JPH02272435A - インスタント写真装置 - Google Patents

インスタント写真装置

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JPH02272435A
JPH02272435A JP9192089A JP9192089A JPH02272435A JP H02272435 A JPH02272435 A JP H02272435A JP 9192089 A JP9192089 A JP 9192089A JP 9192089 A JP9192089 A JP 9192089A JP H02272435 A JPH02272435 A JP H02272435A
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JP
Japan
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sheet
negative
photosensitive
image
positive
Prior art date
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JP9192089A
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Inventor
Takashi Seto
隆 瀬戸
Koji Ozaki
尾崎 弘二
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ロール状の感光性帯状材を1枚ずつ切り離
して感光性シートを形成し、この感光性シートと現像剤
を封入したポッドと受像シートとを重ね合わせ、ポッド
を開裂させて感光性シートに形成された潜像を受像シー
トに転写して顕像化するビールアパート方式のインスタ
ント写真装置に係り、特に、ネガフィルムの後端の検知
およびその検知状態に応じて異なる制御を行うことに特
徴のあるインスタント写真装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のビールアパート式インスタント写真フィルムを
用いるインスタント写真装置は、ロール状の感光性帯状
材(以下、ネガフィルムと称する)を露光位置まで引き
出して露光し、所定長さにネガフィルムを切断すること
により形成された感光性シート(以下、ネガシートと称
する)と、所定位置からタイミングをとって搬送される
受像シート(以下、ポジシートと称する)とを、現像剤
が封入されたボンドを挟んで重ね合わせ、ローラ圧でボ
ンドの封止部を開裂させて現像剤を両者間に均等に延長
し、ネガシートに形成された潜像を現像するとともにポ
ジシートにその潜像を転写することによって画像を形成
するようになっている。
現像部についてさらに説明すると、現像剤は上記のよう
にネガ、ポジ両シート間で均一に延長される必要がある
。そのため、現像は現像ローラと呼ばれる微小間隔をも
ったローラ対間をネガ、ポジ両シートを通すことによっ
て行われる。そこで、ポジシート後端部まで充分に現像
剤を行き渡らせるためには、画像形成に必要な量以上の
現像剤が必要であり、余分な現像剤はシート後端部で溜
めるようにしている。これにより、現像剤がシートから
はみ出して複写機内を汚すことのないよう意図されてい
る。また、ネガシートは最終枚のシートをジャムなく機
外に排出するため、実際に設定された枚数、例えば36
枚分のネガシートの長さよりも搬送に要する長さだけ長
く形成されている。
一方、ロール状の酸化亜鉛感光紙を用いたエレクトロフ
ァックス機において、上記ロール状感光紙の終端部にマ
ーキングを施し、このマーキングを検出することによっ
てロール状感光紙の終端を検出するとともに、そのロー
ル状感光紙を切断せずに加圧されたローラ対によってそ
のまま機外に排出することは公知である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来のインスタント写真装置にあって
はポジシートの先端部にネガシートの先端を一致させて
現像を行っているが、ポジシートの先端部には現像剤の
収納部があり、この部分にネガシートを重合わせる必要
