JP4342136B2 - 光プリンタ - Google Patents
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Description
技術分野
本発明は、電気信号を光信号に変換することによりインスタントフィルムに画像を形成し現像する光プリンタに関する。
【0002】
背景技術
液晶シャッター式の光プリンタは、図9及び図10に示すように、プリンタ本体101にインスタントフィルム19を固定し、そのインスタントフィルム19に対して光ヘッド103を前後に移動させて、該光ヘッド103でもってインスタントフィルム19の感光面を露光する。
【0003】
図9は、光ヘッド103が、インスタントフィルム19の感光面を露光するため後方に(矢印Fの方向に)移動を開始する前の状態を示す。図10は、光ヘッド103が後方への移動を終了した状態、すなわち、インスタントフィルム19の感光面の露光を完了した状態を示す。図10の状態にある光ヘッド103は、前方に(図9の矢印とは逆の方向に)移動してもとの位置(図9に示す位置)に戻って停止する。それから、図11に示すように、インスタントフィルム19をフィルム排出口104から前方に排出する。
【0004】
この光プリンタの断面図を図12に示し、さらに、図12の断面の一部Hを拡大したものを図13に示す。
この光プリンタで使用されるインスタントフィルム19は、図14に示すように、その上表面が感光面19dであって、その感光面19dの周縁は、前端部19j、後端部19m、及び前端部19jと後端部19mとをつなぐように形成された左右の側端部19a、19bにより囲まれる。
【0005】
インスタントフィルム19の非感光部である幅D1の前端部19jには現像液収納部19cが形成され、また、インスタントフィルム19の非感光部である幅D2の後端部19mには廃液収納部19gが形成されている。現像液収納部19cは現像液を収納する。廃液収納部19gは感光面19dの感光を済ませた廃液を収納する。また、感光面19dの上面には透明な材質より形成された現像液保持袋19eが設けられている。この現像液収納部19cと現像液保持袋19eとの間には液注入口19hが、また、現像液保持袋19eと廃液収納部19gとの間には液排出口19fが、それぞれ数カ所設けられている。
【0006】
このインスタントフィルム19を露光した後、そのインスタントフィルム19を、図12及び図13に示すように、現像手段を構成する一対の現像ローラ106の間に挟んで該現像ローラ106を回転することによってフィルム排出口の方に向かって送り出す。その過程で、現像ローラ106によって現像液収納部19cは押しつぶされて破裂し、その結果、現像液収納部19cから現像液が流出する。
【0007】
現像液収納部19cから流出した現像液は、現像液保持袋19eの中に入って、インスタントフィルム19の感光面19d全体を塗布することで現像処理を行う。現像液保持袋19eの中の現像液は、現像ローラ106の回転によって、後方に押し流され、液排出口19fを通って廃液収納部19gに流入する。このとき、液排出口19fに現像液が流れ込むことによって生じる流体抵抗により、図13の符号19kに示すように、現像液保持袋19eは現像ローラ106の後方の際で大きく盛り上がりが生じる。
【0008】
この現像液によって盛り上がった現像液保持袋19eの部分が現像ローラ106の間を通過するときには妨げとなって、インスタントフィルム19の現像ローラ106による搬送速度がそのとき低下する。その結果、インスタントフィルム19の搬送速度は一定ではなくなり変動することになるので、インスタントフィルム19の露光にむらが生じる。
【0009】
発明の開示
本発明の目的は、光プリンタにおいて、露光されたインスタントフィルムを現像しながら排出するときの、その排出に対する負荷の変動を抑えてインスタントフィルムの排出速度を一定に保持し、もってインスタントフィルム19の露光にむらが生じるのを抑えることにある。
【0010】
