37を含む第2の下層絶縁膜34の下面にはソルダーレジスト等からなる最下層絶縁膜38が設けられている。第2の下層再配線37の接続パッド部に対応する部分における最下層絶縁膜38には開口部39が設けられている。最下層絶縁膜38の下面には複数の半導体構成体40が、その上面に設けられた半田ボール41が最下層絶縁膜38の開口部39を介して第2の下層再配線37の接続パッド部に接続されて、実装されている。
半導体構成体40は、詳細には図示していないが、ベアチップ、BGA(ball grid array)、CSP等のいずれであってもよく、シリコン等からなる半導体基板の上面には所定の機能(例えば半導体メモリとしての機能)の集積回路が設けられ、上面周辺部にはアルミニウム系金属等からなる複数の接続パッドが集積回路に接続されて設けられ、接続パッド自体または該接続パッドに接続された柱状電極等からなる外部接続用電極上に半田ボール41が設けられた構造となっている。
第2の上層下地金属層23を含む第2の上層再配線24の少なくとも一部と第2の下層下地金属層36を含む第2の下層再配線37の少なくとも一部とは、第2の上層絶縁膜21、第1の上層下地金属層19を含む第1の上層再配線20、第1の上層絶縁膜17、絶縁層16、上層配線2および下層配線3を含むベース板1、第1の下層絶縁膜31、図1では図示しない位置に設けられている第1の下層下地金属層32を含む第1の下層再配線33および第2の下層絶縁膜34の所定の箇所に設けられた貫通孔42の内壁面に設けられた銅等からなる下地金属層43aと銅層43bとからなる上下導通部43を介して接続されている。
この場合、上下導通部43内には、上下配線の電気的な導通を良くするために、銅ペースト、銀ペースト、導電性樹脂等からなる導電材44が充填されているが、絶縁性樹脂が充填されていてもよく、また、空洞であってもよい。
ここで、一例として、半導体構成体4のグラウンド用の柱状電極14は、第1の上層再配線20および上下導通部43を介して、グラウンド配線を構成する上層配線2に接続されている。半導体構成体4の電源用の柱状電極14は、第1の上層再配線20および上下導通部43を介して、電源配線を構成する下層配線3に接続されている。
半導体構成体40のグラウンド用の半田ボール41は、第2の下層再配線37および上下導通部43を介して、グラウンド配線を構成する上層配線2に接続されている。半導体構成体40の電源用の半田ボール41は、第2の下層再配線37および上下導通部43を介して、電源配線を構成する下層配線3に接続されている。
半導体構成体4の信号用の柱状電極14と半導体構成体40の信号用の半田ボール41とは、第1の上層再配線20、上下導通部43、第1の下層再配線33および第2の下層再配線37を介して接続されている。そして、グラウンド配線はグラウンド用の半田ボール27に接続され、電源配線は電源用の半田ボール27に接続され、信号配線は信号用の半田ボール27に接続されている。
半導体装置の各部の厚さ寸法の一例を示せば、シリコン基板6は0.1〜0.3mm、柱状電極14は0.08〜1.2mmで、半導体構成体40は全体で、0.25〜.035mm、第1の上層絶縁膜17〜最上層絶縁膜25迄が合計で0.2〜0.25mm、ベース板1〜最下層絶縁膜38迄が合計で0.25〜0.3mm、半導体構成体40が0.25〜0.3mmであり、全体の厚さは、1.0〜1.2mmである。
ところで、ベース板1のサイズを半導体構成体4のサイズよりもある程度大きくしているのは、シリコン基板6上の接続パッド7の数の増加に応じて、半田ボール27の配置領域を半導体構成体4のサイズよりもある程度大きくし、これにより、第2の上層再配線24の接続パッド部(最上層絶縁膜25の開口部39内の部分)のサイズおよびピッチを柱状電極14のサイズおよびピッチよりも大きくするためである。
このため、マトリクス状に配置された第2の上層再配線24の接続パッド部は、半導体構成体4に対応する領域のみでなく、半導体構成体4の周側面の外側に設けられた絶縁層16に対応する領域上にも配置されている。つまり、マトリクス状に配置された半田ボール27のうち、少なくとも最外周の半田ボール27は半導体構成体4よりも外側に位置する周囲に配置されている。
