JP4284766B2 - プロジェクタ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクタ装置に関し、特に光学系のプリズムホルダー及びレンズホルダーの位置合わせ及び固定構造を有するプロジェクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数枚の、たとえば液晶のライトバルブを用いたプロジェクタ装置は、白色光を三原色の赤、緑、青の各色光に分離して、その色光を液晶ライトバルブで画像変調して、次に各色光を合成して光束を生成した後に投写レンズでスクリーンに投写する。
図9は、従来のプロジェクタ装置を示す平面図であり、プリズム1000の3つの面にはそれぞれ液晶パネル1001,1002,1003が設けられている。液晶パネル1001は緑(G)用の透過型の光変調素子であり、液晶パネル1002は青(B)用の透過型の光変調素子で、そして液晶パネル1003は赤(R)用の透過型の光変調素子である。
これらの液晶パネル1001,1002,1003は、それぞれステージ1004,1005,1006により、プリズム1000に対して位置決めして固定されている。このプリズム1000は投写レンズ1010の投写レンズホルダー1014側に固定されている。
【0003】
図10〜図12は、上述したステージ1004〜1006の構造例を示している。
3枚の液晶パネル1001,1002,1003の位置合わせ(レジストレイション)は、一枚の液晶パネル(ここでは緑色用の液晶パネル1001)を機械的にプリズム1000の中心及び投写レンズ1010の中心に液晶パネル1001の中心が位置出しができるようにしておき、この緑色用の液晶パネル1001を基準に他の2枚の液晶パネル1002,1003のそれぞれX,Y,Z,θ軸の調整自在な簡易ステージを微調し、またZ軸を調整しながら、赤色、緑色、青色3枚の液晶パネル1001,1002,1003の映像がスクリーン上で重なるように位置合わせを行う。この時の、3枚の液晶パネルの位置合わせ精度は、1/3画素から1画素の精度が要求される。
また、特許第2714939号には、クロスダイクロイックプリズムの3面にそれぞれ偏光板等を貼り、さらにその偏光板の上に液晶パネルをジグを用いて位置を出して、直接液晶パネルをプリズムに固着する方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した液晶プロジェクタ装置においては、液晶パネルを一枚一枚に対応する形で簡易型の調整用ステージ1004〜1006を用意し、さらに、そのステージをクロスダイクロイックプリズムに固定して、位置出しの調整をしていたので、以下のような問題点がある。
(1)調整用のステージを赤色、緑色、青色の各液晶パネルに持つことで、部品点数が多くなる。
(2)X,Y,θ,Z軸に関する調整した後に、ステージが動かないようにネジ等で固定する。そのネジを締めて固定する時に、ステージがわずかに動いて、液晶パネルの位置ずれの原因となる。
(3)各液晶パネルの位置関係を精度よく出し調整しようとすると、ステージの調整機構が複雑になったり、また、調整軸が増えたりして光学系が大きくなる。(4)液晶パネルの出射側とプリズム面との間に隙間がとり難くなり、液晶パネルとプリズムの間に空気が通らなくなり、液晶パネルの空冷効率が悪く、液晶パネルが正しく作動しなくなる。
(5)ステージは、常に一方向にばね等で引っ張って固定する構造になっているので、衝撃に弱く、振動、衝撃等で液晶パネルの位置ずれが起こりやすい。
(6)位置精度を上げて、赤色、緑色、青色用の各液晶パネルの位置を合わせようとすると、3枚の液晶パネルの位置合わせに時間がかかる。
【0005】
また、特許第2714939号による方法では、プリズムに貼った偏光板が冷却できないので、光源(ランプ)からの光で高温になり偏光板の偏光機能がなくなり液晶パネルでの光変調が不可能となる。
また、液晶パネルを偏光板の上に直接接着剤で固着すると、偏光板及び液晶パネル等に不具合が出た場合に部品交換するために接着を剥がす時に、偏光板及び液晶パネルの部品に傷が付き、使用可能な部品にも傷が付き無駄になる。
