JP4367232B2 - 車両用照灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載され、車両前方の所定領域を照灯し得る車両用照灯装置に関する。
一般に、車両の前照灯は、ロービームとハイビームとを切り替えることが可能である。車両前方がハイビームで照灯された場合は、ロービームで照灯された場合と比較して、運転者は遠距離領域を視認できることから、ハイビームでの照灯は運転者には視認性に優れている。一方で、ハイビームで照灯された車両前方に存在する歩行者にとっては、眩しく感じられる。
そこで、従来、車両前方の歩行者に対する眩しさを低減するように、照灯部の照灯を制御する車両用照灯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−54311号公報
しかしながら、上記従来の車両用照灯装置おいては、車両前方の歩行者が感じる眩しさを低減する為に、車両前方の歩行者に入射する光が減光されるように照灯が制御されるため、自車両の運転者にとっては車両前方に歩行者が存在するにもかかわらず、その歩行者を視認し難くなるという不都合が生ずる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、視認性を向上させた車両用照灯装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、上記所定領域内の人を検出する人検出手段と、白色で照灯される上記所定領域内のうち、上記人検出手段により検出された人又は人近傍の部分に、所定の図形又は記号が有色で形成されるように、上記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置である。
この一態様によれば、車両前方の所定領域内の人に上記所定の図形又は記号が有色で形成され、それ以外の部分が白色で形成される。一般に、人の目は有色光と比較して白色光を眩しく感じる。また、有色光が照灯されれば、光が照灯されない場合と比較して、物の視認性は向上する。従って、車両の照灯する領域内に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、その人の運転者による視認性を確保することができる。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、上記所定領域内の人を検出する人検出手段と、白色で照灯される上記所定領域内のうち、上記人検出手段により検出された人に対応する部分が減光され、かつ、該人近傍の部分に所定の図形又は記号が有色で形成されるように、上記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置である。
この一態様によれば、車両の照灯する領域内に存在する人に対応する部分が減光されることにより、その人に与える眩しさが軽減される。さらに、人近傍の部分に所定の図形又は記号が有色で形成されることから、形成された図形又は記号近傍の人に運転者の意識を向けさせることができ、その人の運転者による視認性を向上させることができる。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、上記所定領域内の人を検出する人検出手段と、白色で照灯される前記所定領域内のうち上記人検出手段により検出された人に、所定の図形又は記号が間欠的に形成されるように、上記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置である。
この一態様によれば、所定の図形又は記号が間欠的に照灯される。一般に、人の目は間欠的に照灯する場合と比較して連続的に照灯する場合に眩しく感じる。また、間欠的な照灯が行われれば、光が照灯されない場合と比較して、物の視認性は向上する。従って、領域内に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、その人の運転者による視認性を確保することができる。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、上記所定領域内の人を検出する人検出手段と、白色で照灯される上記所定領域内のうち上記人検出手段により検出された人に対応する部分が減光され、かつ、該人近傍の部分に所定の図形又は記号が間欠的に形成されるように、上記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置である。
この一態様によれば、車両の照灯する領域内に存在する人に対応する部分が減光されることにより、その人に与える眩しさが軽減される。さらに、人近傍の部分に所定の図形又は記号が間欠的に形成されることから、形成された図形又は記号近傍の人に対し運転者の意識を向けさせることができ、その人の運転者による視認性を向上させることができる。