また、この半導体装置では、上下面に上層配線2および下層配線3を有するベース板1上にCPUを構成する半導体構成体4を設け、ベース板1下に半導体メモリを構成する複数の半導体構成体40を設けているので、機能の異なる半導体構成体4、40を備えても、実装面積を小さくすることができる。また、ベース板1の上下面に銅箔からなる上層配線2および下層配線3を設けているので、これらの配線2、3をビルドアップ工法により形成する場合と比較して、工程数を少なくすることができる。
次に、この半導体装置の製造方法の一例について説明するに、まず、半導体構成体4の製造方法の一例について説明する。この場合、まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基板(半導体基板)6上にアルミニウム系金属等からなる接続パッド7、酸化シリコン等からなる絶縁膜8およびエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等からなる保護膜10が設けられ、接続パッド7の中央部が絶縁膜8および保護膜10に形成された開口部9、11を介して露出されたものを用意する。上記において、ウエハ状態のシリコン基板6には、各半導体構成体が形成される領域に所定の機能の集積回路が形成され、接続パッド7は、それぞれ、対応する領域に形成された集積回路に電気的に接続されている。
次に、図3に示すように、両開口部9、11を介して露出された接続パッド7の上面を含む保護膜10の上面全体に下地金属層12を形成する。この場合、下地金属層12は、無電解メッキにより形成された銅層のみであってもよく、またスパッタにより形成された銅層のみであってもよく、さらにスパッタにより形成されたチタン等の薄膜層上にスパッタにより銅層を形成したものであってもよい。
次に、下地金属層12の上面にメッキレジスト膜51をパターン形成する。この場合、再配線13形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜51には開口部52が形成されている。次に、下地金属層12をメッキ電流路として銅の電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜51の開口部52内の下地金属層12の上面に再配線13を形成する。次に、メッキレジスト膜51を剥離する。
次に、図4に示すように、再配線13を含む下地金属層12の上面にメッキレジスト膜53をパターン形成する。この場合、柱状電極14形成領域に対応する部分におけるメッキレジスト膜53には開口部54が形成されている。次に、下地金属層12をメッキ電流路として銅の電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜53の開口部54内の再配線13の接続パッド部上面に柱状電極14を形成する。次に、メッキレジスト膜53を剥離し、次いで、再配線13をマスクとして下地金属層12の不要な部分をエッチングして除去すると、図5に示すように、再配線13下にのみ下地金属層12が残存される。
次に、図6に示すように、スクリーン印刷法、スピンコーティング法、ダイコート法等により、柱状電極14および再配線13を含む保護膜10の上面全体にエポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等からなる封止膜15をその厚さが柱状電極14の高さよりも厚くなるように形成する。したがって、この状態では、柱状電極14の上面は封止膜15によって覆われている。
次に、封止膜15および柱状電極14の上面側を適宜に研磨し、図7に示すように、柱状電極14の上面を露出させ、且つ、この露出された柱状電極14の上面を含む封止膜15の上面を平坦化する。ここで、柱状電極14の上面側を適宜に研磨するのは、電解メッキにより形成される柱状電極14の高さにばらつきがあるため、このばらつきを解消して、柱状電極14の高さを均一にするためである。
次に、図8に示すように、シリコン基板6の下面全体に接着層5を接着する。接着層5は、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等のダイボンド材からなるものであり、加熱加圧により、半硬化した状態でシリコン基板6に固着する。次に、シリコン基板6に固着された接着層5をダイシングテープ(図示せず)に貼り付け、図9に示すダイシング工程を経た後に、ダイシングテープから剥がすと、図1に示すように、シリコン基板6の下面に接着層5を有する半導体構成体4が複数個得られる。