が無いにもかかわらず重ねているため、その分だけネガ
シートが無駄になっている。ネガシートは、銀塩を用い
ているため、コストが高くなるので、無駄の無い長さの
シート長にすることが望ましい。
この発明は、上記のような従来技術の実情に鑑みてなさ
れたもので、ネガシートを無駄無く供給できるようにし
たインスタント写真装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、ロール状の感光性
帯状材に対して露光を行う露光手段と、露光された感光
性帯状材を1枚ずつシート状の感光性シートに切断する
切断手段と、上記感光性シートを搬送する搬送手段と、
現像剤が搬入されたポッドを先端部に有した受像シート
を搬送する搬送手段と、現像ローラ対とを備え、上記露
光手段により潜像が形成された感光性シートの潜像形成
面と受像シートとを合わせて上記現像ローラ対間を通す
ことにより両シート間でポッドを開裂させ、ポッド中の
現像剤を延長させて感光性シートの潜像形成面に形成さ
れた潜像を発色させ、その発色剤を受像シート上に転写
して画像を形成するインスタント写真装置において、現
像ローラに対する感光性シートの供給を、受像シートよ
り所定長だけ遅らせるようにしている。
〔作 用〕
上記手段によれば、先端部にボンドを有する受像シート
に対し、ボンド上に乗る部分が最少になるように感光性
シートが遅れて供給されるので、受像シートの先端より
感光性シートの先端までの長さ分の感光性シートが従来
に比べて節約できるようになる。
〔実施例〕
〈複写機の全体的構成〉 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はビールアパート方式のインスタント写真装置の
全体構成図である。
同図において、インスタント写真装置は、原稿面を走査
しながら照明光を照射し、所定の位置(露光面)に結像
させる光学系ユニフ)1と、上記所定位置にネガシート
を搬送、露光させ、さらにポジシートと位置合わせして
重ね、その間に現像剤を延長させ、ポジシートに画像を
転写・形成する搬送ユニット2によって構成される。
以下、インスタント写真装置の内部構造の概略について
説明する。
光学系ユニット1は、コンタクトガラス3と、第1ミラ
ーおよび光源からなる第1走行体4と、第2ミラーおよ
び第3ミラーからなる第2走行体5と、レンズ6、第4
ミラーおよび第5ミラーからなる第3走行体7と、第6
ミラー10等とによって構成されている。第1走行体4
に配された光源には螢光灯(色再現を良好にするために
演色用等が望ましい)が用いられ、コンタクトガラス3
上に下向きにおかれた原稿をコンタクトガラス3と平行
に走査しながら照射する。第2走行体5は第1走行体4
の1/2の速度で同方向に走査され、原稿面から露光面
までの光路長を一定に保つ、また、変倍時の倍率および
共役長の調整は、レンズ6および第3走行体7の移動に
よって行う、原稿反射光は第1、第2および第3ミラー
で反射され、さらにレンズ6、第4、第5および第6ミ
ラーを経て露光位置Aでスリット露光される。
搬送ユニット2はネガフィルム64の繰り出し部18、
繰り出されたネガフィルム64を切断するカッタ部20
、ネガシート搬送・露光部21、ポジシート搬送部50
、および現像部60から基本的に構成されている。
繰り出し部18は、後述の遮光容器63のネガフィルム
64の排出口63aに沿って配設された1対の引き出し
ローラ18a、18bとからなり、さらにそのネガフィ
ルム搬送方向下流側にカッタ部20が設けられている。
このカッタ部20は、固定刃20bとこれに対向して設
けられた回転刃20aとからなり、ネガフィルム64を
後述するCPUll0からの指令により、予め設定され
たシート長に切断するものである。
ネガシー)III送・露光部21は、スリット領域の全
域にわたりフラット面に形成された露光部Aと、中間ロ
ーラ対27と、大径のローラ28と、ガイド板31a、
31bと、これらのガイド板31a、31bのネガフィ
ルム64m送方向の前後に設けられた二つのローラ対2
6.52とから主に構成され、中間ローラ対27から大
径のローラ28の外周およびガイド板31a、31bに
沿ってネガフィルム64の搬送路が形成されている。