本発明による光プリンタは、感光体を収納する収納部と、前記感光体を前記収納部から所定の搬送経路に沿って搬送する搬送ローラと、前記感光体の所定位置に光を照射するための光ヘッドと、該光ヘッドによる光照射位置の搬送方向下流側に設置された現像ローラとを有し、その感光体上に画像を形成する。そして、感光体は、中央部に位置する感光面と、感光面側に、前記感光体の搬送方向の前端から前記感光面の前端に至る第1の所定幅(D1)の非感光部と、前記感光面の後端から前記感光体の搬送方向後端に至る第2の所定幅(D2)の非感光部とを備える。光ヘッドによる感光体への光の照射領域の位置を、搬送ローラの中央を基準に搬送方向上流側に前記第1の所定幅に等しい距離(D1)と、搬送方向下流側に前記第2の所定幅に等しい距離(D2)との間に配置する。
【0011】
この本発明による光プリンタは以下の態様をとり得る。
照射領域の位置は、搬送ローラの中央を基準として、搬送方向の下流側または上流側とするか、あるいは、搬送方向においてほぼ搬送ローラの中央に一致させる。
【0012】
感光体は、感光面側の前端側非感光部と後端側非感光部との間の両側端部に非感光部を有する。搬送ローラは、感光体の両側端部の非感光部に対応する領域に当接して搬送ローラを搬送する。
搬送ローラは、駆動手段により所定の回転速度で回転駆動されるとともに相対的に所定の圧力で従動ローラに対向して配置される。
【0013】
感光体は、現像処理液を内蔵した自己現像処理可能なインスタントフィルムである。現像ローラは、現像処理液を前記感光面に塗布するためのものである。搬送ローラと現像ローラとは1つのモータにより駆動される。搬送ローラは、その回転軸に同軸に形成された搬送ローラ駆動ギアを有し、現像ローラは、その回転軸に同軸に形成された現像ローラ駆動ギアを有し、搬送ローラ駆動ギアと現像ローラ駆動ギアの両方が1つの中間ギアに噛み合うことで1つのモータにより駆動される。
【0014】
発明を実施するための最良の形態
光プリンタのプリンタ本体1には、図1に示すように、インスタントフィルムを収納するためのフィルム収納部2と、インスタントフィルムの感光面を露光して画像をプリントするための光ヘッド3が設けられている。また、プリンタ本体1の前面には、プリントされたインスタントフィルムを排出するフィルム排出口4が設けられている。
【0015】
さらに、プリンタ本体1内において、フィルム収納部2とフィルム排出口4との間には、図2に示すように、2対の搬送ローラ5と1対の現像ローラ6とが配置されている。この光プリンタで使用されるインスタントフィルムは、図14を参照して説明した従来のものと同じである。
【0016】
次に、搬送ローラ5について説明する。これら搬送ローラ5は、フィルム収納部2に収納されているインスタントフィルム19をフィルム排出口4の方に搬送するための搬送手段であり、図2及び図3に示すように、プリンタ本体1の左枠体7aに片持ち梁状に回転自在に支持された上ローラと下ローラとからなる左ローラ対5aと、右枠体7bに片持ち梁状に回転自在に支持された上ローラと下ローラとからなる右ローラ対5bとから構成される。
【0017】
搬送ローラ5の左ローラ対5a及び右ローラ対5bを構成する上下のローラは、図2及び図14に示すように、インスタントフィルム19の左右の側端部19a、19bの幅にそれぞれ対応する長さをもっている。すなわち、インスタントフィルム19は、その左の側端部19a及び右の側端部19bが搬送ローラ5を構成する左ローラ対5a及び右ローラ対5bによってそれぞれ挟まれて、前方に送り出される。
【0018】
次に現像ローラ6について説明する。現像ローラ6は、図2に示すように、左枠体7aから右枠体7bにわたって回転自在に架けられた上下2本の回転軸にそれぞれ設けられたローラ(上ローラ及び下ローラ)から構成される。ただし、この現像ローラ6は、これら枠体7a及び7bに対して、インスタントフィルム19の搬送方向及びその逆の方向に移動可能に取り付けられている。以下にその構成を図3を参照して説明する。
【0019】
プリンタ本体1の左枠体7a及び右枠体7bには、それぞれその前方部分に、前後方向に細く延びるガイド溝が形成されている。さらに、左枠体7a及び右枠7bには、その内側に、これらガイド溝を塞ぐ位置に板状の支持枠8がそれぞれ接している。
【0020】
この支持枠8の前方部及び後方部からは、ガイドピン8a及び8bが該支持枠8の面と垂直に外方に突出している。この外方に突出するガイドピン8a及び8bは、左枠体7a及び右枠7bのガイド溝と係合する。したがって、左側の支持枠8は左枠体7aに対して、また、右側の支持枠8は右枠体7bに対して、それぞれ(回転することなく)前後方向に摺動することができる。
