JP4278753B2 - 基板搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプリント回路基板に電子部品を半田リフローによって固定するリフロー装置等の基板処理装置における基板搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリント回路基板に電子部品を半田リフローによって固定するリフロー装置における基板搬送方法としては、チェーンベルトで構成されるリフロー装置内のコンベヤに搬入・搬出される搬入コンベヤないし搬出コンベヤをタイミング制御して基板をリフロー装置内に搬入ないしリフロー装置から搬出する方法がある。その1つは、基板をリフロー装置へ搬入ないしリフロー装置から搬出する基板搬入・搬出速度を、リフロー装置での所定の基板搬送速度に合わせた状態で、リフロー装置から搬入コンベヤに受け入れ許可信号を所定の間隔で出し、その信号に基いて3つの各コンベヤを制御する基板搬送方法である。もう1つは、シリンダー等で構成されたストッパー等の速度同期手段で一旦、搬入コンベヤからリフロー装置へ乗り継がせつつ移送される基板をリフロー装置の入口近傍に停止させる方法である。
【0003】
この従来の基板搬送方法を具現化した基板搬送装置を図4に示す。
【0004】
この装置は、搬入コンベヤ1とリフロー装置2と搬出コンベヤ3とから構成される。4は装置内コンベヤである。搬入コンベヤ1と装置内コンベヤ4と搬出コンベヤ3はそれぞれ異なる搬送速度で駆動されるチェーンベルトから構成される。
【0005】
搬入コンベヤ1とリフロー装置2との間には乗り継ぎ部21が、リフロー装置2と搬出コンベヤ3との間には乗り継ぎ部22が設けられている。搬入コンベヤ1は基板5を取り込んで、リフロー装置2へ搬入する。リフロー装置2に乗り継ぎ部21を経て移送されてきた基板5は、半田リフローすることによって電子部品が固定される。そして電子部品が固定された基板5は、乗り継ぎ部22を経て搬出コンベヤ3へ移送される。
【0006】
搬入コンベヤ1は、リフロー装置2から受け入れ許可信号を受けると、基板5をリフロー装置2へ搬入する。搬入コンベヤ1のチェーンベルトの速度は、乗り継ぎ部21で基板5が引っかかってスムーズな乗り継ぎがされないことを想定して、リフロー装置2における装置内コンベヤ4の搬送速度より速く設定してある。逆に基板5がスムーズにリフロー装置2へ乗り継いだ場合には、設定されている所定の時間間隔より短くリフロー装置2に基板5が搬入されることになるので、リフロー装置2の入口近傍に基板ストッパー23を設置している。
【0007】
リフロー装置2に搬入されてきた基板5は、基板ストッパー23で確実に所定の時間間隔を置いて加熱部6へ搬送される。所定の加熱工程を終えた基板5は、冷却部7を通過する間冷却される。
【0008】
搬出コンベヤ3のチェーンベルトの速度は、乗り継ぎ部22で基板5が引っかかってスムーズな乗り継ぎがされないことを想定して、リフロー装置2における装置内コンベヤ4の搬送速度より速く設定してある。逆に基板5がスムーズに搬出コンベヤ3へ乗り継いだ場合には、設定されている所定の時間間隔より短く搬出コンベヤ3に基板5が搬出されて引張り出されることが起こる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のリフロー装置における基板搬送方法及び装置では、リフロー装置2への基板5の搬入間隔を保持するために、リフロー装置2の入口近傍に設けた基板ストッパー23で基板5を1枚分停止させておくスペースが必要である。例えば、基板5の長さが330mmまで対応する場合には、スペースも330mmまで確保する必要があり、その分装置が大型化してしまうという問題がある。
【0010】
またリフロー装置2の出口では、基板5の搬送方向の前方部分は、リフロー装置2の冷却部7で所定の時間冷却されるが、搬出コンベヤ3に基板5が半分程度乗り移った時点で、基板5が高速の搬出コンベヤ3に引き出されるため、リフロー装置2の冷却部7での所定の冷却時間が確保できないという問題がある。
【0011】
そこで本発明は上記のような問題点を解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願第1発明の基板搬送装置は上記目的を達成するため、基板を基板処理装置へ搬入する搬入コンベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理装置とを備えた基板搬送装置において、基板処理装置の入口近傍に、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる速度同期手段を設けた基板搬送装置であって、前記速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