ポジシート搬送部50は、機内から機外に突出して設け
られ、ポジシート14が初期状態において載置される下
ガイド板35と、下ガイド板35の機内先端から現像部
60まで延設されたポジシート14のガイド板35a、
36bと、2枚のガイド板36a、36bに挟まれる空
間に突出し、ポジシート14を搬送する挿入ローラ対3
8とから主に構成されている。
現像部60は、1対の現像ローラ30a、30bと、現
像ローラ3Qbを支持するとともに、カム45の動作に
応じてピン54の回りで回動し、現像ローラ30bを対
向する現像ローラ30aに対して近接・離反動作させる
アーム46とから主に構成されている。
〈インスタント写真フィルムの概略〉 動作および構造の詳細について説明する前に、使用され
るネガフィルム64およびポジシート14の概略につい
て述べる。第2図および第3図はそれぞれネガフィルム
64およびネガシート11の斜視図、第3図はポジシー
ト14の斜視図である。
本装置に使用されるインスタント写真フィルムはネガフ
ィルム64、ポジシート(印画紙)14および現像剤が
封入されたパック(以下、ボ・ンド15と称する)とか
らなっている。ネガフィルム64は前記光学系ユニット
1により露光され、潜像が形成される。その後、潜像が
形成されたネガフィルム64はその1枚の潜像形成面分
がカッタ部20で切断され、ネガシート11となる。次
いで、ネガシート11の潜像形成面とポジシート14の
受像面とが合わされ、その合わされた状態で現像ローラ
30a、30b対間を通過する。この通過時に現像ロー
ラ30a、30bのローラ圧により、ポジシート14の
先端に予め貼り付けてあったポッド15の後端が開裂し
、現像剤がポッド15の中から流出し、現像ローラ30
a、30bによってポジシート14およびネガシート1
1間に均等に延長される。この現像剤の延長によって現
像が開始され、数十秒間でネガシート11が発色し、ポ
ジシート14上に発色剤が転写される。
転写後、ネガシート11をポジシー)14から剥カスト
、ポジのカラー画像がポジシート14上に得られる。
ネガフィルム64は長尺のもので、潜像形成面を内側に
してロール状に巻回され、感光性を有するため、遮光容
器63内に収納され遮光される。
そして、作像の都度、引き出しローラ18a、18bに
よって上記ネガフィルム64の端部を一定長引き出し、
第2図の1点鎖線で示す作像領域73にわたって露光と
潜像の形成を行ない、上記のヨウニカッタ部2oでシー
ト状に切断してネガシート11を形成する。
ポジシー1−14は必要とされる受像面積に形成されて
第3図に示すようにキャリアシート13上に貼付されて
いる。この貼り付けは、受像面が外側にくるように剥離
可能に行われている。この場合、キャリアシー)13と
同面積の受像用ポジシート14を使用すれば、キャリア
シー1−13を不要にできるが、ポジシート14が薄い
とき、あるいは透明なポジシート14を用いたときには
、現像処理中にシート裏面側がら室内光が侵入し、がぶ
り現象が生じる。これを防ぐには遮光部材をポジシート
14に付加する必要がある。したがって、キャリアシー
ト13はこの遮光部材としての役割を担っている。
キャリアシート13はポジシート14に比べて若干大き
めで、先端部、両側部、後端部ともに余裕長C,D、 
 Eが設けられ、キャリアシート13の搬送方向最上流
側にあたる先端部には、上記のポッド15が貼付されて
いる。これにより、この実施例の場合、キャリアシート
13がポッド15の供給手段を構成している。前述のポ
ッド15の開裂部はポッド15の搬送方向最下流側にあ
たる後端部Bに形成されているので、ポッド15の長手
方向の全長にわたって現像剤が延長しにくい。
また、ポッド15が開裂した後、現像剤がポジシート1
4の両サイドまで延長するには多少の助走距離が必要と
なる。したがって、この助走距離間はポジシート14の
全幅にわたって良好な画像形成、すなわち、ネガシート
11からの画像転写が行えないため、第3図Cに示す助
走距離分ずらして画像形成を行う。ポッド15に封入さ
れる現像剤はポジシート14の後端部まで十分にいきわ
たるように画像形成に必要な量よりも多く内包される。
余分な現像剤はネガ、ポジ両シート11.14間の後端
部(図中り、D”に相当)に溜められ、両シー)11.
