JP3516736B2 - 基板の搬送装置 - Google Patents

基板の搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電子部品の実装工程に
おいて基板を一枚づつ搬送するための基板の搬送装置に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】電子部品を基板に実装する工程は、電子
部品をボンドにより基板にボンディングするボンディン
グ工程、ボンドを硬化させるキュア工程、電子部品の電
極と基板の電極をワイヤにより接続するワイヤボンディ
ング工程などの多くの工程から成っており、コンベアに
より基板を各工程間を搬送しながら、所定の作業を行う
ようになっている。 【0003】基板を搬送するためのコンベアとしては、
一般に、ベルトコンベアやチェンコンベアなどの無端コ
ンベアが多用されており、各コンベア間で基板を受け渡
ししながら、基板を上流から下流へ搬送するようになっ
ている。以下、従来のコンベア間における基板の受け渡
し構造について説明する。 【0004】図4は従来の基板の搬送装置の基板の受け
渡し部の側面図である。1は第1のコンベアであって、
プーリ2に調帯されている。3は第2のコンベアであっ
て、プーリ4に調帯されている。5はプーリ4の取付フ
レームである。取付フレーム5にはプレート6が固着さ
れている。プレート6の後端部は鋭いエッジ7になって
おり、第1のコンベア1上に位置している。8は基板、
9は基板8にボンディングされた電子部品である。した
がって各プーリ2,4が矢印方向に回転することによ
り、基板8は第1のコンベア1からプレート6上に重り
移り、さらにプレート6から第2のコンベア3上に受け
渡され、第2のコンベア3により次の工程へ搬送され
る。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、基板8がプレート6上に乗り移る際に、基
板8はエッジ7に引っかかるなどしてスムーズに乗り移
りにくく、またプレート6は基板搬送能力を有しないの
で、プレート6から第2のコンベア3へ基板8を受け渡
しにくいことから、第1のコンベア1から第2のコンベ
ア3への基板8の受け渡しを失敗しやすいという問題点
があった。 【0006】殊に、例えば第1のコンベア1が、電子部
品9を基板8にボンディングするためのボンドを硬化さ
せるキュア炉のコンベアの場合、一般にプーリ2の直径
はプーリ4の直径よりもかなり大きく、これに対し基板
8の長さが相対的に短い場合、上述した受け渡しの失敗
が多発しやすいものであった。 【0007】そこで本発明は、第1のコンベアから第2
のコンベアへ基板をスムーズに受け渡すことができる基
板の搬送装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】このために本発明は、第
1のコンベアと第2のコンベアの間に基板の受け渡し部
を設け、この受け渡し部を、第1のコンベアに摺接する
ことにより第1のコンベアおよび第2のコンベアの搬送
方向と反対方向に回転するローラと、このローラとの摺
接摩擦力により第1のコンベアおよび第2のコンベアの
搬送方向と同一方向に回転するサブローラと、前記ロー
ラと前記サブローラが取付けられた取付板と、前記取付
板を前記第2のコンベアの取付フレームの端部に上下動
自在に保持する保持機構から構成し、第1のコンベアに
より搬送されてきた基板をこのサブローラを介して第2
のコンベアに受け渡すようにしたものである。 【0009】 【作用】上記構成によれば、第1のコンベアが回転する
ことにより、サブローラは基板の搬送方向へ回転するの
で、第1のコンベアにより搬送されてきた基板は、サブ
ローラにより搬送されて第2のコンベアへスムーズに受
け渡される。 【0010】 【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例の電子部品の実装ラ
インの側面図、図2は同電子部品の実装ラインにおける
第1のコンベアと第2のコンベアの接続部の拡大側面
図、図3は同拡大平面図である。なお各図において、図
4に示す従来例と同一部品には同一符号を付している。 【0011】図1において、11はキュア炉である。こ
のキュア炉11は、電子部品9を基板8にボンディング
するボンドを加熱して硬化させるための加熱炉である。
このキュア炉11には、基板8を搬送するための第1の
コンベア1が配設されている。2は第1のコンベア1が
調帯されたプーリである。3は第2のコンベアであっ
て、第1のコンベア1の下流側に配設されている。4は
第2のコンベア3が調帯されたプーリ、5はその取付フ
レームである。第1のコンベア1のプーリ2の直径は、
第2のコンベア3のプーリ4の直径よりもかなり大き
い。 【0012】第1のコンベア1と第2のコンベア3の間
には基板の受け渡し部12が設けられている。次に図2
および図3を参照して基板の受け渡し部12について説
明する。13は取付板であって、図3に示すように左右
2個設けられている。取付板13の上流側端部は第1の
コンベア1の両側部上に位置している。また基端部は後
述する保持機構によって第2のコンベア3の取付フレー
ム5の端部に上下動自在に保持されている。取付板13
の外面にはローラ14が設けられている。15はプレー
トであって、ローラ14はプレート15の後端部の回転
軸16に回転自在に軸着されている。プレート15の先