そこで本発明は上記課題を解消し、シンプルな構造を採用しながら、精度よく確実に光変調素子と、合成用プリズム及び投写レンズの位置合わせをしながら組み立てることができるプロジェクタ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、光源と、前記光源からの光を複数の色光に色分離する分離光学手段と、前記分離された色光を変調する複数の透過型の光変調素子と、前記光変調素子により変調された各前記色光を合成して光束を生成する合成光学手段と、前記合成された光束を投写する投写光学手段とを有するプロジェクタ装置において、前記合成光学手段である合成用プリズムを保持するプリズムホルダーであって、第1位置合わせ部を有し、前記合成用プリズムの各前記色光が入射する入射面と前記合成用プリズムの前記合成された光束を前記投写光学手段側に出す出射面を除いた対向している前記合成用プリズムの一端面と他端面に位置合わせされて固定される前記プリズムホルダーと、前記プリズムホルダーを保持し、前記投写光学手段である投写レンズを保持するレンズホルダーであり、前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部にはめ込むことで位置合わせを行うとともに固定するための第2位置合わせ部を有する前記レンズホルダーと、を備え、前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部は、支柱を有し、前記レンズホルダーの前記第2位置合わせ部は、ガイド溝を有し、前記支柱を前記ガイド溝に挿入することにより、前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部と前記レンズホルダーの前記第2位置合わせ部とを固定するプロジェクタ装置である。
【0007】
請求項1では、プリズムホルダーは、合成光学手段である合成用プリズムを保持するものである。このプリズムホルダーは、第1位置合わせ部を有し、合成用プリズムの各色光が入射する入射面と合成用プリズムの合成された光束を投写光学手段側に出す出射面を除いた対向している合成用プリズムの一端面と他端面に位置合わせされて固定されるものである。
レンズホルダーは、投写光学手段である投写レンズを保持するものである。このレンズホルダーは、プリズムホルダーの第1位置合わせ部にはめ込むことで位置合わせを行うとともに固定するための第2位置合わせ部を有している。
これにより、プリズムホルダーはプリズムの一端面と他端面に位置合わせして合成用プリズムを固定することができる。そしてレンズホルダーの第2位置合わせ部は、プリズムホルダーの第1位置合わせ部を用いてはめ込むことで位置合わせを行いながら固定することができる。
このようにシンプルな構造でありながら、レンズホルダーとプリズムホルダー及び投写レンズと合成用プリズムを確実に位置合わせしながら固定して組み立てることができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のプロジェクタ装置において、前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部は、位置合わせ穴を有し、前記レンズホルダーの第2位置合わせ部は前記位置合わせ穴にはめ込んで前記レンズホルダーに対して前記プリズムホルダーを位置決めするための位置決めピンを有し、前記レンズホルダーと前記プリズムホルダーは、位置決め後にネジ止めにより固定されている。
請求項2では、プリズムホルダーの第1位置合わせ部は、位置合わせ穴を有し、レンズホルダーの第2位置合わせ部は位置合わせ穴にはめ込んでレンズホルダーに対しプリズムホルダーを位置決めするための位置決めピンを有している。これにより位置決めピンを位置合わせ穴にはめ込むことで、プリズムホルダーとレンズホルダーを簡単に位置合わせすることができる。そして、レンズホルダーとプリズムホルダーは、位置決め後にネジ止めにより固定する。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1に記載のプロジェクタ装置において、前記合成用プリズムの前記色光が入射する3つの前記入射面に面してそれぞれ配置されてかつ前記合成用プリズムの前記一端面と他端面に対して接着され、前記光変調素子により変調された前記色光が通過するための開口部と複数の耳状の突起を有する3つの第1の固定部材と、3つの前記第1の固定部材に対してそれぞれ密接して固定されることで前記光変調素子を前記合成用プリズム側に固定するための3つの第2の固定部材であり、前記光変調素子により変調された前記色光が通過するための開口部と複数の耳状の突起を有する3つの前記第2の固定部材とをさらに備え、前記第1の固定部材の前記突起は、前記第2の固定部材側に向けて突出するように形成され、前記第2の固定部材の前記突起は、前記第1の固定部材側に向けて突出するように形成され、前記色光が前記合成用プリズムにより前記合成された光束を生成するように3つの前記光変調素子を前記合成用プリズムの前記色光が入射する3つの前記入射面にそれぞれ位置決めした状態で、前記第1の固定部材の前記突起と前記第2の固定部材の前記突起が、接着または半田付けにより固定されている。