このようにして得られた半導体構成体4では、シリコン基板6の下面に接着層5を有するため、ダイシング工程後に各半導体構成体4のシリコン基板6の下面にそれぞれ接着層を設けるといった極めて面倒な作業が不要となる。なお、ダイシング工程後にダイシングテープから剥がす作業は、ダイシング工程後に各半導体構成体4のシリコン基板6の下面にそれぞれ接着層を設ける作業に比べれば、極めて簡単である。
次に、このようにして得られた半導体構成体4を用いて、図1に示す半導体装置を製造する場合の一例について説明する。まず、図10に示すように、図1に示すベース板1を複数枚採取することができる大きさで、限定する意味ではないが、平面形状が矩形形状のベース板1を用意する。この場合、ベース板1の上下面には当初銅箔がラミネートされているが、これらの銅箔をフォトリソグラフィ法によりパターニングすることにより、上層配線2および下層配線3が形成されている。
次に、ベース板1の上面の所定の複数箇所にそれぞれ半導体構成体4のシリコン基板6の下面に接着された接着層5を接着する。ここでの接着は、加熱加圧により、接着層5を本硬化させる。次に、半導体構成体4間および最外周に配置された半導体構成体4の外側におけるベース板1の上面に、例えばスクリーン印刷法やスピンコーティング法等により、第1の絶縁材料16aを形成し、さらにその上面にシート状の第2の絶縁材料17aを配置する。また、ベース板1の下面にシート状の第3の絶縁材料31aを配置する。
第1の絶縁材料16aは、例えば、熱硬化性樹脂、あるいは、熱硬化性樹脂中にガラス繊維やシリカフィラー等の補強材を分散させたものである。シート状の第2、第3の絶縁材料17a、31aは、限定する意味ではないが、ビルドアップ材が好ましく、このビルドアップ材としては、エポキシ系樹脂やBT樹脂等の熱硬化性樹脂中にシリカフィラーを混入させ、熱硬化性樹脂を半硬化状態にしたものがある。しかしながら、第2、第3の絶縁材料17a、31aとして、ガラス繊維にエポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させ、熱硬化性樹脂を半硬化状態にしてシート状となしたプリプレグ材、またはフィラーが混入されない、熱硬化性樹脂のみからなる材料を用いることもできる。
次に、図11に示す一対の加熱加圧板55、56を用いて、第1〜第3の絶縁材料16a、17a、31aを加熱加圧する。すると、半導体構成体4間および最外周に配置された半導体構成体4の外側におけるベース板1の上面に絶縁層16が形成され、半導体構成体4および絶縁層16の上面に第1の上層絶縁膜17が形成され、ベース板1の下面に第1の下層絶縁膜31が形成される。
この場合、第1の上層絶縁膜17の上面は、上側の加熱加圧板55の下面によって押さえ付けられるため、平坦面となる。また、第1の下層絶縁膜31の下面は、下側の加熱加圧板56の上面によって押さえ付けられるため、平坦面となる。したがって、第1の上層絶縁膜17の上面および第1の下層絶縁膜31の下面を平坦化するための研磨工程は不要である。このため、ベース板1のサイズが例えば500×500mm程度と比較的大きくても、その上に配置された複数の半導体構成体4に対して第1の上層絶縁膜17の上面および第1の下層絶縁膜31の下面の平坦化を一括して簡単に行なうことができる。
次に、図12に示すように、レーザビームを照射するレーザ加工により、柱状電極14の上面中央部に対応する部分における第1の上層絶縁膜17に開口部18を形成する。この場合、第1の下層絶縁膜31には開口部は形成しない。次に、必要に応じて、第1の上層絶縁膜17の開口部18内等に発生したエポキシスミア等をデスミア処理により除去する。
次に、図13に示すように、開口部18を介して露出された柱状電極14の上面を含む第1の上層絶縁膜17の上面全体および第1の下層絶縁膜31の下面全体に、銅の無電解メッキ等により、第1の上層下地金属層19および第1の下層下地金属層32を形成する。次に、第1の上層下地金属層19の上面に上層メッキレジスト膜61をパターン形成し、また、第1の下層下地金属層32の下面に下層メッキレジスト膜62をパターン形成する。この場合、第1の上層再配線20形成領域に対応する部分における上層メッキレジスト膜61には開口部63が形成されている。また、第1の下層再配線33形成領域に対応する部分における下層メッキレジスト膜62には開口部64が形成されている。