14間からはみ出して現像ローラ30a、30b等に付
着するのを防止する。
〈搬送ユニット〉 引き続き搬送ユニット2の詳細をその動作とともに説明
する。
搬送ユニット2は火路上記のように構成され、遮光容器
63内にロール状に巻回されて収納されたポジシートと
同じ幅のネガフィルム64は、引き出しローラ18a、
18bに挾持され、両者の回転により露光部Aを経て中
間ローラ対27側に搬送される。
搬送されたネガフィルム64の先端がセンサ25により
検出されたとき、あるいはその一定時間後、第1走行体
4および第2走行体5が走査し、ガイド板24上の露光
部Aで露光され、潜像が形成される。
露光部Aはスリット領域にわたりフラット面に形成され
、引き出しローラ対1日および中間ローラ対27のニッ
プ高さと同一もしくはそれより高く設けられる。中間ロ
ーラ対27の周速は引き出しローラ対18の周速よりも
若干速く設定されるとともに、引き出しローラ対18の
コロにはオーバーラン機構が設けられている。
上記のように構成することにより、ネガフィルム64は
露光部A上で引っ張り気味に搬送され、かつ、ガイド板
24上に密着させながら搬送される。これにより、ネガ
フィルム面までの光路長と搬送速度とが一定に保たれる
一定長露光され、潜像が形成されたネガフィルム64は
、−旦停止され、その後、回転刃20aが固定刃20b
に接触しながら回転することにより、シート状に切断さ
れる。この停止タイミングは、センサ25がネガフィル
ム64の先端を検知してからの時間tをカウントするこ
とにより求められる。
変倍により光学系の走査速度は変化するが、ネガフィル
ム64の搬送速度は一定であるため、ネガフィルム64
の先端検知から一定時間を後にネガフィルム64の搬送
を停止させ、カットを行えば一定長さのネガシート11
が得られる。このため、切断されたネガシート11の後
端部は少なくとも露光位置Aから固定刃20bの先端ま
での距離以上は潜像形成が行えない、しかし、この距離
が後述するポジシート14上に転写される画像部後端ま
での距離(第3図中のD)よりも小さくなるように露光
位置Aと回転刃20aおよび固定刃20bを配置させれ
ば、いずれにしても画像形成が不必要な領域であるから
、ネガフィルム64の浪費(不要長さ以上のカント)を
防ぐことができ、上記不具合を解消することができる。
同様に、切断されたネガシート11の先端部は少な(と
もセンサ25による検出位置から露光位置Aまでの距離
以上は潜像形成は行えないが、この距離がネガシート1
1の先端部からネガシート11上に作像される潜像部先
端までの距離(第2図中のC’)よりも小さくなるよう
に露光値fiAとセンサ25を配置させれば、ネガフィ
ルム64の浪費を防ぐことができる。さらに、上記の方
式では、露光が完全に終了したあとに、ネガフィルム6
4を切断するために、露光中に切断すると、その切断の
衝撃等によって、搬送速度が変化するのを防止すること
ができる。
切断されたネガシート11は、ローラ28、ガイド12
9によって約180度方向転換された後、ローラ対26
によって、その先端が回転を停止しているローラ対52
に当接するまで搬送される。
以上のネガフィルム64およびネガシートllの搬送、
露光、切断はインスタント写真装置の外装等によって外
光を遮断して形成される機内の暗所で処理される。
ポジシート14の搬送は、上記ネガフィルム64の搬送
(露光、切断)に先立って行われる。ポジシート14は
ネガシート11とは異なり、感光性がないため機外から
直接挿入できる。この実施例の場合には、ポジシー1−
14はキャリアシート13とともに第1図において、本
体右下の下ガイド板35に沿って左側に1枚ずつ手差し
で挿入される。このため、給紙装置、分離装置および給
紙カセット等が不要になり、装置自体を安価でコンパク
トに形成することができる。
第1図に示すように、キャリアシート13とポジシート
14を下ガイド板35および図示しない両サイドのガイ
ドに沿って、機内に挿入し、キャリアシート13の先端
が前記挿入ローラ対38の直前に設けられているセンサ
37によって検出されると、挿入ローラ対38が回転を
開始する。この挿入ローラ対38のコロは、キャリアシ
ート13の先端に貼り付けたボンド15を潰さないよう
に、ボンド15よりも外側に両端のみグリップする箇所
に設けられる。ポジシート14およびキャリアシート1
