JP5942786B2 - 車両のクリープトルク制御装置 - Google Patents
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Description
前記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、「ずり下がり」発生時に、その車速に応じて目標クリープトルクの増加量を所定期間毎に更新していくに際し、その増加量の前回値と今回値とが一致している場合には、クリープトルクの目標値が過大となってしまう可能性があることを考慮し、その増加量よりも制限された増加量で目標クリープトルクの設定を行うようにしている。これにより、クリープトルクが過大になって車両の挙動が不安定になるといったことを防止する。
具体的に、本発明は、選択されている走行レンジに応じた走行方向に対して逆方向に車両が走行する「ずり下がり」の発生時に、車輪に付与するクリープトルクが増大するように目標クリープトルクを補正する制御を行う車両のクリープトルク制御装置を前提とする。この車両のクリープトルク制御装置に対し、前記目標クリープトルクを補正する制御の開始時における目標クリープトルクの増加補正量に比べて、その制御の開始後における前記逆方向の車両の走行速度が所定値を超えるまでの間の所定期間毎に加算される目標クリープトルクの加算量を、制限された正の値に設定するようになっており、前記目標クリープトルクの増加補正量は、前記「ずり下がり」が発生している際の前記所定期間毎に車速に応じて設定されるようになっており、前記目標クリープトルクの加算量の制限は、前記逆方向の車両の走行速度が所定値を超えることなく前記目標クリープトルクの増加補正量の前回値と今回値とが一致していることを条件に実施される構成としている。
エンジン1は、外部から吸入する空気とインジェクタ(燃料噴射弁)5から噴射される燃料とを適宜の比率で混合した混合気を、点火プラグ12の点火によって燃焼させることにより、回転動力を発生する内燃機関である。吸入空気量は、スロットルバルブ6によって調節される。このスロットルバルブ6は、電動式のアクチュエータ(スロットルモータ等)7により駆動されるものであって、アクセルペダル11の踏み込み量や制御上の条件に基づきアクチュエータ7を駆動することにより開度調節される。インジェクタ5、アクチュエータ7および点火プラグ12は、エンジン制御装置3により制御される。
自動変速機2は、エンジン1から入力軸9に入力される回転動力を変速し、出力軸10を介して駆動輪に出力するもので、主として、トルクコンバータ(流体継手:流体式トルク伝達装置)20、変速機構部30、油圧制御装置40等を含んで構成されている。
エンジン制御装置3は、走行状況に応じてエンジン1へ供給する混合気や燃焼タイミングを制御することによりエンジン1を駆動するものである。
また、本実施形態に係る車両の運転席の近傍にはシフト装置50が配置されている(図1参照)。このシフト装置50にはシフトレバー51が変位操作可能に設けられている。また、このシフト装置50には、図5に示すように、パーキング(P)位置、リバース(R)位置、ニュートラル(N)位置、ドライブ(D)位置、および、シーケンシャル(S)位置を有するシフトゲートが形成されており、ドライバが所望の変速位置へシフトレバー51を変位させることが可能となっている。これらパーキング(P)位置、リバース(R)位置、ニュートラル(N)位置、ドライブ(D)位置、シーケンシャル(S)位置(下記の「+」位置および「−」位置も含む)の各変速位置は、前記シフトポジションセンサ113によって検出される。
前記「自動変速モード」における自動変速機2の変速制御は、例えば図6に示すような変速マップ(変速条件)に従って行われる。この変速マップは、車速Vおよびアクセル開度θTH(またはスロットル開度)をパラメータとし、それら車速Vおよびアクセル開度θTH(またはスロットル開度)に応じて、適正な変速段を求めるための複数の領域が設定されたマップであって、前記トランスミッション制御装置4のROM内に記憶されている。変速マップの各領域は複数の変速線(変速段の切り換えライン)によって区画されている。なお、図6に示す変速マップにおいて、アップシフト線(変速線)を実線で示し、ダウンシフト線(変速線)を破線で示している。また、アップシフトおよびダウンシフトの各切り換え方向を図中に数字と矢印とを用いて示している。
次に、上述の如く構成された自動変速機2の変速制御動作について説明する。
次に、本実施形態の特徴とする動作であるクリープトルク制御について説明する。
