JP4349416B2 - パワートレーンの制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

パワートレーンの制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、パワートレーンの制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、ワンウェイクラッチの係合により第1のギヤ段が形成され、予め定められた摩擦係合要素の係合により第1のギヤ段とは異なる第2のギヤ段が形成される自動変速機を有するパワートレーンを制御する技術に関する。
従来より、車速などに応じて自動でギヤ段を形成する自動変速機が知られている。この自動変速機においては、複数の摩擦係合要素を備え、係合する摩擦係合要素の組み合わせに応じたギヤ段が形成される。
このような自動変速機においては、解放状態にある摩擦係合要素を係合状態にするとともに、係合状態にある他の摩擦係合要素を解放状態にすることにより変速が行なわれる。このような変速を行なう際、摩擦係合要素を係合状態にするタイミングと他の摩擦係合要素を解放状態にするタイミングとの関係が不適切であると、ショックが発生し得る。そこで、特にショックが大きくなり易いギヤ段においては、摩擦係合要素の代わりにワンウェイクラッチが用いられる。
ところで、ワンウェイクラッチを用いてギヤ段を形成した場合、たとえば車両が被駆動状態になると、ワンウェイクラッチのインナーレースとアウターレースとが相対的に回転する空転状態になる。その後、車両が駆動状態になると、ワンウェイクラッチが急係合し得る。このとき、ショックが発生し得る。そこで、ワンウェイクラッチが空転状態から係合状態になる際に、エンジンの出力を低減させてショックを低減する技術が提案されている。
特開平5−1589号公報(特許文献1)は、摩擦係合装置及び一方向クラッチの作動状態の組合せにより所定の変速段を達成する車両用自動変速機の制御装置を開示する。この制御装置は、車両状態がパワーオンの状態か否かを判断するパワーオン状態判断部と、一方向クラッチが同期直前の所定期間に入っている否かを検出する同期直前検出部と、車両状態がパワーオン状態で、且つ一方向クラッチが同期直前の所定期間に入っていると検出されたときに、変速の発生の如何に拘らずエンジン出力を低減するエンジン出力低減部とを含む。
この公報に記載の制御装置によれば、車両状態がパワーオンの状態で、且つ、一方向クラッチが同期直前の所定期間に入っていると検出されたときにエンジン出力が低減される。これにより、変速の発生の如何に拘らず一方向クラッチの同期によるショックを低減することができる。
特開平5−1589号公報
しかしながら、特開平5−1589号公報に記載の制御装置においては、エンジン出力が低減されるのみであることから、ワンウェイクラッチが空転状態から係合状態になるまでの間において車輪に駆動力が伝達されない状態になり得ることには変わりない。そのため、運転者が所望する加速度を得ることができない。また、ワンウェイクラッチが係合する際に発生し得るショックが低減されるものの、ショックが発生することに変わりない。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、運転者が所望する加速度を得るとともに、ショックをさらに低減することができるパワートレーンの制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体を提供することである。
第1の発明に係るパワートレーンの制御装置は、ワンウェイクラッチの係合により第1のギヤ段が形成され、予め定められた摩擦係合要素の係合により第1のギヤ段とは異なる第2のギヤ段が形成される自動変速機を有するパワートレーンの制御装置である。この制御装置は、第1のギヤ段が形成される制御状態において、ワンウェイクラッチの第1の回転部材および第2の回転部材が相対的に回転する空転状態を検出するための手段と、空転状態が検出された場合、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大することにより予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件が満たされたか否かを判断するための手段と、空転状態が検出された場合において条件が満たされたと判断された場合、予め定められた摩擦係合要素を係合するように制御するための手段とを含む。第8の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第1の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第1または第8の発明によると、第1のギヤ段が形成される制御状態において、ワンウェイクラッチの第1の回転部材および第2の回転部材が相対的に回転する空転状態が検出される。空転状態が検出された場合、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大することにより予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件が満たされたか否かが判断される。空転状態が検出された場合において条件が満たされたと判断された場合、予め定められた摩擦係合要素が係合される。これにより、ワンウェイクラッチが空転状態にある場合において、たとえば運転者によりアクセル操作がなされた場合、係合した摩擦係合要素の係合力を制御しつつ、ワンウェイクラッチを係合状態にすることができる。そのため、ワンウェイクラッチが係合状態になるまでの間は、摩擦係合要素により駆動力を伝達して、速やかに車両を加速させることができる。また、摩擦係合要素の係合力によりワンウェイクラッチを緩やかに係合し、ショックを低減することができる。その結果、運転者が所望する加速度を得るとともに、ショックをさらに低減することができるパワートレーンの制御装置もしくは制御方法を提供することができる。