これら態様において、上記人検出手段は、上記所定領域を撮影するカメラの撮影画像に基づき、上記所定領域内の人を検出する第1の検出手段を有するのが好ましい。これら態様において、上記人検出手段は、人の携帯する携帯機が発信する位置情報を含む信号を受信することにより、上記所定領域内の人を検出する第2の検出手段を有するのが好ましい。
これら態様において、上記照灯部は、前方近距離の領域を照灯するロービーム部と、前方遠距離の領域を照灯するハイビーム部とを有し、上記制御部は、上記前方遠距離の領域内かつ上記前方近距離の領域外の部分に上記所定の図形又は記号が形成されるように、上記照灯部の照灯を制御するのが好ましい。これら態様によれば、上記前方遠距離の領域内でのみ上記所定の図形又は記号が形成されることから、車両前方を照灯するうえでの光の利用効率を向上させることができる。
ところで、車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、自車両が障害物と衝突する恐れがあるか否かを判断する衝突判断手段と、上記衝突判断手段により上記自車両が前記障害物と衝突する恐れがあると判断されたとき、白色で照灯される上記所定領域内に所定の図形又は記号が有色で形成されるように、上記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置は、自車両の運転者に障害物衝突が生ずる可能性がある旨を注意喚起する上で有効である。
この一態様によれば、自車両が障害物と衝突する恐れがあると判断されたとき、白色で照灯される上記所定領域内に所定の図形又は記号が有色で形成される。これにより、運転者に対して自車両が障害物に衝突する恐れがあることを注意喚起できる。
また、車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、自車両が車線を逸脱するか否かを判断する逸脱判断手段と、上記逸脱判断手段により上記自車両が前記車線を逸脱すると判断されたとき、白色で照灯される上記所定領域内に所定の図形又は記号が有色で形成されるように、上記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置は、自車両の運転者に車線逸脱が生ずる可能性がある旨を注意喚起する上で有効である。
この一態様によれば、上記自車両が上記車線を逸脱すると判断されたとき、白色で照灯される上記所定領域に所定の図形又は記号が有色で形成される。これにより、運転者に対して自車両が車線を逸脱することを注意喚起できる。
これら態様において、上記制御部は、上記所定の図形又は記号が間欠的に形成されるように、上記照灯部の照灯を制御することとすれば、道路路面上に上記所定の図形又は記号が間欠的に形成されるため、より確実に注意喚起される。
なお、これら態様において、上記所定の図形又は記号とは、例えば、幾何学的形状、JIS記号、文字、装飾文字等である。
請求項1乃至7記載の発明によれば、車両の照灯する領域内に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、その人の運転者による視認性を確保することができる。
請求項8乃至10記載の発明によれば、自車両が走行するうえでの注意喚起を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、車両用照灯装置及びプロジェクタの基本概念、主要なハードウエア構成、動作原理、及び基本的な制御方法等については当業者には既知であるため、詳細な説明は省略する。
図1は、本発明の一実施例である車両に搭載される車両用照灯装置のシステム構成図を示す。図1に示す如く、本実施例に係る車両用照灯装置2は、車両前部に取り付けられ、夜間やトンネル内等において車両前方の所定領域を照灯するヘッドランプ等の照灯部6と、該照灯部6の照灯を制御する制御部4と、を備えている。制御部4は、バスを介して相互に接続されたCPU、ROM、RAM、及びインターフェイス回路等からなり、マイクロコンピュータを主体として構成されている。
照灯部6は車両前方の比較的近距離までの領域(例えば車両から60メートル)を照灯するロービーム部6aと、ロービーム部6aの照灯領域を全て含み車両前方の比較的遠距離までの領域(例えば車両から150メートル)を照灯するハイビーム部6bとを有している。ロービーム部6aによる照灯とハイビーム部6bによる照灯とは、車両運転者により操作される切り替えスイッチの状態に従って選択的に切り替わる。制御部4には、この切り替えスイッチが接続されている。制御部4は、この切り替えスイッチの状態に基づいてロービーム部6aを照灯させ或いはハイビーム部6bを照灯させる。
