JP4332347B2 - 安定化o−ヨードキシ安息香酸組成物および製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、式:
Figure 0004332347
で示される、安定化o−ヨードキシ安息香酸、すなわち、IBX、組成物およびその製造方法に関する。
この超多価ヨード誘導体は、式:
Figure 0004332347
で示される、1,1,1−トリアセトキシ−1,1−ジヒドロ−1,2−ベンゾジオキソール−3(1H)−オン、すなわち、デス−マーチンのペルヨージナンの前駆体であり、これは、カルボニル化合物中の第1級または第2級アルコールの温和で選択的な酸化剤として、J. Org. Chem. 1983, 48, 4155−4156に最初に記載された。
この重要な性質にもかかわらず、この試薬およびその前駆体、IBXの取扱いの際の危険性は、研究室段階を超えての市場性および化学合成における用途を妨げている。
J. B. PlumbおよびD. J. HarperがChemical and Engineering News, p 3, Jul. 16, 1990またはJ. Org. Chem. 1993, 58, 2899で報告しているように、これら2つの化合物は激しく分解し、これらの論文には、IBXから出発するデス−マーチンのペルヨージナンの製法の改良法が記載されている。
IBXは、2−ヨード安息香酸、特に硫酸中KBrO3による酸化によって製造でき、この方法は数回にわたって改良された通常の方法であり、またはJ. Org. Chem. 1999, 64, 4537−4538に記載の2KHSO5、KHSO4、K2SO4からなるオキソン(Oxone、登録商標)による酸化によって製造できる。この著者らの最近の論文は、得られたIBXは、非常に純粋な形態であっても爆発する白色の結晶であることを確認している。
本発明者ら自身は、デス−マーチンのペルヨージナンが、その融点で激しく分解し、IBXは、水または酢酸で湿っていても、指示書92/69/EECのA14の方法によって加熱処理すると爆発性を示すことを確認した。
従って、大きな危険を伴わずに、有機合成における使用を可能にするために、製造直後に、o−ヨードキシ安息香酸を安定化する手段を見つけることが望ましい。
ソルビトールは、U.S. Pat. No. 2,566,592で、それらの治療的用途を可能にするために、IBXおよびカルシウムおよびアンモニウム塩の安定化剤として50年前に提案されたが、効果があるとは見えなかったし、とりわけ、IBXをアルコール酸化反応に用いるときは適当でなかった。
本発明者らは、今回酸化剤としてのその使用を妨げないIBXの安定化剤を見つけ、適当量の少なくとも1種のこの安定化剤およびIBXを含むこの組成物は、衝撃作用および温度の大きな上昇のもとでもはや爆発せず、従って、このペルヨージナンは合成に、より広く、特にデス−マーチン試薬の代わりに使用できる。
IBXの多くの有機溶剤および水に対する不溶解性がその使用を制限しているとJ. Org. Chem. 1995, 60, 7272−7276において、M. Frigerio, M. Santogostino, S. SputoreおよびG. Palmisanoが報告しており、IBXはジメチルスルホキシドにおける溶解において、特にJ. Org. Chem. 1994, 59, 7549−7552において報告されているデス−マーチン試薬の湿気に対する敏感性を示すことなく、デス−マーチン試薬に匹敵する酸化剤特性を有すると報告している。
その使用例として、M. Frigerioらによって報告された反応に加えて、特に、Angew. Chemie, Int. Ed. 2000, 39, 625−628および2525−2529、アニリドの場合のAngew. Chemie 2000, 112(3), 639−642に記載のK. C. Nicolaouらの研究から得られた反応を挙げることができる。
本発明の安定化組成物を用いるとき、これらの反応が、ジメチルスルホキシド以外の極性非プロトン性溶媒、特にテトラヒドロフランまたはN−メチルピロリジン中で行われ得るとの知見を得た。
発明の要約
本発明は、安定化o−ヨードキシ安息香酸組成物であって、 o−ヨードキシ安息香酸1モルにつき、
−式I:
CH3(CH2)nCOOH
[式中、nは、8〜20であり、好ましくは、14〜16である]
で示される脂肪酸並びにそれらの混合物、
−式II:
Figure 0004332347
[式中、Rは、H、CH3、COOHである]
で示されるベンゼンカルボン酸並びにそれらの混合物、および
−式Iおよび式IIで示される酸の混合物