3は挿入ローラ対38によってガイド板36a、36b
間を搬送され、キャリアシート13の先端が現像ローラ
30a、30b対のニップに突き当たったときに停止す
る。この停止タイミングは現像ローラ30a、30bの
ポジシート搬送方向の直前に設けられたセンサ47が、
キャリアシート13の先端を検知してからの時間tをカ
ウントすることによりもとめられる。
ガイド板36aの入り口側の折曲部36cには、遮光性
のマイラ66の端部が全幅にわたって貼り付けられ、マ
イラ66自身の剛性により軽い下向きの力でガイド板3
6bに押し付けられる。ポジシート14およびキャリア
シート13はマイラ66先端とガイド板36bとで擦ら
れながら搬送される。また、このガイド板36a、36
bによって形成される搬送路は上記のように少なくとも
1箇所折れ曲がっている。この折曲部36c等からなる
折り曲げと、マイラ66等によってポジシートの搬送路
を遮光することによって、ポジシート14の挿入口や上
記搬送路から侵入する外光によるネガシート11の感光
を防止している。
一方、インスタント写真装置における現像とは、ネガシ
ート11とポジシート14との間に現像剤を均一に延長
することを意味するが、そのため、現像ローラ30a、
30bはそれぞれ第4図に示すように金属ストレートロ
ーラとカラ一部Ll。
Ltを有する段付き金属ローラとから構成され、両者は
転接時には適当な力で加圧される。その場合、ネガシー
ト11とキャリアシート13の第2図、第3図に示す側
縁部E、F、”が段付き金属ローラ(30b>のカラ一
部り、、L、に喰え込まれて搬送される。このとき、ポ
ッド15はカラー部り、、L、の内側で、ネガシート1
1とポジシート14との間に挟まれて三者一体となって
搬送される。また、ポッド15の開裂によって流出した
現像剤16は、粘性が高いので第4図斜線部で示すよう
に両シー)11.14をそれぞれ金属ストレートローラ
(30a)と段付き金属ローラ(30b)の円筒面に密
着するまで撓ませ、両シート11.14を押し広げる。
このため、両シート11.14間の現像剤は約0.1鰭
の一定厚みに保たれる。第4図における延長した現像剤
を示す図は、判り易くするために誇張して描かれている
このような現像機構において、挿入されたキャリアシー
ト13の先端が前述のように現像ローラ3Qa、30に
+対に突き当たって停止した後に、前述のネガフィルム
64の搬送と露光および切断が行われる。そして、停止
したローラ対52に突き当てられたネガシートは、ガイ
ド板31a、3Ib間の拡大部で一定量撓んだ後、ロー
ラ対52の回転によりガイド板33a、33b間を搬送
される。そしてローラ対52に突き当て、撓ませること
によって、ネガシート11の搬送タイミングを図るとと
もに、ネガシート11の先端をローラ対52のニップに
なられせてスキュー矯正が行われる。なお、ローラ対5
2の回転開始タイミングは、センサ53がネガシート1
1の先端を検知してからの時間tをカウントすることに
よって求められる。
第5図は現像部60の近傍を示す概略説明図で、現像ロ
ーラ30a、30b対はネガシート11の先端が現像ロ
ーラ30a、30b対のニップに突き当たる前に、ロー
ラ対52の搬送方向の前後に設けられたセンサ53また
は42によってタイミングを図って回転を開始し、既に
突き当てられたキャリアシート13を先に搬送する。そ
の後、ネガシート11の先端がローラ対52の回転によ
って現像ローラ30a、30bのニップに到達し、両者
ともに現像ローラ30a、30b対の周速で搬送される
ので、キャリアシート13とネガシート11の先端には
第5図に示すずれJが生じる。
このずれJは少なくとも第3図のCよりも少なくなるよ
うに制御されるため、従来の両シート11゜13の先端
を一致させて現像するタイプのものに対して、このずれ
量Jだけ、切断されるネガシート11の長さを短くする
ことができ、その分ネガフィルム64の節約を図ること
ができる。
画像領域の全体に現像剤が延長した後、両シートの後端
が現像ローラ対30a、30bニツプを越える前に第1
図に示すカム45が回転し、これに係合するアーム46
が始点54を中心にして下方向へ押し下げる。アーム4
6が下方向に回転するのに連動して現像ローラ30bと
共に押し下げられ、この現像ローラ30bは現像ローラ
30aより離間する。この後、現像ローラ対の回転が停