次に、下地金属層19、32をメッキ電流路として銅の電解メッキを行なうことにより、上層メッキレジスト膜61の開口部63内の第1の上層下地金属層19の上面に第1の上層再配線20を形成し、また、下層メッキレジスト膜62の開口部64内の第1の下層下地金属層32の下面に第1の下層再配線33を形成する。
次に、両メッキレジスト膜61、62を剥離し、次いで、第1の上層再配線20および第1の下層再配線33をマスクとして第1の上層下地金属層19および第1の下層下地金属層32の不要な部分をエッチングして除去すると、図14に示すように、第1の上層再配線20下にのみ第1の上層下地金属層19が残存され、また、第1の下層再配線33上にのみ第1の下層下地金属層32が残存される。
次に、図15に示すように、スクリーン印刷法、スピンコーティング法、ダイコート法等により、第1の上層再配線20を含む第1の上層絶縁膜17の上面に第2の上層絶縁膜21を形成し、また、第1の下層再配線33を含む第1の下層絶縁膜31の下面に第2の下層絶縁膜34を形成する。第2の上層絶縁膜21および2の下層絶縁膜34の材料は、第1の上層絶縁膜17と同一の材料を用いることができるが、第1の上層絶縁膜17に関して記載した材料の中で、第1の上層絶縁膜17とは異なる材料で形成するようにしてもよい。
次に、図16に示すように、レーザビームを照射するレーザ加工により、第1の上層再配線20の接続パッド部の少なくとも一部に対応する部分における第2の上層絶縁膜21に開口部22を形成し、また、第1の下層再配線33の接続パッド部の少なくとも一部に対応する部分における第2の下層絶縁膜34に開口部35を形成形成する。
また、メカニカルドリルを用いて、またはCO2レーザビームを照射するレーザ加工により、あるいはパンチング等により、第2の上層絶縁膜21、第1の上層下地金属層19を含む第1の上層再配線20、第1の上層絶縁膜17、絶縁層16、上層配線2および下層配線3を含むベース板1、第1の下層絶縁膜31、図16では図示しない位置に設けられている第1の下層下地金属層32を含む第1の下層再配線33および第2の下層絶縁膜34の所定の箇所に貫通孔42を形成する。次に、必要に応じて、開口部22、35内および貫通孔42内等に発生したエポキシスミア等をデスミア処理により除去する。
次に、図17に示すように、開口部22を介して露出された第1の上層再配線20の接続パッド部を含む第2の上層絶縁膜21の上面全体、開口部35を介して露出された第1の下層再配線33の接続パッド部を含む第2の下層絶縁膜34の下面全体および貫通孔42の内壁面に、銅の無電解メッキ等により、第2の上層下地金属層23、第2の下層下地金属層36、下地金属層43aを形成する。
次に、第2の上層下地金属層23の上面に上層メッキレジスト膜65をパターン形成し、また、第2の下層下地金属層36の下面に下層メッキレジスト膜66をパターン形成する。この場合、貫通孔42を含む第2の上層再配線24形成領域に対応する部分における上層メッキレジスト膜65には開口部67が形成されている。また、貫通孔42を含む第2の下層再配線37形成領域に対応する部分における下層メッキレジスト膜66には開口部68が形成されている。
次に、下地金属層23、36、43aをメッキ電流路として銅の電解メッキを行なうことにより、上層メッキレジスト膜65の開口部67内の第2の上層下地金属層23の上面に第2の上層再配線24を形成し、また、下層メッキレジスト膜66の開口部68内の第2の下層下地金属層36の下面に第2の下層再配線37を形成し、さらに、貫通孔42内の下地金属層43aの表面に銅層43bを形成する。
次に、両メッキレジスト膜65、66を剥離し、次いで、第2の上層再配線24および第2の下層再配線37をマスクとして第2の上層下地金属層23および第2の下層下地金属層36の不要な部分をエッチングして除去すると、図18に示すように、第2の上層再配線24下にのみ第2の上層下地金属層23が残存され、また、第2の下層再配線37上にのみ第2の下層下地金属層36が残存される。