からなる群から選ばれる安定化剤0.5〜4モルを含むことを特徴とする組成物に関する。
過剰に経済的負担を増大させることなく最大の安定化を確実に得るためには、好ましくは、o−ヨードキシ安息香酸1モルにつき、安定化剤1〜2.5モル、特に、1.8〜2.2モルの組成物である。
式IIの酸のうち、好ましいものとしては、安息香酸、トルイル酸、イソフタール酸、テレフタール酸であり、そのうち、融点200℃以上のイソフタール酸およびテレフタール酸などが好ましく、この温度は、一般にIBXが瞬時に爆発する温度であると認識されている。
しかし、安息香酸もしくはトルイル酸またはそれらの混合物、一方で、イソフタール酸、テレフタール酸またはそれらの混合物、他方で、混合物中のモノカルボン酸の割合が25〜75モル%、好ましくは、45〜55モル%のとき、衝撃または熱の作用で爆発しない安定化組成物が得られる。
安定化剤として、式IIで示される1またはそれ以上の化合物を含むo−ヨードキシ安息香酸組成物が好ましい。
式Iの安定化剤に基づく組成物において、式IIの安定化剤も導入するのが好ましく、好ましくは、一方では、広く入手可能なステアリン酸、パルミチン酸、もしくはそれらの混合物でり、他方では、イソフタール酸、テレフタール酸もしくはそれらの混合物、あるいはそれらの混合物であり、混合物中の脂肪酸の割合は25〜75モル%である。
本発明はまた、既に分離されているか、またはIBXの合成中に分離されるかのいずれかのIBXから出発する、本発明の組成物の製造方法に関する。
既に分離されているIBXから出発して組成物を製造するために、または本発明の組成物を均一にするために、組成物を構成する酸のアルカリ塩、特に、ナトリウムの水中の溶液または懸濁液を製造し、ついで、溶液または懸濁液を酸性にし、組成物を完全に不溶性にする。
酸成分の水性懸濁液に水酸化アルカリの溶液を添加するか、または十分量の水酸化アルカリの水溶液に上記の酸を添加するかのいずれでも可能である。
反応反応液中で安定化剤が分解しないのであれば、反応が開始するとすぐに、好ましくは、式IまたはIIで示される安定化剤の1種、そのアルカリ塩またはそれらの混合物の1種の適当量の全部または一部を反応液中に導入することもでき、そこでIBXが生成する。安定化剤が混合物である場合、化合物の1種は反応の最中に、他方はIBXの分離前に添加することができる。
反応および沈澱反応液中のそれらの可能性のある反応性およびそれらの相対的な溶解性を考慮して、当業者は、2、3の予備試験で安定化剤(複数あり)およびIBXの相対的な量、およびまた、それらの試剤の導入方法を定めることができる。
実施例の記載
本発明の実施例および酸化剤としてのそれらの適用を下記に記載する。
得られた組成物中のIBXの濃度は、組成物中に存在するIBXによるKIの酸化中に放出されるヨウ素のチオ硫酸ナトリウムによる定量分析によって測定することができる。
爆発性試験は実験室で行うことができる:
−組成物100 mgをハンマーでたたくか、
−組成物数mgを300℃までの加熱プレートに噴霧するか、または組成物数mgが置かれたプレートを分解が起こるまで加熱するか
のいずれかによって行うことができる。
実施例1
a)IBXの製造
2−ヨード安息香酸300 gを、96%H2SO4 201 gを含有する水3 lに懸濁させた。ついで、50℃にて攪拌しながら、水1.2 l中NaBrO3 246 gを30 分かけて添加した。ついで、反応液を65℃にて、3時間30分維持し、その間臭素の激しい放出が生じる。20℃に冷却後、反応液中に析出したIBXを注意深く分離し、水1 lで洗滌し、真空下乾燥した。収率: 95%
衝撃を与えた粉末100 mgは激しく煙を発生させ;熱−プレート上で、粉末はオレンジ色に発火して激しく煙を出した。
b)IBX 10 gを水60 mlに懸濁させ、安息香酸2.2 g(0.5モル当量)をゆっくり添加し、溶解が完了するまで攪拌しながら10N NaOH水溶液約6 mlを添加した。ついで、反応液に33% HCl水溶液6 mlをゆっくり添加して酸性にした。生成した沈澱物をろ取し、水30 mlで洗滌し、60℃真空下で乾燥させた。
収率(重量): 90%
組成物を得、これは加熱したとき、濃い灰色の煙が出るが、オレンジ色の炎は出ない。
実施例2
2−ヨード安息香酸30 gを、水390 ml中オキソン109 gの溶液に添加した。不均一な反応液を攪拌しながら70℃にて2時間維持し、その間に反応液が濁った。安息香酸18 gを添加し、混合物を放置して室温約20℃に冷却した。沈澱物を分離し、水100 mlで洗滌し、真空下60℃にて乾燥させた。
収率: 90%
組成物を得、これはIBX1モル当り安定化剤1.2モルを含み、通常の試験で衝撃および加熱に対して安定である;加熱試験を500 mgで行ったが、灰色の煙を出して分解するが、オレンジ色の炎は出ない。