【0021】
さらに、左の支持枠8には、現像ローラ6を構成する上ローラ及び下ローラの左端部を支持するための1対のローラ軸受け(図示せず)が上下方向に設けられている。また、右の支持枠8には、現像ローラ6を構成する上ローラ及び下ローラの右端部を支持するための1対のローラ軸受け(図示せず)が上下方向に設けられている。
【0022】
したがって、現像ローラ6を構成する上ローラ及び下ローラのそれぞれの左右端部を左右の支持枠8の上記ローラ軸受けにそれぞれ嵌合させた状態では、現像ローラ6は左右の枠体7a及び7bに対して前後に移動させることができる。
【0023】
さらに、左右の枠体7a及び7bには、現像ローラ弾性保持部材9がそれぞれ固着されている。この部材9は、現像ローラ6をインスタントフィルム19の搬送方向と逆の方向に付勢する第1の付勢部9aと、現像ローラ6をインスタントフィルム19の搬送方向に付勢する第2の付勢部9bとから成る。この第1の付勢部9aと第2の付勢部9bとは、現像ローラ6をその移動可能範囲の中央に挟持している。
【0024】
次に、搬送ローラ5と現像ローラ6の回転駆動について図4及び図5を参照して説明する。
搬送ローラ5の左ローラ対5aを構成する上ローラの回転軸には、第1の歯車5cを固着する。また、現像ローラ6を構成する上ローラの回転軸の左端部には、第2の歯車6cを固着する。さらに、この第1の歯車5cと第2の歯車6cとの間に、両歯車と噛み合う第3の歯車10を配置する。この第3の歯車10はモータ11の出力軸に固着されているモータ歯車11aと噛み合う。したがって、モータ11を回転すると、搬送ローラ5及び現像ローラ6は同一方向に同期して回転することになる。
【0025】
搬送ローラ5の右ローラ対5bを構成する上ローラの回転軸には第4の歯車5dを固着する。また、現像ローラ6を構成する上ローラの回転軸の右端部には、第5の歯車6dを固着する。さらに、この第4の歯車5dと第5の歯車6dとの間に、両歯車と噛み合う第6の歯車11bを配置する。
【0026】
なお、図4及び図5では、前述のように、搬送ローラ5の左ローラ対5aを構成する上ローラの回転軸に第1の歯車5cを、また、右ローラ対5bを構成する上ローラの回転軸に第4の歯車5dを固着し、さらに、現像ローラ6を構成する上ローラの回転軸の左右端部に第2及び第5の歯車をそれぞれ固着する。しかしそれに代えて、搬送ローラ5の左ローラ対5aを構成する下ローラの回転軸に第1の歯車5cを、また、右ローラ対5bを構成する下ローラの回転軸に第4の歯車5dを固着し、さらに、現像ローラ6を構成する下ローラの回転軸の左右端部に第2及び第5の歯車をそれぞれ固着するようにしてもよい。
【0027】
次に、インスタントフィルムを、搬送ローラ5を回転することによって、フィルム排出口4に向けて搬送する態様について図4乃至図7を用いて説明する。
モータ11を駆動すると、搬送ローラ5を構成する左ローラ対5a及び右ローラ対5bのそれぞれの上ローラが同期して回転する。インスタントフィルム19は、その左側端部19aが搬送ローラ5の左ローラ対5aを構成する上ローラと下ローラとによって、右側端部19bが搬送ローラ5の右ローラ対5bを構成する上ローラと下ローラとによって、それぞれ圧接挟持されているので、インスタントフィルム19は左ローラ対5a及び右ローラ対5bの同期回転によって前方に送り出される。
【0028】
この搬送ローラ5によって前方に送り出されるインスタントフィルム19は、さらに現像ローラ6を構成する上ローラ及び下ローラによって圧接挟持される。その過程で、現像ローラ6によって現像液収納部19cは押しつぶされて破裂し、その結果、現像液収納部19cから現像液が感光面19d上に流出する。
【0029】
現像液収納部19cから流出した現像液は、現像液保持袋19eの中に入ってインスタントフィルム19の感光面19d全体を濡らすことで、現像処理が行なわれる。現像液保持袋19eの中の現像液は、現像ローラ5の回転によって、後方に押し流され、液排出口19fを通って廃液収納部19gに流入する。そのとき、現像液保持袋19eの、現像ローラ6より後方の部分には、図6に符号19kで示すように、内部の現像液によって盛り上がりが生じる。
【0030】