この状態では、一例として、半導体構成体4のグラウンド用の柱状電極14は、第1の上層再配線20および上下導通部43を介して、グラウンド配線を構成する上層配線2に接続されている。半導体構成体4の電源用の柱状電極14は、第1の上層再配線20および上下導通部43を介して、電源配線を構成する下層配線3に接続されている。
半導体構成体40のグラウンド用の半田ボール41は、第2の下層再配線37および上下導通部43を介して、グラウンド配線を構成する上層配線2に接続されている。半導体構成体40の電源用の半田ボール41は、第2の下層再配線37および上下導通部43を介して、電源配線を構成する下層配線3に接続されている。
半導体構成体4の信号用の柱状電極14と半導体構成体40の信号用の半田ボール41とは、第1の上層再配線20、上下導通部43、第1の下層再配線33および第2の下層再配線37を介して接続されている。
次に、図19に示すように、スクリーン印刷法等により、上下導通部43内に銅ペースト、銀ペースト、導電性樹脂等からなる導電材44を充填する。次に、必要に応じて、貫通孔42から突出された余分の導電材44をバフ研磨等により除去する。次に、スクリーン印刷法やスピンコーティング法等により、第2の上層再配線24を含む第2の上層絶縁膜21の上面にソルダーレジスト等からなる最上層絶縁膜25を形成する。この場合、第2の上層再配線24の接続パッド部に対応する部分における最上層絶縁膜25には開口部26が形成されている。
また、スクリーン印刷法やスピンコーティング法等により、第2の下層再配線37を含む第2の下層絶縁膜34の下面にソルダーレジスト等からなる最下層絶縁膜38を形成する。この場合、第2の下層再配線37の接続パッド部に対応する部分における最下層絶縁膜38には開口部39が形成されている。
次に、最下層絶縁膜38の下面に複数の半導体構成体40を、その上面に設けられた半田ボール41を最下層絶縁膜38の開口部39を介して第2の下層再配線37の接続パッド部に接続されて、実装する。次に、開口部26内およびその上方に半田ボール27を第2の上層再配線24の接続パッド部に接続させて形成する。次に、互いに隣接する半導体構成体4間において、最上層絶縁膜25、第2の上層絶縁膜21、第1の上層絶縁膜17、絶縁層16、ベース板1、第1の下層絶縁膜31、第2の下層絶縁膜34および最下層絶縁膜38を切断すると、図1に示す半導体装置が複数個得られる。
以上のように、上記製造方法では、ベース板1上に複数の半導体構成体4をを配置複数の半導体構成体4に対して、上層配線2、下層配線3、第1、第2の上層再配線20、24、第1、第2の下層再配線33、37、上下導通部43および半田ボール27の形成を一括して行い、その後に分断して複数個の半導体装置を得ているので、製造工程を簡略化することができる。この際、各絶縁膜および再配線を密着して積層して形成するので、従来に比し、全体の厚さを大幅に薄型化することが可能である。
また、図11に示す製造工程以降では、ベース板1と共に複数の半導体構成体4を搬送することができるので、これによっても製造工程を簡略化することができる。また、電極と再配線、再配線と再配線とはメッキにより接続するので、熱圧着による方法に比し、強度上の信頼性を確保することができる。この場合、柱状電極14と第1の上層再配線20との接続では、柱状電極14は0.1mm程度の高さを有しているので、環境の変化でシリコン基板6と回路基板(図示せず)熱膨張係数の相違による応力が生じた場合でも、水平方向に揺らぎを生じることができ、応力の集中を緩和することができる。