【0010】
請求項3では、第1の固定部材が、合成用プリズムの3つの入射面に面して配置されてかつ合成用プリズムの一端面と他端面に対して接着される。第1の固定部材は、光変調素子により変調された色光が通過するための開口部と耳状の突起を有している。第2の固定部材は、第1の固定部材に対して密接に固定されることで光変調素子を合成用プリズム側に固定するためのものである。この第2の固定部材は、光変調素子により変調された色光が通過するための開口部と耳状の突起を有している。
第1の固定部材の突起は、第2の固定部材側に向けて突出するように形成されている。第2の固定部材の突起は、第1の固定部材側に向けて突出するように形成されている。第1の固定部材の突起と第2の固定部材の突起は、色光が合成用プリズムにより合成された光束を再生するように3つの光変調素子を合成用プリズムの色光が入射する3つの入射面にそれぞれ位置決めした状態で、接着または半田付けにより固定する。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3に記載のプロジェクタ装置において、前記合成用プリズムの3つの前記入射面に対して、前記色光の波長に応じて拡大率を補正する3つの色倍率補正レンズがそれぞれ固定され、3つの前記第1の固定部材が3つの前記色倍率補正レンズの周囲を覆うように前記合成用プリズムの3つの前記入射面に面してそれぞれ配置されている。
請求項4では、3つの色倍率補正レンズが、合成用プリズムの3つの入射面に対してそれぞれ固定される。第1の固定部材は、色倍率補正レンズの周囲を覆うように合成用プリズムの入射面に対して配置されている。
請求項の発明は、請求項3に記載のプロジェクタ装置において、前記第1の固定部材の前記突起と、前記第2の固定部材の前記突起とが光硬化型の接着剤により接着されて固定されている。
請求項では、光硬化型の接着剤を用いることにより、接着を容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0013】
図1と図2は、本発明のプロジェクタ装置の好ましい実施の形態を示している。
プロジェクタ装置100は、いわゆる3枚の液晶パネルを用いたリヤプロジェクタ装置である。プロジェクタ装置100は筐体37を有しており、筐体37の下部キャビネット38の中には、光学ユニット34が収容されている。光学ユニット34の投写レンズ15から投写された映像15Aは、背面反射ミラー36により方向転換されてスクリーン35に投写される。このスクリーン35に投写された拡大映像は、矢印T方向から見る。
【0014】
図3は、図1に示す光学ユニット34の詳しい構造例を示している。
図3において、メタハライドランプのような光源1で形成された照明光は、紫外線及び赤外線を遮断するカットフィルタ2を透過後、反射ミラー3aで90°方向転換しレンズアレイ4a,4bを透過し、プリズム偏光変換素子5に入ることにより、P波及びS波に分離される。
P波はプリズムを透過し、S波はプリズム面で反射し更に隣りのプリズムに形成された反射膜で反射し、メインコンデンサーレンズ6の方向へ進む。この時プリズム偏光変換素子5とメインコンデンサーレンズ6との間にある1/2波長板によってS波はP波に変換される。
プリズムを透過したP波と、S波が変換されP波は、メインコンデンサーレンズ6で集光され、第1ダイクロイックミラー7へ入射する。入射した照明光は第1ダイクロイックミラー7で色分離されて、赤(R)の光は反射し緑(G)の光及び青(B)の光は透過する。
【0015】
第1ダイクロイックミラー7で色分離されて反射した赤(R)の光は、赤フィルタ8を透過して反射ミラー3bで反射し、コンデンサーレンズ10aでさらに集光されてコンデンサーレンズ10aに貼ってある偏光板11−1aと1/2波長板11aを透過して、液晶パネル12aを照明する。赤色用の液晶パネル12aは、駆動回路(図示しない)から供給される赤色の映像信号に基づいて駆動し赤色を透過することで光変調する。