第2の発明に係るパワートレーンの制御装置は、第1の発明の構成に加え、条件は、予め定められた摩擦係合要素の滑り量が予め定められた値以下であるという条件である。第9の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第2の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第2または第9の発明によると、空転状態が検出された場合において予め定められた摩擦係合要素の滑り量が予め定められた値以下であるという条件が満たされたと判断された場合、予め定められた摩擦係合要素が係合される。これにより、予め定められた摩擦係合要素を係合する際において発生し得るショックを低減することができる。
第3の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第1の発明の構成に加え、条件は、自動変速機の入力軸回転数と第2のギヤ段における同期回転数との差が予め定められた値以下であるという条件である。第10の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第3の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第3または第10の発明によると、空転状態が検出された場合において自動変速機の入力軸回転数と第2のギヤ段における同期回転数との差が予め定められた値以下であるという条件が満たされたと判断された場合、予め定められた摩擦係合要素が係合される。これにより、予め定められた摩擦係合要素を係合する際において発生し得るショックを低減することができる。
第4の発明に係るパワートレーンの制御装置は、第1〜3のいずれかの発明の構成に加え、空転状態が検出された場合において条件が満たされていないと判断された場合、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するための制御手段をさらに含む。第11の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第4の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第4または第11の発明によると、空転状態が検出された場合において条件が満たされていないと判断された場合、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大するように制御される。これにより、空転状態が検出された場合は、予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件を速やかに満たすことができる。そのため、運転者によるアクセル操作がなされる前に、予め定められた摩擦係合要素を係合し易くすることができる。その結果、たとえば運転者によりアクセル操作がなされた場合、速やかに車両を加速させることができる。
第5の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第4の発明の構成に加え、制御手段は、自動変速機に連結される駆動源を制御することにより、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するための手段を含む。第12の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第5の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第5または第12の発明によると、自動変速機に連結される駆動源を制御することにより、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大される。これにより、空転状態が検出された場合は、予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件を速やかに満たすことができる。
第6の発明に係るパワートレーンの制御装置においては、第5の発明の構成に加え、制御手段は、自動変速機の入力軸回転数が低下するように駆動源を制御することにより、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するための手段を含む。第13の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第6の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第6または第13の発明によると、自動変速機の入力軸回転数が低下するように駆動源を制御することにより、第1の回転部材および第2の回転部材の回転数差が増大される。これにより、空転状態が検出された場合は、予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件を速やかに満たすことができる。
第7の発明に係るパワートレーンの制御装置は、第1〜6のいずれかの発明の構成に加え、予め定められた摩擦係合要素の係合後、アクセル操作がなされた場合、予め定められた摩擦係合要素の係合力が低下するように制御するための手段をさらに含む。第14の発明に係るパワートレーンの制御方法は、第7の発明に係るパワートレーンの制御装置と同様の要件を備える。
第7または第14の発明によると、予め定められた摩擦係合要素の係合後、アクセル操作がなされた場合、予め定められた摩擦係合要素の係合力が低下するように制御される。これにより、第2のギヤ段から第1のギヤ段への変速を行なうことができる。そのため、最終的には、第1のギヤ段での走行を行なうことができる。