なお、上記実施形態では、上層配線2をべたパターンからなるグラウンド配線とし、下層配線3をべたパターンからなる電源配線とした場合について説明したが、これら限らず、その逆としてもよい。また、上層配線2または下層配線3により、べたパターンからなるシールド層を形成するようにしてもよく、また、通常の配線パターンを形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、半導体構成体4のシリコン基板6によりCPUを構成した場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、半導体構成体4のシリコン基板6により、シリコン基板上に絶縁膜を形成し、その上に薄膜トランジスタを形成してなるSOI(silicon on insulator)を構成するようにしてもよい。この場合、上層配線2をべたパターンからなるグラウンド配線とし、接着層5を導電性接着層とし、シリコン基板上に配線パターンとグラウンド配線を構成する上層配線2とにより、マイクロストリップライン構造を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、上層再配線および下層再配線を共に2層とした場合について説明したが、これに限らず、1層または3層以上としてもよく、また、同数層ではなく異数層としてもよい。さらに、最下層絶縁膜38下にコンデンサや抵抗等からなるチップ部品を実装するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、半導体構成体40をベース板1の下面側における最下層である第2の下層再配線37上に実装しているが、半導体構成体40は最上層である第2の上層再配線24上のみに実装するようにしたり、あるいは第2の下層再配線37上および第2の上層再配線24上の両面に実装してもよい。また、ベース板1の下面側に半導体構成体40を実装する場合、第2の下層絶縁膜34、第2の下層再配線37を設けて、該第2の下層再配線37に半導体構成体40をボンディングしているが、ベース板1の下面に、直接、下層再配線を設け、該下層再配線に半導体構成体40を実装するようにしてもよい。また、ベース板1上に搭載された半導体構成体4は、フェースアップ実装となしているが、ベース板1にパッド部を設けて、フェースダウン実装とすることもできる。
この発明の一実施形態としての半導体装置の断面図。 図1に示す半導体装置の製造方法の一例において、当初用意したものの断面図。 図2に続く製造工程の断面図。 図3に続く製造工程の断面図。 図4に続く製造工程の断面図。 図5に続く製造工程の断面図。 図6に続く製造工程の断面図。 図7に続く製造工程の断面図。 図8に続く製造工程の断面図。 図9に続く製造工程の断面図。 図10に続く製造工程の断面図。 図11に続く製造工程の断面図。 図12に続く製造工程の断面図。 図13に続く製造工程の断面図。 図14に続く製造工程の断面図。 図15に続く製造工程の断面図。 図16に続く製造工程の断面図。 図17に続く製造工程の断面図。 図18に続く製造工程の断面図。
符号の説明
1 ベース板
2 上層配線
3 下層配線
4 半導体構成体(第1の半導体構成体)
5 接着層
6 シリコン基板
7 接続パッド
13 再配線
14 柱状電極
15 封止膜
16 絶縁層
17 第1の上層絶縁膜
20 第1の上層再配線
21 第2の上層絶縁膜
24 第2の上層再配線
25 最上層絶縁膜
27 半田ボール
31 第1の下層絶縁膜
33 第1の下層再配線
34 第2の下層絶縁膜
37 第2の下層再配線
38 最下層絶縁膜
40 半導体構成体(第2の半導体構成体)
42 貫通孔
43 上下導通部

Claims (11)

  1. 半導体基板上に柱状電極が形成され、該柱状電極間に封止膜が設けられた第1の半導体構成体を、上下面に上層配線および下層配線を有し、前記配線の一方がグラウンド配線とされた平坦なベース板上に搭載し、周囲を絶縁材により上面を上層絶縁膜により覆うことにより密封状態となし、前記上層絶縁膜上に上層再配線を設け、前記ベース板下面に、下層絶縁膜を介して下層再配線を設け、少なくとも前記下層絶縁膜、前記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜を貫通した複数の上下導通部を設け、前複数の上下導通部の第1の上下導通部により前記上層再配線と前記下層再配線とを接続し、前記複数の上下導通部の第2の上下導通部に接続された前記上層再配線を、前記上層配線または前記下層配線の少なくともグラウンド配線のいずれかに接続すると共に、前記下層再配線に第2の半導体構成体を接続して実装したことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記第1の半導体構成体における前記柱状電極と前記