この現像液によって盛り上がった現像液保持袋19eの部分が現像ローラ6を構成する上ローラと下ローラとの間を通過するときの妨げとなって、搬送抵抗がここに生じる。しかし、現像ローラ6にそのような搬送抵抗がかかっても、現像ローラ弾性保持部材9を構成する第1の付勢部9aが撓むので、現像ローラ6は、左右の枠体7a及び7bに対して前方にわずかに移動して、搬送ローラ5から遠ざかる。そして、現像液によって盛り上がった現像液保持袋19gの部分が現像ローラを通り過ぎると搬送抵抗は低下するので、現像ローラ6は第2付勢部9bの働きによって原位置に復帰する。
【0031】
以上のように、現像ローラ6を左右の枠体7a、7bに対してわずかな距離だけ前後方向に移動できるようにしたので、現像液によって盛り上がった現像液保持袋19eの部分が現像ローラ6を構成する上ローラと下ローラとの間を通過するときには、現像ローラ6が逃げて搬送ローラ5との間隔を広げる。その結果、インスタントフィルム19の搬送速度が一時的に低下することが回避されて、常に一定のインスタントフィルム19の搬送速速度が実現でき、インスタントフィルム19の感光面19dに対する露光むらを抑えることができる。
【0032】
本発明は、上述したように、インスタントフィルム19の搬送を、専ら現像ローラ6の上流側に設けた搬送ローラ5の回転によって行っている点と、さらに、光ヘッド3を前後方向に移動させることをせずにプリンタ本体1に対して固定位置に配置した点で、図9−図13に示す従来技術に属する光プリンタと異なる。
【0033】
インスタントフィルム19の搬送には、搬送ローラ5の回転のほかに、現像ローラ6やさらにはフィルム収納部2からインスタントフィルム19を引き出すためのピックアップ手段(図示せず)が関与する。しかし、これらインスタントフィルム19の搬送に関与する手段のうち、ただ搬送ローラ5だけがインスタントフィルム19を正確な一定速度で搬送する機能を備えている。
【0034】
現像液保持袋19eが内部の現像液によって図6の符号19kに示すように盛り上がると、インスタントフィルム19は現像ローラ6を通過するときには、前述したように、その前進速度が低下する。しかし、その部位での前進速度の低下の影響は、現像ローラ6の上流側の、搬送ローラ5で挟まれた部位及びその周辺領域にまでは伝わらず、途中で吸収される。
【0035】
したがって、インスタントフィルム19の感光面19dが光照射位置2u、2dに対向する時には、インスタントフィルム19は必ず搬送ローラ5によって搬送されている状態になっている必要がある。
【0036】
特に図7に示すように、光ヘッド3によるインスタントフィルム19の感光面19dへの光の照射位置は、インスタントフィルム19の搬送方向において、搬送ローラ5の中心Xを基準として、搬送方向上流側に距離D1(この距離は、インスタントフィルム19の非感光部である前端部19jの幅D1に等しい(図14))、搬送方向下流側に距離D2(この距離は、インスタントフィルム19の非感光部である後端部19mの幅D2に等しい(図14))の範囲に、設定されている。
【0037】
このため、インスタントフィルム10が搬送され、光ヘッド3による光照射位置が感光面19dに達して光書き込みを行うときには、インスタントフィルム19の先端は既に搬送ローラ5によりしっかりとグリップされ、一定速度で搬送されているので、ムラのない画像を得ることができる。
【0038】
また、光ヘッド3による光の照射位置が後端部19mに達して光書き込みが完全に終了するまでは、インスタントフィルム19の後端は搬送ローラ5にグリップされているので、感光面19dの最後の部分まで一定速度の下で露光をすることができる。
【0039】
図1及びその一部拡大図の図6では、光ヘッド3を搬送ローラ5と現像ローラ6の中間部の上方に設置している。したがって、この光ヘッド3は、インスタントフィルム19上の、その左右側端部19a、19bが搬送ローラ5を構成する左右のローラ対5a、5bで挟まれて送り出されている部位Xから上流側に距離D2以下のある距離だけ進んだ部位を、照射する。
【0040】