第15の発明に係るプログラムは、第8〜14のいずれかの発明に係る制御方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、第16の発明に係る記録媒体は、第8〜14のいずれかの発明に係る制御方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
第15または第16の発明によると、コンピュータ(汎用でも専用でもよい)を用いて、第8〜14のいずれかの発明に係るパワートレーンの制御方法を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る制御装置を搭載したハイブリッド車について説明する。このハイブリッド車は、FR(Front engine Rear drive)車両である。なお、FR以外の車両であってもよい。また、本実施の形態においてはハイブリッド車を用いて説明するが、駆動源にエンジンのみを有する車両を用いるようにしてもよい。
ハイブリッド車は、駆動源としてのハイブリッドシステム100と、オートマチックトランスミッション400と、プロペラシャフト500と、デファレンシャルギヤ600と、後輪700と、ECU(Electronic Control Unit)800とを含む。本実施の形態に係る制御装置は、たとえばECU800のROM(Read Only Memory)802に記録されたプログラムを実行することにより実現される。このハイブリッド車のパワートレーンは、ハイブリッドシステム100とオートマチックトランスミッション400とを含む。
ハイブリッドシステム100のエンジン200は、インジェクタ202から噴射された燃料と空気との混合気を、シリンダの燃焼室内で燃焼させる内燃機関である。燃焼によりシリンダ内のピストンが押し下げられて、クランクシャフトが回転させられる。
オートマチックトランスミッション400は、ハイブリッドシステム100の出力軸に連結される。オートマチックトランスミッション400から出力された駆動力は、プロペラシャフト500およびデファレンシャルギヤ600を介して、左右の後輪700に伝達される。
ECU800には、シフトレバー804のポジションスイッチ806と、アクセルペダル808のアクセル開度センサ810と、ブレーキペダル812の踏力センサ814と、電子スロットルバルブ816のスロットル開度センサ818と、エンジン回転数センサ820と、入力軸回転数センサ822と、出力軸回転数センサ824と、油温センサ826と、水温センサ828とがハーネスなどを介して接続されている。
シフトレバー804の位置(ポジション)は、ポジションスイッチ806により検出され、検出結果を表す信号がECU800に送信される。シフトレバー804の位置に対応して、オートマチックトランスミッション400における変速が自動で行なわれる。
アクセル開度センサ810は、アクセルペダル808の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。踏力センサ814は、ブレーキペダル812の踏力(運転者がブレーキペダル812を踏む力)を検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。
スロットル開度センサ818は、アクチュエータにより開度が調整される電子スロットルバルブ816の開度を検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。電子スロットルバルブ816により、エンジン200に吸入される空気量(エンジン200の出力)が調整される。
なお、電子スロットルバルブ816の代わりにもしくは加えて、吸気バルブ(図示せず)や排気バルブ(図示せず)のリフト量や開閉する位相を変更することにより、エンジン200に吸入される空気量を調整するようにしてもよい。
エンジン回転数センサ820は、エンジン200の出力軸(クランクシャフト)の回転数を検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。入力軸回転数センサ822は、オートマチックトランスミッション400の入力軸回転数NIを検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。出力軸回転数センサ824は、オートマチックトランスミッション400の出力軸回転数NOを検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。
油温センサ826は、オートマチックトランスミッション400の作動や潤滑に用いられるオイル(ATF:Automatic Transmission Fluid)の温度(油温)を検出し、検出結果を表す信号をECU800に送信する。
水温センサ828は、エンジン200の冷却水の温度(水温)を検出し、検出結果を表わす信号をECU800に送信する。
ECU800は、ポジションスイッチ806、アクセル開度センサ810、踏力センサ814、スロットル開度センサ818、エンジン回転数センサ820、入力軸回転数センサ822、出力軸回転数センサ824、油温センサ826、水温センサ828などから送られてきた信号、ROM802に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、車両が所望の走行状態となるように、機器類を制御する。
図2を参照して、ハイブリッドシステム100およびオートマチックトランスミッション400についてさらに説明する。
ハイブリッドシステム100は、エンジン200と、動力分割機構310と、第1MG(Motor Generator)311と、第2MG312とを含む。動力分割機構310は、入力軸302に入力されたエンジン200の出力を第1MG311および出力軸304に分割する。動力分割機構310は、プラネタリギヤ320から構成される。