    封止膜はその上面が面一となっていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の発明において、前記上層絶縁膜上に設けられた前記上層再配線は、絶
    縁膜を介して複数層積層して設けられ、さらに、最上層の上層再配線の接続パッド部を除
    く部分を覆う最上層絶縁膜を有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項3に記載の発明において、前記最上層の上層再配線の接続パッド部上に半田ボールが設けられていることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の発明において、前記下層絶縁膜を介して設けられた前記下層再配線は、絶縁膜を介して複数層積層して設けられ、さらに、最下層の下層再配線の接続パッド部を除く部分を覆う最下層絶縁膜を有し、前記最下層絶縁膜下に前記第2の半導体構成体が前記最下層の下層再配線の接続パッド部に接続されて設けられていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の発明において、前記第1の半導体構成体の半導体基板はSOIを構成し、前記上層配線はべたパターンからなるグラウンド配線を構成し、前記SOIの配線パターンと前記グラウンド配線によりマイクロストリップライン構造が構成されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 半導体基板上に柱状電極が形成され、該柱状電極間に封止膜が設けられた第1の半導体
    構成体を、上下面に上層配線および下層配線を有し、前記配線の一方がグラウンド配線とされた平坦なベース板上に搭載し、該ベース板、絶縁材および上層絶縁膜により密封して形成する工程と、
    前記上層絶縁膜上に上層再配線を形成する工程と、
    前記ベース板下面に、下層絶縁膜を介して下層再配線を形成し、少なくとも前記下層絶縁膜、前記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜を貫通した複数の上下導通部を設け、前複数の上下導通部の第1の上下導通部に接続された前記上層再配線と前記下層再配線とを接続し、前記複数の上下導通部の第2の上下導通部に接続された前記上層再配線を前記上層配線または前記下層配線の少なくともグラウンド配線のいずれかに接続する工程と、
    記下層再配線に第2の半導体構成体を接続する工程と、
    記ベース板、前記絶縁材および前記上層絶縁膜を切断して少なくとも1つの前記第1の半導体構成体および少なくとも1つの前記第2の半導体構成体を有する半導体装置
    を複数個得る工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項7に記載の発明において、前記第1の半導体構成体おける前記柱状電極の上面と
    前記封止膜の上面を面一とする工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項7に記載の発明において、前記上層絶縁膜上に前記上層再配線を、絶縁膜を介し
    て複数層積層して形成し、さらに、最上層の上層再配線の接続パッド部を除く部分を覆う
    最上層絶縁膜を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の発明において、前記最上層の上層再配線の接続パッド部上に半田ボー
    ルを形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 請求項7に記載の発明において、前記下層絶縁膜下に前記下層再配線を、絶縁膜を介し
    て複数層積層して形成し、さらに、最下層の下層再配線の接続パッド部を除く部分を覆う
    最下層絶縁膜を形成する工程を有し、前記最下層絶縁膜下に前記第2の半導体構成体を前
    記最下層の下層再配線の接続パッド部に接続させて実装することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
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