実施例3
2−ヨード安息香酸30 gを水300 ml中オキソン92 gの溶液に添加した。70℃にて2時間後、o−トルイル酸18 gを添加し、反応液を20℃に戻し、ろ過した。固体を水100 mlで洗滌後、乾燥させ、粉末を得たが、加熱によって分解したが爆発はしなかった。
実施例4
2−ヨード安息香酸50 gおよびイソフタール酸37 gを、水500 ml中オキソン153 gの溶液に添加した。均一な反応液を70℃に2時間維持し、ついで、周囲温度まで冷却し、ろ過した。沈澱物を水で洗滌し、水800 mlに懸濁させ、10N NaOH水溶液約60 mlを添加し、酸を溶解させた。本発明による均一化した組成物をついで、33% HCl 水溶液60 mlを添加して、反応液を酸性にし、析出させた。水で洗滌後、乾燥させ、温度を上昇させたが、爆発せず、黒く変色して溶解する安定組成物80 gを得た。
実施例5
水60 ml中IBX10 gの懸濁液にステアリン酸10 gを添加し、10N NaOH水溶液8 mlを滴下しながら添加し、酸の塩を生成させた。ついで、不均一な反応液を33% HCl水溶液8 mlを添加して酸性にし、ろ過して固体を分離した。水30 mlで洗滌および乾燥後に得られた組成物は熱をかけたが爆発しなかった。
実施例6
2−ヨード安息香酸32 gおよびステアリン酸32 gを、オキソン117 gおよび水490 mlの溶液に添加した。70℃にて2時間後、反応液を上記と同様に処理した;分離された組成物は一般に熱にさらしたとき爆発しない。
実施例7
2−ヨード安息香酸280 g、イソフタール酸187 gおよび安息香酸151 gを、水4600 ml中オキソン1014 gに添加した。70℃にて2時間および通常の処理後、加熱時に安定で、酸化滴定による測定でIBX 46重量%を含む組成物605 gを分離した。
実施例8
上記実施例におけると同じ割合の試剤を用いたが、安息香酸およびイソフタール酸は、反応液の約35 ℃までの冷却中の酸化後まで添加しなかった。ろ過して分離した組成物を均一にした。それを水4100 mlに懸濁させ、10N NaOH水溶液440 mlを添加した;得られた溶液はpH7であり、ついで、33% 塩酸水溶液440 mlをゆっくり添加して78 ℃にて酸性にした。ろ過、水500 mlで洗滌、真空下乾燥後分離された組成物は、IBX 45重量%(酸化滴定)を含む。この組成物は衝撃に安定で、加熱により爆発しなかった。
実施例9
実施例8に記載と同じ方法を行ったが、安息香酸を1モル当量のステアリン酸に代えた。かくして、IBX 38重量%を含む非−爆発性組成物を得た。
実施例10
o−ヨード安息香酸200 gおよびイソフタール酸133 gを、水2.8リットル中オキソン695 gの溶液に添加した。反応液を攪拌下70℃にて3時間維持し、ついで、水500 ml中安息香酸ナトリウム128 gの溶液を40℃にて添加した。20℃に冷却後、沈澱物をろ取し、水700 mlで洗滌し、換気装置付オーブン中で60℃にて乾燥させ、安定化IBX組成物420 gを得た。
適用実施例1
実施例7で製造した組成物5 gを、少量ずつ15分かけて、20℃から25℃の温度に維持しながら、ジメチルスルホキシド40 ml中ファルネゾール1.6 gの溶液に添加した。攪拌下2時間後、溶液をヘキサン(ペトロール G)100 mlに注ぎ、沈澱物を分離し、水、ついで、ペトロール Gで洗滌した。有機層を真空下濃縮し、得られた残渣をR60メルク(登録商標)シリカ25 g上クロマトグラフィーにより精製し、得られたファルネザールから残部の安定化剤を分離した;溶出剤はペトロール G、ついで酢酸エチルとの混合物(9/1−v/v)である。純粋なファルネザールを収率85%で分離した。
適用実施例2
a)ジメチルスルホキシド中
温度を20℃から25℃に維持しながら、実施例8で製造した組成物16 gを少量ずつ15分かけてベンゾイン4.8 gを含有するジメチルスルホキシド35 mlに添加した。周囲温度にて2時間攪拌後、反応液を水200 mlおよび酢酸エチル60 mlに注いだ。生成した沈澱物を除去し、有機層を真空下濃縮した。固体残渣をエタノール20 mlから再結晶した。ベンジルを収率78%で得た。
b)テトラヒドロフラン中
実施例10に記載と同様にして、安定化組成物8.35 gを、少量ずつテトラヒドロフラン40 ml中ベンゾイン2.5 gの溶液に20℃にて添加し、ついで、混合物を50℃にて6時間攪拌した。20℃にて、反応液を攪拌下水100 mlおよびトルエン60 mlに添加した;ついで、水層を5N NaOH溶液を添加して中性にし、不溶部をろ別し、有機層を分離した。水60 mlで洗滌後、溶媒を蒸発させ、所望のジケトン2 gを得た(NMRスペクトルによる)。