次に、変形例について説明する。前記実施形態では、前回ADDと今回ADDとが等しい場合(前回ADD=今回ADD)、目標回転数TGTNに対する制限加算量を「β」としていた。つまり、車速がV1以下であって加算量ADDが「A」に設定されている場合、および、車速がV1を超えており加算量ADDが「B」に設定されている場合の何れにおいても目標回転数TGTNに対する制限加算量を「β」としていた。
以上説明した実施形態および変形例は、前進6速の変速が可能な自動変速機2を搭載したFR車両に対して本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、前進5速や前進8速等の変速が可能な自動変速機を搭載した車両や、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両や4輪駆動車に適用することも可能である。また、変速機の構成としては、CVT(Continuously Variable Transmission)であってもよい。
2 自動変速機
3 エンジン制御装置
4 トランスミッション制御装置
5 インジェクタ
6 スロットルバルブ
50 シフト装置
51 シフトレバー
101 クランク角センサ
113 シフトポジションセンサ
114 車輪速センサ
115 Gセンサ
TGTN 目標回転数
BASE ベース値
ADD 加算量
Claims (4)
- 選択されている走行レンジに応じた走行方向に対して逆方向に車両が走行する「ずり下がり」の発生時に、車輪に付与するクリープトルクが増大するように目標クリープトルクを補正する制御を行う車両のクリープトルク制御装置において、
前記目標クリープトルクを補正する制御の開始時における目標クリープトルクの増加補正量に比べて、その制御の開始後における前記逆方向の車両の走行速度が所定値を超えるまでの間の所定期間毎に加算される目標クリープトルクの加算量を、制限された正の値に設定するようになっており、
前記目標クリープトルクの増加補正量は、前記「ずり下がり」が発生している際の前記所定期間毎に車速に応じて設定されるようになっており、
前記目標クリープトルクの加算量の制限は、前記逆方向の車両の走行速度が所定値を超えることなく前記目標クリープトルクの増加補正量の前回値と今回値とが一致していることを条件に実施されることを特徴とする車両のクリープトルク制御装置。 - 請求項1記載のクリープトルク制御装置において、
前記目標クリープトルクの増加補正量としては、
前記逆方向の車両の走行速度が前記所定値以下である場合に設定される第1の増加補正量と、
前記逆方向の車両の走行速度が前記所定値を超えている場合に設定される第2の増加補正量とが規定されており、
前記制限された目標クリープトルクの加算量は、前記目標クリープトルクの増加補正量が、前記第1の増加補正量または第2の増加補正量に設定されている状況で、前記目標クリープトルクの増加補正量の前回値と今回値とが一致している場合に設定される第3の増加補正量として規定されており、
前記第1の増加補正量は前記第2の増加補正量よりも小さな値として設定され、前記第3の増加補正量は前記第1の増加補正量よりも更に小さな値として設定されていることを特徴とする車両のクリープトルク制御装置。 - 請求項1記載のクリープトルク制御装置において、
前記目標クリープトルクの増加補正量としては、
前記逆方向の車両の走行速度が前記所定値以下である場合に設定される第1の増加補正量と、
前記逆方向の車両の走行速度が前記所定値を超えている場合に設定される第2の増加補正量とが規定されており、
前記制限された目標クリープトルクの加算量としては、
前記目標クリープトルクの増加補正量が、前記第1の増加補正量に設定されている状況で、前記目標クリープトルクの増加補正量の前回値と今回値とが一致している場合に設定される第4の増加補正量と、
前記目標クリープトルクの増加補正量が、前記第2の増加補正量に設定されている状況で、前記目標クリープトルクの増加補正量の前回値と今回値とが一致している場合に設定される第5の増加補正量とが規定されており、
前記第1の増加補正量は前記第2の増加補正量よりも小さな値として設定され、前記第4の増加補正量は前記第1の増加補正量よりも小さな値として設定され、前記第5の増加補正量は前記第4の増加補正量よりも大きく且つ前記第2の増加補正量よりも小さな値として設定されていることを特徴とする車両のクリープトルク制御装置。 - 請求項1〜3のうち何れか一つに記載のクリープトルク制御装置において、
車両は、走行駆動力源として内燃機関を備えており、
前記車輪に付与するクリープトルクは、内燃機関の目標回転数を前記目標クリープトルクが得られる回転数に設定することにより変更されることを特徴とする車両のクリープトルク制御装置。
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