端部はピン17により取付板13に回転自在に軸着され
ている。 【0013】図2において、ローラ14には2個の小ロ
ーラ18が当接しており、ローラ14はN2方向に回転
し、またローラ14との摩擦力により、小ローラ18は
第1のコンベア1の回転方向N1と同一方向N3に回転
する。20は小ローラ18が装着されたピン状のサブロ
ーラである。サブローラ20は取付板13を貫通し、基
板8の搬送路上に突出している(図3参照)。サブロー
ラ20は小ローラ18と一体であり、したがってサブロ
ーラ18と同一方向N3に回転する。21は補助ローラ
であって、サブローラ20の下流側にサブローラ20と
同一レベルで取付板13に回転自在に軸着されている。 【0014】次に受け渡し部12を上下動自在に保持す
る保持機構について説明する。22はブラケットであっ
て、その内面にはスライダ23が装着されている。スラ
イダ23は、取付フレーム5の端部外面に設けられた垂
直なガイドレール24に上下方向にスライド自在に装着
されている。また上記取付板13は、ビス25によりブ
ラケット22に固着されている。26は、上端がブラケ
ット22に立設されたピン27に取り付けられ、下端部
が取付けフレームに立設されたピン28に取り付けられ
たばねであり、受け渡し部12を下方へ付勢している。
したがってローラ14は受け渡し部12等の自重やばね
26の力によって第1のコンベア1の上面に付勢される
と共に、2個の小ローラ18によって上方から押さえ付
けられる。このため第1のコンベア1が矢印N1方向へ
回転すると、第1のコンベア1とローラ14との間で発
生する摩擦力によってローラ14は反時計方向に回転
し、またローラ14と小ローラ18との間で発生する摩
擦力によって小ローラは時計方向に回転する。このよう
に第2のコンベア3の取付フレーム5に、保持機構によ
って受け渡し部12を上下動自在に保持することによ
り、受け渡し部12の自重やばね26の付勢力を確実に
ローラ14に加えることができる。なお受け渡し部12
の自重のみで十分な摩擦力が得られる場合は、ばね26
を除去してもよい。図2において、サブローラ20の上
面のレベルは、第1のコンベア1の上面のレベルと略同
一となるように設定される。 【0015】この基板の搬送装置は上記のように構成さ
れており、次にその動作を説明する。図2および図3に
おいて、第1のコンベア1により搬送されてきた基板8
は、サブローラ20上へ乗り移る(矢印N11)。この
とき、ローラ14は第1のコンベア1に摺接して矢印N
2方向へ回転し、またサブローラ20は矢印N3方向へ
回転している。この矢印N3方向は基板8の搬送方向で
あり、したがってサブローラ20上に乗り移った基板8
はサブローラ20によって右方へ搬送され(矢印N1
2)、第2のコンベア3へ受け渡されて次の工程へ搬送
される(矢印N13)。このように、この受け渡し部1
2は、第1のコンベア1の回転力を利用してサブローラ
20を回転させることにより、第1のコンベア1から第
2のコンベア3へ基板8をスムーズに受け渡すことがで
きる。 【0016】上記実施例は、キュア炉11に設けられた
第1のコンベア1を例にとって説明したが、本発明の基
板の搬送装置は、これ以外の他の電子部品の実装工程に
も適用できるものである。 【0017】 【発明の効果】以上説明したように本発明は、第1のコ
ンベアと第2のコンべアの間に設けられる受け渡し部
に、第1のコンベアの回転力を利用して回転するサブロ
ーラを設けるようにしているので、第1のコンベアによ
り搬送されてきた基板をこのサブローラの搬送力により
スムーズに第2のコンベアへ受け渡すことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例の電子部品の実装ラインの側
面図 【図2】本発明の一実施例の電子部品の実装ラインにお
ける第1のコンベアと第2のコンベアの接続部の拡大側
面図 【図3】本発明の一実施例の電子部品の実装ラインにお
ける第1のコンベアと第2のコンベアの接続部の拡大平
面図 【図4】従来の基板の搬送装置の基板の受け渡し部の側
面図 【符号の説明】 1 第1のコンベア 3 第2のコンベア 8 基板 9 電子部品 12 受け渡し部 14 ローラ 20 サブローラ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】基板を搬送する第1のコンベアと、この第
    1のコンベアから基板が送られる第2のコンベアと、こ
    の第1のコンベアと第2のコンベアの間に配設される基
    板の受け渡し部とを備え、前記受け渡し部が、前記第1
    のコンベアに摺接することにより前記第1のコンベアお
    よび前記第2のコンベアの搬送方向と反対方向に回転す
    るローラと、このローラとの摺接摩擦力により前記第1
    のコンベアおよび前記第2のコンベアの搬送方向と同一
    方向に回転するサブローラと、前記ローラと前記サブロ
    ーラが取付けられた取付板と、前記取付板を前記第2の
    コンベアの取付フレームの端部に上下動自在に保持する
    保持機構を備え、前記第1のコンベアにより搬送されて
    きた基板をこのサブローラを介して前記第2のコンベア
    に受け渡すことを特徴とする基板の搬送装置。
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