一方、第1ダイクロイックミラー7を透過した緑及び青の光G,Bは、第2ダイクロイックミラー9で更に色分離される。緑(G)の光は反射してコンデンサーレンズ10bに入射し,コンデンサーレンズ10bでさらに集光されてコンデンサーレンズ10bに貼ってある偏光板11−1bと1/2波長板11bを透過して液晶パネル12bを照明する。緑色用の液晶パネル12bは駆動回路(図示しない)から供給される、赤緑色の映像信号に基づいて駆動し緑色を透過することで光変調する。
【0016】
第2ダイクロイックミラー9を透過した青(B)の光は、リレーレンズ13aを透過し、反射ミラー3cで90°方向転換してリレーレンズ13bに入射し、更に透過した後反射ミラー3dで90°方向転換して、コンデンサーレンズ10cに入射し、コンデンサーレンズ10cでさらに集光されてコンデンサーレンズ10cに貼ってある偏光板11−1c、1/2波長板11cを透過して、液晶パネル12cを照明する。青色用の液晶パネル12cは、駆動回路(図示しない)から供給される、青緑色の映像信号に基づいて駆動し青色を透過することで光変調する。
【0017】
赤色用液晶パネル12a、緑色用液晶パネル12b、青色用液晶パネル12cをそれぞれ駆動信号に基づいて透過した光(照明光)は、クロスダイクロイックプリズム14の赤、緑、青の各プリズム面に貼ってある偏光板11−1a,11−1b,11−1cと1/2波長板11a,11b,11c、更に色倍率補正レンズ33a,33b,33cを透過して、クロスダイクロイックプリズム14に入射する。
クロスダイクロイックプリズム14に入射した、赤、緑、青の各光は、クロスに形成されたプリズム面の反射膜で反射(緑は透過)して色合成されて、投写レンズ15によって拡大され、図1の筐体37に固定されているスクリーン35へ投写される。
【0018】
尚、1/2波長板11a,11b,11cは、入射側は照明光(P波水平方向)の位相を変えて、液晶パネル水平方向に対し45°の角度方向から照明光を液晶パネルに入射させることで、液晶パネルから漏れて出てくる光を少なくして、液晶パネルのコントラストを上げ画質向上を図るものである。また、液晶パネル出射側の1/2波長板は、照明光が液晶パネルで90°ねじられて出てくる光、いわゆる出射光(S波)は、液晶パネルの水平方向に対し45°傾いているので1/2波長板で位相を変えて垂直方向にして、液晶パネル出射側の偏光板11−1a,11−1b,11−1cに出射光を垂直に入射させ、光をS波(垂直方向)に揃えてクロスダイクロイックプリズム入射させている。
また、色倍率補正レンズ33a,33b,33cは、赤、緑、青それぞれの波長によって、プリズム、投写レンズを透過すると拡大率がわずかに異なるので、その拡大率を補正するものである。
【0019】
次に、図4を参照して、クロスダイクロイックプリズム(以下合成用プリズムという)14と、3つの液晶パネル12a,12b,12cの取り付け構造について説明する。
合成用プリズム14は、一端面130と他端面140、そして出射面150と3つの入射面160,170,180を有している。一端面130と他端面140は、出射面150、入射面160,170,180と直交する面である。
合成用プリズム14の入射面180には、色倍率補正レンズ33a、偏光板11−1a及び1/2波長板11aが貼り付けられている。同様にして入射面170には、色倍率補正レンズ33b、偏光板11−1b及び1/2波長板11bが貼り付けられている。入射面160には、色倍率補正レンズ33c、偏光板11−1c及び1/2波長板11cが貼り付けられている。
【0020】
出射面150は投写レンズ15と対面する面であり、合成された光束Lが出射面150から投写レンズ15側に向かう。
入射面170は、緑色の変調後の光束が入射される面であり、入射面160は青色の変調後の光束が入射される面であり、入射面180は、赤色の変調後の光束が入射される面である。
各入射面180,170,160には、図4に示すような第1の固定部材としての液晶パネル固定金具29と、第2の固定部材としての液晶パネル取付金具26を用いて、対応する液晶パネル12a,12b,12cが固定されるようになっている。
【0021】
図4の例では、代表して、赤色用の液晶パネル12aが入射面180に対して固定される構造を示している。
液晶パネル12aは、液晶パネル取付金具26に対してたとえば4本のネジ26Mにより固定される。液晶パネル取付金具26は、たとえば4つの耳状の突起27を有している。各耳状の突起27には穴28が設けられている。液晶パネル取付金具26は、長方形もしくは正方形の金属板であるが、この液晶パネル取付金具26の中央には、矩形状の開口部26Aが形成されている。この開口部26Aは、液晶パネル12aの表示部分とほぼ同じ大きさである。