また、照灯部6は、液晶、DMD(Digital Micro mirror Device)を用いたプロジェクタ等により構成されており、ロービーム部6a及びハイビーム部6bによる照灯領域に対して白色で照灯するだけでなく、照灯領域内の任意の領域に赤色や青色、緑色等で照灯することが可能となっている。
本実施例において、車両用照灯装置2は、カメラ10を備えている。カメラ10は、車両前部の車両運転者の目線に近い箇所(例えば車室内のアウタミラー前部)に配設されており、照灯部6による照灯領域の全域を含む車両前方を撮影する。カメラ10には、制御部4に接続された画像処理部8が接続されている。カメラ10による撮像画像は、画像処理部8に供給される。画像処理部8は、カメラ10による撮像画像について画像処理を施し、その処理結果を制御部4に供給する。制御部4は、画像処理部8から供給される画像処理結果に基づいて、照灯部6の照灯領域内に存在する歩行者や対向車を検出すると共に、その歩行者や対向車内の乗員の位置(特に人の目の位置)を検出する。また、制御部4は画像処理部8から供給される画像処理結果に基づいて、照灯部6による照灯が行われた際に所定輝度以上の反射光が発生する所定領域内の位置を抽出する。
また、車両用照灯装置2は、制御部4に接続する障害物検出センサ12及び車線逸脱検出センサ14を備えている。障害物検出センサ12は、車両前部のフロントグリル近傍に配設されており、ミリ波やレーザ、超音波等を用いて、自車両の走行に支障をきたすおそれのある先行車両などの障害物の位置に応じた信号を出力する。また、車線逸脱検出センサ14は、車両前方を撮影するカメラ等により構成されており、自車両が運転者の意思によらずに走行車線から隣接する隣接車線へ進入する車線逸脱の有無に応じた信号を出力する。障害物検出センサ12の出力信号、及び、車線逸脱検出センサ14の出力信号は共に、制御部4に供給される。制御部4は、障害物検出センサ12の出力信号に基づいて自車両の走行に支障をきたすおそれのある障害物の位置を検出し、また、車線逸脱検出センサ14の出力信号に基づいて自車両の車線逸脱の有無を判別する。
また、車両用照灯装置2は、制御部4に接続する光検出センサ16を備えている。光検出センサ16は、車両前部に配設されており、ホトダイオード等を用いて自車両に対向する対向車両のヘッドランプなどから自車両に入射する光の大きさに応じた信号を出力する。光検出センサ16の出力信号は、制御部4に供給される。制御部4は、光検出センサ16の出力信号に基づいて、自車両に入射する光の大きさを検出する。
また、車両用照灯装置2は、制御部4に接続する受信機18を備えている。受信機18は、歩行者や車両乗員が携帯する携帯電話等の発信機が発信する自己の位置情報を含む信号を受信する機能を有している。受信機18の受信信号は、制御部4に供給される。制御部4は、GPS受信機等を用いて自車両の位置を検出する機能を有している。制御部4は、受信機18の受信信号に基づいて、少なくとも照灯部6の照灯領域内に位置する発信機を携帯する歩行者や車両乗員などの人の位置を検出し、そして、その歩行者等の位置と自車両の位置との関係からその歩行者等の自車両に対する位置を検出する。
更に、車両用照灯装置2は、制御部4に接続するハザードランプスイッチ20を備えている。ハザードランプスイッチ20は、車両運転者に操作可能な車室内に設けられたオン・オフスイッチである。一般に、車両は、車体側面や車体角部に設けられた間欠的に点灯するすなわち所定周期で点滅するハザードランプを有している。このハザードランプは、ハザードランプスイッチ20がオフ状態にある場合は消灯状態に維持されており、ハザードランプスイッチ20がオン操作された場合に点滅状態に移行される。制御部4は、ハザードランプスイッチ20の状態に基づいてハザードランプが点滅していか否かを判別する。
以下、図2乃至図8を参照して、制御部4により制御される照灯部6の照灯の態様につて説明する。尚、図2乃至図8にフロントガラスを通して運転者が実際に見る前方の風景が示されている。
本実施例の車両用照灯装置2において、車両運転者により照灯部6の照灯を要求する操作が行われると、制御部4は照灯部6を照灯させる。この際、照灯部6は、切り替えスイッチの状態に応じた領域を照灯する。具体的には、切り替えスイッチによってロービーム部6aによる照灯が要求されているときには、自車両の直前から車両前方の比較的近距離までの領域を照灯し、また、切り替えスイッチによってハイビーム部6bによる照灯が要求されているときには、自車両の直前から車両前方の比較的遠方までの領域を照灯する。また、この所定領域への照灯部6による照灯は、原則として、赤色や青色などのあらゆる波長の光が一様に含まれた白色光が照射されることにより実現される。