一方、図8のように、光ヘッド3を、搬送ローラ5の左右ローラ対5a、5bの共通中心軸のほぼ上方に設置すると、その光ヘッド3は、インスタントフィルム19上の、その左右側端部19a、19bが搬送ローラ5を構成する左右のローラ対5a、5bで挟まれて送り出されている部位(図7にXで示す部位)を照射する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の光プリンタの断面図である。
【図2】 図1のA−Aから見た断面図である。
【図3】 図2のB−Bから見た断面図である。
【図4】 図2のC−Cから見た断面図である。
【図5】 図4のD−Dから見た断面図である。
【図6】 図1の一部拡大図である。ただし、インスタントフィルムがプリントされながら排出している状態を示している。
【図7】 インスタントフィルムを送り出す搬送ローラに対する、光ヘッドが該インスタントフィルムを露光させる光照射位置の範囲を示す説明図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態の光プリンタの断面図である。
【図9】 従来技術による光プリンタにおいて、光ヘッドが第1の動作を開始する前の状態を示す説明図である。
【図10】 第1の動作を終了した図9の光ヘッドが第2の動作を開始する前の状態を示す説明図である。
【図11】 図10の光ヘッドが第2の動作を終了した状態を示す説明図である。
【図12】 図11のE−Eから見た断面図である。
【図13】 図12のH部の拡大図である。
Claims (10)
- 感光体を収納する収納部と、前記感光体を前記収納部から所定の搬送経路に沿って搬送する搬送ローラと、前記感光体の所定位置に光を照射するための光ヘッドと、該光ヘッドによる光照射位置の搬送方向下流側に設置された現像ローラとを有し、前記感光体上に画像を形成する光プリンタにおいて、前記感光体は、中央部に位置する感光面と、感光面側に、前記感光体の搬送方向の前端から前記感光面の前端に至る第1の所定幅の非感光部と、前記感光面の後端から前記感光体の搬送方向後端に至る第2の所定幅の非感光部とを備え、前記光ヘッドによる感光体への光の照射領域の位置を、前記搬送ローラの中央を基準に前記搬送方向上流側に前記第1の所定幅に等しい距離と、前記搬送方向下流側に前記第2の所定幅に等しい距離との間に配置したことを特徴とする、光プリンタ。
- 前記照射領域の位置は、前記搬送ローラの中央を基準として、前記搬送方向の下流側になっていることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の光プリンタ。
- 前記照射領域の位置は、前記搬送ローラの中央を基準として、前記搬送方向の上流側になっていることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の光プリンタ。
- 前記照射領域の位置は、前記搬送方向において前記搬送ローラの中央に一致していることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の光プリンタ。
- 前記感光体は、感光面側の前記前端側非感光部と前記後端側非感光部との間の両側端部に非感光部を有し、前記搬送ローラは、前記感光体の前記両側端部の非感光部に対応する領域に当接して前記搬送ローラを搬送することを特徴とする、請求の範囲第1項記載の光プリンタ。
- 前記搬送ローラは、駆動手段により所定の回転速度で回転駆動されるとともに相対的に所定の圧力で従動ローラに対向して配置されたことを特徴とする、請求の範囲第5項記載の光プリンタ。
- 前記感光体は、現像処理液を内蔵した自己現像処理可能なインスタントフィルムであることを特徴とする、請求の範囲第1項記載の光プリンタ。
- 前記現像ローラは、前記現像処理液を前記感光面に塗布するためのものであることを特徴とする、請求の範囲第7項記載の光プリンタ。
- 前記搬送ローラと前記現像ローラとは、1つのモータにより駆動されることを特徴とする、請求の範囲第8項記載の光プリンタ。
- 前記搬送ローラは、その回転軸に同軸に形成された搬送ローラ駆動ギアを有し、前記現像ローラは、その回転軸に同軸に形成された現像ローラ駆動ギアを有し、前記搬送ローラ駆動ギアと前記現像ローラ駆動ギアの両方が1つの中間ギアに噛み合うことで1つのモータにより駆動されることを特徴とする、請求の範囲第8項記載の光プリンタ。
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