プラネタリギヤ320は、サンギヤ322、ピニオンギヤ324、ピニオンギヤ324を自転および公転可能に支持するキャリア326、ピニオンギヤ324を介してサンギヤ322と噛み合うリングギヤ328を含む。
動力分割機構310において、キャリア326は入力軸302すなわちエンジン200に連結される。サンギヤ322は第1MG311に連結される。リングギヤ328は出力軸304に連結される。
動力分割機構310は、サンギヤ322、キャリア326、リングギヤ328が相対的に回転することにより差動装置として機能する。動力分割機構310の差動機能により、エンジン200の出力が第1MG311と出力軸304とに分配される。
分配されたエンジン200の出力の一部を用いて第1MG311が発電したり、第1MG311が発電した電力を用いて第2MG312が回転駆動したりすることにより、動力分割機構310は、無段変速機として機能する。
第1MG311および第2MG312は、三相交流回転電機である。第1MG311は、動力分割機構310のサンギヤ322に連結される。第2MG312は、ロータが出力軸304と一体的に回転するように設けられる。なお、この第2MG312は出力軸304から駆動輪である後輪700までの間の動力伝達経路を構成するいずれの部分に設けられてもよい。
第1MG311および第2MG312は、たとえばアクセル開度および車速などから算出されるオートマチックトランスミッション400の目標出力トルクを満足し、かつエンジン200において最適な燃費を実現するように制御される。
オートマチックトランスミッション400は、車体に取り付けられる非回転部材としてのケース402内において共通の軸心上に配設された入力回転部材としての入力軸404と、出力回転部材としての出力軸406とを含む。
オートマチックトランスミッション400は、シングルピニオン型の第1プラネタリギヤ(P1)410および第2プラネタリギヤ(P2)420と、C1クラッチ431、C2クラッチ432、C3クラッチ433、B1ブレーキ441およびB2ブレーキ442の5つの摩擦係合要素とを含む。
さらに、オートマチックトランスミッション400は、ワンウェイクラッチ(F)450を含む、ワンウェイクラッチ(F)450は、インナーレース452とアウターレース454との相対的な回転を一方向について許容し、逆方向について規制する。なお、本実施の形態において、ワンウェイクラッチ(F)450の係合状態とは、インナーレース452とアウターレース454との相対的な回転が規制された状態を意味する。
第1プラネタリギヤ(P1)410は、サンギヤ(S1)412と、キャリア(CA1)414と、リングギヤ(R1)416とを含む。サンギヤ(S1)412は、C3クラッチ433の係合により入力軸404と連結される。また、サンギヤ(S1)412は、B1ブレーキ441の係合によりケース402に固定される。
キャリア(CA1)414は、C2クラッチ432の係合により入力軸404と連結される。また、キャリア(CA1)414は、B2ブレーキ442もしくはワンウェイクラッチ(F)450の係合によりケース402に固定される。リングギヤ(R1)416は、出力軸406に連結される。
第2プラネタリギヤ(P2)420は、サンギヤ(S2)422と、キャリア(CA2)424と、リングギヤ(R2)426とを含む。サンギヤ(S2)422は、C1クラッチ431の係合により入力軸404と連結される。
キャリア(CA2)424は、出力軸406に連結される。リングギヤ(R2)426は、第1プラネタリギヤ(P1)410のキャリア(CA1)414に連結される。したがって、リングギヤ(R2)426は、B2ブレーキ442もしくはワンウェイクラッチ(F)450の係合によりケース402に固定される。
オートマチックトランスミッション400の摩擦係合要素を予め定められた組合わせで係合することにより、オートマチックトランスミッション400において所望のギヤ段が形成される。
本実施の形態においては、車両の駆動時(駆動源の駆動力による走行時)において、C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450の係合により、1速ギヤ段が形成される。車両の被駆動時において、C1クラッチ431およびB2ブレーキ442の係合により、1速ギヤ段が形成される。
C1クラッチ431およびB1ブレーキ441の係合により、2速ギヤ段が形成される。C1クラッチ431およびC2クラッチ432の係合により、3速ギヤ段が形成される。オートマチックトランスミッション400における変速は、たとえば変速線図に基づいて行なわれる。
C1クラッチ431、C2クラッチ432、C3クラッチ433、B1ブレーキ441およびB2ブレーキ442は、油圧により作動する。本実施の形態において、ハイブリッド車には、図3に示すように、各摩擦係合要素に対して油圧を給排してその係合・解放の制御を行なう油圧制御装置900が設けられる。
この油圧制御装置900は、機械式オイルポンプ910と電動オイルポンプ920と、これらのオイルポンプ910,920で発生させた油圧をライン圧に調圧するとともに、そのライン圧を元圧として調圧した油圧を各摩擦係合要素に対して給排し、かつ適宜の箇所に潤滑のためのオイルを供給する油圧回路930とを含む。
機械式オイルポンプ910は、エンジン200によって駆動されて油圧を発生するポンプである。機械式オイルポンプ910は、キャリア326と同軸上に配置され、エンジン200からトルクを受けて動作するようになっている。すなわち、キャリア326が回転することにより機械式オイルポンプ910が駆動せしめられて、油圧が発生する。
これに対して電動オイルポンプ920は、モータ(図示せず)によって駆動されるポンプである。電動オイルポンプ920は、ケース402の外部などの適宜の箇所に取り付けられる。電動オイルポンプ920は、所望の油圧を発生するように、ECU800により制御される。たとえば、電動オイルポンプ920の回転数等がフィードバック制御される。