図2は、照灯領域に人(歩行者及び対向車両の乗員を含む)が存在するときの照灯部6による照灯の態様の一例を示す。ところで、上記の如き照灯が行われれば、車両前方の所定領域が白色光で照灯されるので、車両運転者は、その領域内における人や障害物などの有無や走行車線等を視認しながら車両運転を行うことができる。しかしながら、特にハイビーム部6bが照灯されていると、その照灯がその照灯領域内に存在する人(歩行者及び対向車両の乗員を含む)に眩しさを与えることとなってしまう。
これに対して、本実施例において、制御部4は、照灯部6による照灯が行われる状況において、カメラ10及び受信機18を用いて自車両に対する照灯部6の照灯領域内に存在する人の三次元位置を検出する。そして、照灯部6の照灯領域内に存在する人を検出したときは、図2に示す如く、全照灯領域内のうち、検出される人の顔に対応する部分に矩形形状が白色とは異なる赤色などの有色で形成され、すなわち、検出される人の顔の部分を含む矩形部分に有色の光が入射され、かつ、その他の部分が通常どおり白色で形成されるように、照灯部6による照灯を制御する。尚、全照灯領域のうち検出される人の顔に対応する部分には、矩形形状以外に、円形状や三角形状などの図形が形成されるものとしてもよい。
かかる構成においては、照灯部6の照灯領域内に歩行者や対向車両の乗員などの人が存在するときは、照灯部6の照灯によって、その人に対して有色の光が入射され、それ以外の部分に対して白色の光が入射されることとなる。人の目は、入射される光が白色光であるときは眩しさを感じ易い一方、入射される光が有色光であるときは白色光に比べてあまり眩しさを感じない。このため、上記の如き照灯部6の照灯によれば、照灯領域に存在する人に与える眩しさが軽減されることとなる。また、有色光が照灯される場合は、光が全く照灯されない場合と比較して、人は物体を視認し易くなる。このため、上記の如く照灯部6の照灯によれば、自車両の運転者にとって照灯領域内における視認性がある程度確保されることとなる。従って、本実施例の車両用照灯装置2によれば、車両の照灯領域に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、運転者によるその人の視認性を確保することが可能となっている。
また、本実施例において、照灯部6の照灯領域内に存在する人の検出は、カメラ10による撮像画像を用いて行われるだけでなく、その人が携帯する発信機の発信信号を受信機18が受信した結果を用いて行われる。このため、照灯部6の照灯領域内に存在する人が電柱の背後に位置するなどしてカメラ10の死角に位置する場合にも、その人が位置情報を発信する発信機を携帯しているときには、その人の自車両に対する相対位置を検出することができるので、上記した効果と同様の効果を得ることが可能となっている。
尚、この態様においては、車両の照灯領域に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、運転者によるその人の視認性を確保するために、照灯部6による照灯を、全照灯領域内のうち検出される人の顔に対応する部分に矩形形状が有色で形成されるように制御することとしているが、照灯部6による照灯を、全照灯領域内のうち検出される人の顔に対応する部分に矩形形状が色を問わず間欠的に形成されるように制御することとしてもよい。かかる構成においては、照灯部6が白色光を長時間連続して照灯することはないので、照灯領域に存在する人に与える眩しさが軽減されると共に、また、光が全く照灯されない場合と比較して物体はある程度視認され得るので、自車両の運転者にとって照灯領域内における視認性がある程度確保されることとなり、従って、上記した態様と同一の効果を得ることが可能となる。
図3は、照灯領域に人(歩行者及び対向車両の乗員を含む)が存在するときの照灯部6による照灯の別態様の一例を示す。本実施例において、制御部4は、上述の如く、照灯部6による照灯が行われる状況において、カメラ10及び受信機18を用いて自車両に対する照灯部6の照灯領域内に存在する人の顔の三次元位置を検出する。そして、照灯部6の照灯領域内に存在する人を検出したときは、その三次元位置と予め設定されている自車両の運転者の目の位置とに基づいて、図3に示す如く、全照灯領域内のうち、自車両の運転者から見て、検出される人の顔に対応する部分を含む矩形形状部分が他の白色部分に比べて減光され、かつ、その矩形形状部分の近傍(例えばその部分の手前)に矢印などのその矩形形状部分に人が存在することを示す予め定められた図形や記号が白色とは異なる赤色などの有色で形成され、更に、その他の部分が通常どおり白色で形成されるように、照灯部6の照灯を制御する。