【0022】
液晶パネル固定金具29は、たとえば4つの耳状の突起30を有しており、耳状の突起30にはそれぞれ穴31が形成されている。この突起30は、液晶パネル取付金具26の突起27に対応した位置にあり、液晶パネル固定金具29の突起30と液晶パネル取付金具26の突起27を合わせた状態で、たとえば光硬化型の接着剤もしくは半田付けにより固定することができる。
光硬化型の接着剤としては、たとえばUV接着剤(紫外線硬化型樹脂)を使用することができる。
【0023】
液晶パネル固定金具29は、その中央部に2つの接着部32a,32bを有している。この接着部32a,32bは、角穴32cを有している。接着部32aは、合成用プリズム14の一端面130側に位置し、もう1つの接着部32bは、合成用プリズム14の他端面140側に位置している。
液晶パネル固定金具29の突起30と液晶パネル取付金具26の突起27は、同形状になっており、しかも表面積が小さいものになっている。これはたとえば半田付けにより突起27,30を相互に固定する場合に、半田付けの際の熱が逃げないようにするためである。しかも突起30,27にはそれぞれ穴31,28が形成されているので、さらに突起30,27の表面積を小さくすることにより、半田による突起30,27の固定の際に熱が逃げないように工夫してある。
【0024】
次に、図4の液晶パネル12aを、入射面180側に対して位置決めして固定する作業例を説明する。
まず、液晶パネル固定金具29の接着部32a,32bが、合成用プリズム14の一端面130と他端面140に対して位置決めされて、UV接着剤が接着部32a,32bの角穴32cに沿って注入されることにより、液晶パネル固定金具29は、入射面180に対して密着して配置される。
【0025】
次に、液晶パネル取付金具26が、液晶パネル固定金具29に対してたとえば半田付けにより固定される。すなわち、液晶パネル固定金具29の突起30が、液晶パネル取付金具26の突起27に対して、半田付けにより固定される。この時に、各突起27,30の表面積が小さく、しかも穴31,28が設けられていることから表面積が小さく設定されているので、半田付けの際における熱の逃げを防止することができる。これにより、半田により突起27,30を確実にかつ短時間で固定することができる。
突起27は、液晶パネル固定金具29側に向けて突出して形成されており、反対に突起30は液晶パネル取付金具26側に向けて突出して形成されている。このことから突起27,30が半田付けにより固定されると、液晶パネル固定金具29と液晶パネル取付金具26の間には隙間が生じる。この隙間には、風が通ることから、液晶パネル12aの冷却を効率よく行うことができる。
【0026】
液晶パネル12aは、ネジ26Mにより、液晶パネル取付金具26に対してネジ止めにより固定される。液晶パネル固定金具29の開口部29Aは、液晶パネル取付金具26の開口部26Aよりも大きく設定されている。図4では液晶パネル12aが合成用プリズム14の入射面180に対面して固定される例を示しているが、このことは図5に示す液晶パネル12b,12cが図4の入射面170,160にそれぞれ固定される場合においても同様に行うことができる。
【0027】
なお、突起27,30の半田付けによる固定を行う前に、次のような液晶パネル12a,12b,12cの位置調整を行う。すなわち、図4に示す液晶パネル12aは入射面180に対してX軸方向、Y軸方向、Z軸方向、θ軸の回転方向及び、X軸方向に関する倒れ調整、Y軸方向に関する倒れ調整の合計6軸調整を行った後に、突起27,30が半田付けにより位置決めして固定される。
このことから、液晶パネル12aは、入射面180に対して正確に位置調整でき、同様にして液晶パネル12bも入射面170に対して正確に位置調整でき、さらに液晶パネル12cも入射面160に対して正確に位置調整してそれぞれ固定することができる。
【0028】
図4の合成用プリズム14の赤、緑、青に対応するプリズムの入射面180,170,160には、あらかじめ、色倍率補正レンズ33a,33b,33cが貼り付けてあり、また、色倍率補正レンズ33a,33b,33cの上には、偏光板11−1a,11−1b,11−1cが貼り付けられ、さらに、その上には1/2波長板11a,11b,11cが貼り付けられている。
また、色倍率補正レンズ33a,33b,33cの周囲を、液晶パネル固定金具29でマスクすることで、プリズムの入射面180,170,160における有効面以外からの迷光を遮光することができる。
【0029】