電動オイルポンプ920の回転数は、回転数センサ830により検出され、検出結果を表す信号がECU800に送信される。また、電動オイルポンプ920からの吐出圧は、油圧センサ832により検出され、検出結果を表す信号がECU800に送信される。電動オイルポンプ920は、DC/DCコンバータ940を介してバッテリ942から供給される電力により作動する。
油圧回路930は、複数のソレノイドバルブや切換バルブあるいは調圧バルブ(それぞれ図示せず)を備え、調圧や油圧の給排を電気的に制御できるように構成されている。その制御は、ECU800により行なわれる。
なお、各オイルポンプ910,920の吐出側には、それぞれのオイルポンプ910,920の吐出圧で開き、これとは反対方向には閉じる逆止弁912,922が設けられ、かつ油圧回路930に対してこれらのオイルポンプ910,920は互いに並列に接続されている。また、ライン圧を調圧するバルブ(図示せず)は、吐出量を増大させてライン圧を高くし、これとは反対に吐出量を減じてライン圧を低くする二つの状態にライン圧を制御するように構成されている。
図4を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU800の機能について説明する。なお、以下に説明するECU800の機能はハードウェアにより実現するようにしてもよく、ソフトウェアにより実現するようにしてもよい。
ECU800は、空転検出部840と、係合条件判断部842と、係合部844と、解放部846とを含む。空転検出部840は、C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450を係合して1速ギヤ段を形成する制御状態において、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454とが相対的に回転する空転状態を検出する。
たとえば、入力軸回転数センサ822を用いて検出される入力軸回転数NIが、オートマチックトランスミッション400の出力軸回転数NOに1速ギヤ段形成時におけるオートマチックトランスミッション400のギヤ比を乗じて算出される推定入力軸回転数よりも小さい場合、空転状態が検出される。なお、空転状態を検出する方法はこれに限らない。
係合条件判断部842は、空転状態が検出された場合において、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454との回転数差が増大することにより予め定められた係合条件が満たされた否かを判断する。係合条件は、たとえばB1ブレーキ441の滑り量がしきい値A以下であるという条件である。
B1ブレーキ441の滑り量がしきい値A以下であるという条件が満たされたか否かは、入力軸回転数センサ822を用いて検出される入力軸回転数NIとオートマチックトランスミッション400の出力軸回転数NOに2速ギヤ段形成時におけるオートマチックトランスミッション400のギヤ比を乗じて算出される同期回転数との差がしきい値B以下であるという条件が満たされたか否かにより判断される。
したがって、入力軸回転数センサ822を用いて検出される入力軸回転数NIと2速ギヤ段の同期回転数との差がしきい値B以下であるという条件を、係合条件として用いるようにしてもよい。
係合部844は、空転状態が検出された場合において、係合条件が満たされたと判断された場合、C1クラッチ431に加えてB1ブレーキ441が係合するように制御する。C1クラッチ431に加えてB1ブレーキ441が係合することにより2速ギヤ段が形成される。したがって、通常の変速で用いる変速線によらずにB1ブレーキ441が係合されて2速ギヤ段が形成される。
解放部846は、B1ブレーキ441の係合後に、運転者によるアクセル操作(アクセルペダル808の操作)がなされた場合、B1ブレーキ441の係合力を低下(漸減)せしめて解放する。B1ブレーキ441の係合力の制御は、たとえば2速ギヤ段から1速ギヤ段へのパワーオンダウン変速で用いられる制御と同じ制御を用いることができる。
図5を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU800が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは予め定められた周期で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、ECU800は、C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450を係合して1速ギヤ段を形成する制御状態であるか否かを判断する。C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450を係合して1速ギヤ段を形成するか否かはECU800自体が決定しているため、C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450を係合して1速ギヤ段を形成する制御状態であるか否かはECU800の内部で判断される。
C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450を係合して1速ギヤ段を形成する制御状態であると(S100にてYES)、処理はS110に移される。もしそうでないと(S100にてNO)、この処理は終了する。
S110にて、ECU800は、入力軸回転数センサ822を用いて検出される入力軸回転数NIが、オートマチックトランスミッション400の出力軸回転数NOに1速ギヤ段形成時におけるオートマチックトランスミッション400のギヤ比を乗じて算出される推定入力軸回転数よりも小さいか否かを判断する。