この第1発明によれば、基板処理装置の入口近傍に設けた速度同期手段によって、搬入コンベヤから基板処理装置に乗り継ぐ基板の移送速度を基板処理装置における装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させるので、所定の搬入間隔をおいて基板処理装置に基板を搬入することができ、従来のように基板を停止させるための停止部が不要となって、装置のコンパクト化を可能にすることができる。
【0014】
本願第2発明の基板搬送装置は上記目的を達成するため、装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コンベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤとを備えた基板搬送装置において、基板処理装置の出口近傍に、装置内コンベヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる速度同期手段を設けた基板搬送装置であって、前記速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
この第2発明によれば、基板処理装置の出口近傍に設けられた速度同期手段によって、基板処理装置から搬出コンベヤに乗り継ぐ基板の移送速度を基板処理装置における装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させるので、所定の搬出間隔をおいて基板処理装置から基板を搬出することができ、基板処理装置における所定の処理時間、例えば、リフロー装置での半田リフローによる電子部品の固定においては、その冷却部での所定の冷却時間を十分に確保できるようになる。
【0016】
本願第3発明の基板搬送装置は上記目的を達成するため、基板を基板処理装置へ搬入する搬入コンベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コンベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤとを備えた基板搬送装置において、基板処理装置の入口近傍に、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる入口側速度同期手段を設け、基板処理装置の出口近傍に、装置内コンベヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる出口側速度同期手段を設けた基板搬送装置であって、前記入口側速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備え、前記出口側速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
【0018】
上記第3発明によれば、第1発明と第2発明の基板搬送装置を併せた作用を奏することができる。
【0019】
また、上記第1〜第3発明によれば、回転体の駆動源を装置内コンベヤの直線運動から採ることによって、基板の搬入・搬出の際の移送速度を基板処理装置を駆動する装置内コンベヤの搬送速度に容易に同期させることができ、搬送速度の変更にも簡単に追随することができる。また、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む回転体が、従来例で示した基板へのストッパーの役割を果たし、所定の基板搬送間隔を保持することができる。
【0020】
【0021】
更に上記速度同期手段において、回転体の周縁に弾性ゴム体を取付けるように構成しているので、回転体によって基板を挟み易くすると共に、一旦挟み込んだ基板が空滑りするのを防止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の基板搬送装置の一実施形態について、図1から図3を参照しながら説明する。
【0023】
この装置の全体構成は図4に示した従来例と同様であるので、図1に表れない構成部分は図4を併せて参照する。本実施形態では基板処理装置であるプリント回路基板に電子部品を固定するリフロー装置2と、その出入口近傍にそれぞれ設けられる速度同期手段8を
主として説明する。
【0024】
本実施形態の基板搬送装置は、搬入コンベヤ1とリフロー装置2と搬出コンベヤ3とから構成され、各部が異なる搬送速度で駆動されるチェーンベルトをそれぞれ備えている。リフロー装置2内のチェーンベルトは、搬入コンベヤ1や搬出コンベヤ3より遅い速度で駆動される装置内コンベヤ4を構成する。