次に、図5〜図8を参照して、図4に示す要領で組み立てられた合成用プリズム14と3枚の液晶パネル12a,12b,12cと投写レンズ15が、プリズムホルダー17とレンズホルダー22を用いて光学的に位置調整して固定される構造例について説明する。
図5は、合成用プリズム14が、プリズムホルダー17により固定されており、投写レンズ15がレンズホルダー22に保持されている。図5に示す合成用プリズム14は、すでに図4で示す要領で位置決めして固定された3枚の液晶パネル12a,12b,12cを備えている。プリズムホルダー17は第1位置合わせ部120を有し、レンズホルダー22は第2位置合わせ部140を有している。
プリズムホルダー17の第1位置合わせ部120は、図5〜図7に示すような構造を有している。まずプリズムホルダー17の構造を説明する。プリズムホルダー17は、ベース200と、取付部210,220を有している。取付部210,220は、ベース200から垂直に突出して形成されており、それぞれ穴22a,22bを有している。
【0030】
この取付部210,220は、合成用プリズム14の一端面130と他端面140を接着により固定するために、密着する部分である。従って穴22a,22bは、UV接着剤を注入するための穴である。これにより、取付部210は合成用プリズム14の一端面130に接着されるとともに、取付部220は合成用プリズム14の他端面140に接着される。
ベース200は、円形の開口部230を有しているとともに、耳状の突起240,250を有している。突起240,250は穴241,251をそれぞれ有している。ベース200の上端面255には、ホルダー固定穴19a,19bを有しているとともに、位置出し穴18a,18bを有している。図7に示すように、ベース200の後側は空間部270となっており、開口部230に接続されている。
【0031】
一方、レンズホルダー22の第2位置合わせ部140は次のような構造を有している。レンズホルダー22は、図5に示すようにネジ穴25a,25b,25c,25dを有している。これらのネジ穴25a〜25dは、図8に示すように固定ネジ290によりレンズホルダー22を筐体16側に固定するようになっている。図5のレンズホルダー22は、開口部300を有している。この開口部300は、図6のプリズムホルダー17の開口部230と合致される部分である。レンズホルダー22は、ネジ穴24a,24bを有しているとともに、位置出しピン23a,23bを有している。ネジ穴24a,24bは、プリズムホルダー17のホルダー固定穴19a,19bに対応した位置にある。位置出しピン23a,23bは、プリズムホルダー17の位置出し穴18a,18bに挿入されることにより、プリズムホルダー17とレンズホルダー22の位置決めを行うようになっている。
さらにレンズホルダー22は、ガイド溝340,340を有している。このガイド溝340,340には、図7に示すプリズムホルダー17の支柱390,390が挿入されるようになっている。そして、図5に示すように支柱390,390の突起240,250の穴241,251は、レンズホルダー22の穴24c,24bにそれぞれ合うようになっている。
【0032】
図5に示すように、ネジ400は、プリズムホルダー17のホルダー固定穴19a,19b及びレンズホルダー22のネジ穴24a,24bにそれぞれはめ込まれることで、プリズムホルダー17とレンズホルダー22を一体化して固定することができる。この時に、位置出し穴18a,18bにはレンズホルダー22の位置出しピン23a,23bがはめ込まれることから、プリズムホルダー17とレンズホルダー22は、位置出し及び固定を確実に行うことができる。
しかも、レンズホルダー22の穴24c,24dと、プリズムホルダー17の穴241,251を位置合わせして、そしてその間の穴に対してネジ410をはめ込むことで、プリズムホルダー17とレンズホルダー22はさらにネジ410により一体化することができるのである。
このように投写レンズ15のレンズホルダー22とプリズムホルダー17が組み立てられた様子を図8に示している。
【0033】
本発明の実施の形態では、プリズムホルダー17に合成用プリズム14と液晶パネル12a,12b,12cを固定した状態、いわゆるプリズムブロックとしてまとめることで、投写レンズ15との組立が簡単になる。
プリズムブロックのプリズムホルダー17の位置出し穴18a,18bが、投写レンズホルダー22の位置出しピン23a,23bとの嵌合で合成用プリズム14と投写レンズ15の位置出しがされ、投写レンズ、プリズムの光軸が一致する。