入力軸回転数NIが推定入力軸回転数よりも小さいと(S110にてYES)、処理はS120に移される。もしそうでないと(S110にてNO)、この処理は終了する。S120にて、ECU800は、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454とが相対的に回転する空転状態を検出する。
S130にて、ECU800は、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454との回転数差が増大することにより係合条件が満たされたか否かを判断する。
係合条件が満たされると(S130にてYES)、処理はS140に移される。もしそうでないと(S130にてNO)、処理はS110に戻される。S140にて、ECU800は、C1クラッチ431に加えて、B1ブレーキ441を係合する。
S150にて、ECU800は、アクセル開度センサ810から送信される信号に基づいて、運転者によるアクセル操作がなされたか否かを判断する。アクセル操作がなされると(S150にてYES)、処理はS160に移される。もしそうでないと(S150にてNO)、処理はS150に戻される。S160にて、ECU800は、B1ブレーキ441の係合力を低下して解放する。その後、この処理は終了する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるECU800の動作について説明する。
車両の走行中、C1クラッチ431およびワンウェイクラッチ(F)450を係合して1速ギヤ段を形成する制御状態であると(S100にてYES)、オートマチックトランスミッション400の入力軸404、出力軸406、第1プラネタリギヤ(P1)410のキャリア(CA1)414およびサンギヤ(S1)412の回転数は、図6の共線図において実線で示す関係になる。
このような状態において、たとえば運転者によるアクセル操作が中止されて、ハイブリッド車が被駆動状態になると、図6において破線で示すように、出力軸回転数NOが変化せずに、入力軸回転数NIが小さくなる。したがって、入力軸回転数NIが推定入力軸回転数よりも小さくなる(S110にてYES)。
この場合、第1プラネタリギヤ(P1)410のキャリア(CA1)414の回転数が大きくなる。そのため、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454とが相対的に回転する。すなわち、ワンウェイクラッチ(F)450が空転する。したがって、空転状態が検出される(S120)。
ワンウェイクラッチ(F)450が空転した状態において、運転者により再びアクセル操作がなされて入力軸回転数が大きくなると、ワンウェイクラッチ(F)450が係合するまで第1プラネタリギヤ(P1)410のキャリア(CA1)414の回転数が小さくなる。
ところが、ワンウェイクラッチ(F)450が係合するまでの間は、駆動輪である後輪700に駆動力が伝達されない状態である。したがって、運転者によるアクセル操作に遅れてハイブリッド車が加速する。そのため、アクセル操作がなされた場合において、運転者が所望する加速度を得ることができない。また、ワンウェイクラッチ(F)450が係合する際において、ショックが発生し得る。
そこで、本実施の形態においては、図6において一点鎖線で示すように、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454との回転数差が増大することにより係合条件が満たされると(S130にてYES)、C1クラッチ431に加えて、B1ブレーキ441が係合される(S140)。
これにより、2速ギヤ段を形成することができる。その後、運転者によるアクセル操作がなされると(S150にてYES)、B1ブレーキ441の係合力が低下され、解放される(S160)。
これにより、ワンウェイクラッチ(F)450が空転状態にある場合において、運転者によりアクセル操作がなされた場合、B1ブレーキ441の係合力を制御しつつ、ワンウェイクラッチ(F)450を係合状態にすることができる。そのため、ワンウェイクラッチ(F)450が係合状態になるまでの間は、B1ブレーキ441により駆動力を伝達して、速やかにハイブリッド車を加速させることができる。また、B1ブレーキ441の係合力によりワンウェイクラッチ(F)450を緩やかに係合し、ショックを低減することができる。その結果、運転者が所望する加速度を得るとともに、ショックを低減することができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECUによれば、ワンウェイクラッチ(F)の空転状態が検出された場合において、インナーレースとアウターレースとの回転数差が増大することにより係合条件が満たされると、C1クラッチに加えて、B1ブレーキが係合される。これにより、2速ギヤ段を形成することができる。B1ブレーキの係合後、アクセル操作がなされると、B1ブレーキの係合力が低下される。これにより、運転者によりアクセル操作がなされた場合、B1ブレーキの係合力を制御しつつ、ワンウェイクラッチ(F)を係合状態にすることができる。そのため、ワンウェイクラッチ(F)が係合状態になるまでの間は、B1ブレーキにより駆動力を伝達して、速やかにハイブリッド車を加速させることができる。また、B1ブレーキの係合力によりワンウェイクラッチ(F)を緩やかに係合し、ショックを低減することができる。その結果、運転者が所望する加速度を得るとともに、ショックを低減することができる。
なお、本実施の形態においては、C1クラッチ431に加えて、B1ブレーキ441を係合するようにしていたが、B1ブレーキ441の代わりに、その他、たとえばC2クラッチ432を係合したり、解放したりするようにしてもよい。