c)N−メチルピロリドン中
反応はテトラヒドロフラン中と同様に行い、処理後所望の生成物2.6 gを得た。
適用実施例3
約20℃にて攪拌しながら、実施例10の組成物30.6 gを少量ずつ15分間かけてジメチルスルホキシド70 ml中3−ピリジルメタノール4.7 gの溶液に添加し、反応液を2時間攪拌し、水150 mlおよび酢酸エチル60 mlに注いだ。水層を中性にした後、沈澱物を分離し、有機層を分離し、乾燥させた。所望の3−ピリジルカルボキシアルデヒド4.2 gを得た(NMRによる)。
適用実施例4
実施例10に記載と同様にして製造したIBX 10.6 gをN−メチルピロリドン60 mlに20℃にて懸濁させ、シクロオクタノール2 gを、20℃〜25℃の温度に維持し、滴下しながら添加した。2時間攪拌後、反応液を水130 mlおよびトルエン80 mlの混合物中に注いだ;水層のpHを、NaOH水溶液を添加して約7にし、生成した不溶物および水層を分離後、有機層を濃縮し、純粋なシクロオクタノン1.4 gを得た(NMRおよびGPC)。
適用実施例5
前記と同様の操作を行って、メントンをL−メタノールから収率87%で得た。
適用実施例6
実施例4の操作方法を適用して、3,4,5−トリメトキシベンズアルデヒドを、3,4,5−トリメトキシベンジルアルコールから収率86%で、またはアダマンタノンを、アダマンタノールから収率52%で得た。

Claims (17)

  1. 安定化o−ヨードキシ安息香酸組成物であって、o−ヨードキシ安息香酸1モルにつき、式I:
    CH3(CH2)nCOOH
    [式中、nは、8〜20である]
    で示される脂肪酸、および、式II:
    Figure 0004332347
    [式中、Rは、H、CH3、COOHである]
    で示されるベンゼンカルボン酸およびそれらの混合物からなる群から選ばれる安定化剤0.5〜4モルを含むことを特徴とする組成物。
  2. 上記安定化剤が、式I[式中、nが、14〜16である]で示される酸またはそれらの混合物である、請求項1記載の組成物。
  3. 上記安定化剤が、式Iで示される酸または式IIの酸の混合物である、請求項1記載の組成物。
  4. 上記安定化剤が、イソフタール酸、テレフタール酸またはそれらの混合物である、請求項1記載の組成物。
  5. 上記安定化剤が、安息香酸、o−トルイル酸およびそれらの混合物から選択されるモノカルボン酸である、請求項1記載の組成物。
  6. 上記安定化剤がさらにイソフタール酸、テレフタール酸またはそれらの混合物を含む、請求項5記載の組成物。
  7. 当該モノカルボン酸が安定化剤中25から75モル%の割合である、請求項6記載の組成物。
  8. 上記安定化剤が、安息香酸およびイソフタール酸の混合物であり、安定化剤中のモノカルボン酸の割合が45〜55モル%である、請求項1記載の組成物。
  9. 上記安定化剤が、ステアリン酸、パルミチン酸およびそれらの混合物から選択されるモノカルボン酸である、請求項1記載の組成物
  10. 上記安定化剤がさらにイソフタール酸、テレフタール酸またはそれらの混合物を含む、請求項9記載の組成物。
  11. 当該モノカルボン酸が安定化剤中25から75モル%の割合である、請求項10記載の組成物。
  12. o−ヨードキシ安息香酸1モルにつき、安定化剤1〜2.5モルを含む、請求項1〜11のいずれか1項記載の組成物。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物の製造方法であって、o−ヨードキシ安息香酸のアルカリ塩、および適当な割合の安定化剤の水性溶液または懸濁液を調製し、ついで酸性にし、沈澱組成物を分離することを特徴とする方法。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の安定化o−ヨードキシ安息香酸組成物の製造方法であって、o−ヨードキシ安息香酸合成のための反応液中に安定化剤またはそのアルカリ塩の1種を投入することを特徴とする方法。
  15. 上記o−ヨードキシ安息香酸が、o−ヨード安息香酸に、2KHSO5、KHSO4、K2SO4を作用させて製造される、請求項13または14記載の方法。
  16. 上記安定化剤のすべてまたはいくつかが、合成が開始されるやいなや投入される、請求項15記載の方法。
  17. 上記o−ヨードキシ安息香酸が、o−ヨード安息香酸に、NaBrO3およびH2SO4を作用させて製造される、請求項13または14記載の方法。
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