【0025】
搬入コンベヤ1は上流工程より搬送される基板5を取り込んだ後、リフロー装置2へ搬入する。その際、基板5は搬入コンベヤ1上から装置内コンベヤ4上に乗り継がせつつ移送される。リフロー装置2では搬入された基板5を、搬入コンベヤ1より遅い速度で装置内コンベヤ4で搬送しつつ半田付けによって電子部品を固定する。搬出コンベヤ3は電子部品が固定された基板5を、装置内コンベヤ4上から乗り継がせつつ移送した後、搬入コンベヤ1より速い速度で基板5を搬出する。
【0026】
搬入コンベヤ1は、リフロー装置2から受け入れ許可信号を受けると、基板5をリフロー装置2へ送り出す。搬入コンベヤ1からリフロー装置2に搬入された基板5は、その入口近傍に設けられた速度同期手段8によって確実に所定の時間間隔を置いて加熱部6へ搬送される。所定の加熱工程を終えた基板5は、冷却部7を通過する間冷却される。リフロー装置2から搬出コンベヤ3へ搬出される基板5は、その出口近傍に設けられた速度同期手段8によって冷却部7での冷却時間を確保される。
【0027】
図2及び図3は速度同期手段8と基板5及び装置内コンベヤ4との関係を示しており、図2はその縦断側面図、図3(a)はその横断平面図、図3(b)はその縦断側面図、図3(c)は速度同期手段8の後面図である。
【0028】
速度同期手段8は、装置内コンベヤ4に設けられて基板5の下面を支える支持ピン部9と、基板5の上面を挟み込む回転体8aと、装置内コンベヤ4の直線運動を回転運動に変換して回転体8aに伝えるスプロケット8bと、回転体8aの回転軸8hの変動を上下方向にだけ自由にする規制ブロック8cと、その上下方向の変動を調整する圧縮バネ8d及びストッパー8eと、スプロケット8bと回転体8aとを連結する自在ジョイント8fとから構成される。スプロケット8bは管状のスプロケット軸8jを備え、そのスプロケット軸8jが、スプロケット8bの回転を前記自在ジョイント8fを介して回転軸8hに伝達して回転体8aを回転させる。自在ジョイント8fは前記回転軸8hに遊挿されたピン8kと球面軸受8mとからなり、前記回転軸8hがスプロケット軸8jの軸心に対して、自由に傾動するように両者8h、8jを結合している。尚、支持ピン部9は、装置内コンベヤ4を構成するチェーンベルトの各チェーンの結合ピンを内側に延出することによって基板5を支持するように形成したものである。
【0029】
速度同期手段8は、リフロー装置2の入口近傍と出口近傍に設けることによって、その出入口部分でリフロー装置2と搬入コンベヤ1ないし搬出コンベヤ3のそれぞれ両方に乗り継いでいる基板5が搬入コンベヤ1や搬出コンベヤ3より遅い装置内コンベヤ4の搬送速度に強制的に同期させるものである。
【0030】
速度同期手段8をリフロー装置2の入口近傍に設置した場合を例にとり以下、説明する。
【0031】
基板5は、搬入コンベヤ1上からリフロー装置2内の装置内コンベヤ4上へ乗り継がせつつ移送される際、装置内コンベヤ4の支持ピン部9によってその下面から両端を支えられて搬入コンベヤ1よりリフロー装置2へ搬入される。図示しない基板搬送モータによって駆動される装置内コンベヤ4の直線運動は、スプロケット8bで回転運動に変換される
。スプロケット8bに一体化されたスプロケット軸8jの回転運動は、自在ジョイント8fで連結されている回転軸8hに伝達され回転体8aを回転させる。回転体8aの周辺にはOリング状のゴム弾性体8gが取付けられており、基板5を挟み込み易くすると共に、一旦挟み込んだ基板5が空滑りすることを防止している。
【0032】
回転軸8hは、固定中心点8iを中心に360°回転可能なため、規制ブロック8cの拘束部8nにより、その左右方向の動きが拘束され、上下方向にのみ自由になっている。そして基板5を前記支持ピン部9と協働して回転体8aによって圧接状態で挟み込むために、回転軸8hを圧縮バネ8dで押し上げ、その押し上げ量つまり上下方向の変動量はストッパー8eで調整している。この上下方向の変動の調整によって、さまざまな基板5の厚みに柔軟に対応できるようになる。
【0033】
回転体8aの回転運動の駆動源は装置内コンベヤ4の直線運動から採るので、搬入コンベヤ1とリフロー装置2の装置内コンベヤ4の両方にまたがる基板5の移送速度を、搬入コンベヤ1のチェーンベルトでなく装置内コンベヤ4のチェーンベルトの速度に容易に同期させることができ、搬送速度の変更にも簡単に追随することができる。また、回転体8a自体が、従来例で示したストッパー23の役割を果たし、所定の基板間隔を保つことができる。
【0034】