この場合、C2クラッチ432の滑り量がしきい値C以下であるという条件、すなわち入力軸回転数センサ822を用いて検出される入力軸回転数NIと出力軸回転数NOに3速ギヤ段形成時におけるオートマチックトランスミッション400のギヤ比を乗じて算出される同期回転数との差がしきい値D以下であるという条件を係合条件として用いるようにしてもよい。このようにすれば、図6において二点鎖線で示すように、3速ギヤ段を形成することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、空転状態が検出されると、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454との回転数差が増大するようにハイブリッドシステム100が制御される点で前述の第1の実施の形態と相違する。
その他の構造については、前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰返さない。
図7を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU800の機能について説明する。なお、以下に説明するECU800の機能はハードウェアにより実現するようにしてもよく、ソフトウェアにより実現するようにしてもよい。また、前述の第1の実施の形態と同じ機能を有する構造については、同じ番号を付してある。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰返さない。
ECU800は、空転検出部840と、係合条件判断部842と、係合部844とに加えて、回転数制御部850をさらに含む。
回転数制御部850は、ワンウェイクラッチ(F)450における空転状態が検出された場合において、係合条件が満たされていないと判断された場合、オートマチックトランスミッション400の入力軸回転数NIが小さくなるように駆動源であるハイブリッドシステム100を制御する。
図8を参照して、本実施の形態に係る制御装置であるECU800が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは予め定められた周期で繰り返し実行される。また、前述の第1の実施の形態における処理と同じ処理については、同じステップ番号を付してある。したがって、ここではそれらの詳細な説明は繰返さない。
S200にて、オートマチックトランスミッション400の入力軸回転数、すなわちハイブリッドシステム100の出力軸回転数が小さくなるようにハイブリッドシステム100を制御する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る制御装置であるECU800の動作について説明する。
ワンウェイクラッチ(F)450における空転状態が検出された場合において(S120)、係合条件が満たされていないと判断された場合(S130にてNO)、オートマチックトランスミッション400の入力軸回転数NI、すなわちハイブリッドシステム100の出力軸回転数が小さくなるようにハイブリッドシステム100が制御される(S200)。
これにより、ワンウェイクラッチ(F)450のインナーレース452とアウターレース454との回転数差を増大することができる。そのため、係合状態を速やかに満たすことができる。その結果、運転者により再びアクセル操作がなされる前に、B1ブレーキ441もしくはC2クラッチ432を係合し易くすることができる。
以上のように、本実施の形態に係る制御装置であるECUによれば、ワンウェイクラッチ(F)における空転状態が検出された場合において、係合条件が満たされていないと判断された場合、オートマチックトランスミッションの入力軸回転数が小さくなるようにハイブリッドシステムが制御される。これにより、ワンウェイクラッチ(F)のインナーレースとアウターレースとの回転数差を増大することができる。そのため、係合状態を速やかに満たすことができる。その結果、運転者により再びアクセル操作がなされる前に、B1ブレーキもしくはC2クラッチを係合し易くすることができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る制御装置であるECUを搭載したハイブリッド車を示す概略構成図である。 ハイブリッドシステムおよびオートマチックトランスミッションを示す図である。 油圧制御装置を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置であるECUの機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置であるECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 オートマチックトランスミッションの共線図を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る制御装置であるECUの機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る制御装置であるECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。
符号の説明
100 ハイブリッドシステム、200 エンジン、310 動力分割機構、311 第1MG、312 第2MG、400 オートマチックトランスミッション、404 入力軸、406 出力軸、431 C1クラッチ、432 C2クラッチ、433 C3クラッチ、441 B1ブレーキ、442 B2ブレーキ、450 ワンウェイクラッチ(F)、452 インナーレース、454 アウターレース、800 ECU、802 ROM、822 入力軸回転数センサ、824 出力軸回転数センサ、840 空転検出部、842 係合条件判断部、844 係合部、846 解放部、850 回転数制御部。

Claims (16)