かかる構成においては、照灯部6の照灯領域内に歩行者や対向車両の乗員などの人が存在するときは、照灯部6の照灯によって、その人に対して減光した白色光が入射され、その人近傍に対して人の存在を知らしめる有色の光が入射され、更に、それ以外の部分に対して通常どおりの白色の光が入射されることとなる。照灯領域に存在する人に対する光が減光される場合は、減光されない場合と比較して、その人に与える眩しさが軽減される。また、照灯領域に存在する人近傍にその人の存在を示す有色の図形等が形成されると、人自体に対する光が減光されていても、自車両の運転者はその人自体を視認することは困難であるがその存在を認識することはできる。従って、この車両用照灯装置2の別態様においても、車両の照灯領域に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、運転者によるその人視認性を確保することが可能となっている。
尚、この態様においては、車両の照灯領域に存在する人に与える眩しさを軽減しつつ、運転者によるその人の視認性を確保するために、照灯部6による照灯を、全照灯領域内のうち検出される人近傍の部分にその人が存在することを示す図形等が有色で形成されるように制御することとしているが、照灯部6による照灯を、全照灯領域内のうち検出される人近傍の部分にその人が存在することを示す図形等が色を問わず間欠的に形成されるように制御することとしてもよい。かかる構成においては、照灯領域内の人自体に対する光が減光されていても、自車両の運転者はその人自体を視認することは困難であるが、所定図形等の点滅によってその存在を認識することはできるので、上記した別態様と同一効果を得ることが可能となる。
また、上記した態様においては、ロービーム部6a及びハイビーム6bの区別なく照灯部6の照灯を制御することとしているが、ハイビーム部6bによる照灯についてのみ上記した制御を行うこととしてもよい。上記の如くハイビーム部6bの照灯領域はロービーム部6aの照灯領域を全て含むので、その際、制御部4は、図4に示す如く、ハイビーム部6bの照灯領域内でかつロービーム部6aの照灯領域外の部分について所定の図形や記号などが形成されるように照灯部6の照灯を制御することとすればよい。かかる構成によれば、自車両から比較的近い領域においては図形等を形成することは不要であるため、車両前方を照灯するうえで照灯部6による光の利用効率を向上させることが可能となる。
図5は、自車両が障害物を衝突するおそれがあるときの照灯部6による照灯の態様の一例を示す。ところで、夜間等の走行中に自車両が先行車両等の障害物に衝突しそうになった際、その衝突を回避し或いは衝突による衝撃を軽減するうえでは、その状況を自車両の運転者に速やかに知らせることによってブレーキ制動や回避操舵を促す注意喚起を実行することが適切である。また、夜間等の走行中に自車両が運転者の意思によらずに自車両の走行する走行車線から逸脱しそうになった際にも、衝突を回避し或いは衝突による衝撃を軽減するうえでは、その状況を自車両の運転者に速やかに知らせることによってブレーキ制動や回避操舵を促す注意喚起を実行することが適切である。
そこで、本実施例において、制御部4は、照灯部6による照灯が行われている状況において、障害物検出センサ12を用いて障害物の位置を検出して自車両がその障害物に衝突するおそれがあるか否かを判別すると共に、車線逸脱検出センサ14を用いて自車両の車線逸脱の有無を判別する。そして、障害物との衝突が生ずるおそれがあることを検出したときは、その障害物の位置と予め設定されている自車両の運転者の目の位置とに基づいて、図5に示す如く、全照灯領域内のうち、自車両の運転者から見て、その障害物の手前部分に衝突の注意喚起を示す図形や記号、文字など(図5においてはビックリマーク)が白色とは異なる赤色などの有色で形成され、かつ、その他の部分が通常どおり白色で形成されるように、照灯部6による照灯を制御する。また、自車両が車線逸脱を起こすおそれのあることを検出したときは、全照灯領域内のうち、自車両の運転者から見てその中央部分に又は車線上に車線逸脱の注意喚起を示す図形や記号、文字などが白色とは異なる赤色などの有色で形成され、かつ、その他の部分が通常どおり白色で形成されるように、照灯部6による照灯を制御する。なお、かかる照灯が行われる際には、車載スピーカから衝突又は車線逸脱が生じるおそれのあることを音声出力することとしてもよい。
かかる構成においては、自車両が障害物に衝突するおそれのあるとき又は走行車線から逸脱するおそれのあるときに、照灯部6の照灯によって、その照灯領域内に衝突や車線逸脱に対する注意喚起のため図形等が有色で形成される。この場合、自車両の運転者は、照灯部6の照灯によって路面に形成された図形等を見ることができ、その図形等を視認することにより車両の衝突や車線逸脱を認識することができる。従って、本実施例の車両用照灯装置2によれば、自車両が障害物に衝突するおそれのあること及び車線を逸脱するおそれのあることを注意喚起することができ、これにより、自車両の走行安全性を向上させることが可能となっている。