プリズムブロックの交換は、レンズホルダー22のプリズム固定ネジ穴24a,24b,24c,24dに止められているネジを外すだけで簡単に交換可能となる。また、プリズムブロックは互換性を持たせておけば、どのプリズムブロックでも取り付けることが可能である。
【0034】
また、本発明の実施の形態では、合成用プリズム14は、プリズムホルダー17に上下の面が挟み込まれるようにして取り付けられる。この時好ましくは合成用プリズム14はプリズムホルダー17上側の一面と投写レンズ15側に押しあてられ、この二面を基準位置決めし、さらにプリズムの左右のセンターが、投写レンズ15の光軸と一致するようにジグとレザーを使って位置を出して位置が出たところで紫外線硬化樹脂(UV)を接着固定穴20a,20bへ流し入れ、光で硬化させ接着する。
【0035】
また、図4に示す液晶パネル固定金具(部材)29はクロスダイクロイックプリズム14の3面に、プリズムを挟み込むようにジグを用いて位置出しし、UV接着用の角穴32cに紫外線硬化樹脂を流し入れて光で硬化させて接着する。
上記のように、合成用プリズム14の上下の面を使って合成用プリズム14を固定する利点は、プリズムの接着面が適当に荒れているので接着が良く付く。また、硬化させる時に一方向から光を当てて硬化することができる。また、プリズム面に接着剤にはみ出す心配がない等等の利点が挙げられる。
また、合成用プリズムに液晶パネルが3枚固定された状態いわゆるプリズムブロックとして構成されていることで、液晶パネルの不良が発生した場合、プリズムブロックのみを交換することで容易にサービスができる。
【0036】
本発明の実施の形態によれば、クロスダイクロイックプリズム上下に部材(液晶取付金具、液晶固定金具)を接着し、さらに、部材を介して液晶パネルを半田または、接着剤で固定すること、クロスダイクロイックプリズム上下を用いてプリズムホルダーを接着する構造にすることにより、以下のようなメリットがある。
液晶パネルの位置合わせを精度よくでき、赤、緑、青の3色の色ズレの少ない高画質を得ることができる。
従来用いた簡易ステージを省略できるので、部品点数を減らしてコストを下げることができる。
液晶パネルを、合成用プリズム側に対して半田または紫外線硬化樹脂で固定することで、落下、衝撃などによるレジストレイション(位置)ずれをなくすことができる。
【0037】
合成用プリズムの上下面に部材を接着し、さらに、部材を介して液晶パネルを半田または、接着剤で固定することでプリズムブロックを小型化できる。また、光学ユニット全体も小型化できる。
プリズム周辺に、簡易ステージ等部品が無くなるので、液晶パネル及び偏光板との間に空間が作れるので、液晶パネル、偏光板を効率良く冷却できる。
クロスダイクロイックプリズム上下に部材を接着する時、一方向から紫外光を当て硬化できるので作業性がよい。
液晶パネルに不具合が出た場合、プリズムブロックの交換が容易にできる。また、プリズムブロックを投写レンズホルダーに直接固定する構造なので精度よく組立ができる。
以上、実施の形態例について詳細に述べたが、本発明は3板式プロジェクタ装置に限定されるものではなく、他のプロジェクタ装置にも適用できる。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シンプルな構造を採用しながら、精度よく確実に光変調素子と、合成用プリズム及び投写レンズの位置合わせをしながら組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクタ装置の好ましい実施の形態を示す内部構造を示す側面図。
【図2】図1のプロジェクタ装置の正面図。
【図3】図1の光学ユニットの光学的構成例を示す平面図。
【図4】合成用プリズムと液晶パネルの取り付け構造例を示す斜視図。
【図5】合成用プリズムと投写レンズを、プリズムホルダーとレンズホルダーを介して位置決めして固定する構造例を示す分解斜視図。
【図6】図5のプリズムホルダーの例を示す斜視図。
【図7】プリズムホルダーの別の面から見た斜視図。
【図8】投写レンズと合成用プリズムが位置決めして固定された状態を示す平面図。
【図9】従来のプロジェクタ装置の光学ユニットを示す平面図。
【図10】従来の液晶パネルの取付金具の例を示す正面図。
【図11】従来の液晶パネルの取付金具の側面図。
【図12】従来の取付金具がプリズム側に固定された様子を示す図。
【符号の説明】