止する。この離間タイミングは、センサ37がポジシー
ト後端を検知してから時間をカウントすることにより求
められる。これによってネガフィルム11とポジフィル
ム14との間の間隔が広がり、第2図と第3図に示す両
シートのD−D’間に余剰現像剤を溜めることができる
。現像された両シートは、現像剤により密着したまま後
端部を離間した現像ローラ30a、30bに食い込まれ
た状態で停止し、操作者により機外へ排出される。
現像ローラ対の各ローラは、センサ47がポジシート1
4の後端を検知しているときまたはセンサ42がフィル
ムを検知しているときに離間しているが、これはカム4
5の回転が制御されることにより行われ、かつ、このと
きに次に説明する複写動作を禁止させる。この複写動作
の禁止は、コピーボタンの非動作複写不能表示その他に
より、又はこれらの組み合わせにより行う。これにより
、操作者のシート取り出し忘れなどを防止できる。
また、第3図に示すDは、ネガフィルム11後端部D′
に対し、センサ47から現像ローラ対ニップまでの距離
(第6図に図示のK)を加えた長さよりも長くして設け
られる。
これにより、第6図ノに示すようにポジシート14の後
端部がセンサ47から現像ローラのニップの間に残って
いても、ネガシート11の後端部はニップから抜は出て
おり、かつ現像剤も両シート間に溜められているため、
現像ローラ対30a。
30bが加圧されても、現像剤15がはみ出して現像ロ
ーラなどを汚すことがない。
〔発明の効果〕
以上より明らかな如く、本発明によれば、現像ローラ対
に対する感光性シートの供給を、受像シートより所定長
だけ遅らせるようにしているので、受像シートの先端よ
り感光性シートの先端までの長さ分の感光性シートが従
来に比べて節約できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図はすべてこの発明の詳細な説明するためのもので、第
1図は実施例に係るインスタント写真装置の内部構造を
示す概略図、第2図はネガフィルムを展開した状態を示
す斜視図、第3図はポジシート、キャリアシートおよび
ポッドの状態を示す斜視図、第4図は現像ローラ対の正
面図、第5図は現像部近傍の要部拡大図、第6図は両シ
ート現像ローラ対を通過後の現像部近傍を示す説明図で
ある。 1・・・光学ユニット、2・・・搬送ユニット、11・
・・ネガシート、13・・・キャリアシート、14・・
・ポジシート、15・・・現像剤、17,37,42,
47゜53.107・・・センサ、20 a−・・回転
刃、20b・・・固定刃、26,27.52・・・ロー
ラ対、30a。 30b・・・現像ローラ、45・・・カム、46・・・
アーム、54・・・ビン、64・・・ネガフィルム。 第2図 第3図 第4図 0a

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロール状の感光性帯状材に対して露光を行う露光手段と
    、露光された感光性帯状材を1枚ずつシート状の感光性
    シートに切断する切断手段と、上記感光性シートを搬送
    する搬送手段と、現像剤が搬入されたポッドを先端部に
    有した受像シートを搬送する搬送手段と、現像ローラ対
    とを備え、上記露光手段により潜像が形成された感光性
    シートの潜像形成面と受像シートとを合わせて上記現像
    ローラ対間を通すことにより両シート間でポッドを開裂
    させ、ポッド中の現像剤を延長させて感光性シートの潜
    像形成面に形成された潜像を発色させ、その発色剤を受
    像シート上に転写して画像を形成するインスタント写真
    装置において、上記ローラ対に対する感光性シートの供
    給を、現像シートより所定長だけ遅らせることを特徴と
    するインスタント写真装置。
JP9192089A 1989-04-13 1989-04-13 インスタント写真装置 Pending JPH02272435A (ja)

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JP9192089A JPH02272435A (ja) 1989-04-13 1989-04-13 インスタント写真装置

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