尚、この態様においては、制御部4が、障害物検出センサ12を用いて障害物の位置を検出して自車両がその障害物に衝突するおそれがあるか否かを判別し、また、車線逸脱検出センサ14を用いて自車両の車線逸脱の有無を判別することとしているが、カメラ10による撮像画像に基づいて障害物の位置を検出して自車両がその障害物に衝突するおそれがあるか否かを判別し、また、カメラ10による撮像画像に基づいて自車両の車線逸脱の有無を判別することとしてもよい。
また、制御部4が、照灯部6による照灯を、全照灯領域内のうち所定部分に注意喚起を示す図形等が有色で形成されるように制御することとしているが、注意喚起を示す図形等が色を問わず間欠的に形成されるように制御することとしてもよい。かかる構成においても、自車両の運転者は、照灯部6の照灯によって路面に形成される点滅図形等を見ることにより、車両の衝突や車線逸脱を認識することができるので、上記した態様と同一の効果を得ることが可能となる。
図6は、高輝度部分が抽出されるときの照灯部6による照灯の態様の一例を示す。ところで、雪道や雨天時等に照灯部6が照灯されると、その照灯の光が雪やアイスバーン、水溜り等に反射されて高輝度の光が自車両に入射されることがある。この場合には、自車両の運転者が自車両の照灯に起因して眩しさを感じるため、自車両の運転に悪影響が生じるおそれがある。
これに対して、本実施例において、制御部4は、照灯部6による照灯が行われている状況において、カメラ10による撮像画像の処理結果に基づいて所定輝度以上の反射光が発生する照灯領域内の位置を抽出する。そして、照灯部6の照灯領域内に所定輝度以上の反射光が発生している位置を抽出したときは、図6に示す如く、全照灯領域のうちその高輝度部分が減光され又は有色で照らされ、かつ、その他の部分が通常どおり白色で形成されるように、照灯部6による照灯を制御する。そして、以後、抽出された高輝度部分に対する照灯を、車両の速度や進行方向に合わせて車両がその高輝度部分を通過するまで継続させる。
かかる構成においては、照灯部6の照灯領域内に高輝度部分があるときは、照灯部6の照灯によってその高輝度部分に対して減光した白色光が入射され或いは有色の光が入射されることとなる。光が減光される場合は、減光されない場合と比較して、上記した高輝度部分から車両に入射される光の輝度は小さくなる。また、有色光が照灯される場合は、その反射光が車両に入射されても、車両運転者はその高輝度部分に関し白色光に比べてあまり眩しさを感じない。このため照灯部6の照灯を上述の如く制御することによって、車両運転者に高輝度の光が入射されることは回避される。従って、本実施例の車両用照灯装置2によれば、自車両の照灯に起因して自車両の運転者の視認性が低下するのを防止することができ、これにより、照灯部6の照灯によって自車両の運転に悪影響が生じるのを回避させることが可能となっている。
図7は、ハザードランプの照灯に同期させた照灯部6による照灯の態様の一例を示す。
ところで、車両が停車されている或いは停車されようとしているときには、自車両が停車される或いは停車されようとしていることを他車両の運転者や歩行者などに知らせるため、車両運転者がハザードランプスイッチ20を操作してハザードランプを点滅させることが一般的である。しかしながら、特に夜間時などにおいては、自車両が停車される或いは停車されようとしていることを片側一車線の道路や道幅の狭い道路などで対面通行する対向車両の運転者や歩行者に十分知らせることが必要であるが、ハザードランプの点滅だけでは不十分となる可能性がある。
本実施例において、制御部4は、ハザードランプスイッチ20の状態に基づいてハザードランプの点滅有無を判別する。そして、ハザードランプが点滅されていると判別すると、車両運転者により照灯部6の照灯を要求する操作が行われていなくても、そのハザードランプの点灯に同期させて照灯部6を照灯させる、すなわち、ハザードランプの点灯時には照灯部6を照灯させ、かつ、ハザードランプの消灯時には照灯部6を消灯させる処理を繰り返し行う。この際、照灯部6の照灯は、その照灯が可能な全領域のうち図7に示す如く一部分のみに対して、かつ、その部分がハザードランプの点灯色と同一のアンバー色で形成されるように行われる。尚、この照灯は、照灯部6の照灯可能な全領域に対して行われることとしてもよく、また、ハザードランプの点灯色と同一のアンバー色以外の色で行われることとしてもよい。
かかる構成においては、ハザードランプが点滅する際に同時に、車両運転者による照灯部6の照灯要求操作とは無関係に、照灯部6がそのハザードランプの点滅と同期して照灯する。この場合には、ハザードランプの点滅が照灯部6の照灯により補助され、非常点滅の行われる車両周囲の領域が車両前方に拡大されるため、車両周辺(特に車両前方)の歩行者や他車両の運転者に、より遠方からでも確実に自車両の存在を認識させることが可能となっている。