そして、この速度同期手段8をリフロー装置2の出口近傍に設ける場合には、リフロー装置2の装置内コンベヤ4と搬出コンベヤ3の両方にまたがる基板5の移送速度を、搬出コンベヤ3のチェーンベルトでなく装置内コンベヤ4のチェーンベルトの速度に容易に同期させることができるので、リフロー装置2内の冷却部7での所定の冷却時間を確保できる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、リフロー装置等の基板処理装置における入口・出口付近で、搬入コンベヤから基板処理装置へ、および基板処理装置から搬出コンベヤへとそれぞれに乗り継ぐ基板の搬入・搬出速度を、それらより遅い基板処理装置の搬送速度に強制的に同期させることによって、基板処理装置の入口では基板の搬入間隔を保つことで基板停止スペースが不要となると共に、基板処理装置の出口ではリフロー装置における冷却時間等のような所定時間を確保して搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の要部を示し、(a)は平面図、(b)は縦断側面図。
【図2】 同実施形態における速度同期手段を示す縦断側面図。
【図3】 同実施形態における速度同期手段を示し、(a)は横断平面図、(b)は縦断側面図、(c)はその後面図。
【図4】 従来例の概略構成を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ
2 リフロー装置(基板処理装置)
3 搬出コンベヤ
4 装置内コンベヤ
5 基板
8 速度同期手段
Claims (3)
- 基板を基板処理装置へ搬入する搬入コンベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理装置とを備えた基板搬送装置において、
基板処理装置の入口近傍に、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる速度同期手段を設けた基板搬送装置であって、
前記速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備えた
ことを特徴とする基板搬送装置。 - 装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コンベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤとを備えた基板搬送装置において、
基板処理装置の出口近傍に、装置内コンベヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる速度同期手段を設けた基板搬送装置であって、
前記速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備えた
ことを特徴とする基板搬送装置。 - 基板を基板処理装置へ搬入する搬入コンベヤと、搬入コンベヤより遅い搬送速度の装置内コンベヤで基板を搬送しつつ基板に所定の処理を施す基板処理装置と、処理された基板を基板処理装置から装置内コンベヤより速い搬送速度で基板を搬出する搬出コンベヤとを備えた基板搬送装置において、
基板処理装置の入口近傍に、搬入コンベヤ上にある基板を装置内コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる
入口側速度同期手段を設け、基板処理装置の出口近傍に、装置内コンベヤ上にある基板を搬出コンベヤ上に乗り継がせつつ移送する際に、基板の移送速度を装置内コンベヤの搬送速度に強制的に同期させる出口側速度同期手段を設けた基板搬送装置であって、
前記入口側速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備え、
前記出口側速度同期手段は、装置内コンベヤに設けられて基板の下面を支える支持ピン部と、装置内コンベヤとの間で基板を圧接状態で挟む周縁に弾性ゴムが取付けられた回転体と、前記支持ピン部に係合して装置内コンベヤの直進運動を回転運動に変換するスプロケットと、スプロケットの回転運動を回転体に伝える伝達手段とを備えた
ことを特徴とする基板搬送装置。
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JP01687899A Expired - Lifetime JP4278753B2 (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 基板搬送装置 |
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