  1. ワンウェイクラッチの係合により第1のギヤ段が形成され、予め定められた摩擦係合要素の係合により前記第1のギヤ段よりも変速比の小さい第2のギヤ段が形成される自動変速機を有するパワートレーンの制御装置であって、
    前記第1のギヤ段が形成される制御状態において、前記ワンウェイクラッチの第1の回転部材および第2の回転部材が相対的に回転する空転状態を検出するための手段と、
    前記空転状態が検出された場合、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大することにより前記第2のギヤ段を形成する前記予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件が満たされたか否かを判断するための手段と、
    前記空転状態が検出された場合において前記条件が満たされたと判断された場合、前記予め定められた摩擦係合要素を係合するように制御するための手段とを含む、パワートレーンの制御装置。
  2. 前記条件は、前記予め定められた摩擦係合要素の滑り量が予め定められた値以下であるという条件である、請求項1に記載のパワートレーンの制御装置。
  3. 前記条件は、前記自動変速機の入力軸回転数と前記第2のギヤ段における同期回転数との差が予め定められた値以下であるという条件である、請求項1に記載のパワートレーンの制御装置。
  4. 前記制御装置は、前記空転状態が検出された場合において前記条件が満たされていないと判断された場合、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するための制御手段をさらに含む、請求項1〜3のいずれかに記載のパワートレーンの制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記自動変速機に連結される駆動源を制御することにより、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するための手段を含む、請求項4に記載のパワートレーンの制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記自動変速機の入力軸回転数が低下するように駆動源を制御することにより、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するための手段を含む、請求項5に記載のパワートレーンの制御装置。
  7. 前記制御装置は、前記予め定められた摩擦係合要素の係合後、アクセル操作がなされた場合、前記予め定められた摩擦係合要素の係合力が低下するように制御するための手段をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載のパワートレーンの制御装置。
  8. ワンウェイクラッチの係合により第1のギヤ段が形成され、予め定められた摩擦係合要素の係合により前記第1のギヤ段よりも変速比の小さい第2のギヤ段が形成される自動変速機を有するパワートレーンの制御方法であって、
    前記第1のギヤ段が形成される制御状態において、前記ワンウェイクラッチの第1の回転部材および第2の回転部材が相対的に回転する空転状態を検出するステップと、
    前記空転状態が検出された場合、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大することにより前記第2のギヤ段を形成する前記予め定められた摩擦係合要素を係合するために定められた条件が満たされたか否かを判断するステップと、
    前記空転状態が検出された場合において前記条件が満たされたと判断された場合、前記予め定められた摩擦係合要素を係合するように制御するステップとを含む、パワートレーンの制御方法。
  9. 前記条件は、前記予め定められた摩擦係合要素の滑り量が予め定められた値以下であるという条件である、請求項8に記載のパワートレーンの制御方法。
  10. 前記条件は、前記自動変速機の入力軸回転数と前記第2のギヤ段における同期回転数との差が予め定められた値以下であるという条件である、請求項8に記載のパワートレーンの制御方法。
  11. 前記制御方法は、前記空転状態が検出された場合において前記条件が満たされていないと判断された場合、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するステップをさらに含む、請求項8〜10のいずれかに記載のパワートレーンの制御方法。
  12. 前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するステップは、前記自動変速機に連結される駆動源を制御することにより、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するステップを含む、請求項11に記載のパワートレーンの制御方法。
  13. 前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するステップは、前記自動変速機の入力軸回転数が低下するように駆動源を制御することにより、前記第1の回転部材および前記第2の回転部材の回転数差が増大するように制御するステップを含む、請求項12に記載のパワートレーンの制御方法。
  14. 前記制御方法は、前記予め定められた摩擦係合要素の係合後、アクセル操作がなされた場合、前記予め定められた摩擦係合要素の係合力が低下するように制御するステップをさらに含む、請求項8〜13のいずれかに記載のパワートレーンの制御方法。
  15. 請求項8〜14のいずれかに記載の制御方法をコンピュータに実現させるプログラム。
  16. 請求項8〜14のいずれかに記載の制御方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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