図8は、車両動力停止後における照灯部6による照灯の一態様を示す。ところで、夜間など暗い場所で停車された車両から降車した人はその車両前方を横切ることがあるが、この際、車両前方が照灯されていればその人にとって便宜である。
本実施例において、制御部4は、照灯部6が照灯状態から消灯され、かつ、イグニッションスイッチがオフ操作された場合、車両運転者により照灯部6の照灯を要求する操作が行われていなくても、その照灯が可能な全領域のうち図8に示す如く車両近傍部分のみがイグニッションオフ後所定期間だけ白色で照らされるように照灯部6による照灯を制御する。尚、この所定期間は、照灯部6の照灯に起因して車載バッテリが著しい容量低下を起こさない程度の時間(例えば20秒)に設定されている。
かかる構成においては、夜間などの暗い場所でイグニッションオフによって車両動力であるエンジンが停止された後に、車両運転者による照灯部6の照灯要求操作とは無関係に、その照灯部6が車両近傍の道路を照灯する。この場合には、車両を停車させて降車した人が車両前方を横切るときに、その人に照灯部6に照らされた車両前方を確実に視認させることが可能となる。
尚、かかる態様においては、イグニッションスイッチのオフ操作後の所定期間だけ照灯部6を照灯させることとしているが、照灯部6の照灯タイミングはこれに限定されるものではなく、イグニッションスイッチがオフ操作されかつその後車両ドアが開いた後の所定期間や、更に車両ドアが施錠された後の所定期間だけ、照灯部6を照灯されることとしてもよい。
ところで、自車両が照灯部6の特にハイビーム部6bを照灯させている状況において、自車両の前方に自車両に対向する対向車両或いは自車両に先行する先行車両が現れた際に、そのハイビーム部6bによる照灯が継続されると、その光が対向車両や先行車両の運転者に多大な眩しさを与えてしまう。
本実施例において、制御部4は、カメラ10の撮像画像を処理した結果に基づいて対向車両及び先行車両を検出すると共に、光検出センサ16を用いて自車両に入射する光を検出してヘッドランプの光を照射する対向車両の存在を推定する。そして、制御部4は、照灯部6のハイビーム部6bを照灯させている状況において、カメラ10の撮像画像及び光検出センサ16の双方から対向車両及び先行車両を検出・推定しないときは、照灯部6のハイビーム部6bによる照灯を継続する一方、カメラ10の撮像画像及び光検出センサ16の少なくとも何れか一方から対向車両又は先行車両を検出・推定したときは、照灯部6の照灯を自動的にハイビーム部6bによる照灯状態からロービーム部6aによる照灯状態に切り替える。
かかる構成においては、ハイビーム部6bによる照灯時に対向車両又は先行車両が現れたときに、車両運転者による照灯部6の照灯要求操作とは無関係に自動的に、その照灯部6の照灯がハイビーム部6bによる照灯からロービーム部6aによる照灯へ切り替わる。従って、本実施例によれば、自車両の運転者が照灯部6の照灯に関し切り替え操作を行うことなく、自車両から対向車両や先行車両の運転者に与える眩しさを軽減することが可能となっている。
また、かかる構成によれば、対向車両が現実には存在する状況下で、カメラ10の撮像画像を用いてはその対向車両を検出できないときにも、その対向車両がヘッドランプの光を照射していれば光検出センサ16を用いてその対向車両の存在を推定することができる。このため、カメラ10の撮像画像によっては対向車が存在しないと誤検知されるときにも、光検出センサ16によって照灯部6の照灯をハイビーム部6bによる照灯からロービーム部6aによる照灯へ自動的に切り替えることが可能であるので、自車両から対向車両や先行車両の運転者に与える眩しさをより確実に軽減することが可能となっている。
本発明の一実施例である車両に搭載される車両用照灯装置のシステム構成図である。 照灯領域に人が存在するときの照灯部6による照灯の態様の一例を示す図である。 照灯領域に人が存在するときの照灯部6による照灯の別態様の一例を示す図である。 ハイビーム部の照灯領域内でかつロービーム部の照灯領域外の部分について所定の図形や記号などが形成された照灯部による照灯の態様の一例を示す図である。 自車両が障害物を衝突するおそれがあるときの照灯部による照灯の態様の一例を示す図である。 高輝度部分が抽出されるときの照灯部による照灯の態様の一例を示す図である。 ハザードランプの照灯に同期させた照灯部による照灯の態様の一例を示す図である。 車両動力停止後の所定期間、車両の近傍のみが照らされた照灯部による照灯の態様の一例を示す図である。
符号の説明
2 車両用照灯装置