7・・・第一ダイクロイックミラー(分離光学手段)、9・・・第二ダイクロイックミラー(分離光学手段)、12a,12b,12c・・・液晶パネル(光変調手段)、14・・・合成用プリズム(合成光学手段)、15・・・投写レンズ(投写光学手段)、17・・・プリズムホルダー、22・・・レンズホルダー、26・・・液晶パネル取付金具(第2の固定部材)、27,30・・・突起、29・・・液晶パネル固定金具(第1の固定部材)、32a,32b・・・液晶パネル固定金具の接着部、34・・・光学ユニット、100・・・プロジェクタ装置、120・・・第1位置合わせ部、140・・・第2位置合わせ部

Claims (5)

  1. 光源と、前記光源からの光を複数の色光に色分離する分離光学手段と、前記分離された色光を変調する複数の透過型の光変調素子と、前記光変調素子により変調された各前記色光を合成して光束を生成する合成光学手段と、前記合成された光束を投写する投写光学手段とを有するプロジェクタ装置において、
    前記合成光学手段である合成用プリズムを保持するプリズムホルダーであって、第1位置合わせ部を有し、前記合成用プリズムの各前記色光が入射する入射面と前記合成用プリズムの前記合成された光束を前記投写光学手段側に出す出射面を除いた対向している前記合成用プリズムの一端面と他端面に位置合わせされて固定される前記プリズムホルダーと、
    前記プリズムホルダーを保持し、前記投写光学手段である投写レンズを保持するレンズホルダーであり、前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部にはめ込むことで位置合わせを行うとともに固定するための第2位置合わせ部を有する前記レンズホルダーと、
    を備え
    前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部は、支柱を有し、
    前記レンズホルダーの前記第2位置合わせ部は、ガイド溝を有し、
    前記支柱を前記ガイド溝に挿入することにより、前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部と前記レンズホルダーの前記第2位置合わせ部とを固定するプロジェクタ装置。
  2. 前記プリズムホルダーの前記第1位置合わせ部は、位置合わせ穴を有し、前記レンズホルダーの第2位置合わせ部は前記位置合わせ穴にはめ込んで前記レンズホルダーに対して前記プリズムホルダーを位置決めするための位置決めピンを有し、
    前記レンズホルダーと前記プリズムホルダーは、位置決め後にネジ止めにより固定されている請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  3. 前記合成用プリズムの前記色光が入射する3つの前記入射面に面してそれぞれ配置されてかつ前記合成用プリズムの前記一端面と他端面に対して接着され、前記光変調素子により変調された前記色光が通過するための開口部と複数の耳状の突起を有する3つの第1の固定部材と、
    3つの前記第1の固定部材に対してそれぞれ密接して固定されることで前記光変調素子を前記合成用プリズム側に固定するための3つの第2の固定部材であり、前記光変調素子により変調された前記色光が通過するための開口部と複数の耳状の突起を有する3つの前記第2の固定部材
    をさらに備え、
    前記第1の固定部材の前記突起は、前記第2の固定部材側に向けて突出するように形成され、
    前記第2の固定部材の前記突起は、前記第1の固定部材側に向けて突出するように形成され、
    前記色光が前記合成用プリズムにより前記合成された光束を生成するように3つの前記光変調素子を前記合成用プリズムの前記色光が入射する3つの前記入射面にそれぞれ位置決めした状態で、前記第1の固定部材の前記突起と前記第2の固定部材の前記突起が、接着または半田付けにより固定されている請求項1に記載のプロジェクタ装置。
  4. 前記合成用プリズムの3つの前記入射面に対して、前記色光の波長に応じて拡大率を補正する3つの色倍率補正レンズがそれぞれ固定され、
    3つの前記第1の固定部材が3つの前記色倍率補正レンズの周囲を覆うように前記合成用プリズムの3つの前記入射面に面してそれぞれ配置されている請求項3に記載のプロジェクタ装置。
  5. 前記第1の固定部材の前記突起と、前記第2の固定部材の前記突起とが光硬化型の接着剤により接着されて固定されている請求項3に記載のプロジェクタ装置。
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