4 制御部
6 照灯部
6a ロービーム部
6b ハイビーム部
8 画像処理部
10 カメラ
12 障害物検出センサ
14 車線逸脱検出センサ
16 光検出センサ
18 受信機
20 ハザードランプスイッチ

Claims (10)

  1. 車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、
    前記所定領域内の人を検出する人検出手段と、
    白色で照灯される前記所定領域内のうち、前記人検出手段により検出された人に対応する部分に、所定の図形又は記号が有色で形成されるように、前記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置。
  2. 車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、
    前記所定領域内の人を検出する人検出手段と、
    白色で照灯される前記所定領域内のうち、前記人検出手段により検出された人に対応する部分が減光され、かつ、該人近傍の部分に所定の図形又は記号が有色で形成されるように、前記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置。
  3. 車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、
    前記所定領域内の人を検出する人検出手段と、
    白色で照灯される前記所定領域内のうち前記人検出手段により検出された人に対応する部分に、所定の図形又は記号が間欠的に形成されるように、前記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置。
  4. 車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、
    前記所定領域内の人を検出する人検出手段と、
    白色で照灯される前記所定領域内のうち前記人検出手段により検出された人に対応する部分が減光され、かつ、該人近傍の部分に所定の図形又は記号が間欠的に形成されるように、前記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置。
  5. 請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の車両用照灯装置であって、
    前記人検出手段は、前記所定領域を撮影するカメラの撮影画像に基づき、前記所定領域内の人を検出する第1の検出手段を有することを特徴とする車両用照灯装置。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項記載の車両用照灯装置であって、
    前記人検出手段は、人の携帯する携帯機が発信する位置情報を含む信号を受信することにより、前記所定領域内の人を検出する第2の検出手段を有することを特徴とする車両用照灯装置。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項記載の車両用照灯装置であって、
    前記照灯部は、前方近距離の領域を照灯するロービーム部と、前方遠距離の領域を照灯するハイビーム部とを有し、
    前記制御部は、前記前方遠距離の領域内かつ前記前方近距離の領域外の部分に前記所定の図形又は記号が形成されるように、前記照灯部の照灯を制御することを特徴とする車両用照灯装置。
  8. 車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、
    自車両が障害物と衝突する恐れがあるか否かを判断する衝突判断手段と、
    前記衝突判断手段により前記自車両が前記障害物と衝突する恐れがあると判断されたとき、白色で照灯される前記所定領域内に所定の図形又は記号が有色で形成されるように、前記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置。
  9. 車両前方の所定領域を照灯し得る照灯部と、
    自車両が車線を逸脱するか否かを判断する逸脱判断手段と、
    前記逸脱判断手段により前記自車両が前記車線を逸脱すると判断されたとき、白色で照灯される前記所定領域内に所定の図形又は記号が有色で形成されるように、前記照灯部の照灯を制御する制御部と、を備えることを特徴とする車両用照灯装置。
  10. 請求項8又は9記載の車両用照灯装置であって、
    前記制御部は、前記所定の図形又は記号が間欠的に形成されるように、前記照灯部の照灯を制御することを特徴とする車両用照灯装置。
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